JP2000251476A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JP2000251476A
JP2000251476A JP11049166A JP4916699A JP2000251476A JP 2000251476 A JP2000251476 A JP 2000251476A JP 11049166 A JP11049166 A JP 11049166A JP 4916699 A JP4916699 A JP 4916699A JP 2000251476 A JP2000251476 A JP 2000251476A
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Takuya Hirota
卓哉 廣田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アドレス信号線間におけるアドレスデータの
信号伝搬時間のばらつきを低減すること。 【解決手段】 パッド群P27〜35の各パッドに接続
されるアドレスバッファYA0〜2、XA0〜5をパッ
ド群P27〜35の付近に配置し、かつアドレスバッフ
ァYA0〜2、XA0〜5に入力されるアドレス信号が
入力される前記パッド群の各パッドと各アドレスバッフ
ァYA0〜2、XA0〜5の入力端とを静電破壊防止用
の保護抵抗を介して接続し、パッド群P8〜10、P1
6〜18の各々に接続されるアドレスバッファYA4〜
6,アドレスバッファXA6〜8をアドレスデコーダ付
近に配置すると共に、アドレスバッファYA4〜6,X
A6〜8の入力端とアドレス信号が入力されるパッド群
P8〜10、P16〜18の各パッドとを静電破壊防止
用の保護抵抗を介さずに直接、接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体記憶装置に
係り、特に、アドレスバッファ、アドレスデコーダ、ク
ロックバッファを有する半導体記憶装置のレイアウトに
関する。
【0002】
【従来の技術】最近では、半導体記憶装置の記憶容量の
大規模化に伴い、アドレス信号線の数が増加し、アドレ
スの入力パッドを半導体チップの一辺に集中して位置す
ることができなくなっている。例えば、特開平9−12
8972号公報には半導体記憶装置のレイアウトに関す
る発明が記載されている。この発明は、複数のアドレス
バッファ回路および複数のプリデコーダ回路のうち、メ
モリセルのワード線選択に関係するアドレスバッファ回
路およびプリデコーダ回路のすべてをメモリセルアレイ
領域を挟んでセンスアンプ領域と反対の領域に配置する
ように構成することによりアドレス入力からセンスアン
プ入力までの総合的な遅延時間を高速化しようとするも
のであるが、上記公報の図1に示されているように、こ
の半導体記憶装置のレイアウト配置ではアドレスパッド
A3,A10は半導体チップの対辺に配置され、アドレ
スパッドからデコーダまで長い配線で接続されている。
【0003】一方、従来の半導体記憶装置では、アドレ
スバッファを半導体チップ辺に沿って配置されているパ
ッド付近に配置する例と、アドレスデコーダ付近に配置
する例が知られている。従来の半導体記憶装置のレイア
ウトの一例を図3に示す。同図において、半導体チップ
1上にはメモリセル10〜16が中央部に配置されてお
り、メモリセル10、12とメモリセル14、16で挟
まれた領域には行アドレスをデコードするXデコーダ4
0、列アドレスをYデコーダ42と、データの読み出
し、書き込み等に関連する制御信号を各部に供給する制
御回路44とが配置されている。
【0004】また各メモリセル10、12、14、16
における各半導体チップ辺側には、それぞれ、Yセレク
タ20、22、24,26が配置され、更にYセレクタ
20、22、24,26の各半導体チップ辺側にはセン
スアンプ30,32、34,36が配置されている。半
導体チップ1には各チップ辺に沿ってパッドP0〜P3
5配置されており、これらのパッド付近に、データバッ
ファDA12〜15,DA8〜11,アドレスバッファ
YA4〜6,制御信号用バッファCA1,2,クロック
バッファ50、アドレスバッファXA6〜8,データバ
ッファDA4〜7,DA0〜3,アドレスバッファYA
0〜2,アドレスバッファXA0〜5の各種バッファが
