JP2000249562A - 角速度センサ - Google Patents

角速度センサ

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JP2000249562A
JP2000249562A JP11055583A JP5558399A JP2000249562A JP 2000249562 A JP2000249562 A JP 2000249562A JP 11055583 A JP11055583 A JP 11055583A JP 5558399 A JP5558399 A JP 5558399A JP 2000249562 A JP2000249562 A JP 2000249562A
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Japan
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sensor element
angular velocity
sensor
support substrate
fixed
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Shiyougo Yoshino
彰悟 吉野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 検出精度が高く、安価な、静電容量型の角速
度センサを提供する。 【解決手段】 角速度センサ1は、センサ素子10と支
持基板2を備える。支持基板2は、センサ素子10を固
定するための固定部3が形成されている。固定部3は支
持基板2を切削して空間部4を形成することにより、支
持基板2の内部より突出するような構造となっている。
固定部3には、センサ素子10と接着するための接着剤
5が塗布され、センサ素子10の底面の略中央部と固定
部3が位置決めされて固着されて、角速度センサ1が構
成される。このとき、センサ素子10の周囲部は接着剤
を介在せずに、支持基板2上に載置されるように支持さ
れる構造となる。これにより、支持基板2とセンサ素子
10とは、固着部の固着面積が小さくなるため、支持基
板2とセンサ素子10との熱膨張係数の差により発生す
る応力が小さくなり、センサ素子10に加わる応力の影
響も小さくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、角速度センサに関
し、詳しくは、支持基板によってセンサ素子が支持固定
されてなる静電容量型の角速度センサに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の静電容量型の角速度センサを、図
6,図7を用いて説明する。図6および図7に示す角速
度センサ100は、センサ素子10を含む。センサ素子
10は、単結晶シリコン材料からなる固定基板11を備
える。この固定基板11の表面には、略矩形状の平面振
動子12が形成され、平面振動子12の四隅には4本の
支持梁14が配置され、支持梁14は、折り曲げ加工さ
れて固定基板11に固定されている。
【0003】平面振動子12の二辺には櫛歯状の駆動用
可動電極15が形成されている。そして、平面振動子1
2の前記二辺に対向する位置には、固定板16が配置さ
れ、固定板16からは、櫛歯状の駆動用可動電極15と
噛み合うように櫛歯状の駆動用固定電極17が形成され
ている。この駆動用可動電極15と駆動用固定電極17
とをあわせて、駆動電極18とする。
【0004】また、平面振動子12の他の二辺には、検
出用可動電極19が形成されている。そして、平面振動
子12の前記他の二辺に対向する位置には固定板20が
配置され、固定板20には、検出用可動電極19と噛み
合うように検出用固定電極21が形成されている。この
検出用可動電極19と検出用固定電極21とをあわせ
て、検出電極22とする。
【0005】そして、固定基板11の表面および裏面側
には、平面振動子12などを保護し封止するため、ガラ
ス板からなる包囲部材23が配置されて、平板状のセン
サ素子10が構成される。
【0006】このセンサ素子10は、例えばアルミナ基
板やガラスエポキシ基板などの平坦な支持基板24に、
センサ素子10の底面全面が水平を保つように接触し、
接着剤25で底面全面が固着されて、角速度センサ10
0が構成される。
【0007】この角速度センサ100において、平面振
動子12は、駆動電極18に交流電圧が印加されると、
駆動電極18における駆動用可動電極15と駆動用固定
電極17の間に発生する静電力によって、平面振動子1
2と同一平面内でy軸方向に励振する。このとき、z軸
を中心とした回転角速度が加わると、y軸とz軸に直交
する方向、すなわちx軸方向にコリオリ力が発生し、平
面振動子12がx軸方向に振動する。この振動による振
幅の大きさの変化を検出電極22における静電容量変化
に対応させて検出し、z軸回りの回転角速度の大きさを
検出するものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の角速度センサでは、使用環境の温度変化などの影響
により、センサ素子の包囲部材と支持基板との熱膨張係
数の差によって、センサ素子に応力が作用する。そし
