JP2000247387A - 物品収容トレー - Google Patents

物品収容トレー

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JP2000247387A
JP2000247387A JP11052624A JP5262499A JP2000247387A JP 2000247387 A JP2000247387 A JP 2000247387A JP 11052624 A JP11052624 A JP 11052624A JP 5262499 A JP5262499 A JP 5262499A JP 2000247387 A JP2000247387 A JP 2000247387A
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JP
Japan
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approximately
article
along
storage tray
lens
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JP11052624A
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English (en)
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Hideo Igami
秀生 伊神
Jinji Kato
尋司 加藤
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Chubu Genzairyo Kk
MORI PACKS KK
Original Assignee
Chubu Genzairyo Kk
MORI PACKS KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】円板体物品の収容枚数を可及的に増大させるよ
うにした物品収容トレーを提供する。 【解決手段】断面略半円柱形状の凹部12の周面円周方
向に沿つて断面略半円形の凸部13を複数形成するとも
に、この相隣接する凸部13間に略円弧形状の溝12a
を形成し、この円弧形状の溝12a内に円板体物品4を
位置決め収容させるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はレンズ等の円板体
物品を複数枚収容するようにした物品収容トレーの改良
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、円板体形状の物品としては、
例えばカメラの鏡筒内に装着されるレンズのようなもの
があるが、このレンズの組み立て工程においては、レン
ズを複数枚収容した物品収容トレーを用意し、この物品
収容トレー内からレンズ一枚ずつ取り出してカメラの鏡
胴内に装着する作業を行うようにしている。
【0003】図9は、円板体の物品を収容する従来の物
品収容トレー1を示す要部破断概念斜視図である。
【0004】この物品収容トレー1は、ポリスチレン等
の合成樹脂で形成されたシート状の板材2から構成され
ている。なお、この物品収容トレー1はシート状の板材
2を加熱後、金型上で所定の形状に真空成形されて得ら
れるものである。
【0005】この物品収容トレー1には、断面略算盤球
形状の物品収容穴3が、当該物品収容トレー1の長手方
向に沿って所定のピッチで形成され、この各物品収容穴
3内には、円板体物品であるレンズ4がそれぞれ位置決
め収容されている。
【0006】この物品収容穴3の内周面にはレンズ4を
除く図9のAA概念断面で示す図10のように、収容す
るレンズ4の球面に略沿った位置決め球面3aがそれぞ
れ形成されている。
【0007】そして、この物品収容穴3内にレンズを収
納するには、図11の矢印で示すように、各レンズ4の
球面4aを物品収容穴3の位置決め球面3aに沿わせて
収容するようにしている。
【0008】なお、図11はレンズ4の球面4aを図面
の右方向に向けて収容した状態を示したものであり、ま
た図12はレンズ4の球面4aを図面の左方向へ向けて
収容した状態を示したものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の物品収容トレー1によると、板材2の表面に物品収
容穴3を形成し、かつこの穴3の周面にレンズ4の周面
4aに沿わせるべく、板材2の長手方向に沿って位置決
め球面3aを形成しなければならないから、図10で示
すように、その位置決め球面3aの膨らみ分だけ各物品
収容穴3間の形成ピッチLが大きく、このため板材2に
形成される物品収容穴3の数を増やしてレンズ4の収容
枚数を増大させることができない難点があった。
【0010】この発明は上述した事情に鑑み、円板体物
品の収容枚数を可及的に増大させるようにした物品収容
トレーを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため、この発明の物品収容トレーでは、一枚の板材の周
面長手方向に沿って形成された断面略半円柱形状の凹部
と、該断面半円柱形状の凹部の周面円周方向に沿うよう
に形成されるとともに、前記凹部の長手方向に沿って所
定のピッチで複数個形成された断面略半円形の凸部と、
該複数の凸部のうち、相隣接する凸部間に位置する前記
凹部の周面円周方向に沿って形成された略円弧形状の溝
とを少なくとも有し、該円弧形状の溝内に円板体物品を
位置決めした際に相隣接する各凸部により、その倒れを
阻止するようにしている。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係わる物品収容
トレーの一実施例を詳述する。
【0013】図1はこの発明に係わる物品収容トレー1
0の要部破断概念斜視図である。
【0014】この物品収容トレー10も従来と同様にポ
リスチレン等の合成樹脂で形成されたシート状の板材1
1から構成され、またこのシート状の板材11を加熱
後、金型上で所定の形状に真空成形されて得られるもの
である。
【0015】このシート状の板材11には、その表面長
手方向に沿って複数本の断面略半円筒形状の凹部12が
形成されている。
