JP2000246030A - セラミックスを使用した気質浄化処理システム - Google Patents

セラミックスを使用した気質浄化処理システム

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JP2000246030A
JP2000246030A JP11359647A JP35964799A JP2000246030A JP 2000246030 A JP2000246030 A JP 2000246030A JP 11359647 A JP11359647 A JP 11359647A JP 35964799 A JP35964799 A JP 35964799A JP 2000246030 A JP2000246030 A JP 2000246030A
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air
ceramics
filter
treated
ceramic
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JP11359647A
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English (en)
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Tsukasa Kurita
司 栗田
Masahiro Iwatani
正博 岩谷
Takashi Takahashi
孝 高橋
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AIRX KK
KURITA KOGYO KK
ZAIN NIHITO KK
Kurita Water Industries Ltd
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AIRX KK
KURITA KOGYO KK
ZAIN NIHITO KK
Kurita Water Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 処理対象空気中の油脂類ミスト、悪臭、有機
溶剤臭、有害ガス等の原因物質を完全に分解し、無害化
すること。 【解決手段】 本発明のセラミックスを使用した気質浄
化処理システムは、セラミックス装置6と、アフタフィ
ルタ3と、ファン・モータ4と、ケーシング本体1とを
含有する。セラミックス装置6には特殊セラミックスブ
ロック及び/又は特殊セラミックス粒体が収納される。
特殊セラミックスのブロック乃至粒体は、マグネシアM
gO及びカルサイトCaOを主原料とする混合物が、通
常の焼成温度よりも低温の雰囲気で焼成され、養生せし
められることによって、その表面及び内部にサブミクロ
ン乃至オングストロームオーダの無数の細孔が形成され
る。無数の細孔は、処理対象空気中の臭気やミストの原
因物質を吸着し、分解する作用を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この出願の発明は、処理対象
を成す空気中の塵埃及び油脂ミスト並びに有害ガス及び
臭気を除去するための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】処理対象空気を浄化するための、セラミ
ックフィルタは、公知である。
【0003】
【従来の技術の問題点】しかしながら、上記従来のセラ
ミックフィルタでは、処理対象空気中の油脂類ミスト、
悪臭、有機溶剤臭、有害ガス等の原因物質を完全に分解
し、無害化することが出来なかった。
【0004】
【発明の目的】それ故、この出願の発明は、処理対象空
気中の油脂類ミスト、悪臭、有機溶剤臭、有害ガス等の
原因物質を完全に分解し、無害化することが出来る、セ
ラミックスを使用した気質浄化処理システムを提供する
ことにある。
【0005】
【目的を達成するための手段】前記の問題点を解決し、
且つ前記の目的を達成するために、この出願の発明のセ
ラミックスを使用した気質浄化処理システムの第1の形
態は、セラミックス装置6と、アフタフィルタ3と、フ
ァン・モータ4と、ケーシング本体1とを、含有し、上
