JP2000244645A - 加入者試験装置及び加入者試験方法 - Google Patents

加入者試験装置及び加入者試験方法

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JP2000244645A
JP2000244645A JP11044011A JP4401199A JP2000244645A JP 2000244645 A JP2000244645 A JP 2000244645A JP 11044011 A JP11044011 A JP 11044011A JP 4401199 A JP4401199 A JP 4401199A JP 2000244645 A JP2000244645 A JP 2000244645A
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    • H04M3/22Arrangements for supervision, monitoring or testing
    • H04M3/26Arrangements for supervision, monitoring or testing with means for applying test signals or for measuring
    • H04M3/28Automatic routine testing ; Fault testing; Installation testing; Test methods, test equipment or test arrangements therefor
    • H04M3/30Automatic routine testing ; Fault testing; Installation testing; Test methods, test equipment or test arrangements therefor for subscriber's lines, for the local loop

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 効率のよい加入者試験を行う。 【解決手段】 加入者試験制御手段11は、加入者試験
に関する試験情報及び試験対象となる加入者である試験
加入者の識別情報を送信し、試験制御を行う。加入者情
報管理手段12aは、加入者の加入者情報を収集し、一
括して管理する。試験加入者決定手段12bは、識別情
報により、加入者情報にもとづいて試験加入者を決定す
る。加入者試験実行手段13は、装置A、Bを接続する
回線L以外の伝送路を通じて試験情報を受信し、決定さ
れた試験加入者に加入者試験を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は加入者試験装置及び
加入者試験方法に関し、特に試験仕様が規定されていな
いインタフェースを持つ回線で接続する装置が収容する
加入者に対して加入者試験を行う加入者試験装置及び試
験仕様が規定されていないインタフェースを持つ回線で
接続する装置が収容する加入者に対して加入者試験を行
う加入者試験方法に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、電気通信サービスは多種多様なも
のが求められ、これらのサービスを提供するための通信
ネットワークは複雑化、巨大化している。
【0003】このような状況の中で、通信ネットワーク
の伝送路を運用保守するためには、広域に設置された伝
送設備からの警報情報や、加入者からの苦情に関する呼
等を保守センタに集約するとともに、試験を行って障害
箇所を迅速、的確に発見することが必要となる。
【0004】一方、電話網のデータ通信に対する国際標
準インタフェースとして、ITU−T、ETSIで規定
されているものにVシリーズ勧告がある。特にVシリー
ズ勧告の中のV5インタフェースは、LE(Local Exch
ange:加入者線交換機)と、CT(Central Terminal:
局装置)及びRT(Remote Terminal :端局装置)から
構成されるAN(Access Network)と、の間のオープン
なインタフェース仕様であり、LEベンダとANベンダ
がその仕様に合わせることで、異なるベンダ間での組合
せが自由に行える。
【0005】また、V5インタフェースには、V5.1
インタフェースとV5.2インタフェースがある。図1
1はV5.1インタフェースの概略システム構成を示す
図である。
【0006】AN300は、CT301とRT302か
ら構成される。CT301とLE200間は2Mのディ
ジタル回線L1で接続する。このCT301とLE20
0間のオープンインタフェース仕様がV5.1インタフ
ェースである。
【0007】また、RT302とCT301は、光ケー
ブルLoで接続する。さらに、RT302には、アナロ
グ電話機やISDN−BRA(Basic Rate Access :2
B+Dの基本インタフェース )のディジタル端末が接続
する。
【0008】ここで、V5.1インタフェースでは、例
えば64Kのディジタル電話機が30ch分、RT30
2に接続するとすれば、2Mのディジタル回線L1は1
本必要であり、60ch接続するとすれば、2Mのディ
ジタル回線L1は2本必要になる。
【0009】図12はV5.2インタフェースの概略シ
ステム構成を示す図である。AN300はCT301と
RT302から構成される。CT301とLE200間
は2Mのディジタル回線L2で接続する。このCT30
1とLE200間のオープンインタフェース仕様がV
5.2インタフェースである。
【0010】また、RT302とCT301は、光ケー
ブルLoで接続する。さらに、RT302には、アナロ
グ電話機、ISDN−BRA、ISDN−PRA(Prim
aryRate Access :23B+Dまたは24B/Dの1次
群インタフェース)のディジタル端末が接続する。
【0011】V5.2インタフェースのシステムでは、
V5.1インタフェースと大きく異なる点として、RT
302内に集線装置302aが含まれること、及びCT
301とLE200間の2Mのディジタル回線L2が最
小2本から(WorkとProtectionの冗長関係を持たせる理
由により最小2本から)最大16本まで接続できること
である。
【0012】ここで、64Kのディジタル電話機が12
0ch分、RT302に接続するとすれば、V5.1イ
ンタフェースでは2Mのディジタル回線L1が4本必要
となるが、実際にはすべてのディジタル電話機へ一度に
サービスを提供する確率は低い。
【0013】したがって、64Kのディジタル電話機が
120ch分、RT302に接続するとしても、トラフ
ィックを考慮した結果、V5.1インタフェースを用い
る必要がないのであれば、経済性等の観点から、集線機
能を有するV5.2インタフェースが適用される。
【0014】一方、V5インタフェースには試験方法が
規定されていない。このためV5インタフェースを用い
たシステムにおける加入者試験では、V5インタフェー
スのディジタル回線を通じて、例えばLE200側から
AN300収容の加入者に対して、試験設定の通知等が
行えず、従来ではそれぞれ別個の試験端末から操作して
いる。
【0015】図13はV5インタフェースにおける従来
の加入者試験のシステム構成を示す図である。LE20
0にはLE用加入者試験端末100とLE加入者が接続
する。LE200とAN300内のCT301は、V5
インタフェースの2Mのディジタル回線Lで接続する。
CT301はAN用加入者試験端末101と接続し、R
T302とは光ファイバLoで接続する。RT302に
はRT加入者が接続する。
【0016】従来の加入者試験のシステムでは、V5イ
ンタフェースのディジタル回線を通じての試験が行えな
い。したがって、図に示すように、LE用加入者試験端
末100は、LE200が直接収容しているLE加入者
に対して加入者試験を行い、AN用加入者試験端末10
1は、AN300が収容しているAN加入者に対して加
入者試験を行うといった構成をとっている。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
従来の加入者試験のシステムでは、LE加入者とAN加
