JP2000250700A - 平面型座標入力装置 - Google Patents

平面型座標入力装置

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JP2000250700A
JP2000250700A JP5000399A JP5000399A JP2000250700A JP 2000250700 A JP2000250700 A JP 2000250700A JP 5000399 A JP5000399 A JP 5000399A JP 5000399 A JP5000399 A JP 5000399A JP 2000250700 A JP2000250700 A JP 2000250700A
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Japan
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coordinate
button
determining
click
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JP5000399A
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Hiroyuki Asahi
裕之 朝日
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 指の位置に依存しない左右のボタンクリック
動作を実現した平面型座標入力装置を提供することを目
的とする。 【解決手段】 平面型座標入力手段1と、平面型座標入
力手段1が出力する座標情報を取得する座標情報取得手
段2と、座標情報取得手段2で取得した座標情報によっ
てマウスのボタン動作を決定するボタン動作判定手段3
と、ボタン動作判定手段3が判定した判定結果を記憶す
る判定結果記憶手段4を備え、連続してタッチ、タッ
チ、アンタッチ状態の座標を取得した場合にボタンクリ
ック動作を指定したものと判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は平面型座標入力装置
の座標入力面への座標入力動作の順列パターンで左右ボ
タン動作を実行することによって操作性を向上させるた
めのポインティングデバイスに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、平面型座標入力装置においてマウ
スの左右ボタンクリック動作の実行には、専用に設けら
れた左右ボタンの押下または表示装置に表示された左右
ボタンの設定アイコンを選択することによって実現して
いた。しかしながらこの方法では、入力装置以外にクリ
ックボタンを用意したり専用のアイコンを表示させる必
要があり、コストが高くなったり、操作が煩雑になると
いう問題がある。また他の方法として、平面型座標入力
装置で2指を用いたタップ動作で左右のボタン動作を行
うことが特願平10−362627号に記載されてい
る。しかしながらこの方法では、ボタン動作を行う場合
に第1指は第2指がタップもしくはダブルタップの動作
を完了するまで指を所定の位置で固定する必要があり操
作者に負担を強いてしまう。また平面型座標入力装置に
おける第1指の位置によっては左右ボタンの動作を選択
することができなくなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題点の
解決を図り、平面型座標入力装置において指の位置に依
存しない左右のボタンクリック動作やダブルクリック動
作を実現し、操作性を向上させた平面型座標入力装置を
提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の問題点を解決する
ために、請求項1に記載の平面型座標入力装置では、平
面型座標入力手段と、前記平面型座標入力手段が出力す
る座標と座標出力時の状態を座標情報として一定間隔毎
に取得する座標情報取得手段と、前記座標情報取得手段
で順次取得した座標情報の順列パターンによってマウス
のボタン動作を決定するボタン動作判定手段と、前記ボ
タン動作判定手段が判定した判定結果を記憶する判定結
果記憶手段を備え、前記座標情報取得手段が連続してタ
ッチ、タッチ、アンタッチ状態の座標を取得した場合に
操作者がマウスのボタンクリック動作を指定したものと
判定することで、平面型座標入力装置において一連の入
力操作中に指の位置を固定することなくマウスのボタン
クリック動作を実行することができる。
【0005】また請求項2に記載の平面型座標入力装置
では、判定結果記憶手段に連続してボタンクリック動作
が記憶される場合にはダブルクリック動作として記憶す
ることでダブルクリック動作を迅速に実行することがで
きる。
【0006】また請求項3に記載の平面型座標入力装置