配置されている。
【0005】更にアドレスバッファXA0〜5の付近に
はプリデコーダXD0,XD1が、アドレスバッファX
A6〜8の付近にはプリデコーダXD2が、アドレスバ
ッファYA0〜2,YA4〜6の付近にはプリデコーダ
YD0,YD1が配置されている。上述した従来の半導
体記憶装置のレイアウト例ではアドレスバッファが半導
体チップ辺に沿って配置されているパッド付近に配置さ
れている。
【0006】一方、半導体記憶装置の入力部には図4に
示すように通常、静電破壊防止を目的とした入力保護回
路が設けられている。図4において、200は、半導体
記憶装置を構成する半導体チップのチップ辺に沿って配
置されたパッドであり、パッド200は静電破壊防止用
の保護抵抗202を介してアドレスバッファ等の内部回
路208の入力端に接続されている。またパッド200
と保護抵抗202との接続点kと電源Vccとの間にはダ
イオード204が、前記接続点kとグランドとの間には
ダイオード206が図示する極性で接続されている。保
護抵抗202、ダイオード204,206より入力保護
回路が構成されている。
【0007】上記構成において、パッド200より静電
気放電(Electro Static Discharge)による放電電圧が
入力された場合にダイオード204、206により放電
される。ダイオード204、206が動作する前の電圧
では保護抵抗202により内部回路208が破壊されな
いようにしている。保護抵抗が分担する電圧が内部回路
208に入力される電圧より大きく、かつ上記接続点k
の電位が内部回路208の絶縁耐圧以下になるように
し、放電電圧の負電圧はダイオード206を介してグラ
ンド側に、また正電圧はダイオード204を介して電源
VCC側にそれぞれ、吸収することにより内部回路208
の入力側には絶縁耐圧以下の電圧しか印加されないの
で、内部回路208は静電気放電により破壊されるのを
防止される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、半導
体記憶装置のアクセス時間を短縮するために、外部から
クロック信号を半導体記憶装置に供給し、外部のCPU
と同期をとりながら、半導体記憶装置に記憶されている
データを読み出し、または半導体記憶装置にデータを書
き込むようになった。
【0009】更に最近では半導体記憶装置のアクセス時
間は、極めて短くすることが要求されるようになった。
図5に示すように、半導体記憶装置におけるデータの読
み出し及び書き込みの動作タイミングの基準となるクロ
ック信号CLKの周波数fは例えば、100MHz(1
周期T=10ns)であり(図5(A))、データの読
み出し及び書き込みを行うにはクロック信号CLKが立
ち上がる以前のタイミングでアクセスすべきアドレスを
指定するアドレスデータが確定している必要がある。こ
のアドレスデータのセットアップ時間tsは例えば、
0.5nsであり、このアドレスデータ(アドレス信
号)の信号伝搬時間はアドレス信号線間でばらつきtx
が生ずる(図5(C),(D))。このばらつきtxは
0.1ns程度ばらついたとしてもアドレスデータのセ
ットアップ時間tsの20%に相当し、要求される仕様
に対する余裕が少なくなっている。
【0010】特開平9−128972号公報に記載され
ている従来の半導体記憶装置のようにアクセス時間に余
裕があるときは問題なかったが、上述したようにデータ
の読み出し及び書き込みの高速化に伴い、アドレスデー
タのセットアップ時間の短縮化が要求されている現状で
は、少なくともクロック信号の立ち上がり時にアドレス
データが確定していないと、前サイクルのアドレスデー
タを取り込むことになり、半導体記憶装置が誤動作する
ことになる。このようにアドレス信号線間におけるアド
レスデータについての信号伝搬時間のばらつきの差が、
上述した入力保護回路の保護抵抗の存在に起因する信号
遅延の影響により顕著になった。
【0011】またアドレスデータとクロック信号やデー
タの読み出し及び書き込みに関連する制御信号とのスキ
ューを低減することが半導体記憶装置の誤動作を防止す
るために必要となる。
【0012】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、アドレス信号線間におけるアドレスデータ
の信号伝搬時間のばらつきを低減することを第1の目的
