JP2000244424A - ディジタル放送送受システム及びディジタル放送受信装置 - Google Patents

ディジタル放送送受システム及びディジタル放送受信装置

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JP2000244424A
JP2000244424A JP11040163A JP4016399A JP2000244424A JP 2000244424 A JP2000244424 A JP 2000244424A JP 11040163 A JP11040163 A JP 11040163A JP 4016399 A JP4016399 A JP 4016399A JP 2000244424 A JP2000244424 A JP 2000244424A
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midi
digital broadcast
packet
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audio
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Hisashi Koiso
久 小磯
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Kenwood KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 衛星放送における音楽番組等のオーディオの
伝送効率を高め、また、各一般家庭40での生演奏の鑑賞
を可能にする。 【解決手段】 衛星ディジタル放送のトランスポートス
トリームに、オーディオPESパケットストリーム及び
ビデオPESパケットストリームのデータに係るTSパ
ケットA1,A2,A3,・・・及びV1,V2,V
3,・・・と共に、MIDIパケットストリームのデー
タに係るTSパケットM1,M2,M3,・・・を時分
割多重で載せる。各一般家庭40の衛星ディジタル放送チ
ューナ10には、IRD回路部12と共に、MIDI回路部
13が装備され、衛星電波に含められているトランスポー
トストリームからMIDIデータを抽出し、それをMI
DI回路部13内蔵のMIDI音源や、MIDIデータ出
力端子14へ接続のMIDI対応電子ピアノ23等へ入力さ
せて、オーディオの再生及びMIDI対応電子ピアノ23
による実演を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、音楽番組等のデ
ィジタル放送を改善できるディジタル放送送受システム
及びディジタル放送受信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】衛星ディジタル放送等の音楽放送(オー
ディオ専用チャンネル)はMPEGで圧縮されたデータ
を利用している。IRD(Integrated Re
ceiver Decoder)では、オーディオとビ
デオが多重化されたトランスポートストリームから、
(MPEGで圧縮された)オーディオデータを取り出
し、MPEGデコーダによりアナログオーディオ信号を
生成し、それをアナログオーディオ出力端子からスピー
カやヘッドホーン等へ出力して、オーディオ(音)を発
生している。
【0003】図5は衛星ディジタル放送の従来のトラン
スポートストリームの説明図である。周知のMPEGで
圧縮されたオーディオ及びビデオの圧縮データは、それ
ぞれ、適当な長さのビットストリーム区分に分割され、
ヘッダが付けられたPES(Packetized E
lementary Stream)の形式となってい
る。これらオーディオPESパケット及びビデオPES
パケットは、さらに、時間軸上で前から順番に適当なビ
ット長さのビットストリーム区分A1,A2,A3,・
・・及びV1,V2,V3,・・・に分割され、トラン
スポートストリーム(TS)パケットに載せられる。T
Sパケットのフォーマットは周知であり、TSパケット
は、MPEGで規定されるように、188バイトの固定
長であり、先頭部にはTSパケット固有の制御コードが
付加され、その次にヘッダが続き、さらにその後に、ペ
イロードが続く。トランスポートストリームは、TSパ
ケットのストリームから成り、オーディオPESパケッ
ト及びビデオPESパケットのストリームのビットスト
リーム区分A1,A2,A3,・・・及びV1,V2,
V3,・・・を載せているTSパケットには、対応関係
を明瞭にするために、A1,A2,A3,・・・及びV
1,V2,V3,・・・が付されている。トランスポー