入者をそれぞれ別個の試験端末から操作しなければなら
ないため、保守者の負担が増加し、作業効率が悪化する
といった問題があった。
【0018】また、LE200内のデータベース及びA
N300内のデータベースに、各種の加入者情報が格納
されるが、従来ではこれらは一括管理されていない。
このため、LE200内のデータベースに格納されてい
る加入者情報と、AN300内のデータベースに格納さ
れている加入者情報とは、それぞれ別々に更新されたり
するので、更新後の情報にずれが発生するおそれがあ
る。その場合、誤った加入者に対して試験を行ってしま
う等の不都合が生じてしまい、保守品質が低下するとい
った問題があった。
【0019】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、加入者試験の試験効率及び保守品質の向上を
図った加入者試験装置を提供することを目的とする。ま
た、本発明の他の目的は、加入者試験の試験効率及び保
守品質の向上を図った加入者試験方法を提供することで
ある。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、図1に示すような、試験仕様が規定され
ていないインタフェースを持つ回線Lで接続する装置
A、Bが収容する加入者SUa、SUbに対して加入者
試験を行う加入者試験装置10において、加入者試験に
関する試験情報及び試験対象となる加入者である試験加
入者の識別情報を送信し、試験制御を行う加入者試験制
御手段11と、加入者の加入者情報を収集し、一括して
管理する加入者情報管理手段12aと、識別情報によ
り、加入者情報にもとづいて試験加入者を決定する試験
加入者決定手段12bと、から構成される加入者情報制
御手段12と、装置A、Bを接続する回線L以外の伝送
路を通じて試験情報を受信し、決定された試験加入者に
加入者試験を行う加入者試験実行手段13と、を有する
ことを特徴とする加入者試験装置10が提供される。
【0021】ここで、加入者試験制御手段11は、加入
者試験に関する試験情報及び試験対象となる加入者であ
る試験加入者の識別情報を送信し、試験制御を行う。加
入者情報管理手段12aは、加入者の加入者情報を収集
し、一括して管理する。試験加入者決定手段12bは、
識別情報により、加入者情報にもとづいて試験加入者を
決定する。加入者試験実行手段13は、装置A、Bを接
続する回線L以外の伝送路を通じて試験情報を受信し、
決定された試験加入者に加入者試験を行う。
【0022】また、図10に示すような、試験仕様が規
定されていないインタフェースを持つ回線で接続する装
置が収容する加入者に対して加入者試験を行う加入者試
験方法において、加入者の加入者情報を収集して一括管
理し、試験対象となる加入者である試験加入者の識別情
報を送信し、識別情報により、加入者情報にもとづいて
試験加入者を決定し、加入者試験に関する試験情報を、
装置を接続する回線以外の伝送路を通じて送信し、決定
された試験加入者に対して、試験情報にもとづいて、加
入者試験を行うことを特徴とする加入者試験方法が提供
される。
【0023】ここで、試験仕様が規定されていないイン
タフェースで接続する装置が収容する加入者への加入者
試験に対して、加入者情報を一括管理し、試験加入者を
決定して、加入者試験を行う。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本発明の加入者試験装置の
原理図である。加入者試験装置10は、試験仕様が規定
されていないインタフェース(例えば、V5インタフェ
ース)を持つ回線Lで接続する装置A、Bに対し、装置
Aが収容する加入者SUa(加入者端末SUa−a〜S
Ua−n)及び装置Bが収容する加入者SUb(加入者
端末SUb−a〜SUb−n)に対して加入者試験を行
う。
【0025】加入者試験制御手段11は、パソコン等の
情報端末に該当し、加入者試験の試験制御を行う。例え
ば、加入者試験制御手段11を通じて、保守者Mが加入
者SUa、SUbからの苦情に関する呼の受け付けを行
ったり、それに伴って、どのような加入者試験を行うべ
きかの試験内容等が含まれる試験情報を生成して送信す
る。
【0026】また、試験加入者(試験対象として選択さ
れた加入者または加入者端末)を識別するための識別情
報を加入者情報制御手段12へ送信する。加入者情報制
御手段12は、加入者情報管理手段12aと試験加入者
決定手段12bから構成される。加入者情報管理手段1
2aは、加入者SUa、SUbの加入者情報を収集し、
一括して管理する。
【0027】具体的には、装置Aの側が有している加入
者SUaに関する第1の加入者情報と、装置Bの側が有
している加入者SUbに関する第2の加入者情報とを収
集する。そして、第1の加入者情報及び第2の加入者情
報を対応させた、加入者情報対応テ−ブルTを生成して
管理する。
【0028】従来では、装置Aが収容する加入者情報
と、装置Aとは遠隔にある装置Bが収容する加入者情報
とは、それぞれの装置内のデータベースで別個に管理さ
れているために、リアルタイムで相互に整合されない
(整合までの間に時間差が発生する)といった問題があ
ったが、本発明の加入者情報管理手段12aを用いるこ
とにより、隔てた場所にある異なる加入者情報を一括し
て管理できるので、整合時の時間差をなくすことがで
き、保守品質の向上を図ることが可能になる。
【0029】また、加入者情報管理手段12aは、加入
者情報の更新時には、自動的に第1の加入者情報と第2
の加入者情報の整合をとって更新する。なお、第1の加
入者情報と第2の加入者情報の具体的な内容の詳細につ
いては後述する。
【0030】試験加入者決定手段12bは、加入者試験
制御手段11から送られた識別情報を受信し、加入者情
報対応テ−ブルTにもとづいて、試験加入者を決定す
る。また、決定された試験加入者は、加入者試験制御手
段11へ通知される。
【0031】加入者試験実行手段13は、加入者SUb
に対する加入者試験を行うのであれば、図のように装置
B内に含まれる。そして、装置A、Bを接続する回線L
以外の伝送路を通じて、加入者試験制御手段11からの
試験情報を受信し、決定された試験加入者に加入者試験
を行う。
【0032】ここで、加入者試験が行う項目としては、
例えば、加入者端末機器自体の試験、加入者端末と装置
間とを接続する加入者線の試験、装置内の加入者系回路
の試験等である。
【0033】次に動作について説明する。図2は加入者
試験装置10の動作手順を示すフローチャートである。
ここでは、装置Aが収容している加入者端末SUa−a
と、装置Bが収容している加入者端末SUb−aとが通
信中に障害が発生し、加入者端末SUa−aからの苦情
呼を受け付けて、加入者端末SUb−aへ加入者試験を
行うものとする。 〔S1〕加入者試験制御手段11は、加入者端末SUa
−aからの苦情呼を受け付けて、加入者端末SUb−a
のダイヤル番号を認識する。 〔S2〕加入者試験制御手段11は、ダイヤル番号にも
とづいて、装置A内のデータベースに格納されている加
入者端末SUb−aに関する第1の加入者情報(上述の
識別情報に該当する)を得て、加入者情報制御手段12
へ送信する。 〔S3〕試験加入者決定手段12bは、加入者試験制御
手段11から送られた第1の加入者情報を受信する。そ
して、加入者情報管理手段12aで管理している加入者
情報対応テ−ブルTを用いて、試験加入者を決定する。 〔S4〕加入者試験実行手段13は、装置A、Bを接続
する回線L以外の伝送路を通じて、加入者試験制御手段
11からの試験情報を受信し、決定された試験加入者に
対して加入者試験を行う。
【0034】なお、上記のステップS2の説明では、加
入者試験制御手段11は識別情報として第1の加入者情
報を送信しているが、ダイヤル番号のみを送信するシス
テム構成もある。この場合については図6で後述する。
【0035】また、加入者SUaに対して、加入者試験
を行う場合には、加入者試験制御手段11から装置Aへ
加入者試験の実行を直接指示すればよい。以上説明した
ように、本発明の加入者試験装置10は、加入者情報を
一括管理し、試験加入者を決定する加入者情報制御手段
12を設けて、装置A、Bを接続する回線L以外の伝送
路を通じて、加入者試験を行う構成とした。
【0036】これにより、試験仕様が規定されていない
インタフェースを持つ回線Lで接続する装置A、Bが収
