JP2000251448A - ハードディスクユニット及びそれに用いるユーザ領域設定方法並びにその制御プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents
ハードディスクユニット及びそれに用いるユーザ領域設定方法並びにその制御プログラムを記録した記録媒体Info
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Abstract
て使用することが可能なハードディスクユニットを提供
する。 【解決手段】 ATA I/F制御部11はATA I
/Fケーブル100を介して入力されるコマンドデータ
をタスクレジスタ12に保持し、そのコマンドが容量設
定コマンドであれば、タスクレジスタ12に保持されて
いるユーザ領域設定値を読込む。ATA I/F制御部
11は読込んだユーザ領域設定値を、コマンドテーブル
13から読込んだ容量設定コマンドとともにMPU16
に渡し、MPU16によってユーザ設定値レジスタ15
に格納されている最大ユーザ領域サイズを変更する。
Description
ット及びそれに用いるユーザ領域設定方法並びにその制
御プログラムを記録した記録媒体に関し、特にATA
(AT Attachment) I/F(Inter
face)を持つハードディスク(HDD:Hard
Disk Drive)のユーザ領域サイズの設定に関
する。
は、上位装置との接続に用いられるインタフェースとし
て、ATA[IDE(Integrated Driv
e Electronics)がハードディスクメーカ
間で標準化されたもの]とSCSI(Small Co
mputer System Interface)と
に大別される。
いるハードディスクではユーザ領域サイズの設定を行う
ためのコマンドが定義されているため、ユーザ領域サイ
ズの設定を自由に行うことができる。しかながら、上位
装置との接続にATAが用いられているハードディスク
ではユーザ領域サイズの設定を行うためのコマンドが定
義されていない。
I/Fを持つハードディスクでは、ユーザ領域サイズ
の設定を行うためのコマンドが定義されていないので、
ハードディスクメーカが初期設定しているユーザ領域サ
イズでしか使用することができない。
ィスクでは、ユーザ領域サイズを変更することができな
いので、違う容量同士のハードディスクに対してディス
クアレイ(Array)を組んだり、全ての領域のコピ
ーを行うDead copyを行うことができない。
クでは、ユーザ領域サイズを確認するコマンドも定義さ
れていないので、ユーザ領域サイズを確認することがで
きない。
消し、異なる容量同士のハードディスクを組合わせて使
用することができるハードディスクユニット及びそれに
用いるユーザ領域設定方法並びにその制御プログラムを
記録した記録媒体を提供することにある。
スクユニットは、ATA(AT Attachmen
t)インタフェースを持つハードディスクユニットであ
って、ハードディスクにおける使用可能範囲の値を保持
する保持手段と、前記保持手段の保持内容を変更するた
めの容量設定コマンドを予め格納する格納手段と、外部
から前記容量設定コマンドが指定された時に前記保持手
段の保持内容を外部からの設定値を用いて変更する変更
手段とを備えている。
ーザ領域設定方法は、ATA(ATAttachmen
t)インタフェースを持つハードディスクユニットのユ
ーザ領域設定方法であって、予め格納手段に格納されか
つハードディスクにおける使用可能範囲の値を保持する
保持手段の保持内容を変更するための容量設定コマンド
が外部から指定された時に前記保持手段の保持内容を外
部からの設定値を用いて変更するステップを備えてい
る。
ーザ領域設定制御プログラムを記録した記録媒体は、A
TA(AT Attachment)インタフェースを
持つハードディスクユニットにおいて、制御手段にユー
ザ領域設定させるためのユーザ領域設定制御プログラム
を記録した記録媒体であって、前記ユーザ領域設定制御
プログラムは前記制御手段に、予め格納手段に格納され
かつハードディスクにおける使用可能範囲の値を保持す
る保持手段の保持内容を変更するための容量設定コマン
ドが外部から指定された時に前記保持手段の保持内容を
外部からの設定値を用いて変更させている。
トは、ATA I/F仕様にて不使用(Reserv
e)となっているコマンドコード(Command C
ode)を用いて定義されかつユーザ領域サイズを変更
するためのコマンドが追加されたコマンドテーブルを有
している。
領域サイズを変更するためのコマンドが入力されると、
そのコマンドにしたがってユーザ領域サイズを変更する
ので、異なる容量同士のハードディスクを組合わせて使
用することが可能となり、それらのハードディスクに対
してディスクアレイに組込んだり、あるいはDeadc
opyを行うことが可能となる。
は、上記のコマンドテーブルに、ユーザ領域サイズを確
認するためのコマンドを追加することで、異なる容量同
士のハードディスクを組合わせて使用する際に、それぞ
れのユーザ領域サイズを確認することが可能となる。
図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例によ
るハードディスクユニットの構成を示すブロック図であ
る。図1において、ハードディスクユニット1はATA
(AT Attachment) I/F(Inter
face)制御部11と、コマンドテーブル13と、固
定値レジスタ14と、ユーザ設定値レジスタ15と、M
PU(Micro Processing Unit)
16と、メモリ17と、データバッファ制御部18と、
データバッファ19と、フォーマッタ部20と、ヘッド