では、座標情報取得手段で取得した座標情報を記憶する
座標情報記憶手段と、座標情報取得手段で連続して取得
したタッチ状態にある2点座標の距離を判定する距離判
定手段を備え、2点座標の距離により操作者がカーソル
移動、またはボタン動作を指定したかを判定することで
平面型座標入力装置の使用時に誤動作を防止することが
できる。
【0007】また請求項4に記載の平面型座標入力装置
では、座標情報取得手段で取得した座標情報を記憶する
座標情報記憶手段と、座標情報取得手段で連続して取得
したタッチ状態にある2点座標の角度を判定する角度判
定手段を備え、2点座標の角度により操作者が左または
右または左右両方のボタン動作を指定したかを判定する
ことで左右ボタンの動作を迅速に実行することができ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて図面を用いて説明する。
【0009】(実施の形態1)図1は、本発明の一実施
の形態における平面型座標入力装置の構成図である。
【0010】図1において、平面型座標入力手段1は入
力された位置の座標と座標入力時の状態を出力する。座
標情報取得手段2は平面型座標入力手段1から出力され
る座標と状態を座標情報として一定間隔毎に取得する。
ボタン動作判定手段3は座標情報取得手段2で順次取得
した座標情報の順列パターンによってマウスのボタン動
作を決定する。判定結果記憶手段4はボタン動作判定手
段3が判定した判定結果を記憶する。座標情報記憶手段
5は座標情報取得手段2で取得した座標情報を記憶す
る。距離判定手段6は座標情報取得手段2で連続して取
得したタッチ状態にある2点座標の距離が、あらかじめ
定められたボタン動作を指定するための距離であるかを
判定する。角度判定手段7は座標情報取得手段2で連続
して取得したタッチ状態にある2点座標の角度が、あら
かじめ定められた左または右または左右両方のボタン動
作を指定するための角度であるかを判定する。
【0011】以下、各動作毎にその処理方法について詳
細に説明する。
【0012】(ボタンのクリック動作の判定処理)図2
はボタンのクリック動作の判定処理を示した概念図であ
る。
【0013】図2において、平面型座標入力手段100
には、1024列×768行のセンサーが配置されてい
る。ここでセンサー101に接触すると、平面型座標入
力手段100は座標情報として座標(1,2)、状態
(タッチ)を出力する。同様にしてセンサー102に接
触すると、平面型座標入力手段100は座標情報として
座標(2,0)、状態(タッチ)を出力し、その後でセ
ンサー101の接触を解除すると、平面型座標入力手段
100は座標情報として座標(1,2)、状態(アンタ
ッチ)を出力する。座標情報取得手段110は一定間隔
毎に平面型座標入力手段100から出力された座標情報
を取得して、座標情報111、座標情報112、座標情
報113を順次取得する。ボタン動作判定手段120に
は動作過程122と状態123から構成されるクリック
判定テーブル121がある。座標情報取得手段110で
取得した座標情報127の構成要素である状態128
と、クリック判定テーブルの構成要素である状態123
を比較して、一致した場合は動作過程122を1つ更新
する。ここでは座標情報111とクリック判定テーブル
の動作過程124を比較、座標情報112とクリック判
定テーブルの動作過程125を比較した結果はそれぞれ
一致して、座標情報127とクリック判定テーブルの動
作過程126とを比較する段階となっている。座標情報
127の構成要素である状態128とクリック判定テー
ブルの動作過程126の状態が”アンタッチ“で一致し
た場合に、ボタン動作判定手段120はボタンの動作が
発生したと判定する。その結果として”ボタンクリッ
ク”を判定結果記憶手段130に保存する。なお説明で
は”アンタッチ”の位置をセンサー101としたが、”
アンタッチ”の位置がセンサー102であっても判定動
作は同じである。
【0014】図6はボタンのクリック動作の判定処理を
示したフローチャートである。
【0015】図6において、P101でクリック動作の
過程を規定したクリック判定テーブルの判定箇所をカウ
ントするカウンターと、クリック判定テーブルに登録さ
れた動作過程数、および動作判定結果を初期化する。P
102で処理時間をカウントするタイマーとクリック判
定の制限時間を初期化する。P103でタイマーをカウ
ントして、P104でクリック判定処理にかかった時間
が制限値を超えていないか検査する。制限時間内であれ
ばP105で座標情報の取得を行い、P106で座標情
報を取得したか否かを検査して、取得した場合は、P1
07でクリック判定処理を開始して最初の座標情報の取
得か否かを検査する。最初の取得であった場合は、P1
08でタイマーを初期化して、以降はクリック判定の制
限時間内での判定処理を行う。P109では取得した座
