JP2000252008A - Icカード装置 - Google Patents

Icカード装置

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JP2000252008A
JP2000252008A JP11049307A JP4930799A JP2000252008A JP 2000252008 A JP2000252008 A JP 2000252008A JP 11049307 A JP11049307 A JP 11049307A JP 4930799 A JP4930799 A JP 4930799A JP 2000252008 A JP2000252008 A JP 2000252008A
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JP
Japan
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card
eject
cylinder
pushed
guide pin
Prior art date
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JP11049307A
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English (en)
Inventor
Futoshi Kawada
太 河田
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NEC Home Electronics Ltd
NEC Corp
Original Assignee
NEC Home Electronics Ltd
Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 実装面積を増やすことなく容易に排出でき、
かつ使用中の不用意なカードの抜けを防止できるICカ
ード装置を提供。 【解決手段】 ICカード112が挿入されると、カー
ドイジェクト盤102が押され、ガイドピン105が円
筒103に刻んだ螺旋の溝104をなぞることにより、
ロックピン110が回転してカードが完全に挿入される
と、ロックピン110がICカードの終端位置まで回転
し、カードが抜けないようブロックする。同時にばね1
06によって円筒103が押し戻され、ガイドピン10
5が螺旋の溝104の終端にある窪みにはまり、イジェ
クトつまみ19が回転しないようロックする。次にカー
ド排出時は、イジェクトつまみ109を押しながら回す
ことでガイドピン105のロックがはずれると同時に、
ロックピン110が回転してカードが排出可能な位置ま
で移動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、 ICカード装置
に係り、特に、ICカードの挿抜を防止する手段を設け
たICカード装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のICカード装置は、図3及び図4
に示すように、ICカードをコンタクトピンへ導くため
の左右のガイドレール201と、ICカードを排出する
際に押すイジェクトボタン202と、イジェクトボタン
と同軸上のプッシュシャフト203と、プッシュシャフ
トとイジェクトアームの連結部204と、ICカードを
押し出すためのイジェクトアーム205と、イジェクト
アームの支点206と、ICカード内の電極と電気的に
接続するコンタクトピン207から構成される。このコ
ネクタに、ICカード208を挿入して使用する。
【0003】このICカード208挿入時は、コネクタ
左右のガイドレール101に沿って挿入されたICカー
ド208は、カード内の電極とコンタクトピン207が
接触して電気的に結合するとともに、ICカード208
によってイジェクトアーム205の先端が押され、イジ
ェクトアーム205が支点206を中心に回転すること
により、連結部204を介してこれと結合するプッシュ
シャフト203を押し、イジェクトボタン202が手前
に飛び出す。
【0004】一方、ICカード208排出時は、イジェ
クトボタン202を押すとそれと同軸上のプッシュシャ
フト203が押され、連結部204を介してイジェクト
アーム205の片側が押され、このイジェクトアーム2
05が支点206を中心に回転することにより、連結部
204とは反対側のアームの端によって挿入されている
ICカード208を押し出し、コンタクトピン207と
の接続を解除する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ICカード装置は、アームを使ったテコの原理によりカ
ードを押し出すため、軽い力で取り出せるようにする
と、アームの支点とシャフト連結部との距離が必要とな
り、カードコネクタ全体の大きさが大きくなってしま
い、基板へのコネクタ実装時の占有面積が広くなり、か
つ逆にコネクタを小さくしようとすると、アームの支点
までの距離が短くなってカード排出に必要な力が大きく
なり過ぎ、ICカードの取り出しが困難になったり、指
や爪を傷める恐れがあるという課題があった。
【0006】また、挿入されたICカードは、ICカー
ド内の電極とコンタクトピンとの接触によってのみ保持
されており、カード排出機構にもカードをロックする手
段が無いため、使用中の不用意な取り出しによる事故を
防ぐことができないという課題があった。
【0007】そこで、本発明の目的は、カードの排出動
作に対してコネクタ自体を大きくすることなく、かつ取
り出す際にも容易に排出できとともに、使用中のカード
の抜ける防止するICカード装置を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、本発明のICカード装置は、ICカードと、この
ICカード排出時に回すイジェクトつまみと、一方の終
端に凹部のある螺旋状の溝を刻んだ円筒と、この円筒と
一体になって上記ICカードを押し出すイジェクト盤
と、このイジェクト盤及び上記円筒,イジェクトつまみ
を同軸上に結合するシャフトと、このシャフトと同軸上
にあるコイルばねと、上記シャフトから垂直方向に突出
したロックピンと、上記螺旋状の溝と噛み合うガイドピ
ンと、上記ICカード内の電極と電気的に接続するコン
タクトピンとで構成され、上記イジェクトつまみを回す