記ケーシング本体1には、処理対象空気の吸入口9と、
処理済空気の排出口2とが、形成され、上記吸入口(3
2)と、上記セラミックス装置6と、上記アフタフィル
タ3と、上記排出口とは、この順に配設され、且つこの
順に空気流通経路が形成されるように相互に接続され、
上記ファン・モータ4は、上記吸入口(32)から上記
排出口に至る空気流通経路における任意の位置に挿入接
続されておって、上記空気流通経路に即して空気流を形
成させ、上記セラミックス装置6は、1個のボックス又
は互いに連結された複数個のボックスと、各ボックスの
内部に収納された1若しくは複数個の特殊セラミックス
ブロック及び/又は多数の特殊セラミックス粒体とから
成り、上記特殊セラミックスは、マグネシアMgO及び
カルサイトCaOを主原料とする混合物が、任意の形状
に造塊又は造粒され、通常の焼成温度よりも低温の雰囲
気で焼成され、養生せしめられることによって、その表
面及び内部にサブミクロン乃至オングストロームオーダ
の無数の細孔が形成され、上記無数の細孔は、上記処理
対象空気中の臭気やミストの原因物質を吸着し、又分解
する作用を有し、上記アフタフィルタ3は、上記セラミ
ックスから発生する虞のある粉塵を除去する作用を有す
る、ものである。
【0006】この出願の発明のセラミックスを使用した
気質浄化処理システムの第2の形態は、前記第1の形態
のおいて、1次フィルタ7を含有し、上記1次フィルタ
7は、前記処理対象空気の吸入口(32)と前記セラミ
ックス装置6との間に挿入・接続されておって、当該処
理対象空気中の塵埃を除去する作用を有する、ものであ
る。
【0007】前記の問題点を解決し、且つ前記の目的を
達成するために、この出願の発明のセラミックスを使用
した気質浄化処理システムの第3の形態は、1次フィル
タ7と、セラミックス装置6と、ファン・モータ4と、
ケーシング本体1とを、含有し、上記ケーシング本体1
には、処理対象空気の吸入口9と、処理済空気の排出口 出口2とは、この順に配設され、且つこの順に空気流通
経路が形成されるように相互に接続され、上記ファン・
モータ4は、上記吸入口9から上記排出口2に至る空気
流通経路における任意の位置に挿入接続されておって、
上記空気流通経路に即して空気流を形成させ、上記1次
フィルタ7は、上記吸入口(32)から吸入された処理
対象空気中の塵埃を除去する作用を有し、上記セラミッ
クス装置6は、1個のボックス又は互いに連結された複
数個のボックスと、各ボックスの内部に収納された1若
しくは複数個の特殊セラミックスブロック及び/又は多
数の特殊セラミックス粒体とから成り、上記特殊セラミ
ックスは、マグネシアMgO及びカルサイトCaOを主
原料とする混合物が、任意の形状に造塊又は造粒され、
通常の焼成温度よりも低温の雰囲気で焼成され、養生せ
しめられることによって、その表面及び内部にサブミク
ロン乃至オングストロームオーダの無数の細孔が形成さ
れ、上記無数の細孔は、上記処理対象空気中の臭気やミ
ストの原因物質を吸着し、又分解する作用を有する、も
のである。
【0008】前記の問題点を解決し、且つ前記の目的を
達成するために、この出願の発明のセラミックスを使用
した気質浄化処理システムの第4の形態は、1次フィル
タ7と、電気集塵機24と、セラミックス装置6と、ア
フタフィルタ3と、ファン・モータ34と、ケーシング
本体1とを、含有し、上記ケーシング本体1には、処理
対象空気の吸入口32と、処理済空気の排出口とが、形
成され、上記吸入口32と、上記1次フィルタ7と、上
記セラミックス装置6と、上記アフタフィルタ3と、上
記排出口とは、この順に接続され、上記電気集塵機24
は、上記吸入口32から上記排出口に至る空気流通経路
における任意の位置に挿入接続され、ファン・モータ3
4は、上記吸入口32から上記排出口に至る空気流通経
路における任意の位置に挿入接続されておって、上記空
気流通経路に即して空気流を形成させ、上記1次フィル
タ7は、上記吸入口32から吸入された処理対象空気中
の塵埃を除去する作用を有し、上記セラミックス装置6
は、1個のボックス又は互いに連結された複数個のボッ
クスと、各ボックスの内部に収納された1若しくは複数
個の特殊セラミックスブロック及び/又は多数の特殊セ
