JP2000247025A - 記録体及びその担持体 - Google Patents

記録体及びその担持体

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JP2000247025A
JP2000247025A JP11049503A JP4950399A JP2000247025A JP 2000247025 A JP2000247025 A JP 2000247025A JP 11049503 A JP11049503 A JP 11049503A JP 4950399 A JP4950399 A JP 4950399A JP 2000247025 A JP2000247025 A JP 2000247025A
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JP11049503A
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English (en)
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Satoru Tomita
悟 冨田
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録体において、露光した領域の拡散を低減
し、画像部の太り・細りを適正にする。 【解決手段】 記録体10の基体13と光熱変換層12
との間に記録に用いる入射光の正反射を阻止する層15
を設けたもので、正反射を阻止する層15として、例え
ば、結着剤中に粉体(TiO2,MgO)を分散してな
る光拡散層を用いる。これにより、入射光が基体13の
表面で反射される際の正反射成分が弱められ、各層の内
部で多重反射を起こすことが少なくなり、露光した領域
が太るという問題やモアレのような記録ムラが生じると
いう問題が低減された。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録体及びその担
持体、より詳細には、画像形成装置において、潜像を形
成するための記録体に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は、本発明が適用される画像形成装
置の一例を説明するための要部構成図で、図中、1は加
熱源(好ましくは、波長が約300μm〜900μmの
光源)で、例えば、LEDアレイ,半導体レーザ,個体
レーザ等のいずれでもよい。2は記録体ローラ、3はイ
ンキングユニット、4は中間転写ローラ、5は記録紙、
6は加圧ローラ、7は赤外線ヒータ、8はクリーニング
ユニット、9は液層形成ローラ、10は記録体で、該記
録体10は、図7(A)に示すように、記録層11と光
熱変換層12と基板13からなり、或いは、図7(B)
に示すように、光熱変換材を分散させた記録層14と基
板13とからなり、記録層11又は14に加熱状態で液
体と接触させたときに後退接触角が低下し(親液性状
態)、かつ、液体と非接触状態で加熱したときに後退接
触角が上昇する(撥液性状態)表面特性をもつ記録体で
ある。
【0003】記録体10に画像を形成するに先立って、
記録体10上に液層を形成するが、この液層の形成は、
液層形成ローラ9を用いて記録体10上に液層を形成し
てもよいが、この液層形成ローラ9は必ずしも必要なも
のではなく、例えば、記録体10を記録体ローラ2から
取り外して或いは記録体ローラごと液層の中へ浸しても
よく、或いは、クリーニングユニット8を用いて記録体
10の表面に液層を形成するようにしてもよい。
【0004】上述のごとくして記録体10上に液層を形
成した後、画像書き込みを行うが、この画像書き込み
は、インキングユニット3,中間転写ローラ4,クリー
ニングユニット8等を記録体10から離した状態で、加
熱源1を走査して画像を書き込む。走査方法としては、
記録体ローラ2を回転しながら、リニアモータ等で主走
査方向に加熱源1を移動させながら書き込む方法などが
適用できる。
【0005】次いで、記録体10上に画像を形成(印
字)するが、この印字時は、中間転写ローラ4,インキ
ングユニット3を記録体10に圧接した状態で記録紙5
を送る。インキングユニット3としては、ブレード3b
等によりインク層厚みが制御された複数のインキングロ
ーラを用いる。インクの補給はブレード3bの上部から
インク補給タンク3aよりインクを落下させて補給す
