JP2000249108A - ロッドレスシリンダ - Google Patents

ロッドレスシリンダ

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JP2000249108A
JP2000249108A JP11049695A JP4969599A JP2000249108A JP 2000249108 A JP2000249108 A JP 2000249108A JP 11049695 A JP11049695 A JP 11049695A JP 4969599 A JP4969599 A JP 4969599A JP 2000249108 A JP2000249108 A JP 2000249108A
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JP
Japan
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tube
sliding
moving body
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guide member
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JP11049695A
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Inventor
Mitsuo Noda
光雄 野田
Takeshi Yonezawa
剛 米沢
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Howa Machinery Ltd
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Howa Machinery Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロッドレスシリンダにおいて、バンドガイド
と摺動板とを備えたガイド部材の、装着用の突起部の破
損を防止する。 【解決手段】 ピストンマウント23が一方に進行する
とき、進行方向と反対側のガイド部材40には、摺動板
43の摺動抵抗により、そのガイド部材40を進行方向
と反対方向に移動させる力が生じ、その突起部48は、
ピストンマウント23の凹部25aの壁面25bに圧接
して、引っかけ状態で移動されるが、突起部48のシリ
ンダ移動方向長さを摺動板43の板厚tの1.5倍以上
としたことから、突起部48の強度が大きく、そのよう
な引っ掛けが繰り返し行われても、突起部48が破損す
ることが防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、シリンダチュー
ブのスリットを内外から塞ぐ内外シールバンドを案内す
るバンドガイドとチューブ外面を摺動する摺動板とを一
体形成したガイド部材が、摺動板の外側移動体に向く面
に設けた突起部を外側移動体の凹部に係止して、チュー
ブ内側の内側移動体とチューブ外側の外側移動体とを連
結している力伝達部材の前後に装着されているロッドレ
スシリンダに関する。
【0002】
【従来の技術】前記のような構造で、ガイド部材を装着
するものが特開平10−339306号で公知である。
これによれば、図8に示すようにガイド部材Aの上下一
対のバンドガイドB、Cで力伝達部材Dを上下に挟み込
んだ状態で、ガイド部材Aの摺動板Eの板厚とほぼ同じ
厚みで、摺動板Eのチューブ長手内端から突出された突
起部Fを外部移動体Gの下面に設けた凹部Hに係止し
て、力伝達部材Dの前後部分にガイド部材Aを着脱可能
に装着している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のものでは、
例えば内側移動体Jがチューブ長手に沿って矢印方向に
移動すると、力伝達部材Dで一体に連結されている外側
移動体Gがチューブに沿って移動し、このとき、進行方
向反対側に位置しているガイド部材(図で左側のもの)
Aは、チューブ外面2bとの間の摺接抵抗により突起部
Fが凹部Hに引っかけられて移動される。突起部Fの厚
みが摺動板Eの板厚みと同じに形成されていて薄いこと
から、この引っかけ移動が繰り返されると、比較的短期
間で突起部が折れてしまう恐れがあった。この発明は、
このような折損事故が発生することを抑制することを目