ラミックス粒体とから成り、上記特殊セラミックスは、
マグネシアMgO及びカルサイトCaOを主原料とする
混合物が、任意の形状に造塊又は造粒され、通常の焼成
温度よりも低温の雰囲気で焼成され、養生せしめられる
ことによって、その表面及び内部にサブミクロン乃至オ
ングストロームオーダの無数の細孔が形成され、上記無
数の細孔は、上記処理対象空気中の臭気やミストの原因
物質を吸着し、又分解する作用を有する、ものである。
【0009】この出願の発明のセラミックスを使用した
気質浄化処理システムの第5の形態は、前記第4の形態
において、前記1次フィルタ7は、プレフィルタ7
オイルフィルタ7とから成る、ものである。
【0010】
【発明の実施の形態】〔第1の実施の形態〕この出願の
発明のセラミックスを使用した気質浄化処理システムの
第1の実施の形態について説明する。図1は、この出願
の発明のセラミックスを使用した気質浄化処理システム
の第1〜第3の実施の形態の正面図である。図1におい
て、1はケーシング本体、9は吸入口、例えば吸入側接
続ダクト、7は1次フィルタ、6はセラミックス装置、
4はファン・モータ、3はアフタフィルタ、2は排出
口、例えば吹出し面である。矢印は、空気流の方向及び
向きを示す。そして、5は点検扉、8は点検扉、10は
アイボルト(輪付ボルト)、11は点検扉、12は架
台、13はアジャスタ、14はドレーン、15は制御
盤、16はキャスタである。一次フィルタ7と点検扉8
とは、作図の便宜上、重複して示す。セラミックス装置
6と点検扉11との関係、並びにファン・モータ4と点
検扉5との関係も同様である。
【0011】この出願の発明のセラミックスを使用した
気質浄化処理システムの第1の形態は、セラミックス装
置6と、アフタフィルタ3と、ファン・モータ4と、ケ
ーシンク本体1とを、含有する。上記ケーシング本体1
には、処理対象空気の吸入口9と、処理済空気の排出口
2とが、形成される。上記吸入口9と、上記セラミック
ス装置6と、上記アフタフィルタ3と、上記排出口と
は、この順に配設され、且つこの順に空気流通経路が形
成されるように相互に接続される。上記ファン・モータ
4は、上記吸入口9から上記排出口に至る空気流通経路
における任意の位置に挿入接続されておって、上記空気
流通経路に即して空気流を形成させる。上記セラミック
ス装置6は、1個のボックス又は互いに連結された複数
個のボックスと、各ボックスの内部に収納された1若し
くは複数個の特殊セラミックスブロック及び/又は多数
の特殊セラミックス粒体とから成る。上記特殊セラミッ
クスは、マグネシアMgO及びカルサイトCaOを主原
料とする混合物が、任意の形状に造塊又は造粒され、通
常の焼成温度よりも低温の雰囲気で焼成され、養生せし
められることによって、その表面及び内部にサブミクロ
ン乃至オングストロームオーダの無数の細孔が形成され
る。上記特殊セラミックスは又、通常のセラミックスよ
りもかなり軟質である。上記無数の細孔は、上記処理対
象空気中の臭気やミストの原因物質を吸着し、又分解す
る作用を有する。上記特殊セラミックスは、上記の如く
り、通常のセラミックスよりもかなり軟質であるから、
内部の空気流を強くするときは、粉塵を発生する虞(お
それ)無しとしない。上記アフタフィルタ3は、そのよ
うな場合に、上記特殊セラミックスから発生する粉塵を
除去する作用を有するのである。
【0012】〔第2の実施の形態〕この出願の発明のセ
ラミックスを使用した気質浄化処理システムの第2の実
施の形態について説明する。同第2の実施の形態は、前
記第1の実施の形態において、更に1次フィルタ7をも
含有する。上記1次フィルタ7は、前記処理対象空気の
吸入口9と前記セラミックス装置6との間に挿入・接続
されておって、当該処理対象空気中の塵埃を除去する作
用を有する。ものである。
【0013】〔第3の実施の形態〕この出願の発明のセ
ラミックスを使用した気質浄化処理システムの第3の形
態は、1次フィルタ7と、セラミックス装置6と、ファ
ン・モータ4と、ケーシング本体1とを、含有する。上
記ケーシング本体1には、処理対象空気の吸入口9と、
処理済空気の排出口とが、形成され、上記吸入口9と、
上記1次フィルタ7と、上記セラミックス装置6と、上
記排出口とは、この順に配設され、且つこの順に空気流
