JP2000242697A - 情報配信システム - Google Patents

情報配信システム

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JP2000242697A
JP2000242697A JP4156599A JP4156599A JP2000242697A JP 2000242697 A JP2000242697 A JP 2000242697A JP 4156599 A JP4156599 A JP 4156599A JP 4156599 A JP4156599 A JP 4156599A JP 2000242697 A JP2000242697 A JP 2000242697A
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JP4156599A
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Hideaki Takazawa
秀明 高沢
Eiji Takechi
永次 武地
Takaaki Kayanuma
隆昭 萱沼
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Kokusai Electric Corp
Original Assignee
Kokusai Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クライアントに配信される株価情報のリアル
タイム性をある程度保持しながら、サーバ/クライアン
ト間のトラフィックを軽減し、且つクライアントにおい
て直近の更新情報を識別できる情報配信システムを提供
する。 【解決手段】 サーバ1の受信データ処理手段11が、
受信した市場情報を基に値動きによる更新の有無を検出
し、銘柄情報記憶テーブル22の株価情報を更新すると
共に更新フラグを設定し、要求受付処理手段12がクラ
イアント2からの配信要求を受け付けて配信要求銘柄に
ついて、銘柄属性情報と株価情報及び更新フラグを配信
し、以降は、配信制御処理手段13が、定期的にクライ
アント2から要求された銘柄について、更新の発生を判
断し、更新が検出された銘柄についてのみ、その株価情
報と更新フラグをクライアント2に配信する情報配信シ
ステムである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、証券取引
所より送信される証券、株価等の市場情報をサーバで受
信し、複数のクライアントの要求に応じて配信するクラ
イアント/サーバ方式の情報配信システムに係り、特に
リアルタイムに効率よく更新情報を配信できる情報配信
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】クライアント/サーバ方式の従来の第1
の情報配信システムについて図11を使って説明する。
図11は、従来の第1の情報配信システムの概念図であ
る。従来の第1の情報配信システムは、センターから送
信される任意の銘柄の最新の株価情報で構成される市場
情報を受信し、銘柄毎に始値、高値、安値、現在値、気
配等の株価情報に関する最新情報を記憶しているサーバ
1′と、任意の銘柄に関する最新の株価情報を取得して
表示する複数のクライアント2′とから構成されてい
る。
【0003】そして、従来の第1の情報配信システムで
は、サーバ1′がセンターから送信される銘柄毎の市場
情報を随時受信して、受信の度に銘柄に対応する株価情
報を上書きすることによって、常に最新情報を記憶して
いる。そして、クライアント2′から定期的に任意の銘
柄を指定した最新情報要求がサーバ1′に送信される
と、サーバ1′が最新情報要求に応じて、記憶している
銘柄毎の株価情報の内の該当する銘柄の株価情報をクラ
イアント2′に送信するようになっている。
【0004】例えば、図11の例では、サーバ1′にお
いて、銘柄(1)、銘柄(2)、…、銘柄(n)に関す
る最新の株価情報が記憶され、クライアントaから銘柄
(1)、銘柄(4)、…に関する最新情報要求がサーバ
1′に送信されると、サーバ1′から当該銘柄に関する
最新の株価情報が配信され、同様にクライアントbから
銘柄(2)、銘柄(5)、…に関する最新情報要求がサ
ーバ1′に送信されると、サーバ1′から当該銘柄に関
する最新の株価情報が配信されることになる。
【0005】次に、クライアント/サーバ方式の別の
(第2の)従来の情報配信システムについて、図12を