容する加入者SUa、SUbへの加入者試験を行う場合
に対しても、加入者試験端末(加入者試験制御手段1
1)1台で効率のよい加入者試験を行うことができ、さ
らに、加入者情報を効率よく管理、更新することが可能
になる。
【0037】次にV5インタフェースを持つ回線で接続
する交換機と加入者装置を含むシステムに、本発明の加
入者試験装置10を適用した場合について説明する。図
3は加入者試験装置10を適用したシステム構成を示す
図である。
【0038】加入者試験システム1は、V5インタフェ
ースを持つ回線Lで接続する交換機であるLE20と加
入者装置であるAN30とに対し、LE20とAN30
が収容する加入者に対して加入者試験を行う。
【0039】LE20には、加入者試験端末11と、加
入者端末SUa−a〜SUa−nが接続する。LE20
と、AN30内のCT31とは、V5インタフェースの
2Mのディジタル回線Lで接続する。
【0040】そして、加入者試験端末11とCT31と
の間にMD(Mediation Device) 12が接続する。CT
31は、AN30内のRT32と光ファイバLoで接続
する。テストカード13−1を含むRT32は、加入者
端末SUb−a〜SUb−nと接続する。
【0041】また、MD12内には、加入者情報対応テ
−ブルTを含む加入者情報管理手段12aと、試験加入
者決定手段12bが含まれる。ここで、加入者試験制御
手段11が加入者試験端末11、加入者情報制御手段1
2がMD12、加入者試験実行手段13がテストカード
13−1(1枚のテストカードで複数の加入者端末SU
b−a〜SUb−nの加入者試験が行える)に該当す
る。
【0042】図4は加入者情報対応テ−ブルTの一例を
示す図である。DN121は、加入者端末のダイヤル番
号である。L3(レイヤ3)Address122は、
加入者端末毎に割り振られたネットワークアドレスであ
る。V5Inf ID123は、NE(ネットワークエ
レメント)レベルで割り振られたIDである(V5ネッ
トワーク内に重複したIDはない)。
【0043】ここで、配下に加入者端末を300台を有
するNEaと、配下に加入者端末を200台を有するN
Ebがあるとすると、例えば、NEaのV5Inf I
Dをh’FFFFF9、加入者端末300台のそれぞれ
にL3Addressとして0〜300を割り振り、N
EbのV5Inf IDをh’FFFFF8、加入者端
末200台のそれぞれにL3Addressとして0〜
200を割り振る。このように、L3Address1
22には重複した番号が存在するが、V5Inf ID
123は重複した番号を持たない。
【0044】TID124は、RT32のIDである。
AID125は、SLC(Subscriber Line Card:加入
者線端局装置)内のスロットID(スロットには加入者
端末が直接接続する)であり、加入者試験を行う際に必
要な試験加入者端末の最終端IDである。なお、SLC
は、RT32内に含まれ、加入者端末とRT32とのイ
ンタフェース制御を行う。
【0045】一方、DN121、L3Address1
22及びV5inf ID123は、LE20のデータ
ベースが有している第1の加入者情報に該当する。L3
Address122、V5inf ID123、TI
D124及びAID125は、AN30のデータベース
が有している第2の加入者情報に該当し、TID124
とAID125に対しては、ベンダ独自のIDが割り振
られる。
【0046】次に加入者試験システム1の動作について
説明する。図5は加入者試験システム1の動作を示すフ
ローチャートである。ここでは、LE20が収容してい
る加入者端末SUa−aと、AN30が収容している加
入者端末SUb−aとが通信中に障害が発生し、加入者
端末SUa−aからの苦情呼を受け付けるものとする
(加入者端末SUa−aの利用者が、電話番号113
(国内)をかけることでオペレーションルームの保守者
Mと会話ができる)。 〔S10〕保守者Mは、加入者端末SUa−aの利用者
との会話により、利用者から依頼された、調べてほしい
加入者端末のダイヤル番号DNを知る。 〔S11〕加入者試験端末11は、LE20内のデータ
ベースへアクセスし、DNを持つ加入者端末がLE20
が収容しているものなのか、AN30が収容しているも
のなのかを検索して判断する。
【0047】具体的には、DNに対して、L3Addr
essとV5inf IDとが割り振られていれば、そ
のDNはAN30の配下である。また、DNに対して、
L3AddressとV5inf IDとが割り振られ
ていなければ、そのDNはLE20の配下と判断でき
る。LE20配下ならステップS12へ、AN30配下
ならステップS13へ行く。 〔S12〕加入者試験端末11は、LE20が収容して
いる、DNを持つ加入者端末へ試験情報を送信して加入
者試験を行う。 〔S13〕加入者試験端末11は、DNに割り振られて
いる、最新のL3Address及びV5inf ID
を読み出し、識別情報として、これらDN、L3Add
ress及びV5inf IDをMD12へ送信する。 〔S14〕MD12内の試験加入者決定手段12bは、
加入者情報対応テ−ブルTを用いて、受信したDN、L
3Address及びV5inf IDから、TID/
AIDへ変換し、試験加入者のTID/AIDを決定す
る。 〔S15〕テストカード13−1は、回線L以外の伝送
路を通じて、加入者試験端末11からの試験情報を受信
し、決定されたTID/AIDを持つ試験加入者に対し
て加入者試験を行う。
【0048】ここで、加入者情報管理手段12aは、A
N30内のデータベースにアクセスして、AN30が有
する第2の加入者情報であるL3Address、V5
inf ID、TID及びAIDを周期的に(例えば、
24時間に1回)読み出す。または、AN30側から自
動通知してもよい。
【0049】一方、加入者試験端末11では、加入者試
験を行う度に、LE20に対し、最新の第1の加入者情
報であるDN、L3Address、V5inf ID
を読み出し、加入者情報管理手段12aへ送信する。
【0050】加入者情報管理手段12aは、これらを整
合して加入者情報対応テ−ブルTを生成するので、試験
加入者決定手段12bが試験加入者を決定する際には、
常時、最新の加入者情報にもとづいて、試験加入者の決
定制御を行うことができる。
【0051】次に加入者試験システム1の変形例につい
て説明する。図6は加入者試験システム1の変形例を示
す図である。変形例である加入者試験システム1aは、
V5インタフェースを持つ回線Lで接続する中央交換機
であるCLE(Central Local Exchange) 2とAN30
とに対し、CLE2とAN30が収容する加入者に対し
て加入者試験を行う。
【0052】CLE2には、LE20a〜20nが接続
し、LE20a〜20nに加入者端末SUa−a〜SU
a−n…が接続する。CLE2と、AN30内のCT3
1とは、V5インタフェースの2Mのディジタル回線L
で接続する。
【0053】そして、加入者試験端末11とMD12と
が接続し、MD12はCLE2とCT31と接続する。
CT31は、AN30内のRT32と光ファイバLoで
接続し、テストカード13−1を含むRT32には、加
入者SUb−a〜SUb−nが接続する。
【0054】また、MD12内には、加入者情報対応テ
−ブルTを含む加入者情報管理手段12aと、試験加入
者決定手段12bが含まれる。CLE2は、LE20a
〜20nがそれぞれ収容する加入者に対する加入者情報
をCLE2内のデータベースで集中して管理している。
【0055】MD12は、CLE2と接続しているた
め、第1の加入者情報であるDN、L3Addres
s、V5inf IDを周期的に読み出すことができる
(または、CLE2側からの自動通知)。
【0056】次に加入者試験システム1aの動作につい
て説明する。図7は加入者試験システム1aの動作を示
すフローチャートである。ここでは、CLE2が収容し
ている加入者端末SUa−aと、AN30が収容してい
る加入者端末SUb−aとが通信中に障害が発生し、加
入者端末SUa−aからの苦情呼を受け付けるものとす
る。 〔S20〕保守者Mは、加入者端末SUa−aの利用者
との会話により、利用者から依頼された、調べてほしい
加入者端末のダイヤル番号DNを知る。 〔S21〕加入者試験端末11は、識別情報として、D
