JP2000244429A - 衛星放送信号の放送及び受信方法並びに衛星放送システム - Google Patents

衛星放送信号の放送及び受信方法並びに衛星放送システム

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JP2000244429A JP2000037109A JP2000037109A JP2000244429A JP 2000244429 A JP2000244429 A JP 2000244429A JP 2000037109 A JP2000037109 A JP 2000037109A JP 2000037109 A JP2000037109 A JP 2000037109A JP 2000244429 A JP2000244429 A JP 2000244429A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 CDM衛星放送システムでの同調方式の改
善。 【解決手段】 1つ以上の衛星110、120を有する
衛星放送システム100がプログラム信号を放送するた
めに、プログラム信号を第1のインタリーブ機構を用い
てインタリーブ処理して、第1のインタリーブ遅れを有
する第1のインタリーブされた信号を生成し、プログラ
ム信号を第2のインタリーブ機構を用いてインタリーブ
処理して、第1のインタリーブ遅れよりも短い第2のイ
ンタリーブ遅れを有する第2のインタリーブされた信号
を生成し、第1のインタリーブされた信号を、少なくと
も第1の直交符号を用いて1つの搬送周波数で放送し、
第2の直交符号を用いてその1つの搬送周波数で、第2
のインタリーブされた信号を同調信号として放送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、概して衛星放送の
手法に関し、詳しくは符号分割多元接続(CDMA)技
術に関する。
【0002】
【従来の技術】プログラムの内容を送信するための衛星
放送システムが世界の多くの地域でますます普及して来
ている。直接放送衛星(DBS)システムが、例えば、
テレビプログラムの内容を静止衛星に送信し、その静止
衛星が逆にそのプログラムの内容を顧客に放送してよこ
す。このような無線放送環境においては、送信されたプ
ログラムは適切なアンテナ、すなわち衛星放送用パラボ
ラアンテナを用いて誰でも受信できる。
【0003】加えて、米国本土のような広範な受信区域
において静止衛星から顧客へオーディオプログラムの内
容を放送するために多数の衛星放送システムが提案さ
れ、又は示唆されて来ている。テレビ及びオーディオの
内容についての衛星放送システムでは、潜在的には全国
的な受信区域が得られ、したがってこれにより、地域的
な受信しかできない通常の地上波テレビ局及びAM/F
Mラジオ局も広く改善される。
【0004】符号分割多元接続(CDMA)技術は、同
一搬送周波数で多数のプログラムチャネルを送信できる
として衛星放送システムに対して提案されて来ている。
CDMA手法では、同一搬送周波数で多数の情報信号が
送信され、独自の直交符号でチャネルを符号化すること
により各プログラムチャネルが区別される。
【0005】CDラジオ社が、オーディオサービスを行
うために2個の衛星と一群の中継器を有する衛星放送シ
ステムを提案している。このCDラジオ社のシステムは
例えば、米国特許(特許番号:5,278,863;
5,319,673;5,485,485;及び5,5
92,471)に述べられている。
【0006】先進工業国では、移動受信機と衛星及び中
継器上の送信機との間の直接の見通し線(LOS)が例
えば、道路の立体交差部又はその他の構造物によってさ
えぎられることがあり得る。
【0007】このため、多くの衛星放送システムでは、
通信の見通し線がさえぎられた場合に受信が中断されな
いように、各プログラムチャネル(通信路)のプログラ
ムの、正規の時間通りの(on-time) (すなわち遅れの
ない)信号(以下、無遅延版信号とも称する)と共に、
正規の信号に遅れを加えた信号(以下、遅延版信号とも
称する)を送信している。
【0008】米国特許出願(出願番号:09/220,
722;1998年12月24日出願;本出願の米国で
の親出願)に、各プログラムチャネルの無遅延版及び遅
延版信号の両方を同じ衛星から送信する符号分割多重
(CDM)衛星放送システムが開示されている。
【0009】ディジタル放送の場合には、放送環境の性
質から、失われた記号(symbol)又はパケットのフィー
ドバック或いは再送信は望ましい解決法ではない。した
がって、放送環境でのフェーディング(信号強度の時間
的変動)又はパケット損失に対抗するために、畳込み符
号又はブロック符号のような順方向誤り訂正方式が用い
られて来ている。
【0010】順方向誤り訂正方式では、送信された信号
が保護され、信号の一部が誤りを含んで受信された場合
でもその誤りが、より好ましい状況下で受信される他の
送信された情報を用いて訂正又は最小化できる。畳込み
符号方式では、これと共に適切なインタリーブ(interl
eave)処理が用いられれば、比較的遅いフェーディング
による受信誤りが効果的に低減される。インタリーブ処
理は、或る時間長さにわたって信号をスクランブル(特
殊変調)する処理である。
【0011】畳込み符号が適切に作動するには、受信機
において信号チャネル復号器(デコーダ)に供給される
連続記号が相関関係にないことが必要である。例えば、
連続記号が、送信中、時間的に相互に分離される必要が
ある。このような分離はインタリーブ処理などによって
生じる。
【0012】もしブロック符号化された記号が送信前に
多数のブロックの存続時間にわたってインタリーブされ
る場合、失われたパケットに付随する記号は受信機によ
ってインタリーブ状態を解除され、異なる多数の符号化
されたブロックにわたって散在して見いだされる。した
がって、符号化されたブロックの各々に生じる記号の数
が減少し、これに対応して、送信された信号内の全ての
記号誤りが、選択された1つのブロック符号によって訂
正される見込み、が増大する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかし、インタリーブ
長さが長いと、受信機を放送プログラムに初めて同調さ
せるときに時間遅れが大きくなる。その理由は、本来の
プログラム内容の復号化及び再生が、インタリーブされ
たパケット全体が受信機にバッファ処理又は格納された
後でなければ開始できないためである。
【0014】受信における信号受信とプログラム再生と
の間の5〜6s(秒)程度までの遅れは、受信機が1つ
のプログラムに同調し続ける限りユーザに気付かれない
が、プログラムを選択するために初めて受信機を同調さ
せる場合、又は別のプログラムを選択するために同調し
直す場合には、この程度の遅れは許容できず、多くとも
数分の一秒の遅れならば許容可能である。
【0015】すなわち、インタリーブ長さが長いと、プ
ログラムソース信号がフェーディング及び雑音による誤
りが最少になる状態での送信、受信、復号化及び再生を
確実にする助けとなるが、もし受信機をいくつもの異な
るプログラムに同調させ、又は切り換える際に受信機に
おけるプログラム復号化の遅れを最少にすべき場合に
は、インタリーブ長さを比較的短くする必要がある。
【0016】米国特許(出願番号:09/203,66
3;1998年12月2日出願;本出願の米国での親出
願)に、受信機を初めてプログラムソースに同調させる
ときに受信機が最短の遅れでプログラムソースを再生で
きるようにする手法が開示されている。一般に、対応す
る主プログラムチャネルよりも短いインタリーブ長さを
用いる同調チャネルが、各プログラムチャネルに用意さ
れる。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明により課題を解決
するための手段は、概略的には、オーディオ情報又は映
像情報のようなプログラム内容を、符号分割多重(CD
M)技術に基づき1つ以上の静止衛星を用いて放送する
CDM衛星送信システム、すなわち、衛星放送システム
である。このCDM衛星放送システムはオプションとし
て1つ以上の地上中継器を有する。
【0018】短期間のフェーディングによる信号損失を
除去するために、CDM衛星放送システムではCDMチ
ャネル上での放送に先立ち、順方向誤り訂正方式及びイ
ンタリーブ処理を利用する。信号をインタリーブ化する
インタリーブ処理は、インタリーブ機構(interleave
r) を用いて行われる。移動受信機が、受信された信号
について、インタリーブ解除機構(de-interleaver)を
用いて、対応する時間長さにわたってインタリーブ状態
