JP2000247203A - 頭部保護エアバッグ装置 - Google Patents

頭部保護エアバッグ装置

Info

Publication number
JP2000247203A
JP2000247203A JP11051747A JP5174799A JP2000247203A JP 2000247203 A JP2000247203 A JP 2000247203A JP 11051747 A JP11051747 A JP 11051747A JP 5174799 A JP5174799 A JP 5174799A JP 2000247203 A JP2000247203 A JP 2000247203A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mounting
airbag
hole
locking
mounting bracket
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11051747A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3160670B2 (ja
Inventor
Yasuo Ochiai
康雄 落合
Ryoji Furukawa
良治 古川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Toyoda Gosei Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp, Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP05174799A priority Critical patent/JP3160670B2/ja
Publication of JP2000247203A publication Critical patent/JP2000247203A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3160670B2 publication Critical patent/JP3160670B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Air Bags (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ボディへのボルト止め時に発生するエアバッグ
取付部の締結回転方向への回転を防止できる頭部保護エ
アバッグ装置を提供すること。 【解決手段】ボディ1が、ボルト止め用の固定孔7と係
止孔8を備える。エアバッグ14は、上縁側に、ボルト
を挿通させる取付孔20を有した複数の取付部19を備
える。各取付部19には、ボルトを挿通させる取付孔3
2を有して、ボルト止め時、ボディに取付部と共締めさ
れる取付ブラケット27が固着される。各取付ブラケッ
ト27は、落下防止用に係止孔8周縁に係止される鉤部
35を有した係止爪33を備える。係止爪33は、鉤部
の係止孔周縁への係止時に、取付孔32を固定孔7に一
致させる位置に配置される。ボディ1における係止孔8
の周縁には、取付ブラケットのボルト締結回転方向Xへ
の回転を規制するように、係止爪33と当接する当接面
9を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、折り畳まれたエア
バッグが、車内側の開口周縁におけるピラー部とルーフ
サイドレール部とにわたるボディ側に、複数箇所でボル
ト止めして、配設される頭部保護エアバッグ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術とその課題】従来、この種の頭部保護エア
バッグ装置では、WO 96/26087号公報に記載
されているものが知られている。
【0003】そして、この種の頭部保護エアバッグ装置
のエアバッグでは、取付安定性の観点から、ピラー部と
ルーフサイドレール部とにわたるボディ側に、複数箇所
でボルト止めして組み付けることが望ましい。さらに、
この場合、エアバッグの上縁側におけるボルト止めされ
る部位には、それぞれ、ボルトを挿通させる取付孔を有
した取付部を設けることが望ましい。
【0004】しかし、エアバッグの上縁側に複数の取付
部を設けて、それぞれの取付部をボディにボルト止めす
る場合には、ボルト止め時の締結回転方向に、取付部が
回転する場合が生ずる。
【0005】そして、このように取付部が回転すれば、
エアバッグの上縁側に不要な張力やたるみが生じ、エア
バッグ装置作動時におけるエアバッグの円滑な展開膨張
を妨げてしまう。
【0006】本発明は、上述の課題を解決するもので、
ボディへのボルト止め時に発生するエアバッグ取付部の
締結回転方向への回転を防止できる頭部保護エアバッグ