【0016】また、この各凹部12の各周面には、その
円周方向に沿って断面略半円形の凸部13が形成されて
いる。なお、この凸部13は断面略半円柱形の凹部12
の長手方向(軸方向)に沿って所定のピッチで複数個形
成されている。
【0017】また、この複数個形成された凸部13のう
ち、相隣接する凸部13間には前記凹部12の周面円周
方向に沿って略円弧形状の溝12aが形成され、この略
円弧形状の溝12a内には、それぞれ円板体物品である
レンズ4がそれぞれ位置決め収容されている。
【0018】また、前記凸部13の両端部にはそれぞれ
略半球形状の凸部14が形成され、この略半球状の各凸
部14は板材11の表面から突出している。
【0019】なお、レンズ4を取り除いた図1のBB断
面で示す図2のように、凹部12の各周面円周方向に沿
って形成された断面略半円形の各凸部13を形成するに
は、図示せぬ真空形成用の金型表面に先端球形の切削工
具を使用して断面略半円形の溝を形成すればよいから、
断面略半円形の各凸部13を形成するための金型加工形
成は極めて容易である。
【0020】一方、図2に示した、相隣接する各凸部1
3間に形成された略円弧形状の溝12a内にレンズ4を
収容するには、図3の矢印で示すように、レンズ4の外
周縁4bをそれぞれ略円弧形状の溝12a内に配置す
る。
【0021】このように、レンズ4の外周縁4bを略円
弧形状の溝12a内に配置すると、略円弧形状の溝12
a内に配置されたレンズ4の外周縁4bと隣接する断面
略半円形の凸部13の外周面13aとが凹部12の円周
方向に沿って線接触し、それによりレンズ4の外周縁4
bを支えるので、その倒れが防止されることとなり、レ
ンズ4は相隣接する凸部13間に形成された略円弧形状
の溝12a内に確実に位置決め収容されることとなる。
【0022】なお、上述した図3はレンズ4の球面4a
を図面の右方向へ向けて収容した状態を示すものであ
り、図4はレンズ4の球面4aを図面の左方向へ向けて
収容した状態を示すものである。
【0023】上述した相隣接する断面略半円形の凸部1
3と、その間に形成された略円弧形状の溝12aにより
レンズ4を位置決め収容する本願発明の物品収容トレー
10によると、収容するレンズ4の球面4aを支承する
面が不要なので、図2で示すレンズ4を一枚ずつ支承す
る複数の円弧形状の溝12a間の形成ピッチL´は図1
0で示す従来の物品収容穴3間の形成ピッチLよりも著
しく小さく(L´<L)することができ、このため一枚
の収容トレー10内に多数枚の円板体、即ちレンズ4を
収容することができることとなる。
【0024】一方、上述した実施例では、図1に示すよ
うに、前記凸部13の両端部にはそれぞれ半球形状の凸
部14が形成されているから、図2のCC拡大断面図で
示す図5のように、レンズ4を矢印に沿って溝12a内
に収容する場合は、上述した半球形状の凸部14が図6
で示すように、最初にレンズ4の外周縁4bと当接し
て、当該レンズ4を溝12a内に案内するガイドとして
機能するので、レンズ4は図7で示すように、スムーズ
に相隣接する凸部13間に形成された略円弧形状の溝1
2a内に収納されることとなる。
【0025】また、上述した物品収容トレー10と略同
一形状のトレー20を物品収容トレー10の蓋体として
使用した場合は、図8で示すように、各凸部13の両端
部に形成された各略半球形状の凸部14が互いに当接し
て緩衝材として機能するので、蓋体としてトレー20を
使用した物品収容トレー10を落下させる等の異常事態
において、収容された円板体物品であるレンズ4を有効
に保護することができることとなる。
【0026】なお、上記実施例では収容する円板体物品
としてレンズ4を例にとって説明したが、この発明は上
記実施例に限定されることなく、円板体物品あればいか
なる物品も収容できることはいうまでもない。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の物品収
容トレーでは、断面略半円柱形状の凹部の周面円周方向
に沿つて断面略半円形の凸部を複数形成するともに、こ
の相隣接する凸部間に略円弧形状の溝を形成し、この円
弧形状の溝内に円板体物品を位置決め収容させるように
したため、一枚の収容トレー内に円弧形状の溝を多数形
成して、一枚の物品収容トレー内における円板体物品の
収容枚数を可及的に増大させることができる。
【0028】また断面略半円形の凸部の両端部に、半球
状の凸部を形成したから、円板体物品の収容作業が容易
となるとともに、同一構造のトレーを蓋体を使用してト
レーを覆った際は落下等の異常時において緩衝材として
作用し、収容した円板体物品の損傷を可及的に防止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はこの発明に係わる物品収容トレーの要部
破断概念斜視図。
【図2】図2は図1のBB断面図。
【図3】図3は円板体物品を収容した状態を示す本願発
明に係わる物品収容トレーの要部破断面図。
【図4】図4は円板体物品を収容した状態を示す本願発
明に係わる物品収容トレーの要部破断面図。
【図5】図5は、円板体物品の収容工程を示す物品収容
トレーの要部断面図。
【図6】図6は、円板体物品の収容工程を示す物品収容
トレーの要部断面図。
【図7】図7は、円板体物品の収容工程を示す物品収容
トレーの要部断面図。
【図8】図8は蓋体を使用して円板体物品を収容した状
態を示す物品収容トレーの要部断面図。
【図9】図9は従来の物品収容トレーの要部破断概念斜
視図。
【図10】図10は、図9のAA断面図。
【図11】図11は円板体物品を収容した従来の物品収
容トレーの要部断面図。
【図12】図12は円板体物品を収容した従来の物品収
容トレーの要部断面図。
【符号の説明】 4…レンズ 10…物品収容トレー 11…板材 12…断面略半円柱形状の凹部 13…断面略半円形の凸部と、 12a…略円弧形状の溝 14…略半球形状の凸部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E067 AA13 AB95 AC04 AC12 AC16 BA02A BA10A BA26A BB14A BC07A EC08 GD03 3E096 AA09 BA21 BB04 CA06 CC02 DA05 DA17 DA23 DC04 EA02X EA02Y FA23 GA11