を解除し、インタリーブ状態を解除された信号をチャネ
ル復号器に供給する。
【0019】本発明の一態様によれば、CDM衛星放送
システムでは、選択されたプログラムチャネルに初めて
移動受信機が同調する際に遅れを減少させる同調チャネ
ルが、各プログラムチャネルに対応して設けられる。同
調チャネルにおいては、インタリーブ処理の場合、対応
する主プログラムチャネルよりも短いインタリーブ長さ
を用いる。本説明において、「同調チャネル」とは、対
応する主プログラムチャネルよりも短いインタリーブ遅
れを用いて、対応する主プログラムチャネルの少なくと
も一部分を送信するチャネルを意味する。
【0020】したがって、従来の技術では、移動受信機
が、インタリーブ長さに対応する時間長さを待たなけれ
ば受信された信号を復号化できず、その結果、新たなプ
ログラムが選択されるたびにその新たなプログラムを再
生するまでに少なくともインタリーブ長さに等しい遅れ
が生じるという欠点があるが、本発明によればこの点が
改良される。
【0021】本発明の一実施例においては、CDM衛星
放送システムは、送信見通し線がさえぎられた場合に受
信が中断されないように、プログラム信号のオーディオ
出力の正規の時間通りの(on-time) (すなわち遅れの
ない)無遅延版信号と共に、正規の信号に4sの遅れを
加えた遅延版のプログラム信号を送信する。
【0022】概略的には、これら無遅延版及び遅延版信
号によって、受信された信号の損失が発生する時間長さ
よりも長い時間長さにわたって時間ダイバーシチ(time
diversity)が得られるように構成される。オーディオ
出力の無遅延版信号は第1の衛星によって送信され、遅
延版信号は第2の衛星によって送信される。
【0023】本発明の一実施例においては、同調チャネ
ルとして、拡張可能型オーディオ符号化方式(scalable
audio coding scheme)のコア層、C(n)、が用いられ
る。コア層C(n)は単独に復号化すること可能である
が、同方式のエンハンス層 (enhancement layer)、E
(n)、の場合には復号化の際により高い品質の再生が得
られる。したがって、CDM衛星放送システムのユーザ
が同調及びプログラム選択を行う目的には、コア層によ
るプログラム再生を用いると直ちに再生が可能である。
【0024】更に、本実施例においては同調チャネルと
して、オーディオ出力の遅延版信号のコア層C2(n)が
用いられる。インタリーブ処理を行うインタリーブ機構
としては、無遅延版信号のコア層C1(n)及びエンハン
ス層、E1(n) 並びに無遅延版信号のエンハンス層E
2(n) には4sの持続時間を有するブロックインタリー
ブ機構(block interleaver) を用いるが、同調チャネ
ルである遅延版信号のコア層C2(n) は500msの持
続時間を有するブロックインタリーブ機構を用いる。
【0025】本発明及びその更なる特長をより完全に理
解できるように、以下に図面を参照して詳細に説明す
る。
【0026】
【発明の実施の形態】図1に本発明に基づくCDM衛星
放送システム100を例示する。CDM衛星放送システ
ム100が、移動受信機150のような1つ以上の移動
局にアップリンク局(図示しない)からディジタルの音
楽及びその他のオーディオ情報を送信する。複数のオー
ディオチャネルが、符号分割多元接続(CDMA)技術
を用いて1つの搬送周波数上に多重化される。
【0027】本説明では、衛星放送システム100が放
送モードで作動するため、「符号分割多元」(CDM)
の用語を使用する。コンパクトディスク(CD)の品質
の音楽には概してビット誤り率が最高でも10-5である
ことが望まれる。
【0028】図1に示すように、例示のCDM衛星放送
システム100は、放送モードで作動する2つの衛星す
なわち第1の衛星110及び第2の衛星120を有す
る。衛星110、120は、地球に対して静止するよう
に設計され、静止システムの要件で決まる適切な仰角
で、米国東部及び西部のような、望む地理的受信区域の
上方に位置する。
【0029】加えて、例示のCDM衛星放送システム1
00はオプションとして、下に説明する、地上中継器1
40のような、複数の地上中継器を有する。これらの中
継器は、衛星110、120と移動受信機150との間
の直接の見通し線が仰角及び高層ビルの陰によってさえ
ぎられることがあり得るような、密集した都市内区域で
作動することになる。
【0030】各地上中継器140と少なくとも1つの衛
星110、120との間は見通し線で結ばれるように設
計される。地上中継器140は、有線回線又はマイクロ
波リンクのような周知の技術的手段によって、衛星から
又はスタジオから直接に情報を取り出す。しかし、この
技術の当業者に明らかなように、本発明は、第2の衛星
120のような、1つの衛星のみを有するCDM衛星放
送システム100としても実現が可能なことを注記した
い。
【0031】図示実施例において、移動受信機150と
衛星110、120のうちの1つ又は両方と地上中継器
140との間の直接の見通し線が、道路の立体交差部又
はその他の構造物によってさえぎられることがあり得
る。このようなさえぎられる状態は概して、1s乃至2
sよりも長くは続かないことが観察されている。
【0032】したがって、CDM衛星放送システム10
0は、送信見通し線がさえぎられた場合に受信が中断さ
れないように、プログラム信号のオーディオ出力の無遅
延版信号と共に、正規の信号に4sの遅れを加えた遅延
版のプログラム信号を送信する。
【0033】概略的には、これら無遅延版及び遅延版信
号によって、受信された信号の損失が発生する時間長さ
よりも長い時間長さにわたって時間ダイバーシチが得ら
れるように構成される。移動受信機が、無遅延版及び遅
延版の両方のチャネルを復号化して組み合わせる。図示
の実施例において、第1の衛星110のような1つの衛
星がオーディオ出力の無遅延版を送信し、第2の衛星1
20のような他方の衛星がオーディオ出力の遅延版を送
信する。
【0034】下で更に述べるように、CDM衛星放送シ
ステム100は、CDMチャネル上での無遅延版及び遅
延版の信号の放送に先立ち、順方向誤り訂正方式及びイ
ンタリーブ処理を利用する。移動受信機150が、受信
された信号について、対応する時間長さにわたってイン
タリーブ状態を解除し、インタリーブ状態を解除された
信号をチャネル復号器に供給する。無遅延版及び遅延版
の両方の信号をインタリーブ処理することで、短期間の
フェーディングによる信号損失が除去される。
【0035】前に示したように、もし例示のインタリー
ブ長さが4sの場合、移動受信機150は、インタリー
ブ状態を解除された信号を直ぐ復号化することができ
ず、その前に、インタリーブ解除機構(de-interleave
r)がインタリーブ状態を解除された記号を出力するた
めに必要な対応する4sの時間を待たなければならな
い。
【0036】前に示したように、従来の移動受信機が或
るプログラムに初めて同調し又は1つのプログラムから
別のプログラムに切り換える場合、復号化を始める前に
4sのインタリーブ状態解除処理が行われなければなら
ない。したがって、新たなプログラムが選択されるたび
にその新たなプログラムを再生するまでに、ユーザは少
なくとも4s待たなければならない。
【0037】本発明の一態様によれば、CDM衛星放送
システム100では、選択されたプログラムチャネルに
初めて移動受信機が同調する際に遅れを減少させる同調
チャネルが各プログラムチャネルに対応して設けられ
る。同調チャネルでは、インタリーブ処理の場合、対応
する主プログラムチャネルよりも短いインタリーブ長さ
を用いる。
【0038】前に述べたように、本説明において、「同
調チャネル」とは、対応する主プログラムチャネルより
も短いインタリーブ遅れを用いて、対応する主プログラ
ムチャネルの少なくとも一部分を送信するチャネルを意
味する。
【0039】衛星110、120が、例えば強固な無線
周波数リンクを経由してスタジオから放送信号を受信
し、その信号を搬送周波数に下方変換してから放送す
る。地上中継器140が、有線回線又はマイクロ波リン
クのような周知の技術的手段によって、衛星から又はス
タジオから直接に情報(信号)を取り出す。衛星11
0、120及び地上中継器140が、下で図4を参照し
て述べるのと同じ又は類似の送信機400及び多重化技
術を用いて信号を放送する。
【0040】本発明においては特定の符号化方式を用い
る必要はないが、代表的な「拡張可能型オーディオ符号
化方式」が文献(J. Herra et al., "The Integrated F
ilterbank Based Scalable MPEG-4 Audio Coder," 105t
