JP2000243886A - 電力用半導体素子の冷却体 - Google Patents

電力用半導体素子の冷却体

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JP2000243886A
JP2000243886A JP11042485A JP4248599A JP2000243886A JP 2000243886 A JP2000243886 A JP 2000243886A JP 11042485 A JP11042485 A JP 11042485A JP 4248599 A JP4248599 A JP 4248599A JP 2000243886 A JP2000243886 A JP 2000243886A
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cooling
power semiconductor
semiconductor device
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Toshiyuki Yano
利行 矢野
Ryoichi Kushibiki
陵一 櫛引
Masayuki Imura
正幸 伊村
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内部貫流型の電力用半導体素子の冷却体にお
いて、冷却液圧力を増加させることなく冷却効率を向上
させた電力用半導体素子の冷却体を提供する。 【解決手段】 冷却体1の中央部に円形の穴を両面から
あけ、その穴の底部となる仕切り板3に金属製の円柱4
を複数個配置し、円形の穴の外周部にOリング2を取付
けるとともに、冷却液の入口配管6a、出配管6bを取
付ける。このように構成した冷却体1と電力用半導体素
子とを圧接し積層すると、冷却体内部の冷却液5は、電
力用半導体素子の電極面と直接接触するため冷却効率が
向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体素子のうちで
も両面に接触電極を有する電力用半導体素子の両面に接
触させて冷却を行なう冷却体に係わり、特に冷却媒体が
液体、例えば水が内部を貫流することにより冷却を行な
うようにした電力用半導体素子の冷却体に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】半導体変換装置は大容量化(高電圧化)
の傾向にあり、それに伴い多数個の電力用半導体素子が
用いられるようになってきている。半導体変換装置は複
数個の電力用半導体素子と、その電力用半導体素子を冷
却するための冷却体を交互に積層し弾性的な押圧力を負
荷する電力用半導体素子用スタック(以下単にスタック
とも言う)を半導体変換装置の回路構成要素として多数
使用している。
【0003】このような大容量の電力用半導体素子で
は、僅か数10cm2 の小さい電極面から数kW以上の
熱損失が発生する。従って、このような電力用半導体素
子においては、この小さい電極面から大量の熱を奪う、
より冷却効率の良い冷却体を得ることが重要になってい
る。
【0004】以下、従来のこの種の液体による内部貫流
型冷却体について、図15乃至図17を用いて説明す
る。図15において、冷却体1は、例えばダイオード、
サイリスタ、GTO、IEGT等の電力用半導体素子7
と交互に積層してスタック27を構成し、このスタック
27の両端から数トンの圧力で圧接されている。また、
冷却体1は、絶縁パイプ28を介して相互に接続されて
いる。このように構成されたスタック27において、例
えば水のような冷却液5は、絶縁主パイプ29を介して
熱交換器30に至る経路で、循環ポンプ31で循環す
る。
【0005】冷却体1には種々の構成のものがあり、図
16及び図17にその一例を示す。図16は、冷却体1
の外観を示す斜視図である。同図に示すように冷却体1
は、熱伝導性、導電性の優れた例えば銅またはアルミニ
ウムで平板状に形成された両面を電力用半導体素子との