る。
【0006】所望枚数印刷後、記録体10上に新たに別
画像を形成して、該記録体10を再使用するが、その
時、つまり、印字終了後、中間転写ローラ4及びインキ
ングローラ3を記録体10より離し、クリーニングユニ
ット8を記録体10に圧接し、記録体10上に残存して
いるインクを除去する。記録体10上のインクを除去
後、赤外線ヒータ7にて記録体10を加熱し、前画像の
潜像を消去する。クリーニングユニット8としては、ク
リーニング液供給タンク8aからウェッブ8bにクリー
ニング液を染み込ませ、このクリーニング液が染み込ん
だウェッブ8bを記録体10に圧接して該記録体10の
表面を洗浄する。
【0007】画像の書き込みには、ネガ書き込みとポジ
書き込みがあり、ネガ書き込みは、記録体10を、液
体、及び/又は、固体から選ばれる部材に接触させた状
態で加熱するか、もしくは、該記録体10の表面を加熱
した直後に、液体、及び/又は、固体から選ばれる部材
と接触させることにより、該記録体表面の画像領域の後
退接触角を低下させて親液処理をした後、該接触部材の
不存在下で該記録体の非画像領域のみ選択的に加熱する
ことにより、該非画像領域の後退接触角を上昇させて撥
水処理をする。一方、ポジ書き込みは、記録体10を、
液体、及び/又は、固体から選ばれる部材に接触させた
状態で、画像領域のみ選択的に加熱するか、もしくは、
該記録体の表面を選択的に加熱した直後に、液体、及び
/又は、固体から選ばれる部材と選択的に接触させるこ
とにより、画像領域に親液処理をする。
【0008】本発明が適用される画像形成装置は、上述
のように、記録体10上に、ネガ書き込み或いはポジ書
き込みにより、記録体10上に画像情報に応じた親液処
理を施して、該親液処理を施した部分にインクを付着さ
せ、この記録体10上に付着したインクを中間転写ロー
ラ4を介して、或いは、直接記録紙5に転写,印刷する
ものである。
【0009】記録体10は、上述のごとくして、所定枚
数の記録紙5上に印刷を行った後、該記録体10上に形
成された潜像(親水領域)を消去し、かつ、該記録体1
0上に残存しているインクを除去することにより、該記
録体10上に新たな画像(潜像)を形成して再度使用す
ることが可能である。すなわち、記録体10上に残存し
ているインクをクリーニングユニット8で除去し、その
後、液体の不存在下で、該記録体10を赤外線ヒータ7
により加熱すると、該記録体10は撥水処理が施された
状態となり、再使用可能となる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図7(A)に
示した記録層11と光熱変換層12と基体13からなる
記録体10においては、加熱源として、例えば、レーザ
光を用いて書き込む場合、記録層11の表面から入射し
た光が記録層11及び光熱変換層12を通過して基体1
3の表面で反射される際に正反射成分が強くて、光熱変
換層12と記録層11の境界面あるいは記録層11の表
面にまで到達し、これが各境界面,表面等で反射される
ことで各層の内部で多重反射を起こし、露光した領域が
太るという問題やモアレのような記録ムラが生じるとい
う問題があった。露光した領域が太るということは、画
像部露光方式(ポジ書き込み方式)であれば画像部が太
り、非画像部露光方式(ネガ書き込み方式)であれば画
像部が細ることにつながる。また、層構成を増やすとコ
ストが上がるので、できるだけ層構成を避けて安価に生
産したいという課題もあった。
【0011】また、図7(B)に示した光熱変換材を分
散させた記録層14と基体13からなる記録体10にお
いては、加熱源として、例えば、レーザ光を用いて書き
込む場合、記録層14の表面から入射した光が記録層1
4を通過し基体13の表面で反射される際に正反射成分
が強くて、記録層14の表面にまで到達し、これが記録
層14の表面で反射されることで記録層14の内部で多
重反射を起こし、露光した領域が太るという問題やモア
レのような記録ムラが生じるという問題があった。露光
した領域が太るということは、画像部露光方式であれば
画像部が太り、非画像部露光方式であれば画像部が細る
ことにつながる。また、層構成を増やすとコストが上が
るので、できるだけ層構成を避けて安価に生産したいと
いう課題もあった。
【0012】更に、上記以外の層構成から記録体、例え
ば、記録層と光熱変換層と透明基体からなる記録体にお
いては、記録層の表面から入射した光が記録層,光熱変
