JP2000245185A - 固定子巻線のインダクタンスの変化を利用して回転子位置を検出するモータの駆動方法及び駆動装置 - Google Patents
固定子巻線のインダクタンスの変化を利用して回転子位置を検出するモータの駆動方法及び駆動装置Info
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Abstract
いによる位置検出信号のずれを補正する。 【解決手段】 固定子1の各相の巻線3のインダクタン
スに対応した電圧を導出し、各相の電圧にもとづいて回
転子2の回転位置に対応した位置検出信号を各相ごとに
出力すると共に、各相の位置検出信号の出力位置が同じ
となるように補正し、補正した位置検出信号を駆動信号
として固定子の巻線に印加する。
Description
ダクタンスの変化を利用して回転子位置を検出するモー
タ、例えば、スイッチドリラクタンスモータ(以下SR
モータという)の駆動方法及び駆動装置に関するもので
ある。
路図を示す。この図において、1は、SRモータの固定
子で、6個の突極を有する。3は、固定子1 の各突極に
巻装された巻線で、U相の巻線は、図示のように、互い
に対向する2つの突極に巻装された巻線を直列に接続し
て構成されている。V相、W相の巻線についても同様に
構成されている。
成された4個の突極を有する。Vbは、上記巻線3に駆
動電流を供給する電源、29はSRモータの駆動回路
で、次のように構成されている。即ち、4,5はU相の
巻線3に駆動電流を流すためのトランジスタ、6,7
は、上記トランジスタ4、5とそれぞれ直列に接続さ
れ、U相の巻線3に蓄積された磁気エネルギーを回生す
るためのダイオードである。同様に8、9は、V相の巻
線3に駆動電流を流すためのトランジスタ、10、11
はV相の巻線3に蓄積された磁気エネルギーを回生する
ためのダイオード、12、13はW相の巻線についての
トランジスタ、14、15はW相の巻線についてのダイ
オードである。
4、5をONすると、電源Vbからトランジスタ4を経
て実線矢印の電流径路26で示すように、U相の巻線3
を通ってトランジスタ5から電源Vbに至る駆動電流が
流れる。その後、トランジスタ4、5をOFFすると、
U相の巻線3に蓄積されている磁気エネルギーによって
点線矢印の電流径路27で示すように、回生電流が流
れ、電源Vbにエネルギーを回生する。
ンジスタ8、9をONすると、電源Vbからトランジス
タ8を経てV相の巻線及びトランジスタ9を経て駆動電
流が流れ、同様に、トランジスタ8、9をOFFした後
にトランジスタ12、13をONすることによってW相
の巻線に駆動電流が流れる。これを繰り返すことによっ
てSRモータの回転子2を回転することができる。トラ
ンジスタ4、5、トランジスタ8、9、トランジスタ1
2、13をONまたはOFFするタイミングは、巻線3
に対する回転子2の突極の位置関係で決まるが、これに
ついては後述する。
相分(U相)に、回転子の位置検出を行うセンサレス回
路28を接続した概略図を示すものである。この図にお
いて、Vccは検出用電源、16は抵抗で、ダイオード
17を介して駆動回路29に接続され、電源Vccから
巻線3に検出用電流を流し、巻線3のインダクタンスに
相当する電圧を検出するためのものである。なお、ダイ
オード17は、母線電圧Vbから抵抗16側に電流が流
れ込むのを防止するためのものである。
置検出回路で、上述した巻線3のインダクタンスに相当
する電圧が入力され、この電圧とあらかじめ設定された
しきい値(図示せず)とを比較して後述するような位置
検出信号を出力するものである。20は、位置検出信号
にもとづいて、固定子1の各相の巻線に印加する駆動信
号を発生すると共に、そのタイミングを制御する制御回
路で、マイコンなどによって構成されている。18は、
制御回路20からのステップ関数信号によってON、O
FFが制御され、スイッチの働きをするトランジスタ
で、ON時に、抵抗16、巻線3にステップ電圧を供給
する。
御回路20から出力されたステップ関数信号によってト
ランジスタ18がONされると、抵抗16とSRモータ
の巻線3(この場合はU相)にステップ関数電圧が印加
される。このとき、位置検出回路19の入力端子には、
抵抗16と巻線3のインダクタンスのLR直列回路によ
る過渡応答電圧が印加される。位置検出回路19は、入
力された電圧と、後述するように所定のレベルに設定さ
れたしきい値とを比較し、回転子2の所定の回転位置に
相当するインダクタンス、または電圧に到達したことを
検知して位置検出信号を制御回路20に出力する。制御
回路20は、入力された位置検出信号からSRモータを
駆動するタイミングを算出し、駆動回路29に駆動信号
を出力する。
回転子2の相対位置関係に対する固定子の巻線のインダ
クタンスの変化を示した図である。横軸は、固定子1と
回転子2の相対位置関係を示すもので、両者の突極が対
向している位置を0度とし、両者の突極のずれの程度を
角度で示したものである。