標情報とクリック判定テーブルの動作過程が同じか検査
を行い、同じ場合はP110でクリック判定テーブルの
判定箇所をカウントするカウンターを更新する。その後
P111ですべてのクリック判定が終了したか否かを検
査して、終了した場合はP112で動作判定結果を“ボ
タンクリック”と判定する。P113でクリック判定テ
ーブルの判定箇所をカウントするカウンターを初期化す
る。タイマーがクリック判定の制限時間を超えたと判定
された場合は、P114で動作判定の結果によりボタン
クリック動作を実行する。
【0016】(ボタンのダブルクリック動作の判定処
理)図3はボタンのダブルクリック動作の判定処理を示
した概念図である。
【0017】図3において、すでに判定結果記憶手段2
30には、座標情報取得手段210で取得した座標情報
211、座標情報212、座標情報213をボタン動作
判定手段220が判定して、判定結果として、未処理の
動作232が記憶されている。また平面型座標入力手段
200には、1024列×768行のセンサーが配置さ
れている。ここでセンサー201に接触すると、平面型
座標入力手段200は座標情報として座標(1,2)、
状態(タッチ)を出力する。同様にしてセンサー202
に接触すると、平面型座標入力手段200は座標情報と
して座標(2,0)、状態(タッチ)を出力し、その後
でセンサー201の接触を解除すると、平面型座標入力
手段200は座標情報として座標(1,2)、状態(ア
ンタッチ)を出力する。座標情報取得手段210は一定
間隔毎に平面型座標入力手段200から出力された座標
情報を取得して、座標情報214、座標情報215、座
標情報216を順次取得する。ボタン動作判定手段22
0には動作過程222と状態223から構成されるクリ
ック判定テーブル221がある。座標情報取得手段21
0で取得した座標情報227の構成要素である状態22
8と、クリック判定テーブルの構成要素である状態22
3を比較して、一致した場合は動作過程222を1つ更
新する。ここでは座標情報214とクリック判定テーブ
ルの動作過程224を比較、座標情報215とクリック
判定テーブルの動作過程225を比較した結果はそれぞ
れ一致して、座標情報227とクリック判定テーブルの
動作過程226とを比較する段階となっている。座標情
報227の構成要素である状態228とクリック判定テ
ーブルの動作過程226の状態が”アンタッチ”で一致
した場合に、ボタン動作判定手段220はボタンのクリ
ック動作が発生したと判定する。
【0018】その結果として判定結果記憶手段230に
ボタン動作判定231を保存するが、未処理のボタン動
作232が”ボタンクリック”として記憶されている場
合は、ボタンのダブルクリックが指定されたものと判断
して、ボタン動作判定231を保存せずに新ボタン動作
判定233を保存する。なお説明では”アンタッチ”の
位置をセンサー201としたが、”アンタッチ”の位置
がセンサー202であっても判定動作は同じである。
【0019】図7はボタンのダブルクリック動作の判定
処理を示したフローチャートである。
【0020】図7において、P201でクリック動作の
過程を規定したクリック判定テーブルの判定箇所をカウ
ントするカウンターと、クリック判定テーブルに登録さ
れた動作過程数、および動作判定結果を初期化する。P
202で処理時間をカウントするタイマーとクリック判
定の制限時間を初期化する。P203でタイマーをカウ
ントして、P204でクリック判定処理にかかった時間
が制限値を超えていないか検査する。制限時間内であれ
ばP205で座標情報の取得を行い、P206で座標情
報を取得したか否かを検査して、取得した場合は、P2
07でクリック判定処理を開始して最初の座標情報の取
得か否かを検査する。最初の取得であった場合は、P2
08でタイマーを初期化して、以降はクリック判定の制
限時間内での判定処理を行う。P209では取得した座
標情報とクリック判定テーブルの動作過程が同じか検査
を行い、同じ場合はP210でクリック判定テーブルの
判定箇所をカウントするカウンターを更新する。その後
P211ですべてのクリック判定が終了したか否かを検
査して、終了した場合はP212ですでに動作判定結果
として“ボタンクリック”が判定されているか否かを検
査する。判定されていない場合はP213で動作判定結
果を“ボタンクリック”と判定し、判定されている場合
はP214で動作判定結果を“ボタン・ダブルクリッ
ク”と判定する。そしてP215でクリック判定テーブ
ルの判定箇所をカウントするカウンターを初期化する。
タイマーがクリック判定の制限時間を超えたと判定され
た場合は、P216で動作判定の結果によりボタンクリ
ック動作またはボタン・ダブルクリック動作を実行す
る。
【0021】(マウスのカーソル移動とボタン動作の判
定処理)図4はマウスのカーソル移動とボタン動作の判