h Audio Engineering Society (AES) Convention (Sep
t. 1998)) に述べられている。
【0041】図2に示すように、この拡張可能型オーデ
ィオ符号化方式は、コア層、C(n)、及び1つ以上のエ
ンハンス層、E(n)、を有する。コア層C(n)は単独に
復号化すること可能であるが、エンハンス層E(n)の場
合には復号化の際により高い品質の再生が得られる。
【0042】本発明の一実施例では、コア層C(n)が同
調チャネルとして用いられる。したがって、CDM衛星
放送システムのユーザが同調及びプログラム選択を行う
目的には、コア層によるプログラム再生を行うと直ちに
再生が可能である。例示実施例においては、オーディオ
符号化レートは96kbpsで、そのうち32kbps
がコア層C(n)に、そして64kbpsがコア層C(n)
に割り当てられる。
【0043】図2は、従来のCDM衛星放送システムに
ついての無遅延版信号路及び遅延版信号路に対する送信
時間を示す。図2に示すように、信号は4s単位のデー
タブロックからなる。図中、C(n)及びE(n)は、n番
目の4sブロックにおけるチャネル符号化されたコア層
データ及びエンハンス層データをそれぞれ表す。信号2
10は、インタリーブ処理段階前のコア層ブロック及び
エンハンス層ブロックに対応する。
【0044】信号220はインタリーブされた無遅延版
信号に、そして信号230はインタリーブされた遅延版
信号にそれぞれ対応する。尚、この技術の当業者には明
らかなように、無遅延版信号220及び遅延版信号23
0は各々、衛星110、120のうちの1つ又は両方に
よって送信することが可能である。
【0045】上に述べたように、例示実施例において
は、第1の衛星110のような1つの衛星がオーディオ
出力の無遅延版信号220を送信し、第2の衛星120
のような他方の衛星がオーディオ出力の遅延版信号23
0を送信する。更に、オーディオ出力の遅延版信号23
0のコア層C2(n) が同調チャネルとして用いられる。
【0046】そして、無遅延版信号220のコア層C
1(n)及びエンハンス層E1(n)並びに無遅延版信号23
0のエンハンス層E2(n) は4sの持続時間を有するブ
ロックインタリーブ機構を用い、同調チャネルである遅
延版信号230のコア層C2(n) は500msの持続時
間を有するブロックインタリーブ機構を用いる。
【0047】無遅延版信号220のコア層C1(n)及び
エンハンス層E1(n)は、信号210のコア層C(n)及
びエンハンス層E(n)を4sの時間長さにわたってイン
タリーブ処理することによって得られ、時間長さ[4n
+4,4n+8](時点「4n+4」から時点「4n+
8」までの時間長さ)の間に送信される。遅延版信号2
30のコア層C2(n)及びエンハンス層E2(n)は、信号
210のコア層C(n)及びエンハンス層E(n)を4sの
時間長さにわたってインタリーブ処理することによって
得られ、時間長さ[4n+8,4n+12]の間に送信
される。
【0048】受信機においては、[4n+12]に等し
い時点に、C2(n)及びE2(n)に対応する遅延版信号路
からの、インタリーブ状態を解除された出力が、C
1(n)及びE1(n)に対応する無遅延版信号路からのイン
タリーブ状態を解除された出力と組み合わされる。尚、
1(n) 及びE1(n) は無遅延版信号の成分であり、そ
れらの成分からの、インタリーブ状態を解除された出力
は[4n+8]に等しい時点に利用可能となる。この組
み合わせ信号は、それからコア層及びエンハンス層につ
いてのチャネル復号器に供給される。
【0049】時間長さ[4n+4,4n+8]の間に道
路立体交差部により信号が失われた場合には、この信号
損失はC1(n)、 E1(n)、 C2(n+1) 及びE2(n+
1)に影響を及ぼす。しかしC2(n)、E2(n)、C1(n
−1)及びE1(n−1)は影響を受けないため、この従来
の技術によるインタリーブ方式は満足できる動作を行
う。
【0050】前に述べたように、図2の信号220、2
30を生成するために用いられる例示のインタリーブ機
構は、4sの長さである。したがって、受信機における
インタリーブ遅れは少なくとも4sである。ユーザがオ
ーディオチャネルを変更する場合、受信機は少なくとも
4sの間、到来データをバッファ処理しなければなら
ず、これにより、最短でも4sの同調遅れが生じる。
【0051】例えば、もしユーザがオーディオチャネル
を[4n+9]の時点に変更した場合(図2)、新たな
チャネルに対応する受信されたデータは、時間長さ[4
n+9,4n+12]の間は使用できない。時間長さ
[4n+12,4n+16]の間、無遅延版信号路から
のC1(n+2)及びE1(n+2)と、遅延版信号路からの
2(n+1) 及びE2(n+1) とが受信機に格納され
る。
【0052】次に、時間長さ[4n+16,4n+2
0]の間、遅延版信号C2(n+1) 及びE2(n+1) は
復号化してオーディオ出力部において演奏することがで
きない。尚、無遅延版信号路からの信号と遅延版信号路
からの信号との両方を組み合わせて得られる組み合わせ
信号は、[4n+20]に等しい時点に初めて利用可能
となる。したがって、チャネル変更は[4n+9]の時
点に要求されたが、従来の方法を用いた場合には信号は
[4n+16]に等しい時点になって初めて得られるこ
とになる。
【0053】図3は、本発明に基づく、同調チャネルで
のインタリーブ処理方式を説明する略図である。信号3
10は、インタリーブ処理段階前のコア層ブロック及び
エンハンス層ブロックに対応する。信号320はインタ
リーブされた無遅延版信号に、そして信号330はイン
タリーブされた遅延版信号にそれぞれ対応する。
【0054】例示実施例においては、オーディオ出力の
遅延版信号330のコア層C2(n)のみが同調チャネル
として用いられるため、無遅延版信号320は、図2の
従来のインタリーブ処理方式の場合と同じである。オー
ディオ出力の遅延版信号330のコア層C2(n) は、主
チャネルについて用いられる4sのインタリーブ遅れで
はなく、500msのようなより短いインタリーブ遅れ
でインタリーブ処理される。
【0055】図3において、Ci(n) は[4n+ .5
(i−1),4n+ .5i]、時間長さ[4n+ .5(i
−1),4n+ .5i]の間のチャネル符号化されたコ
ア層データのブロックを表す。ここに、iは1と8との
間の整数である。[4n+12]に等しい時点に、無遅
延版信号の成分C1(n) 及びE1(n) 並びに遅延版信号
路からのE2(n) が受信機において利用可能である。し
たがって、[4n+12]に等しい時点において、エン
ハンス層E1(n) 及びE2(n) を組み合わせてチャネル
復号器に供給することが可能である。
【0056】しかし、遅延版信号330からの、対応す
るコア層データC2(n) は、次の4sの時間長さにおい
てのみ利用可能になる。[4n+12+ .5i]に等し
い時点に、C2 i(n)がインタリーブ状態を解除されて、
無遅延版信号320からのC 1 i(n)に対応するデータス
トリームと組み合わされる。この組み合わされた信号は
コア層データに対するチャネル復号器に供給される。
【0057】ユーザが[4n+9]に等しい時点でチャ
ネルを変更した場合、500ms後に、遅延版信号路の
コア層C2 3(n)がチャネル復号器に利用可能である。
尚、前にも述べたが、同調チャネルはコア層データのみ
を含む。[4n+12]に等しい時点で、受信機がC
1(n+2)、 E1(n+2)、 及びE2(n+1) のバッフ
ァ処理を開始する。[4n+16]に等しい時点まで
は、利用可能な符号化されたデータは同調チャネルデー
タのみである。
【0058】時間長さ[4n+16+ .5,4n+2
0]の間は、遅延版信号路のコア層C 2(n+1) 及びエ
ンハンス層E2(n+1) が利用可能であり、最終的に
[4n+20+ .5]に等しい時点で、全ての層がチャ
ネル復号器に利用可能となる。したがって、本発明によ
れば、500msから1sまでの間で変化する同調遅れ
を有する効果的な同調チャネルが得られる。
【0059】図4に示すように、各送信機400は、n
個の情報チャネルを与えるn+1個の情報ソース410
−0〜410−nを有する。例示実施例においては、ゼ
ロ番目のチャネルはパイロット信号用に取り置かれてい
る。パイロットチャネルによって、移動受信機150が
最初にターンオンされた後に移動局が順方向CDMチャ
ネルのタイミングをとることが可能となる(初期パイロ
ット検出)。
【0060】加えて、パイロットチャネルは、コヒーレ
ントな復調についての位相基準値を与えることにより信
号全体の品質を向上させる(連続パイロット検出)。I
