JP2000245418A - 食品用保存剤および食品の保存方法 - Google Patents

食品用保存剤および食品の保存方法

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JP2000245418A
JP2000245418A JP11052568A JP5256899A JP2000245418A JP 2000245418 A JP2000245418 A JP 2000245418A JP 11052568 A JP11052568 A JP 11052568A JP 5256899 A JP5256899 A JP 5256899A JP 2000245418 A JP2000245418 A JP 2000245418A
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acid
food
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acidic
ester
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JP11052568A
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Mizuo Yajima
瑞夫 矢嶋
Kazuhiko Nozaki
一彦 野崎
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Asama Chemical Co Ltd
Original Assignee
Asama Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 食品の味覚、風味に影響を与えないで、抗菌
スペクトルを拡大できる食品用保存剤およびそのような
食品の保存方法を提供すること 【解決手段】 グルコースに還元糖酸化酵素を作用させ
て生成する酸性糖質および/または酸性糖質関連化合物
と、ソルビン酸、安息香酸、酢酸、フマル酸、アジピン
酸等の有機酸およびその塩、グリシン、アラニン等のア
ミノ酸、低級脂肪酸エステル、シュガーエステル、ビタ
ミンB1 エステル、重合リン酸塩、エタノール、プロタ
ミン等の塩基性たん白・ペプチド、甘草抽出抗菌性物
質、唐辛子抽出物、ホップ抽出物、キトサン、フィチン
酸からなる群から選ばれる1種または2種以上を併用す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、食品用保存剤およ
び食品の保存方法に関し、さらに詳しくはグルコースに
還元糖酸化酵素を作用させて生成するグルコノラクト
ン、グルコン酸、グルクロン酸、グルカル酸および関連
ラクトンまたはこれらの混合物と酢酸ナトリウム、グリ
シン、プロタミン、ポリリジン等の他の特定物質を併用
する食品用保存剤およびそれらを食品に添加する食品の
保存方法である。
【0002】
【従来の技術】特開平9−210166号公報に糖質
(但し、グルコースを除く)に市販のグルコースオキシ
ダーゼを作用させる酸性糖質および/または酸性糖質関
連化合物の製造法と当該酸性糖質を食品素材に応用する
技術が開示され、食品への応用例として、酸性糖質を含
む糖液を漬物に2%添加して微生物による品質劣化を抑
制できることが実施例に記載されている。最近、重篤な
食中毒などが広域で頻発していることから、このような
抗菌性を持つ食品素材の開発が求められている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで上記の酸性糖質
および/または酸性糖質関連化合物を様々な食品に保存
剤として積極的に利用することが考えられるが、酸性糖
質は酸味を呈する性質をもち、漬物のような酸味が気に
ならない食品においては2%の添加量で使用できるが、
その他の加工食品には酸味が障害となって広く利用する
ことが困難であった。そこで本発明は食品の味覚、風味
に影響を与えないで、抗菌スペクトルを拡大できる食品
用保存剤およびそのような食品の保存方法を提供するこ
とを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、食品中で
前記酸性糖質の抗菌活性が酸味を伴わずに発揮されるた
めに、酸性糖質の抗菌効果を補強し、食品用保存剤とし
て広く使用に耐え得る製剤を開発すべく鋭意研究を重ね
た結果、酸性糖質を酢酸ナトリウム、グリシン、プロタ
ミン、ポリリジン等の他の特定物質の1種または2種以
上と併用することで、抗菌スペクトルを広げるのみなら
ず、予想以上に強い抗菌性を発揮することが判明し、本
発明を完成するに至った。
【0005】すなわち、本発明は、グルコースに還元糖
酸化酵素を作用させて生成する酸性糖質および/または
酸性糖質関連化合物と、有機酸およびその塩類、アミノ
酸類、低級脂肪酸エステル、シュガーエステル、ビタミ
ンB1 エステル、重合リン酸塩、エタノール、塩基性た
ん白・ペプチド、甘草抽出抗菌性物質、唐辛子抽出物、
ホップ抽出物、キトサン、フィチン酸からなる群より選
ばれる1種または2種以上を含有することを特徴とする