定処理を示した概念図である。
【0022】図4において、平面型座標入力手段300
には、1024列×768行のセンサーが配置されてい
る。ここでセンサー301に接触すると、平面型座標入
力手段300は座標情報として座標(1,2)、状態
(タッチ)を出力する。同様にしてセンサー302に接
触すると、平面型座標入力手段300は座標情報として
座標(2,0)、状態(タッチ)を出力する。座標情報
取得手段310は一定間隔毎に平面型座標入力手段30
0から出力された座標情報を取得して、座標情報31
1、座標情報312を順次取得する。座標情報記憶手段
330には状態332と座標333から構成される座標
情報331がある。座標情報取得手段310で取得した
座標情報はボタン動作判定手段320が判定処理を実行
した後で保存される。よってボタン動作判定手段320
が座標情報312を処理する場合には、座標情報311
が座標情報331として座標情報記憶手段330に保存
されている。ボタン動作判定手段320には動作過程3
22と状態323から構成されるクリック判定テーブル
321がある。座標情報取得手段310で取得した座標
情報326の構成要素である状態327と、クリック判
定テーブルの構成要素である状態323を比較して、一
致した場合は動作過程322を1つ更新する。ここでは
座標情報311とクリック判定テーブルの動作過程32
4を比較した結果は一致して、座標情報326とクリッ
ク判定テーブルの動作過程325とを比較する段階とな
っている。座標情報326の構成要素である状態327
とクリック判定テーブルの動作過程325の状態が”タ
ッチ”で一致した場合には距離判定手段340で距離の
判定を行う。距離判定手段340は条件341で、座標
情報326の構成要素である座標328と座標情報33
1の構成要素である座標334の距離を判定する。その
判定結果が”条件を満たす”の場合は、ボタン動作判定
手段320はボタンのクリック動作が発生したと判定す
る。また”条件を満たさない”の場合は、マウスのカー
ソル移動が発生したと判定する。その結果として”ボタ
ンクリック”を判定結果記憶手段350に保存する。な
お前記説明でセンサー302の代わりにセンサー303
を接触した場合の判定結果は”カーソル移動”となる。
【0023】図8はマウスのカーソル移動とボタン動作
の判定処理を示したフローチャートである。
【0024】図8において、P301でクリック動作の
過程を規定したクリック判定テーブルの判定箇所をカウ
ントするカウンターと、クリック判定テーブルに登録さ
れた動作過程数、および動作判定結果を初期化する。P
302で処理時間をカウントするタイマーとクリック判
定の制限時間、および2点の座標の距離でボタンクリッ
ク動作の判定を行うための距離範囲を初期化する。P3
03でタイマーをカウントして、P304でクリック判
定処理にかかった時間が制限値を超えていないか検査す
る。制限時間内であればP305で座標情報の取得を行
い、P306で座標情報を取得したか否かを検査して、
取得した場合は、P307でクリック判定処理を開始し
て最初の座標情報の取得か否かを検査する。最初の取得
であった場合は、P308でタイマーを初期化して、以
降はクリック判定の制限時間内での判定処理を行う。P
309では取得した座標情報とクリック判定テーブルの
動作過程が同じか検査を行う。同じ場合はP310で取
得した2つの座標情報の状態が共に“タッチ”であった
か否かを検査して、“タッチ”の場合はP312で2点
の座標の距離が予め定められた範囲内であるか否かを検
査して範囲外であれば判定処理を中断する。P311で
はクリック判定テーブルの判定箇所をカウントするカウ
ンターを更新して、判定済みの座標情報を保存する。P
313ですべてのクリック判定が終了したか否かを検査
して、終了した場合はP314で動作判定結果を“ボタ
ンクリック”と判定する。そしてP315でクリック判
定テーブルの判定箇所をカウントするカウンターを初期
化する。タイマーがクリック判定の制限時間を超えたと
判定された場合は、P316で動作判定の結果によりボ
タンクリック動作を実行する。
【0025】(左または右または左右両方のボタン動作
の判定処理)図5は左または右または左右両方のボタン
動作の判定処理を示した概念図である。
【0026】図5において、平面型座標入力手段400
には、1024列×768行のセンサーが配置されてい
る。ここでセンサー401に接触すると、平面型座標入
力手段400は座標情報として座標(1,2)、状態
(タッチ)を出力する。同様にしてセンサー402に接
触すると、平面型座標入力手段400は座標情報として
座標(2,1)、状態(タッチ)を出力する。座標情報
取得手段410は一定間隔毎に平面型座標入力手段40
0から出力された座標情報を取得して、座標情報41
1、座標情報412を順次取得する。座標情報記憶手段