接触面32とした主体部33を有し、この主体部33の
内部に設けた貫流路(図示しない)の両端となる部分
に、絶縁パイプ28または絶縁主パイプ29を接続する
ための口出部6a、6bを設けている。冷却液は、一方
の口出部6aから流入し、貫流路(図示しない)に沿っ
て流れ、他方の口出部6bより流出する。
【0006】図17は冷却体1の主体部33の断面を示
し、同図(a)は水平断面図、(b)は同図(a)の点
R1から点R2までの貫流路に沿った主体部33の部分
断面図、(c)はS−S断面図である。
【0007】同図(a)、(b)、(c)に示すように
主体部33は、両面を電力用半導体素子との接触面32
とし、内部には、半円部と直線部とから構成され、かつ
一線状に接続された貫流路34を設けている。この貫流
路34の両端の開口部には、絶縁パイプ28または絶縁
主パイプ29を接続するための口出部が設けられ、一方
の口出部6a(図16参照)から流入した冷却液は、図
17(a)に矢印で示すように往路35から復路36へ
と流れ、他方の口出部6b(図16参照)から流出す
る。電力用半導体素子からの熱は冷却体1の接触面32
から冷却体の主体部33を通り冷却媒体である冷却液5
に伝わる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】近年、サイリスタ素子
等の電力用半導体素子は、その大容量化に伴って発熱量
も増大しており、冷却効率の高い冷却体が要求されてい
る。ところが、従来の冷却体で冷却効率を向上させるに
は、冷却液の流量を増加させればよいが装置全体の冷却
液総量が増大するため、配管の大口径化、冷却液を循環
させるためのポンプの大型化などが必要となる。このよ
うに、電力用半導体素子の大容量化は、部品の大型化を
招くばかりでなく装置全体が大きくなり変換装置が大型
化するという間題がある。
【0009】本発明の目的は、上記に鑑みてなされたも
ので、内部貫流型の電力用半導体素子の冷却体におい
て、冷却液圧力を増加させることなく冷却効率を向上さ
せた電力用半導体素子の冷却体を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、内部に冷却液を貫流させる
流路を設けた電力用半導体素子の冷却体において、流路
の冷却液を電力用半導体素子の電極面に接触させること
を要旨とする。
【0011】この構成により電力用半導体素子の冷却効
率を向上させることができる。請求項2記載の発明は、
請求項1記載の電力用半導体素子用冷却体において、冷
却体の中央部に円形の穴を両面から任意の深さ設け、そ
の穴の底部に金属製の支柱を複数個配置し、穴の外周の
冷却体両面の表面に、穴の直径より大きな直径のOリン
グを1個または複数個取付けたことを要旨とする。
【0012】この構成により金属製の支柱で通電と圧接
力支持伝達ができる。また、Oリングで冷却体の冷却液
が漏れ出さないようにすることができる。請求項3記載
の発明は、請求項1記載の電力用半導体素子用冷却体に
おいて、冷却体の流路を構成する部分と冷却体の外枠部
分とを分離可能な別部品により構成したことを要旨とす
る。
【0013】この構成により電力用半導体素子の発熱特
性に応じた冷却流路を構成することができる。請求項4
記載の発明は、請求項1記載の電力用半導体素子用冷却
体において、冷却体の外枠部分に、冷却体中央の厚み方
向に電力用半導体素子の電極面の面積より小さい面積の
貫通穴を設けたことを要旨とする。
【0014】この構成により電力用半導体素子の電極面
の面積に応じた冷却液との接触面積を構成することがで
きる。請求項5記載の発明は、請求項1記載の電力用半
導体素子用冷却体において、冷却体の流路を構成する部
分に、流路を縦に仕切る仕切り板を設け、この仕切り板
に柱状の支柱を複数個配置して構成した流路構成部材を
取付け、この流路構成部材で圧接力を伝達することを要
旨とする。
【0015】この構成によって、冷却流路を構成する部
材で圧接力も伝達することができる。請求項6記載の発