トストリームには、オーディオPESパケットストリー
ム及びビデオPESパケットストリームのビットストリ
ーム区分を載せたTSパケットが時分割多重で存在す
る。トランスポートストリーム内には、オーディオとビ
デオを一組にしたプログラム(番組)が多数存在してお
り、同一プログラムのオーディオとビデオは、ヘッダ内
のタイムスタンプによって同期がとられている。音楽放
送の場合には、オーディオデータのみから1個のプログ
ラムを構成できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のディジタル放送
送受システム及びディジタル放送受信装置では、ビデオ
を及びオーディオをモニタ及びスピーカから出力するの
みで、それ以上の利用性及び便宜性はなかった。
【0005】この発明の目的は、利用性及び便宜性を向
上したディジタル放送送受システム及びディジタル放送
受信装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明のディジタル放
送送受システム(30)によれば、MIDIデータをトラン
スポートストリームパケットに載せ、トランスポートス
トリームパケットのトランスポートストリームを含むデ
ィジタル放送をそれぞれ送受するようにしたディジタル
放送送信装置及びディジタル放送受信装置(10)を装備
し、ディジタル放送受信装置(10)は、受信したディジタ
ル放送のトランスポートストリームよりMIDIデータ
を抽出するMIDIデータ抽出手段を有している。
【0007】ディジタル放送には、衛星ディジタル放送
だけでなく、地上波ディジタル放送、さらにケーブルや
インターネットを介するディジタル放送も含むものとす
る。ディジタル放送のトランスポートストリームには、
1個又は複数個のプログラムに係るトランスポートスト
リームパケットを含む。MIDI(MusicalIn
strument Digital Interfac
e)データを利用する通常のプログラム(=番組)は、
MIDIデータと共にビデオデータ及び/又はオーディ
オデータも利用するが、MIDIデータのみから成るプ
ログラムの存在を可とする。
【0008】MPEGのオーディオデータよりMIDI
データの方が圧縮率が高く、トランスポートストリーム
パケットにMIDIデータを載せて伝送することにより
プログラムの伝送効率を高めることができる。また、圧
縮率の高い結果、1プログラム当たりのデータ量が低減
し、同じ伝送容量でもチャンネル数を多くとることがで
きる。
【0009】この発明のディジタル放送送受システム(3
0)によれば、ディジタル放送受信装置(10)は、MIDI
データ抽出手段により抽出したMIDIデータより生成
したアナログオーディオ信号を出力するアナログオーデ
ィオ出力端子を有している。
【0010】例えば、MIDIデータが業務用音楽に係
るものである場合、業務用音楽の各配信先では、アナロ
グオーディオ出力端子へアンプを接続し、さらにそのア
ンプへスピーカを接続し、スピーカより音楽放送(イン
ストルメンタル)を流す。圧縮率の高いMIDデータを
利用することにより、配信先で選択できるチャンネル数
を増大できる。
【0011】この発明のディジタル放送送受システム(3
0)によれば、ディジタル放送受信装置(10)は、MIDI
データ抽出手段により抽出したMIDIデータからオー
ディオを生成する内蔵のMIDI音源を有している。
【0012】この発明のディジタル放送送受システム(3
0)によれば、ディジタル放送受信装置(10)は、MIDI
データ抽出手段により抽出したMIDIデータをそのま
ま外部へ出力するMIDIデータ出力端子(14)を有して
いる。
【0013】ディジタル放送受信装置(10)は、アナログ
オーディオ出力端子及びMIDIデータ出力端子(14)の
両方を有していてもよいとする。例えば、アナログオー
ディオ出力端子へ接続されたスピーカ等よりオーディオ
を発生しつつ、MIDIデータ出力端子(14)へ接続され
たMIDI対応機器(23)の生演奏を聞くことが可能とな
る。
【0014】MIDIデータ出力端子(14)には外付けの
MIDI音源やMIDI対応機器(23)が接続される。M
IDI音源がMIDIデータ出力端子(14)へ接続された
場合には、ディジタル放送受信装置(10)がMIDI音源
を内蔵する必要性を排除できる。また、MIDI対応機
器(23)がMIDIデータ出力端子(14)へ接続された場合
には、配信先の各一般家庭(40)等において、MIDI対
応機器(23)へMIDIデータを入力させることにより、
MIDI対応機器(23)の生演奏を聞くことができる。す