430には状態432と座標433から構成される座標
情報431がある。座標情報取得手段410で取得した
座標情報はボタン動作判定手段420が判定処理を実行
した後で保存される。よってボタン動作判定手段420
が座標情報412を処理する場合には、座標情報411
が座標情報431として座標情報記憶手段430に保存
されている。ボタン動作判定手段420には動作過程4
22と状態423から構成されるクリック判定テーブル
421がある。座標情報取得手段410で取得した座標
情報426の構成要素である状態427と、クリック判
定テーブルの構成要素である状態423を比較して、一
致した場合は動作過程422を1つ更新する。ここでは
座標情報411とクリック判定テーブルの動作過程42
4を比較した結果は一致して、座標情報426とクリッ
ク判定テーブルの動作過程425とを比較する段階とな
っている。座標情報426の構成要素である状態427
とクリック判定テーブルの動作過程425の状態が”タ
ッチ”で一致した場合にはボタンのクリック動作が発生
したと判定する。そして角度判定手段440で角度の判
定を行ないボタン動作のタイプを判定する。角度判定手
段440には2点間の角度442とボタン動作のタイプ
443から構成される角度判定テーブル441がある。
角度判定手段440は座標情報426の構成要素である
座標428と座標情報431の構成要素である座標43
4の傾きを、Y座標の小さい座標情報を原点として算出
する。その算出結果と角度判定テーブル441の2点間
の角度442を比較して対応するボタン動作のタイプを
判定する。座標428と座標434の傾きを45度とし
た場合には右ボタン444と判定される。その結果とし
て”右ボタンクリック”を判定結果記憶手段450に保
存する。なお前記説明でセンサー402の代わりにセン
サー403、センサー404、センサー405、センサ
ー406、センサー407を接触した場合の判定結果
は、それぞれ”左右ボタンクリック”、”左ボタンクリ
ック”、”右ボタンクリック”、”左右ボタンクリッ
ク”、”左ボタンクリック”となる。
【0027】図9は左または右または左右両方のボタン
動作の判定処理を示したフローチャートである。
【0028】図9において、P401でクリック動作の
過程を規定したクリック判定テーブルの判定箇所をカウ
ントするカウンターと、クリック判定テーブルに登録さ
れた動作過程数、および動作判定結果を初期化する。P
402で処理時間をカウントするタイマーとクリック判
定の制限時間を初期化する。P403でタイマーをカウ
ントして、P404でクリック判定処理にかかった時間
が制限値を超えていないか検査する。制限時間内であれ
ばP405で座標情報の取得を行い、P406で座標情
報を取得したか否かを検査して、取得した場合は、P4
07でクリック判定処理を開始して最初の座標情報の取
得か否かを検査する。最初の取得であった場合は、P4
08でタイマーを初期化して、以降はクリック判定の制
限時間内での判定処理を行う。P409では取得した座
標情報とクリック判定テーブルの動作過程が同じか検査
を行う。同じ場合はP410で取得した2つの座標情報
の状態が共に“タッチ”であったか否かを検査して、
“タッチ”の場合はP412で2点の座標の角度と角度
判定テーブルを比較してボタン動作のタイプを決定す
る。図9の説明では角度が0度から15度の範囲であれ
ば“左右ボタン”、角度が16度から75度の範囲であ
れば“右ボタン”、角度が76度から105度の範囲で
あれば“無指定”、角度が106度から165度の範囲
であれば“左ボタン”、角度が166度から180度の
範囲であれば“左右ボタン”と規定している。P411
ではクリック判定テーブルの判定箇所をカウントするカ
ウンターを更新して、判定済みの座標情報を保存する。
P413ですべてのクリック判定が終了したか否かを検
査して、終了した場合はP414で動作判定結果を“ボ
タン動作タイプによるボタンクリック”と判定する。こ
こでP412における2点間の角度が45度であった場
合は“右ボタンクリック”と判定される。そしてP41
5でクリック判定テーブルの判定箇所をカウントするカ
ウンターを初期化する。タイマーがクリック判定の制限
時間を超えたと判定された場合は、P416で動作判定
の結果によりボタンクリック動作を実行する。
【0029】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、平面型座
標入力装置において指の位置に依存しない左右のボタン
クリック動作やダブルクリック動作を実現し、操作性を
向上させた平面型座標入力装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における平面型座標入力
装置の構成図
【図2】同実施の形態におけるボタンのクリック動作の
判定処理を示した概念図
