JP2000246288A - 有機性濃縮物の無臭化方法 - Google Patents
有機性濃縮物の無臭化方法Info
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Abstract
の無臭化を長期に亘って持続させることができる有機性
濃縮物の無臭化方法を提供する。 【解決手段】(1) 硫酸酸性硫酸第二鉄をFeとして3m
g/kg以上含有する有機性濃縮物に、アルカリ2.5
g当量/kg以上を含有する溶液またはスラリを添加し
て該有機性濃縮物のpHを6〜8に保持する有機性濃縮
物の無臭化方法。 (2) 硫酸酸性硫酸第二鉄をFeとして3mg/kg以上
含有し、かつpHが6〜8である有機性濃縮物に酸化性
物質を共存させることにより、その酸化還元電位を−1
50mVより正(貴)側に維持する有機性濃縮物の無臭
化方法。(3) 前記有機性濃縮物が活性汚泥処理プロセス
における濃縮汚泥である有機性濃縮物の無臭化方法。
Description
化方法に関し、さらに詳しくは沈降その他の方法によっ
て得られる濃縮汚泥等の無臭化を長期に亘って持続させ
ることができる有機性濃縮物の無臭化方法に関する。
き出される濃縮汚泥は、一部の無臭生物処理が施された
処理場を除いて、硫化水素、メルカプタン類、アンモニ
ア、アミン等の悪臭成分が放散されやすい状況下にあ
る。このため、濃縮汚泥を完全密閉して悪臭成分の放散
を防止する方法や、酸化剤を投入する方法などが採用さ
れている。しかし、前者の方法では、機械的に完全密閉
することは難しく、また後者の方法では、濃縮汚泥を嫌
気性状態下に長期間おいた場合に酸化剤の酸化力が低下
するため、悪臭成分の生成が避けられず、長期に亘って
十分な効果が得られないという問題があった。
いる方法が知られているが、該ポリ硫酸第二鉄による無
臭化効果は、酸化剤としての機能よりも、優れた共沈効
果によるものと考えられている(原田昭勇等、第35回
下水道研究発表会講演集、1128−1130(199
8))。そのため、最大の共沈効果を発揮させるための
汚泥性状の制御が重要となるが、汚泥に単にポリ硫酸第
二鉄を添加しても十分な無臭化効果が発現しない場合が
ある。例えばポリ硫酸第二鉄を添加した濃縮汚泥を密閉
容器に放置して悪臭成分の変化を調べると、初期の時点
では無臭化効果が見られるものの、時間の経過とともに
徐々に悪臭成分の放散が観測される。また、最近の微生
物による廃水処理において、菌叢を改善することによ
り、無臭化を達成する下水やし尿の処理法が提案されて
いる(土井幸夫等、防菌防黴誌、26(2) 、53−63
(1998))。しかし、このような方法を採用して
も、汚泥処理工程で濃縮汚泥を短時間に無臭化するのは
困難であり、やはり化学的な無臭化手段が必要となる。
例えば、特開平7−308696号公報には、下水やし
尿等の汚水の脱水工程において、鉄系塩化物および硫酸
塩からなる凝集剤溶液と濾過助剤としての消石灰乳液を
添加してpH6〜8の中性域に調質することにより、汚
泥脱水工程での臭気成分の放出を防止でき、かつ防臭効
果の持続が可能であることが開示されている。なお、汚
泥の脱水工程において、鉄化合物と石灰を混合する方法
は、高分子凝集剤の使用が普及する前には一般的な方法