的とする。また、本願の他の課題は、摺動板のチューブ
外面に対する摺動機能を高く維持でき、しかも、上記の
ような折損事故の発生を効果的に抑制することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題解決のために、
本願では、チューブ内側の内側移動体とチューブ外側の
外側移動体とがチューブに設けた長手方向のスリットを
通る力伝達部材により連結されて移動部材を構成し、前
記スリットは、その内側が内側移動体を貫通する内シー
ルバンドで、その外側が外側移動体を貫通する外シール
バンドで塞がれ、この移動部材には、力伝達部材を挟ん
だ前後部分において、前記内、外シールバンドをスリッ
トから引き離す方向に案内する一対のバンドガイドとチ
ューブ外面を摺動する摺動板とを一体に備えたガイド部
材が、摺動板の外側移動体に向く面に設けた突起部を外
側移動体の凹部に係止して装着されているロッドレスシ
リンダにおいて、摺動板の突起部のチューブ軸方向長さ
を摺動板の板厚より大きく設定したことを特徴とする
(請求項1)。具体的には、摺動板の突起部のチューブ
軸方向長さは摺動板の板厚の1.5倍以上に設定されてい
る(請求項2)。これによれば、突起部のチューブ軸方
向の長さ寸法を摺動板の板厚より大きくしたことによ
り、凹部による引っかけ移動が繰り返されても破損し難
くなる。特に1.5倍以上とすることで、破損事故が大
幅に減少し、好適である。突起部形成部分の下方となる
摺動面部分を除いて、摺動板の摺動面に摺動方向に沿っ
て複数の油溝が並設されている(請求項3)。これによ
れば、油溝の中にグリースなどを塗布しておくことで、
摺動板が摺動するときには摺動状態を良好に保ち、一
方、油溝が形成されないことにより突起部形成部分の板
厚は、摺動板の板厚に突起の高さを加えたものとなり、
より強度が向上する。
【0005】また、本願発明は、チューブ内側の内側移
動体とチューブ外側の外側移動体とがチューブに設けた
長手方向のスリットを通る力伝達部材により連結されて
移動部材を構成し、前記スリットは、その内側が内側移
動体を貫通する内シールバンドで、その外側が外側移動
体を貫通する外シールバンドで塞がれ、この移動部材に
は、力伝達部材を挟んだ前後部分において、前記内、外
シールバンドをスリットから引き離す方向に案内する一
対のバンドガイドとチューブ外面を摺動する摺動板とを
一体に備えたガイド部材が、摺動板の外側移動体に向く
面に設けた突起部を外側移動体の凹部に係止して装着さ
れているロッドレスシリンダにおいて、移動部材が一方
に進行し、その進行方向と反対側に配置されたガイド部
材の突起部が、その突起部を形成してあるガイド部材の
摺動板に作用するチューブ外面との間の摺動抵抗によっ
て進行方向と逆に作用する引掛け力で前記凹部に引掛け
られて移動するとき、繰り返し作用する前記引掛け力で
突起部が破損しないように、前記摺動板の突起部のサイ
ズを設定したことを特徴とする(請求項4)。
【0006】
【発明の実施の形態】ロッドレスシリンダ1を示す図
1,2において、非磁性材料(例えばアルミニウム合
金)を押出し、もしくは、引き抜き成形して成るチュー
ブ(シリンダチューブ)2は、非円形(長円形)のシリ
ンダ孔2aを有すると共に、その長手方向全長に亘っ
て、スリット3が形成してある。シリンダチューブ2の
長手両端部は、エンドキャップ10、10で塞がれ、エ
ンドキャップ10,10間にシリンダ室6を形成してい
る。
【0007】移動部材18は、内、外側移動体と両者を
つなぐ力伝達部材22とから成る。シリンダ室6は、ピ
ストン部分20aの長手両端に、ピストンパッキン21
aを備えたピストンエンド21を有する内側移動体とし
てのピストン20により前,後シリンダ室6A,6Bに
区画されている。ピストン部分20aには、その下面の
幅方向中央に長手方向に沿うバンド通過溝20bが所定
幅で形成してある。ピストン部分20aには、前記スリ
ット3を貫通する力伝達部材(ピストンヨーク)22が
一体成形されている。その力伝達部材22は、チューブ
2外側において左右に拡がり、外側移動体26の本体部
材としてのピストンマウント23となっている。ピスト
ンマウント23は、前後左右壁23a〜23dが連続し
た環状となっている。
【0008】ピストンマウント23の下面は、全周にわ
たってスクレーパ嵌め込み段部25に形成され(図2,
3)、ピストンマウント23の左右壁23a,23b下
面には、長手中間位置に凹部25aが形成してあり、後