明は、請求項1記載の電力用半導体素子用冷却体におい
て、前記流路を構成するとともに圧接力を伝達する部分
を、冷却液流路用の貫通穴を設けた1個または複数個の
リング状のものとするとともに、冷却液の配管と接続
し、前記冷却体の中央に配置したことを要旨とする。
【0016】この構成によってリング状のもので圧接力
の支持と冷却液の流路構成の両方の効果が得られる。請
求項7記載の発明は、請求項1記載の電力用半導体素子
用冷却体において、冷却液の入口を冷却体の中央とし、
出口を冷却体の外周部分とすることを要旨とする。
【0017】この構成によって冷却液は冷却体の中央か
ら外周部に流れるため、冷却体と接触している電力用半
導体素子の電極面を均等に冷却することができる。請求
項8記載の発明は、請求項1記載の電力用半導体素子用
冷却体において、流路を構成する部材である支柱を、冷
却体を縦に仕切る仕切り板の両面に放射状に配置し、仕
切り板に複数個の穴を設けたことを要旨とする。
【0018】この構成によって、冷却液が仕切り板の両
面を自由に流れ冷却効率が良くなる。請求項9記載の発
明は、請求項1記載の電力用半導体素子用冷却体におい
て、冷却体を複数個のシリコンチップを内蔵したマルチ
チップ型電力用半導体素子を冷却する冷却体とし、流路
を構成する部材である支柱を、マルチチップ型電力用半
導体素子内部の複数個のシリコンチップと同数配置した
ことを要旨とする。
【0019】この構成によりシリコンチップごとの冷却
と圧接を行なうことができる。請求項10記載の発明
は、請求項1記載の電力用半導体素子用冷却体におい
て、冷却体の外枠を、樹脂(プラスチック)や絶縁セラ
ミック等の絶縁物で構成したことを要旨とする。
【0020】この構成により配管部品を絶縁物で構成で
きるため、冷却体の外枠と配管を同じ材料とすることに
より冷却体の質量を低減できると共に積層された冷却体
同士の絶縁も容易に得ることができる。
【0021】請求項11記載の発明は、請求項1記載の
電力用半導体素子用冷却体において、冷却体の冷却液の
流路空間を内部に構成した外枠を一体成形または注形可
能な絶縁物で構成し、複数個連続して配管部分で連結し
て、一体絶縁構造としたことを要旨とする。
【0022】この構成により配管部品を別材料や接続用
の継手を必要としないため、冷却体の質量を低減できる
と共に積層された冷却体同士の絶縁も容易に得ることが
できる。
【0023】請求項12記載の発明は、請求項1記載の
電力用半導体素子用冷却体において、冷却体の外枠を複
数個連結し同一絶縁材料で一体化するとともに、冷却体
の外枠内部の冷却液流路の形状を長方形とし、電力用半
導体を取付ける部分以外は、冷却液の入口から出口まで
同じ形状で貫通し冷却流路を構成することを要旨とす
る。
【0024】この構成により冷却液を多量にしかも低い
圧力で流すことができるため冷却効率が向上する。請求
項13記載の発明は、請求項1記載の電力用半導体素子
用冷却体において、冷却体の外枠を複数個連結し同一絶
縁材料で一体化するとともに、冷却体の外枠に複数の冷
却液排出口を設けたことを要旨とする。
【0025】この構成により保守時などにスタック部の
任意の冷却体の冷却液を抜くことができるため作業が容
易となる。請求項14記載の発明は、請求項1記載の電
力用半導体素子用冷却体において、冷却体に取付ける前
記電力用半導体素子をモジュール型の電力用半導体素子
としたことを要旨とする。この構成により圧接を不要と
するモジュール型のIGBT等の電力用半導体素子の冷
却を行なうことができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について詳細に説明する。なお、以下の図におい
て、同符号は同一部分または対応部分を示す。
【0027】(第1の実施形態)図1は、本発明の第1
の実施形態に係る冷却体の構成を示す斜視図である。図
は、冷却体の片面の形状を示したもので裏側も同じ形状
をしている。
【0028】この実施形態は、同図に示すように、冷却
体1の中央部に円形の穴を両面から任意の深さあけ、そ