なわち、MIDIデータによりMIDI対応機器(23)を
自動演奏させることにより、ディジタル放送受信装置(1
0)のMIDI音源の質によらない(外部に接続するMI
DI対応機器(23)の質による)演奏を各一般家庭(40)で
楽しむことができる。
【0015】この発明のディジタル放送送受システム(3
0)によれば、MIDIデータは、分割されて、MIDI
パケットに載せられ、各MIDIパケットは、それが載
せているMIDIデータの属するプログラムのオーディ
オデータ及び/又はビデオデータの各分割部を載せてい
るPESパケットと同期を取るために、タイプスタンプ
をヘッダに含み、MIDIパケットストリームの分割部
ごとに、トランスポートストリームパケットの形態でト
ランスポートストリームに載せられる。
【0016】MIDIパケットとは、そのMIDIデー
タと同一プログラムに係るオーディオデータやビデオデ
ータと同期を取るために、MIDIデータを編集したも
のである。好ましくは、MIDIデータのストリームを
適当な長さごとに分割し、各分割部を1個のMIDIパ
ケットに載せる。MIDIパケットは、そのヘッダにタ
イムスタンプを含み、そのタイムスタンプによりオーデ
ィオデータのPESパケット及びビデオデータのPES
パケットと同期が取られる。
【0017】この発明のディジタル放送送受システム(3
0)によれば、ディジタル放送のトランスポートストリー
ムには、所定プログラムに係るオーディオPESパケッ
トストリーム、ビデオPESパケットストリーム、及び
MIDIパケットストリームが時分割多重により載せら
れ、その所定プログラムは楽器教習に係るものであり、
ディジタル放送受信装置(10)は、受信したディジタル放
送のトランスポートストリームよりオーディオPESパ
ケット、ビデオPESパケット、及びMIDIパケット
をそれぞれ抽出するオーディオPESパケット抽出手
段、ビデオPESパケット抽出手段、及びMIDIパケ
ット抽出手段を有し、MIDIデータ抽出手段は、MI
DIパケット抽出手段により抽出されたMIDIパケッ
トからMIDIデータを抽出して、そのMIDIデータ
をMIDIデータ出力端子(14)へ出力し、MIDI対応
機器(23)がMIDIデータ出力端子(14)へ接続され、モ
ニタ(21)及びスピーカが、ディジタル放送受信装置(10)
へ接続されて、ディジタル放送受信装置(10)のオーディ
オPESパケット抽出手段及びビデオPESパケット抽
出手段により抽出されたオーディオPESパケット及び
ビデオPESパケットより生成されたオーディオストリ
ーム及びビデオストリームに基づいてビデオ及びオーデ
ィオを出力し、プログラムが各ディジタル放送受信装置
(10)へ配信され、各配信先では、生徒がモニタ(21)及び
スピーカから楽器教習を視聴しつつ、ディジタル放送受
信装置(10)へ接続されたMIDI対応機器(23)より生演
奏を聞けるようにした。
【0018】モニタ(21)及びスピーカは、スピーカ内蔵
のモニタ(21)、すなわちテレビ(21)であってもよい。モ
ニタ(21)及びスピーカからのビデオ及びオーディオ、並
びにMIDI対応機器(23)からの生演奏を組み合わせる
ことにより、擬似的な家庭教師付きの音楽教室番組が構
成できる。例えばピアノ音楽教室であれば、放送局側に
先生がいて、先生がひいたとおりに自宅のMIDI対応
電子ピアノ(23)が演奏してくれることになる。先生の動
作や声はテレビから伝わり、実際のピアノの動作や微妙
なタッチは自宅のMIDI対応電子ピアノ(23)が伝えて
くれる。家庭教師に教わる気分でリアルなレッスンが可
能となる。
【0019】この発明のディジタル放送受信装置(10)
は、MIDIデータをトランスポートストリームパケッ
トに載せたディジタル放送を受信するとともに、受信し
たディジタル放送のトランスポートストリームよりMI
DIデータを抽出するMIDIデータ抽出手段を有して
いる。
【0020】この発明のディジタル放送受信装置(10)
は、MIDIデータ抽出手段により抽出したMIDIデ
ータより生成したアナログオーディオ信号を出力するア
ナログオーディオ出力端子を有している。
【0021】この発明のディジタル放送受信装置(10)
は、MIDIデータ抽出手段により抽出したMIDIデ
ータによりオーディオを生成する内蔵のMIDI音源を
有している。
【0022】この発明のディジタル放送受信装置(10)
は、MIDIデータ抽出手段により抽出したMIDIデ
ータをそのまま外部へ出力するMIDIデータ出力端子
(14)を有している。
【0023】この発明のディジタル放送受信装置(10)に
よれば、MIDIデータは、分割されて、MIDIパケ
ットに載せられ、各MIDIパケットは、それが載せて