装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る頭部保護エ
アバッグ装置は、折り畳まれたエアバッグが、車内側の
開口周縁におけるピラー部とルーフサイドレール部とに
わたるボディ側に、複数箇所でボルト止めされて、配設
される頭部保護エアバッグ装置であって、前記ボディ
が、前記ボルト止め用の固定孔を備えるとともに、該固
定孔の近傍に、係止孔を備え、前記エアバッグが、前記
ボルト止めされる部位を、上縁側とするとともに、それ
ぞれ、前記ボルトを挿通させる取付孔を有した取付部と
して、構成され、該各取付部の前記取付孔周縁に、それ
ぞれ、前記ボルトを挿通させる取付孔を有して、前記ボ
ルト止め時、前記ボディに前記取付部と共締めされる取
付ブラケットが固着され、前記各取付ブラケットが、そ
れぞれ、前記取付ブラケットの落下を防止して前記係止
孔周縁に係止可能な鉤部を先端に有する係止爪を備え、
該係止爪が、前記鉤部の係止孔周縁への係止時に、前記
取付孔を前記ボディの固定孔に一致させる位置に配置さ
れ、前記ボディにおける係止孔の周縁が、前記取付ブラ
ケットの前記ボルト締結回転方向への回転を規制するよ
うに、前記係止爪と当接する当接面を備えて構成されて
いることを特徴とする。
【0008】前記係止孔周縁の当接面と当接する前記係
止爪の部位の断面形状は、長手方向を、前記当接面と当
接する方向に沿わせて、形成することが望ましく、さら
に、前記係止爪は、前記各取付ブラケットに、それぞ
れ、1つだけ形成することが望ましい。
【0009】
【発明の効果】本発明に係る頭部保護エアバッグ装置で
は、エアバッグのボディヘの取付時、まず、エアバッグ
の各取付部に固着された取付ブラケットの係止爪を、ボ
ディの係止孔に挿入させて、係止孔周縁に鉤部を係止さ
せる。そして、ボルトを、それぞれ、取付ブラケットと
エアバッグとの取付孔に挿通させて、ボディの固定孔に
差し込み、ボディに締結すれば、エアバッグをボディに
取り付けることができる。
【0010】そして、ボルト止め時に、エアバッグの取
付部がボルトの締結回転方向に回転しようとしても、取
付部に固着された取付ブラケットの係止爪が、係止孔周
縁の当接面に当接するため、エアバッグ取付部のボルト
締結回転方向への回転が防止される。
【0011】また、各取付ブラケットにおける係止爪の
鉤部は、取付ブラケットの落下を防止して係止孔周縁に
係止されるため、各取付ブラケット係止爪の鉤部を係止
孔周縁に係止させれば、取付ブラケットの落下を防止で
きる。そして、各取付ブラケットは、エアバッグの上縁
側に沿う各取付部にそれぞれ固着されていることから、
各取付ブラケット係止爪の鉤部を係止孔周縁に係止させ
れば、折り畳まれたエアバッグのある程度の形状保持性
により、それぞれ、別々に傾いたりすることが抑えられ
る。そしてさらに、各取付ブラケットの係止爪は、鉤部
の係止孔周縁への係止時に、その取付ブラケットの取付
孔をボディの固定孔に一致させるように、配置されてい
る。
【0012】すなわち、各取付ブラケットの係止爪にお
ける鉤部を、ボディの係止孔周縁に係止させれば、各取
付ブラケットを保持していなくとも、各取付ブラケット
の落下を防止し、かつ、各取付部や取付ブラケットの取
付孔をボディの固定孔に一致させることができる。
【0013】そのため、全ての取付ブラケットの鉤部を
ボディの係止孔周縁に係止させた後は、各取付部や各取
付ブラケットを保持することなく、それらの取付孔をボ
ディの固定孔に一致させることができて、取付孔・固定
孔相互の位置決め作業が不要となり、ボルト止め作業を
簡便に行なうことができる。
【0014】さらにまた、エアバッグをボディに取り付
けた後は、取付ブラケットにおけるボルト止めされる取
付孔周縁と係止爪の鉤部との2種類の部位で、エアバッ
グの各取付部がボディに対して固定されることとなっ
て、ボディに対するエアバッグの取付安定性を向上させ
ることができて、さらに、展開膨張時におけるエアバッ
グの係止爪付近の車内側方向等への変動を極力抑えるこ
とが可能となり、さらにまた、展開膨張時にも、ボルト
締結回転方向への回転を防止できる。
【0015】したがって、本発明に係る頭部保護エアバ
ッグ装置では、ボディへのボルト止め時に発生するエア
バッグ取付部の締結回転方向への回転を防止でき、ま
た、ボルト締結時に、各取付ブラケットを保持しなくと
も良いことから、ボルト止め作業を簡便に行なうことが
でき、さらに、ボディに対するエアバッグの取付安定性
を向上させることができる。
【0016】そして、係止孔周縁の当接面と当接する係
止爪の部位の断面形状が、長手方向を、当接面と当接す
る方向に沿わせて、形成すれば、係止爪が係止孔周縁の
当接面へ当接した際の強度を向上させることができる。
そのため、強い力でボルトを締結させても、変形させる
ことなく、各取付ブラケットを、エアバッグの取付部と
ともに、ボディに取り付けることができ、その結果、ボ
ディへのエアバッグの取付強度を向上させることができ