ことでシャフトを介して繋がった円筒を回転し、上記ガ
イドピンが円筒に刻まれた螺旋状の溝をなぞることによ
って上記イジェクト盤を押し出させ、上記イジェクト盤
が押し出して上記ICカードを排出することを特徴とす
る。
【0009】また、上述の課題を解決するために、本発
明のICカード装置は、上記ICカードを挿入すること
で上記イジェクト盤が押され、上記円筒の螺旋上の溝を
なぞって上記ガイドピンが溝の終端まで達すると、上記
コイルばねの反発力によって上記凹部にはまって上記円
筒の回転をロックし、上記イジェクトつまみを操作を停
止することで、上記ICカードの不用意な排出を防止す
ることを特徴とする。
【0010】さらに、上述の課題を解決するために、本
発明のICカード装置は、上記ICカードを挿入するこ
とで上記イジェクト盤が押され、上記円筒の螺旋状の溝
を上記ガイドピンがなぞって上記シャフトが回転し、上
記ロックピンが端面の位置まで動いて上記ICカードを
押さえ、使用中の排出を防止することを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施の形態によ
るICカード装置について、図面を参照して説明する。
【0012】図1は、本発明の一実施の形態によるIC
カード装置のICカード挿入時の状態図である。
【0013】図2は、本発明の一実施の形態によるIC
カード装置のICカード排出時の状態図である。
【0014】本発明の一実施の形態によるICカード装
置は、図1及び図2に示すように、ガイドレール101
と、カードイジェクト盤102と、円筒103と、螺旋
状の溝104と、ガイドピン105と、コイルばね10
6と、コンタクトピン107と、シャフト108と、イ
ジェクトつまみ109と、ロックピン110と、溝の終
端にある凹部111とで構成され、ICカード112は
コネクタに挿入されるICカードである。
【0015】次に、本発明の一実施の形態によるICカ
ード装置の動作を図面を参照して説明する。
【0016】本発明の一実施の形態によるICカード装
置のカード挿入時の動作は、ICカード112がコネク
タ左右のガイドレール101に沿って挿入されると、カ
ードイジェクト盤102が押され、ガイドピン105が
螺旋状の溝104上をなぞることにより、シャフト10
8によって結合されたカードイジェクト盤102、円筒
103、イジェクトつまみ109、及びロックピン11
0が同時に回転しながら引っ込む。次に図2に示すよう
にカードが一番奥まで挿入され、コンタクトピン107
とICカード112内の電極が電気的に結合した状態に
なると、ガイドピン105が螺旋状の溝104の終端ま
で来ると同時に、ロックピン110がちょうどICカー
ドの端面の位置に来て、使用中にカードが抜けないよう
にブロックする。
【0017】また、カードがいちばん奥まで差し込まれ
た状態で手を放すと、コイルばね106によって円筒1
03がわずかに押し戻され、ガイドピン105が螺旋状
の溝の終端にある凹部111にはまって、使用中不用意
にイジェクトつまみ19が回転しないようロックする。
【0018】一方、本発明の一実施の形態によるICカ
ード装置のカード排出時の動作は、始めにイジェクトつ
まみ109を押しながら回すことで、凹部111にはま
っていたガイドピン105のロックがはずれ、それと同
時にシャフト108から垂直方向に出ているロックピン
110が動いてカードを取り出せる位置に移動し、カー
ド誤排出防止の二重のロックがはずれる。さらにイジェ
クトつまみ109と連動して円筒103が回転すること
により、ガイドピン105が螺旋状の溝104上をなぞ
るため、カードイジェクト盤102が押し出されて、I
Cカード112が押され、コンタクトピン107とIC
カード112内の電極の電気的結合が解除されるととも
に、ICカード112が取り出し口からせり出して、カ
ードの排出動作が完了する。
【0019】従って、つまみの回転によりカードの排出
動作を行うため、従来のコネクタのようにイジェクトア
ーム205の長さを稼ぐためにコネクタ全体を大きくし
なくても、接続の固いカードでも無理なく排出すること
ができ、基板上のコネクタ実装面積を増やす必要が無
い。また、イジェクトボタンを押す際に力を入れ過ぎて
指や爪を痛める事故が防止できる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のICカー
ド装置によれば、ボタンを押す動作ではなく、つまみを
回す動作によりカードを排出するため、コネクタ全体の
サイズを大きくしなくても、容易にカードを排出するこ
とができるため、基板上でのコネクタ占有面積を増やさ
ずに済むとともに、接続の固いカードを排出する際にも
指や爪を痛める恐れがなくなる効果がある。
【0021】また、本発明のICカード装置によれば、
カードが完全に刺さると自動的にイジェクトつまみが固
定され、同時に抜け防止のためのロックピンがカード端
面をブロックするため、使用中の不用意なカードの取り
出しよるデータ消失等の事故を防止できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態によるICカード装置の
ICカード挿入時の状態図である。
【図2】本発明の一実施の形態によるICカード装置の
ICカード排出時の状態図である。
【図3】従来のICカード装置のICカード挿入及び排
出の状態図である。
【図4】従来のICカード装置のICカード挿入後の状
態図である。
【符号の説明】
101 ガイドレール 102 カードイジェクト盤 103 円筒 104 螺旋状の溝 105 ガイドピン 106 コイルばね 107 コンタクトピン 108 シャフト 109 イジェクトつまみ 110 ロックピン 111 溝の終端にある凹部 112 ICカード 201 ガイドレール 202 イジェクトボタン 203 イジェクトシャフト 204 連結部 205 アーム 206 アームの支点 207 コンタクトピン 208 ICカード
フロントページの続き Fターム(参考) 5B023 GA02 5B058 CA03 CA04 5E021 FA05 FA11 FB02 FB18 FC31 FC36 HA07 HB15 HB20 HC24 HC31 HC36 HC37 5E023 AA04 AA16 AA21 BB01 BB19 BB22 CC23 CC26 DD19 GG02 GG09 GG15 HH01 HH17 HH18