S−95に基づき、パイロットチャネルは無変調で、
「オール1」 (all 1's)であって直交符号「0」が割
り当てられ、この直交符号も又1シーケンスである。
【0061】パイロット信号は直交拡散符号器430に
おいて直交拡散符号により符号化される。直交拡散符号
の長さは送信すべき無遅延版チャネル及び遅延版チャネ
ルの数に基づいて定められ、2の「べき数」である必要
はない。
【0062】2の「べき数」ではない長さを有する直交
拡散符号を用いた「スペクトル拡散通信方式」の詳細説
明については、米国特許出願(出願番号:09/18
4,613;1998年11月2日出願;名称:A Meth
od And Apparatus For Achieving Channel Variability
In Spread Spectrum Communication Systems)を参照
されたい。
【0063】その後、電力割り当て部440において送
信機が利用可能な電力を、パイロットチャネル及びオー
ディオチャネルに割り当てる。一実施例では、各情報ソ
ース410−0〜410−nが、米国特許第5,73
2,189号に述べられているような知覚オーディオ符
号器を用いて符号化される。一実現例においては、オー
ディオ符号器(410−0〜410−n)がディジタル
情報を96kbpsで出力する。
【0064】その後、各オーディオチャネルが、送信機
400のi番目のサブユニットに対応する送信部500
−iのような、対応する送信部500によって処理され
る。送信部500については図5に関連して下で述べ
る。
【0065】各送信部500の拡散信号出力が信号集計
部460により集計された後、疑似雑音符号拡散符号器
470(psuedo-noise spreading )において疑似雑音
符号拡散符号化が直角位相で且つ同相で行われる。波形
形成部480において波形形成が、例示実施例において
は12.5MHzの帯域幅を用いて適切なナイキスト・
ロールオフで行われる。それから、搬送周波数変換送信
部490 において信号が、搬送周波数Fcに変換され、
送信される。
【0066】尚、もしいくつかのチャネルが音声のみを
含むことが判っている場合には、音声動作ファクタを利
用して、音声チャネルの電力レベルを下げ、CDMリン
ク容量を増加させることが可能である。
【0067】図5に送信部500の並列実現例を示す。
前に述べたように、オーディオ出力の遅延版信号230
のコア層C2(n) が例示実施例の同調チャネルとして用
いられる。したがって、送信部500は主プログラムチ
ャネルを符号化及び送信するための主チャネル(パス)
及び同調チャネルを有するが、同調チャネルはオーディ
オ出力の無遅延版信号220に連関する送信に対しては
不使用とする。
【0068】図5に示すように、送信部500はオーデ
ィオ符号器510を有する。このオーディオ符号器51
0は例えば、上記文献(J. Herra er al.による) に述
べられている拡張可能型オーディオ符号化方式の符号器
である。送信部500は更に、遅れT1を付加するよう
に構成された遅れ付加部515を有する。
【0069】もし送信部500がプログラムソースの遅
延版信号を生成している場合(例示実施例の、第2の衛
星120)、T1の値は4sに設定される。もし送信部
500がプログラムソースの無遅延版信号を生成してい
る場合(例示実施例の、第1の衛星110)、T1の値
はゼロ(0)に設定される。
【0070】オーディオ符号化された信号は第1の順方
向誤り訂正(FEC)符号器520の入力部に供給され
る。第1の順方向誤り訂正符号器520は、例えば、既
知レートの1/2畳込みブロック符号を供給し、これ
で、雑音バーストにより失われたビット又は記号の復元
が可能となる。したがって、もしオーディオ符号化され
た信号が96kbpsの場合、第1の順方向誤り訂正符
号器520の出力は192kbpsとなる。
【0071】第1の順方向誤り訂正符号器520からの
符号化された信号出力は、主チャネル上の第1のインタ
リーブ機構530に供給される。第1のインタリーブ機
構530は、符号化された信号ストリームの連続する信
号ビット又は記号を第1の遅れ時間長さD1にわたって
スクランブルするように構成される。このスクランブル
は、信号が、或る与えられたチャネル上で放送されると
きに予想される信号フェーディングの影響を克服するた
めに行われる。例示実施例では、D1の値は衛星11
0、120の両方に対して4sである。
【0072】第1のインタリーブ機構530によって生
成された信号は、それから拡散変調部560において直
交拡散符号で符号化され変調される。前にも述べたが、
直交拡散符号の長さは2の「べき数」である必要はな
い。
【0073】2の「べき数」ではない長さを有する直交
拡散符号を用いた「スペクトル拡散通信方式」の詳細説
明については、米国特許出願(出願番号:09/18
4,613;1998年11月2日出願;名称:A Meth
od And Apparatus For Achieving Channel Variability
In Spread Spectrum Communication Systems)を参照
されたい。
【0074】第1の順方向誤り訂正符号器520からの
符号化された信号出力は又、同調チャネル上の第2のイ
ンタリーブ機構540にも供給される。図5に示すよう
に、別の実現例として、オプションの、第2の順方向誤
り訂正符号器525を用いて、同調チャネル用の別の誤
り訂正方式を設けてもよい。
【0075】本発明によれば、同調チャネル上の第2の
インタリーブ機構540は、主チャネル上の第1のイン
タリーブ機構530の遅れ時間長さよりも短い第2の遅
れ時間長さ(インタリーブ長さ)D2を有する。したが
って、もし送信部500がプログラムソースの遅延版信
号と、同様に同調チャネルとを生成している場合(例示
実施例の、第2の衛星120)、D2の値は500ms
に設定される。
【0076】しかし、もし送信部500がプログラムソ
ースの無遅延版信号を生成していて、同調チャネルを扱
わない場合(例示実施例の、第1の衛星110)、D2
の値は4sに設定される(コア層を4sのインタリーブ
長さで送信)。
【0077】第2のインタリーブ機構540から出力さ
れた信号は、遅れ付加部550に供給される。遅れ付加
部550は、第1のインタリーブ機構530の遅れ時間
長さにほぼ等しい時間遅れT2を付加するように構成さ
れる。
【0078】したがって、例示実施例においては、もし
送信部500が同調信号を送信している場合には(第2
の衛星120)、遅れ付加部550によって付加される
遅れT2は概略7.5sである(4sから同期のための
500msを差し引き、エンハンス層からのオフセット
(偏差)4sを加える)。もし送信部500が無遅延版
信号を送信している場合には(第1の衛星110)、T
2はゼロである。
【0079】同調チャネルを設けることにより、CDM
衛星放送システム100が初めてプログラムソースに同
調する場合に受信機におけるプログラムソースの再生が
容易になる。
【0080】第2のインタリーブ機構540によって生
成され、遅れを付加された信号はそれから、拡散変調部
590において直交拡散符号を用いて符号化され、変調
される。例示実施例においては、オーディオ出力の遅延
版信号230の、インタリーブされ、符号化された64
kbpsコア層C2(n) が同調チャネルとして用いられ
るが、この例示実施例では拡散変調部590が64kb
psのレートで符号化を行う。
【0081】図5に示す並列送信部においては、主チャ
ネル上で複数の拡散変調部560−nが用いられる。例
示実施例では、インタリーブ機構540によって生成さ
れた、インタリーブされ符号化された信号は、エンハン
ス層に128kbpsのレートが割り当てられる。
【0082】図5に示す並列送信部は、各々が64kb
psのデータレートで符号化を行う2つの拡散変調部5
60−1、560−2を有する。したがって、多重符号
(マルチコード)方式が実現され、64kbpsのオー
ディオ入力チャネルが2つの32kbpsオーディオサ
ブチャネル(560−1、560−2)に分割され、別
個の識別シーケンス(signature sequence)が各サブチ
ャネルに割り当てられる。拡散変調部560−nは各々
が、エンハンス層に付随する。
【0083】尚、コア層についての64kbpsの符号
化されたデータは、無遅延版信号については4sのイン
タリーブ機構を、遅延版信号については500msのイ
ンタリーブ機構を、それぞれ用いて同調チャネル上で送
信される。このようにして、主チャネルについての拡散
変調部560−nの各々と同調チャネルについての拡散
変調部590とは同じインタリーブ長さを有することに
なる。
【0084】図6に送信部(直列実現例)500’を示
