JP2000244196A - 表面実装部品搭載機 - Google Patents

表面実装部品搭載機

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JP2000244196A JP11043352A JP4335299A JP2000244196A JP 2000244196 A JP2000244196 A JP 2000244196A JP 11043352 A JP11043352 A JP 11043352A JP 4335299 A JP4335299 A JP 4335299A JP 2000244196 A JP2000244196 A JP 2000244196A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のヘッド部を有する電子部品搭載機での
各ヘッド部の座標系基準のマークを1つとする。 【解決手段】 電子部品搭載機20における基板搬送装
置24は、第1及び第2の位置決め領域24C、24B
を有し、第1の位置決め領域24CはY方向に移動可能
であり、又、各々複数の部品吸着ユニット34を備える
ヘッド部28A、28Bは、同一のX方向ガイド30上
で独立してX方向に移動可能とされる。これらのヘッド
部28A、28Bの共通移動領域内に、XYロボット装
置の座標系の基準となる1個のマーク50を配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子部品供給装
置から電子部品を順次供給し、これを吸着ノズルによっ
て吸着し、回路基板の指定位置に搭載する表面実装部品
搭載機に関する。
【0002】
【従来の技術】図10に示されるように、従来の電子部
品搭載機1は、紙又はプラスチックシートの孔に電子部
品を収納してリール状に巻かれているリール2から、電
子部品供給装置3により電子部品を1つずつ供給し、こ
の供給される電子部品を、ヘッド部4により吸着し、且
つ回路基板5上に搭載するようにしたものである。
【0003】前記ヘッド部4は、XYロボット装置6に
より回路基板5と平行な平面内でXY方向に移動される
ようになっている。又、XYロボット装置6には、X方
向Y方向それぞれの原点位置を認識するためのセンサ6
a、6bが配置され、XYロボット装置の機械的な位置
を検出するようにされている。
【0004】前記ヘッド部4は、図11に拡大して示さ
れるように、通常2組以上の部品吸着ユニット7、7・
・・を機械的インターフェイス部材8を介して、前記X
Yロボット装置6に支持されている。
【0005】前記部品吸着ユニット7は、機械的インタ
ーフェイス部材8の表面に固定された構造部材9と、こ
の構造部材9に、鉛直方向の直進ガイド10によって上
下動自在に支持されたブラケット11と、このブラケッ
ト11に取り付けられ、ボールねじ・ナット12を介し
て前記ブラケット11を上下方向に駆動するモータ13
と、前記ブラケット11に、鉛直方向の軸14を介して
その下端に支持された吸着ノズル15と、前記ブラケッ
ト11に取り付けられ、前記軸14をその軸線廻りに回
転させることによって、前記吸着ノズル15の回転方向
の位置決めをするモータ16と、前記構造部材9に取り
付けられ、前記吸着ノズル15に吸着された電子部品1
7の位置を検出するための位置検出器18と、前記構造
部材9に取り付けられ、回路基板5上のマーク認識や電
子部品17を吸着する際のその位置、回路基板5上に搭
載した電子部品17の位置を確認するためのカメラ19
等を備えている。
【0006】前記XYロボット装置6の移動可能範囲内
には、前記カメラ19で認識可能なマーク19Aが表面
実装部品搭載機1の本体に固定されている。XYロボッ
ト装置6が原点位置を認識するためにセンサ6a、6b
へ移動したセンサが検知した位置から、マーク19Aの
位置へ固定量(Xa,Ya)移動し、前記カメラ19で
マーク認識を行い、認識したマーク位置を常にXYロボ
ットの座標系の基準とすることにより、センサ検知位置
の誤差によるXYロボット装置の座標系のずれを無くす
ようにしている。又、前記カメラ19と前記吸着ノズル
15間の距離は機械的に調整されており、調整誤差分は
ソフト的に記憶されているため、カメラ19がマーク1
9Aを認識しXYロボット装置6の座標系を決定した時
点で各吸着ノズルの移動位置も座標系上で決定される。
【0007】前記複数の部品吸着ユニット7は、各部品
吸着ユニット7におけるそれぞれの吸着ノズル15間の
距離と、前記複数の電子部品供給装置3における電子部
品供給先端間の距離とを一致させることによって、同一
タイミングで複数の電子部品吸着が可能であり、XYロ