食品用保存剤およびそれらの食品用保存剤を食品に添加
する食品の保存方法である。
【0006】本発明の食品用保存剤および保存方法は、
酸性糖質と上記特定物質より選ばれた1種または2種以
上を併用することにより、抗菌スペクトルを広げ、抗菌
効果を相乗的に高めたものであり、安全性の高い、しか
も食品の風味、味覚に影響を与えない優れたものであ
る。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明において、還元糖酸化酵素
としては市販のグルコースオキシダーゼやヘキソースオ
キシダーゼを用いることができる。一般に、糖質の還元
末端および/または一級アルコール基を酸化してカルボ
キシル基に変換できる酵素であればいずれの酸化酵素で
も、本発明の還元糖酸化酵素に含まれる。
【0008】本発明において、グルコースとしては、グ
ルコースそのもの、ブドウ糖果糖液糖または果糖ブドウ
糖液糖などの異性化糖を用いることができる。
【0009】以下に酸性糖質および/またはその関連化
合物の製造方法の一例を説明する。すなわち、グルコー
ス、グルコースオキシダーゼ、炭酸カルシウム、および
純水を混合し、混合液を30℃で約24時間攪拌反応さ
せ、カルシウムを半量程度溶解させる。この反応液を沸
騰水浴中で約10分間加熱したのち、生じた沈殿を除去
して酸性糖−カルシウム塩を得る。さらに、陽イオン交
換樹脂で処理することにより、酸味を呈する抗菌性の酸
性糖質混合物が得られる。酸性糖質混合物にはグルコノ
ラクトン、グルコン酸、グルクロン酸、グルカル酸およ
び関連ラクトンなどを含むと考えられる。生成した酸性
糖質混合物はそのまま濃縮しても、乾燥粉末にしてもよ
い。また、エタノール水溶液などに溶解して食品に添加
することもできる。
【0010】次に上記抗菌性の酸性糖質および/または
その関連化合物と組み合わせて用いられる特定物質につ
いて述べる。
【0011】有機酸としては、ソルビン酸、安息香酸、
酢酸、フマル酸、アジピン酸、乳酸、クエン酸、コハク
酸、リンゴ酸、アスコルビン酸を挙げることができ、そ
れらの塩類としてはナトリウム塩またはカリウム塩が好
ましい。
【0012】アミノ酸類としては、グリシン、シスチ
ン、アラニン、アルギニン、リジンを挙げることがで
き、なかでもグリシン、アラニンが好ましい。有機酸お
よびその塩類、アミノ酸類は食品に添加できるグレード
のものであればよい。
【0013】低級脂肪酸エステルとしては、例えばカプ
ロン酸、カプリル酸、ラウリン酸等とグリセリンとのエ
ステルを挙げることができる。
【0014】シュガーエステルは食品添加物として許可
されているものであればいずれも使用できる。
【0015】ビタミンB1 エステルとしては、ビタミン
1 硫酸塩、例えばラウリル硫酸塩、セチル硫酸塩など
が挙げられる。
【0016】重合リン酸塩としてはピロリン酸ナトリウ
ム、メタリン酸ナトリウム、ポリリン酸ナトリウム等が
ある。
【0017】塩基性たん白・ペプチドとしては、プロタ
ミン、リゾチーム、ポリリジン、ナイシンなどのバクテ
リオシンなどがある。
【0018】甘草抽出抗菌性物質に関しては、特願平6
0−17298号明細書に記載された製造法を用いて製
造したもの、すなわち甘草から芳香族炭化水素、アセト
ン、エタノールなどで抽出した抗菌性物質を使用するこ
とができる。この甘草抽出抗菌性物質の実体は現在のと
ころ不明であるが、いわゆる甘味料として用いられてい
るグリチルリチンとは全く別の物質である。
【0019】唐辛子抽出物に関しては、特開平4−34
1169号公報に記載された製造方法を用いて製造した
もの、すなわち唐辛子の果実から水系溶媒より抽出した
水溶性画分を用いることができる。
【0020】ホップ抽出物としては、ホップの毬花から
冷水、熱水あるいはアルコール、エーテル、アセトン、
ヘキサン等の有機溶媒、あるいは水酸化アルカリ、炭酸
ナトリウム、炭酸アンモニウム、リン酸ナトリウムなど
のアルカリ性水溶液で抽出した抽出物を用いることがで
きる。
【0021】キトサンは、通常食品用として市販されて
いるもので、遊離の状態のもの、酢酸塩、グルタミン酸
塩などのいずれの形でも用いることができる。
【0022】フィチン酸は通常食品用として市販されて
いるものを使用することができる。
【0023】本発明におけるそれぞれの構成成分の比率
は、酸性糖質および/または酸性糖質関連化合物1重量
部に対し、有機酸のうち、ソルビン酸、安息香酸、プロ
ピオン酸、デヒドロ酢酸およびそれらの塩類は0.01
〜10重量部、酢酸、フマル酸、アジピン酸などの有機
酸およびその塩類は0.05〜50重量部、アミノ酸類
は0.01〜100重量部、低級脂肪酸エステル、シュ
ガーエステルおよびビタミンB1 エステルはそれぞれ
0.01〜10重量部、重合リン酸塩は0.01〜10
0重量部、エタノールは0.01〜100重量部、塩基
性たん白・ペプチドは0.001〜10重量部、甘草抽
出抗菌性物質は0.005〜50重量部、唐辛子抽出物
は0.005から50重量部、ホップ抽出物は0.00
5〜50重量部、キトサンは0.01〜100重量部、
フィチン酸は0.01〜10重量部で含有させることが