いるMIDIデータの属するプログラムのオーディオデ
ータ及び/又はビデオデータの各分割部を載せているP
ESパケットと同期を取るために、タイプスタンプをヘ
ッダに含み、MIDIパケットストリームの分割部ごと
に、トランスポートストリームパケットの形態でトラン
スポートストリームに載せられる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態について
図面を参照して説明する。図1は衛星ディジタル放送の
トランスポートストリームの説明図である。A1,A
2,A3,・・・及びV1,V2,V3,・・・は前述
の図5で定義したとおりである。MIDI(Music
al Instrument Digital Int
erface)パケットのストリームでは時間軸に沿っ
てMIDIパケットが配列され、時間軸に沿って前から
順番に適当なビット長さのビットストリーム区分M1,
M2,M3,・・・と区切られ、これらビットストリー
ム区分M1,M2,M3,・・・は、各TSパケットの
ペイロードへ載せられる。MIDIパケットとは、その
MIDIデータと同一プログラムに係るオーディオデー
タやビデオデータと同期を取るために、MIDIデータ
を編集したものである。すなわち、MIDIデータのス
トリームを適当な長さごとに分割し、各分割部を1個の
MIDIパケットに載せている。そして、各MIDIパ
ケットは、そのヘッダにタイムスタンプを含み、そのタ
イムスタンプによりオーディオデータのPESパケット
及びビデオデータのPESパケットと同期が取られる。
ビットストリーム区分M1,M2,M3,・・・をペイ
ロードへ載せた各TSパケットには、ヘッダや同期バイ
ト等の他の制御信号が付加され、A1,A2,A3,・
・・及びV1,V2,V3,・・・をペイロードに載せ
た他のTSパケットと共にTSパケットのストリームへ
時分割多重される。
【0025】図2は衛星ディジタル放送チューナ(IR
D:Integrated Receiver Dec
oder)10の主要部構成図である。衛星ディジタル放
送チューナ10はケース11内にIRD回路部12及びMID
I回路部13を内蔵している。従来の衛星ディジタル放送
チューナは、IRD回路部はすでに装備されているが、
MIDI回路部13は装備されておらず、この衛星ディジ
タル放送チューナ10は、従来の衛星ディジタル放送チュ
ーナに対して、MIDI回路部13が追加される。衛星37
(図3)からの電波に含まれるトランスポートストリー
ムには、オーディオPESパケット、ビデオPESパケ
ット、及びMIDIパケットが時分割多重されており、
IRD回路部12は、トランスポートストリームからオー
ディオPESパケット、ビデオPESパケット、及びM
IDIパケットを分離、抽出し、オーディオPESパケ
ット及びビデオPESパケットについてはIRD回路部
12自身で復号して、オーディオPESパケット及びビデ
オPESパケットに係るオーディオアナログ信号及びビ
デオアナログ信号を生成し、それらは、ケース11の外面
側のAV端子(図示せず)へ出力される。また、IRD
回路部12において分離、抽出されたMIDIパケット
は、MIDI回路部13へ送られ、MIDI回路部13に
おいて、MIDIパケットからMIDIデータへ変換さ
れるか、IRD回路部12においてMIDIデータに変
換されて、そのMIDIデータがMIDI回路部13へ送
られるかされる。いずれにしろ、MIDI回路部13にお
いて、MIDIデータよりアナログオーディオ信号が生
成され、それがケース11の外面側のMIDI用アナログ
オーディオ出力端子(図示せず:このMIDI用アナロ
グオーディオ出力端子は、MIDIデータ専用のアナロ
グ入力端子であっても、プログラムのMIDIデータで
はなく、オーディオデータより生成したアナログオーデ
ィオの出力端子を共用するものであってもよい。)より
出力するとともに、MIDIデータのままケース11の外
面(通常は前面か後面)のMIDIデータ出力端子14へ
出力する。MIDIデータ出力端子14にはMIDIケー
ブル22(図4)が接続される。MIDI回路部13は、ま
た、MIDI音源を装備していてもよく、その場合は、
ユーザがそのMIDI音源によるオーディオ出力を選択
したとき、MIDI回路部13内のMIDI音源からオー
ディオが出力される。
【0026】図3は衛星ディジタル放送送受システム30
を利用して音楽教室を開催する全体説明図である。音楽
教室番組制作会社31では、音楽教習番組を制作する。音
楽教習番組には、音楽教室の先生が、楽器、例えば電子
ピアノを演奏しつつ、教習を進める。この講習の実況は