ボット装置6の1回のXY動作毎に、部品吸着ユニット
7の数だけ同時に電子部品を回路基板5上に装着して、
搭載時間を短縮することができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、1つの
XYロボット装置6に対して、できるだけ多くの部品吸
着ユニット7を設ければ、理論的には電子部品の吸着、
搭載のサイクルタイムが減少し、生産性が増加すること
になる。
【0009】しかしながら、部品吸着ユニット7の数を
増加しても、その増加数に比例して生産性の向上が図れ
るものでなく、むしろ向上度合いが小さくなっていくと
いう問題点がある。
【0010】更に、部品吸着ユニットのユニット数の増
加は、XYロボット装置6による移送質量の増加を招
き、移動速度や加速度を維持することが困難になり、逆
に吸着搭載サイクルタイムを悪化させる場合も生じると
いう問題点がある。
【0011】これに対して、X方向に2本のビームを設
け、これらに別々のヘッド部を設けるようにしたものが
ある。
【0012】しかしながら、前者は、装置の設置面積が
大きくなる上に、高速性を発揮できないという問題点が
ある。又、後者は、電子部品供給装置を前後に配置しな
ければならず、構造が複雑となり、生産ラインに組み込
むためのコストが増大すると共に、装置全体のコストも
高いという問題点がある。
【0013】これに対して、X方向の1本のビームに別
々の駆動機構を持った複数のヘッド部(部品吸着ユニッ
ト)を設けることが提案されている(非公知)。
【0014】しかしながら、これら複数のヘッド部は独
立した座標系でXYロボット装置を制御するために、そ
れぞれのヘッド部毎に別々のマークを設けてやらなけれ
ばならず、装置の設置面積が大きくなり、装置全体のコ
ストも高くなるという問題点がある。更に、電子部品搭
載精度を確保するためにはそれぞれのマーク毎の距離を
厳しい精度で位置調整する必要があり、調整が極めて困
難となる問題点がある。
【0015】この発明は、上記従来の問題点に鑑みてな
されたものであって、複数のヘッド部を持ち独立した座
標系でXYロボット装置を制御する場合でも、それぞれ
のヘッド部毎に別々のマークを設ける必要がなく、装置
の設置面積を少なくでき、装置全体のコストも安くする
ことができるようにした、電子部品搭載機及び電子部品
搭載方法を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】この発明は、請求項1の
ように、基板を搬送領域、位置決め領域、搬出領域の順
に搬送、停止させる基板搬送装置と、この基板搬送装置
に沿って配置され、電子部品を順次供給する電子部品供
給装置と、各々が電子部品供給装置から電子部品を受け
取り、これを前記位置決め領域に停止している基板へ搭
載する吸着ノズル、及び吸着ノズルの角度位置決め装置
備えた複数のヘッド部と、このヘッド部を支持して、前
記基板の搬送方向と平行なX方向及び直交するY方向に
移動させるXYロボット装置と、を有してなる表面実装
部品搭載機において、前記ヘッド部は、各々が独立して
X方向に移動自在とされ、且つ、これら複数のヘッド部
のXY方向の移動範囲中に、共通の移動領域を設け、こ
の共通移動領域内に、XYロボット装置の座標系の基準
となる1つのマークを配置したことにより、上記目的を
達成するものである。
【0017】この発明においては、複数のヘッド部がX
方向に各々独立して摺動自在に支持され、これらの共通
移動領域に1つのマークを設けているので、装置の設置
面積を小さくでき、且つ、複数のマークを設ける場合の
両マーク間の厳しい位置調節が不要となる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態の例を図
面を参照して説明する。
【0019】本発明の実施の形態の例に係る電子部品搭
載機20は、図1に示されるように、基板22A、22
Bを一方向(X方向)に搬送、停止させる基板搬送装置
24と、この基板搬送装置24に沿って配置され、電子
部品を順次供給する電子部品供給装置26と、各々が前
記電子部品供給装置26から電子部品を受け取り、これ
を基板22上へ搭載する2個のヘッド部28A、28B
と、これらヘッド部28A、28Bを前記基板22の搬
送方向と平行なX方向に摺動自在に支持するX方向ガイ
ド30を備えると共に、このX方向ガイド30をこれと
直交するY方向に駆動するようにされたXYロボット装
置32と、XYロボット装置32の、X方向Y方向それ
ぞれの機械的な位置を認識するためのセンサ60A、6
0B、61と、を備えて構成され、前記それぞれのヘッ