の穴の底部となる部分に金属製の円柱4を複数個配置
し、前記穴の外周の冷却体両面の表面に前記穴直径より
大きな直径の1個または複数のOリング2を取付けたも
のである。(なお、Oリング2を複数取付ける場合は同
心円的に配置する。) 冷却体の両面から穴をあけていくと、あけた穴の底の部
分は冷却体1を縦に仕切る仕切り板3が形成され、その
仕切り板3の部分に冷却体1の厚さより少し長い円柱状
の円柱4を複数個挿入し、その外周部に1個または複数
のOリング2を取付け、矢印で流れを示す冷却液5の出
入口の配管即ち入口配管6a、出配管6bを取付ける。
【0029】この実施形態によれば、図2に示すように
電力用半導体素子7と冷却体1を圧接し積層すると、冷
却体1内部の冷却液5は、電力用半導体素子7の電極面
8と直接接触するため冷却効率が向上する。さらに、図
17に示す従来例よりも直線的な流路構成であるため、
流体の抵抗も少ないので、流量が増加することで発熱し
た電極面8の高い冷却効果を得ることができる。冷却液
5は、圧接力を加えることで冷却体1の中央の穴の部分
に取付けられたOリング2で密閉され外部へ漏れ出すこ
とはない。
【0030】(第2の実施形態)次に、図3及び図4
に、本発明の第2の実施形態を示す。図3は第2の実施
形態に係る冷却体の外枠9を示す斜視図、図4は冷却体
の冷却液の流路構成部10を示す斜視図である。
【0031】この実施形態においては、冷却体1は、図
3及び図4に示すように、外枠部分と流路構成部分とを
別々にしたものである。冷却体の外枠9は、図3に示す
ように、中央に電力用半導体素子7の電極面8より小さ
い面積の貫通穴11を設けたものである。流路構成部1
0は、図4に示すように、仕切り板3に冷却体の外枠9
の厚さより少しだけ長い円柱4を挿入し固定したもので
ある。円柱4は仕切り板3に挿入後ロウ付け等で固定す
る。あるいは、円柱4に、おねじ加工を施し、薄い円板
にねじの谷径相当の穴をあけてねじ溝を利用して円柱4
を貫通させるなどの方法により取付ける。仕切り板3の
材料は銅やアルミニウムなどの金属の他にフッ素樹脂な
どのプラスチックあるいはセラミック等の絶縁物でも構
成することができる。
【0032】この実施形態によれば、流路構成部10と
冷却体の外枠9を別々にすることにより、電力用半導体
素子7の発熱に応じた冷却流路を構成することができ
る。また、圧接荷重が大きくなると円柱4の径を大きく
したり、配置を変えたり、本数を増やすなど電力用半導
体素子7の特性に応じた冷却液5の流路部分の設定がで
きる。
【0033】また、冷却体の外枠9にはOリング2を電
力用半導体素子の電極面8と接触させて冷却液5をシー
ルするためのOリング取付け溝12を設けるため、電力
用半導体素子の電極面8の面積より小さい面積の貫通穴
11があいている。この貫通穴11に冷却液5を流入さ
せるために冷却体の外枠9の上下に冷却体の流路穴13
があけられ入口配管6a及び出口配管6bが接続されて
いる。
【0034】流路構成部10の仕切り板3に取付ける円
柱4は、銅などの金属とし、通電と圧接荷重を伝達す
る。冷却液5が流れるときにこの円柱4により流れに乱
れを発生させて、冷却効率を向上する。複数の円柱4の
長さは冷却体の外枠9の厚さより少しだけ長く設定し、
圧接したとき電力用半導体素子の電極面8と冷却体の外
枠9とが接触しないようにしてある。両者はOリング2
を介して接触する。
【0035】こうすることで圧接力は冷却体の外枠9に
はOリング2を圧縮する程度しか作用せず、ほとんどの
圧接力は流路構成部10の円柱4のみを介して伝達され
るため電力用半導体素子7に偏荷重が生じること無く均
等に圧接することができる。
【0036】円柱4の仕切り板3への取付け方法とし
て、円柱4にねじ溝加工し、仕切り板3にねじ込むこと
でも同様の効果が得られる。このとき仕切り板3は薄い
金属板または絶縁物とし、円柱4をねじ込む量の寸法差
による高低差を仕切り板3の変形で吸収することができ
る。また、ねじ加工するとねじ加工面の冷却液との接触
面積が広くなるため冷却効率が良くなる。