のように、固定子1の突極と回転子2の突極とが対向し
ている0度の位置で最大となり、回転子2 の突極が固定
子1の突極から離れると、回転子2の回転角に比例して
減少し、固定子1の突極と回転子2の突極が最も離れた
時に最小となる。回転子2に回転トルクを発生させるた
めには、回転角に比例してインダクタンスが変化する期
間に駆動回路29から巻線3に駆動信号を供給する。一
方、回転子2の回転トルクの方向は、インダクタンスが
増加する範囲と減少する範囲とでは逆となるため、同一
方向に回転トルクを発生させるためには、常に同じ範囲
(一般には増加する範囲)に回転子2がある時に駆動信
号を印加する必要がある。この範囲が、相によって異な
ると回転が不安定となり、効率も低下する。
を供給するためには、回転子の位置を知る必要がある。
インダクタンスの変化は、図16に示すように、固定子
1の突極と回転子2の突極とが対向した後は、回転子の
回転角に対して直線的に変化(減少)している。従っ
て、この範囲でのインダクタンスの大きさを検出すれば
固定子1の突極と回転子2の突極が対向した位置からの
回転子2の突極の回転位置を推定することが出来る。即
ち、位置検出回路19で所定の回転角に相当するインダ
クタンスの大きさに設定されたしきい値と、上述のよう
に変化するインダクタンスとを比較することにより、回
転子2が所定の回転位置に到達したことを推定すること
ができる。制御回路20は、位置検出回路19からの信
号と所定の駆動位置との関係にもとづいてSRモータ駆
動に最適な回転位置で駆動信号を出力することになる。
動方法及び装置は、以上のように構成されているが、セ
ンサレス回路から見たSRモータの巻線のインダクタン
スは、他相の駆動電流や回生電流による磁界等の影響の
違いにより、各相で大きさが異なるため、回転子の所定
の回転角に相当する巻線インダクタンスの大きさに設定
された単一のしきい値を使用して位置検出を行った場
合、図17及び図18に示すように、検出相によって回
転子の検出位置が異なってしまうため、U相で検出した
位置信号は、V相やW相の他相では最適の位置信号とは
ならず、従って安定した運転ができなくなり、効率も低
下するという問題があった。なお、図17の(a)は回
転角に対する各相の巻線のインダクタンスの変化を示す
特性図、(b)は位置検出信号を示すものである。
分かりやすくするため、各電流による磁界を示した図で
ある。図19(a)は、W相に駆動電流が流れ、V相に
回生電流が流れているときに、U相に検出電流を流して
回転子2の回転位置を検出しているときの図である。図
19(b)は、U相に駆動電流が流れ、W相に回生電流
が流れているときに、V相に検出電流を流して回転子2
の回転位置を検出しているときの図である。図19
(c)は、V相に駆動電流が流れ、U相に回生電流が流
れているときに、W相に検出電流を流して回転子2の回
転位置を検出しているときの図である。
よる磁界から見た駆動電流、回生電流による磁界は各相
によって異なっている。このため、位置検出電流による
磁界に対する他相の駆動電流、回生電流による磁界の影
響は、各相によって異なることになる。図17に示すよ
うに、検出された巻線インダクタンスの大きさも各相に
よって異なってくるため、所定の回転子2の位置に相当
するインダクタンスの大きさに設定されたしきい値と、
各相のインダクタンスの大きさとを比較して回転子2が
所定の位置に到達したかどうかを推定するセンサレス駆
動の場合、各相の巻線インダクタンスの違いがそのまま
駆動信号の印加タイミングの違いとなるため、安定した
運転ができず、効率も低下することは上述した通りであ
る。
めになされたもので、各相の巻線のインダクタンスの大
きさに違いがあっても、各相の駆動信号の印加位置を同
じにすることができるモータの駆動方法及び駆動装置を
提供しようとするものである。
数対の極を有し、各対の極にそれぞれ異なる相の巻線を
装着した固定子と、固定子の各対の極に順次対向し得る
ようにされた極を有する回転子とを備え、固定子の各相
の巻線のインダクタンスに対応した電圧を導出し、各相
の電圧にもとづいて回転子の回転位置に対応した位置検
出信号を各相ごとに出力すると共に、各相の位置検出信
号の出力位置が同じとなるように補正し、補正した位置
検出信号に基づいて駆動信号を固定子の巻線に印加する
ようにしたものである。
なるしきい値を設定して各相の電圧とそれぞれ比較する
ことにより補正するようにしたものである。
所定のしきい値と比較して各相ごとの位置検出信号を出
力すると共に、各相の位置検出信号を、各相ごとに異な
った遅延時間要素を経て出力することにより補正するよ
うにしたものである。
有し、各対の極にそれぞれ異なる相の巻線を装着した固
定子と、固定子の各対の極に順次対向し得るようにされ
た極を有する回転子とを備え、固定子の各相の巻線のイ
ンダクタンスに対応した電圧が同じ大きさとなるように
各相ごとに補正した後、補正した電圧を所定のしきい値
と比較することにより、回転子の回転位置に対応した位
置検出信号を出力し、この信号に基づいて駆動信号を固