ド部28A、28Bが移動可能となる共通領域内にXY
ロボット装置32の座標系の基準となるマーク50を1
個配置し、それぞれのヘッド部28A、28Bに設けら
れたカメラ36A、36B(後述)によってマーク50
の認識を行い、XYロボット装置32の座標系を決定す
るようにされている。
【0020】前記各ヘッド部28A、28Bは、各々前
記図3に示されると同様の部品吸着ユニット34を3個
及びカメラ36A、36Bをそれぞれ備えている(位置
検出器は図示省略)。又、ヘッド部28A、28Bは、
機械的インターフェース部材となるプレート29A、2
9B(図3参照)を介してXガイド30に支持されてい
る。
【0021】前記基板搬送装置24は、図2に拡大して
示されるように、基板搬送方向に順次、基板搬入領域2
4A、第2位置決め領域24B、第1位置決め領域24
C、及び、基板搬出領域24Dを有し、各々に独立して
基板22を搬送し且つ停止させることができるコンベア
25A〜25Dを備えている。
【0022】前記第1及び第2位置決め領域24C、2
4Bは、ここに基板22A、22Bを搬入停止したと
き、前記2つのヘッド部28A、28Bから電子部品を
搭載できる状態となるようにされている。
【0023】前記第1位置決め領域24C全体は、図
1、図2に示されるように、コンベア25Cを支持する
断面U字形状のフレーム38が、Y方向の直進ガイド4
0によって水平且つY方向に移動自在に支持され、更
に、Yモータ42によって、ボールねじ42Aを介して
前記直進ガイド40に沿ってY方向に移動できるように
されている。
【0024】図1の符号44A、44Bは、前記ヘッド
部28A、28Bを、ベルト46A、46Bを介してそ
れぞれ、X方向ガイド30に沿って独立に駆動するため
のモータを示す。
【0025】前記X方向ガイド30を支持するX方向梁
部材31の軸方向両端は、前記モータ44A、44Bと
共に、XYロボット装置32におけるY方向ガイド48
上にY方向に摺動自在に支持され、モータ(図示省略)
により、Y方向に移動自在とされている。
【0026】前記各ヘッド部28A、28B上の部品吸
着ユニット34は、各々、図8に示されると同様のモー
タにより鉛直軸線廻りの回転角度が位置決めされる吸着
ノズル50A、52A、54A及び50B、52B、5
4B(図3参照)を備えている。
【0027】まず、以上の機構の構成からなる表面実装
部品搭載機20の、ヘッド部28A、28Bを備えたX
Yロボット装置32のXY座標系を決定する手順を次に
示す。
【0028】Yモータ(図示せず)、Yベルト47によ
り、XYロボット装置32をY方向位置センサ61の方
向へ移動し、センサが検知した時点をY方向原点とす
る。次に、Xモータ44A、Xベルト46Aによりヘッ
ド部28AをX方向位置センサ60Aの方向へ移動し、
センサが検知した時点をXA方向原点とする。又、Xモ
ータ44B、Xベルト46Bによりヘッド部28BをX
方向位置センサ60Bの方向へ移動し、センサが検知し
た時点をXB方向原点とする。
【0029】この状態で、まず、ヘッド部28Aに設け
られたカメラ36Aがマーク50上に移動するための既
定量(X1,Y1)だけXYロボット装置32を移動
し、カメラ36Aでマーク50を認識し、規定量(X
1,Y1)とのずれ量を計算し、ヘッド部28AのXY
移動の座標系を決定する。ここで、ヘッド部28AをX
方向位置センサ60Aの方向へ移動し、次にヘッド部2
8Bに設けられたカメラ36Bがマーク50上に移動す
るための既定量(X2,Y2)だけXYロボット装置3
2を移動し、カメラ36Bでマーク50を認識し、規定
量(X2,Y2)とのずれ量を計算し、ヘッド部28B
のXY移動の座標系を決定する。
【0030】以上の動作によって、それぞれのヘッド部
28A、28Bは一つのマークにより個々のXY移動の
座標系を得ることができる。
【0031】次に、上記電子部品搭載機20により、基
板22A、22B上に電子部品を搭載する工程につい
て、図4〜図9を参照して詳細に説明する。
【0032】まず、図4に示されるように、ステップ1
01において、基板22A、22Bを基板搬入領域24
Aから基板搬送装置24内に装入する。
【0033】次に、ステップ102において、先行する
基板22Aを第1位置決め領域24Cに位置決め停止さ
せ、ステップ103において、後行基板22Bを第2位
置決め領域24Bに搬送・位置決めする。
【0034】このとき、ステップ104において、カメ
ラ36により、基板22A、22Bの装着姿勢を計測す
る。
【0035】ステップ105に進み、XYロボット装置
32により、ヘッド部28A、28Bを電子部品供給装
置26のピックポジション上部に移動させる。
