JP2000245491A - 高純度l乳酸の製造方法 - Google Patents

高純度l乳酸の製造方法

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JP2000245491A JP11049094A JP4909499A JP2000245491A JP 2000245491 A JP2000245491 A JP 2000245491A JP 11049094 A JP11049094 A JP 11049094A JP 4909499 A JP4909499 A JP 4909499A JP 2000245491 A JP2000245491 A JP 2000245491A
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waste
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Yoshito Shirai
義人 白井
Masaru Furusaki
勝 古崎
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  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 蒸気滅菌を行わないことにより、設備コスト
を低下させ、生産コストの安い高純度のL乳酸を製造す
る方法を提供する。 【解決手段】 蒸気滅菌しない開放系で、有機性廃棄物
にL乳酸を生産する乳酸菌を廃棄物に含まれる常在菌に
対し有効な濃度比で多量に添加する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は有機性廃棄物に微生
物を作用させて、L乳酸を高い純度で製造する方法に関
する。従って、本発明は、L乳酸を原料とするポリ乳酸
やポリヒドロキシ酪酸(PHB)といった生分解性プラ
スチックの生産に関する産業分野で有効に利用可能であ
る。
【0002】
【従来の技術】L乳酸は一般には発酵法により生産され
ており、発酵法では特定の微生物が用いられるため、他
の菌を殺す必要があって、発酵系の蒸気滅菌が行われて
いる。この蒸気滅菌を適用する従来の発酵タンクは、一
旦全ての常在菌を殺菌後、特定の菌を入れるため、耐圧
性を有する頑丈な容器になり、更には付属設備もあって
その操作が容易でないので、設備コストを上げる要因と
なっており、これはL乳酸の製造方法においても同様で
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】L乳酸は、生分解性プ
ラスチックであるポリ乳酸の原料であるので、現在及び
将来に渡ってL乳酸の大きな需要が期待されている。こ
のL乳酸の大きな需要に答えるためには、L乳酸の生産
コストを引き下げる必要がある。また、21世紀に焼酎
蒸留粕の海洋投棄が前面禁止になり、焼酎蒸留粕の廉価
で効率的な処理技術と共にそれを有用物質に変換する技
術が求められていた。本発明はかかる事情に鑑みてなさ
れたもので、蒸気滅菌を行わないことにより、設備コス
トを低下させ、生産コストの安い高純度のL乳酸を製造
する方法を提供することを目的とする。併せて、芋焼酎
蒸留粕の有効利用を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う本発明に
係る高純度L乳酸の製造方法は、蒸気滅菌しない開放系
で、有機性廃棄物にL乳酸を生産する乳酸菌(以下L乳
酸菌という)を廃棄物に含まれる常在菌に対し有効な濃
度比で多量に添加している。これによって、従来のよう
に耐圧性を有する頑丈な容器は不要となる。また、本発
明に係る高純度L乳酸の製造方法においては、前記有機
性廃棄物に芋焼酎蒸留粕を用いることが好ましいが、そ
の他の有機性廃棄物であっても本発明は適用される。前
記L乳酸菌の常在菌に対する有効な濃度比は、例えば、
常在菌1に対して10倍以上のL乳酸菌を使用するのが
好ましく、更により好ましくは、常在菌1に対してL乳
酸菌が100倍〜2000倍であることが好ましく、こ
れによって、製造したL乳酸とD乳酸中、これらの合計
中のL乳酸の割合が更に増加し、より純度の高いL乳酸
の製造が可能となる。これは100倍以上の方がよりL
乳酸菌が支配し易く2000倍より多くても無駄なため
である。
【0005】なお、L乳酸菌としては、例えば、Str
eptococcus属の乳酸菌、ラクトバシラス(L
actobacillus)属のagilis,amy
lophilus,animalis,avialiu
s,bavalicus,casel,dextrin
icus,maltalomicus,mulinu