使って説明する。図12は、従来の第2の情報配信シス
テムの概念図である。従来の第2の情報配信システム
は、従来の第1の情報配信システムと同様に、センター
から伝送される市場情報を受信し、銘柄毎に始値、高
値、安値、現在値、気配等の株価情報に関する最新情報
を記憶しているサーバ1″と、任意の銘柄に関する最新
の株価情報を取得して表示する複数のクライアント2″
とから構成されている。
【0006】そして、従来の第2の情報配信システムで
は、サーバ1″上のリアルタイムに更新される銘柄毎の
株価情報と、クライアント2″上のアプリケーションで
使用する銘柄毎の株価情報とを予めリンクさせておき、
サーバ1″がセンターからの市場情報を受信すると、サ
ーバ1″側の株価情報に受信情報が上書きされ、更にサ
ーバ1″側の株価情報とのリンクによってクライアント
2″側の株価情報に最新情報がリアルタイムに反映され
るようになっている。
【0007】図12の例では、サーバ1″において、銘
柄(1)、銘柄(2)、…、銘柄(n)に関する最新の
株価情報が記憶され、クライアントaのアプリケーショ
ンで必要な銘柄(1)、銘柄(3)、…が予めサーバ
1″の株価情報にリンクされており、クライアントbの
アプリケーションで必要な銘柄(1)、銘柄(4)、…
が予めサーバ1″の株価情報にリンクされている。
【0008】そして、サーバ1″で銘柄(1)のデータ
を受信して株価情報に上書きされると、それにリンクし
ているクライアントaとクライアントbの各株価情報に
も上書きされた株価情報が反映されるようにデータが送
信される。
【0009】また、従来の第3の情報配信システムとし
て、特開平8−16659では、サーバ/クライアント
間のトラフィックを削減する方法として、センターから
市場情報が伝送されると、サーバにおいて株価情報を構
成する項目毎に、受信データと記憶している直前の株価
情報とを比較することによって値動きの有無を判断し、
項目毎の判断結果を示すフラグを作成し、サーバからク
ライアントに対して、現在値のデータ及び時刻と値動き
により更新された項目を示すフラグのみを配信し、クラ
イアント側でフラグに従って更新項目に関する更新処理
を行う方法が提案されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の第1の情報配信システムでは、クライアント2′側
からの最新情報要求があると、指定されている全銘柄の
株価情報をサーバ1′から配信するので、指定されてい
る銘柄の中で、前回の配信以降値動きが無かった銘柄に
ついても株価情報を配信することになり、クライアント
/サーバ間で無意味な伝送が行われ、伝送効率が悪いと
いう問題点があった。
【0011】また、従来の第1の情報配信システムで
は、クライアント2′側からの最新情報要求のタイミン
グでサーバ1′から最新情報が配信されるため、サーバ
1′における更新をリアルタイムに近い形で各クライア
ント2′に反映させるためには、各クライアント2′か
らサーバ1′への最新情報要求をサーバ1′における更
新速度に見合うタイミングで発行する必要があり、クラ
イアント数及び各クライアントが要求する銘柄数が増加
すると、クライアント/サーバ間のトラフィック量が増
大するという問題点があった。
【0012】また、クライアント2′において、最新の
株価情報を表示することはできるが、直近に更新された
項目がどれであるか識別できないため、従来の専用端末
のように直近に更新された項目だけを強調表示するよう
な制御ができないという問題点があった。
【0013】また、従来の第2の情報配信システムで
は、サーバ1″でリンクされた情報は、クライアント
2″におけるアプリケーション上のデータと一対一で対
応する単なるデータであり、各データに付属する符号な
どの詳細なデータのリンクを増やしていくと、リンクに
伴って付加される情報量が増加し、その結果クライアン
ト/サーバ間のトラフィックが増大するという問題点が
あった。
【0014】また、リンクされたデータは無条件にアプ
リケーション上のデータに貼り付けられるため、データ
が更新されたことを示すような表示を行ったり、データ
それ自体を用いた判定処理(判定結果による表示情報の
修飾)等が困難であるという問題点があった。
【0015】そして、従来の第3の情報配信システムで
は、センターから市場情報の配信がある毎に、値動きの
有無に関わらず現在値及びフラグの配信を行うので無意
味な伝送が行われ、且つクライアント側で伝送されたフ
ラグに従った更新処理を行う必要があり、伝送効率及び
処理効率が悪いという問題点があった。