【0036】次に、ステップ106において、前記吸着
ノズル50A、52A、54A及び50B、52B、5
4Bにより、電子部品51A、53A、55A及び51
B、53B、55Bをそれぞれ同時に吸着する。
【0037】吸着された電子部品は、ほとんどの場合、
例えば図6に示されるように、ノズルの中心に対して、
X方向、Y方向、及び、回転方向にずれて吸着されてい
るので、これを補正しなければならない。なお、前記吸
着ノズル50Aと50B、52Aと52B、54Aと5
4Bは、各々Y方向の座標が同一である。
【0038】前記補正に先立って、ステップ107に進
み、前記位置検出器により各電子部品のXY方向の位
置、回転方向の姿勢を検出し、次に、ステップ108〜
112において、吸着ノズル50A、50Bにより、前
記電子部品51A、51Bを、基板22A、22Bに同
時に搭載できるように、各電子部品のずれ量を補正する
とともに、電子部品51A、51Bの角度が指定搭載角
度となるよう補正する。なお、これらの補正は、実際は
同時に並行して行われる。
【0039】前記補正の過程を詳細に説明すると、ま
ず、ステップ108では、基板22A上の電子部品51
A、及び、基板22B上の電子部品51Bのそれぞれの
搭載座標(図6〜9では搭載位置A、Bで示す)との距
離、前記位置検出器により得られたこれらの電子部品5
1A、51Bの吸着姿勢により、電子部品51A、51
Bの搭載位置に対するX方向、Y方向、及び回転方向の
ずれを計算する。
【0040】次に、ステップ109(以下最終ステップ
まで図5参照)において、吸着ノズル50A、50Bの
回転角度を補正することによって、電子部品51A、5
1Bの角度が指定搭載角度となるようにする(図7参
照)。
【0041】ステップ110において、ヘッド部28
A、及び、ヘッド部28Bを、それぞれのノズルが吸着
した電子部品51Aと51Bと基板22A、22Bにお
けるこれらの搭載位置に対するX方向のずれ量δXA、
δXB(図7参照)を補正するように、XYロボット装
置32により、ヘッド部28A、及び、28Bを、その
機械的インターフェイス部材となるプレート29A、2
9Bを介して駆動してX方向の位置決めをする(図8参
照)。
【0042】次に、ステップ111において、前記電子
部品51BとそのY方向搭載座標の差δYB、電子部品
51Aと51Bの吸着時におけるY方向の差δYCを求
め、ステップ112において、XYロボット装置32に
より、ヘッド部28A、28Bを、Y方向にδYB移動
させ、前記電子部品51BとそのY方向搭載座標を一致
させる。同時に、フレーム38を含む第1位置決め領域
24Cを基板22Aとともに、Yモータ42によって、
Y方向にδYC移動させ、前記電子部品51AとそのY
方向搭載座標を一致させる(図9参照)。
【0043】ステップ113に進み、吸着ノズル50
A、50Bにより、前記電子部品51A、51Bを、基
板22A、22Bに同時に搭載する。
【0044】ステップ114では、他の電子部品53
A、53B及び55A、55Bについてそれぞれ、前記
ステップ108〜113を繰り返す。
【0045】更に、ステップ115では、全電子部品搭
載まで、前記ステップ105〜114まで繰り返す。
【0046】全電子部品搭載後に、ステップ116にお
いて、基板22A、22Bを、基板搬出領域24Dを経
て搬出し、ステップ101に戻る。
【0047】なお、上記実施の形態の例において、ヘッ
ド部は2個のみ設けられているが、本発明はこれに限定
されるものでなく、3個以上であってもよい。又、各ヘ
ッド部における部品吸着ユニットの数も3個に限定され
ず、少なくとも1個あればよい。
【0048】又、前記基板搬送装置において、位置決め
領域は前記ヘッド部の数に対応して、これと同数設けて
いるが、本発明はこれに限定されるものでなく、両者の
数は異なっていてもよい。又、基板搬送装置における位
置決め領域は、複数のヘッド部がY方向に相対変位可能
であればよく、従って、全部のヘッド部をボールねじ等
によってY方向に移動可能としたり、又、1個のヘッド
部のみをY方向に固定し、他をY方向に移動可能として
もよい。
【0049】又、上記実施の形態の例において、2つの
基板22A、22Bに対して、同時に同一の部品を同期
して順次搭載していくようにされているが、本発明はこ
れに限定されるものでなく、先行、後行基板上の部品搭
載を基板進行方向に半分ずつヘッド部28A、28Bで
負担して搭載するようにしてもよい。
【0050】具体的には、例えば、ヘッド部28Aで
は、基板22A、22B上の、進行方向前半部上の電子
部品を搭載し、ヘッド部28Bによって、基板22A、