s,paracasel,rhamunosus,ru
minus,salivarius,sharpeae
等があり、これらの何れか1又は2以上を使用すること
になる。
【0006】なお、前記有機性廃棄物に、必要に応じて
糖を添加することが好ましく、これによって、効率的に
乳酸菌を増加させ、乳酸の製造を促進できる働きがあ
る。
【0007】次に、高純度L乳酸の製造方法の発明の経
緯について説明する。一般に乳酸菌は栄養要求性が複雑
であり、単純な培地では培養は難しい。しかし、栄養状
態さえ良好であれば、乳酸菌は増殖速度が速く、系の中
で優先種になりやすい。一般に乳酸菌はラセミ体の乳
酸、すなわちL型とD型の混在した光学不活性な乳酸を
生成するものが多い。高品質なポリ乳酸を生成するため
にはL型(L乳酸)あるいはD型(D乳酸)のみの乳酸
が必要であるが、蒸気滅菌をしない開放系で自然な乳酸
菌を使った乳酸発酵ではラセミ体の乳酸が主に生産され
ることが多い。そこで、本発明者は、有機性廃棄物に自
然に存在している常在菌の濃度を基準に、これよりもあ
る割合で多くのL乳酸菌を添加すれば、添加された多く
のL乳酸菌で系内が支配されて発酵が進むことを見いだ
した。本発明においては、常在菌の菌濃度である1mL
あたり1×103 〜106 個に対して10倍以上で任意
の割合のL乳酸を生産する乳酸菌を添加し、初期菌体濃
度の差を利用してL乳酸菌を系の優先種とするのであ
る。
【0008】即ち、乳酸菌は栄養要求性があり、単純な
培地では培養できない。本来、栄養豊富な有機性廃棄物
ではこの点で乳酸菌の増殖に適しているが、生ゴミ等の
栄養豊富な有機性廃棄物では、L乳酸菌ばかりでなく、
様々な乳酸菌が増殖するため、開放系でのL乳酸菌のみ
の選択的な増殖は難しい。そこで様々な有機性廃棄物を
検討し、有機性廃棄物として芋焼酎蒸留粕がL乳酸菌の
選択的な増殖に有効であることがわかった。また、適量
の糖を加えることにより、更により効率的に乳酸が製造
されることがわかった。ここで、開放系とは他の菌を殺
す必要がなく発酵系の蒸気滅菌を行わないことをいうの
であって、乳酸菌の増殖に適した状態に系を整えるため
に嫌気性状態に保つことも含む。
【0009】さらに、L乳酸菌を好適に作用させてL乳
酸を生成するには、乳酸菌の活性に適した条件に系を整
えることが好ましく、pHを3を越えて12以下、しか
も嫌気性状態を適宜保ちながら、恒温槽を用いて常温か
ら55℃の温度、より効果的には20℃〜50℃の範囲
に制御するのが望ましい。また、pHを3を越えて12
以下に保つのは、pHが3以下の場合、又はpHが12
を越える場合には、雰囲気液の酸性、アルカリ性が強す
ぎて、乳酸菌の活性が低下、あるいは死滅するためであ
り、微生物の活動に適した条件にpHを調節するのが好
ましく、pHを5〜10の範囲に制御するのがより好ま
しい。また、ここで嫌気性状態を適宜保つとは、常時、
嫌気状態を維持することの他、通気と嫌気状態を調節し
て乳酸の活動に適した主に嫌気状態にすることも含む。
【0010】
【発明の実施の形態】芋焼酎蒸留粕に糖を添加して、L
乳酸菌を加えた後、密閉状態等、酸素の供給を絶った条
件で検体の入った容器を恒温槽に静置した。容器内に存
在する常在菌とL乳酸菌の作用により発酵が進み、酸が
生成される。
【0011】酸の生成に伴うpHの低下はアルカリ剤を
添加することにより間欠的に調整する。使用するアルカ
リ剤はアンモニア、水酸化ナトリウム、水酸化カルシウ
ム、水酸化カリウム等、何れのアルカリ剤でもよい。
【0012】本発明を説明する実験例を以下に示す。生
成されるL乳酸の濃度はHPLCで測定し、L乳酸とD
乳酸の濃度は酵素法で測定した。なお、本発明は以下の
実験例に限られるものではない。
【0013】(実験例1)芋焼酎蒸留粕を遠心分離し、
上澄みを除いた湿潤な蒸留粕を実験に用いた。この湿潤
固形分1重量に対し、最初の遠心分離で取り除いた液相
9重量を密閉できるチューブに加えた。このとき、液中
の糖濃度が25g/L(リットル)になるようグルコー
スを添加した。常在菌の濃度が1×105 個/mLだっ
たので、この濃度の100倍になるようL乳酸菌Lac
tobacillus rhamnosusを添加し
た。これを37℃の恒温槽に入れ、12時間毎にNaO
HでpHを中性に調整する操作を施した。発酵操作を7
2時間続けた。図1に発酵結果を示す。図より95%以
上の純度でL乳酸が生成されていることがわかる。
【0014】(実験例2)芋焼酎蒸留粕を遠心分離し、
上澄みを除いた湿潤な蒸留粕を実験に用いた。この湿潤
固形分1重量に対し、最初の遠心分離で取り除いた液相
9重量を密閉できるチューブに加えた。このとき、液中
の糖濃度が25g/Lになるようフルクトースを添加し