【0037】(第3の実施形態)図5及び図6に本発明
の第3の実施形態に係る冷却体の構成を示す。図5に示
すものは、冷却液5の入口を冷却体1の中央とし、出口
を冷却体1に設けた貫通穴11の内側の出口配管6b部
分とするものである。冷却体1の中央部には金属製のリ
ング状の冷却液流路構成部15があり、このリング状の
冷却液流路構成部15に冷却液流入口14を設け、接続
流路構成部17を介して入口配管6aと接合して、冷却
体1を構成する。
【0038】また、図6に示すように、リング状の冷却
液流路構成部15を冷却液の入口側の入口配管6aを延
長し、冷却体中央部で接続する構成とすることもでき
る。リング状の冷却液流路構成部15には、図5及び図
6に示すように、冷却液の通路用の貫通流路穴16が複
数個あけてあるものである。この貫通流路穴16は冷却
液の入口配管6aに近い部分に大小複数個設けたもの
で、反対側の出口側にはこのような冷却液の貫通流路穴
16は設けない。
【0039】また、図7に示すように、直径の違う複数
個のリング状の冷却液流路構成部15a、15bを取付
け、流路を構成するようにしてもよい。なお、この場合
貫通流路穴16を設ける位置は、内側のリング状の冷却
液流路構成部15aについては出口配管6bに近い方
に、また外側のリング状の冷却液流路構成部15bにつ
いては入口配管6aに近い方に設けるのがよい。
【0040】この実施形態によれば、矢印で示す冷却液
5は、圧接力の伝達も兼ねるリング状の冷却液流路構成
部15のリング内径部分から冷却体1に流入し、リング
に設けた複数の貫通流路穴16を抜けて、リング外径部
分を通り、冷却液入口配管6aとは反対側の場所にある
出口配管6bへと流れる。リングに設けた複数の貫通流
路穴16の位置は、冷却液入口配管6a側に近い部分に
設けるため、冷却液5は、リング外径側面と、冷却体1
の貫通穴11の内径側面との間を流路として一回りしな
がら流れる。このように、冷却液を冷却体1全体に回す
ことができるので電力用半導体素子7を均等に冷却する
ことができる。また、図7に示すようにこのリングを複
数個取付けたものにおいても同様の効果が得られる。
【0041】(第4の実施形態)図8に、本発明の第4
の実施形態に係る冷却体の要部の構成を示す。図8に示
すものは、冷却体1の流路を構成する部分、即ち流路構
成部10において、仕切り板3の表裏両面に円柱4を複
数個放射状に配置し、仕切り板3に複数個の流路穴18
を設けたものである。
【0042】この実施形態によれば、冷却液5が仕切り
板3の流路穴18を通ることにより、仕切り板3の表裏
間にも冷却液5の流れが生じ、流れが乱れることにより
冷却効果が向上する。また、円柱4を放射状に配置する
ことにより、圧接負荷のバランスをとることができる。
【0043】また、流路を構成する円柱4は仕切り板3
を貫通して取付けても同じ効果が得られる。円柱4の長
さは第2の実施形態の場合と同様に、冷却体の外枠9の
厚さより少しだけ長くすればよい。
【0044】(第5の実施形態)図9に、第5の実施形
態として、本発明をマルチチップ型電力用半導体素子に
適用した場合の構成を示す。
【0045】図9は、冷却体1の流路を構成する部分に
おいて、仕切り板3を貫通して設けた複数個の円柱4を
マルチチップ型電力用半導体素子19内部のシリコンチ
ップ20の配置と合致するように円柱4を配置させ、冷
却体1と共に積層した状態の断面を示したものである。
図10はシリコンチップ20を示したもので、シリコン
チップ20の外周に絶縁フレーム21が取付けられてい
る。
【0046】この実施形態は、複数個のシリコンチップ
20を圧接板22と共に、絶縁碍管23の内部に配置
し、金属板24で密閉し構成したマルチチップ型の電力
用半導体素子19において、電極でもある前記金属板2
4を介し、シリコンチップ19の面と合致するように円
柱4を接触させ圧接することにより、円柱4で圧接力と
シリコンチップ19から発生する熱を伝達し、冷却する
ことができる。金属板24は薄い板状のものとすること
で、円柱4により加える圧接荷重の妨げとはならない。