NをMD12へ送信する。 〔S22〕加入者試験端末11は、MD12を介して、
CLE2内のデータベースへアクセスし、DNを持つ加
入者端末がCLE2が収容しているものなのか、AN3
0が収容しているものなのかを検索して判断する。CL
E2配下ならステップS23へ、AN30配下ならステ
ップS24へ行く。 〔S23〕加入者試験端末11は、CLE20が収容し
ている、DNを持つ加入者端末へ試験情報を送信して加
入者試験を行う。 〔S24〕MD12内の試験加入者決定手段12bは、
加入者情報対応テ−ブルTを用いて、受信した識別情報
であるDNから、TID/AIDへ変換し、試験加入者
のTID/AIDを決定する(MD12では、すでにC
LE2から第1の加入者情報を受信しているので、識別
情報としてはDNだけもらえればよい。また、第2の加
入者情報をCT31から受信することは図3と同様であ
る)。 〔S25〕テストカード13−1は、回線L以外の伝送
路を通じて、加入者試験端末11からの試験情報を受信
し、決定されたTID/AIDを持つ試験加入者に対し
て加入者試験を行う。
【0057】このように、加入者試験システム1aは、
識別情報として試験加入者のDNのみを送信するだけで
よいので、加入者試験システム1と比べて、加入者試験
端末11での通信制御が単純化され、より効率よく加入
者試験を行うことが可能になる。
【0058】次に加入者試験システム1を含むネットワ
ーク網について説明する。図8は加入者試験システム1
を含むネットワーク網を示す図である。局40a〜局4
0nはそれぞれ、加入者試験端末11aとLE20a〜
加入者試験端末11nとLE20nを含み、これらは互
いに接続する。加入者試験端末11a〜11nは、DD
N(Digital Date Network) 50と接続し、DDN50
はMD12と接続する。
【0059】MD12は、加入者情報対応テ−ブルTを
含む加入者情報管理手段12aと、試験加入者決定手段
12bと、から構成されている。MD12は、DDN6
0と接続する。DDN60は、X.25のパケット交換
通信網でもよい。
【0060】AN30a〜30nはそれぞれ、CT31
aとRT32a〜CT31nとRT32nを含み、これ
らは互いに接続する。CT31a〜CT31nは、DD
N60と接続する。また、LE20a〜LE20nは、
CT31a〜CT31nとそれぞれV5インタフェース
の回線La〜Lnで接続する。
【0061】このようなシステム構成に対し、局40a
〜局40nからAN30a〜30nへの加入者試験を行
う場合には、局40a〜局40nからDDN50を介し
て、DN、L3Address、V5inf IDが識
別情報として送信され、MD12で変換されて試験加入
者のTID、AIDが決定される。なお、詳細動作は図
5で説明した動作と同様なので省略する。
【0062】次に加入者試験システム1aを含むネット
ワーク網について説明する。図9は加入者試験システム
1を含むネットワーク網を示す図である。局40a〜局
40nはそれぞれ、加入者試験端末11aとLE20a
〜加入者試験端末11nとLE20nを含み、これらは
互いに接続する。加入者試験端末11a〜11nは、D
DN(Digital Date Network) 50と接続し、DDN5
0はMD12と接続する。
【0063】MD12は、加入者情報対応テ−ブルTを
含む加入者情報管理手段12aと、試験加入者決定手段
12bと、から構成されている。(図示せず)MD12
は、DDN60と接続する。DDN60は、X.25の
パケット交換通信網でもよい。また、MD12は、CL
E2と接続し、CLE2はLE20a〜LE20nと接
続する。
【0064】AN30a〜30nはそれぞれ、CT31
aとRT32a〜CT31nとRT32nを含み、これ
らは互いに接続する。CT31a〜CT31nは、DD
N60と接続する。また、LE20a〜LE20nは、
CT31a〜CT31nとそれぞれV5インタフェース
の回線La〜Lnで接続する。
【0065】このようなシステム構成に対し、局40a
〜局40nからAN30a〜30nへの加入者試験を行
う場合には、局40a〜局40nからDDN50を介し
て、DNのみが識別情報として送信され、MD12で変
換されて試験加入者のTID、AIDが決定される。な
お、詳細動作は図7で説明した動作と同様なので省略す
る。
【0066】次に本発明の加入者試験方法について説明
する。本発明の加入者試験方法は、試験仕様が規定され
ていないインタフェースを持つ回線で接続する装置が収
容する加入者に対して加入者試験を行う。図10は本発
明の加入者試験方法の処理手順を示すフローチャートで
ある。 〔S30〕加入者の加入者情報を収集して一括管理す
る。 〔S31〕試験対象となる加入者である試験加入者の識
別情報を送信する。 〔S32〕識別情報により、加入者情報にもとづいて試
験加入者を決定する。 〔S33〕加入者試験に関する試験情報を、装置を接続
する回線以外の伝送路を通じて送信する。 〔S34〕決定された試験加入者に対して、試験情報に
もとづいて、加入者試験を行う。
【0067】以上説明したように、本発明の加入者試験
装置10及び加入者試験方法は、加入者情報を一括管理
し、試験加入者を決定する加入者情報制御手段12を設
けて、装置を接続する回線以外の伝送路を通じて、加入
者試験を行う構成とした。
【0068】これにより、試験仕様が規定されていない
インタフェースで接続する装置が収容する加入者へ加入
者試験を行う際にも、加入者試験端末1台で加入者試験
を行うことができ、保守者の作業効率及び保守品質の向
上を図ることが可能になる。
【0069】なお、上記の説明では、試験仕様が規定さ
れていないインタフェースとしてV5インタフェースを
例に説明したが、V5インタフェース以外の試験仕様が
規定されていないインタフェースに関しても本発明を同
様に適用できる。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の加入者試
験装置は、加入者情報を一括管理し、試験加入者を決定
する加入者情報制御手段を設けて、装置を接続する回線
以外の伝送路を通じて、加入者試験を行う構成とした。
これにより、試験仕様が規定されていないインタフェー
スで接続する装置が収容する加入者へ加入者試験を行う
際にも、加入者試験端末1台で効率のよい加入者試験を
行うことが可能になる。
【0071】また、本発明の加入者試験方法は、加入者
情報を一括管理し、試験加入者を決定して、装置を接続
する回線以外の伝送路を通じて、加入者試験を行う構成
とした。これにより、試験仕様が規定されていないイン
タフェースで接続する装置が収容する加入者へ加入者試
験を行う際にも、加入者試験端末1台で効率のよい加入
者試験を行うことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の加入者試験装置の原理図である。
【図2】加入者試験装置の動作手順を示すフローチャー
トである。
【図3】加入者試験装置を適用したシステム構成を示す
図である。
【図4】加入者情報対応テ−ブルの一例を示す図であ
る。
【図5】加入者試験システムの動作を示すフローチャー
トである。
【図6】加入者試験システムの変形例を示す図である。
【図7】加入者試験システムの動作を示すフローチャー
トである。
【図8】加入者試験システムを含むネットワーク網を示
す図である。
【図9】加入者試験システムを含むネットワーク網を示
す図である。
【図10】本発明の加入者試験方法の処理手順を示すフ
ローチャートである。
【図11】V5.1インタフェースの概略システム構成
を示す図である。
【図12】V5.2インタフェースの概略システム構成
を示す図である。
【図13】V5インタフェースにおける従来の加入者試
験のシステム構成を示す図である。
【符号の説明】
10 加入者試験装置 11 加入者試験制御手段 12 加入者情報制御手段 12a 加入者情報管理手段 12b 試験加入者決定手段 13 加入者試験実行手段 L 回線 M 保守者 SUa、SUb 加入者 SUa−a〜SUa−n、SUb−a〜SUb−n 加
入者端末 T 加入者情報対応テ−ブル
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年12月3日(1999.12.