通経路が形成されるように相互に接続され、上記ファン
・モータ4は、上記吸入口9から上記排出口に至る空気
流通経路における任意の位置に挿入接続されておって、
上記空気流通経路に即して空気流を形成させ、上記1次
フィルタ7は、上記吸入口9から吸入された処理対象空
気中の塵埃を除去する作用を有する。上記セラミックス
装置6は、1個のボックス又は互いに連結された複数個
のボックスと、各ボックスの内部に収納された1若しく
は複数個の特殊セラミックスブロック及び/又は多数の
特殊セラミックス粒体とから成り、上記特殊セラミック
スは、マグネシアMgO及びカルサイトCaOを主原料
とする混合物が、任意の形状に造塊又は造粒され、通常
の焼成温度よりも低温の雰囲気で焼成され、養生せしめ
られることによって、その表面及び内部にサブミクロン
乃至オングストロームオーダの無数の細孔が形成され、
上記無数の細孔は、上記処理対象空気中の臭気やミスト
の原因物質を吸着し、又分解する作用を有する。
【0014】〔第4の実施の形態〕この出願の発明のセ
ラミックスを使用した気質浄化処理システムの第4の実
施の形態について説明する。図2は、この出願の発明の
セラミックスを使用した気質浄化処理システムの第4〜
第5の実施の形態の正面図である。図2において、7は
1次フィルタ、24は電気集塵機と、6はセラミックス
装置、3はアフタフィルタ、34はファン・モータ、そ
して、1はケーシング本体である。矢印は、空気流の方
向及び向きを表す。電気集塵機24と点検扉37は、作
図の便宜上、重複して示す。ファン・モータ34と点検
扉36との関係も同様である。ケーシング本体1には、
処理対象空気の吸入口32と、処理済空気の排出口27
とが、形成されている。吸入口32と、1次フィルタ7
と、セラミックス装置6と、アフタフィルタ3と、排出
口27とは、この順に接続される。電気集塵機24は、
吸入口32から排出口27に至る空気流通経路における
任意の位置に挿入接続される。ファン・モータ34は、
吸入口32から排出口27に至る空気流通経路における
任意の位置に挿入接続されておって、空気流通経路に即
して空気流を形成させる。1次フィルタ7は、吸入口3
2から吸入された処理対象空気中の塵埃を除去する作用
を有する。セラミックス装置6は、1個のボックス又は
互いに連結された複数個のボックスと、各ボックスの内
部に収納された1若しくは複数個の特殊セラミックスブ
ロック及び/又は多数の特殊セラミックス粒体とから成
る。特殊セラミックスは、マグネシアMgO及びカルサ
イトCaOを主原料とする混合物が、任意の形状に造塊
又は造粒され、通常の焼成温度よりも低温の雰囲気で焼
成され、養生せしめられることによって、その表面及び
内部にサブミクロン乃至オングストロームオーダの無数
の細孔が形成される。無数の細孔は、処理対象空気中の
臭気やミストの原因物質を吸着し、又分解する作用を有
する。
【0015】〔第5の実施の形態〕この出願の発明のセ
ラミックスを使用した気質浄化処理システムの第5の実
施の形態について説明する。第5の実施の形態の1次フ
ィルタ7は、プレフィルタ7と、オイルフィルタ7
とから成る。第5の実施の形態のその余の事項は、第4
の実施の形態と同様である。
【0016】
【発明の効果】この出願の発明は、以上の様に構成した
から、下記(a)〜(g)の通り、顕著な効果を奏する
ことが出来る。 (a)この出願の発明に使用した特殊セラミックスは、
処理対象空気中に浮遊する殆どの物質を吸着、吸収する
ことが出来る。又、吸着、吸収した物質の再リークを抑
止することが出来る。 (b)分子ふるい(モレキュラーシーブ)で、分子のク
ラッキング現象を誘発することが出来る。 (c)分子ふるいで、イオン交換力による酸化、還元力
を発揮することが出来る。 (d)分子ふるいで、リフォーミングでの無害化、無臭
化、無毒化をなすことが出来る。 (e)分子ふるいで、吸熱反応による防煙、防火、断熱
化の機能を発揮することが出来る。 (f)処理対象空気中の油脂類ミスト、悪臭、有機溶剤
臭、有害ガス等の原因物質を分解し、無害化することが
出来る。 (g)処理対象空気中の塵、煙等を吸着、吸収し、完全
に除去することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この出願の発明のセラミックスを使用した気質