す。図6に示す構成要素は各々、図5に関連して上に述
べた対応する構成要素と同一に機能する。図6に示す直
列送信部においては、主チャネル上では1つだけの拡散
変調部が用いられる。例示実施例では、インタリーブ機
構530によって生成された、インタリーブされ符号化
された信号は、エンハンス層に128kbpsのレート
を有し、これに加えてコア層に64kbpsが割り当て
られる。
【0085】図7及び図8に、CDM衛星放送システム
100(図1)用の、構成を並列にした並列受信機70
0及び直列にした直列受信機700’をそれぞれ示す。
図7に示すように、受信された信号(アナログディジタ
ル変換器によってディジタル信号に変換されている)が
並列実現例においては一群のレーキ受信機710−n
(rake receivers)に供給される。
【0086】レーキ受信機710−nは各々、一群のフ
ィンガを有し、各フィンガは無遅延版信号、遅延版信
号、及びパイロット信号に対応して処理を行う。すなわ
ち、レーキ受信機710−nは、同じ主チャネルの無遅
延版信号及び遅延版信号を追跡できる複合フィンガを有
する。レーキ受信機710−6(直列実現例では710
−d)は、同調チャネルを追跡できる複合フィンガを有
する。
【0087】第2の衛星120に対応する受信された信
号がレーキ受信機710−3(エンハンス層)、710
−4(エンハンス層)及び710−6(コア層/同調)
によって受信される。
【0088】エンハンス層はそれから、第1のインタリ
ーブ機構530と同じインタリーブ遅れ(4s)を用い
てインタリーブ解除機構720においてインタリーブ状
態を解除される。インタリーブ解除機構は、第1の遅れ
長さにわたってスクランブルされた信号ビット又は記号
をスクランブル解除するように構成される。スクランブ
ル処理は、送信チャネル上での信号フェーディングのよ
る信号損失を克服するために行われる。
【0089】 遅れ付
加部740は主チャネル(エンハンス層)と同調チャネ
ル(コア層)とを同期させるために用いられ、時間遅れ
T5を付加するように構成される。そして、例示実施例
では、遅れ付加部740によって付加される遅れT5は
概略500msである。
【0090】第2の衛星120からのコア層がそれか
ら、インタリーブ解除機構730においてインタリーブ
遅れD2(500ms)を用いてインタリーブ状態を解
除される。インタリーブ解除機構730の出力は、ゼロ
sに設定された遅れT6を有する遅れ付加部750をバ
イパスする。
【0091】第1の衛星110に対応する受信された信
号がレーキ受信機710−1(エンハンス層)、710
−2(エンハンス層)及び710−5(コア層/同調)
によって受信される。エンハンス層はそれから、第1の
インタリーブ機構530と同じインタリーブ遅れ(4
s)を用いてインタリーブ解除機構715においてイン
タリーブ状態を解除される。
【0092】遅れ付加部735は、衛星110、120
両方の主チャネル(エンハンス層)と同調チャネル(コ
ア層)とを同期させるために用いられ、時間遅れT3を
付加するように構成される。そして、例示実施例では、
遅れ付加部735によって付加される遅れT3は概略
4.5sである。
【0093】第1の衛星110からのコア層がそれか
ら、インタリーブ解除機構725においてインタリーブ
遅れD1(4s)を用いてインタリーブ状態を解除され
る。インタリーブ解除機構725の出力は、4.5sに
設定された遅れT4を有する遅れ付加部745において
遅れを付加される。
【0094】遅れ付加部735、740、745および
750での処理の後、インタリーブ状態を解除された信
号は全て、無遅延版信号と遅延版信号との間の4sの時
間シフト、及び同調チャネルによって付加された遅れを
除去するように適切に整合される。
【0095】そして、遅れ付加部735、740、74
5および750の出力が組み合わせ部760において
(コア層について第2の順方向誤り訂正復号器780を
用いる実施例では組み合わせ部765において)組み合
わされる。第1の順方向誤り訂正復号器770が、送信
部500の第1の順方向誤り訂正符号器520によって
用いられた符号化方式に基づいて入力信号を復号化す
る。
【0096】順方向誤り訂正復号化された信号はそれか
ら、オーディオ/ソース復号器790に供給される。も
し受信機が安定した状態にある場合、例えば、予め定め
られた時間長さの間1つのチャネル位置に設定されてい
る場合、オーディオ/ソース復号器790は、主チャネ
ル出力のみに、又は同調チャネルの出力との組み合わせ
での主チャネル出力に応答する。
【0097】もしユーザが新たなチャネルを選択した場
合、オーディオ/ソース復号器790は同調チャネルの
みに応答するように構成される。それからプログラム
が、同調チャネルからの情報のみに基づいて再生され、
プログラム再生の遅れは500msに低減される。この
ようにして、ユーザは、プログラムチャネルに同調し、
又はプログラムチャネル間の切り換えを行う場合に、最
少の遅れでプログラムの再生を得ることができる。
【0098】望むプログラムに同調し、再生が得られた
後、オーディオ/ソース復号器790は、対応するエン
ハンス層データが利用可能になるにつれてエンハンス層
の出力の再生を再開する。
【0099】(衛星CDMシステム)1つの衛星11
0、120から送信される信号Si は次式で与えられ
る。
【数1】
【0100】ここに、Aikはk番目のサブチャネルの振
幅、Kはオーディオチャネルの数、cikはk番目のチャ
ネル及びi番目の衛星に対する識別符号シーケンス、そ
してbikは各サブチャネルに対する複素数QPSK記
号、をそれぞれ表す。
【0101】したがって、本発明によれば、k番目のサ
ブチャネルの振幅Aikは、サブチャネルごとに定めるこ
とができる。このようにして、より重要なサブチャネル
により多くの電力を割り当てることができる。例えば、
オーディオプログラム内では、同調目的のためにはコア
層を強調することが望ましい。
【0102】受信される信号は次式で与えられる。
【数2】
【0103】ここに、τilはi番目の衛星からのl番目
の通信路(パス)に対してのマルチパス遅れ、υ(t)は
(E{υ*(t+τ)}=N0δ(t)を条件とする)、受信機
によって付加された追加白色ガウス雑音(AWGN)、
Ψは搬送周波数オフセット、gi はパス利得、そしてh
i(t)(=Σlil(t−τil)) は衛星Si から移動受信
機150へのインパルス応答、をそれぞれ表す。
【0104】i番目の衛星とn番目のマルチパスとに対
するマルチパス出力が次式で与えられる。
【数3】 ここに、各パスのレーキフィンガはマルチパスに同調さ
れている。
【0105】このレーキ受信機ブランチ(branch)に対
する、対応するパイロット信号成分は、次式で与えられ
る。
【数4】
【0106】ここに、レーキ受信機はパイロットチャネ
ルに同調されている。
【0107】[(M1+M2)−(ブランチ・レーキ受
信機)]の出力部における、パイロット信号に補助され
て復調され、時間ダイバーシチを組み合わされた信号は
次式で表される。
【数5】
【0108】尚、パイロット信号を用いることによっ
て、パイロット信号に補助されたコヒーレント復調手法
が達成され、これにより、無遅延版信号及び遅延版信号
と2つの衛星の送信との「最大率のダイバーシチを持た
せた組み合わせ」が得られる。「最大率のダイバーシチ
を持たせた組み合わせ」のより詳しい記述については、
例えば、文献(John G. Proakis, Digital Communicati
ons, 721-25 (2d ed, McGrow Hill, 1989) を参照され
たい。このように、各衛星からのパスが1つだけのとき
には、4次のダイバーシチが得られる。
【0109】別の実施例においては、移動受信機150
が2つの衛星の信号の空間的フィルタ処理のために2重
受信アンテナを用いることができる。この技術は、「ビ
ーム形成」と称され、文献(R.T. Compton,Jr., Adapti
ve Antennas: Concepts andPerformance (Prentice Hal
l, 1988)に記述がある。これにより2つのアンテナエ
レメントが1つの干渉ソースを無効化することができる
ことは周知である。
【0110】本発明において、1つの衛星から受信され
た信号が非常によい場合、他方の衛星は干渉体のように
作動し、干渉による損失がダイバーシチ利得を超えるこ
とがある。このような場合には、1つの衛星の信号のみ
を拾い、他方の衛星の信号を無効化するように適応させ
てアンテナパターンを変えることが可能である。
【0111】加えて、上記のようにどの時点においても