とする。また本発明は、アドレスデータとクロック信号
やデータの読み出し及び書き込みに関連する制御信号と
のスキューを低減することを第2の目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の目的を達
成するために請求項1に記載の発明は、半導体チップ上
に配置された複数のメモリセルと、該複数のメモリセル
周辺に配置されたアドレスデコーダとを有し、前記半導
体チップのチップ辺に沿って信号が入出力されるパッド
が配置されてなる半導体記憶装置において、アドレス信
号が入力される第1のチップ辺に沿って配置されるパッ
ド群周辺に第1のアドレスバッファ群を配置し、かつ該
第1のアドレスバッファ群を形成する各アドレスバッフ
ァに入力されるアドレス信号が入力される前記パッド群
の各パッドと前記第1のアドレスバッファ群を形成する
各アドレスバッファの入力端とを静電破壊防止用の保護
抵抗を介して接続し、他方、アドレス信号が入力される
第2のチップ辺に沿って配置されアドレス信号が入力さ
れるパッド群の各パッドに各々、その入力端が接続され
る複数のアドレスバッファを有する第2のアドレスバッ
ファ群を前記アドレスデコーダ付近に配置すると共に、
前記第2のアドレスバッファ群を形成する各アドレスバ
ッファの入力端と前記アドレス信号が入力されるパッド
群の各パッドとを金属配線を介して接続したことを特徴
とする。
【0014】請求項1に記載の発明によれば、アドレス
信号が入力される第1のチップ辺に沿って配置されるパ
ッド群周辺に第1のアドレスバッファ群を配置し、かつ
該第1のアドレスバッファ群を形成する各アドレスバッ
ファに入力されるアドレス信号が入力される前記パッド
群の各パッドと前記第1のアドレスバッファ群を形成す
る各アドレスバッファの入力端とを静電破壊防止用の保
護抵抗を介して接続し、他方、アドレス信号が入力され
る第2のチップ辺に沿って配置されアドレス信号が入力
されるパッド群の各パッドに各々、その入力端が接続さ
れる複数のアドレスバッファを有する第2のアドレスバ
ッファ群を前記アドレスデコーダ付近に配置すると共
に、前記第2のアドレスバッファ群を形成する各アドレ
スバッファの入力端と前記アドレス信号が入力されるパ
ッド群の各パッドとを金属配線を介して接続するように
したので、アドレス信号線間におけるアドレスデータの
信号伝搬時間のばらつきを低減することができる。
【0015】また本発明の第2の目的を達成するために
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の半導体記憶
装置において、外部より入力されるクロック信号を各部
に供給するクロックバッファを前記半導体チップの中央
部付近に配置しパッドとの間を金属配線を介して接続し
たことを特徴とする。
【0016】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の半導体記憶装置において、外部より入力される
クロック信号を各部に供給するクロックバッファを前記
半導体チップの中央部付近に配置しパッドとの間を金属
配線を介して接続するようにしたので、請求項1に記載
の発明による効果に加えて半導体記憶装置の各部に供給
されるクロック信号の信号伝搬時間の差を小さくするこ
とができ、アドレスデータとクロック信号やデータの読
み出し及び書き込みに関連する制御信号とのスキューを
低減することができる。
【0017】更に本発明の第1及び第2の目的を達成す
るために請求項3に記載の発明は、請求項1または2の
いずれかに記載の半導体記憶装置において、前記第2の
アドレスバッファ群を形成する各アドレスバッファの入
力端と前記アドレス信号が入力されるパッド群の各パッ
ドとの間を接続する配線の抵抗値を前記静電破壊防止用
の保護抵抗の抵抗値に略、等しくなるようにしたことを
特徴とする。
【0018】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
または2のいずれかに記載の半導体記憶装置において、
前記第2のアドレスバッファ群を形成する各アドレスバ
ッファの入力端と前記アドレス信号が入力されるパッド
群の各パッドとの間を接続する配線の抵抗値を前記静電
破壊防止用の保護抵抗の抵抗値に略、等しくなるように