ビデオカメラを使ってオーディオ及びビデオのデータと
して収録されるとともに、所定の教習場面における先生
等による電子ピアノ(23)の実演が演奏データとして収録
される。これら収録データは、そのままの状態で、又は
オーディオ及びビデオのデータについてはMPEG圧縮
データへ変換され、演奏データについてはMIDI圧縮
データへ変換された状態で、伝送路33を介して放送事業
者32へ送られるか、それらデータをそのまま又はMPE
G及びMIDI圧縮データで記録媒体に収録して、その
記録媒体が放送事業者32へ持ち込まれる。放送事業者32
では、音楽教室番組制作会社31において制作した音楽教
室番組に係るオーディオPESパケットストリーム及び
ビデオPESパケットストリーム、さらに、MIDIパ
ケットストリームの各ビットストリーム区分から、図1
及び図5で説明した方式で、図1のトランスポートスト
リームを生成する。同一番組ついてのトランスポートス
トリームにおけるA1,A2,A3,・・・、V1,V
2,V3,・・・、及びM1,M2,M3,・・・はト
ランスポートストリームパケットのヘッダ内のタイムス
タンプによって同期がとられている。このようなトラン
スポートストリームは、電波により搬送されて、放送事
業者32の送信アンテナ36から上空の衛星37へ送信され、
さらに、衛星37から各一般家庭40の受信アンテナ41へ送
信される。
【0027】図4は衛星音楽教室の教習を受ける場合の
一般家庭40の説明図である。この例では、MIDI対応
電子ピアノ23の教習が説明される。衛星ディジタル放送
チューナ10のAV端子にはAVケーブル20が接続され、
テレビ21が、AVケーブル20を介して衛星ディジタル放
送チューナ10のAV端子より、IRD回路部12の生成し
たオーディオアナログ信号及びビデオアナログ信号を入
力されて、オーディオ及びビデオを出力するようになっ
ている。衛星ディジタル放送チューナ10のMIDIデー
タ出力端子14にはMIDIケーブル22が接続され、MI
DI対応機器としてのMIDI対応電子ピアノ23が、M
IDIケーブル22を介して衛星ディジタル放送チューナ
10のMIDIデータ出力端子14よりMIDIデータを入
力されて、演奏されるようになっている。こうして、一
般家庭40の生徒は、テレビ21より先生の講義を視聴しつ
つ、先生の生演奏をMIDI対応電子ピアノ23より聞く
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】衛星ディジタル放送のトランスポートストリー
ムの説明図である。
【図2】衛星ディジタル放送チューナの主要部構成図で
ある。
【図3】衛星ディジタル放送送受システムを利用して音
楽教室を開催する全体説明図である。
【図4】衛星音楽教室の教習を受ける場合の一般家庭の
説明図である。
【図5】衛星ディジタル放送の従来のトランスポートス
トリームの説明図である。
【符号の説明】
10 衛星ディジタル放送チューナ(ディジタル放送
受信装置) 14 MIDIデータ出力端子 23 MIDI対応電子ピアノ(MIDI対応機器) 30 衛星ディジタル放送送受システム(ディジタル
放送送受システム)

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 MIDIデータをトランスポートストリ
    ームパケットに載せ、トランスポートストリームパケッ
    トのトランスポートストリームを含むディジタル放送を
    それぞれ送受するようにしたディジタル放送送信装置及
    びディジタル放送受信装置(10)を装備し、前記ディジタ
    ル放送受信装置(10)は、受信したディジタル放送のトラ
    ンスポートストリームよりMIDIデータを抽出するM
    IDIデータ抽出手段を有していることを特徴とするデ
    ィジタル放送送受システム。
  2. 【請求項2】 前記ディジタル放送受信装置(10)は、前
    記MIDIデータ抽出手段により抽出したMIDIデー
    タより生成したアナログオーディオ信号を出力するアナ
    ログオーディオ出力端子を有していることを特徴とする
    請求項1記載のディジタル放送送受システム。
  3. 【請求項3】 前記ディジタル放送受信装置(10)は、前
    記MIDIデータ抽出手段により抽出したMIDIデー
    タからオーディオを生成する内蔵のMIDI音源を有し
    ていることを特徴とする請求項1又は2記載のディジタ
    ル放送送受システム。
  4. 【請求項4】 前記ディジタル放送受信装置(10)は、前
    記MIDIデータ抽出手段により抽出したMIDIデー
    タをそのまま外部へ出力するMIDIデータ出力端子(1