であった。また特開昭62−117562号公報には、
金属硫酸塩とpH調整剤を含むpH5〜8にある水溶液
脱臭剤を、ヘドロ等に散布することにより臭気成分の減
少が図れることが開示されている。
表回講演集、1134─1136(1998)には、脱
水原汚泥や脱水ケーキの臭気には、脱水原汚泥の酸化還
元電位が関係し、脱水原汚泥に空気を吹き込んで該汚泥
の酸化還元電位を−240mVより貴(正)にすること
により、ポリ硫酸第二鉄を脱水助剤とする脱水方式での
脱水原汚泥、脱水ケーキの臭気を抑制することが可能で
あることが記載されている。上記方法は、いずれもポリ
硫酸第二鉄の酸化効果および優れた共沈効果を利用した
ものであるが、濃縮汚泥等を長期にわたり放置しておく
場合には、ポリ硫酸第二鉄の効果を利用した濃縮汚泥の
無臭化効果を十分に引き出すためには、その投入法およ
び投入後の濃縮汚泥の性状を制御する必要があった。
従来技術の問題を解決し、沈降その他の方法によって得
られる濃縮汚泥等の無臭化を長期に亘って持続させるこ
とができる有機性濃縮物の無臭化方法を提供することに
ある。
に鑑み鋭意検討した結果、汚泥等の十分な無臭化を実現
し、持続させるためには、まず、最適pHの維持によっ
て、酸化性成分の能力を最大に発揮させ、効力の続く期
間を長続きさせることができること、すなわち、鉄投与
後、pHを6〜8の間に調整することによって、長期に
亘って溶存酸素による硫化水素等の酸化を促進し、か
つ、脂肪酸等の放散も防止できることを見いだし、本発
明に到達したものである。また、上記pH領域で酸化還
元電位を−150mV以上(標準水素電極電位基準)に
保持することによって、バクテリアによる硫酸水素の生
成も大きく抑制可能となることを見いだし、本発明に到
達したものである。すなわち、本願で特許請求される発
明は以下のとおりである。
mg/kg以上含有する有機性濃縮物に、アルカリ2.
5g当量/kg以上を含有する溶液またはスラリを添加
して該有機性濃縮物のpHを6〜8に保持することを特
徴とする有機性濃縮物の無臭化方法。 (2)前記有機性濃縮物中の硫酸酸性硫酸第二鉄は、廃
水処理工程において有機性濃縮物として分離する工程で
投入されたものであることを特徴とする(1)に記載の
有機性濃縮物の無臭化方法。 (3)前記アルカリ2.5g当量/kg以上を含有する
溶液またはスラリが塩基性カルシウム塩を含有すること
を特徴とする(1)または(2)に記載の有機性濃縮物
の無臭化方法。 (4)前記有機性濃縮物のpH測定は、水素発生電極の
プロトン還元による水素発生電位を間歇または連続的に
測定して行うことを特徴とする(1)〜(3)のいずれ
かに記載の有機性能宿物の無臭化方法。
mg/kg以上含有し、かつpHが6〜8である有機性
濃縮物に酸化性物質を共存させることにより、その酸化
還元電位を−150mVより正(貴)側に維持すること
を特徴とする有機性濃縮物の無臭化方法。 (6)前記酸化性物質が空気であることを特徴とする
(5)に記載の有機性濃縮物の無臭化方法。 (7)前記酸化還元電位が、水素発生電極の静止電位で
あることを特徴とする(5)または(6)に記載の有機
性濃縮物の無臭化方法。 (8)前記有機性濃縮物が活性汚泥処理プロセスにおけ
る濃縮汚泥であるあることを特徴とする(1)〜(7)