【0047】このように各円柱4を各シリコンチップ2
0にできるだけ近づけることで、シリコンチップ20か
ら発生する熱を効率良く吸収伝達できるので、冷却効率
が向上する。
【0048】(第6の実施形態)次に、本発明の第6の
実施形態について説明する。この実施形態は、図3に示
した冷却体の外枠9を樹脂(プラスチック)や絶縁セラ
ミックなどの絶縁物で構成するものである。
【0049】プラスチックで構成する場合は、冷却体の
外枠9に取付けられている冷却液の入口配管6a及び出
口配管6bもプラスチックで構成し、冷却体の外枠9と
一体化する。
【0050】この実施形態によれば、冷却体の外枠9が
樹脂(プラスチック)などの絶縁物で構成されるため配
管部分も同じ材料とすることで一体化して製造できる。
また、質量も軽くなるため軽量化できる。さらに冷却体
同士の絶縁も容易となる。
【0051】(第7の実施形態)図11に、本発明の第
7の実施形態に係る冷却体の構成を示す。この実施形態
は、図11に示すように、冷却体の外枠9を樹脂(プラ
スチック)等の一体成形または注形可能な絶縁物で構成
したものである。
【0052】冷却体の外枠9に取付けられている冷却液
配管25も冷却体の外枠9と同一材料で連続して構成
し、冷却体の外枠9と一体化する。さらに1つのスタッ
クに必要な数だけ冷却体の外枠9を冷却液配管25部分
で連結し、複数の冷却体を一体化する。
【0053】この実施形態によれば、スタック1台分全
ての冷却体の外枠9が連続して一体化されるため、冷却
液配管25の接続部分は、スタックの両端部2箇所とな
り冷却体配管の接続部分を減らすことができる。また、
質量も軽くなるため軽量化できる。さらに冷却体同士の
絶縁も容易となる。
【0054】(第8の実施形態)図12は、本発明の第
8の実施形態に係る冷却体の構成を示したものである。
この実施形態は、図12に示すように、冷却体の外枠9
を樹脂(プラスチック)等の一体成形または注形可能な
絶縁物で構成したもので、特に冷却液の流路の断面形状
を幅広の長方形としたものである。図12の場合、冷却
液の流路の幅は、冷却体の外枠9に設けてある貫通穴1
1の直径と同じで、開口高さhは冷却特性にあわせて任
意とする長方形をしている。
【0055】図13は1個の冷却体の外枠9の断面を示
したもので、冷却液の流路の開口高さhは中央の電力用
半導体素子7を取付ける部分で広がる以外は、冷却液の
入口から出口まで同じ形状である。この幅広の長方形を
した流路穴は、図12に示すように複数の冷却体を連続
して貫通し構成されている。両端部は図示しないが、長
方形から円形に徐々に変化するような形状の継手が接続
され冷却液の循環配管と接続されている。
【0056】この実施形態によれば、円形の配管と比較
し、幅広の長方形をした流路は断面積が大きいので冷却
液を多量に流すことができるため、スタックの冷却体内
部に直列に冷却液を流しても、冷却液の温度上昇を少な
くすることができる。またポンプの圧力を上げることな
く流量を増やすことができる。
【0057】図14は、電力用半導体素子7を冷却体の
間に挿入したスタックの一部分の例を示したもので、冷
却液のシールはOリング2で行ない、図示していないが
冷却体の外枠9の中央の内部に圧接荷重を支持する流路
構成部10が挿入してある。このように、配管のないス
タックが得られる。
【0058】更に、この実施形態においては、図12及
び図14に示すように、樹脂(プラスチック)等の一体
成形または注形可能な絶縁物で構成した冷却体の外枠9
に、複数の冷却液の排出口26を設けてある。冷却液の
排出口26は、冷却体のねじ穴を加工した部分に、シー
ル剤を塗布した冷却体の外枠と同じ材料のねじ込み栓を
取付けたものである。
【0059】このような構成とすることにより、保守時
など、複数の冷却液排出口26の内、最低2箇所を開け
ることで2本の冷却体内部の冷却液を排出することがで
きる。この場合、2箇所の内1箇所は冷却液を排出しや
すくするための空気穴となる。例えば1個の電力用半導