定子の巻線に印加するようにしたものである。
なる増幅率で電圧を増幅して補正するようにしたもので
ある。
に対する駆動信号印加時の駆動電流による磁界と、駆動
信号停止時の回生電流による磁界との合成磁界の方向
に、位置検出時の電流による磁界が発生するように、固
定子の巻線の巻き方を設定するようにしたものである。
に対する駆動信号印加時の駆動電流による磁界と、駆動
信号停止時の回生電流による磁界との合成磁界の向き
と、位置検出時の電流による磁界の向きとが一致するよ
うにしたものである。
ダクタンスに対応した電圧を導出する手段と、各相の電
圧にもとづいて回転子の回転位置に対応した位置検出信
号を各相ごとに出力すると共に、各相の位置検出信号の
出力位置が同じとなるように補正する補正手段と、補正
した位置検出信号を駆動信号として固定子の巻線に印加
する制御手段とを備えたものである。
各相ごとに異なるしきい値を設定して各相の電圧とそれ
ぞれ比較するようにされているものである。
各相の電圧を所定のしきい値と比較して各相ごとの位置
検出信号を出力すると共に、各相の位置検出信号を各相
ごとに異なった遅延時間要素を経て出力するようにされ
ているものである。
の巻線のインダクタンスに対応した電圧が同じ大きさと
なるように各相ごとに補正する補正手段と、補正した電
圧を所定のしきい値と比較することにより、回転子の回
転位置に対応した位置検出信号を出力する位置検出手段
と、位置検出信号に基づいて駆動信号を固定子の巻線に
印加する制御手段とを備えたものである。
各相ごとに異なる増幅率で電圧を増幅するようにされて
いるものである。
施の形態1を図にもとづいて説明する。図1は、実施の
形態1のベースとなるセンサレス回路から見たSRモー
タの巻線のインダクタンスの変化と位置検出信号との関
係を示す図で、(a)は回転角に対する各相の巻線のイ
ンダクタンスの変化を示す特性図、(b)は位置検出信
号を示すものである。モータの巻線3のインダクタンス
は、上述のように、固定子1 の突極と回転子2の突極と
が対向している位置で最大となる(この時の角度を0と
している)。回転子2の突極が固定子1の突極から離れ
ると、インダクタンスは図1(a)のように回転子2の
回転角に比例して減少し、固定子1の突極と回転子2の
突極が最も離れた時に最小となる。回転子2の回転角に
対してインダクタンスの大きさが比例するため、インダ
クタンスの大きさが予め設定したしきい値(予め設定し
た回転子の位置に相当するインダクタンスの大きさ)と
なった時に図1(b)に示すように、位置検出信号を出
力することにより、回転子の位置を検出することが出来
る。
インダクタンスは、他相の駆動電流や回生電流による磁
界などの影響により図示するようにそれぞれ大きさが異
なる。このため、各相のしきい値を同じにすれば、出力
される位置検出信号の回転子角が各相で異なってしま
い、位置検出信号と同じタイミングで出力される駆動信
号の印加位置も異なってしまうことになる。そこで、位
置検出信号が各相とも同じ回転位置で出力されるよう
に、各相の巻線のインダクタンスのしきい値を図1
(a)に示すように、各巻線のインダクタンスに合わせ
て異なった値にあらかじめ設定する。これにより、各相
の位置検出信号の検出位置を図1(b)に示すように、
同じにすることができるため、SRモータの駆動信号を
印加する印加位置も同じになり、安定した運転が可能と
なる他、効率も改善される。
構成図である。この図において、1は、SRモータの固
定子で、6個の突極を有する。3は、固定子1 の各突極
に巻装された巻線で、U相の巻線は、図示のように、互
いに対向する2つの突極に巻装された巻線を直列に接続
して構成されている。V相、W相の巻線についても同様
であるが、図2では接続導体は省略している。
成された4個の突極を有する。Vbは、上記巻線3に駆
動電流を供給する母線電圧源、29はSRモータの駆動
回路で、次のように構成されている。即ち、4,5はU
相の巻線3に駆動電流を流すためのトランジスタ、6,
7は、上記トランジスタ4、5とそれぞれ直列に接続さ
れ、U相の巻線3に蓄積された磁気エネルギーを回生す
るためのダイオードである。28は、上記巻線のインダ
クタンスに相当する電圧を検出して回転子の位置検出を
行うセンサレス回路で、次のように構成されている。即
ち、Vccは検出用電源、16は抵抗で、ダイオード1
7を介して駆動回路29に接続され、電源Vccから巻
線3に検出用電流を流し、巻線3のインダクタンスに相
当する電圧を検出するためのものである。
ら抵抗16側に電流が流れ込むのを防止するためのもの
である。19は回転子2の回転位置を検出して後述する
位置検出信号を出力する位置検出回路で、抵抗21、2
2の直列接続体を電源Vccに接続し、両抵抗の中間点
電位をしきい値として出力するしきい値設定手段と、抵
抗16とダイオード17の接続点から得られる上記巻線
3のインダクタンスに相当する電圧を入力し、上記しき
い値と比較する比較回路23とを有する。比較回路23