したので、アドレス信号線間におけるアドレスデータの
信号伝搬時間のばらつきを低減することができると共
に、アドレスデータとクロック信号やデータの読み出し
及び書き込みに関連する制御信号とのスキューを低減す
ることができる。
【0019】また本発明の第1及び第2の目的を達成す
るために請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3のい
ずれかに記載の半導体記憶装置において、前記クロック
バッファの入力端とパッドとの間を接続する配線の抵抗
値を前記静電破壊防止用の保護抵抗の抵抗値に略等しく
したことを特徴とする。
【0020】請求項4に記載の発明によれば、請求項1
乃至3のいずれかに記載の半導体記憶装置において、前
記クロックバッファの入力端とパッドとの間を接続する
配線の抵抗値を前記静電破壊防止用の保護抵抗の抵抗値
に略等しくしたので、アドレス信号線間におけるアドレ
スデータの信号伝搬時間のばらつきを低減することがで
きると共に、アドレスデータとクロック信号やデータの
読み出し及び書き込みに関連する制御信号とのスキュー
を低減することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。本発明の実施の形態に係る
半導体記憶装置のレイアウトを図1に示す。同図におい
て、半導体チップ1上にはメモリセル10〜16が中央
部に配置されており、メモリセル10、12とメモリセ
ル14、16で挟まれた領域には行アドレスをデコード
するXデコーダ40、列アドレスをYデコーダ42と、
データの読み出し、書き込み等に関連する制御信号を各
部に供給する制御回路44とが配置されている。
【0022】また各メモリセル10、12、14、16
における各半導体チップ辺側には、それぞれ、Yセレク
タ20、22、24,26が配置され、更にYセレクタ
20、22、24,26の各半導体チップ辺側にはセン
スアンプ30,32、34,36が配置されている。半
導体チップ1には各チップ辺に沿ってパッドP0〜P3
5配置されており、これらのパッド付近に、データバッ
ファDA12〜15,DA8〜11,制御信号用バッフ
ァCA1,CA2,データバッファDA4〜7,DA0
〜3,アドレスバッファYA0〜2,アドレスバッファ
XA0〜5の各種バッファが配置されている。
【0023】このように本発明の実施の形態では、多数
のアドレス信号入力される半導体チップ辺に沿って配置
されアドレス信号が入力されるパッド群P27〜35の
各パッドに接続されるアドレスバッファYA0〜2、X
A0〜5がパッド群P27〜35の付近に配置され、こ
れらのアドレスバッファの出力信号をプリデコードする
プリデコーダXD0,XD1,YD0もアドレスバッフ
ァYA0〜2、XA0〜5の付近に配置されている。こ
こでアドレスバッファYA0〜2、XA0〜5は、本発
明の第1のアドレスバッファ群に相当する。
【0024】また少数のアドレス信号が入力される半導
体チップ辺に沿って配置されアドレス信号が入力される
パッド群P8〜10、P16〜18の各々に接続される
アドレスバッファYA4〜6,アドレスバッファXA6
〜8が、アドレスバッファYA4〜6の各出力信号をプ
リデコードするプリデコーダYD1,アドレスバッファ
XA6〜8の各出力信号をプリデコードするプリデコー
ダXD2と共に、Xデコーダ40、Yデコーダ42の付
近に配置されている。ここでアドレスバッファYA4〜
6,アドレスバッファXA6〜8は本は発明の第2のア
ドレスバッファに相当する。
【0025】また外部より入力されるクロック信号を各
部に供給するクロックバッファ50は、半導体チップ1
の中央部に配置されている。更に、各アドレスバッファ
の入力端とアドレス信号が入力される各パッドとの間に
は図1には図示してないが、静電破防止用の保護回路が
設けられている。図2に示すように多数のアドレス信号
が入力される半導体チップ辺に沿って配置されアドレス
信号が入力されるパッド群P27〜35の各パッド10
0と、これらの各パッド100に接続されるアドレスバ
ッファYA0〜2、XA0〜5の各々のアドレスバッフ
ァにおける初段ゲート106とは、耐圧の異なる2種類
の入力保護回路102、104及び静電破壊防止用の保
護抵抗R0とを介して接続されている(図2(A))。
【0026】この入力保護回路102は、NMOSトラ
