JP2000248733A - 巾 木 - Google Patents

巾 木

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JP2000248733A
JP2000248733A JP11055192A JP5519299A JP2000248733A JP 2000248733 A JP2000248733 A JP 2000248733A JP 11055192 A JP11055192 A JP 11055192A JP 5519299 A JP5519299 A JP 5519299A JP 2000248733 A JP2000248733 A JP 2000248733A
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JP
Japan
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baseboard
wall
outlet
wiring
takeout
Prior art date
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Pending
Application number
JP11055192A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoru Okada
哲 岡田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taisei Corp
Original Assignee
Taisei Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 配線を外部に露出させることなく、簡単に配
線の取出口の位置の変更や増設を行うことができる巾木
を提供する。 【解決手段】 巾木は、壁Wに固定される巾木止め部材
1と、この巾木止め部材1に係止される巾木部材10
と、この巾木部材10の側部に連結される取出口設置部
材20とを備えている。取出口設置部材20の取出口部
21には、TVの取出口24、電話の取出口25および
電気の取出口(コンセント)26が設置され、これら
に、それぞれTV、電話および電気の配線31、32、
33が接続され、そしてこれらは、それぞれ上、中およ
び下の各棚板3に載置されて、壁Wと取出口設置部材2
0との間の空間および巾木止め部材1と巾木部材10と
の間の空間に収納されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、壁と床との接する
個所に取り付けられる巾木に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、家庭にもコンピュータやファクシ
ミリ等が普及し、また家電製品も非常に多くなってきて
いる。そのため、設置したコンセントが不足した場合
や、あるいは設置したコンセントがあっても、家具を置
いたり、間取りの変更などにより、このコンセントが使
用できなくなった場合には、従来、延長コードなどを用
いて、たこ足配線して対応するか、あるいは配線の取出
口の増設や移動を、電気工事店等の専門業者に依頼して
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、たこ足
配線は火災等を生じる危険がある。また、専門業者に依
頼して工事してもらうのは、工事に取り掛かるまでに通
常時間を要するし、工事費用もかかり、しかも工事を行
うに際して、壁紙の貼り直しなどの補修工事が付随する
という問題がある。本発明は、上記事情に鑑みなされた
もので、配線を外部に露出させることなく、簡単に配線
の取出口の位置の変更や増設を行うことができる巾木を
提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の巾木は、壁と床との接する個所に
取り付けられる巾木であって、壁に固定された巾木止め
部材と、この巾木止め部材に係止されるとともに、内部
に配線が収納された巾木部材と、この巾木部材に連結さ
れるとともに、上記配線が接続される取出口が設けられ
た取出口設置部材とを備えていることを特徴とするもの
である。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の巾木の一実施の形
態を図面に基づいて説明する。この実施の態様に係る巾
木は、図1に示すように、壁Wに固定される巾木止め部
材1と、この巾木止め部材1に係止される巾木部材10
と、この巾木部材10の側部に連結される取出口設置部
材20とを備えている。これら巾木止め部材1、巾木部
材10および取出口設置部材20は、それぞれポリ塩化
ビニル等の合成樹脂により一体的に形成されており、弾
力性を有している。
【0006】上記巾木止め部材1は、壁Wにビスや接着
剤によって固定される四角板状の背板2と、この背板2
から水平に間隔をおいて延びる3つの棚板3と、背板2
の上端部および下端部からそれぞれ水平に延びる条板状
の上係止部4および下係止部5とを備えている。各棚板
3の先端は上方に少し折曲されている。また、上係止部
4および下係止部5の先端部には、それぞれ上方および
下方に向かって突出する係止突条部4Aおよび5Aが形
成されている。
【0007】上記巾木部材10は、巾木止め部材1の背
板2と間隔おいて平行に配置される四角板状の巾木部1
1と、この巾木部11の上端から壁Wに向かって延びる
天板12と、巾木部11の下端から壁Wに向かって水平
に延びる底板13と、巾木部11の上端部および下端部
からそれぞれ水平に延びる条板状の上係止部14および
下係止部15とを備えている。
【0008】天板12は、巾木部11の上端から壁Wに
向かって水平に延びる水平部12Aと、この水平部12
の先端から下方に向かって屈曲された屈曲部12Bとか
らなり、水平部A12は、巾木止め部材1の上方を覆う
ように設けられ、屈曲部12Bは、壁Wに沿って延び、
その下端は巾木止め部材1の背板2の上端の真上近傍に
達している。一方、底板13は、床Fに下面が当接され
ている。
【0009】また、上係止部14および下係止部15の
先端部には、それぞれ下方および上方に向かって突出す
る係止突条部14Aおよび15Aが形成されており、こ