る。
【0017】また、各取付ブラケットは、エアバッグの
上縁側に沿う各取付部にそれぞれ固着されていることか
ら、各取付ブラケット係止爪の鉤部を係止孔周縁に係止
させれば、折り畳まれたエアバッグのある程度の形状保
持性により、それぞれ、別々に傾いたりすることが抑え
られて、各取付部や取付ブラケットの取付孔をボディの
固定孔に一致させることが可能となる。その結果、各取
付ブラケットには、係止爪を2つ以上設けなくとも1つ
設けるだけで良く、係止爪を1つとすれば、各取付ブラ
ケットの使用材料・製造工数・製造コストの上昇を抑え
ることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。
【0019】実施形態の頭部保護エアバッグ装置Mは、
図1・2に示すように、エアバッグ14と、折り畳まれ
たエアバッグ14に膨張用ガスを供給するインフレータ
ー24と、エアバッグ14とインフレーター24とを連
結させるとともに、インフレーター24をボディ1のサ
イドパネル2に取付固定する取付ブラケット25と、エ
アバッグ14をボディ1に取り付ける取付ブラケット2
7と、エアバッグ14を覆うエアバッグカバー10と、
を備えて構成されている。エアバッグカバー10は、実
施形態の場合、フロントピラー部PFに配置されたガー
ニッシュ11と、ルーフサイドレール部Rに配置された
ルーフ内装材12と、から構成されている。
【0020】インフレーター24は、円柱形状として、
エアバッグ14の後述する連結筒部16を外装した状態
で、取付ブラケット25により、外周面を挟持され、取
付ブラケット25のサイドパネル2への取り付けによ
り、ボディ1に取り付けられている。
【0021】そして、エアバッグ装置Mのエアバッグ1
4は、車内側のドアや窓部の開口Wの周縁におけるフロ
ントピラー部PFとルーフサイドレール部Rとにわたっ
て折り畳まれて配置され、膨張時、図1・2の二点鎖線
で示すように、エアバッグカバー10を開かせて、開口
Wを覆うように展開することとなる。
【0022】エアバッグ14は、図1・9に示すよう
に、ポリアミド糸等を使用した袋織りによって形成さ
れ、インフレーター24に前端を外装させる円筒状の連
結筒部16と、連結筒部16に連通して膨張用ガスの流
入時に厚みを増すように膨らむ袋本体15と、膨張しな
い平板部17・18と、ボディ1に取り付けられる5つ
の取付部19と、を備えて構成されている。各取付部1
9は、図1・2・4に示すように、エアバッグ14の上
縁側に配置され、それぞれ、中央に、ボディ1のインナ
パネル5にボルト37止めするための取付孔20を、円
形に開口させるとともに、略水平方向に貫通させてい
る。
【0023】なお、エアバッグ14を取り付けるボディ
1は、実施形態の場合、フロントパネル部PFからルー
フサイドレール部Rにかけて延びるリンフォースパネル
3の車内側に配置されたインナパネル5としている。リ
ンフォースパネル3の車外側には、アウタパネル4が配
置されている。
【0024】そして、インナパネル5は、各ボルト37
を締結するための略水平方向に貫通された固定孔7を備
えている。実施形態の場合、固定孔7の車外側の周縁に
は、インナパネル5に溶接されたナット6が配設されて
いる。また、インナパネル5における各固定孔7の近傍
には、円形に開口した係止孔8が、略水平方向に貫通さ
れている。実施形態の場合、係止孔8の配置位置は、固
定孔7を通る鉛直線を中心として、ボルト37の締結回
転方向が下向きとなる側で、かつ、固定孔7の配置位置
からエアバッグ14の上縁側に沿った横隣に配置されて
いる。さらに、係止孔8は、6φの貫通孔として、図4
に示すように、その係止孔8の中心は、固定孔7の中心
からエアバッグ14の上縁側に沿って延びる基準線Lか
ら2mm程度の距離h1を有して、下方に配置されてい
る。
【0025】さらに、インナパネル5の係止孔8の周縁
では、基準線Lと略直交する方向での下方側の部位が、
取付ブラケット27のボルト締結回転方向Xへの回転を
規制するように、後述する係止爪33と当接する当接面
9としている。
【0026】また、図9に示すように、エアバッグ14
の袋本体15には、エアバッグ14の車外側の面と車内
側の面とを結合させた結合部15a・15aが配設され
ている。これらの結合部15aは、エアバッグ14の膨
張時に、連結筒部16の前端付近から、エアバッグ14
の後上端にかけて張力を発揮させ、袋本体15の車外側
へのふらつきを防止するものである。
【0027】さらに、連結筒部16内には、連結筒部1
6の耐熱性を向上させるために、エアバッグ14と同質
材からなる長短の円筒状の補強布21・22が配設され
ている。
【0028】そして、エアバッグ14の各取付部19に
は、図1〜8に示すように、板金製の取付ブラケット2
7が固着されている。各取付ブラケット27は、取付部
19の取付孔20に対応した取付孔32を備えて構成さ
れ、さらに、実施形態の場合には、車外側に配置される