3)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 加入者試験装置及び加入者試験方法
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は加入者試験装置及び
加入者試験方法に関し、特に試験仕様が規定されていな
いインタフェースを持つ回線で接続する装置が収容する
加入者に対して加入者試験を行う加入者試験装置及び試
験仕様が規定されていないインタフェースを持つ回線で
接続する装置が収容する加入者に対して加入者試験を行
う加入者試験方法に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、電気通信サービスは多種多様なも
のが求められ、これらのサービスを提供するための通信
ネットワークは複雑化、巨大化している。
【0003】このような状況の中で、通信ネットワーク
の伝送路を運用保守するためには、広域に設置された伝
送設備からの警報情報や、加入者からの苦情に関する呼
等を保守センタに集約するとともに、試験を行って障害
箇所を迅速、的確に発見することが必要となる。
【0004】一方、電話網のデータ通信に対する国際標
準インタフェースとして、ITU−T、ETSIで規定
されているものにVシリーズ勧告がある。特にVシリー
ズ勧告の中のV5インタフェースは、LE(Local Exch
ange:加入者線交換機)と、CT(Central Terminal:
局装置)及びRT(Remote Terminal :端局装置)から
構成されるAN(Access Network)と、の間のオープン
なインタフェース仕様であり、LEベンダとANベンダ
がその仕様に合わせることで、異なるベンダ間での組合
せが自由に行える。
【0005】また、V5インタフェースには、V5.1
インタフェースとV5.2インタフェースがある。図1
1はV5.1インタフェースの概略システム構成を示す
図である。
【0006】AN300は、CT301とRT302か
ら構成される。CT301とLE200間は2Mのディ
ジタル回線L1で接続する。このCT301とLE20
0間のオープンインタフェース仕様がV5.1インタフ
ェースである。
【0007】また、RT302とCT301は、光ケー
ブルLoで接続する。さらに、RT302には、アナロ
グ電話機やISDN−BRA(Basic Rate Access :2
B+Dの基本インタフェース )のディジタル端末が接続
する。
【0008】ここで、V5.1インタフェースでは、例
えば64Kのディジタル電話機が30ch分、RT30
2に接続するとすれば、2Mのディジタル回線L1は1
本必要であり、60ch接続するとすれば、2Mのディ
ジタル回線L1は2本必要になる。
【0009】図12はV5.2インタフェースの概略シ
ステム構成を示す図である。AN300はCT301と
RT302から構成される。CT301とLE200間
は2Mのディジタル回線L2で接続する。このCT30
1とLE200間のオープンインタフェース仕様がV
5.2インタフェースである。
【0010】また、RT302とCT301は、光ケー
ブルLoで接続する。さらに、RT302には、アナロ
グ電話機、ISDN−BRA、ISDN−PRA(Prim
aryRate Access :23B+Dまたは24B/Dの1次
群インタフェース)のディジタル端末が接続する。
【0011】V5.2インタフェースのシステムでは、
V5.1インタフェースと大きく異なる点として、RT
302内に集線装置302aが含まれること、及びCT
301とLE200間の2Mのディジタル回線L2が最
小2本から(WorkとProtectionの冗長関係を持たせる理
由により最小2本から)最大16本まで接続できること
である。
【0012】ここで、64Kのディジタル電話機が12
0ch分、RT302に接続するとすれば、V5.1イ
ンタフェースでは2Mのディジタル回線L1が4本必要
となるが、実際にはすべてのディジタル電話機へ一度に
サービスを提供する確率は低い。
【0013】したがって、64Kのディジタル電話機が
120ch分、RT302に接続するとしても、トラフ
ィックを考慮した結果、V5.1インタフェースを用い
る必要がないのであれば、経済性等の観点から、集線機
能を有するV5.2インタフェースが適用される。
【0014】一方、V5インタフェースには試験方法が
規定されていない。このためV5インタフェースを用い
たシステムにおける加入者試験では、V5インタフェー
スのディジタル回線を通じて、例えばLE200側から
AN300収容の加入者に対して、試験設定の通知等が
行えず、従来ではそれぞれ別個の試験端末から操作して
いる。
【0015】図13はV5インタフェースにおける従来
の加入者試験のシステム構成を示す図である。LE20
0にはLE用加入者試験端末100とLE加入者が接続
する。LE200とAN300内のCT301は、V5
インタフェースの2Mのディジタル回線Lで接続する。
CT301はAN用加入者試験端末101と接続し、R
T302とは光ファイバLoで接続する。RT302に
AN加入者が接続する。
【0016】従来の加入者試験のシステムでは、V5イ
ンタフェースのディジタル回線を通じての試験が行えな
い。したがって、図に示すように、LE用加入者試験端
末100は、LE200が直接収容しているLE加入者
に対して加入者試験を行い、AN用加入者試験端末10
1は、AN300が収容しているAN加入者に対して加
入者試験を行うといった構成をとっている。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
従来の加入者試験のシステムでは、LE加入者とAN加
入者をそれぞれ別個の試験端末から操作しなければなら
ないため、保守者の負担が増加し、作業効率が悪化する
といった問題があった。
【0018】また、LE200内のデータベース及びA
N300内のデータベースに、各種の加入者情報が格納
されるが、従来ではこれらは一括管理されていない。
このため、LE200内のデータベースに格納されてい
る加入者情報と、AN300内のデータベースに格納さ
れている加入者情報とは、それぞれ別々に更新されたり
するので、更新後の情報にずれが発生するおそれがあ
る。その場合、誤った加入者に対して試験を行ってしま
う等の不都合が生じてしまい、保守品質が低下するとい
った問題があった。
【0019】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、加入者試験の試験効率及び保守品質の向上を
図った加入者試験装置を提供することを目的とする。ま
た、本発明の他の目的は、加入者試験の試験効率及び保
守品質の向上を図った加入者試験方法を提供することで
ある。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、図1に示すような、試験仕様が規定され
ていないインタフェースを持つ回線Lで接続する装置
A、Bが収容する加入者SUa、SUbに対して加入者
試験を行う加入者試験装置10において、加入者試験に
関する試験情報及び試験対象となる加入者である試験加
入者の識別情報を送信し、試験制御を行う加入者試験制
御手段11と、加入者の加入者情報を収集し、一括して
管理する加入者情報管理手段12aと、識別情報によ
り、加入者情報にもとづいて試験加入者を決定する試験
加入者決定手段12bと、から構成される加入者情報制
御手段12と、装置A、Bを接続する回線L以外の伝送
路を通じて試験情報を受信し、決定された試験加入者に
加入者試験を行う加入者試験実行手段13と、を有する
ことを特徴とする加入者試験装置10が提供される。
【0021】ここで、加入者試験制御手段11は、加入
者試験に関する試験情報及び試験対象となる加入者であ
る試験加入者の識別情報を送信し、試験制御を行う。加
入者情報管理手段12aは、加入者の加入者情報を収集
し、一括して管理する。試験加入者決定手段12bは、
識別情報により、加入者情報にもとづいて試験加入者を
決定する。加入者試験実行手段13は、装置A、Bを接
続する回線L以外の伝送路を通じて試験情報を受信し、
決定された試験加入者に加入者試験を行う。
【0022】また、図10に示すような、試験仕様が規
定されていないインタフェースを持つ回線で接続する装
置が収容する加入者に対して加入者試験を行う加入者試
験方法において、加入者の加入者情報を収集して一括管
理し、試験対象となる加入者である試験加入者の識別情
報を送信し、識別情報により、加入者情報にもとづいて
試験加入者を決定し、加入者試験に関する試験情報を、
装置を接続する回線以外の伝送路を通じて送信し、決定
された試験加入者に対して、試験情報にもとづいて、加
入者試験を行うことを特徴とする加入者試験方法が提供
される。
【0023】ここで、試験仕様が規定されていないイン
タフェースで接続する装置が収容する加入者への加入者
試験に対して、加入者情報を一括管理し、試験加入者を