換層、及び、透明基体を通過して基体裏面で反射される
際に正反射成分が強くて、透明基体と光熱変換層の境界
面,光熱変換層と記録層の境界面、あるいは、記録層表
面にまで到達し、これが各境界面,表面等で反射される
ことで各層の内部で多重反射を起こし、前述のごとき露
光した領域が太るという問題やモアレのような記録ムラ
が生じるという問題、更には、できるだけ安価に生産し
たいという課題もあった。
【0013】また、光熱変換材を分散させた記録層と透
明基体からなる記録体においては、記録層表面から入射
した光が記録層、及び、透明基体を通過して基体裏面で
反射される際に正反射成分が強くて、透明基体と記録層
の境界面、あるいは、記録層表面にまで到達し、これが
境界面,表面等で反射されることで層の内部で多重反射
を起こし、前述のごとき、露光した領域が太るという問
題やモアレのような記録ムラが生じるという問題、更に
は、できるだけ安価に生産したいという課題もあった。
【0014】また、記録層と光熱変換層と透明基体から
なる記録体を該記録体を担持する記録体担持体(例え
ば、図6に示した記録体ローラ2)に担持された場合、
記録層表面から入射した光が記録層,光熱変換層、及
び、透明基体を通過して記録体担持体の表面で反射され
る際に正反射成分が強くて、透明基体と光熱変換層の境
界面,光熱変換層と記録層の境界面、あるいは、記録層
表面にまで到達し、これが各境界面,表面等で反射され
ることで各層の内部で多重反射を起こし、露光した領域
が太るという問題やモアレのような記録ムラが生じると
いう問題があった。
【0015】同様に、光熱変換材を分散させた記録層と
透明基体からなる記録体においては、記録層表面から入
射した光が記録層、及び、透明基体を通過して記録体担
持体の表面で反射される際に正反射成分が強くて、透明
基体と光熱変換層の境界面、あるいは、記録層表面にま
で到達し、これが各境界面,表面等で反射されることで
層の内部で多重反射を起こし、露光した領域が太るとい
う問題やモアレのような記録ムラが生じるという問題が
あった。
【0016】本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなさ
れたもので、記録層と光熱変換層と基体からなる記録
体、光熱変換材を分散させた記録層と基体からなる記録
体、記録層と光熱変換層と透明基体からなる記録体、光
熱変換材を分散させた記録層と透明基体からなる記録
体、記録体担持体に担持された記録層と光熱変換層と透
明基体からなる記録体、更には、記録体担持体に担持さ
れた光熱変換材を分散させた記録層と透明基体からなる
記録体において、露光した領域の拡散を低減し、画像部
の太り・細りを適正にすることを目的としてなされたも
のである。
【0017】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、記録
層と、光熱変換層と、基体と、該基体と前記光電変換層
との間に記録に用いる光の正反射を阻止する正反射阻止
層とを有することを特徴とし、もって、基体表面で反射
される際の正反射成分を弱め、各層の内部での多重反射
を少なくするようにしたものである。
【0018】請求項2の発明は、記録層と、光熱変換層
と、基体と、前記基体の前記光熱変換層側の表面に記録
に用いる光の正反射を阻止する微細な凹凸を有すること
を特徴とし、もって、層構成を増やすことなく、基体表
面で反射される際の正反射成分を弱め、各層の内部での
多重反射を少なくするようにしたものである。
【0019】請求項3の発明は、光熱変換材を分散させ
た記録層と、該記録層を通過した記録に用いる光の正反
射を阻止する正反射阻止層と、該正反射阻止層を担持す
る基体とからなることを特徴とし、もって、基体表面で
反射される際の正反射成分を弱め、各層の内部での多重
反射を少なくするようにしたものである。
【0020】請求項4の発明は、光熱変換材を分散させ
た記録層と該記録層を担持する基体とからなり、該基体
は前記記録層側の表面に前記記録層を通過した記録に用
いる光の正反射を阻止するための微細な凹凸を有するこ
とを特徴とし、もって、層構成を増やすことなく、基体
表面で反射される際の正反射成分を弱め、記録層の内部
での多重反射を少なくするようにしたものである。
【0021】請求項5の発明は、記録層と、光熱変換層
と、透明基体と、該透明基体の前記光熱変換層の反対側
の面に記録に用いる光の正反射を阻止する正反射阻止層