好ましい。
【0024】本発明の食品用保存剤は酸性糖質と他の特
定物質より選ばれた1種または2種以上とを混合するこ
とにより製造することができる。また、本発明の食品の
保存方法はそのようにして製造された食品用保存剤を食
品に添加、混合して達成させるが、酸性糖質等と他の上
記特定化合物群より選ばれる1種または2種以上をそれ
ぞれ食品に添加してもよい。
【0025】
【実施例】以下、本発明の効果を実施例によってさらに
具体的に説明する。実施例中、%は特に断らないかぎり
重量%である。
【0026】実施例に用いた酸性糖質は下記のようにし
て製造した。すなわち、グルコース(和光純薬(株)
製)50g、グルコースオキシダーゼ(長瀬産業(株)
製)1,000mg、炭酸カルシウム(和光純薬(株)
製)25g、および純水200mlを混合し、混合液を
30℃で24時間攪拌反応させ、カルシウムを半量程度
溶解させた。この反応液を沸騰水浴中で10分間加熱し
たのち、生じた沈殿を除去して酸性糖−カルシウム塩溶
液220gを得た。さらに、陽イオン交換樹脂で処理す
ることにより、酸味を呈する酸性糖質溶液270gを得
た。これを凍結乾燥して乾燥粉末35gを得た。この粉
末を酸性糖質として用いた。
【0027】なお、実施例に用いたホップ抽出物、キト
サン、フィチン酸、甘草抽出物、プロタミン、唐辛子抽
出物はアサマ化成(株)製である。その他は食品添加物
規格品を用いた。
【0028】実施例1 塩蔵大根(タクアン)を食塩含量が3%になるまで流水
下で脱塩し、表1の処方の調味液に3日間冷蔵庫中で調
味漬けした。次に、表1の調味液に、表2左欄の保存剤
を4倍の濃度で添加し、このもの100mlに対して調
味漬けしたタクアン300gを加えて袋詰めした(保存
剤の濃度は表3記載の濃度となる)。同様の方法で各種
の試験群を調製し、20℃で保存してタクアン液部の濁
り、袋の膨れなどの観察により、保存日数を調べた。そ
の結果を表2右欄に示す。
【0029】
【表1】
【0030】
【表2】
【0031】実施例2 合い挽き肉1,000g、玉ねぎ300g、小麦粉60
g、水50gを配合したハンバーグの基本組成に対し、
表3左欄に示す各種の保存剤成分を表3に示す割合にな
るように添加し、塩酸または苛性ソーダでpHを5.8
に調整した後、30gずつ成形して、25分間蒸しあ
げ、冷却した。これを一試験区あたり5個ずつ用意し、
25℃に保存して、外観と臭いのチェックによる保存試
験を行った。試験結果を表3右欄に保存日数として5個
の平均値で示す。
【0032】本発明の保存剤を添加した試験区は、保存
試験前、色、味、臭い、形態等については対照区と差が
認められず、添加による品質上の悪影響は認められなか
った。
【0033】
【表3】
【0034】実施例3 卵黄160g、牛乳1,440g、小麦粉65g、デン
プン65g、ショ糖600gを配合したカスタードクリ
ームの基本組成に対し、表4左欄に示す各種の保存剤成
分を表4に示す割合になるように添加し、85〜95℃
で1時間煮詰めて冷却した。これを一試験区当たり5個
のプラスチック容器に分け、軽く蓋をして15℃に保存
して、外観と臭いのチェックによる保存試験を行った。
試験結果を表4右欄に保存日数として5個の平均値で示
す。
【0035】
【表4】
【0036】実施例4 スケソウダラSA級冷凍すり身2.5kg、食塩75
g、みりん50g、グルタミン酸ソーダ25g、砂糖2
5g、馬鈴薯澱粉175g、および水1kgを配合した
基本組成に表5左欄に組成を示す保存剤を、表5に示す
割合になるように添加し、30分間擂潰後、塩化ビニリ
デンフィルム(折径50mm)に約100gずつ充填
し、90℃の熱水中で30分加熱して得た蒲鉾を、同様
にして得た保存剤無添加の蒲鉾とともに保存試験標本と
した。保存試験はケーシング蒲鉾を一試験区当たり5本
ずつ15℃の恒温器で保存し、保存性を肉眼で観察し、
防腐効果を判定した。結果を表5右欄に示す。
【0037】
【表5】
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、食品の味覚、風味に影
響を与えないで、食品の保存性の高い食品用保存剤およ
びそのような保存方法を提供することができる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 グルコースに還元糖酸化酵素を作用させ
    て生成する酸性糖質および/または酸性糖質関連化合物
    と、有機酸およびその塩類、アミノ酸類、低級脂肪酸エ
    ステル、シュガーエステル、ビタミンB1 エステル、重
    合リン酸塩、エタノール、塩基性たん白・ペプチド、甘
    草抽出抗菌性物質、唐辛子抽出物、ホップ抽出物、キト
    サン、フィチン酸からなる群より選ばれる1種または2
    種以上を含有することを特徴とする食品用保存剤。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の食品用保存剤を食品に添
    加することを特徴とする食品の保存方法。
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