れら係止突条部14Aおよび15Aが、それぞれ上係止
部4および下係止部5の係止突条部4Aおよび5Aに係
止されることにより、巾木部材10が巾木止め部材1に
取り付けられる。
【0010】ここで、上係止部4および下係止部5並び
に上係止部14および下係止部15は、それぞれポリ塩
化ビニル等の合成樹脂からなり、弾力性を有しているの
で、これらが湾曲して変形することにより、係止突条部
4Aおよび5Aに、それぞれ係止突条部14Aおよび1
5Aを係止させたり、あるいは取り外したりすることが
容易に行えるようになっている。
【0011】上記取出口設置部材20は、壁Wと間隔お
いて平行に配置される四角板状の取出口部21と、この
取出口部21の上端から壁Wに向かって水平に延びる天
板22と、これらの両側面に設けられたL字板状の差込
み部23、23とを備えている。取出口部21は、巾木
部材10の巾木部11と同じ高さに設定され、また天板
22は、巾木部材10の天板12と同じ巾に設定されて
いる。
【0012】各差込み部23は、取出口部21および天
板22の側面における裏面側に、側方外方に向かって突
出して形成されている。この差込み部23は、巾木部材
10の側端部に形成されたL字板状の嵌合溝16に、図
中矢印で示すように、側方から挿入して嵌合させること
により、取出口設置部材20が巾木部材10に連結され
る。ここで、取出口設置部材20における取出口部21
の表面および天板22の表面は、それぞれ巾木部材10
の巾木部11の表面および天板11の表面と面一になっ
ている。
【0013】取出口部21には、上から順に、TVの取
出口24、電話の取出口25および電気の取出口(コン
セント)26が設置されており、これらには、それぞれ
TV、電話および電気の配線31、32、33が接続さ
れている。TV、電話および電気の配線31、32、3
3は、それぞれ上、中および下の各棚板3に載置され
て、壁Wと取出口設置部材20との間の空間および巾木
止め部材1と巾木部材10との間の空間に収納されてい
る。
【0014】上記巾木止部材1、巾木部材10および取
出口設置部材20は、図2に示すように、壁Wに沿っ
て、複数連結されて巾木を構成するようになっている。
これら巾木止部材1、巾木部材10および取出口設置部
材20の各長さは、必要に応じて調節される。
【0015】このように構成された巾木にあっては、壁
Wにビスや接着剤によって背板2を固定することによ
り、壁Wに巾木止め部材1を固定した後、上係止部4お
よび下係止部5の係止突条部4A、5Aに、それぞれ上
係止部14および下係止部15の係止突条部14A、1
5Aを係止することにより、巾木止め部材1に巾木部材
10を取り付け、その後巾木部材10の嵌合溝16に、
差込み部23を側方から挿入して嵌合させることによ
り、巾木部材10に取出口設置部材20を連結する一
方、TV、電話および電気の配線31、32、33を、
それぞれ上、中および下の各棚板3に載置させて、壁W
と取出口設置部材20との間の空間および巾木止め部材
1と巾木部材10との間の空間に収納し、これら各配線
31、32、33を、それぞれTV、電話および電気の
取出口24、25、26に接続すれば工事が完了するの
で、簡単な工事で配線の取出口の位置の変更や増設を行
うことができ、したがって特に専門業者に依頼しなくと
も工事を行うことができる。また、後付けで工事を行う
ことができるという利点がある。しかも、配線を外部に
露出させずに当該巾木内に収納しているため、美観を損
なうことがない。
【0016】さらに、巾木止部材1、巾木部材10およ
び取出口設置部材20を、壁Wに沿って、複数連結させ
て巾木を構成するようにしたので、これら巾木止部材
1、巾木部材10および取出口設置部材20の個数、あ
るいは各長さを適宜調節することにより、必要に応じた
巾木の長さ、あるいは取出口の数を簡単に得ることがで
きる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
巾木によれば、壁に固定された巾木止め部材と、この巾
木止め部材に係止されるとともに、内部に配線が収納さ
れた巾木部材と、この巾木部材に連結されるとともに、
配線が接続される取出口が設けられた取出口設置部材と
を備えた構成としたから、簡単な工事で配線の取出口の
位置の変更や増設を行うことができ、よって特に専門業
者に依頼しなくとも工事を行うことができるとともに、
後付けで工事を行うことができ、さらに配線を外部に露
出させずに当該巾木内に収納していることから、美観上
優れているという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の巾木の一実施の形態を示す斜視図であ
る。
【図2】本発明の巾木の一実施の形態を示す正面図であ
る。
【符号の説明】
W 壁 F 床 1 巾木止め部材 10 巾木部材 20 取出口設置部材 24、25、26 取出口 31、32、33 配線

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁と床との接する個所に取り付けられる
    巾木であって、 壁に固定された巾木止め部材と、この巾木止め部材に係
    止されるとともに、内部に配線が収納された巾木部材
    と、この巾木部材に連結されるとともに、上記配線が接
    続される取出口が設けられた取出口設置部材とを備えて
    いることを特徴とする巾木。
JP11055192A 1999-03-03 1999-03-03 巾 木 Pending JP2000248733A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105421727A (zh) * 2015-08-31 2016-03-23 嘉兴云木环保科技有限公司 装饰线条、锁合件以及装饰线条组件

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105421727A (zh) * 2015-08-31 2016-03-23 嘉兴云木环保科技有限公司 装饰线条、锁合件以及装饰线条组件
CN105421727B (zh) * 2015-08-31 2018-08-21 浙江云木新材股份有限公司 装饰线条、锁合件以及装饰线条组件

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