ンジスタT1で構成され、NMOSトランジスタT1はゲ
ート及びソースが接地され、ドレインはパッド100に
接続されている。また入力保護回路104はNMOSト
ランジスタT2、T3からなり、NMOSトランジスタ
T2のドレインは電源Vccに接続され、ソースはNMO
SトランジスタT3のドレインに接続されている。NM
OSトランジスタT2のゲートはNMOSトランジスタ
T3のゲート及びパッド100に接続されている。NM
OSトランジスタT3のソースは接地されている。NM
OSトランジスタT2のゲートとNMOSトランジスタ
T3のゲートとの接続点Pは、NMOSトランジスタT
2のソースとNMOSトランジスタT3のドレインとの
接続点Qに接続され、この接続点P、Qはさらに保護抵
抗R0の一端に接続されている。保護抵抗R0の他端は
初段ゲート106の入力端に接続されている。
【0027】上記構成において、パッド100より静電
気放電に起因するサージ電圧が入力されると、入力保護
回路102を構成するNMOSトランジスタT1により
パッド100から入力された負の電圧はグランド側に吸
収され、正の電圧が入力された場合にはNMOSトラン
ジスタT1のブレークダウン電圧により接続点Pの電位
が所定電位に保持され、さらに保護抵抗R0による電圧
降下によりアドレスバッファの初段ゲート106の入力
端がアドレスバッファの初段ゲート106の絶縁耐圧以
下の電圧まで引き下げられ、アドレスバッファの初段ゲ
ート106の静電破壊が防止される。
【0028】また少数のアドレス信号が入力される半導
体チップ辺に沿って配置されアドレス信号が入力される
パッド群P8〜10、P16〜18の各パッド110
と、これらのパッド110に接続されるアドレスバッフ
ァYA4〜6,アドレスバッファXA6〜8との各々の
アドレスバッファにおける初段ゲート116とは、耐圧
の異なる2種類の入力保護回路102、104を介して
接続されている(図2(B))。この場合にパッド11
0とアドレスバッファの初段ゲート116との間には静
電破壊防止用の保護抵抗を介することなく、アルミニウ
ムや銅などの金属により形成された配線120で直接、
接続される。これは上記パッド群P8〜10、P16〜
18とアドレスバッファYA4〜6,アドレスバッファ
XA6〜8との間の配線長が長いため静電破壊防止用の
保護抵抗を付加すると、信号遅延が増大することになる
からである。本実施の形態ではこの配線110が有する
抵抗値が図2(A)の静電破壊防止用の保護抵抗R0の
抵抗値と略、等しくなるように配線長が調整されるよう
に配線パターンが形成される。尚、入力保護回路10
2、104の構成は図2(A)に示したものと同一であ
るので、構成及び動作についての説明は重複するので、
省略する。
【0029】以上に説明したように、本実施の形態に係
る半導体記憶装置によれば、アドレス信号が入力される
第1のチップ辺に沿って配置されアドレス信号が入力さ
れるパッド群P27〜35の各パッドに接続されるアド
レスバッファYA0〜2、XA0〜5をパッド群P27
〜35の付近に配置し、かつアドレスバッファYA0〜
2、XA0〜5に入力されるアドレス信号が入力される
前記パッド群の各パッドと各アドレスバッファYA0〜
2、XA0〜5の入力端とを静電破壊防止用の保護抵抗
を介して接続し、他方、アドレス信号が入力される第2
のチップ辺に沿って配置されアドレス信号が入力される
パッド群P8〜10、P16〜18の各々に接続される
アドレスバッファYA4〜6,アドレスバッファXA6
〜8を半導体チップの中央部に配置されたアドレスデコ
ーダ付近に配置すると共に、各アドレスバッファYA4
〜6,XA6〜8の入力端と前記アドレス信号が入力さ
れるパッド群P8〜10、P16〜18の各パッドとを
金属配線を介して接続するようにしたので、アドレス信
号線間におけるアドレスデータの信号伝搬時間のばらつ
きを低減することができる。アドレス信号が入力される
第1のチップ辺に沿って配置されるパッド群周辺に第1
のアドレスバッファ群を配置し、かつ該第1のアドレス
バッファ群を形成する各アドレスバッファに入力される
アドレス信号が入力される前記パッド群の各パッドと前
記第1のアドレスバッファ群を形成する各アドレスバッ
ファの入力端とを静電破壊防止用の保護抵抗を介して接
続し、他方、アドレス信号が入力される第2のチップ辺