体素子7を交換する場合、スタックすべての冷却体内部
の冷却液を排出することなく、交換する電力用半導体素
子7の前後の冷却体の冷却液のみを排出することができ
る。また、ねじ込み栓の材料を冷却体の外枠9と同じ材
料にすることによって、熱膨張の差による隙間が生じな
いので冷却液漏れを防止することができる。
【0060】(第9の実施形態)次に、本発明の第8の
実施形態に係る冷却体について説明する。この実施形態
は、図示しないが、形状は図3に示す冷却体の外枠9と
ほぼ同じで、中央に設けてある貫通穴を、モジュール型
の電力用半導体素子、例えばモジュール型のIGBT等
の冷却面に合せて四角形とし、〇リングと固定用のねじ
穴を複数個この貫通穴の周囲に設けたものである。冷却
体の材料は金属または絶縁材料である。
【0061】この実施形態によれば、圧接不要のモジュ
ール型のIGBT等の冷却面に冷却液を接触させる冷却
方式のため、冷却面を広くでき大容量のモジュール型の
IGBT等の冷却が可能となる。また冷却面は冷却液と
接触するため平面である必要がなく凹凸があっても良
い。さらに凹凸の代りに、冷却面の増大の目的でヒート
シンク形状とすると冷却効率が良くなる。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の電力用半
導体素子の冷却体によれば、冷却液を直接電力用半導体
素子の電極面に接触させることで冷却液との広い接触面
積が得られ、さらに幅広の流路構成とすることで流体の
抵抗も少なくなり大きな流量が得られるため、冷却効率
が向上する。さらに圧力ポンプや配管も小圧力用のもの
が使用できるために冷却装置の小型化が可能である。ま
た、流路を構成する部分以外は絶縁材料を使用できるた
め変換装置全体を小型化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態の構成を示す斜視
図。
【図2】 本発明の第1の実施形態の構成を示す断面
図。
【図3】 本発明の第2の実施形態における冷却体の外
枠を示す斜視図。
【図4】 本発明の第2の実施形態における冷却体の流
路構成部を示す斜視図。
【図5】 本発明の第3の実施形態の構成を示す斜視
図。
【図6】 本発明の第3の実施形態の他の構成を示す斜
視図。
【図7】 本発明の第3の実施形態の更に他の構成を示
す平面図。
【図8】 本発明の第4の実施形態の構成を示す斜視
図。
【図9】 本発明の第5の実施形態の構成を示す断面
図。
【図10】 本発明の第5の実施形態におけるシリコン
チップの構成を示す一部切欠斜視図。
【図11】 本発明の第7の実施形態の構成を示す斜視
図。
【図12】 本発明の第8の実施形態の構成を示す斜視
図。
【図13】 本発明の第8の実施形態の構成を示す断面
図。
【図14】 本発明の第8の実施形態におけるスタック
の構成を示す斜視図。
【図15】 電力用半導体素子、冷却体及びスタックの
構成図。
【図16】 従来の冷却体を示す斜視図。
【図17】 従来の冷却体の要部を説明するための断面
図。
【符号の説明】
1…冷却体 2…Oリング 3…仕切り板 4…支柱 5…冷却液 6a…入口配管 6b…出口配管 7…電力用半導体素子 8…電力用半導体素子の電極面 9…冷却体の外枠 10…流路構成部 11…貫通穴 12…Oリング取付け溝 13…冷却体の流路穴 14…冷却液流入口 15、15a、15b…リング状の冷却液流路構成部 16…貫通流路穴 17…接続流路構成部 18…流路穴 19…マルチチップ型電力用半導体素子 20…シリコンチップ 21…絶縁フレーム 22…圧接板 23…絶縁碍管 24…金属板 25…冷却液配管 26…冷却液の排出口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊村 正幸 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中工場内 Fターム(参考) 5F036 AA01 BA05 BB44 BB45