述のガイド部材40の突起部48と共に、ガイド部材4
0の長手を決める位置決め手段を構成する。力伝達部材
22の上面22aと前記バンド通過溝20bの底面22
bは、上及び下にふくらんだ形状を成し、その前後部
は、夫々内外シールバンド30,31の後述のバンドガ
イドがはさみ込み状態で装着される装着部27,27に
してある。ピストン部分20a,力伝達部材22、ピス
トンマウント23とは全体がアルミダイキャスト成形さ
れた単一部材となっている。
【0009】図4〜6に示すように、力伝達部材22の
前後に取り付けられるガイド部材40は、弾性を有し、
摺動性の高い樹脂材料から構成され、外シールバンド3
1をガイドするように長手内側に向かって上方にふくら
むように弧を描き、外シールバンド31の幅に適合した
外シールバンド31用のバンドガイド41aと、内シー
ルバンド30をガイドするように長手内側に向かって下
方にふくらむように弧を描き、内シールバンド30の幅
に適合した内シールバンド30用のバンドガイド41b
とを備えている。チューブ外面(ここでは上面)2b上
を摺動する摺動板43は、幅方向両側に前記段部25の
手前まで拡がっており(図2)、その上面から前記バン
ドガイド41aが上方に立ち上げられている。ガイド部
材40の幅方向中央下側には、バンドガイド41aの立
ち上げ部より少し前方から摺動板43長手内側端までス
リット3の対向する壁と摺接するスリット摺接部分45
が一体形成してあり、その左右側面がスリット3の内壁
と摺接する摺接面46となっている。スリット摺接部分
45からは、下方にむけて前記バンドガイド41bが立
ち下げてある。左右の摺動板43の下面(摺動面)には
幅方向の油溝44が長手に複数並設されている。油溝4
4は、後述の突起部48の下面となる部分を除いて形成
されている。スリット摺接部分45の内側には、バンド
ガイド41a、41bの立ち上げ、立ち下げ壁の内面4
2aから後方部分に、力伝達部材22に嵌め込まれる嵌
合溝47が形成してある。
【0010】摺動板43の長手内側端には上方に突起部
48が設けてある。突起部48は、シリンダ長手方向の
大きさLが、前記摺動板43の板厚tの1.5倍以上、
好ましくは2倍以上の大きさに設定され、また、シリン
ダ幅方向の大きさも同程度に設定してある。この大きさ
は、特に、摺動板43に作用するチューブ外面2bとの
間の摺動抵抗の大きさに対応して設定される。すなわ
ち、ピストンマウント23が一方に進行し、その進行方
向と反対側に配置されたガイド部材40の突起部48
が、その突起部48を形成してあるガイド部材40の摺
動板43に作用するチューブ外面との間の摺動抵抗によ
って進行方向と逆に作用する引掛け力で前記凹部25a
に引掛けられて移動するとき、ピストンマウント23の
往復繰り返し移動により繰り返し作用する前記引掛け力
で突起部48が破損しないように、前記突起部48のサ
イズが設定されている。ガイド部材40は、前記嵌合溝
47を力伝達部材22に嵌め込むと共に前記上下のバン
ドガイド41a,41bを前記前後の装着部27,27
に、その上下を挟むように弾性により開きつつ嵌め込
み、立ち上げ、立ち下げ壁の内面42aが装着部27の
前面27aに当接した状態で、ちょうど前記突起部48
が前記ピストンマウント23の凹部25aに嵌め込ま
れ、こうしてガイド部材40の長手位置と上下方向が保
持されるワンタッチで着脱自在な迅速係合手段49が構
成されている。
【0011】摺動板43とバンドガイド41a,41b
を一体とし、さらにスリット摺接部分45をも一体に形
成し、それらをワンタッチで移動部材18に着脱可能と
しているこの実施形態の構造では、これらを別々に設け
る従来のものと比較して、部品点数が少なく、又、組み
付け工数が大幅に低減される。
【0012】ガイド部材40の摺動板43の上面とピス
トンマウント23の下面との間には、前記摺動板43の
チューブ上面2bに対する摺動状態を調節するためのシ
ム55が、前後2つの摺動板43にまたがって介在され
る。シム55は、前記ピストンマウント23の凹部25
aと対応する大きさの切欠き56を有し、ガイド部材4
0を力伝達部材22に取り付けるときに、凹部25aに
嵌まり込む突起部48と係合され、また、その幅方向内
側端がバンドガイド41aの立ち上げ壁の側面に当接さ
れて、幅方向と軸方向との位置決めが成されている。シ
ム55は厚みの異なるものが予め準備してあり、その内
から最も摺動状態がよいものを、組み付け時に選定す
る。
【0013】ピストンマウント23には、バンドカバー