て、センサ素子の底面全体が支持基板に強固に固着され
ている上記従来例では、その応力はすべてセンサ素子に
作用することになる。
【0009】その結果、センサ素子全体に歪みが生じ、
検出電極において歪みによる静電容量の変化が検出され
る。これにより、コリオリ力とは無関係の検出信号を得
ることになり、センサの検出精度の低下の要因となって
いた。
【0010】また、応力は平面振動子を支持する支持梁
にも作用し、支持梁のバネ定数の変化により平面振動子
の固有振動数が変化し、感度が変化してしまう要因とも
なっていた。
【0011】これらの応力の発生を抑えるためには、セ
ンサ素子の包囲部材であるガラス材と熱応力の近い材質
からなるもので支持基板を構成すればよく、たとえば、
上記従来例でも示したようにアルミナ等のセラミックス
基板を利用することが考えられる。しかし、セラミック
ス基板はガラスエポキシ基板などに比べて高価であり、
角速度センサのコストダウンという市場の要望に沿うこ
とが困難となる。
【0012】さらに、センサ素子の底面全面を接着剤を
用いて固着するため、接着剤の塗布バラツキすなわち接
着剤の厚みにバラツキがあると、センサ素子は傾斜した
状態で固定されることになる。したがって、z軸方向以
外の軸における回転角速度に応じてもセンサ出力の変化
が発生し、角速度センサの検出精度の低下の要因となっ
ていた。
【0013】したがって、本発明の目的は、上述の問題
点を解消するためになされたもので、検出精度が高く、
安価な、静電容量型の角速度センサを提供することにあ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の角速度センサにおいては、平板状のセンサ
素子と、センサ素子を支持する支持基板とを備え、セン
サ素子に加わった角速度に応じて、センサ素子内におけ
る静電容量の変化を検知することによって角速度を検出
する角速度センサであって、センサ素子はその略中央部
において支持基板に固着されてなることを特徴としてい
る。
【0015】また、支持基板には固定部が設けられ、固
定部でセンサ素子の略中央部が固着されてなることを特
徴としている。
【0016】また、センサ素子の略中央部には突起部が
設けられ、突起部と支持基板とが固着されてなることを
特徴としている。
【0017】また、センサ素子と支持基板は、センサ素
子の略中央部の固着部周辺において空間部を有するよう
に構成されると共に、センサ素子の周囲部において互い
に当接するように構成されることを特徴としている。
【0018】また、空間部は、支持基板がくり抜かれて
構成されたことを特徴としている。
【0019】また、支持部材は接着剤が充填された凹部
を備え、凹部でセンサ素子の略中央部と支持部材が固着
されてなることを特徴としている。
【0020】さらに、センサ素子と支持基板とは、セン
サ素子の略中央部において、複数個の固着部を備えるこ
とを特徴としている。
【0021】これにより、センサ素子と支持基板との固
着面積が小さくなり、センサ素子と支持基板の熱膨張係
数の差により発生する応力が小さくなる。
【0022】また、固定部や突起部を設けて固着するこ
とにより、固着面積が安定し、個々の角速度センサ間の
応力特性も安定する。
【0023】また、センサ素子の中央部で固着し、固着
部周囲を空間部とし、さらに、空間部の周囲でセンサ素
子と支持基板が当接することにより、センサ素子の周囲
部は、接着剤などの固着手段を用いることなく支持基板
に載置支持されるため、センサ素子を水平に実装するこ
とが容易となる。
【0024】さらに、センサ素子と支持基板との固着部
を複数に分割することにより、固着力を保ちつつ、固着
面積を更に小さくして応力の影響を緩和する。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。なお、センサ素子について
は、従来例と同一のものを例示して説明するため、同一
番号を付し、センサ素子の内部の構造および角速度検出
の原理についての説明は省略する。
【0026】図1に示す本発明の第1の実施の形態に係
る角速度センサ1は、センサ素子10と支持基板2を備
える。この支持基板2は、例えばガラスエポキシ基板な
どの、安価で加工が容易な材質からなる。この支持基板
2には、センサ素子10を固定するための固定部3が、
センサ素子10の略中央部に対応する位置に形成されて
いる。この固定部3は、支持基板2を切削して空間部4
を形成することにより、支持基板2の内部より突出する
ような構造となっている。
【0027】そして、この固定部3には、センサ素子1
0と接着するための接着剤5が塗布され、センサ素子1
0の底面の略中央部と固定部3が位置決めされて固着さ
れて、角速度センサ1が構成される。
【0028】このとき、センサ素子10の周囲部は接着
剤を介在せずに、支持基板2上に載置されるように支持
される構造となる。
【0029】これにより、支持基板2とセンサ素子10
とは、固着部の固着面積が小さくなるため、支持基板2
とセンサ素子10との熱膨張係数の差により発生する応
力が小さくなり、センサ素子10に加わる応力の影響も
小さくなる。
【0030】また、固定部3の断面積、つまり、接着剤
5が塗布される面積が一定となるため、接着剤5の塗布