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一枚の板材の周面長手方向に沿って形成さ
    れた断面略半円柱形状の凹部と、 該断面半円柱形状の凹部の周面円周方向に沿うように形
    成されるとともに、前記凹部の長手方向に沿って所定の
    ピッチで複数個形成された断面略半円形の凸部と、 該複数の凸部のうち、相隣接する凸部間に位置する前記
    凹部の周面円周方向に沿って形成された略円弧形状の溝
    とを少なくとも有し、 該円弧形状の溝内に円板体物品を位置決めした際に、前
    記相隣接する各凸部により、その倒れを阻止するように
    したことを特徴とする物品収容トレー。
  2. 【請求項2】前記断面略半円形の凸部の両端には略半球
    形状の凸部が形成され、該凸部は前記板材の表面から突
    出していることを特徴とする請求項(1)記載の物品収容
    トレー。
  3. 【請求項3】前記円板体物品はレンズであることを特徴
    とする請求項(1)記載の物品収容トレー。
JP11052624A 1999-03-01 1999-03-01 物品収容トレー Pending JP2000247387A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104192401A (zh) * 2012-02-25 2014-12-10 苏州贝腾特电子科技有限公司 可层叠且拆卸方便的线缆盘具用托盘
CN108502328A (zh) * 2018-05-10 2018-09-07 德清辰光电科技有限公司 放置圆环柱镜片的置物盒

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CN104192401A (zh) * 2012-02-25 2014-12-10 苏州贝腾特电子科技有限公司 可层叠且拆卸方便的线缆盘具用托盘
CN104192401B (zh) * 2012-02-25 2016-05-04 国家电网公司 可层叠且拆卸方便的线缆盘具用托盘
CN108502328A (zh) * 2018-05-10 2018-09-07 德清辰光电科技有限公司 放置圆环柱镜片的置物盒

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