60が嵌め込まれている。バンドカバー60は、前後の
腕部62の先端に設けた係脱爪63が、ピストンマウン
ト23の前後壁23c,23d下面の係止部分70に係
脱可能に係止している。スクレーパ取付用の段部25に
は、下方からスクレーパ75が前記前後に一対のガイド
部材40の摺動板43とシム55の外周を囲んで外周面
を外側にむき出して嵌め込んである。スクレーパ75の
幅方向両側部分の長手中間には内方に向けて複数の幅広
形状の位置決め突起76が夫々内側に突出され(図
3)、その突起76は、前記ガイド部材40の摺動板4
3の幅方向両側に設けた対応した形状の切欠き77に係
合し、切欠き77と共に、スクレーパ75の前後方向を
位置決めすると共に、幅方向外方に外れないようにする
係合手段71を構成している(図5)。
【0014】スリット3を内側と外側から塞ぐ内外シー
ルバンド30,31は、前記力伝達部材22の上下を通
ってその両端が各エンドキャップ10に達している。内
外シールバンド30,31は、厚みの薄い可撓性バンド
であり、例えばスチールバンドなどの磁性材料から成
る。内外シールバンド30,31は周知のように、スリ
ット3の幅より大きな幅を有している。シールバンド3
0,31の長手両端は、取付ピン39をピン孔38に嵌
め込んでエンドキャップ10に取り付けられて、長手両
端が拘束されている。取付ピン39は、エンドキャップ
10に着脱自在なカバー部材で覆われ、抜け止めされて
いる。
【0015】これらの内外シールバンド30,31を吸
着するための磁石80が、スリット3両側に長手に沿っ
て配置されている。ピストン20を通過している部分を
除いて、内シールバンド30は、前記磁石80の磁気吸
着力とシリンダ室6に加わる流体圧力によりスリット3
を内側から塞ぎ、また、外シールバンド31は前記磁気
吸着力によりスリット3を外側から塞ぐ。エンドキャッ
プ10側面に設けた給排ポート15からの流体は、エン
ドキャップ10の給排孔81及び、内部ダンパ82の中
心に設けた給排孔83を介して、対応するシリンダ室6
A,6Bに給排され、これによりピストン20即ち外側
移動体26が左右移動する。内部ダンパ82は、ピスト
ン20の端部とピストンストロークエンドで衝接して、
ショックを吸収するためのものである。また、84はピ
ストンマウント23と衝接して、その慣性エネルギを吸
収するための外部ダンパである。
【0016】流体を前後のエンドキャップ10,10の
給排ポート15から給排することで、内外シールバンド
30,31がスリット3を塞ぎつつ、ピストンマウント
23が往復移動する。移動部材18内において、内、外
シールバンド31は、力伝達部材22前後の上下のバン
ドガイド41a,41bによりスリット3から引き離さ
れるように案内される。ピストンマウント23が一方に
進行するとき、その進行方向と反対側に位置するガイド
部材40には、摺動板43がチューブ外面2b上を摺動
することから進行方向と反対方向の抵抗が加わり、ガイ
ド部材40を進行方向と反対方向に移動させる力が生じ
る。これにより、反対側のガイド部材40の突起部48
は、ピストンマウント23の凹部25aの壁面25bに
圧接して、引っかけ状態で移動するが、突起部48のシ
リンダ移動方向長さを摺動板43の板厚t以上としたこ
とから、突起部48の強度が大きく、そのような引っ掛
けが繰り返し行われても、突起部48が破損することが
防止される。特に板厚tの1.5倍以上とした場合、破
損事故が大幅に減少した。一方、摺動板43の下面に油
溝44が形成されているため、あらかじめ油溝44にグ
リースなどを塗布しておくことで、チューブ外面2bを
摺動するときに、この油溝44内のグリースにより移動
部材18が円滑に往復移動できるが、突起部48の下面
には、そのような油溝44を形成していないので、突起
部48の実質的な厚みは、摺動板43の板厚みに突起部
48の厚みを加えたものとなって強度的に大きくなり、
前記破損が一層効果的に抑制される。摺動板43はピス
トンマウント23に対してシリンダ幅方向のモーメント
M1が作用したとき、そのモーメントM1を力伝達部材
22から離れたところでチューブ外面に対する垂直荷重
F1として負荷させることは、従来と同様であり、ま
た、ピストンマウント23に対して、移動方向のモーメ
ントM2が作用した場合でも、同様である。
【0017】
【発明の効果】以上のように本願発明では、ロッドレス
シリンダの力伝達部材を挟んだ前後部分において、前記
内、外シールバンドのバンドガイドとチューブ外面を摺