に沿って配置されアドレス信号が入力されるパッド群の
各パッドに各々、その入力端が接続される複数のアドレ
スバッファを有する第2のアドレスバッファ群を前記ア
ドレスデコーダ付近に配置すると共に、前記第2のアド
レスバッファ群を形成する各アドレスバッファの入力端
と前記アドレス信号が入力されるパッド群の各パッドと
を金属配線を介して接続するようにしたので、アドレス
信号線間におけるアドレスデータの信号伝搬時間のばら
つきを低減することができる。
【0030】また本実施の形態にかかる半導体記憶装置
によれば、外部より入力されるクロック信号を各部に供
給するクロックバッファを前記半導体チップの中央部付
近に配置しパッドとの間を金属配線を介して接続するよ
うにしたので、半導体記憶装置の各部に供給されるクロ
ック信号の信号伝搬時間の差を小さくすることができ、
アドレスデータとクロック信号やデータの読み出し及び
書き込みに関連する制御信号とのスキューを低減するこ
とができる。
【0031】更に本実施の形態に係る半導体記憶装置に
よれば、アドレス信号が入力されるパッドと該パッドか
らのアドレス信号が入力されるアドレスバッファとの間
の配線長が長い各アドレスバッファの入力端と前記アド
レス信号が入力されるパッド群の各パッドとの間を接続
する配線の抵抗値を前記静電破壊防止用の保護抵抗の抵
抗値に略、等しくなるようにしたので、アドレス信号線
間におけるアドレスデータの信号伝搬時間のばらつきを
低減することができると共に、アドレスデータとクロッ
ク信号やデータの読み出し及び書き込みに関連する制御
信号とのスキューを低減することができる。
【0032】また本実施の形態に係る半導体記憶装置に
よれば、クロックバッファの入力端とパッドとの間を接
続する配線の抵抗値を前記静電破壊防止用の保護抵抗の
抵抗値に略等しくしたので、アドレス信号線間における
アドレスデータの信号伝搬時間のばらつきを低減するこ
とができると共に、アドレスデータとクロック信号やデ
ータの読み出し及び書き込みに関連する制御信号とのス
キューを低減することができる。
【0033】
【発明の効果】以上に説明したように請求項1に記載の
発明によれば、アドレス信号が入力される第1のチップ
辺に沿って配置されるパッド群周辺に第1のアドレスバ
ッファ群を配置し、かつ該第1のアドレスバッファ群を
形成する各アドレスバッファに入力されるアドレス信号
が入力される前記パッド群の各パッドと前記第1のアド
レスバッファ群を形成する各アドレスバッファの入力端
とを静電破壊防止用の保護抵抗を介して接続し、他方、
アドレス信号が入力される第2のチップ辺に沿って配置
されアドレス信号が入力されるパッド群の各パッドに各
々、その入力端が接続される複数のアドレスバッファを
有する第2のアドレスバッファ群を前記アドレスデコー
ダ付近に配置すると共に、前記第2のアドレスバッファ
群を形成する各アドレスバッファの入力端と前記アドレ
ス信号が入力されるパッド群の各パッドとを金属配線を
介して接続するようにしたので、アドレス信号線間にお
けるアドレスデータの信号伝搬時間のばらつきを低減す
ることができる。
【0034】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の半導体記憶装置において、外部より入力される
クロック信号を各部に供給するクロックバッファを前記
半導体チップの中央部付近に配置しパッドとの間を金属
配線を介して接続するようにしたので、請求項1に記載
の発明による効果に加えて半導体記憶装置の各部に供給
されるクロック信号の信号伝搬時間の差を小さくするこ
とができ、アドレスデータとクロック信号やデータの読
み出し及び書き込みに関連する制御信号とのスキューを
低減することができる。
【0035】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
または2のいずれかに記載の半導体記憶装置において、
前記第2のアドレスバッファ群を形成する各アドレスバ
ッファの入力端と前記アドレス信号が入力されるパッド
群の各パッドとの間を接続する配線の抵抗値を前記静電
破壊防止用の保護抵抗の抵抗値に略、等しくなるように
したので、アドレス信号線間におけるアドレスデータの
信号伝搬時間のばらつきを低減することができると共
に、アドレスデータとクロック信号やデータの読み出し