のいずれかに記載の有機性濃縮物の無臭化方法。
は、下水やし尿等の生活廃水等を活性汚泥法などで処理
する際に、沈降その他の濃縮方法によって得られる濃縮
汚泥(初沈汚泥を含む)または河川、湖沼のヘドロ等を
いう。本発明において無臭化の対象となる有機性濃縮物
には、Feとして3mg/kg以上、好ましくは5〜5
0mg/kgのポリ硫酸鉄などの硫酸酸性硫酸第二鉄が
含まれる。Feとしての含有量が3mg/kg未満では
十分な脱臭効果が得られない。硫酸酸性硫酸第二鉄は、
有機性濃縮物中に予め含有されていればよく、有機性濃
縮物中で酸化剤および/または沈殿剤としての役割を有
する。
すると、多くは塩基性硫酸第二鉄として沈殿するが、汚
泥がその腐敗によって酸性化すると、第二鉄は酸化性と
なって悪臭成分を酸化分解する。このとき濃縮汚泥のp
Hを調整することによって、鉄は微量に残存する溶存酸
素で酸化を受け、再度、塩基性第二鉄として存在するこ
とになる。なお、硫酸第一鉄などの2価のFeはpH6
〜8で非常に酸化されやすく、酸化されて塩基性第二鉄
として安定化し、pH6〜8のままでは鉄はイオン化せ
ず酸化能力がなくなる。汚泥が貯留が長期にわたると、
汚泥は再び酸性化が進行し、酸化力を有するようにな
る。そして臭気成分を酸化し、悪臭の発生を防止する。
再度のpH調整によって鉄は塩基性第二鉄として安定化
する。従って、pHの調整は間歇的または連続的に行う
のが好ましい。
当量/kg以上、好ましくはアルカリ5〜10g当量/
kgを含有する溶液またはスラリが添加され、そのpH
が6〜8の範囲に保持される。有機性濃縮物のpHを6
〜8に調整することにより、結果的に有機性濃縮物から
発生する硫化水素等の溶存酸素による酸化が促進し、ま
た脂肪酸等の放散を防止することができる。有機性濃縮
物のpHが6未満では脂肪酸等の放散を防ぐことができ
なくなり、またpHが8を超えるとNH3 の発生を防止
できない。好ましいpHは6.5〜7.5であり、pH
が高い方がSRB(硫酸塩還元バクテリア)の活性を抑
制することができる。有機性濃縮物に添加する溶液がア
ルカリ2.5g当量/kg未満では、アルカリ分が不足
し、本発明を実施することは不可能となる。
水溶液が、スラリとしては水酸化ナトリウム、消石灰、
炭酸石灰などの混合スラリが、また固形物としては塩基
性カルシウム塩を粉末状または固形状としたもの、ケイ
酸ナトリウム等が用いられ、これらは併用してもよい。
これらの溶液等は、有機性濃縮物のpHが6〜8を保持
するように添加されるが、その添加によりpHが8を超
えた場合には有機性濃縮物に無機酸や有機酸を添加して
または放置して発酵によってプロトンを生成させて上記
pHを保持するようにするのが好ましい。
たる無臭化効果を得るため、pH6〜8における有機性
濃縮物の酸化還元電位を測定し、−150mV以上(貴
側)、好ましくは−100mV以上、より好ましくは−
50mV以上に維持するのが好ましい。上記pH領域に
おいて、このような酸化還元電位を維持することにより
硫化水素の発生をほぼ抑制することができる。酸化還元
電位の調整は、有機性濃縮物に空気、硝酸塩などの酸化
性物質を共存させ、その量を調整することによって行う
ことができる。酸化性物質として空気が好ましく用いら
れる。
物付着のため、ガラス電極が使用しにくい場合、白金等