外プレート28と、車内側に配置される内プレート29
と、から構成されている。
【0029】外・内プレート28・29は、各取付部1
9の車外側と車外側とを覆う略同形状として、内プレー
ト29が、横方向に突出し、さらに、車外側へ突出する
係止爪33を備えて構成されている。外・内プレート2
8・29の各取付部19への固着は、取付部19の車外
側の面と車内側の面とに、それぞれ、外・内プレート2
8・29を配置させて、両プレート28・29で取付部
19を挟持し、車内側へ凹むように、プレート28・2
9を2箇所でかしめ、かしめ部31・31を設けること
により、行なっている(図3・6参照)。これらのかし
め部31・31の配置位置は、取付孔32の両側で、か
しめ部31・31の上下方向の中心を取付孔32の中心
より4mm程度の距離h2分下方側へ、ずらした位置であ
る。
【0030】なお、実施形態の場合、外・内プレート2
8・29は、板厚を共に0.8mmとし、エアバッグ14
の各取付部19は、その厚さを0.4mmとしている。イ
ンナパネル5の板厚は、1.4mmとしている。また、外
・内プレート28・29は、エアバッグ膨張時のエアバ
ッグ14との干渉を抑えるために、下縁27a側の下端
面を、図7に示すように、弧面28a・29aとしてい
る。ちなみに、実施形態の場合には、係止爪33の上下
端面も、弧面に形成されている。
【0031】係止爪33は、外プレート28と同形状と
した内プレート本体部30の外縁から横方向へ突出する
元部34と、元部34の先端から車外側へ突出する横板
部35a及び横板部35aの先端から下方へ延びる縦板
部35cを有したL字形の鉤部35と、を備えて形成さ
れている。係止爪33の配置位置は、鉤部34の縦板部
34cをインナパネル5の係止孔8の周縁における車外
側の下縁付近に係止させた際、取付孔32をインナパネ
ル5の固定孔7に一致させる位置である。すなわち、実
施形態の場合には、係止爪33の配置位置は、取付孔3
2を通る鉛直線を中心として、ボルト37の締結回転方
向Xが下向きとなる側で、かつ、取付孔32の配置位置
からエアバッグ14の上縁側に沿った横隣に配置されて
いる。
【0032】そして、実施形態の場合、係止爪33は、
元部34の下端面34aと鉤部35の横板部35aの下
端面35bとを、かしめ部31・31相互を連結した延
長線上に略一致させ、鉤部35を係止孔8に挿入可能
で、かつ、係止孔8周縁への係止時に取付ブラケット2
7を落下させないように、鉤部縦板部35cにおける車
内側の面35dを、係止孔8の周縁における車外側の下
縁を係止可能に形成されている。
【0033】また、鉤部35は、横板部35aの下端面
35bが、ボルト36止め時に発生する取付ブラケット
27のボルト締結回転方向Xへの回転を防止するよう
に、係止孔8の周縁における当接面9と当接する部位と
なり、その横板部35aの断面形状が、その長手方向
を、当接部9と当接する方向の上下方向に沿わせた長方
形形状としている。
【0034】ちなみに、実施形態の場合には、平板状の
板金素材から、内プレート29の本体部30と係止爪3
3とを展開させた状態で打ち抜き、係止爪33の元部3
4と鉤部35との境界部位を曲げ加工して、内プレート
29を製造している。
【0035】実施形態のエアバッグ装置Mの車両への装
着を説明すると、まず、エアバッグ14を上縁側へ蛇腹
折りして折り畳み、折り崩れを防止するように、図示し
ない破断可能なテープ材で取付部19・19間をくる
む。
【0036】ついで、取付孔20・32を一致させつ
つ、エアバッグ14の各取付部19を外・内プレート2
8・29で挟持し、かしめ部31・31を設けて、エア
バッグ14の各取付部19に取付ブラケット27を固着
させる。なお、折り込まれた状態の取付部19は、引っ
張り出して、その部位に取付ブラケット27を取り付け
ることとなる。
【0037】また、折り畳まれた連結筒部16も折りを
解消させて、その連結筒部16内にインフレーター24
を挿入し、さらに、その周囲に取付ブラケット25を取
り付けておく。
【0038】そして、適宜、所定の取付ブラケット27
にボルト37を仮組付けして、エアバッグ組付体を組み
立てておく。
【0039】その後、エアバッグ組付体のボディ1への
取り付けは、図1・2に示すように、取付ブラケット2
5を、サイドパネル2の所定位置に配置させ、所定のボ
ルトでサイドパネル2に取付固定する。また、エアバッ
グ14の各取付部19に固着された取付ブラケット27
の係止爪33を、インナパネル5の係止孔8に挿入させ
て、係止孔8の周縁に鉤部35を係止させる。そして、
ボルト37を、それぞれ、取付ブラケット27とエアバ
ッグ14との取付孔32・20に挿通させて、固定孔7
に差し込み、インナパネル5に締結すれば、エアバッグ
14をボディ1のインナパネル5に取り付けることがで
きる。
【0040】そして、インフレーター24から延びるリ
ード線24a(図8参照)を所定のエアバッグ作動回路