た。常在菌の濃度が1×105 個/mLだったので、こ
の濃度の100倍になるようL乳酸菌Lactobac
illus rhamnosusを添加した。これを3
7℃の恒温槽に入れ、12時間毎にNaOHでpHを中
性に調整する操作を施した。発酵操作を72時間続け
た。図2に発酵結果を示す。図より95%以上の純度で
L乳酸が生成されていることがわかる。
【0015】(実験例3)芋焼酎蒸留粕を遠心分離し、
上澄みを除いた湿潤な蒸留粕を実験に用いた。この湿潤
固形分1重量に対し、最初の遠心分離で取り除いた液相
9重量を密閉できるチューブに加えた。このとき、液中
の糖濃度が25g/Lになるようセロビオースを添加し
た。常在菌の濃度が1×105 個/mLだったので、こ
の濃度の100倍になるようL乳酸菌Lactobac
illus rhamnosusを添加した。これを3
7℃の恒温槽に入れ、12時間毎にNaOHでpHを中
性に調整する操作を施した。発酵操作を72時間続け
た。図3に発酵結果を示す。図より95%以上の純度で
L乳酸が生成されていることがわかる。
【0016】(実験例4)次に、常在菌とL乳酸菌の割
合を変えた場合の生成されるL乳酸純度に及ぼす影響に
ついて検討した。
【0017】芋焼酎蒸留粕を遠心分離し、上澄みを除い
た湿潤な蒸留粕を実験に用いた。この湿潤固形分1重量
に対し、最初の遠心分離で取り除いた液相9重量を密閉
できるチューブに加えた。このとき、液中の糖濃度が3
5g/Lになるようグルコースを添加した。常在菌の濃
度が1×105 個/mLだったので、この濃度の指数倍
になるようL乳酸菌Lactobacillus rh
amnosusを添加した。これを37℃の恒温槽に入
れ、12時間毎にNaOHでpHを中性に調整する操作
を施した。発酵操作を72時間続けた。図4に発酵結果
を示す。図より本実験例の条件では、L乳酸菌の濃度が
常在菌の100倍以上であれば90%以上の純度でL乳
酸が生成され、10倍以上では85%以上、1000倍
以上では95%の高濃度でL乳酸が生成されていること
がわかる。
【0018】次に、芋焼酎蒸留粕にL乳酸菌を添加せず
に種菌として生ゴミを添加した場合について実験を試み
た。 (実験例5)芋焼酎蒸留粕を凍結処理法にて廃液と分離
し、分離した焼酎蒸留粕1重量に対し、廃液1重量を加
えた。これに糖濃度が30g/Lになるようグルコース
を加え、この混合物30gを密閉できるチューブに詰
め、1%標準生ゴミを種菌として加えた。これを37℃
の恒温槽に入れ、12時間毎にNaOHでpHを中性に
調整する操作を施す以外は静置して発酵操作を72時間
続けた。
【0019】図5に結果を示す。図より生成した有機酸
のほとんどが乳酸であることがわかる。添加したグルコ
ースは発酵72時間でほぼ消費され、その93%が乳酸
に変換されていることがわかる。しかし、L乳酸の純度
は低く、わずかに59%であった。本実験より、有機性
廃棄物として芋焼酎蒸留粕を使用し、適量の糖を加えた
が、L乳酸菌を添加しない場合にはL乳酸のみの選択的
な増殖は難しいことがわかる。
【0020】上記実験例より常在菌数の10倍以上、好
ましくは100倍以上の割合でL乳酸菌を添加すれば蒸
気滅菌を行わなくても、製造した高純度のL乳酸中に
は、L乳酸とD乳酸を含み、しかも、前記L乳酸がこれ
らの合計中の85%以上を含むことが示唆された。つま
り、常在菌に対して10倍以上、任意の濃度添加するこ
とによって、蒸気滅菌を行わなくても高濃度L乳酸の生
成が可能であった。
【0021】また、有機性廃棄物に糖質としてグルコー
ス、フルクトース、セロビオースを加えた場合について
各々、比較検討したが、各実験例に示すように、グルコ
ース、フルクトース、セロビオースの何れの糖質を添加
した例からも、乳酸が高濃度、高選択的に生成されてい
ることがわかる。従って、添加する糖の分量を多少変化
させても、又、他の糖を使用しても高濃度でL乳酸が生
成され、さらに、場合によっては、糖を添加しない場合
も本発明方法に含まれる。
【0022】また、上記実験例では有機性廃棄物として
芋焼酎蒸留粕を用いて実験を行い、L乳酸が高濃度、高
選択的に生成されていることがわかったが、有効資源を
種々含む家庭、集合住宅、ホテル、飲食店、給食産業、
自治体、食品産業、酒類飲料産業、乳業産業、廃液処理
汚泥等から排出される他の有機性廃棄物を使用し、これ
に常在菌に対して高濃度のL乳酸菌を添加して高純度の
L乳酸を製造する場合も本発明方法に含まれる。
【0023】また、上記実験例においては、L乳酸菌と
して、Lactobacillusrhamnosus
を使用したが、Streptococcus属の乳酸
菌、ラクトバシラス(Lactobacillus)属