の水素発生電極による分極特性を調べ、プロトン還元に
よる水素発生の立上り電位(電圧)を測定することによ
り行うのが好ましい。このような電極としては白金櫛形
電極などが用いられる。具体的には、白金等を陰極とす
る水電解法により、電流−電圧曲線を求め、検出極が卑
側に電位掃引した際に電流が立ち上がる電位を読み取っ
てpHを求めることができる。図3は白金櫛形電極を備
えた検出器で測定された電流−電圧曲線図である。この
電流の立ち上がり電位はpH依存性を有し、pHが高く
なると電位は大きくなる。この方法は、電極に汚泥が付
着しても、ガラス電極のように出力特性に著しい変化が
生じないため、スラリなどのpH測定に適する。またp
H測定の電位掃引の間隙の開回路時に測定した静止電圧
は、酸化還元電位と相関関係を有するため、酸化還元電
位をもこの電極を用いて測定することができる。従っ
て、一つの電極でpHと酸化還元電位の両方を測定する
ことができる。なお、酸化還元電位の測定は、白金の指
示電極と銀−塩化銀電極等の参照電極によって測定する
通常の方法で行ってもよく、またpHの測定はガラス電
極による電位測定法(ポテンショメトリー)で行っても
よい。
発明はこれらに限定されるものではない。なお、有機性
濃縮物としては、活性汚泥法の水処理工程における初沈
槽または終沈槽から抜き出した濃縮汚泥を用いた。以下
に活性汚泥法の水処理工程について簡単に説明する。図
4は、活性汚泥法における水処理工程の基本的なフロー
図である。図4において、下水やし尿等の廃水は、まず
スクリーン1および初沈槽2に順に供給されてスクリー
ンかすおよびスラッジが除かれ、その後、調整槽3、曝
気槽4および終沈槽5に順に送られて処理水が系外に排
出される。調整槽3には凝集剤やpH調整剤等の薬剤が
投入され、また曝気槽4には空気が供給される。また終
沈槽5から抜き出された汚泥はその一部が返送汚泥とし
て曝気槽4に返送され、残りは余剰汚泥として系外に排
出される。
の無臭化を行った。まず、上記スラッジにポリ硫酸第二
鉄溶液を20ppmの濃度(Fe濃度4.5ppm)と
なるように添加し、このスラッジを、白金櫛形電極を取
り付けた検出器を備えた密閉容器に入れて26時間放置
し、スラッジのpHおよび酸化還元電位を測定し、さら
に容器中の硫化水素の濃度の変化を測定した。その後、
該スラッジに約5g当量/kgのアルカリ液を水酸化ナ
トリウムの形で添加してpHを7.5に調整してスラッ
ジの酸化還元電位および硫化水素の濃度を測定した。こ
のときのpH、酸化還元電位および硫化水素の濃度の変
化を図1に示したが、スラッジのpH調整をせずに保存
すると徐々に硫化水素の濃度が高くなるが、pHを7.
5に調整することにより、硫化水素の濃度が急激に減少
し、硫化水素の発生がほぼ抑制されることが確認され
た。またこのときのスラッジの酸化還元電位は−100
mV以上であった。
加せずに放置し、かつその後のアルカリ液によるpH調
整をしなかった以外は実施例1と同様にしてスラッジの
pH、酸化還元電位および硫化水素の濃度を測定した。
その結果を図1に示したが、硫化水素濃度が経時的に増
加し、酸化還元電位は経時的に低下して−150mV以
下の値を示した。 比較例2 実施例1において、ポリ硫酸第二鉄溶液の代わりに5.