に接続させるとともに、フロントピラー部PFでは、イ
ンナパネル5にガーニッシュ11を取付固定し、ルーフ
サイドレール部Rでは、ボディ1の所定部位に組み付け
られるルーフ内装材12でエアバッグ14を覆うように
する。
【0041】その後、インフレーター24が作動されれ
ば、エアバッグ14の袋本体15に膨張用ガスが流入さ
れ、袋本体15が展開膨張する。この時、折り崩れ防止
用の図示しないテープ材が破断され、さらに、ピラー部
PFのガーニッシュ11がエアバッグ袋本体15に押さ
れて、図1・2の二点鎖線で示すように、ガーニッシュ
11の扉部11aが開き、また、ルーフサイドレール部
Rのルーフ内装材12の下縁12aが開いて、エアバッ
グ14の袋本体15が、開口Wを覆うように、大きく展
開膨張することとなる。
【0042】そして、実施形態のエアバッグ装置Mで
は、ボルト37止め時に、エアバッグ14の各取付部1
9がボルト37の締結回転方向Xに回転しようとしても
(実施形態では、図4に示すように、取付部19が取付
孔20を中心として時計方向に回転しようとする)、取
付部19に固着された取付ブラケット27における係止
爪鉤部35の横板部下端面35bが、係止孔8の周縁の
当接面9に当接するため、エアバッグ取付部19のボル
ト締結回転方向Xへの回転が防止される。
【0043】また、各取付ブラケット27における係止
爪33の鉤部35は、取付ブラケット27の落下を防止
して係止孔8の周縁に係止されるため、各取付ブラケッ
ト係止爪33の鉤部35を係止孔8周縁に係止させれ
ば、取付ブラケット27の落下を防止できる。そして、
各取付ブラケット27は、エアバッグ14の上縁側に沿
う各取付部19にそれぞれ固着されていることから、各
取付ブラケット係止爪33の鉤部35を係止孔8周縁に
係止させれば、折り畳まれたエアバッグ14のある程度
の形状保持性により、それぞれ、別々に傾いたりするこ
とが抑えられる。そしてさらに、各取付ブラケット27
の係止爪33は、鉤部35の係止孔8周縁への係止時
に、その取付ブラケット27の取付孔32をインナパネ
ル5の固定孔7に一致させるように、配置されている。
【0044】すなわち、各取付ブラケット27の係止爪
33における鉤部35を、インナパネル5の係止孔8周
縁に係止させれば、各取付ブラケット27を保持してい
なくとも、各取付ブラケット27の落下を防止し、か
つ、各取付部19や取付ブラケット27の取付孔32を
インナパネル5の固定孔7に一致させることができるこ
ととなる。
【0045】そのため、全ての取付ブラケット27の鉤
部35をインナパネル5の係止孔8周縁に係止させた後
は、各取付部19や各取付ブラケット27を保持するこ
となく、それらの取付孔20・32をインナパネル5の
固定孔7に一致させることができて、取付孔20・32
・固定孔7相互の位置決め作業が不要となり、ボルト3
7止め作業を簡便に行なうことができる。
【0046】さらにまた、エアバッグ14をインナパネ
ル5に取り付けた後は、取付ブラケット27におけるボ
ルト37止めされる取付孔32の周縁と係止爪33の鉤
部35との2種類の部位で、エアバッグ14の各取付部
19がインナパネル5に対して固定されることとなり、
ボディ1に対するエアバッグ14の取付安定性を向上さ
せることができて、さらに、展開膨張時におけるエアバ
ッグ14の係止爪33付近の車内側方向Y(図2参照)
等への変動を極力抑えることが可能となり、さらにま
た、展開膨張時にも、ボルト締結回転方向Xへの回転も
防止することができる。
【0047】したがって、実施形態の頭部保護エアバッ
グ装置Mでは、ボディ1へのボルト37止め時に発生す
るエアバッグ取付部19の締結回転方向Xへの回転を防
止でき、また、ボルト37締結時に、各取付ブラケット
27を保持しなくとも良いことから、ボルト37止め作
業を簡便に行なうことができ、さらに、ボディ1に対す
るエアバッグ14の取付安定性を向上させることができ
る。
【0048】さらに、実施形態では、各係止爪33にお
ける係止孔8周縁の当接面9と当接する横板部35aの
断面形状が、その長手方向を、当接面9と当接する方向
に沿わせて、形成されており、横板部35aの曲げ剛性
が大きくなって、係止爪33が係止孔8周縁の当接面9
へ当接した際の強度を向上させることができる。そのた
め、強い力でボルト37を締結させても、変形させるこ
となく、各取付ブラケット27を、エアバッグ14の取
付部19とともに、ボディ1に取り付けることができ、
その結果、ボディ1へのエアバッグ14の取付強度を向
上させることができる。
【0049】また、実施形態の各取付ブラケット27
は、エアバッグ14の上縁側に沿う各取付部19にそれ
ぞれ固着されていることから、各取付ブラケット係止爪
33の鉤部35を係止孔8周縁に係止させれば、折り畳
まれたエアバッグ14のある程度の形状保持性により、
それぞれ、別々に傾いたりすることが抑えられて、各取
付部19や取付ブラケット27の取付孔20・32をボ