のagilis,amylophilus,anima
lis,avialius,bavalicus,ca
sel,dextrinicus,maltalomi
cus,mulinus,paracasel,rha
munosus,ruminus,salivariu
s,sharpeaeの何れか1又は2以上を使用する
場合も本発明方法に含まれる。
【0024】
【発明の効果】本発明により、常在菌に対して高濃度の
L乳酸菌を添加させ、系をL乳酸菌で支配させることに
よって、蒸気滅菌することなく高い純度でL乳酸を製造
することができるようになった。これにより、発酵タン
クに耐圧性を有する頑丈な容器の使用が不必要になり、
設備コストを低下させ、高純度L乳酸を安く製造するこ
とができるようになった。また、有機性廃棄物として芋
焼酎蒸留粕を使用することによって、芋焼酎蒸留粕の廉
価で効率的な処理が図れると共に、生分解性プラスチッ
クであるポリ乳酸の原料であり現在及び将来に渡って大
きな需要が期待されているL乳酸という有用物質への変
換が可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】芋焼酎蒸留粕とグルコースを基質とした乳酸発
酵における生成されるL乳酸の濃度を示す。
【図2】芋焼酎廃液とフルクトースの混合液中での乳酸
発酵における生成されるL乳酸の濃度を示す。
【図3】芋焼酎蒸留粕とセロビオースの混合液中での乳
酸発酵における生成されるL乳酸の濃度を示す。
【図4】芋焼酎蒸留粕とグルコースを基質とし、添加す
る乳酸菌の割合を変えた時の生成されるL乳酸の濃度を
示す。
【図5】芋焼酎蒸留粕とグルコースを基質とし、生ゴミ
を種菌として乳酸発酵させた場合の生成される有機酸の
濃度を示す。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蒸気滅菌しない開放系で、有機性廃棄物
    にL乳酸を生産する乳酸菌を廃棄物に含まれる常在菌に
    対し有効な濃度比で多量に添加することを特徴とする高
    純度L乳酸の製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の高純度L乳酸の製造方法
    において、前記有機性廃棄物に芋焼酎蒸留粕を用いるこ
    とを特徴とする高純度L乳酸の製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の高純度L乳酸の製
    造方法において、L乳酸菌の常在菌に対する有効な濃度
    比は、10倍以上であることを特徴とする高純度L乳酸
    の製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項に記載の高
    純度L乳酸の製造方法において、L乳酸菌として、St
    reptococcus属の乳酸菌、ラクトバシラス
    (Lactobacillus)属のagilis,a
    mylophilus,animalis,avial
    ius,bavalicus,casel,dextr
    inicus,maltalomicus,mulin
    us,paracasel,rhamunosus,r
    uminus,salivarius,sharpea
    eを何れか1又は2以上を含むことを特徴とする請求項
    1記載の高純度L乳酸の製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1項に記載の高
    純度L乳酸の製造方法において、製造した高純度のL乳
    酸中には、L乳酸とD乳酸を含み、しかも、前記L乳酸
    がこれらの合計中の85%以上を含むことを特徴とする
    高純度L乳酸の製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか1項に記載の高
    純度L乳酸の製造方法において、前記有機性廃棄物に、
    必要に応じて糖を添加することを特徴とする高純度L乳
    酸の製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2002077252A1 (en) * 2001-03-23 2002-10-03 Vambola Kolbakov The method of production of biodegradable lactic acid polymers and the use of lactic acid polymers produced using such a method
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