浄化処理システムの第1の実施の形態の正面図である。
【図2】この出願の発明のセラミックスを使用した気質
浄化処理システムの第2の実施の形態の正面図である。
【符号の説明】
1 ケーシング本体 2 排出口、例えば吹出し面 3 アフタフィルタ 4 ファン・モータ(ブロワ) 5 点検扉 6 セラミックス装置 7 1次フィルタ 71 オイルフィルタ 72 プレフィルタ 8 点検扉 9 吸入口、例えば吸入側接続ダクト 10 アイボルト(輪付ボルト) 11 点検扉 12 架台 13 アジャスタ 14 ドレーン 15 制御盤及び操作盤 16 キャスタ 20 ドレーンバルブ 24 電気集塵機 27 排出口、例えば吐出側接続フランジ 28 マリーンランプ 29 ランプスイッチ 30 差圧計取付台 31 差圧計 32 吸入側接続フランジ 33 点検扉 34 ファン・モータ(ブロワ) 35 ドレーンパン 36 点検扉 37 点検扉 38 点検扉 W 覗窓
フロントページの続き (72)発明者 栗田 司 宇都宮市平出工業団地43番地161 栗田工 業株式会社内 (72)発明者 岩谷 正博 宇都宮市平出工業団地43番地161 栗田工 業株式会社内 (72)発明者 高橋 孝 東京都江東区東砂3丁目16番6号401 株 式会社エアックス内 Fターム(参考) 4D012 BA01 4D058 JA51 JB06 JB33 KA18 KB11 SA15 TA02 TA07

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セラミックス装置(6)と、アフタフィ
    ルタ(3)と、ファン・モータ(4)と、ケーシング本
    体(1)とを、含有し、 上記ケーシング本体(1)には、処理対象空気の吸入口
    (9)と、処理済空気の排出口(2)とが、形成され、 上記吸入口(9)と、上記セラミックス装置(6)と、
    上記アフタフィルタ(3)と、上記排出口(2)とは、
    この順に配設され、且つこの順に空気流通経路が形成さ
    れるように相互に接続され、 上記ファン・モータ(4)は、上記吸入口(9)から上
    記排出口(2)に至る空気流通経路における任意の位置
    に挿入接続されておって、上記空気流通経路に即して空
    気流を形成させ、 上記セラミックス装置(6)は、1個のボックス又は互
    いに連結された複数個のボックスと、各ボックスの内部
    に収納された1若しくは複数個の特殊セラミックスブロ
    ック及び/又は多数の特殊セラミックス粒体とから成
    り、 上記特殊セラミックスは、マグネシア(MgO)及びカ
    ルサイト(CaO)を主原料とする混合物が、任意の形
    状に造塊又は造粒され、通常の焼成温度よりも低温の雰
    囲気で焼成され、養生せしめられることによって、その
    表面及び内部にサブミクロン乃至オングストロームオー
    ダの無数の細孔が形成され、 上記無数の細孔は、上記処理対象空気中の臭気やミスト
    の原因物質を吸着し、又分解する作用を有し、 上記アフタフィルタ(3)は、上記セラミックスから発
    生する虞のある粉塵を除去する作用を有する、 セラミックスを使用した気質浄化処理システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のセラミックスを使用した
    気質浄化処理システムにおいて、 1次フィルタ(7)を含有し、 上記1次フィルタ(7)は、前記処理対象空気の吸入口
    (9)と前記セラミックス装置(6)との間に挿入・接
    続されておって、当該処理対象空気中の塵埃を除去する
    作用を有する、 セラミックスを使用した気質浄化処理システム。
  3. 【請求項3】 1次フィルタ(7)と、セラミックス装
    置(6)と、ファン・モータ(4)と、ケーシング本体
    (1)とを、含有し、 上記ケーシング本体(1)には、処理対象空気の吸入口
    (9)と、処理済空気の排出口(2)とが、形成され、 上記吸入口(9)と、上記1次フィルタ(7)と、上記
    セラミックス装置(6)と、上記排出口(2)とは、こ