とからなることを特徴とし、もって、透明基体の裏面で
反射される際の正反射成分を弱め、各層の内部での多重
反射を少なくしたものである。
【0022】請求項6の発明は、記録層と、光熱変換
層,透明基体とからなり、該透明基体は、前記光熱変換
層と反対側の裏面に微細な凹凸を有することを特徴と
し、もって、層構成を増やすことなく、透明基体の裏面
で反射される際の正反射成分を弱めるようにしたもので
ある。
【0023】請求項7の発明は、光熱変換材を分散させ
た記録層と、該記録層を担止する透明基体と、該透明基
体の前記記録層と反対側の面に設けられた記録に用いる
光の正反射を阻止する正反射阻止層とからなることを特
徴とし、もって、透明基体の裏面で反射される際の正反
射成分を弱め、各層の内部での多重反射を少なくするよ
うにしたものである。
【0024】請求項8の発明は、光熱変換材を分散させ
た記録層と、該記録層を担止する透明基体とからなり、
該透明基体は、前記光熱変換層と反対側の面に微細な凹
凸を有することを特徴とし、もって、層構成を増やすこ
となく、透明基体の裏面で反射される際の正反射成分を
弱め、各層の内部で多重反射を少なくするようにしたも
のである。
【0025】請求項9の発明は、記録に用いる光に対し
て透明な記録媒体をその表面に担持してなる記録体担持
体において、該記録体担持体の表面に記録に用いる光の
正反射を阻止する反射層を有することを特徴とし、もっ
て、記録体担持体の表面で反射される際の正反射成分を
弱め、記録体の各層の内部での多重反射を少なくするよ
うにしたものである。
【0026】請求項10の発明は、記録に用いる光に対
して透明な記録体をその表面に担持してなる記録体担持
体において、該記録体担持体の表面に微細な凹凸を有す
ることを特徴とし、もって、層構成を増やすことなく、
記録体担持体の表面で反射される際の正反射成分を弱
め、各層の内部で多重反射を少なくするようにしたもの
である。
【0027】
【発明の実施の形態】(請求項1の発明)図1(A)は
請求項1及び2の発明が適用される記録体の一例を説明
するための断面図で、図中、11は記録層、12は光熱
変換層、13は基体で、このような、記録層11と光熱
変換層12と基体13からなる記録体10においては、
前述のように、記録層11の表面から入射した光が記録
層11及び光熱変換層12を通過して基体13の表面で
反射される際に正反射成分が強くて、光熱変換層12と
記録層11の境界面あるいは記録層11の表面にまで到
達し、これが各境界面,表面等で反射されることで各層
の内部で多重反射を起こし、露光した領域が太るという
問題やモアレのような記録ムラが生じるという問題があ
った。
【0028】図1(B)は請求項1の発明の実施例を説
明するための断面図で、記録体10の基体13と光熱変
換層12との間に記録に用いる入射光の正反射を阻止す
る層15を設けたもので、正反射を阻止する層15とし
て、例えば、結着剤中に粉体(TiO2,MgO)を分
散してなる光拡散層を用いる。これにより、入射光が基
体13の表面で反射される際の正反射成分が弱められ、
各層の内部で多重反射を起こすことが少なくなり、露光
した領域が太るという問題やモアレのような記録ムラが
生じるという問題が低減された。
【0029】(請求項2の発明)図1(C)は請求項2
の発明の実施例を説明するための断面図で、図中、13
aは基体13の光熱変換層12側の面に設けられた微細
な凹凸で、この凹凸13aにより、記録に用いる入射光
の正反射を阻止するようにしたものである。而して、図
1(B)に示した請求項1の発明の構成によると、層構
成が増すためコストが上がる可能性がある。本発明は、
この問題を解決するために、基体13の光熱変換層12
側の面に微細な凹凸13aを設けたものである。微細な
凹凸として、0.1〜1.0μm程度の粗さにした。これ
により、入射光が基体13の表面で反射される際の正反
射成分が弱められ、各層の内部で多重反射を起こすこと
が少なくなり、露光した領域が太るという問題やモアレ
のような記録ムラが生じるという問題が低減され、更に
は、層構成を増やさないので、安価に生産できる。
【0030】(請求項3の発明)図2(A)は請求項3
及び4の発明が適用される記録体の一例を説明するため
の断面図で、図中、14は光熱変換材を分散させた記録
層、13は基体で、このような光熱変換材を分散させた
記録層14と基体13からなる記録媒体10において