制御部21と、ハードディスク22とから構成されてい
る。
タ14とユーザ設定値レジスタ15とMPU16とメモ
リ17とデータバッファ制御部18とフォーマッタ部2
0とはそれぞれバス200によって相互に接続されてい
る。
Fケーブル100を介して入力されるコマンドデータを
タスクレジスタ12に保持し、タスクレジスタ12に設
定された内容に応じたATAコマンドをコマンドテーブ
ル13から読出してMPU16に渡す。
たがって各部を制御し、ハードディスク22からデータ
を読出したり、ハードディスク22にデータを書込んだ
りする動作等を実行する。尚、各部における処理動作は
メモリ17に格納されたプログラムの実行によって行わ
れる。
義されたATAコマンドが格納されており、タスクレジ
スタ12に設定された内容にしたがって対応するATA
コマンドが読出されるようになっている。
で存在するが、この中で現在使用されていない(Res
erveとなっている)コマンド番号が存在するので、
それらのコマンド番号を使用してユーザ領域サイズを設
定するための容量設定コマンドやユーザ領域サイズを確
認するための容量設定値確認コマンドを定義し、それら
のコマンドをコマンドテーブル13に予め格納してい
る。
示す図である。図において、タスクレジスタ12は7種
類のレジスタが、つまり各々8ビットの「COMMAN
D(1F7h)」、「CYLINDER HIGH(1
F5h)」、「CYLINDER LOW(1F4
h)」、「DRV_HD(1F6h)」、「SEC_N
UM(1F3h)」、「SEC_CNT(1F2
h)」、「FEATURES(1F1h)」のレジスタ
が設けられている。
の値が設定されることで、ATAIF制御部11はその
設定内容に対応するATAコマンドをコマンドテーブル
13から読出して発行している。
スクユニットの動作を示すフローチャートである。これ
ら図1〜図3を参照して本発明の一実施例によるハード
ディスクユニットの動作について説明する。
制御部11はATA I/Fケーブル100を介して入
力されるコマンドデータをタスクレジスタ12に保持
し、タスクレジスタ12のコマンドレジスタ(1F7
h)に保持されたコマンド番号を読込んで、コマンドの
種類をチェックする(図3ステップS1)。
マンドが容量設定値確認コマンドや容量設定コマンドで
なければ(図3ステップS2,S3)、その他のコマン
ド(例えば、ハードディスク22への読み書き用のコマ
ンド等)と判定し、コマンドレジスタ(1F7h)に保
持されたコマンド番号に対応するATAコマンドをコマ
ンドテーブル13から読出してMPU16に渡し、MP
U16によってそのコマンドを実行する(図3ステップ
S4)。
れたコマンドが容量設定コマンドであれば(図3ステッ
プS3)、タスクレジスタ12のコマンドレジスタ(1
F7h)を除いた6種類のレジスタ(1F1h 〜1F
6h)に保持されているユーザ領域設定値を読込む(図
3ステップS5)。
ザ領域設定値を、コマンドテーブル13から読込んだ容
量設定コマンドとともにMPU16に渡し、MPU16
によってユーザ設定値レジスタ15に格納されている最
大ユーザ領域サイズを変更する(図3ステップS6)。
ット1は固定値レジスタ14にハードディスクメーカに
よって設定されている最大ユーザ領域サイズの範囲内で
書込み読出し等を実行するが、ユーザ設定値レジスタ1
5に格納されている最大ユーザ領域サイズ(初期設定時
には固定値レジスタ14と同じ最大ユーザ領域サイズ)
が変更されると、以後ユーザ設定値レジスタ15に格納
されている最大ユーザ領域サイズの範囲内で書込み読出
し等を実行する。
ーザ領域サイズの上限が再設定され、設定された値以上
にはユーザがアクセスできないように内部設定を行い、
本コマンドを終了させる。この後、ATA I/F制御
部11はATA I/Fケーブル100を介して図示せ
ぬ上位装置にコマンド正常終了を返す(図3ステップS
7)。
れたコマンドが容量設定値確認コマンドであれば(図3
ステップS2)、コマンドテーブル13から読込んだ容
量設定値確認コマンドをMPU16に渡す。
格納されている最大ユーザ領域サイズを読込んでATA
I/F制御部11に渡すので、ATA I/F制御部
11はその値をタスクレジスタ12のコマンドレジスタ
(1F7h)を除いた6種類のレジスタ(1F1h 〜
1F6h)に設定して上位装置に応答を返す(図3ステ
ップS8)。ユーザはそのレジスタ(1F1h 〜1F
6h)に設定された値によってハードディスク22に設
定されたユーザ領域サイズを確認することができる。
タ15に使用するユーザ領域サイズを設定する動作につ
いて述べたが、コマンドテーブル13に使用しないユー
ザ領域サイズを設定するためのコマンドを予め格納して
おき、タスクレジスタ12のコマンドレジスタ(1F7
h)にそのコマンド番号を設定するとともに、コマンド
レジスタ(1F7h)を除いた6種類のレジスタ(1F
1h 〜1F6h)に使用しないユーザ領域サイズを設
定することで、最大ユーザ領域から不要とされるユーザ
領域サイズを引いて算出されるユーザ領域サイズをユー
ザ設定値レジスタ15に設定することも可能である。
ザ領域サイズを設定するための容量設定コマンドやユー
ザ領域サイズを確認するための容量設定値確認コマンド
等を予め定義して格納しておくことによって、異なる容
量同士のハードディスクを組合わせて使用することがで
きる。よって、それらのハードディスクに対してディス
クアレイに組込んだり、あるいはDead copyを
行うことができる。
TAインタフェースを持つハードディスクユニットにお
いて、ハードディスクにおける使用可能範囲の値を保持
する保持手段の保持内容を変更するための容量設定コマ