及び書き込みに関連する制御信号とのスキューを低減す
ることができる。
【0036】請求項4に記載の発明によれば、請求項1
乃至3のいずれかに記載の半導体記憶装置において、前
記クロックバッファの入力端とパッドとの間を接続する
配線の抵抗値を前記静電破壊防止用の保護抵抗の抵抗値
に略等しくしたので、アドレス信号線間におけるアドレ
スデータの信号伝搬時間のばらつきを低減することがで
きると共に、アドレスデータとクロック信号やデータの
読み出し及び書き込みに関連する制御信号とのスキュー
を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係る半導体記憶装置の
レイアウトを示す配置図。
【図2】 アドレス信号が入力されるパッドとアドレス
バッファの入力部との間に設けられる静電破壊防止用の
保護回路の構成を示す回路図。
【図3】 従来の半導体記憶装置のレイアウトの一例を
示す配置図。
【図4】 図3に示した従来の半導体記憶装置における
入力パッドと内部回路との間に静電破壊防止用の保護回
路が設けられた例を示す回路図。
【図5】 半導体記憶装置におけるクロック信号の出力
タイミングとアドレスデータの確定時のタイミングとの
関係を示すタイミングチャート。
【符号の説明】
1 半導体チップ 10〜16 メモリセル 20〜26 Yセレクタ 30〜36 センスアンプ 40 Xデコーダ 42 Yデコーダ 44 制御回路 50 クロックバッファ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体チップ上に配置された複数のメモ
    リセルと、該複数のメモリセル周辺に配置されたアドレ
    スデコーダとを有し、前記半導体チップのチップ辺に沿
    って信号が入出力されるパッドが配置されてなる半導体
    記憶装置において、 アドレス信号が入力される第1のチップ辺に沿って配置
    されるパッド群周辺に第1のアドレスバッファ群を配置
    し、かつ該第1のアドレスバッファ群を形成する各アド
    レスバッファに入力されるアドレス信号が入力される前
    記パッド群の各パッドと前記第1のアドレスバッファ群
    を形成する各アドレスバッファの入力端とを静電破壊防
    止用の保護抵抗を介して接続し、 他方、アドレス信号が入力される第2のチップ辺に沿っ
    て配置されアドレス信号が入力されるパッド群の各パッ
    ドに各々、その入力端が接続される複数のアドレスバッ
    ファを有する第2のアドレスバッファ群を前記アドレス
    デコーダ付近に配置すると共に、前記第2のアドレスバ
    ッファ群を形成する各アドレスバッファの入力端と前記
    アドレス信号が入力されるパッド群の各パッドとを金属
    配線を介して接続したことを特徴とする半導体記憶装
    置。
  2. 【請求項2】 外部より入力されるクロック信号を各部
    に供給するクロックバッファを前記半導体チップの中央
    部付近に配置しパッドとの間を金属配線を介して接続し
    たことを特徴とする請求項1に記載の半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記第2のアドレスバッファ群を形成す
    る各アドレスバッファの入力端と前記アドレス信号が入
    力されるパッド群の各パッドとの間を接続する配線の抵
    抗値を前記静電破壊防止用の保護抵抗の抵抗値に略、等
    しくなるようにしたことを特徴とする請求項1または2
    のいずれかに記載の半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 前記クロックバッファの入力端とパッド
    との間を接続する配線の抵抗値を前記静電破壊防止用の
    保護抵抗の抵抗値に略等しくしたことを特徴とする請求
    項1乃至3のいずれかに記載の半導体記憶装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010044854A (ja) * 2002-12-09 2010-02-25 Hynix Semiconductor Inc 不揮発性強誘電体メモリ装置

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