は、前述のように、記録層14の表面から入射した光が
記録層14を通過し基体13の表面で反射される際に正
反射成分が強くて、記録層14の表面にまで到達し、こ
れが記録層14の表面で反射されることで各層内部で多
重反射を起こし、露光した領域が太るという問題やモア
レのような記録ムラが生じるという問題があった。
【0031】図2(B)は請求項3の発明の実施例を説
明するための断面図で、図示のように、光熱変換材を分
散させた記録層14と基体13との間に記録に用いる入
射光の正反射を阻止する正反射阻止層15を設けたもの
で、正反射を阻止する層15として、結着剤中に粉体
(TiO2,MgO等)を分散してなる光拡散層を用い
た。これにより、入射光の基体13の表面で反射される
際の正反射成分が弱められ、各層の内部で多重反射を起
こすことが少なくなり、露光した領域が太るという問題
やモアレのような記録ムラが生じるという問題が低減さ
れた。
【0032】(請求項4の発明)図2(C)は請求項4
の発明の実施例を説明するための断面図で、図中、13
aは基体13の記録層14側の表面に設けられた微細な
凹凸で、本発明は、この凹凸13aにより記録に用いる
入射光の正反射を阻止するようにしたものである。而し
て、図2(B)に示した請求項3の発明の構成による
と、層構成が増すためコストが上がる可能性がある。本
発明は、この問題を解決するために、記録層14側の基
体13の表面に微細な凹凸13aを設けたもので、この
微細な凹凸として、0.1〜1.0μm程度の粗さにし
た。これにより、入射光の基体13の表面で反射される
際の正反射成分が弱められ、各層の内部で多重反射を起
こすことが少なくなり、露光した領域が太るという問題
やモアレのような記録ムラが生じるという問題が低減さ
れ、また、層構成も増やさないので、安価に生産でき
る。
【0033】(請求項5の発明)図3(A)は請求項5
及び6の発明が適用される記録体の一例を説明するため
の断面図で、図中、11は記録層、12は光熱変換層、
16は透明基体で、このような記録層11と光熱変換層
12と透明基体16からなる記録媒体10においては、
前述のように、記録層11の表面から入射した光が、記
録層11,光熱変換層12、及び、透明基体16を通過
して透明基体16の裏面で反射される際に正反射成分が
強くて、透明基体16と光熱変換層12の境界面,光熱
変換層12と記録層11の境界面、あるいは、記録層1
1の表面にまで到達し、これが境界面,表面等で反射さ
れることで各層の内部で多重反射を起こし、露光した領
域が太るという問題やモアレのような記録ムラが生じる
という問題があった。
【0034】図3(B)は請求項5の発明の実施例を説
明するための断面図で、図示のように、透明基体16の
光熱変換層12と反対側の面に、記録に用いる入射光の
正反射を阻止する正反射阻止層15を設けたもので、正
反射を阻止する層15として、結着剤中に粉体(TiO
2,MgO等)を分散してなる光拡散層を用いた。これ
により、透明基体16の裏面で反射される際の正反射成
分が弱められ、各層の内部で多重反射を起こすことが少
なくなり、露光した領域が太るという問題やモアレのよ
うな記録ムラが生じるという問題が低減された。
【0035】(請求項6の発明)図3(C)は請求項6
の発明の実施例を説明するための断面図で、図中、16
aは透明基体16の光熱変換層12と反対側の面に設け
られた微細な凹凸で、本発明は、この凹凸16aにより
記録に用いる入射光の正反射を阻止するようにしたもの
である。而して、図3(B)に示した請求項5の発明の
構成によると、層構成が増すためコストが上がる可能性
がある。本発明は、この問題を解決するために、透明基
体16の光熱変換層12と反対側の面に微細な凹凸を設
けたもので、この微細な凹凸として、0.1〜1.0μm
程度の粗さにした。これにより、入射光の透明基体表面
で反射される際の正反射成分が弱められ、各層の内部で
多重反射を起こすことが少なくなり、露光した領域が太
るという問題やモアレのような記録ムラが生じるという
問題が低減された。また、層構成を増やさないので、安
価に生産できる。
【0036】(請求項7の発明)図4(A)は請求項7
及び8の発明が適用される記録体の一例を説明するため
の断面図で、図中、14は光熱変換材を分散させた記録
層、16は透明基体で、このような光熱変換材を分散さ
せた記録層14と透明基体16からなる記録体10にお