決定して、加入者試験を行う。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本発明の加入者試験装置の
原理図である。加入者試験装置10は、試験仕様が規定
されていないインタフェース(例えば、V5インタフェ
ース)を持つ回線Lで接続する装置A、Bに対し、装置
Aが収容する加入者SUa(加入者端末SUa−a〜S
Ua−n)及び装置Bが収容する加入者SUb(加入者
端末SUb−a〜SUb−n)に対して加入者試験を行
う。
【0025】加入者試験制御手段11は、パソコン等の
情報端末に該当し、加入者試験の試験制御を行う。例え
ば、加入者試験制御手段11を通じて、保守者Mが加入
者SUa、SUbからの苦情に関する呼の受け付けを行
ったり、それに伴って、どのような加入者試験を行うべ
きかの試験内容等が含まれる試験情報を生成して送信す
る。
【0026】また、試験加入者(試験対象として選択さ
れた加入者または加入者端末)を識別するための識別情
報を加入者情報制御手段12へ送信する。加入者情報制
御手段12は、加入者情報管理手段12aと試験加入者
決定手段12bから構成される。加入者情報管理手段1
2aは、加入者SUa、SUbの加入者情報を収集し、
一括して管理する。
【0027】具体的には、装置Aの側が有している第1
の加入者情報と、装置Bの側が有している第2の加入者
情報とを収集する。そして、第1の加入者情報及び第2
の加入者情報を対応させた、加入者情報対応テ−ブルT
を生成して管理する。
【0028】従来では、装置Aが収容する加入者情報
と、装置Aとは遠隔にある装置Bが収容する加入者情報
とは、それぞれの装置内のデータベースで別個に管理さ
れているために、リアルタイムで相互に整合されない
(整合までの間に時間差が発生する)といった問題があ
ったが、本発明の加入者情報管理手段12aを用いるこ
とにより、隔てた場所にある異なる加入者情報を一括し
て管理できるので、整合時の時間差をなくすことがで
き、保守品質の向上を図ることが可能になる。
【0029】また、加入者情報管理手段12aは、加入
者情報の更新時には、自動的に第1の加入者情報と第2
の加入者情報の整合をとって更新する。なお、第1の加
入者情報と第2の加入者情報の具体的な内容の詳細につ
いては後述する。
【0030】試験加入者決定手段12bは、加入者試験
制御手段11から送られた識別情報を受信し、加入者情
報対応テ−ブルTにもとづいて、試験加入者を決定す
る。また、決定された試験加入者は、加入者試験制御手
段11へ通知される。
【0031】加入者試験実行手段13は、加入者SUb
に対する加入者試験を行うのであれば、図のように装置
B内に含まれる。そして、装置A、Bを接続する回線L
以外の伝送路を通じて、加入者試験制御手段11からの
試験情報を受信し、決定された試験加入者に加入者試験
を行う。
【0032】ここで、加入者試験が行う項目としては、
例えば、加入者端末機器自体の試験、加入者端末と装置
間とを接続する加入者線の試験、装置内の加入者系回路
の試験等である。
【0033】次に動作について説明する。図2は加入者
試験装置10の動作手順を示すフローチャートである。
ここでは、装置Aが収容している加入者端末SUa−a
と、装置Bが収容している加入者端末SUb−aとが通
信中に障害が発生し、加入者端末SUa−aからの苦情
呼を受け付けて、加入者端末SUb−aへ加入者試験を
行うものとする。 〔S1〕加入者試験制御手段11は、加入者端末SUa
−aからの苦情呼を受け付けて、加入者端末SUb−a
のダイヤル番号を認識する。 〔S2〕加入者試験制御手段11は、ダイヤル番号にも
とづいて、装置A内のデータベースに格納されている加
入者端末SUb−aに関する第1の加入者情報(上述の
識別情報に該当する)を得て、加入者情報制御手段12
へ送信する。 〔S3〕試験加入者決定手段12bは、加入者試験制御
手段11から送られた第1の加入者情報を受信する。そ
して、加入者情報管理手段12aで管理している加入者
情報対応テ−ブルTを用いて、試験加入者を決定する。 〔S4〕加入者試験実行手段13は、装置A、Bを接続
する回線L以外の伝送路を通じて、加入者試験制御手段
11からの試験情報を受信し、決定された試験加入者に
対して加入者試験を行う。
【0034】なお、上記のステップS2の説明では、加
入者試験制御手段11は識別情報として第1の加入者情
報を送信しているが、ダイヤル番号のみを送信するシス
テム構成もある。この場合については図6で後述する。
【0035】また、加入者SUaに対して、加入者試験
を行う場合には、加入者試験制御手段11から装置Aへ
加入者試験の実行を直接指示すればよい。以上説明した
ように、本発明の加入者試験装置10は、加入者情報を
一括管理し、試験加入者を決定する加入者情報制御手段
12を設けて、装置A、Bを接続する回線L以外の伝送
路を通じて、加入者試験を行う構成とした。
【0036】これにより、試験仕様が規定されていない
インタフェースを持つ回線Lで接続する装置A、Bが収
容する加入者SUa、SUbへの加入者試験を行う場合
に対しても、加入者試験端末(加入者試験制御手段1
1)1台で効率のよい加入者試験を行うことができ、さ
らに、加入者情報を効率よく管理、更新することが可能
になる。
【0037】次にV5インタフェースを持つ回線で接続
する交換機と加入者装置を含むシステムに、本発明の加
入者試験装置10を適用した場合について説明する。図
3は加入者試験装置10を適用したシステム構成を示す
図である。
【0038】加入者試験システム1は、V5インタフェ
ースを持つ回線Lで接続する交換機であるLE20と加
入者装置であるAN30とに対し、LE20とAN30
が収容する加入者に対して加入者試験を行う。
【0039】LE20には、加入者試験端末11と、加
入者端末SUa−a〜SUa−nが接続する。LE20
と、AN30内のCT31とは、V5インタフェースの
2Mのディジタル回線Lで接続する。
【0040】そして、加入者試験端末11とCT31と
の間にMD(Mediation Device) 12が接続する。CT
31は、AN30内のRT32と光ファイバLoで接続
する。テストカード13−1を含むRT32は、加入者
端末SUb−a〜SUb−nと接続する。
【0041】また、MD12内には、加入者情報対応テ
−ブルTを含む加入者情報管理手段12aと、試験加入
者決定手段12bが含まれる。ここで、加入者試験制御
手段11が加入者試験端末11、加入者情報制御手段1
2がMD12、加入者試験実行手段13がテストカード
13−1(1枚のテストカードで複数の加入者端末SU
b−a〜SUb−nの加入者試験が行える)に該当す
る。
【0042】図4は加入者情報対応テ−ブルTの一例を
示す図である。DN121は、加入者端末のダイヤル番
号である。L3(レイヤ3)Address122は、
加入者端末毎に割り振られたネットワークアドレスであ
る。V5Inf ID123は、NE(ネットワークエ
レメント)レベルで割り振られたIDである(V5ネッ
トワーク内に重複したIDはない)。
【0043】ここで、配下に加入者端末を300台を有
するNEaと、配下に加入者端末を200台を有するN
Ebがあるとすると、例えば、NEaのV5Inf I
Dをh’FFFFF9、加入者端末300台のそれぞれ
にL3Addressとして0〜299を割り振り、N
EbのV5Inf IDをh’FFFFF8、加入者端
末200台のそれぞれにL3Addressとして0〜
199を割り振る。このように、L3Address1
22には重複した番号が存在するが、V5Inf ID
123は重複した番号を持たない。
【0044】TID124は、RT32のIDである。
AID125は、SLC(Subscriber Line Card:加入
者線端局装置)内のスロットID(スロットには加入者
端末が直接接続する)であり、加入者試験を行う際に必
要な試験加入者端末の最終端IDである。なお、SLC
は、RT32内に含まれ、加入者端末とRT32とのイ
ンタフェース制御を行う。
【0045】一方、DN121、L3Address1
22及びV5inf ID123は、LE20のデータ
ベースが有している第1の加入者情報に該当する。L3
Address122、V5inf ID123、TI
D124及びAID125は、AN30のデータベース
が有している第2の加入者情報に該当し、TID124
とAID125に対しては、ベンダ独自のIDが割り振
られる。
【0046】次に加入者試験システム1の動作について
説明する。図5は加入者試験システム1の動作を示すフ
ローチャートである。ここでは、LE20が収容してい
る加入者端末SUa−aと、AN30が収容している加
入者端末SUb−aとが通信中に障害が発生し、加入者
端末SUa−aからの苦情呼を受け付けるものとする
(加入者端末SUa−aの利用者が、電話番号113
(国内)をかけることでオペレーションルームの保守者
Mと会話ができる)。 〔S10〕保守者Mは、加入者端末SUa−aの利用者
との会話により、利用者から依頼された、調べてほしい