全てのチャネルに同等に電力を割り当てる変わりに、も
しいくつかのオーディオチャネルが、ラジオトーク番組
のように音声を含む場合には、これらのチャネルに適応
した電力割り当てを行うことによりCDM放送システム
の容量を最大化することが可能である。
【0112】以上の説明は、本発明の一実施例に関する
もので、この技術分野の当業者であれば、本発明の種々
の変形例を考え得るが、それらはいずれも本発明の技術
的範囲に包含される。尚、特許請求の範囲に記載した参
照番号は発明の容易な理解のためで、その技術的範囲を
制限するよう解釈されるべきではない。
【0113】
【発明の効果】以上述べたごとく、本発明によれば、イ
ンタリーブ処理を伴うCVD衛星放送システムにおいて
インタリーブ長さを主プログラムチャネルより短く設定
した同調チャネルを設けるようにしたので、移動受信機
がターン・オン後初めてプログラムチャネルを選択し又
は別のプログラムチャネルを選択して切り換える際に、
従来の技術のように主プログラムチャネルの比較的長い
インタリーブ長さに対応する時間長さを待つ必要がな
く、受信信号を早期に再生できるので大きな遅れの発生
を回避できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づくCDM衛星放送システムを例示
するブロック図である。
【図2】従来のCDM衛星放送システムについての無遅
延版信号路及び遅延版信号路に対する送信時間を示す説
明図である。
【図3】本発明に基づく同調チャネルでの無遅延版信号
路及び遅延版信号路に対する送信時間を示す説明図であ
る。
【図4】図1の送信機を説明するブロック図である。
【図5】図4の送信部の並列実現例を説明するブロック
図である。
【図6】図4の送信部の直列実現例を説明するブロック
図である。
【図7】図1の受信機の並列実現例を説明するブロック
図である。
【図8】図1の受信部の直列実現例を説明するブロック
図である。
【符号の説明】
100 CDM衛星放送システム 110 第1の衛星 120 第2の衛星 140 中継器 150 移動受信機 210 信号(インタリーブ処理前) 220 無遅延版信号(インタリーブ処理後) 230 遅延版信号(インタリーブ処理後) 310 信号(同調チャネル)(インタリーブ処理前) 320 無遅延版信号(同調チャネル)(インタリーブ
処理後) 330 遅延版信号(同調チャネル)(インタリーブ処
理後) 400 送信機 410−0〜410−n 情報ソース 420 「オール1」 430 直交拡散符号器 440 電力割り当て部 460 信号集計部 470 疑似雑音符号拡散符号器 480 波形形成部 490 搬送周波数変換送信部 500 送信部(並列実現例) 500’送信部(直列実現例) 510 オーディオ符号器 515 遅れ付加部 520 第1の順方向誤り訂正(FEC)符号器 525 第2の順方向誤り訂正符号器 530 第1のインタリーブ機構 540 第2のインタリーブ機構 550 遅れ付加部 560、560−1、560−2 拡散変調部 590 拡散変調部 600 受信機 700 並列受信機 700’ 直列受信機 710−1〜710−n レーキ受信部 715、725 インタリーブ解除機構 720、730 インタリーブ解除機構 735、740、745、750 遅れ付加部 760、765 組み合わせ部 770 第1の順方向誤り訂正復号器 780 第2の順方向誤り訂正復号器 790 オーディオ/ソース復号器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 596077259 600 Mountain Avenue, Murray Hill, New Je rsey 07974−0636U.S.A. (72)発明者 フイ−リン ルー アメリカ合衆国、07974 ニュージャージ ー、マーレイ ヒル、イーサン ドライブ 41、アパートメント 1エー (72)発明者 ズルフィキュアー サイード アメリカ合衆国、08520 ニュージャージ ー、イースト ウィンドサー、ブラウンス トーン ロード 52 (72)発明者 ビジーシャ ウィーラッコディー アメリカ合衆国、07060 ニュージャージ ー、ウォッチュン、ベリー ロード 281

Claims (61)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1つ以上の衛星(110、120)を有
    する衛星放送システム(100)においてプログラム信
    号を放送するための、衛星放送信号の放送方法であっ
    て、 (a)該プログラム信号を第1のインタリーブ機構(5
    30)を用いてインタリーブして、第1のインタリーブ
    遅れを有する第1のインタリーブされた信号を生成する
    ステップ;と、 (b)該第1のインタリーブされた信号を、少なくとも
    第1の直交符号を用いて1つの搬送周波数で放送するス
    テップ;と、 (c)該プログラム信号に対応する同調信号を放送する
    ステップ;と、からなることを特徴とする、衛星放送信
    号の放送方法。
  2. 【請求項2】 前記同調信号が、該プログラム信号を第
    2のインタリーブ機構(540)を用いてインタリーブ
    することにより生成され、前記同調信号が、前記第1の
    インタリーブ遅れよりも短い第2のインタリーブ遅れを
    有する、ことを特徴とする請求項1の方法。
  3. 【請求項3】 前記方法が更に、 (d)第2の直交符号を用いて前記1つの搬送周波数
    で、前記同調信号を放送するステップ;からなることを
    特徴とする請求項1の方法。
  4. 【請求項4】 前記方法が更に、 (e)前記同調信号を前記第1のインタリーブされた信
    号に同期させるステップ;からなる、ことを特徴とする
    請求項1の方法。
  5. 【請求項5】 前記衛星放送システムが、少なくとも2
    個の衛星(110、120)からなり、 第1の衛星(110)が前記第1のインタリーブされた
    信号を放送し、第2の衛星(120)が前記同調信号を
    放送する、ことを特徴とする請求項1の方法。
  6. 【請求項6】 前記第1のインタリーブされた信号及び
    前記同調信号が、同じ衛星から放送されることを特徴と
    する請求項1の方法。
  7. 【請求項7】 前記方法が更に、 (f)前記プログラム信号を第2のインタリーブ機構
    (530)を用いてインタリーブして、前記第1のイン
    タリーブ遅れを有する第2のインタリーブされた信号を
    生成するステップ;と、 (g)前記第2のインタリーブされた信号を前記第1の
    インタリーブされた信号に対して相対的に時間シフトし
    て、前記プログラム信号の無遅延版プログラム信号と前
    記プログラム信号の遅延版プログラム信号とを生成する
    ステップ;と、 (h)前記第2のインタリーブされた信号を、少なくと
    も1つの直交符号を用いて放送するステップ;とからな
    る、ことを特徴とする請求項1の方法。
  8. 【請求項8】 前記衛星放送システムが、少なくとも2
    個の衛星(110、120)からなり、 第1の衛星(110)が、前記プログラム信号の前記無
    遅延版プログラム信号を放送し、第2の衛星(120)
    が、前記プログラム信号の遅延版プログラム信号を放送
    する、ことを特徴とする請求項7の方法。
  9. 【請求項9】 前記プログラム信号の前記無遅延版プロ
    グラム信号及び前記プログラム信号の前記遅延プログラ
    ム信号が、同じ衛星から放送されることを特徴とする請
    求項7の方法。
  10. 【請求項10】 前記プログラム信号が、コア層と1つ
    以上のエンハンス層とを有する拡張可能型オーディオ符
    号化方式を用いて符号化される、ことを特徴とする請求
    項1の方法。
  11. 【請求項11】 前記同調信号が、前記コア層から生成
    されることを特徴とする請求項10の方法。
  12. 【請求項12】 前記方法が更に、 (i)前記コア層及び前記エンハンス層の各々に付随す
    るサブチャネルに、振幅を割り当てるステップ;からな
    ることを特徴とする請求項10の方法。
  13. 【請求項13】 前記方法が更に、 (j)前記第1のインタリーブされた信号及び前記同調
    信号の各々に付随するサブチャネルに、周波数を割り当
    てるステップ;からなることを特徴とする請求項1の方
    法。
  14. 【請求項14】 異なる疑似雑音シーケンスが前記コア
    層及び前記エンハンス層の各々に割り当てられることを
    特徴とする請求項10の方法。
  15. 【請求項15】 前記コア層が、並列サブチャネルを用