は、上記入力電圧がしきい値に達した時に位置検出信号
を出力するようにされているものである。20は位置検
出信号にもとづいて固定子1の各相の巻線に印加する駆
動信号のタイミングを制御する制御回路で、マイコンな
どによって構成されている。18は制御回路20からの
ステップ関数信号によってON、OFFが制御され、ス
イッチの働きをするトランジスタで、ON時に抵抗1
6、巻線3にステップ電圧を供給する。
る。制御回路20から出力されたステップ関数信号によ
ってトランジスタ18がONされると、抵抗16とSR
モータの巻線3(この場合はU相)にステップ関数電圧
が印加される。このとき、位置検出回路19の入力端子
には、抵抗16と巻線3のインダクタンスのLR直列回
路による過渡応答電圧が印加される。位置検出回路19
は、入力された電圧と、抵抗21、22によって設定さ
れたしきい値とを比較回路23で比較し、入力電圧がし
きい値に到達したことを検知して位置検出信号を制御回
路20に出力する。制御回路20は、入力された位置検
出信号からSRモータを駆動するタイミングを算出し、
駆動回路29に駆動信号を出力する。
抵抗21、22の大きさを選択することによりしきい値
を設定することができる。このしきい値設定手段は、各
相ごとに設けられ、それぞれの抵抗21、22の値を変
えることにより、各相のしきい値が図1に示したしきい
値となるように設定される。この結果、図1に示すよう
に、位置検出信号が各相とも同じ回転角で出力されるた
め、位置検出信号を検出してから駆動信号を出力するま
でのアルゴリズムを各相同じにすることができ、駆動信
号を印加する位置を各相同じにすることができる。従っ
て、SRモータの巻線インダクタンスが各相によって異
なってもSRモータを安定に運転することができ、さら
に、効率も改善できる。なお、本実施の形態では、位置
検出回路19を独立した回路として設けているが、この
機能を制御回路20に組み込んでも良い。
を図にもとづいて説明する。図3は、実施の形態2のベ
ースとなるセンサレス回路から見たSRモータの巻線の
インダクタンスの変化と位置検出信号との関係を示す図
で、(a)は回転角に対する各相の巻線のインダクタン
スの変化を示す特性図、(b)は実施の形態2によって
各相の巻線のインダクタンスの大きさが同じになった状
態を示す特性図、(c)は位置検出信号を示すものであ
る
インダクタンスが、他相の駆動電流や回生電流による磁
界などの影響により図3(a)に示すようにそれぞれ大
きさが異なることは、すでに説明した通りである。そこ
で、各相の巻線のインダクタンス、またはそれに対応す
る検出信号を各相ごとに増幅し、かつ各相の増幅率を図
3(a)の各相のインダクタンスの大きさに逆比例する
形で異ならせ、各相の増幅回路の出力がいずれも図3
(b)のように同じ大きさになるようにする。この結
果、検出位置を各相とも同じにすることができ、SRモ
ータの駆動信号を印加する回転位置も各相とも同じにな
るため、安定した運転ができ、効率も改善される。
構成図で、上述の考え方を具体化したものである。この
図において、図2と同一または相当部分には同一符号を
付して説明を省略する。図2と異なるところは、位置検
出回路19のしきい値を各相に共通の単一のしきい値と
した点及び位置検出回路19の入力側に増幅回路24を
設けた点である。増幅回路24は、巻線インダクタンス
に相当する検出電圧を増幅するために設けられたもので
ある。また、この増幅回路24は、各相ごとに設けら
れ、それぞれの増幅率を上述したように異ならせること
により、各増幅回路の出力が図3(b)に示すように同
じ大きさとなるようにされている。
から出力されたステップ関数信号によってトランジスタ
18がONされると、抵抗16とSRモータの巻線3
(この場合はU相)にステップ関数電圧が印加される。
このとき、増幅回路24の入力端子には、抵抗16と巻
線3のインダクタンスのLR直列回路による過渡応答電
圧が印加される。入力された電圧は、上述のように、各
相異なることになるが、各相の増幅回路の増幅率を上述
のように異ならせておくことにより、各相の増幅回路の
出力は、それぞれ図3(b)のように同じ大きさとな
る。位置検出回路19は、各相の増幅回路24の出力
と、図3(b)に示すような単一のしきい値(所定の回
転位置のインダクタンスに対応する電圧)とを比較し、
増幅回路の出力がしきい値に到達したことを検知して位
置検出信号を制御回路20に出力する。制御回路20
は、位置検出信号からSRモータを駆動するタイミング
を算出し、そのタイミングで駆動回路29に駆動信号を
出力する。
または検出電圧が各相によって異なるため、各相の検出
電圧をそれぞれ異なる増幅率で増幅し、同じ大きさにし
た後、位置検出を行う点に特徴がある。なお,本実施の
形態では、位置検出回路19と増幅回路24を独立した
回路として設けているが、この機能を制御回路20に組
み込んでも良い。
3を図にもとづいて説明する。図5は、実施の形態3を
説明するためのセンサレス回路から見たSRモータの巻
