JP2000251297A - 光ピックアップ装置 - Google Patents

光ピックアップ装置

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JP2000251297A
JP2000251297A JP11046149A JP4614999A JP2000251297A JP 2000251297 A JP2000251297 A JP 2000251297A JP 11046149 A JP11046149 A JP 11046149A JP 4614999 A JP4614999 A JP 4614999A JP 2000251297 A JP2000251297 A JP 2000251297A
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JP
Japan
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laser diode
pickup device
optical
shield case
optical pickup
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Pending
Application number
JP11046149A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Okuda
裕之 奥田
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Mitsumi Electric Co Ltd
Original Assignee
Mitsumi Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レーザダイオードから発生する熱を効率的に
放熱する光ピックアップ装置を提供する。 【解決手段】 コモン端子11を備えるレーザダイオー
ド7と、レーザダイオードに接続されたプリント基板8
と、プリント基板を及びレーザダイオードの底面を覆う
シールドケース9とを備え、コモン端子は、シールドケ
ースに半田付けされている。レーザダイオードから発せ
られた熱は、シールドケースに伝導され、放熱される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ピックアップ装
置に関し、特にレーザダイオードから発せられる熱の放
熱の手法を改善した光ピックアップ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、再生専用のコンパクトディスク
(CD)や、書き換え可能の光磁気ディスク(MO)
や、追記型のコンパクトディスクレコーダブル(CD−
R)等の光ディスクがある。これらの光ディスクの信号
記録面には、オーディオ信号やその他のデータに基づく
デジタル信号がピット列として記録されている。
【0003】さらに、光ディスクに記録された信号を読
み出す光ディスク再生装置が知られている。光ディスク
再生装置は、光ピックアップ装置を備え、光ピックアッ
プ装置は、レーザダイオード等の光源からレーザ光を出
射し、対物レンズを介してこのレーザ光を集光して、光
ディスクの信号記録面上の所定のスポットにレーザ光を
照射する。
【0004】レーザダイオードから出射されたレーザ光
は、光ディスクの信号記録面に反射し、その反射光が再
び光ピックアップ装置に入射する。このとき、光ピック
アップ装置に入射する反射光の光量は、光ディスクの信
号記録面に形成されたピットの有無に応じて変化する。
光ピックアップ装置は、フォトディテクタを備えてお
り、フォトディテクタは、この反射光の変化を電流の変
化に変換し、さらにこの電流が適切に増幅されて光ディ
スクに記録されたデジタル信号が再生される。
【0005】また、このような光ピックアップ装置にお
いて、上述したレーザダイオード、対物レンズ、フォト
ディテクタ等の光学系素子は、光学ベースと呼ばれる枠
体に収容され、支持されている。
【0006】そして、各光学系素子は、フィルム状のプ
リント基板8により、電気的に接続される。
【0007】さらに、このプリント基板と光ディスク再
生装置内の他の回路との電磁干渉(EMI)を抑制する
ために、このプリント基板は、導電率の高い金属製のシ
ールドケースに収納されている。すなわち、シールドケ
ースの電位は、プリント基板のコモン電位と同電位とさ
れ、これにより、プリント基板からの不要輻射波を抑制
している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】レーザダイオードは、
レーザ光を出射する際に発熱するが、この発熱によりレ
ーザダイオードの温度が上昇すると、レーザダイオード
の動作は不安定なものとなる。そのため、この発熱によ