ンドを格納手段に予め格納しておき、外部から容量設定
コマンドが指定された時に保持手段の保持内容を外部か
らの設定値を用いて変更することによって、異なる容量
同士のハードディスクを組合わせて使用することができ
るという効果がある。
トの構成を示すブロック図である。
トの動作を示すフローチャートである。
Claims (7)
- 【請求項1】 ATA(AT Attachment)
インタフェースを持つハードディスクユニットであっ
て、ハードディスクにおける使用可能範囲の値を保持す
る保持手段と、前記保持手段の保持内容を変更するため
の容量設定コマンドを予め格納する格納手段と、外部か
ら前記容量設定コマンドが指定された時に前記保持手段
の保持内容を外部からの設定値を用いて変更する変更手
段とを有することを特徴とするハードディスクユニッ
ト。 - 【請求項2】 前記格納手段は、前記保持手段の保持内
容を確認するための容量設定値確認コマンドを予め格納
し、 外部から前記容量設定値確認コマンドが指定された時に
前記保持手段の保持内容を外部に通知する手段を含むこ
とを特徴とする請求項1記載のハードディスクユニッ
ト。 - 【請求項3】 前記容量設定コマンド及び前記容量設定
値確認コマンドは、ATAコマンドコードのうちの不使
用のコマンドコードを用いて定義したことを特徴とする
請求項2記載のハードディスクユニット。 - 【請求項4】 ATA(AT Attachment)
インタフェースを持つハードディスクユニットのユーザ
領域設定方法であって、予め格納手段に格納されかつハ
ードディスクにおける使用可能範囲の値を保持する保持
手段の保持内容を変更するための容量設定コマンドが外
部から指定された時に前記保持手段の保持内容を外部か
らの設定値を用いて変更するステップを有することを特
徴とするユーザ領域設定方法。 - 【請求項5】 前記格納手段に前記保持手段の保持内容
を確認するための容量設定値確認コマンドを予め格納し
ておき、 外部から前記容量設定値確認コマンドが指定された時に
前記保持手段の保持内容を外部に通知するステップを含
むことを特徴とする請求項4記載のユーザ領域設定方
法。 - 【請求項6】 前記容量設定コマンド及び前記容量設定
値確認コマンドは、ATAコマンドコードのうちの不使
用のコマンドコードを用いて定義したことを特徴とする
請求項5記載のユーザ領域設定方法。 - 【請求項7】 ATA(AT Attachment)
インタフェースを持つハードディスクユニットにおい
て、制御手段にユーザ領域設定させるためのユーザ領域
設定制御プログラムを記録した記録媒体であって、前記
ユーザ領域設定制御プログラムは前記制御手段に、予め
格納手段に格納されかつハードディスクにおける使用可
能範囲の値を保持する保持手段の保持内容を変更するた
めの容量設定コマンドが外部から指定された時に前記保
持手段の保持内容を外部からの設定値を用いて変更させ
ることを特徴とするユーザ領域設定制御プログラムを記
録した記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05488399A JP3546741B2 (ja) | 1999-03-03 | 1999-03-03 | ハードディスクユニット及びそれに用いるユーザ領域設定方法並びにその制御プログラムを記録した記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
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---|---|---|---|
JP05488399A JP3546741B2 (ja) | 1999-03-03 | 1999-03-03 | ハードディスクユニット及びそれに用いるユーザ領域設定方法並びにその制御プログラムを記録した記録媒体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2000251448A true JP2000251448A (ja) | 2000-09-14 |
JP3546741B2 JP3546741B2 (ja) | 2004-07-28 |
Family
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Country | Link |
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JP (1) | JP3546741B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2005033924A1 (ja) * | 2003-10-03 | 2006-12-14 | 富士通テン株式会社 | Hdd制御装置 |
JP2013020635A (ja) * | 2005-12-20 | 2013-01-31 | Silicon Image Inc | 記憶装置システムのための、プロトコル定義されたリンクにおいて補足メッセージを伝達するための隠しチャネル |
-
1999
- 1999-03-03 JP JP05488399A patent/JP3546741B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2013020635A (ja) * | 2005-12-20 | 2013-01-31 | Silicon Image Inc | 記憶装置システムのための、プロトコル定義されたリンクにおいて補足メッセージを伝達するための隠しチャネル |
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