    の順に配設され、且つこの順に空気流通経路が形成され
    るように相互に接続され、 上記ファン・モータ(4)は、上記吸入口(9)から上
    記排出口(2)に至る空気流通経路における任意の位置
    に挿入接続されておって、上記空気流通経路に即して空
    気流を形成させ、 上記1次フィルタ(7)は、上記吸入口(9)から吸入
    された処理対象空気中の塵埃を除去する作用を有し、 上記セラミックス装置(6)は、1個のボックス又は互
    いに連結された複数個のボックスと、各ボックスの内部
    に収納された1若しくは複数個の特殊セラミックスブロ
    ック及び/又は多数の特殊セラミックス粒体とから成
    り、 上記特殊セラミックスは、マグネシア(MgO)及びカ
    ルサイト(CaO)を主原料とする混合物が、任意の形
    状に造塊又は造粒され、通常の焼成温度よりも低温の雰
    囲気で焼成され、養生せしめられることによって、その
    表面及び内部にサブミクロン乃至オングストロームオー
    ダの無数の細孔が形成され、 上記無数の細孔は、上記処理対象空気中の臭気やミスト
    の原因物質を吸着し、又分解する作用を有する、セラミ
    ックスを使用した気質浄化処理システム。
  4. 【請求項4】 1次フィルタ(7)と、電気集塵機(2
    4)と、セラミックス装置(6)と、アフタフィルタ
    (3)と、ファン・モータ(34)と、ケーシング本体
    (1)とを、含有し、 上記ケーシンク本体(1)には、処理対象空気の吸入口
    (32)、と、処理済空気の排出口(27)とが、形成
    され、 上記吸入口(32)と、上記1次フィルタ(7)と、上
    記セラミックス装置(6)と、上記アフタフィルタ
    (3)と、上記排出口(27)とは、この順に接続さ
    れ、 上記電気集塵機(24)は、上記吸入口(32)から上
    記排出口(27)に至る空気流通経路における任意の位
    置に挿入接続され、 上記ファン・モータ(34)は、上記吸入口(32)か
    ら上記排出口(27)に至る空気流通経路における任意
    の位置に挿入接続されておって、上記空気流通経路に即
    して空気流を形成させ、 上記1次フィルタ(7)は、上記吸入口(32)から吸
    入された処理対象空気中の塵埃を除去する作用を有し、 上記セラミックス装置(6)は、1個のボックス又は互
    いに連結された複数個のボックスと、各ボックスの内部
    に収納された1若しくは複数個の特殊セラミックスブロ
    ック及び/又は多数の特殊セラミックス粒体とから成
    り、 上記特殊セラミックスは、マグネシア(MgO)及びカ
    ルサイト(CaO)を主原料とする混合物が、任意の形
    状に造塊又は造粒され、通常の焼成温度よりも低温の雰
    囲気で焼成され、養生せしめられることによって、その
    表面及び内部にサブミクロン乃至オングストロームオー
    ダの無数の細孔が形成され、 上記無数の細孔は、上記処理対象空気中の臭気やミスト
    の原因物質を吸着し、又分解する作用を有する、 セラミックスを使用した気質浄化処理システム。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のセラミックスを使用した
    気質浄化処理システムにおいて、 前記1次フィルタ(7)は、プレフィルタ(72)とオ
    イルフィルタ(71)とから成る、 セラミックスを使用した気質浄化処理システム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013022495A (ja) * 2011-07-19 2013-02-04 Midori Anzen Co Ltd ミスト捕集装置およびミスト捕集ディスク

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JP2013022495A (ja) * 2011-07-19 2013-02-04 Midori Anzen Co Ltd ミスト捕集装置およびミスト捕集ディスク

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