ディ1の固定孔7に一致させることが可能となる。その
結果、各取付ブラケット27には、係止爪33を2つ以
上設けなくとも1つ設けるだけで良く、実施形態のよう
に、係止爪33を1つとすれば、各取付ブラケット27
の使用材料・製造工数・製造コストの上昇を抑えること
ができる。
【0050】さらに、実施形態のエアバッグ14では、
ボルト37で周縁を固定される取付孔20・27と係止
孔8周縁の車外側の面を係止する係止爪33の鉤部35
とが、エアバッグ14の上縁に沿う2箇所ずつに配置さ
れており、取付孔20・20と鉤部35とが上下方向等
に配置される場合に比べて、一層、ボディ1へのエアバ
ッグ14全体の取付安定性を向上させることができ、ま
た、エアバッグ14全体での取付孔20・27と固定孔
7との位置合わせ精度を向上させることができる。
【0051】さらにまた、実施形態では、その際の係止
孔8周縁を係止する鉤部35が、その断面形状における
長手方向を車内側方向Yに沿って形成した板状に形成さ
れているため、鉤部35の係止強度も向上しており、さ
らに一層、ボディ1へのエアバッグ14の取付安定性を
向上させることができる。
【0052】ちなみに、これらの点を考慮しなければ、
ボディ1の係止孔8を固定孔7の上方に配置させ、係止
爪33として、断面形状の長手方向をエアバッグ14の
上縁側に沿わせた板状として、先端を下方へ屈曲させた
鉤部を備えて構成しても良い。
【0053】なお、実施形態では、フロントピラー部P
Fからルーフサイドレール部Rに延びるエアバッグ14
を、ボディ1に取り付ける構造を示したが、エアバッグ
14がリアピラー部からルーフサイドレール部Rに延び
るように配設させる頭部保護エアバッグ装置に本発明を
応用しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における一実施形態の頭部保護エアバッ
グ装置の取付状態を車内側から見た正面図である。
【図2】同実施形態のエアバッグの取付状態を示す縦断
面図であり、図1のII−II部位に対応する。
【図3】同実施形態のエアバッグの取付状態を示す横断
面図であり、図4の III− III部位に対応する。
【図4】同実施形態のエアバッグの取付部に固着された
取付ブラケットの正面図である。
【図5】同実施形態のエアバッグ取付部に固着された取
付ブラケットの縦断面図であり、図4のV−V部位に対
応する。
【図6】同実施形態のエアバッグ取付部に固着された取
付ブラケットの部分縦断面図であり、図4のVI−VI部位
に対応する。
【図7】同実施形態のエアバッグ取付部に固着された取
付ブラケットの下縁付近の部分拡大縦断面図である。
【図8】同実施形態のエアバッグ取付部に固着させる取
付ブラケットの分解斜視図である。
【図9】同実施形態のエアバッグの正面図である。
【符号の説明】
1…ボディ、 7…固定孔、 8…係止孔、 9…当接面、 14…エアバッグ、 19…取付部、 20…取付部の取付孔、 27…取付ブラケット、 32…取付ブラケットの取付孔、 33…係止爪、 35…鉤部、 37…ボルト、 X…ボルト締結回転方向、 M…頭部保護エアバッグ装置。
【手続補正書】
【提出日】平成12年6月26日(2000.6.2
6)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る頭部保護エ
アバッグ装置は、折り畳まれたエアバッグが、車内側の
開口周縁におけるピラー部とルーフサイドレール部とに
わたるボディ側に、複数箇所でボルト止めされて、配設
される頭部保護エアバッグ装置であって、前記ボディ
が、前記ボルト止め用の固定孔を備えるとともに、該固
定孔の近傍に、係止孔を備え、前記エアバッグが、前記
ボルト止めされる部位を、上縁側とするとともに、それ
ぞれ、前記ボルトを挿通させる取付孔を有した取付部と
して、構成され、該各取付部の前記取付孔周縁に、それ
ぞれ、前記ボルトを挿通させる取付孔を有して、前記ボ
ルト止め時、前記ボディに前記取付部と共締めされる取
付ブラケットが固着され、前記各取付ブラケットが、そ
れぞれ、前記取付ブラケットの落下を防止して前記係止
孔周縁に係止可能な鉤部を先端に有する係止爪を備え、
該係止爪が、前記鉤部の係止孔周縁への係止時に、前記
取付孔を前記ボディの固定孔に一致させる位置として、
前記取付ブラケットの外縁から突出するように、配置さ
れ、前記ボディにおける係止孔の周縁が、前記取付ブラ
ケットの前記ボルト締結回転方向への回転を規制するよ
うに、前記係止爪と当接する当接面を備えて構成されて
いることを特徴とする。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 古川 良治 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 Fターム(参考) 3D054 AA07 AA18 AA20 BB21 BB30 FF17