量のバラツキがなくなり、個々の角速度センサのセンサ
間の特性バラツキが低下する。
【0031】この第1の実施に形態において、固定部3
は支持基板2と一体に構成されているが、たとえば、支
持基板2を予め大きくくり抜き、そのくり抜いた部分
に、センサ素子10を充分に支持固定可能な硬度を備え
るたとえば金属や樹脂などからなる別体の固定部3を装
着してもよい。
【0032】次に、本発明の第2の実施の形態を、図2
を用いて説明する。なお、第1の実施の形態と同一の構
成については同一番号を付し、その説明を省略する。図
2に示す角速度センサ1において、支持基板2における
センサ素子10の略中央部に対応する位置には、凹部6
が形成されている。この凹部6は、空間部5としても機
能するものである。また、センサ素子10の底面側の略
中央部には、突起部7が形成されている。この突起部6
は、センサ素子10を構成しているガラス板からなる包
囲部材19をサンドブラストやエッチングなどの加工方
法で削ることにより、センサ素子10から突出するよう
な構造となっている。
【0033】そして、この突起部7には、支持基板2と
接着するための接着剤5が塗布され、支持基板2の凹部
6の底面の中心と突起部7とが一致するように位置決め
されて固着されて、センサ素子10の中心部のみで支持
基板2と固着された角速度センサ1が構成される。
【0034】このとき、センサ素子10の周囲部は接着
剤を介在せずに、支持基板2上に載置されるように支持
される構造となる。
【0035】これにより、支持基板2とセンサ素子10
とは、固着部の固着面積が小さくなるため、支持基板2
とセンサ素子10との熱膨張係数の差により発生する応
力が小さくなり、センサ素子10に加わる応力の影響も
小さくなる。
【0036】また、突起部7の断面積、つまり、接着剤
5が塗布される面積が一定となるため、接着剤5の塗布
量のバラツキがなくなり、個々の角速度センサ1のセン
サ間の特性バラツキが低下する。
【0037】この第2の実施に形態において、突起部7
はセンサ素子1と一体に構成されているが、たとえば、
センサ素子10の底面の略中央部に、センサ素子10を
充分に支持固定可能な硬度を備える例えば金属や樹脂な
どからなる別体の固定部3を装着してもよい。
【0038】次に、本発明の第3の実施の形態を図3を
用いて説明する。なお、第1の実施の形態や第2の実施
の形態と同一の構成については同一番号を付し、その説
明を省略する。図3に示す角速度センサ1において、支
持基板2におけるセンサ素子10の略中央部に対応する
位置には、凹部6が形成されている。この凹部6には、
センサ素子10を固着するための接着剤5が充填されて
いる。
【0039】そして、センサ素子10の底面の略中央部
が、支持基板2の凹部6と一致するように載置され、固
着されて、センサ素子10の中心部のみで支持基板2と
固着された角速度センサ1が構成される。
【0040】このとき、センサ素子10の周囲部は接着
剤を介在せずに、支持基板2上に載置されるように支持
される構造となる。
【0041】これにより、支持基板2とセンサ素子10
とは、固着部の固着面積が小さくなるとともに、支持基
板2やセンサ素子10に、固定部3や突起部7を設ける
ような加工も必要がなく、凹部6を設けるだけの単純な
加工で済む。
【0042】この第3の実施の形態では、凹部6に接着
剤5を充填する方法としては、例えばディスペンサなど
で注入するのが一般的であるが、この際、凹部6を完全
に充填するのではなく、凹部6から少し突出するように
円錐状に注入することにより、余分な接着剤5が凹部6
内部に逃げ、かつ、センサ素子10が接着剤5と固着で
きる構成となる。
【0043】次に、本発明の第4の実施の形態を図4を
用いて説明する。なお、第1の実施の形態〜第3の実施
の形態と同一の構成については同一番号を付し、その説
明を省略する。図4に示す角速度センサ1において、支
持基板2におけるセンサ素子10の略中央部に対応する
位置には、センサ素子10を固定するための複数の固定
部3が形成されている。この固定部3は、支持基板2を
切削して空間部4を形成することにより、支持基板2の
内部より突出するような構造となっている。
【0044】そして、この固定部3には、センサ素子1
0と接着するための接着剤5が塗布され、センサ素子1
0の底面の略中央部と複数の固定部3が固着されて、角
速度センサ1が構成される。
【0045】このとき、センサ素子10の周囲部は接着
剤を介在せずに、支持基板2上に載置されるように支持
される構造となる。
【0046】これにより、支持基板2とセンサ素子10
とは、固着力を保ちつつ、固着部の固着面積をさらに小
さくすることができるため、支持基板2とセンサ素子1
0との間に発生する応力も小さくなる。
【0047】次に、本発明の第5の実施の形態を図5を
用いて説明する。なお、第1の実施の形態〜第4の実施
の形態と同一の構成については同一番号を付し、その説
明を省略する。図5に示す角速度センサ1において、支
持基板2におけるセンサ素子10の略中央部に対応する
位置の近傍には、均等な配置となるように接着剤5が、
スクリーン印刷などの手法により複数ヶ所(図5におい
ては4ヶ所)それぞれの厚みが一定となるように塗布さ
れる。
【0048】そして、センサ素子10の底面の略中央部