22Bの移動方向後半部の電子部品を搭載するようにし
てもよい。
【0051】更に、前記XYロボット装置32はモータ
により駆動されるが、このモータにはリニアモータも含
まれるものとする。
【0052】又、上記実施の形態の例は1本のX方向ガ
イドに2基のヘッド部を支持したものであるが、本発明
はこれに限定されず、X方向ガイドを複数本設けてもよ
い。又、複数のヘッド部それぞれに独立したXY移動の
座標系を設けたが、それぞれのヘッド部が同じマークを
認識し、一つの座標系の中で個々に移動することも可能
である。
【0053】
【発明の効果】本発明は上記のように構成したので、複
数のヘッド部を持ち独立した座標系でXYロボット装置
を制御する表面実装部品搭載機でも、それぞれのヘッド
部毎に別々のマークを設ける必要がないため、装置の設
置面積を少なくでき、装置全体のコストも安くすること
ができ、更に、それぞれ複数のマーク間の距離を厳しい
精度で位置調整する必要が無くなり、製造も簡単にする
ことができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の例に係る電子部品搭載機
を示す斜視図
【図2】同電子部品搭載機における基板搬送装置を拡大
して示す斜視図
【図3】ヘッド部と基板との関係を示す斜視図
【図4】同電子部品搭載機による電子部品搭載工程の前
半を示すフローチャート
【図5】同搭載工程の後半を示すフローチャート
【図6】同電子部品搭載機により電子部品を搭載する際
の、電子部品吸着時における基板及び電子部品の位置関
係を示す平面図
【図7】同電子部品搭載機により電子部品を搭載する際
の、電子部品の回転角度補正後における基板及び電子部
品の位置関係を示す平面図
【図8】同電子部品搭載機により電子部品を搭載する際
の、電子部品のX方向位置補正後における基板及び電子
部品の位置関係を示す平面図
【図9】同電子部品搭載機により電子部品を搭載する際
の、電子部品位置補正終了時における基板及び電子部品
の位置関係を示す平面図
【図10】従来の電子部品搭載機の概略を示す斜視図
【図11】同従来の電子部品搭載機におけるヘッド部を
拡大して示す斜視図
【符号の説明】
20…電子部品搭載機 22…基板 24…基板搬送装置 24A…基板搬入領域 24B…第2位置決め領域 24C…第1位置決め領域 24D…基板搬出領域 26…電子部品供給装置 28A、28B…ヘッド部 30…X方向ガイド 32…XYロボット装置 34…部品吸着ユニット 36…カメラ 40…直進ガイド 42…Yモータ 50…マーク 60A、60B、61…センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 東 盛夫 東京都調布市国領町8丁目2番地の1 ジ ューキ株式会社内 Fターム(参考) 5E313 AA01 AA11 AA15 CC03 CC04 DD01 EE01 EE02 EE03 EE13 EE16 EE24 EE25 EE33 EE35 EE37 FF24 FF26 FF28 FF32 FF40 FG02

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板を搬送領域、位置決め領域、搬出領域
    の順に搬送、停止させる基板搬送装置と、この基板搬送
    装置に沿って配置され、電子部品を順次供給する電子部
    品供給装置と、各々が電子部品供給装置から電子部品を
    受け取り、これを前記位置決め領域に停止している基板
    へ搭載する吸着ノズル、及び吸着ノズルの角度位置決め
    装置を備えた複数のヘッド部と、このヘッド部を支持し
    て、前記基板の搬送方向と平行なX方向及び直交するY
    方向に移動させるXYロボット装置と、を有してなる表
    面実装部品搭載機において、 前記ヘッド部は、各々が独立してX方向に移動自在とさ
    れ、且つ、これら複数のヘッド部のXY方向の移動範囲
    中に、共通の移動領域を設け、この共通移動領域内に、
    XYロボット装置の座標系の基準となる1つのマークを
    配置したことを特徴とする表面実装部品搭載機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103596376A (zh) * 2013-11-01 2014-02-19 深圳市森阳流体自动化有限公司 高速贴片机
CN105108731A (zh) * 2011-06-15 2015-12-02 富士机械制造株式会社 多机器人系统及电子元件安装机

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