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 折り畳まれたエアバッグが、車内側の開
    口周縁におけるピラー部とルーフサイドレール部とにわ
    たるボディ側に、複数箇所でボルト止めされて、配設さ
    れる頭部保護エアバッグ装置であって、 前記ボディが、前記ボルト止め用の固定孔を備えるとと
    もに、該固定孔の近傍に、係止孔を備え、 前記エアバッグが、前記ボルト止めされる部位を、上縁
    側とするとともに、それぞれ、前記ボルトを挿通させる
    取付孔を有した取付部として、構成され、 該各取付部の前記取付孔周縁に、それぞれ、前記ボルト
    を挿通させる取付孔を有して、前記ボルト止め時、前記
    ボディに前記取付部と共締めされる取付ブラケットが固
    着され、 前記各取付ブラケットが、それぞれ、前記取付ブラケッ
    トの落下を防止して前記係止孔周縁に係止可能な鉤部を
    先端に有する係止爪を備え、 該係止爪が、前記鉤部の係止孔周縁への係止時に、前記
    取付孔を前記ボディの固定孔に一致させる位置に配置さ
    れ、 前記ボディにおける係止孔の周縁が、前記取付ブラケッ
    トの前記ボルト締結回転方向への回転を規制するよう
    に、前記係止爪と当接する当接面を備えて構成されてい
    ることを特徴とする頭部保護エアバッグ装置。
  2. 【請求項2】 前記係止孔周縁の当接面と当接する前記
    係止爪の部位の断面形状が、長手方向を、前記当接面と
    当接する方向に沿わせて、形成されていることを特徴と
    する請求項1に記載の頭部保護エアバッグ装置。
  3. 【請求項3】前記係止爪が、前記各取付ブラケットに、
    それぞれ、1つだけ形成されていることを特徴とする請
    求項1若しくは請求項2に記載の頭部保護エアバッグ装
    置。
JP05174799A 1999-02-26 1999-02-26 頭部保護エアバッグ装置 Expired - Lifetime JP3160670B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP05174799A JP3160670B2 (ja) 1999-02-26 1999-02-26 頭部保護エアバッグ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP05174799A JP3160670B2 (ja) 1999-02-26 1999-02-26 頭部保護エアバッグ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000247203A true JP2000247203A (ja) 2000-09-12
JP3160670B2 JP3160670B2 (ja) 2001-04-25