動する摺動板とを一体に備えたガイド部材が、摺動板の
外側移動体に向く面に設けた突起部を外側移動体の凹部
に係止して装着されているロッドレスシリンダにおい
て、摺動板の突起部のチューブ軸方向の長さ寸法を摺動
板の板厚より大きくしたことにより、凹部による引っか
け移動が繰り返されても破損し難くなり、シリンダ寿命
を長くできる。また、突起部形成部分の下方となる摺動
面部分を除いて、摺動板の摺動面に摺動方向に沿って複
数の油溝が並設されているので、油溝の中にグリースな
どを塗布しておくことで、摺動板が摺動するときには摺
動状態を良好に保ち、一方、油溝が形成されないことに
より突起形成部分の板厚は、摺動板の板厚に突起の高さ
を加えたものとなり、より強度を強くでき、破損現象を
一層効果的に抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ロッドレスシリンダの縦断面図である。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】移動部材、ガイド部材、シムを示す、分解斜視
図である。
【図4】ガイド部材の側面図である。
【図5】図4の底面図である。
【図6】図4の正面図である。
【図7】移動部材の組み立て状態を示す側面図である。
【図8】従来の技術である。
【符号の説明】
1 ロッドレスシリンダ 2 チューブ 3 スリット 18 移動部材 20 ピストン(内側移動体) 22 力伝達部材 26 外側移動体 30 内シールバンド 31 外シ−ルバンド 40 ガイド部材 41a バンドガイド 41b バンドガイド 43 摺動板 44 油溝 48 突起部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チューブ内側の内側移動体とチューブ外
    側の外側移動体とがチューブに設けた長手方向のスリッ
    トを通る力伝達部材により連結されて移動部材を構成
    し、前記スリットは、その内側が内側移動体を貫通する
    内シールバンドで、その外側が外側移動体を貫通する外
    シールバンドで塞がれ、この移動部材には、力伝達部材
    を挟んだ前後部分において、前記内、外シールバンドを
    スリットから引き離す方向に案内する一対のバンドガイ
    ドとチューブ外面を摺動する摺動板とを一体に備えたガ
    イド部材が、摺動板の外側移動体に向く面に設けた突起
    部を外側移動体の凹部に係止して装着されているロッド
    レスシリンダにおいて、摺動板の突起部のチューブ軸方
    向長さを摺動板の板厚より大きく設定したことを特徴と
    するロッドレスシリンダ。
  2. 【請求項2】 摺動板の突起部のチューブ軸方向長さを
    摺動板の板厚の1.5倍以上に設定した請求項1記載のロ
    ッドレスシリンダ。
  3. 【請求項3】 突起部形成部分の下方となる摺動面部分
    を除いて、摺動板の摺動面に摺動方向に沿って複数の油
    溝が並設されている請求項1または2記載のロッドレス
    シリンダ。
  4. 【請求項4】 チューブ内側の内側移動体とチューブ外
    側の外側移動体とがチューブに設けた長手方向のスリッ
    トを通る力伝達部材により連結されて移動部材を構成
    し、前記スリットは、その内側が内側移動体を貫通する
    内シールバンドで、その外側が外側移動体を貫通する外
    シールバンドで塞がれ、この移動部材には、力伝達部材
    を挟んだ前後部分において、前記内、外シールバンドを
    スリットから引き離す方向に案内する一対のバンドガイ
    ドとチューブ外面を摺動する摺動板とを一体に備えたガ
    イド部材が、摺動板の外側移動体に向く面に設けた突起
    部を外側移動体の凹部に係止して装着されているロッド
    レスシリンダにおいて、移動部材が一方に進行し、その
    進行方向と反対側に配置されたガイド部材の突起部が、
    その突起部を形成してあるガイド部材の摺動板に作用す
    るチューブ外面との間の摺動抵抗によって進行方向と逆
    に作用する引掛け力で前記凹部に引掛けられて移動する
    とき、繰り返し作用する前記引掛け力で突起部が破損し
    ないように、前記摺動板の突起部のサイズを設定したこ
    とを特徴とするロッドレスシリンダ。
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