いては、記録層14の表面から入射した光が記録層14
及び透明基体16を通過し、透明基体16の裏面で反射
される際に正反射成分が強くて、透明基体16と記録層
14の境界面あるいは記録層14の表面にまで到達し、
これが境界面,表面等で反射されることで層の内部で多
重反射を起こし、露光した領域が太るという問題やモア
レのような記録ムラが生じるという問題があった。
【0037】図4(B)は請求項7の発明の実施例を説
明するための断面図で、図示のように、透明基体16の
記録層14と反対側の面に、記録に用いる入射光の正反
射を阻止する正反射阻止層15を設けたもので、正反射
を阻止する層15として、結着剤中に粉体(TiO2
MgO等)を分散してなる光拡散層を用いた。これによ
り、透明基体16の裏面で反射される際の正反射成分が
弱められ、各層の内部で多重反射を起こすことが少なく
なり、露光した領域が太るという問題やモアレのような
記録ムラが生じるという問題が低減された。
【0038】(請求項8の発明)図4(C)は、請求項
8の実施例を説明するための断面図で、図中、16aは
透明基体16の記録層14と反対側の面に設けられた微
細な凹凸で、本発明は、この凹凸により、記録に用いる
入射光の正反射を阻止するようにしたものである。而し
て、図4(B)に示した請求項7の発明の構成による
と、層構成が増すためコストが上がる可能性がある。本
発明は、この問題を解決するために、透明基体16の記
録層14と反対側の面に微細な凹凸を設けたもので、こ
の微細な凹凸として、0.1〜1.0μm程度の粗さにし
た。これにより、透明基体16の表面で反射される際の
正反射成分が弱められ、各層の内部で多重反射を起こす
ことが少なくなり、露光した領域が太るという問題やモ
アレのような記録ムラが生じるという問題が低減され
た。また、層構成も増やさないので、安価に生産でき
る。
【0039】(請求項9の発明)図5(A1)は請求項
9及び10の発明が適用される記録装置の一例を説明す
るための要部断面構成図で、図中、10は記録層11と
光熱変換層12と透明基体16からなる記録体、20は
該記録体10を担持する記録体担持体、例えば、図6に
示した記録体ローラ2で、このように、記録体10が記
録体担持体20に担持されている場合、記録層11の表
面から入射した光が記録層11,光熱変換層12、及
び、透明基体16を通過して記録体担持体20表面で反
射される際に正反射成分が強くて、透明基体16と光熱
変換層12の境界面,光熱変換層12と記録層11の境
界面、あるいは、記録層11の表面にまで到達し、これ
が各境界面,表面等で反射されることで各層の内部で多
重反射を起こし、露光した領域が太るという問題やモア
レのような記録ムラが生じるという問題があった。露光
した領域が太るということは、画像部露光方式であれば
画像部が太り、非画像部露光方式であれば画像部が細る
ことにつながる。
【0040】図5(B1)は、請求項9及び10の発明
が適用される記録装置の他の例を説明するための要部断
面構成図で、図中、10は光熱変換材を分散させた記録
層14と透明基体16からなる記録体、20は該記録体
10を担持した記録体担持体、例えば、図6に示した記
録体ローラ2で、このように記録体10を担持体20に
担持した場合、記録層14の表面から入射した光が記録
層14、及び、透明基体16を通過して記録体担持体2
0の表面で反射される際に正反射成分が強くて、透明基
体16と記録層14の境界面、あるいは、記録層14の
表面にまで到達し、これが境界面,表面等で反射される
ことで層の内部で多重反射を起こし、露光した領域が太
るという問題やモアレのような記録ムラが生じるという
問題があった。露光した領域が太るということは、画像
部露光方式であれば画像部が太り、非画像部露光方式で
あれば画像部が細ることにつながる。
【0041】図5(A2),図5(B2)は請求項9の
発明の実施例を説明するための要部断面構成図で、図示
のように、記録体担持体20の表面に記録に用いる入射
光の正反射を阻止する正反射阻止層15を設けたもの
で、正反射を阻止する層15として、結着剤中に粉体
(TiO2,MgO等)を分散してなる光拡散層にし
た。これにより、記録体担持体20の表面で反射される
際の正反射成分が弱められ、各層の内部で多重反射を起
こすことが少なくなり、露光した領域が太るという問題
やモアレのような記録ムラが生じるという問題が低減さ
れた。
【0042】(請求項10の発明)図5(A3),図5