と接着剤5が固着されて、複数ヶ所の固着部(図5にお
いては4ヶ所)を備える角速度センサ1が構成される。
このとき、センサ素子10の周囲部は中空に浮いた状態
となる。
【0049】これにより、センサ素子10は、複数ヶ所
の固着部を備えるだけであるため、支持基板2とセンサ
素子10との間に発生する応力が小さくなり、センサ素
子の応力の影響が小さくなると共に、製造が極めて容易
となる。
【0050】この第5の実施の形態において、接着剤5
は複数ヶ所に分散されて塗布されているが、支持基板2
の略中央部に一ヶ所のみ、小さな面積で形成されるもの
でもよい。ただし、その場合は、一ヶ所の接着剤5にお
ける厚みのバラツキの影響でセンサ素子10が傾いて実
装されるおそれがある。一方、第5の実施の形態のよう
に、固着部となる接着剤5を、分散させるつまり複数箇
所に設けることにより、一ヶ所の接着剤5における厚み
のバラツキは、複数箇所に点在する他の接着剤5によっ
て相殺され、したがって、水平にセンサ素子10を配置
することが可能となる。これは、第4の実施の形態にお
いても同様である。
【0051】
【発明の効果】以上のように、本発明による角速度セン
サでは、センサ素子と支持基板との固着面積が小さくな
り、センサ素子と支持基板の熱膨張係数の差により発生
する応力が小さくなるため、センサ素子が変形すること
がなく、コリオリ力とは無関係の誤った信号を発生する
ことがなくなり、角速度センサとして精度が向上する。
【0052】また、固定部や突起部を設けて固着するこ
とにより、固着面積が安定し、個々の角速度センサ間の
応力特性も安定するため、個々のセンサ間の精度バラツ
キがなくなる。
【0053】また、センサ素子の中央部で固着し、固着
部周囲を空間部とし、さらに、空間部の周囲でセンサ素
子と支持基板が当接することにより、センサ素子の周囲
部は、接着剤などの固着手段を用いることなく支持基板
に載置支持されるため、センサ素子を水平に実装するこ
とが容易となり、検出軸とは無関係の軸方向の角速度を
検知することがなくなり、検出精度か向上する。
【0054】さらに、センサ素子と支持基板との固着部
を複数に分割することにより、固着力を保ちつつ、固着
面積を更に小さくして応力の影響を緩和し、さらに、セ
ンサ素子を水平に実装することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る角速度センサ
の構造を示す断面図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態に係る角速度センサ
の構造を示す断面図である。
【図3】本発明の第3の実施の形態に係る角速度センサ
の構造を示す断面図である。
【図4】本発明の第4の実施の形態に係る角速度センサ
の構造を示す断面図である。
【図5】本発明の第4の実施の形態に係る角速度センサ
の構造を示す、(a)断面図であり、(b)平面図であ
る。
【図6】センサ素子における包囲部材を備えない状態で
の構造を示す平面図である。
【図7】従来の角速度センサの構造を示す側面図であ
る。
【符号の説明】
1 角速度センサ 2 支持基板 3 固定部 4 空間部 5 接着剤 6 凹部 7 突起部 10 センサ素子

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平板状のセンサ素子と、前記センサ素子
    を支持する支持基板と、を備え、前記センサ素子に加わ
    った角速度に応じて、前記センサ素子内における静電容
    量の変化を検知することによって前記角速度を検出する
    角速度センサであって、前記センサ素子はその略中央部
    において、前記支持基板に固着されてなることを特徴と
    する、角速度センサ。
  2. 【請求項2】 前記支持基板には固定部が設けられ、該
    固定部で前記センサ素子の略中央部が固着されてなるこ
    とを特徴とする、請求項1に記載の角速度センサ。
  3. 【請求項3】 前記センサ素子の略中央部には突起部が
    設けられ、該突起部と前記支持基板とが固着されてなる
    ことを特徴とする、請求項1に記載の角速度センサ。
  4. 【請求項4】 前記センサ素子と前記支持基板は、前記
    センサ素子の略中央部の固着部周辺において空間部を有
    するように構成されると共に、前記センサ素子の周囲部
    において互いに当接するように構成されることを特徴と
    する、請求項1から請求項3のいずれかに記載の角速度
    センサ。
  5. 【請求項5】 前記空間部は、前記支持基板がくり抜か
    れて構成されたことを特徴とする、請求項4に記載の角
    速度センサ。
  6. 【請求項6】 前記支持部材は接着剤が充填された凹部
    を備え、該凹部で前記センサ素子の略中央部と前記支持
    部材が固着されてなることを特徴とする、請求項1に記
    載の角速度センサ。
  7. 【請求項7】 前記センサ素子と前記支持基板とは、前
    記センサ素子の略中央部において、複数個の固着部を備
    えることを特徴とする、請求項1から請求項6のいずれ
    かに記載の角速度センサ。
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