るレーザダイオードの温度上昇を抑制する必要がある。
従来の光ピックアップ装置では、レーザダイオードから
発せられた熱を光学ベースにより放熱していた。すなわ
ち、光学ベースの材料として、熱伝導率が良好な金属を
使用し、レーザダイオードから発せられる熱をこの金属
製の光学ベースに伝導して、放熱を行っていた。
【0009】このような金属製の光学ベースは、製造コ
ストが高く、また、光ピックアップ装置全体の軽量化の
障害になる等の問題がある。そこで、製造コストが低
く、軽量な、例えば樹脂製の光学ベースを用いた光ピッ
クアップ装置が望まれる。
【0010】そこで、本発明は、上述の課題に鑑みてな
されたものであり、光学ベースを用いることなくレーザ
ダイオードから発生する熱を効率的に放熱することがで
きる光ピックアップ装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、本発明に係る光ピックアップ装置は、コモン端子
を有し、光源部からレーザ光を出射するレーザダイオー
ドと、レーザダイオードに接続されたプリント基板と、
プリント基板及びレーザダイオードの底面を覆うように
レーザダイオードに取り付けられた金属製のシールドケ
ースとを備えるとともに、レーザダイオードのコモン端
子は、シールドケースに半田付けされている。
【0012】レーザダイオードがレーザ光を出射する際
に発生する熱は、レーザダイオードのコモン端子に半田
付けされた金属製のシールドケースに伝導し、このシー
ルドケースにより放熱が行われる。
【0013】また、本発明に係る光ピックアップ装置
は、上述の構成に加えて、樹脂製の光学ベースを備える
ことが好ましい。樹脂製の光学ベースを用いることによ
り、光ピックアップ装置の軽量化が実現されるとともに
製造コストが削減される。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る光ピックアッ
プ装置の具体的な実施の形態について図面を参照して説
明する。
【0015】図1は、本発明の実施の形態である光ピッ
クアップ装置1の全体を示す平面図である。光ピックア
ップ装置1は、図1に示すように、各光学系素子を収容
して保持する光学ベース2と、レーザ光を出射するレー
ザダイオードを備えるレーザ部3と、レーザ部3から出
射されるレーザ光の進行方向に対して45度傾けて配設
された45度ミラー4と、光ディスクの信号記録面の所
定のスポットにレーザ光を集光する対物レンズ5と、光
ディスクからの戻り光を検出するフォトディテクタ6と
を備える。
【0016】この光ピックアップ装置1を用いた光ディ
スク再生装置においては、図示しないが、光ディスクが
対物レンズ5に対向して保持されるとともに、線速度一
定に回転駆動される。この光ディスクの信号記録面に
は、例えばオーディオデータや画像データ及びそれらに
関連する制御データ等がデジタル信号として記録されて
いる。実際には、信号記録面には、デジタル信号を示す
凹凸、すなわちピット列が渦巻状に形成されている。
【0017】光ピックアップ装置1において、レーザ部
3は、レーザ光を出射し、このレーザ光は、45度ミラ
ー4及び対物レンズ5を介して光ディスクの信号記録面
を照射する。光ディスクの信号記録面に照射されたレー
ザ光は、この信号記録面に反射し、この戻り光が対物レ
ンズ5を介して再び光ピックアップ装置1に入射する。
この戻り光の光量は、この光ディスクの信号記録面にお
けるピットの有無により変化する。フォトディテクタ6
は、この戻り光の光量の変化を電流の変化に変換して信
号を生成する。
【0018】光ピックアップ装置1を備える光ディスク
再生装置は、上述のようにしてフォトディテクタ6によ
り検出された戻り光の光量の変化に基づく信号を適切に
増幅することにより、光ディスクに記録されたデジタル
信号を再生する。
【0019】ここで、この光ピックアップ装置1のレー
ザ部3についてさらに詳細に説明する。図2は、レーザ
部3の拡大断面図である。この図2に示すように、レー
ザ部3は、光源部10からレーザ光を出射するレーザダ
イオード7と、レーザダイオード7に接続されたフィル
ム状のプリント基板8と、プリント基板8を及びレーザ
ダイオード7の底面を覆うようにレーザダイオード7に
取り付けられた金属製のシールドケース9とを備える。
【0020】レーザダイオード7の光源部10は、内部
にAlGaAs系の半導体レーザを有し、この光源部1
0の反対側からは、光源部10に接続された複数の端子
が導出されている。この複数の端子のうち、コモン端子
11は、シールドケース9に半田付けされている。
【0021】また、シールドケース9は、例えばベリリ
ウム銅(Be−Cu)等の導電率が高い合金により形成
されており、このシールドケース9の電位は、プリント
基板8のコモン電位と同電位とされている。これにより
シールドケース9は、プリント基板8から発せられる不