(B3)は請求項10の発明の実施例を説明するための
要部断面構成図で、図中、20aは記録体担持体20の
表面に設けられた微細な凹凸で、この微細な凹凸とし
て、0.1〜1.0μm程度の粗さにした。これにより、
記録体担持体20の表面で反射される際の正反射成分が
弱められ、各層の内部で多重反射を起こすことが少なく
なり、露光した領域が太るという問題やモアレのような
記録ムラが生じるという問題が低減された。また、層構
成を増やさないので、安価に生産できる。
【0043】
【発明の効果】請求項1の発明は、記録層と、光熱変換
層と、基体と、該基体と前記光熱変換層との間に記録に
用いる光の正反射を阻止する正反射阻止層とを有するの
で、記録に用いられる光が基体表面で反射される際の正
反射成分が弱められ、各層の内部で多重反射を起こすこ
とが少なくなり、露光した領域が太るという問題やモア
レのような記録ムラが生じるという問題が低減された。
【0044】請求項2の発明は、記録層と、光熱変換層
と、基体とからなり、該基体は前記光熱変換層側の表面
に記録に用いる光の正反射を阻止する微細な凹凸を有す
るので、記録に用いられる光が基体表面で反射される際
の正反射成分が弱められ、各層の内部で多重反射を起こ
すことが少なくなり、露光した領域が太るという問題や
モアレのような記録ムラが生じるという問題が低減され
た。また、層構成を増やさないので、安価に生産でき
る。
【0045】請求項3の発明は、光熱変換材を分散させ
た記録層と、該記録層を通過した記録に用いる光の正反
射を阻止する正反射阻止層と、該正反射阻止層を担持す
る基体とからなるので、記録に用いられる光が基体表面
で反射される際の正反射成分が弱められ、各層の内部で
多重反射を起こすことが少なくなり、露光した領域が太
るという問題やモアレのような記録ムラが生じるという
問題が低減された。
【0046】請求項4の発明は、光熱変換材を分散させ
た記録層と、該記録層を担持する基体とからなり、該基
体は前記記録層側の表面に前記記録層を通過した記録に
用いる光の正反射を阻止するための微細な凹凸を有する
ので、基体表面で反射される際の正反射成分が弱めら
れ、各層の内部で多重反射を起こすことが少なくなり、
露光した領域が太るという問題やモアレのような記録ム
ラが生じるという問題が低減された。また、層構成を増
やさないので、安価に生産できる。
【0047】請求項5の発明は、記録層と、光熱変換層
と、該光熱変換層を担持する透明基体と、該透明基体の
前記光熱変換層の反対側の裏面に記録に用いる光の正反
射を阻止する正反射阻止層とからなるので、透明基体の
裏面で反射される際の正反射成分が弱められ、各層の内
部で多重反射を起こすことが少なくなり、露光した領域
が太るという問題やモアレのような記録ムラが生じると
いう問題が低減された。
【0048】請求項6の発明は、記録層と、光熱変換層
と、該光熱変換層を担持する透明基体とからなり、該透
明基体は、前記光熱変換層と反対側の裏面に微細な凹凸
を有するので、記録に用いられる光が基体の裏面で反射
される際の正反射成分が弱められ、各層の内部で多重反
射を起こすことが少なくなり、露光した領域が太るとい
う問題やモアレのような記録ムラが生じるという問題が
低減された。また、層構成を増やさないので、安価に生
産できる。
【0049】請求項7の発明は、光熱変換材を分散させ
た記録層と、該記録層を担止する透明基体と、該透明基
体の前記記録層と反対側の面に設けられた記録に用いる
光の正反射を阻止する正反射阻止層とからなるので、記
録に用いられる光が透明基体の表面で反射される際の正
反射成分が弱められ、各層の内部で多重反射を起こすこ
とが少なくなり、露光した領域が太るという問題やモア
レのような記録ムラが生じるという問題が低減された。
【0050】請求項8の発明は、光熱変換材を分散させ
た記録層と、該記録層を担止する透明基体とからなり、
該透明基体は、前記光熱変換層と反対側の面に微細な凹
凸を有するので、記録に用いられる光が透明基体の裏面
で反射される際の正反射成分が弱められ、各層の内部で
多重反射を起こすことが少なくなり、露光した領域が太
るという問題やモアレのような記録ムラが生じるという
問題が低減された。また、層構成も増やさないので、安
価に生産できた。
【0051】請求項9の発明は、記録に用いる光に対し
て透明な記録媒体をその表面に担持してなる記録体担持
体において、該記録体担持体の表面に記録に用いる入射