線のインダクタンスの変化と位置検出信号、駆動信号と
の関係を示す図で、(a)は回転角に対する各相の巻線
のインダクタンスの変化を示す特性図、(b)は各相の
位置検出信号を示す特性図、(c)は位置検出信号と駆
動信号との関係を示す特性図である
インダクタンスが、他相の駆動電流や回生電流による磁
界などの影響により図5(a)に示すようにそれぞれ大
きさが異なることは実施の形態2でも説明した通りであ
る。このため、各相に対して単一のしきい値を設定して
いる場合には、比較結果として出力される位置検出信号
の回転角が図5(b)に示すように、各相で異なること
になり、位置検出信号と同じタイミングで出力される駆
動信号の印加位置も各相で異なることになる。
ングは、予め設定してある位置検出信号の検出位置と、
予め設定してある駆動信号印加位置との回転角に相当す
る時間(delay時間)を算出し、位置検出信号を検
出してから駆動信号を印加するようにすれば、予め設定
してある駆動信号印加位置で駆動信号を印加することが
できる。これを各相について順次繰り返すことによって
センサレスでSRモータを運転することができる。de
lay時間は、位置検出信号を出力した位置から駆動信
号を印加する位置までの回転角に相当する時間としてS
Rモータの回転数から算出することができる。
検出位置が、実際には、他相の駆動電流、回生電流によ
る磁界などの影響により図5(b)に示すように、相に
よって異なるため、駆動信号の印加位置も異なる結果と
なり、SRモータを安定して運転することができず、効
率も低下する。
示すように、予め設定した位置検出信号の出力位置と実
際に検出される検出位置との差に相当する時間でdel
ay時間を補正するようにしたものである。この結果、
図5(b)のように、各相の位置検出信号の検出位置が
異なれば、それに対応してdelay時間が変わり、駆
動信号は各相とも同じ位置で印加することができる。
検出される検出位置との差は、SRモータの巻線構成や
回転子2の回転位置を検出するための位置検出電流の大
きさや方向などが決まれば決定されるものであるため、
予め設定した補正の大きさを制御回路20に組み込んで
おくことができる。
4を図にもとづいて説明する。図6は、実施の形態4を
示す一相分の回路構成図である。この図において、図4
と同一または相当部分には同一符号を付して説明を省略
する。図4と異なるところは、増幅回路24を除去した
点及び固定子の巻線の巻き方向を各相ごとに逆にした点
である。25は、固定子1の突極に巻装され、巻き方向
が各相ごとに逆になっている巻線である。。
示した図である。図7(a)は、W相に駆動電流が流
れ、V相に回生電流が流れているときに、U相に検出電
流を流して回転子2の回転位置を検出しているときの図
である。図7(b)は、U相に駆動電流が流れ、W相に
回生電流が流れているときに、V相に検出電流を流して
回転子2の回転位置を検出しているときの図である。図
7(c)は、V相に駆動電流が流れ、U相に回生電流が
流れているときに、W相に検出電流を流して回転子2の
回転位置を検出しているときの図である。
(実線)と回生電流による磁界(二点鎖線)とを合成し
た方向(直線上)に位置検出電流による磁界(一点鎖
線)が発生するように巻線25の巻き方を設定する。ま
たは、駆動電流による磁界と回生電流による磁界が位置
検出電流による磁界に対して対称的な方向に発生するよ
うに巻線25の巻き方を設定する。
されることにより、固定子1の突極の磁気抵抗が最小と
なる向きに回転子2が磁気吸引され回転するため、励磁
された固定子1の突極の磁極には依存しない。このた
め、巻線25の巻き方は各相自由に巻くことが可能であ
る。
ら見たSRモータの巻線のインダクタンスの変化と位置
検出信号との関係を示す図で、(a)は回転角に対する
各相の巻線のインダクタンスの変化を示す特性図、
(b)は位置検出信号を示すものである。図7に示す磁
界を発生させることにより、位置検出電流による磁界か
ら見た駆動電流、回生電流による磁界関係は各相とも同
じになるため、他相の駆動電流、回生電流による磁界な
どの影響も同じになる。このため、検出された巻線のイ
ンダクタンスの大きさも各相とも同じになる。従って、
図9に示すように、各相の位置検出信号が出力される位
置を同じにすることができる。この結果、SRモータの
駆動信号を印加するタイミングも各相同じになり、安定
した運転をすることができ、効率も改善される。
が6個、回転子2の突極が4個の3相SRモータについ
て説明したが、固定子1の突極が12個、回転子2の突
極が8個のSRモータであっても、検出電流による磁界
から見た他の電流の磁界が各相同じになるようにSRモ
ータの巻線を設定すれば、同じ効果が得られることは云
うまでもない。
5を図にもとづいて説明する。図10は、実施の形態5
を示す一相分の回路構成図である。この図において、図
6と同一または相当部分には同一符号を付して説明を省
略する。図6と異なるところは、ダイオード17の陰極
がトランジスタ5とダイオード7の接続点に接続されて