    いて送信されることを特徴とする請求項10の方法。
  16. 【請求項16】 前記エンハンス層が、並列サブチャ
    ネルを用いて送信されることを特徴とする請求項10の
    方法。
  17. 【請求項17】 前記コア層が、1つ以上の直列サブチ
    ャネルを用いて送信されることを特徴とする請求項10
    の方法。
  18. 【請求項18】 前記エンハンス層が、1つ以上の直列
    サブチャネルを用いて送信されることを特徴とする請求
    項10の方法。
  19. 【請求項19】 衛星放送システム(100)において
    プログラム信号を放送するための、衛星放送信号の放送
    方法であって、 (aa)該プログラム信号を第1のインタリーブ機構
    (530)を用いてインタリーブして、第1のインタリ
    ーブ遅れを有する第1のインタリーブされた信号を生成
    するステップ;と、 (bb)該プログラム信号を第2のインタリーブ機構
    (540)を用いてインタリーブして、前記第1のイン
    タリーブ遅れよりも短い第2のインタリーブ遅れを有す
    る第2のインタリーブされた信号を生成するステップ;
    と、 (cc)該第1のインタリーブされた信号を、少なくと
    も第1の直交符号を用いて1つの搬送周波数で放送する
    ステップ;と、 (dd)第2の直交符号を用いて該1つの搬送周波数
    で、該第2のインタリーブされた信号を同調信号として
    放送するステップ;と、からなることを特徴とする、衛
    星放送信号の放送方法。
  20. 【請求項20】 前記方法が更に、 (ee)前記同調信号を前記第1のインタリーブされた
    信号に同期させるステップ;からなる、ことを特徴とす
    る請求項19の方法。
  21. 【請求項21】 前記衛星放送システムが少なくとも2
    個の衛星(110、120)からなり、 第1の衛星(110)が前記第1のインタリーブされた
    信号を放送し第2の衛星(120)が前記同調信号を放
    送する、ことを特徴とする請求項20の方法。
  22. 【請求項22】 前記第1のインタリーブされた信号及
    び前記同調信号が、同じ衛星から放送されることを特徴
    とする請求項19の方法。
  23. 【請求項23】 前記方法が更に、 (ff)前記プログラム信号を前記第2のインタリーブ
    機構(540)を用いてインタリーブして、前記第1の
    インタリーブ遅れを有する第2のインタリーブされた信
    号を生成するステップ;と、 (gg)前記第2のインタリーブされた信号を、前記第
    1のインタリーブされた信号に対して相対的に時間シフ
    トして、前記プログラム信号の無遅延版プログラム信号
    と前記プログラム信号の遅延版プログラム信号とを生成
    するステップ;と、 (hh)前記第2のインタリーブされた信号を、少なく
    とも1つの直交符号を用いて放送するステップ;とから
    なる、ことを特徴とする請求項19の方法。
  24. 【請求項24】 前記衛星放送システムが少なくとも2
    個の衛星(110、120)からなり、 第1の衛星(110)が、前記プログラム信号の前記無
    遅延版プログラム信号を放送し、第2の衛星(120)
    が、前記プログラム信号の前記遅延プログラム信号を放
    送する、ことを特徴とする請求項23の方法。
  25. 【請求項25】 前記プログラム信号の前記無遅延版プ
    ログラム信号及び前記プログラム信号の前記遅延版プロ
    グラム信号が、同じ衛星から放送されることを特徴とす
    る請求項23の方法。
  26. 【請求項26】 前記プログラム信号が、コア層と1つ
    以上のエンハンス層とを有する拡張可能型オーディオ符
    号化方式を用いて符号化される、ことを特徴とする請求
    項19の方法。
  27. 【請求項27】 前記同調信号が、前記コア層から生成
    されることを特徴とする請求項26の方法。
  28. 【請求項28】 衛星放送システム(100)において
    プログラムソースに対応するプログラム信号を受信する
    ための、衛星放送信号の受信方法であって、 (aaa)該プログラム信号に連関する、第1のインタ
    リーブ遅れを有する第1のインタリーブされた信号を受
    信するステップ;と、 (bbb)該プログラム信号に対応する同調信号を受信
    するステップ;と、 (ccc)ユーザが新たなプログラムソースを選択した
    ときに該同調信号から該プログラムソースを再生するス
    テップ;と、からなることを特徴とする、衛星放送信号
    の受信方法。
  29. 【請求項29】 前記方法が更に、 (ddd)前記ユーザが前記新たなプログラムソースを
    選択した後に、予め定められた時間長さの後、前記第1
    のインタリーブされた信号から前記プログラムソースを
    再生するステップ;からなることを特徴とする請求項2
    8の方法。
  30. 【請求項30】 前記方法が更に、 (eee)前記第1のインタリーブされた信号を、第1
    のインタリーブ遅れを有する第1のインタリーブ解除機
    構(715、725))に供給するステップ;からなる
    ことを特徴とする請求項29の方法。
  31. 【請求項31】 前記方法が更に、 (fff)前記ユーザが前記新たなプログラムソースを
    選択した後に、予め定められた時間長さの後、前記第1
    のインタリーブされた信号と前記同調信号とから前記プ
    ログラムソースを再生するステップ;からなることを特
    徴とする請求項28の方法。
  32. 【請求項32】 前記同調信号が、第2のインタリーブ
    遅れを有する第2のインタリーブ機構(540)を用い
    てインタリーブされ、前記方法が更に、 (ggg)前記同調信号を、第2のインタリーブ遅れを
    有する第2のインタリーブ解除機構(720、730)
    に供給するステップ;からなる、ことを特徴とする請求
    項28の方法。
  33. 【請求項33】 前記衛星放送システムが少なくとも2
    個の衛星(110、120)からなり、 前記第1のインタリーブされた信号が第1の衛星(11
    0)から受信され、前記同調信号が第2の衛星(12
    0)から受信される、ことを特徴とする請求項28の方
    法。
  34. 【請求項34】 前記第1のインタリーブされた信号及
    び前記同調信号が同じ衛星から受信される、ことを特徴
    とする請求項28の方法。
  35. 【請求項35】 前記方法が更に、 (hhh)前記第1のインタリーブ遅れを有し且つ前記
    第1のインタリーブされた信号に対して相対的に時間シ
    フトされた、第2のインタリーブされた信号を受信する
    ステップ;と、 (iii)前記ユーザが前記新たなプログラムソースを
    選択した後に、予め定められた時間長さの後、前記第1
    及び第2のインタリーブされた信号のうちの1つ以上の
    インタリーブされた信号から前記プログラムソースを再
    生するステップ;と、からなることを特徴とする請求項
    28の方法。
  36. 【請求項36】 前記第1及び第2のインタリーブされ
    た信号が、前記プログラム信号の無遅延版プログラム信
    号と前記プログラム信号の遅延版プログラム信号とを与
    える、ことを特徴とする請求項35の方法。
  37. 【請求項37】 前記衛星放送システムが少なくとも2
    個の衛星(110、120)からなり、 前記プログラム信号の前記無遅延版プログラム信号が、
    第1の衛星(110)から受信され、前記プログラム信
    号の前記遅延版プログラム信号が、第2の衛星(12
    0)から受信される、ことを特徴とする請求項36の方
    法。
  38. 【請求項38】 前記プログラム信号の前記無遅延版プ
    ログラム信号及び前記プログラム信号の前記遅延版プロ
    グラム信号が、同じ衛星から受信される、ことを特徴と
    する請求項36の方法。
  39. 【請求項39】 前記方法が更に、 (jjj)前記プログラム信号を復元するために、前記
    プログラム信号の前記無遅延版プログラム信号を遅ら
    せ、前記プログラム信号の前記無遅延版プログラム信号
    と前記プログラム信号の前記遅延版プログラム信号とを
    組み合わせる、ステップ;からなる、ことを特徴とする
    請求項36の方法。
  40. 【請求項40】 前記プログラム信号が、コア層と1つ
    以上のエンハンス層とを有する拡張可能型オーディオ符