0ppmの珪酸を添加し、かつその後のアルカリ液によ
るpH調整をしなかった以外は実施例1と同様にしてス
ラッジのpH、酸化還元電位および硫化水素の濃度を測
定した。その結果を図1に示したが、硫化水素濃度が経
時的に増加し、酸化還元電位も経時的に低下することが
わかった。
臭化を行った。なお、本汚泥にも実施例1と同様にポリ
硫酸第二鉄溶液を添加した。この汚泥を実施例1と同様
の容器に入れてpH、酸化還元電位および硫化水素の濃
度を測定し、その結果を図2に示した。図2から、汚泥
のpHを7.5に維持することにより、硫化水素濃度が
低減することがわかった。
った以外は実施例2と同様にしてスラッジのpH、酸化
還元電位および硫化水素の濃度を測定した。その結果を
図2に示したが、硫化水素濃度が経時的に増加した。 比較例4 図3の調整槽3にポリ硫酸第二鉄溶液を加える代わりに
5.0ppmの珪酸を添加し、かつその後のアルカリ液
によるpH調整をしなかった以外は実施例2と同様にし
て汚泥のpH、酸化還元電位および硫化水素の濃度を測
定した。その結果を図2に示したが、硫化水素濃度が経
時的に増加した。なお、図1、図2に示すように、密閉
容器の温度を24時間後に25℃から30〜40℃に上
昇させたが、これは硫化水素等の放散性を高めて実験を
行うためであり、本発明の方法によれば、高温時におい
ても優れた効果が得られることが確認できた。
って得られる濃縮汚泥等の無臭化を長期に亘って持続さ
せることができる。
調整効果を示す図。
効果を示す図。
−電圧曲線図。
槽、5…終沈槽。
Claims (8)
- 【請求項1】 硫酸酸性硫酸第二鉄をFeとして3mg
/kg以上含有する有機性濃縮物に、アルカリ2.5g
当量/kg以上を含有する溶液またはスラリを添加して
該有機性濃縮物のpHを6〜8に保持することを特徴と
する有機性濃縮物の無臭化方法。 - 【請求項2】 前記有機性濃縮物中の硫酸酸性硫酸第二
鉄は、廃水処理工程において有機性濃縮物として分離す
る工程で投入されたものであることを特徴とする請求項
1に記載の有機性濃縮物の無臭化方法。 - 【請求項3】 前記アルカリ2.5g当量/kg以上を
含有する溶液またはスラリが塩基性カルシウム塩を含有
することを特徴とする請求項1または2に記載の有機性
濃縮物の無臭化方法。 - 【請求項4】 前記有機性濃縮物のpH測定は、水素発
生電極のプロトン還元による水素発生電位を間歇または
連続的に測定して行うことを特徴とする請求項1〜3の
いずれかに記載の有機性能宿物の無臭化方法。 - 【請求項5】 硫酸酸性硫酸第二鉄をFeとして3mg
/kg以上含有し、かつpHが6〜8である有機性濃縮
物に酸化性物質を共存させることにより、その酸化還元
電位を−150mVより正(貴)側に維持することを特
徴とする有機性濃縮物の無臭化方法。 - 【請求項6】 前記酸化性物質が空気であることを特徴
とする請求項5に記載の有機性濃縮物の無臭化方法。 - 【請求項7】 前記酸化還元電位が、水素発生電極の静
止電位であることを特徴とする請求項5または6に記載
の有機性濃縮物の無臭化方法。 - 【請求項8】 前記有機性濃縮物が活性汚泥処理プロセ
スにおける濃縮汚泥であることを特徴とする請求項1〜
7のいずれかに記載の有機性濃縮物の無臭化方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05456699A JP4149069B2 (ja) | 1999-03-02 | 1999-03-02 | 有機性濃縮物の無臭化方法 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2000246288A true JP2000246288A (ja) | 2000-09-12 |
JP4149069B2 JP4149069B2 (ja) | 2008-09-10 |
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JP05456699A Expired - Fee Related JP4149069B2 (ja) | 1999-03-02 | 1999-03-02 | 有機性濃縮物の無臭化方法 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP4149069B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013202502A (ja) * | 2012-03-28 | 2013-10-07 | Mitsubishi Gas Chemical Co Inc | 硫黄系化合物を含む組成物の洗浄廃液の脱臭方法 |
CN105016589A (zh) * | 2015-04-29 | 2015-11-04 | 浙江奇彩环境科技有限公司 | 一种铁泥资源化利用的方法 |
-
1999
- 1999-03-02 JP JP05456699A patent/JP4149069B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013202502A (ja) * | 2012-03-28 | 2013-10-07 | Mitsubishi Gas Chemical Co Inc | 硫黄系化合物を含む組成物の洗浄廃液の脱臭方法 |
CN105016589A (zh) * | 2015-04-29 | 2015-11-04 | 浙江奇彩环境科技有限公司 | 一种铁泥资源化利用的方法 |
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