いる点及びトランジスタ18が、トランジスタ4とダイ
オード6の接続点に接続されている点である。このた
め、SRモータを駆動するためにトランジスタ4、5を
ONしたときに巻線3(この場合はU相)に流れる電流
と、固定子2の位置を検出するために制御回路20から
出力されたステップ関数信号によってトランジスタ18
がONされることによって流れる位置検出電流の向きと
は逆になる。
を示した図である。図11(a)は、W相に駆動電流が
流れ、V相に回生電流が流れているときに、U相に検出
電流を流して回転子2の回転位置を検出しているときの
図である。図11(b)は、U相に駆動電流が流れ、W
相に回生電流が流れているときに、V相に検出電流を流
して回転子2の回転位置を検出しているときの図であ
る。図11(c)は、V相に駆動電流が流れ、U相に回
生電流が流れているときに、W相に検出電流を流して回
転子2の回転位置を検出しているときの図である。
の巻線の巻き方としているため、駆動電流による磁界
(実線)と回生電流による磁界(二点鎖線)とを合成し
た方向(直線上)に位置検出電流による磁界(一点鎖
線)が発生する。さらに、図11に示すように、駆動電
流、回生電流と位置検出電流の向きを逆にしてあるた
め、同じ巻線での駆動電流、回生電流による磁界と位置
検出電流による磁界の向きが反対になっている。このた
め、駆動電流による磁界と回生電流による磁界を合成し
た向きに位置検出電流による磁界が発生する。
ら見たSRモータの巻線のインダクタンスの変化と位置
検出信号との関係を示す図である。モータの巻線3のイ
ンダクタンスは、実施の形態4の場合と同様に、図12
(a)のようになるため、所定のしきい値と比較するこ
とにより、巻線のインダクタンスの大きさがしきい値と
一致した時に図12(b)のように位置検出信号を出力
することが出来る。
を発生させることにより、位置検出電流による磁界から
見た駆動電流、回生電流による磁界は各相とも同じにな
るため、他相の駆動電流、回生電流による磁界などの影
響も同じになる。従って、図12及び図13に示すよう
に、各相の位置検出信号が出力される位置を同じにする
ことができる。この結果、SRモータの駆動信号を印加
するタイミングも各相同じになり、安定した運転をする
ことができ、効率も改善される。
成した方向と位置検出電流による磁界の方向が同じにな
ることにより、固定子1や回転子2内の磁界関係が各相
同じになり、さらに同じ方向を向く範囲が多くなるた
め、位置検出信号が実施の形態4に比べてさらに安定
し、外乱となる他相の駆動電流や回生電流による磁界の
影響が小さくなる。このため、図12に示すように、S
Rモータが停止している状態(駆動電流と回生電流が流
れていない状態)と運転している状態(駆動電流と回生
電流が流れている状態)とで位置検出信号が出力される
位置が同じになる結果、巻線のインダクタンスのしきい
値の調整が、モータを停止した状態で簡単に行えるので
生産性が非常に良くなる。
が6個、回転子2の突極が4個の3相SRモータについ
て説明したが、固定子1の突極が12個、回転子2の突
極が8個のSRモータであっても、検出電流による磁界
から見た他の電流の磁界が各相同じになるようにSRモ
ータの巻線を設定すれば、同じ効果が得られることは云
うまでもない。また、以上の各実施の形態では、SRモ
ータについて説明したが、これに限られるものではな
く、固定子巻線のインダクタンスの変化を利用して回転
子の位置を検知する他のモータについても同様に実施す
ることが可能である。
ているため、以下のような効果を奏する。
が同じとなるように補正するものであるため、制御回路
の制御アルゴリズムが簡略化でき安価な制御回路で制御
することができる。
各相ごとに異なるしきい値と比較することにより、駆動
信号の出力位置が同じとなるようにしたため、制御回路
の制御アルゴリズムが簡略化でき安価な制御回路で制御
することができる。
相ごとに異なる増幅率で増幅することにより、同じ大き
さとなるようにし、その後、所定のしきい値と比較して
駆動信号を出力するようにしたため、制御回路の制御ア
ルゴリズムが簡略化でき安価な制御回路で制御すること
ができる。
各相ごとに異なる遅延時間要素を経て駆動信号とするこ
とにより、駆動信号の印加位置が各相同じになるように
したため、制御回路(マイコン)のアルゴリズムだけの
変更で従来の回路をそのまま利用することができる。
る磁界の合成磁界の方向に、巻線インダクタンス検出電
流による磁界が発生するようにしたため、モータ巻線の
巻き方または回路構成を変更するだけで従来の回路をそ
のまま流用することができる。
る磁界の合成磁界の向きと、巻線インダクタンス検出電
流による磁界の向きとが一致するようにしたため、モー
タ巻線の巻き方または回路構成を変更するだけで従来の
回路をそのまま流用することができ、生産性もよくな
る。
ータの巻線インダクタンスの変化と位置検出信号との関
係を示す図である。
成図である。
ータの巻線インダクタンスの変化と位置検出信号との関