【図3】同実施の形態におけるボタンのダブルクリック
動作の判定処理を示した概念図
【図4】同実施の形態におけるマウスのカーソル移動と
ボタン動作の判定処理を示した概念図
【図5】同実施の形態における左または右または左右両
方のボタン動作の判定処理を示した概念図
【図6】同実施の形態におけるボタンのクリック動作の
判定処理を示したフローチャート
【図7】同実施の形態におけるボタンのダブルクリック
動作の判定処理を示したフローチャート
【図8】同実施の形態におけるマウスのカーソル移動と
ボタン動作の判定処理を示したフローチャート
【図9】同実施の形態における左または右または左右両
方のボタン動作の判定処理を示したフローチャート
【符号の説明】
1 平面型座標入力手段 2 座標情報取得手段 3 ボタン動作判定手段 4 判定結果記憶手段 5 座標情報記憶手段 6 距離判定手段

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】平面型座標入力手段と、前記平面型座標入
    力手段が出力する座標と座標出力時の状態を座標情報と
    して一定間隔毎に取得する座標情報取得手段と、前記座
    標情報取得手段で順次取得した座標情報の順列パターン
    によってマウスのボタン動作を決定するボタン動作判定
    手段と、前記ボタン動作判定手段が判定した判定結果を
    記憶する判定結果記憶手段を備え、前記座標情報取得手
    段が連続してタッチ、タッチ、アンタッチ状態の座標を
    取得した場合に操作者がマウスのボタンクリック動作を
    指定したものと判定することを特徴とする平面型座標入
    力装置。
  2. 【請求項2】判定結果記憶手段に連続してボタンクリッ
    ク動作が記憶される場合にはダブルクリック動作として
    記憶することを特徴とする請求項1に記載の平面型座標
    入力装置。
  3. 【請求項3】座標情報取得手段で取得した座標情報を記
    憶する座標情報記憶手段と、座標情報取得手段で連続し
    て取得したタッチ状態にある2点座標の距離を判定する
    距離判定手段を備え、2点座標の距離により操作者がカ
    ーソル移動、またはボタン動作を指定したかを判定する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の平面
    型座標入力装置。
  4. 【請求項4】座標情報取得手段で取得した座標情報を記
    憶する座標情報記憶手段と、座標情報取得手段で連続し
    て取得したタッチ状態にある2点座標の角度を判定する
    角度判定手段を備え、2点座標の角度により操作者が左
    または右または左右両方のボタン動作を指定したかを判
    定することを特徴とする請求項1または請求項2に記載
    の平面型座標入力装置。
  5. 【請求項5】平面型座標入力手段で座標を入力する座標
    入力手順と、前記座標入力手順で入力される座標と座標
    入力時の状態を座標情報として一定間隔毎に取得する座
    標情報取得手順と、前記座標情報取得手順で順次取得し
    た座標情報の順列パターンによってマウスのボタン動作
    を決定するボタン動作判定手順と前記ボタン動作判定手
    順が判定した判定結果を記憶する判定結果記憶手順を備
    え、前記座標情報取得手順にて連続してタッチ、タッ
    チ、アンタッチ状態の座標を取得した場合に操作者がマ
    ウスのボタンクリック動作を指定したものと判定するこ
    とを特徴とする平面型座標入力装置の入力判定方法。
  6. 【請求項6】判定結果記憶手順にて連続してボタンクリ
    ック動作が記憶される場合にはダブルクリック動作とし
    て記憶することを特徴とする請求項5に記載の平面型座
    標入力装置の入力判定方法。
  7. 【請求項7】座標情報取得手順で取得した座標情報を記
    憶する座標情報記憶手順と、座標情報取得手順で連続し
    て取得したタッチ状態にある2点座標の距離を判定する
    距離判定手順を備え、2点座標の距離により操作者がカ
    ーソル移動、またはボタン動作を指定したかを判定する
    ことを特徴とする請求項5または請求項6に記載の平面
    型座標入力装置の入力判定方法。
  8. 【請求項8】座標情報取得手順で取得した座標情報を記
    憶する座標情報記憶手順と、座標情報取得手順で連続し
    て取得したタッチ状態にある2点座標の角度を判定する
    角度判定手順を備え、2点座標の角度により操作者が左
    または右または左右両方の左右のボタン動作を指定した
    かを判定することを特徴とする請求項5または請求項6
    に記載の平面型座標入力装置の入力判定方法。
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