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部に冷却液を貫流させる流路を設けた電
    力用半導体素子の冷却体において、前記流路の冷却液を
    電力用半導体素子の電極面に接触させることを特徴とす
    る電力用半導体素子の冷却体。
  2. 【請求項2】前記冷却体の中央部に円形の穴を両面から
    任意の深さ設け、その穴の底部に金属製の支柱を複数個
    配置し、前記穴の外周の冷却体両面の表面に、前記穴の
    直径より大きな直径のOリングを1個または複数個取付
    けたことを特徴とする請求項1に記載の電力用半導体素
    子の冷却体。
  3. 【請求項3】前記冷却体の流路を構成する部分と冷却体
    の外枠部分とを分離可能な別部品により構成したことを
    特徴とする請求項1に記載の電力用半導体素子の冷却
    体。
  4. 【請求項4】前記冷却体の外枠部分に、冷却体中央の厚
    み方向に前記電力用半導体素子の電極面の面積より小さ
    い面積の貫通穴を設けたことを特徴とする請求項1に記
    載の電力用半導体素子の冷却体。
  5. 【請求項5】前記冷却体の流路を構成する部分におい
    て、流路を縦に仕切る仕切り板を設け、この仕切り板に
    支柱を複数個配置して構成した流路構成部材を取付け、
    この流路構成部材で圧接力を伝達することを特徴とする
    請求項1に記載の電力用半導体素子の冷却体。
  6. 【請求項6】前記流路を構成するとともに圧接力を伝達
    する部分を、冷却液流路用の貫通穴を設けた1個または
    複数個のリング状のものとするとともに、冷却液の配管
    と接続し、前記冷却体の中央に配置したことを特徴とす
    る請求項1に記載の電力用半導体素子の冷却体。
  7. 【請求項7】前記冷却体の冷却液の入口を冷却体の中央
    とし、出口を冷却体の外周部分とすることを特徴とする
    請求項1に記載の電力用半導体素子の冷却体。
  8. 【請求項8】前記流路を構成する部材である支柱を、冷
    却体を縦に仕切る仕切り板の両面に放射状に配置し、仕
    切り板に複数個の穴を設けたことを特徴とする請求項1
    に記載の電力用半導体素子の冷却体。
  9. 【請求項9】前記冷却体を複数個のシリコンチップを内
    蔵したマルチチップ型電力用半導体素子を冷却する冷却
    体とし、前記流路を構成する部材である支柱を、マルチ
    チップ型電力用半導体素子内部の複数個のシリコンチッ
    プと同数配置したことを特徴とする請求項1に記載の電
    力用半導体素子の冷却体。
  10. 【請求項10】前記冷却体の外枠を絶縁物で構成したこ
    とを特徴とする請求項1に記載の電力用半導体素子の冷
    却体。
  11. 【請求項11】前記冷却体の冷却液の流路空間を内部に
    構成した外枠を一体成形または注形可能な絶縁物で構成
    し、複数個連続して配管部分で連結して、一体絶縁構造
    としたことを特徴とする請求項1に記載の電力用半導体
    素子の冷却体。
  12. 【請求項12】前記冷却体の外枠を複数個連結し同一絶
    縁材料で一体化するとともに、冷却体の外枠内部の冷却
    液流路の形状を長方形とし、前記電力用半導体を取付け
    る部分以外は、冷却液の入口から出口まで同じ形状で貫
    通し冷却流路を構成することを特徴とする請求項1に記
    載の電力用半導体素子の冷却体。
  13. 【請求項13】前記冷却体の外枠を複数個連結し同一絶
    縁材料で一体化するとともに、冷却体の外枠に複数の冷
    却液排出口を設けたことを特徴とする請求項1に記載の
    電力用半導体素子の冷却体。
  14. 【請求項14】前記冷却体に取付ける前記電力用半導体
    素子をモジュール型の電力用半導体素子としたことを特
    徴とする請求項1に記載の電力用半導体素子の冷却体。
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