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ICカードと、このICカード排出時に
    回すイジェクトつまみと、一方の終端に凹部のある螺旋
    状の溝を刻んだ円筒と、この円筒と一体になって上記I
    Cカードを押し出すイジェクト盤と、このイジェクト盤
    及び上記円筒,イジェクトつまみを同軸上に結合するシ
    ャフトと、このシャフトと同軸上にあるコイルばねと、
    上記シャフトから垂直方向に突出したロックピンと、上
    記螺旋状の溝と噛み合うガイドピンと、上記ICカード
    内の電極と電気的に接続するコンタクトピンとで構成さ
    れ、上記イジェクトつまみを回すことでシャフトを介し
    て繋がった円筒を回転し、上記ガイドピンが円筒に刻ま
    れた螺旋状の溝をなぞることによって上記イジェクト盤
    を押し出させ、上記イジェクト盤が押し出して上記IC
    カードを排出することを特徴とするICカード装置。
  2. 【請求項2】 上記ICカードを挿入することで上記イ
    ジェクト盤が押され、上記円筒の螺旋上の溝をなぞって
    上記ガイドピンが溝の終端まで達すると、上記コイルば
    ねの反発力によって上記凹部にはまって上記円筒の回転
    をロックし、上記イジェクトつまみを操作を停止するこ
    とで、上記ICカードの不用意な排出を防止することを
    特徴とする請求項1記載のICカード装置。
  3. 【請求項3】 上記ICカードを挿入することで上記イ
    ジェクト盤が押され、上記円筒の螺旋状の溝を上記ガイ
    ドピンがなぞって上記シャフトが回転し、上記ロックピ
    ンが端面の位置まで動いて上記ICカードを押さえ、使
    用中の排出を防止することを特徴とする請求項2記載の
    ICカード装置。
JP11049307A 1999-02-26 1999-02-26 Icカード装置 Pending JP2000252008A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100635666B1 (ko) * 2005-07-07 2006-10-17 엘지전자 주식회사 메모리카드 착탈유닛 및 그를 구비한 전자기기
KR100762205B1 (ko) 2004-04-28 2007-10-04 정태용 플래시 메모리를 구비한 스마트카드와 이를 구비한유에스비 장치와 이를 이용한 휴대용기기
CN104000498A (zh) * 2014-06-23 2014-08-27 广西大学 一种饮水机旋转定时开关

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CN104000498A (zh) * 2014-06-23 2014-08-27 广西大学 一种饮水机旋转定时开关
CN104000498B (zh) * 2014-06-23 2016-06-01 广西大学 一种饮水机旋转定时开关

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