加入者端末のダイヤル番号DNを知る。 〔S11〕加入者試験端末11は、LE20内のデータ
ベースへアクセスし、DNを持つ加入者端末がLE20
が収容しているものなのか、AN30が収容しているも
のなのかを検索して判断する。
【0047】具体的には、DNに対するV5inf I
Dの値を見て判断する。LE20配下ならステップS1
2へ、AN30配下ならステップS13へ行く。 〔S12〕加入者試験端末11は、LE20が収容して
いる、DNを持つ加入者端末へ試験情報を送信して加入
者試験を行う。 〔S13〕加入者試験端末11は、DNに割り振られて
いる、最新のL3Address及びV5inf ID
を読み出し、識別情報として、これらDN、L3Add
ress及びV5inf IDをMD12へ送信する。 〔S14〕MD12内の試験加入者決定手段12bは、
加入者情報対応テ−ブルTを用いて、受信したDN、L
3Address及びV5inf IDから、TID/
AIDへ変換し、試験加入者のTID/AIDを決定す
る。 〔S15〕テストカード13−1は、回線L以外の伝送
路を通じて、加入者試験端末11からの試験情報を受信
し、決定されたTID/AIDを持つ試験加入者に対し
て加入者試験を行う。
【0048】ここで、加入者情報管理手段12aは、A
N30内のデータベースにアクセスして、AN30が有
する第2の加入者情報であるL3Address、V5
inf ID、TID及びAIDを周期的に(例えば、
24時間に1回)読み出す。または、AN30側から自
動通知してもよい。
【0049】一方、加入者試験端末11では、加入者試
験を行う度に、LE20に対し、最新の第1の加入者情
報であるDN、L3Address、V5inf ID
を読み出し、加入者情報管理手段12aへ送信する。
【0050】加入者情報管理手段12aは、これらを整
合して加入者情報対応テ−ブルTを生成するので、試験
加入者決定手段12bが試験加入者を決定する際には、
常時、最新の加入者情報にもとづいて、試験加入者の決
定制御を行うことができる。
【0051】次に加入者試験システム1の変形例につい
て説明する。図6は加入者試験システム1の変形例を示
す図である。変形例である加入者試験システム1aは、
V5インタフェースを持つ回線Lで接続する中央交換機
であるCLE(Central Local Exchange) 2とAN30
とに対し、CLE2とAN30が収容する加入者に対し
て加入者試験を行う。
【0052】CLE2には、LE20a〜20nが接続
し、LE20a〜20nに加入者端末SUa−a〜SU
a−n…が接続する。CLE2と、AN30内のCT3
1とは、V5インタフェースの2Mのディジタル回線L
で接続する。
【0053】そして、加入者試験端末11とMD12と
が接続し、MD12はCLE2とCT31と接続する。
CT31は、AN30内のRT32と光ファイバLoで
接続し、テストカード13−1を含むRT32には、加
入者SUb−a〜SUb−nが接続する。
【0054】また、MD12内には、加入者情報対応テ
−ブルTを含む加入者情報管理手段12aと、試験加入
者決定手段12bが含まれる。CLE2は、LE20a
〜20nがそれぞれ収容する加入者に対する加入者情報
をCLE2内のデータベースで集中して管理している。
【0055】MD12は、CLE2と接続しているた
め、第1の加入者情報であるDN、L3Addres
s、V5inf IDを周期的に読み出すことができる
(または、CLE2側からの自動通知)。
【0056】次に加入者試験システム1aの動作につい
て説明する。図7は加入者試験システム1aの動作を示
すフローチャートである。ここでは、CLE2が収容し
ている加入者端末SUa−aと、AN30が収容してい
る加入者端末SUb−aとが通信中に障害が発生し、加
入者端末SUa−aからの苦情呼を受け付けるものとす
る。 〔S20〕保守者Mは、加入者端末SUa−aの利用者
との会話により、利用者から依頼された、調べてほしい
加入者端末のダイヤル番号DNを知る。 〔S21〕加入者試験端末11は、識別情報として、D
NをMD12へ送信する。 〔S22〕加入者試験端末11は、MD12を介して、
CLE2内のデータベースへアクセスし、DNを持つ加
入者端末がCLE2が収容しているものなのか、AN3
0が収容しているものなのかを検索して判断する。CL
E2配下ならステップS23へ、AN30配下ならステ
ップS24へ行く。 〔S23〕加入者試験端末11は、CLEが収容して
いる、DNを持つ加入者端末へ試験情報を送信して加入
者試験を行う。 〔S24〕MD12内の試験加入者決定手段12bは、
加入者情報対応テ−ブルTを用いて、受信した識別情報
であるDNから、TID/AIDへ変換し、試験加入者
のTID/AIDを決定する(MD12では、すでにC
LE2から第1の加入者情報を受信しているので、識別
情報としてはDNだけもらえればよい。また、第2の加
入者情報をCT31から受信することは図3と同様であ
る)。 〔S25〕テストカード13−1は、回線L以外の伝送
路を通じて、加入者試験端末11からの試験情報を受信
し、決定されたTID/AIDを持つ試験加入者に対し
て加入者試験を行う。
【0057】このように、加入者試験システム1aは、
識別情報として試験加入者のDNのみを送信するだけで
よいので、加入者試験システム1と比べて、加入者試験
端末11での通信制御が単純化され、より効率よく加入
者試験を行うことが可能になる。
【0058】次に加入者試験システム1を含むネットワ
ーク網について説明する。図8は加入者試験システム1
を含むネットワーク網を示す図である。局40a〜局4
0nはそれぞれ、加入者試験端末11aとLE20a〜
加入者試験端末11nとLE20nを含み、これらは互
いに接続する。加入者試験端末11a〜11nは、DD
N(Digital Data Network) 50と接続し、DDN50
はMD12と接続する。
【0059】MD12は、加入者情報対応テ−ブルTを
含む加入者情報管理手段12aと、試験加入者決定手段
12bと、から構成されている。MD12は、DDN6
0と接続する。DDN60は、X.25のパケット交換
通信網でもよい。
【0060】AN30a〜30nはそれぞれ、CT31
aとRT32a〜CT31nとRT32nを含み、これ
らは互いに接続する。CT31a〜CT31nは、DD
N60と接続する。また、LE20a〜LE20nは、
CT31a〜CT31nとそれぞれV5インタフェース
の回線La〜Lnで接続する。
【0061】このようなシステム構成に対し、局40a
〜局40nからAN30a〜30nへの加入者試験を行
う場合には、局40a〜局40nからDDN50を介し
て、DN、L3Address、V5inf IDが識
別情報として送信され、MD12で変換されて試験加入
者のTID、AIDが決定される。なお、詳細動作は図
5で説明した動作と同様なので省略する。
【0062】次に加入者試験システム1aを含むネット
ワーク網について説明する。図9は加入者試験システム
1を含むネットワーク網を示す図である。局40a〜局
40nはそれぞれ、加入者試験端末11aとLE20a
〜加入者試験端末11nとLE20nを含み、これらは
互いに接続する。加入者試験端末11a〜11nは、D
DN(Digital Data Network) 50と接続し、DDN5
0はMD12と接続する。
【0063】MD12は、加入者情報対応テ−ブルTを
含む加入者情報管理手段12aと、試験加入者決定手段
12bと、から構成されている(図示せず)MD12
は、DDN60と接続する。DDN60は、X.25の
パケット交換通信網でもよい。また、MD12は、CL
E2と接続し、CLE2はLE20a〜LE20nと接
続する。
【0064】AN30a〜30nはそれぞれ、CT31
aとRT32a〜CT31nとRT32nを含み、これ
らは互いに接続する。CT31a〜CT31nは、DD
N60と接続する。また、LE20a〜LE20nは、
CT31a〜CT31nとそれぞれV5インタフェース
の回線La〜Lnで接続する。
【0065】このようなシステム構成に対し、局40a
〜局40nからAN30a〜30nへの加入者試験を行
う場合には、局40a〜局40nからDDN50を介し
て、DNのみが識別情報として送信され、MD12で変
換されて試験加入者のTID、AIDが決定される。な
お、詳細動作は図7で説明した動作と同様なので省略す
る。
【0066】次に本発明の加入者試験方法について説明
する。本発明の加入者試験方法は、試験仕様が規定され
ていないインタフェースを持つ回線で接続する装置が収
容する加入者に対して加入者試験を行う。図10は本発
明の加入者試験方法の処理手順を示すフローチャートで
ある。 〔S30〕加入者の加入者情報を収集して一括管理す
る。 〔S31〕試験対象となる加入者である試験加入者の識
別情報を送信する。 〔S32〕識別情報により、加入者情報にもとづいて試
験加入者を決定する。 〔S33〕加入者試験に関する試験情報を、装置を接続