要輻射波を遮蔽し、プリント基板8と、光ディスク再生
装置内に配設されている他の回路との電磁干渉(EM
I)を抑制する。
【0022】ここで、レーザダイオード7のコモン端子
11は、プリント基板8のコモンラインに接続されると
ともに、上述のように、シールドケース9に突き当てら
れ、さらにシールドケース9に半田付けされている。こ
のように、コモン端子11をシールドケース9に半田付
けすることにより、レーザダイオード7からシールドケ
ース9への良好な熱伝導を実現することができる。
【0023】レーザダイオード7は、レーザ光を出射す
る際に熱を発生する。この発熱によりレーザダイオード
7の温度が上昇すると、レーザダイオード7の動作が不
安定になるおそれがあるが、本発明を適用した光ピック
アップ装置では、上述のように、レーザダイオード7か
ら発せられた熱をシールドケース9に伝導して放熱する
ことができ、これにより、レーザダイオード7の温度上
昇を防止し、レーザダイオード7の動作を安定させるこ
とができる。
【0024】また、従来の光ピックアップ装置では、レ
ーザダイオードから発生する熱を例えば図1に示す光学
ベース2のような光学ベースにより放熱していたため、
光学ベースの材料は、熱伝導率の良好な金属に制限され
ていた。一方、本発明を適用した光ピックアップ装置1
では、レーザダイオード7から発生する熱は、コモン端
子11を介してシールドケース9に伝導され、このシー
ルドケース9が放熱を行うため、光学ベース2による放
熱を行う必要がない。このため、光ピックアップ装置1
では、光学ベース2の材料を軽量で廉価な樹脂により形
成することができ、これにより、光ピックアップ装置1
全体の軽量化及び低コスト化を実現することができる。
【0025】なお、本発明を信号読出用の光ピックアッ
プ装置に適用した例を用いて本発明を説明してきたが、
本発明は、例えばミニディスク等の光磁気記録媒体に対
して信号の書込を行う光ピックアップ装置にも適用する
ことがきる。信号書込用のレーザ光は、通常、信号読出
用のレーザ光よりも強く、そのため、レーザダイオード
の発熱量も大きい。このような書込型の光ピックアップ
装置に本発明を適用することもできる。
【0026】
【発明の効果】上述のように、本発明に係る光ピックア
ップ装置は、コモン端子を有し、レーザ光を出射するレ
ーザダイオードと、高周波を発生させるプリント基板
と、プリント基板を収納する金属製のシールドケースと
を備えるとともに、レーザダイオードのコモン端子をシ
ールドケースに半田付けしている。
【0027】レーザダイオードがレーザ光を出射する際
に発生する熱は、レーザダイオードのコモン端子に半田
付けされた金属製のシールドケースに伝導し、このシー
ルドケースにより放熱が行われる。このため、レーザダ
イオードの温度上昇を防止することができ、レーザダイ
オードの動作を安定させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した光ピックアップ装置の平面図
である。
【図2】図1の光ピックアップ装置のレーザ部の拡大断
面図である。
【符号の説明】
3 レーザ部 7 レーザダイオード 8 プリント基板 9 シールドケース 10 光源部 11 コモン端子

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コモン端子を有し、光源部からレーザ光
    を出射するレーザダイオードと、 上記レーザダイオードに接続されたプリント基板と、 上記プリント基板を及び上記レーザダイオードの底面を
    覆うように取り付けられた金属製のシールドケースとを
    備え、 上記レーザダイオードのコモン端子は、上記シールドケ
    ースに半田付けされていることを特徴とする光ピックア
    ップ装置。
  2. 【請求項2】 上記シールドケースを取り付ける樹脂製
    の光学ベースを備えることを特徴とする請求項1記載の
    光ピックアップ装置。
JP11046149A 1999-02-24 1999-02-24 光ピックアップ装置 Pending JP2000251297A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100493035B1 (ko) * 2002-11-26 2005-06-07 삼성전자주식회사 광픽업용 레이저 다이오드
CN1299278C (zh) * 2003-10-21 2007-02-07 株式会社日立制作所 光学拾取装置
US7890967B2 (en) 2006-09-26 2011-02-15 Hitachi Media Electronics Co., Ltd. Optical pickup device with heat radiating structure

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