光の正反射を阻止する反射層を有するので、記録に用い
られる光が記録体担持体の表面で反射される際の正反射
成分が弱められ、各層の内部で多重反射を起こすことが
少なくなり、露光した領域が太るという問題やモアレの
ような記録ムラが生じるという問題が低減された。
【0052】請求項10の発明は、記録に用いる光に対
して透明な記録体をその表面に担持してなる記録体担持
体において、該記録体担持体の表面に微細な凹凸を有す
るので、記録に用いられる光が記録体担持体の表面で反
射される際の正反射成分が弱められ、各層の内部で多重
反射を起こすことが少なくなり、露光した領域が太ると
いう問題やモアレのような記録ムラが生じるという問題
が低減された。また、層構成を増やさないので、安価に
生産できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 請求項1及び2の発明を説明するための断面
構成図である。
【図2】 請求項3及び4の発明を説明するための断面
構成図である。
【図3】 請求項5及び6の発明を説明するための断面
構成図である。
【図4】 請求項7及び8の発明を説明するための断面
構成図である。
【図5】 請求項9及び10の発明を説明するための断
面構成図である。
【図6】 本発明による記録体が使用される記録装置の
一例を説明するための構成図である。
【図7】 従来の記録体の例を説明するための断面図で
ある。
【符号の説明】
10…記録体、11…記録層、12…光熱変換層、13
…基体、13a…凹凸面、14…光熱変換材を分散させ
た記録層、15…正反射阻止層、16…透明基体、16
a…凹凸面、20…記録体、20a…凹凸面。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録層と、光熱変換層と、基体と、該基
    体と前記光熱変換層との間に記録に用いる光の正反射を
    阻止する正反射阻止層とを有することを特徴とする記録
    体。
  2. 【請求項2】 記録層と、光熱変換層と、基体とからな
    り、該基体は前記光熱変換層側の表面に記録に用いる光
    の正反射を阻止する微細な凹凸を有することを特徴とす
    る記録体。
  3. 【請求項3】 光熱変換材を分散させた記録層と、該記
    録層を通過した記録に用いる光の正反射を阻止する正反
    射阻止層と、該正反射阻止層を担持する基体とからなる
    ことを特徴とする記録体。
  4. 【請求項4】 光熱変換材を分散させた記録層と、該記
    録層を担持する基体とからなり、該基体は前記記録層側
    の表面に前記記録層を通過した記録に用いる光の正反射
    を阻止する微細な凹凸を有することを特徴とする記録
    体。
  5. 【請求項5】 記録層と、光熱変換層と、該光熱変換層
    を担持する透明基体と、該透明基体の前記光熱変換層の
    反対側の裏面に記録に用いる光の正反射を阻止する正反
    射阻止層とからなることを特徴とする記録体。
  6. 【請求項6】 記録層と、光熱変換層と、該光熱変換層
    を担持する透明基体とからなり、該透明基体は前記光熱
    変換層と反対側の裏面に微細な凹凸を有することを特徴
    とする記録体。
  7. 【請求項7】 光熱変換材を分散させた記録層と、該記
    録層を担持する透明基体と、該透明基体の前記記録層と
    反対側の裏面に設けられた記録に用いる光の正反射を阻
    止する正反射阻止層とからなることを特徴とする記録
    体。
  8. 【請求項8】 光熱変換材を分散させた記録層と、該記
    録層を担持する透明基体とからなり、該透明基体は前記
    光熱変換層と反対側の裏面に微細な凹凸を有することを
    特徴とする記録体。
  9. 【請求項9】 記録に用いる光に対して透明な記録媒体
    をその表面に担持している記録体担持体において、該記
    録体担持体の表面に記録に用いる入射光の正反射を阻止
    する反射層を有することを特徴とする記録体担持体。
  10. 【請求項10】 記録に用いる光に対して透明な記録体
    をその表面に担持してなる記録体担持体において、該記
    録体担持体の表面に微細な凹凸を有することを特徴とす
    る記録体担持体。
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