    号化方式を用いて送信機により符号化され、前記同調信
    号が、該コア層から再生される、ことを特徴とする請求
    項28の方法。
  41. 【請求項41】 (A)少なくとも第1の直交符号を用
    いて1つの搬送周波数でプログラムソースに対応する第
    1のインタリーブされた信号を放送するための且つ該プ
    ログラム信号に対応する同調信号を放送するための、少
    なくとも1つの静止衛星(110、120);と、 前記第1のインタリーブされた信号及び前記同調信号の
    うちの少なくとも1つの信号から前記プログラムソース
    を復元するための受信機(600、700、70
    0’);と、からなることを特徴とする、衛星放送シス
    テム。
  42. 【請求項42】 前記システムが更に、 (C)前記第1のインタリーブされた信号及び前記同調
    信号のうちの少なくとも1つの信号を放送するための第
    2の静止衛星(120);からなることを特徴とする請
    求項41のシステム。
  43. 【請求項43】 前記システムが更に、 (D)前記第1のインタリーブされた信号及び前記同調
    信号のうちの少なくとも1つの信号を放送するための地
    上中継器(140);からなることを特徴とする請求項
    41のシステム。
  44. 【請求項44】 前記受信機が、 ユーザが新たなプロ
    グラムソースを選択した後に、予め定められた時間長さ
    の後、前記第1のインタリーブされた信号から前記プロ
    グラムソースを再生することを特徴とする請求項41の
    システム。
  45. 【請求項45】 前記少なくとも1つの静止衛星が、前
    記第1のインタリーブされた信号を、第1のインタリー
    ブ遅れを有する第1のインタリーブ解除機構(715、
    725)を用いて生成することを特徴とする請求項41
    のシステム。
  46. 【請求項46】 前記ユーザが前記新たなプログラムソ
    ースを選択した後に、予め定められた時間長さの後、前
    記第1のインタリーブされた信号と前記同調信号とから
    前記プログラムソースを再生する、 することを特徴とする請求項41のシステム。
  47. 【請求項47】 前記同調信号が、第2のインタリーブ
    遅れを有する第2のインタリーブ機構(720、73
    0)を用いてインタリーブされ、 前記少なくとも1つの静止衛星が、前記同調信号を、第
    2のインタリーブ遅れを有する第2のインタリーブ解除
    機構(720、730)に供給する、ことを特徴とする
    請求項41のシステム。
  48. 【請求項48】 前記衛星放送システムが少なくとも2
    個の衛星(110、120)からなり、 前記第1のインタリーブされた信号が第1の衛星(11
    0)によって放送され、前記同調信号が第2の衛星(1
    20)によって放送される、ことを特徴とする請求項4
    1のシステム。
  49. 【請求項49】 前記第1のインタリーブされた信号及
    び前記同調信号が同じ衛星によって放送される、ことを
    特徴とする請求項41のシステム。
  50. 【請求項50】 前記少なくとも1つの静止衛星が、第
    1のインタリーブ遅れを有し且つ前記第1のインタリー
    ブされた信号に対して相対的に時間シフトされた、第2
    のインタリーブされた信号を生成し、 前記受信機が、ユーザが新たなプログラムソースを選択
    した後に、予め定められた時間長さの後、前記第1及び
    第2のインタリーブされた信号のうちの1つ以上のイン
    タリーブされた信号から前記プログラムソースを再生す
    る、ことを特徴とする請求項41のシステム。
  51. 【請求項51】 前記第1及び第2のインタリーブされ
    た信号が、前記プログラム信号の無遅延版プログラム信
    号と前記プログラム信号の遅延版グラム信号とを与え
    る、ことを特徴とする請求項50のシステム。
  52. 【請求項52】 前記衛星放送システムが少なくとも2
    個の衛星(110、120)からなり、前記プログラム
    信号の前記無遅延版プログラム信号が、第1の衛星(1
    10)によって放送され、前記プログラム信号の前記遅
    延版プログラム信号が、第2の衛星(120)によって
    放送される、ことを特徴とする請求項51のシステム。
  53. 【請求項53】 前記プログラム信号の前記無遅延版プ
    ログラム信号及び前記プログラム信号の前記遅延版プロ
    グラム信号が、同じ衛星によって放送される、ことを特
    徴とする請求項51のシステム。
  54. 【請求項54】 前記プログラム信号を復元するため
    に、前記受信機が、前記プログラム信号の前記無遅延版
    プログラム信号を遅らせ、前記プログラム信号の前記無
    遅延版プログラム信号と前記プログラム信号の前記遅延
    版プログラム信号とを組み合わせる、ことを特徴とする
    請求項51のシステム。
  55. 【請求項55】 前記プログラム信号が、コア層と1つ
    以上のエンハンス層とを有する拡張可能型オーディオ符
    号化方式を用いて送信機により符号化され、前記同調信
    号が、該コア層から再生される、ことを特徴とする請求
    項41のシステム。
  56. 【請求項56】 衛星放送システム(100)における
    受信装置(600、700、700’)であって、 (AA)プログラムソースに対応するプログラム信号に
    連関する第1のインタリーブ遅れを有する第1のインタ
    リーブされた信号と該プログラム信号に対応する同調信
    号とを受信するための少なくとも1つのアンテナ;と、 (BB)ユーザが新たなプログラムソースを選択したと
    きに該同調信号から該プログラムソースを再生するため
    の復号器(790);と、からなることを特徴とする、
    衛星放送システムにおける受信装置。
  57. 【請求項57】 衛星放送システム(100)における
    送信装置(400、500、500’)であって、 (AAA)第1のインタリーブ遅れを有しプログラム信
    号に対応する第1のインタリーブされた信号を生成する
    ための第1のインタリーブ機構(530);と、 (BBB)少なくとも第1の直交符号を用いて1つの搬
    送周波数で該第1のインタリーブされた信号を放送する
    ための手段(490);と、 (CCC)該プログラム信号に対応する同調信号を放送
    するための手段(490);と、からなることを特徴と
    する、衛星放送システムにおける送信装置。
  58. 【請求項58】 衛星放送システム(100)における
    送信装置(400、500、500’)であって、 (AAAA)第1のインタリーブ遅れを有しプログラム
    信号に対応する第1のインタリーブされた信号を生成す
    るための第1のインタリーブ機構(530);と、 (BBBB)該第1のインタリーブ遅れよりも短い第2
    のインタリーブ遅れを有する第2のインタリーブされた
    信号を生成するための第2のインタリーブ機構(54
    0);と、 (CCCC)少なくとも第1の直交符号を用いて1つの
    搬送周波数で該第1のインタリーブされた信号を放送す
    るための手段(490);と、 (DDDD)第2の直交符号を用いて該1つの搬送周波
    数で該第2のインタリーブされた信号を同調信号として
    放送するための手段(490);と、からなることを特
    徴とする、衛星放送システムにおける送信装置。
  59. 【請求項59】 プログラム信号を放送するための、衛
    星放送信号の放送方法であって、 (aaaa)該プログラム信号を第1のインタリーブ機
    構(530)を用いてインタリーブして、第1のインタ
    リーブ遅れを有する第1のインタリーブされた信号を生
    成するステップ;と、 (bbbb)該第1のインタリーブされた信号を、少な
    くとも第1の直交符号を用いて1つの搬送周波数で放送
    するステップ;と、 (cccc)該プログラム信号に対応する同調信号を放
    送するステップ;と、からなることを特徴とする、衛星
    放送信号の放送方法。
  60. 【請求項60】 前記信号が衛星(110、120)か
    ら放送されることを特徴とする請求項59の方法。
  61. 【請求項61】 前記信号が地上中継器(140)から
    放送されることを特徴とする請求項59の方法。
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