係を示す図である。
成図である。
モータの巻線インダクタンスの変化と位置検出信号との
関係を示す図である。
成図である。
す図である。
巻線インダクタンスの変化と位置検出信号との関係を示
す図である。
度を示す図である。
構成図である。
示す図である。
の巻線インダクタンスの変化と位置検出信号との関係を
示す図である。
角度を示す図である。
す概略図である。
ス検出回路を示す概略図である。
タンスの変化と位置検出信号との関係を示す図である。
ンダクタンスの変化と位置検出信号との関係を示す図で
ある。
度を示す図である。
界を示す図である。
5、8、9、12、13、18 トランジスタ、6、
7、10、11、14、15、17 ダイオード、1
6、21、22 抵抗、 19 位置検出回路、 20
制御回路、23 比較回路、 24 増幅回路、 2
6 駆動電流経路、27 回生電流経路、 28 セン
サレス回路、 29 駆動回路、Vb 電源、 Vcc
検出用電源。
Claims (12)
- 【請求項1】 複数対の極を有し、各対の極にそれぞれ
異なる相の巻線を装着した固定子と、この固定子の各対
の極に順次対向し得るようにされた極を有する回転子と
を備え、上記固定子の各相の巻線のインダクタンスに対
応した電圧を導出し、各相の電圧にもとづいて上記回転
子の回転位置に対応した位置検出信号を各相ごとに出力
すると共に、上記各相の位置検出信号の出力位置が同じ
となるように補正し、補正した位置検出信号に基づいて
駆動信号を上記固定子の巻線に印加するようにしたこと
を特徴とする固定子巻線のインダクタンスの変化を利用
して回転子位置を検出するモータの駆動方法。 - 【請求項2】 補正は、各相ごとに異なるしきい値を設
定して各相の電圧とそれぞれ比較するようにしたことを
特徴とする請求項1記載の固定子巻線のインダクタンス
の変化を利用して回転子位置を検出するモータの駆動方
法。 - 【請求項3】 補正は、各相の電圧を所定のしきい値と
比較して各相ごとの位置検出信号を出力すると共に、上
記各相の位置検出信号を、各相ごとに異なった遅延時間
要素を経て出力するようにしたことを特徴とする請求項
1記載の固定子巻線のインダクタンスの変化を利用して
回転子位置を検出するモータの駆動方法。 - 【請求項4】 複数対の極を有し、各対の極にそれぞれ
異なる相の巻線を装着した固定子と、この固定子の各対
の極に順次対向し得るようにされた極を有する回転子と
を備え、上記固定子の各相の巻線のインダクタンスに対
応した電圧が同じ大きさとなるように各相ごとに補正し
た後、補正した電圧を所定のしきい値と比較することに
より、上記回転子の回転位置に対応した位置検出信号を
出力し、この信号に基づいて駆動信号を上記固定子の巻
線に印加するようにしたことを特徴とする固定子巻線の
インダクタンスの変化を利用して回転子位置を検出する
モータの駆動方法。 - 【請求項5】 補正は、各相ごとに異なる増幅率で電圧
を増幅するようにしたことを特徴とする請求項4記載の
固定子巻線のインダクタンスの変化を利用して回転子位
置を検出するモータの駆動方法。 - 【請求項6】 複数対の極を有し、各対の極にそれぞれ
異なる相の巻線を装着した固定子と、この固定子の各対
の極に順次対向し得るようにされた極を有する回転子と
を備え、上記固定子の巻線のインダクタンスに対応する
電圧を所定のしきい値と比較することにより、上記回転
子の回転位置に対応した位置検出信号を出力し、この位
置検出信号に基づいて駆動信号を上記固定子の巻線に印
加するようにしたモータにおいて、上記固定子の巻線に
対する駆動信号印加時の駆動電流による磁界と、駆動信
号停止時の回生電流による磁界との合成磁界の方向に、
位置検出時の電流による磁界が発生するように、上記固
定子の巻線の巻き方を設定するようにしたことを特徴と
する固定子巻線のインダクタンスの変化を利用して回転
子位置を検出するモータの駆動方法。 - 【請求項7】 複数対の極を有し、各対の極にそれぞれ
異なる相の巻線を装着した固定子と、この固定子の各対
の極に順次対向し得るようにされた極を有する回転子と
を備え、上記固定子の巻線のインダクタンスに対応する
電圧を所定のしきい値と比較することにより、上記回転
子の回転位置に対応した位置検出信号を出力し、この位
置検出信号を駆動信号として上記固定子の巻線に印加す
るようにしたモータにおいて、上記固定子の巻線に対す
る駆動信号印加時の駆動電流による磁界と、駆動信号停
止時の回生電流による磁界との合成磁界の向きと、位置
検出時の電流による磁界の向きとが一致するようにした
ことを特徴とする固定子巻線のインダクタンスの変化を
利用して回転子位置を検出するモータの駆動方法。 - 【請求項8】 複数対の極を有し、各対の極にそれぞれ
異なる相の巻線を装着した固定子と、この固定子の各対
の極に順次対向し得るようにされた極を有する回転子と
を具備するモータにおいて、上記固定子の各相の巻線の
インダクタンスに対応した電圧を導出する手段と、各相
の電圧にもとづいて上記回転子の回転位置に対応した位