    4)を有していることを特徴とする請求項1〜3のいずれ
    かに記載のディジタル放送送受システム。
  5. 【請求項5】 MIDIデータは、分割されて、MID
    Iパケットに載せられ、各MIDIパケットは、それが
    載せているMIDIデータの属するプログラムのオーデ
    ィオデータ及び/又はビデオデータの各分割部を載せて
    いるPESパケットと同期を取るために、タイプスタン
    プをヘッダに含み、MIDIパケットストリームの分割
    部ごとに、トランスポートストリームパケットの形態で
    トランスポートストリームに載せられることを特徴とす
    る請求項1〜4のいずれかに記載のディジタル放送送受
    システム。
  6. 【請求項6】 ディジタル放送のトランスポートストリ
    ームには、所定プログラムに係るオーディオPESパケ
    ットストリーム、ビデオPESパケットストリーム、及
    びMIDIパケットストリームが時分割多重により載せ
    られ、その所定プログラムは楽器教習に係るものであ
    り、前記ディジタル放送受信装置(10)は、受信したディ
    ジタル放送のトランスポートストリームよりオーディオ
    PESパケット、ビデオPESパケット、及びMIDI
    パケットをそれぞれ抽出するオーディオPESパケット
    抽出手段、ビデオPESパケット抽出手段、及びMID
    Iパケット抽出手段を有し、前記MIDIデータ抽出手
    段は、前記MIDIパケット抽出手段により抽出された
    MIDIパケットからMIDIデータを抽出して、その
    MIDIデータをMIDIデータ出力端子(14)へ出力
    し、MIDI対応機器(23)が前記MIDIデータ出力端
    子(14)へ接続され、モニタ(21)及びスピーカが、前記デ
    ィジタル放送受信装置(10)へ接続されて、前記ディジタ
    ル放送受信装置(10)の前記オーディオPESパケット抽
    出手段及び前記ビデオPESパケット抽出手段により抽
    出されたオーディオPESパケット及びビデオPESパ
    ケットより生成されたオーディオストリーム及びビデオ
    ストリームに基づいてビデオ及びオーディオを出力し、
    プログラムが各ディジタル放送受信装置(10)へ配信さ
    れ、各配信先では、生徒が前記モニタ(21)及び前記スピ
    ーカから楽器教習を視聴しつつ、前記ディジタル放送受
    信装置(10)へ接続されたMIDI対応機器(23)より生演
    奏を聞けるようにしたことを特徴とする請求項5記載の
    ディジタル放送送受システム。
  7. 【請求項7】 MIDIデータをトランスポートストリ
    ームパケットに載せたディジタル放送を受信するととも
    に、受信したディジタル放送のトランスポートストリー
    ムよりMIDIデータを抽出するMIDIデータ抽出手
    段を有していることを特徴とするディジタル放送受信装
    置。
  8. 【請求項8】 前記MIDIデータ抽出手段により抽出
    したMIDIデータより生成したアナログオーディオ信
    号を出力するアナログオーディオ出力端子を有している
    ことを特徴とする請求項7記載のディジタル放送受信装
    置。
  9. 【請求項9】 前記MIDIデータ抽出手段により抽出
    したMIDIデータによりオーディオを生成する内蔵の
    MIDI音源を有していることを特徴とする請求項7又
    は8記載のディジタル放送受信装置。
  10. 【請求項10】 前記MIDIデータ抽出手段により抽
    出したMIDIデータをそのまま外部へ出力するMID
    Iデータ出力端子(14)を有していることを特徴とする請
    求項7〜9のいずれかに記載のディジタル放送受信装
    置。
  11. 【請求項11】 MIDIデータは、分割されて、MI
    DIパケットに載せられ、各MIDIパケットは、それ
    が載せているMIDIデータの属するプログラムのオー
    ディオデータ及び/又はビデオデータの各分割部を載せ
    ているPESパケットと同期を取るために、タイプスタ
    ンプをヘッダに含み、MIDIパケットストリームの分
    割部ごとに、トランスポートストリームパケットの形態
    でトランスポートストリームに載せられることを特徴と
    する請求項7〜10のいずれかに記載のディジタル放送
    受信装置。
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