Family

ID=12895532

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP05174799A Expired - Lifetime JP3160670B2 (ja) 1999-02-26 1999-02-26 頭部保護エアバッグ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3160670B2 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1650088A1 (en) 2004-10-21 2006-04-26 Toyoda Gosei Co., Ltd. Air bag system
EP1764271A3 (en) * 2005-09-20 2008-05-28 Takata Corporation Mounting component and mounting structure for curtain airbag
US7874579B2 (en) 2008-06-09 2011-01-25 Takata Corporation Curtain airbag bracket and curtain airbag device
US7905511B2 (en) 2007-10-04 2011-03-15 Honda Motor Co., Ltd. Vehicle bracket
CN101531171B (zh) * 2006-03-14 2012-03-28 奥托立夫开发公司 用于固定汽车侧面气囊的托架
WO2012063670A1 (ja) 2010-11-11 2012-05-18 芦森工業株式会社 エアバッグ装置
WO2012070362A1 (ja) 2010-11-25 2012-05-31 芦森工業株式会社 エアバッグ装置
JP2013049390A (ja) * 2011-08-31 2013-03-14 Nippon Plast Co Ltd カーテンエアバッグ装置
JP2013237354A (ja) * 2012-05-15 2013-11-28 Ashimori Industry Co Ltd エアバッグ装置

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011131765A (ja) * 2009-12-25 2011-07-07 Honda Motor Co Ltd エアバッグの取付構造

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1650088A1 (en) 2004-10-21 2006-04-26 Toyoda Gosei Co., Ltd. Air bag system
US7320477B2 (en) 2004-10-21 2008-01-22 Toyoda Gosei Co., Ltd. Air bag system
CN100368236C (zh) * 2004-10-21 2008-02-13 丰田合成株式会社 气囊系统
EP1764271A3 (en) * 2005-09-20 2008-05-28 Takata Corporation Mounting component and mounting structure for curtain airbag
US7780187B2 (en) 2005-09-20 2010-08-24 Takata Corporation Mounting structure for curtain airbag
CN101531171B (zh) * 2006-03-14 2012-03-28 奥托立夫开发公司 用于固定汽车侧面气囊的托架
US7905511B2 (en) 2007-10-04 2011-03-15 Honda Motor Co., Ltd. Vehicle bracket
US7874579B2 (en) 2008-06-09 2011-01-25 Takata Corporation Curtain airbag bracket and curtain airbag device
WO2012063670A1 (ja) 2010-11-11 2012-05-18 芦森工業株式会社 エアバッグ装置
WO2012070362A1 (ja) 2010-11-25 2012-05-31 芦森工業株式会社 エアバッグ装置
US8657331B2 (en) 2010-11-25 2014-02-25 Ashimori Industry Co., Ltd. Airbag device
JP2013049390A (ja) * 2011-08-31 2013-03-14 Nippon Plast Co Ltd カーテンエアバッグ装置
JP2013237354A (ja) * 2012-05-15 2013-11-28 Ashimori Industry Co Ltd エアバッグ装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3160670B2 (ja) 2001-04-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7246817B2 (en) Head-protecting airbag device
EP1764271B1 (en) Mounting component and mounting structure for curtain airbag
US20080238048A1 (en) Knee-protecting airbag apparatus
JP3900033B2 (ja) 膝保護用エアバッグ装置
JP3021413B2 (ja) 車両用エアバッグ装置
JP5527534B2 (ja) 自動車のルーフ構造
US20090072521A1 (en) Bracket for securing side airbag for automotive vehicle
US20040150196A1 (en) Quick connect cushion mounting system
JP2003291772A (ja) エアバッグ装置
JP2920291B2 (ja) 頭部保護エアバッグ装置
US8123250B2 (en) Airbag apparatus
JP4852510B2 (ja) エアバッグ取付金具
JP3160670B2 (ja) 頭部保護エアバッグ装置
US10864879B2 (en) Head protection airbag device
JP6768566B2 (ja) 頭部保護エアバッグ装置
KR200417596Y1 (ko) 차량용 사이드 에어백의 고정장치
JP2006321331A (ja) エアバッグ装置
JP5476306B2 (ja) フランジ付きインフレータと共に用いるための高強度エアバッグ取付具
JP2020179712A (ja) 膝保護用エアバッグ装置
EP1522466B1 (en) Attachment for an airbag
JP2002211345A (ja) 頭部保護エアバッグ袋体を内臓したピラーガーニッシュ
JPH11321532A (ja) サイドエアバッグ装置のエアバッグ
US20060220357A1 (en) Pillar trim component
JP5083324B2 (ja) グラブドア付けニーエアバッグ装置
US11554742B2 (en) Head portion protection airbag device

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20010116

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080223

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090223

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100223

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110223

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110223

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120223

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120223

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130223

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140223

Year of fee payment: 13

EXPY Cancellation because of completion of term