置検出信号を各相ごとに出力すると共に、上記各相の位
置検出信号の出力位置が同じとなるように補正する補正
手段と、補正した位置検出信号に基づいて駆動信号を上
記固定子の巻線に印加する制御手段とを備えたことを特
徴とする固定子巻線のインダクタンスの変化を利用して
回転子位置を検出するモータの駆動装置。 - 【請求項9】 補正手段は、各相ごとに異なるしきい値
を設定して各相の電圧とそれぞれ比較するようにされて
いることを特徴とする請求項8記載の固定子巻線のイン
ダクタンスの変化を利用して回転子位置を検出するモー
タの駆動装置。 - 【請求項10】 補正手段は、各相の電圧を所定のしき
い値と比較して各相ごとの位置検出信号を出力すると共
に、上記各相の位置検出信号を各相ごとに異なった遅延
時間要素を経て出力するようにされていることを特徴と
する請求項8記載の固定子巻線のインダクタンスの変化
を利用して回転子位置を検出するモータの駆動装置。 - 【請求項11】 複数対の極を有し、各対の極にそれぞ
れ異なる相の巻線を装着した固定子と、この固定子の各
対の極に順次対向し得るようにされた極を有する回転子
とを具備するモータにおいて、上記固定子の各相の巻線
のインダクタンスに対応した電圧が同じ大きさとなるよ
うに各相ごとに補正する補正手段と、補正した電圧を所
定のしきい値と比較することにより、上記回転子の回転
位置に対応した位置検出信号を出力する位置検出手段
と、上記位置検出信号に基づいて駆動信号を上記固定子
の巻線に印加する制御手段とを備えたことを特徴とする
固定子巻線のインダクタンスの変化を利用して回転子位
置を検出するモータの駆動装置。 - 【請求項12】 補正手段は、各相ごとに異なる増幅率
で電圧を増幅するようにされていることを特徴とする請
求項11記載の固定子巻線のインダクタンスの変化を利
用して回転子位置を検出するモータの駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03882299A JP3678598B2 (ja) | 1999-02-17 | 1999-02-17 | 固定子巻線のインダクタンスの変化を利用して回転子位置を検出するモータの駆動方法及び駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03882299A JP3678598B2 (ja) | 1999-02-17 | 1999-02-17 | 固定子巻線のインダクタンスの変化を利用して回転子位置を検出するモータの駆動方法及び駆動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000245185A true JP2000245185A (ja) | 2000-09-08 |
JP3678598B2 JP3678598B2 (ja) | 2005-08-03 |
Family
ID=12535958
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03882299A Expired - Fee Related JP3678598B2 (ja) | 1999-02-17 | 1999-02-17 | 固定子巻線のインダクタンスの変化を利用して回転子位置を検出するモータの駆動方法及び駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3678598B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015142451A (ja) * | 2014-01-29 | 2015-08-03 | 株式会社荏原製作所 | スイッチドリラクタンスモータのセンサレス駆動装置 |
JP2017028940A (ja) * | 2015-07-27 | 2017-02-02 | 株式会社荏原製作所 | スイッチドリラクタンスモータのセンサレス駆動装置、および該センサレス駆動装置を備えたモータ装置 |
CN110402537A (zh) * | 2017-01-12 | 2019-11-01 | 罗尔夫·施特罗特曼 | 用于确定多相电机的转子的转角位置的方法 |
-
1999
- 1999-02-17 JP JP03882299A patent/JP3678598B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2017028940A (ja) * | 2015-07-27 | 2017-02-02 | 株式会社荏原製作所 | スイッチドリラクタンスモータのセンサレス駆動装置、および該センサレス駆動装置を備えたモータ装置 |
CN110402537A (zh) * | 2017-01-12 | 2019-11-01 | 罗尔夫·施特罗特曼 | 用于确定多相电机的转子的转角位置的方法 |
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