する回線以外の伝送路を通じて送信する。 〔S34〕決定された試験加入者に対して、試験情報に
もとづいて、加入者試験を行う。
【0067】以上説明したように、本発明の加入者試験
装置10及び加入者試験方法は、加入者情報を一括管理
し、試験加入者を決定する加入者情報制御手段12を設
けて、装置を接続する回線以外の伝送路を通じて、加入
者試験を行う構成とした。
【0068】これにより、試験仕様が規定されていない
インタフェースで接続する装置が収容する加入者へ加入
者試験を行う際にも、加入者試験端末1台で加入者試験
を行うことができ、保守者の作業効率及び保守品質の向
上を図ることが可能になる。
【0069】なお、上記の説明では、試験仕様が規定さ
れていないインタフェースとしてV5インタフェースを
例に説明したが、V5インタフェース以外の試験仕様が
規定されていないインタフェースに関しても本発明を同
様に適用できる。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の加入者試
験装置は、加入者情報を一括管理し、試験加入者を決定
する加入者情報制御手段を設けて、装置を接続する回線
以外の伝送路を通じて、加入者試験を行う構成とした。
これにより、試験仕様が規定されていないインタフェー
スで接続する装置が収容する加入者へ加入者試験を行う
際にも、加入者試験端末1台で効率のよい加入者試験を
行うことが可能になる。
【0071】また、本発明の加入者試験方法は、加入者
情報を一括管理し、試験加入者を決定して、装置を接続
する回線以外の伝送路を通じて、加入者試験を行う構成
とした。これにより、試験仕様が規定されていないイン
タフェースで接続する装置が収容する加入者へ加入者試
験を行う際にも、加入者試験端末1台で効率のよい加入
者試験を行うことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の加入者試験装置の原理図である。
【図2】加入者試験装置の動作手順を示すフローチャー
トである。
【図3】加入者試験装置を適用したシステム構成を示す
図である。
【図4】加入者情報対応テ−ブルの一例を示す図であ
る。
【図5】加入者試験システムの動作を示すフローチャー
トである。
【図6】加入者試験システムの変形例を示す図である。
【図7】加入者試験システムの動作を示すフローチャー
トである。
【図8】加入者試験システムを含むネットワーク網を示
す図である。
【図9】加入者試験システムを含むネットワーク網を示
す図である。
【図10】本発明の加入者試験方法の処理手順を示すフ
ローチャートである。
【図11】V5.1インタフェースの概略システム構成
を示す図である。
【図12】V5.2インタフェースの概略システム構成
を示す図である。
【図13】V5インタフェースにおける従来の加入者試
験のシステム構成を示す図である。
【符号の説明】 10 加入者試験装置 11 加入者試験制御手段 12 加入者情報制御手段 12a 加入者情報管理手段 12b 試験加入者決定手段 13 加入者試験実行手段 L 回線 M 保守者 SUa、SUb 加入者 SUa−a〜SUa−n、SUb−a〜SUb−n 加
入者端末 T 加入者情報対応テ−ブル
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K019 AA02 BA52 BA61 BB58 CA05 CB01 CC07 5K030 GA14 HA02 HC02 JA08 JA10 JL08 KA13 MA06 MA08 MC03 MD08 5K035 AA07 BB04 CC06 CC10 DD02 EE01 GG14 HH03 JJ04 KK04

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 試験仕様が規定されていないインタフェ
    ースを持つ回線で接続する装置が収容する加入者に対し
    て加入者試験を行う加入者試験装置において、 前記加入者試験に関する試験情報及び試験対象となる加
    入者である試験加入者の識別情報を送信し、試験制御を
    行う加入者試験制御手段と、 前記加入者の加入者情報を収集し、一括して管理する加
    入者情報管理手段と、 前記識別情報により、前記加入者情報にもとづいて前記
    試験加入者を決定する試験加入者決定手段と、から構成
    される加入者情報制御手段と、 前記装置を接続する前記回線以外の伝送路を通じて前記
    試験情報を受信し、決定された前記試験加入者に前記加
    入者試験を行う加入者試験実行手段と、 を有することを特徴とする加入者試験装置。
  2. 【請求項2】 前記加入者情報管理手段は、一方の装置
    の側が有している第1の加入者情報と、他方の装置の側
    が有している第2の加入者情報と、を収集して一括して
    管理することを特徴とする請求項1記載の加入者試験装
    置。
  3. 【請求項3】 前記加入者情報管理手段は、前記第1の
    加入者情報及び前記第2の加入者情報を対応させた、加
    入者情報対応テ−ブルを生成することを特徴とする請求
    項2記載の加入者試験装置。
  4. 【請求項4】 前記加入者情報管理手段は、前記第1の
    加入者情報及び前記第2の加入者情報の更新時、自動的
    に整合をとって更新することを特徴とする請求項2記載
    の加入者試験装置。
  5. 【請求項5】 前記加入者試験制御手段は、前記一方の
    装置の側に配置された場合は、前記識別情報として前記
    第1の加入者情報を、前記他方の装置の側に配置された
    場合は、前記識別情報として前記第2の加入者情報を、
    前記加入者情報制御手段へ送信することを特徴とする請
    求項2記載の加入者試験装置。
  6. 【請求項6】 前記加入者試験制御手段は、前記加入者
    情報制御手段が前記装置に接続する場合は、前記識別情
    報として前記試験加入者のダイヤル番号を、前記加入者
    情報制御手段へ送信することを特徴とする請求項1記載
    の加入者試験装置。
  7. 【請求項7】 V5インタフェースを持つ回線で接続す
    る交換機と加入者装置に対し、前記交換機及び前記加入
    者装置が収容する加入者に対して加入者試験を行う加入
    者試験装置において、 前記加入者試験に関する試験情報及び試験対象となる加
    入者である試験加入者の識別情報を送信し、試験制御を
    行う加入者試験制御手段と、 前記加入者の加入者情報を収集し、一括して管理する加
    入者情報管理手段と、 前記識別情報により、前記加入者情報にもとづいて前記
    試験加入者を決定する試験加入者決定手段と、から構成
    される加入者情報制御手段と、 前記交換機と前記加入者装置を接続する前記回線以外の
    伝送路を通じて前記試験情報を受信し、決定された前記
    試験加入者に前記加入者試験を行う加入者試験実行手段
    と、 を有することを特徴とする加入者試験装置。
  8. 【請求項8】 前記加入者情報管理手段は、前記交換機
    の側が有している第1の加入者情報と、前記加入者装置
    の側が有している第2の加入者情報と、を収集して一括
    して管理することを特徴とする請求項7記載の加入者試
    験装置。
  9. 【請求項9】 前記加入者情報管理手段は、前記第1の
    加入者情報及び前記第2の加入者情報を対応させた、加
    入者情報対応テ−ブルを生成することを特徴とする請求
    項8記載の加入者試験装置。
  10. 【請求項10】 前記加入者情報管理手段は、前記第1
    の加入者情報及び前記第2の加入者情報の更新時、自動
    的に整合をとって更新することを特徴とする請求項8記
    載の加入者試験装置。
  11. 【請求項11】 前記加入者試験制御手段は、前記識別
    情報として前記第1の加入者情報を、前記加入者情報制
    御手段へ送信することを特徴とする請求項8記載の加入
    者試験装置。
  12. 【請求項12】 前記加入者試験制御手段は、前記識別
    情報として前記試験加入者のダイヤル番号を、前記加入
    者情報制御手段へ送信することを特徴とする請求項7記
    載の加入者試験装置。
  13. 【請求項13】 試験仕様が規定されていないインタフ
    ェースを持つ回線で接続する装置が収容する加入者に対
    して加入者試験を行う加入者試験方法において、 前記加入者の加入者情報を収集して一括管理し、 試験対象となる加入者である試験加入者の識別情報を送
    信し、 前記識別情報により、前記加入者情報にもとづいて前記
    試験加入者を決定し、 前記加入者試験に関する試験情報を、前記装置を接続す
    る前記回線以外の伝送路を通じて送信し、 決定された前記試験加入者に対して、前記試験情報にも
    とづいて、前記加入者試験を行うことを特徴とする加入
    者試験方法。
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