【0016】本発明は上記実情に鑑みて為されたもの
で、クライアントに配信される株価情報のリアルタイム
性をある程度保持しながら、サーバ/クライアント間の
トラフィックを軽減し、且つクライアントにおいて直近
の更新情報を識別できる情報配信システムを提供するこ
とを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記従来例の問題点を解
決するための請求項1記載の発明は、情報配信システム
において、サーバが市場情報を受信し、銘柄毎に最新の
株価情報を記憶し、配信を要求する配信要求銘柄につい
てクライアントから前記配信要求銘柄の配信要求が前記
サーバに送信されると、前記サーバが、前記配信要求銘
柄の最新の株価情報を前記クライアントに配信し、以降
は前記市場情報を受信して前記配信要求銘柄の株価情報
が値動きによって更新されると、更新の度に前記更新さ
れた株価情報を前記クライアントに配信することを特徴
としており、クライアントからの配信要求直後に配信要
求銘柄の株価情報が配信され、以降は配信要求銘柄に更
新があったときだけ株価情報をクライアントに配信でき
る。
【0018】上記従来例の問題点を解決するための請求
項2記載の発明は、請求項1記載の情報配信システムに
おいて、サーバが、受信した市場情報から最新の株価情
報を記憶する際に、株価情報を構成する項目毎に、値動
きによる更新の有無を判断し、更新のあった項目には更
新有りを示す情報を付加して記憶し、クライアントに株
価情報を配信する際には前記更新有りを示す情報を付加
してクライアントに株価情報を配信することを特徴とし
ており、クライアントが配信された株価情報の中で更新
があった項目を識別できる。
【0019】上記従来例の問題点を解決するための請求
項3記載の発明は、情報配信システムにおいて、市場情
報を受信し、要求に応じて配信するサーバが、銘柄毎に
複数項目から成る株価情報と、前記項目毎に設けられた
値動きによる更新の有無を示す更新フラグと、値動きに
よる更新の度にカウントされる更新カウンタとを記憶す
る銘柄情報記憶テーブルと、任意のクライアントから配
信要求された配信要求銘柄と、前記配信要求銘柄の株価
情報を前記クライアントに配信する際の前記更新カウン
タの値を記憶する配信カウンタとの組を、前記クライア
ントに対応付けて記憶する配信要求銘柄設定テーブル
と、市場情報を受信し、前記市場情報が任意の銘柄の最
新の株価情報の場合に、前回更新された情報の配信が完
了しているか判断し、配信が完了している場合に前記銘
柄の全項目の更新フラグを初期化し、株価情報を構成す
る全項目について値動きによる更新の有無を判断し、更
新があった項目については、更新情報を格納し、当該項
目に関する更新フラグを更新有りに設定し、当該銘柄の
更新カウンタをカウントアップする受信手段と、任意の
クライアントから配信要求を受け付けると、前記クライ
アントに対応付けて前記配信要求銘柄設定テーブルを作
成し、前記配信要求で指定された配信要求銘柄を前記配
信要求銘柄設定テーブルに格納し、前記配信要求銘柄に
関して、前記銘柄情報記憶テーブルの株価情報と更新フ
ラグとを前記クライアントに配信し、前記銘柄情報記憶
テーブルの更新カウンタの値を配信カウンタとして前記
配信要求銘柄設定テーブルに格納し、前記クライアント
の情報を配信開始指示として出力し、任意のクライアン
トから配信の停止要求を受け付けると、当該クライアン
トに対する前記配信要求銘柄設定テーブルを削除し、前
記クライアントの情報を配信停止指示として出力する要
求受付処理手段と、前記要求受付処理手段からの配信開
始指示及び配信停止指示を入力し、定期的に前記配信開
始指示のクライアントに関して、当該クライアントに対
応する前記配信要求銘柄設定テーブルに記憶された各配
信要求銘柄について、当該配信要求銘柄設定テーブルの
配信カウンタと前記銘柄情報記憶テーブルの更新カウン
タとの値を比較して、前記更新カウンタの値が前記配信
カウンタの値と異なる場合に、前記配信要求銘柄に関す
る前記銘柄情報記憶テーブルの株価情報と更新フラグと
を当該クライアントに配信し、前記更新カウンタの値を
前記配信カウンタに複写する配信処理を行い、当該クラ
イアントに関する配信停止指示を受け取ると前記配信処
理を停止する配信制御処理手段とを有し、前記クライア
ントが、配信要求する配信要求銘柄と、配信の停止指示
を入力する入力部と、前記入力された配信要求銘柄を配
信要求として前記サーバに送信し、前記入力された配信
の停止指示に従って配信の停止要求を前記サーバに送信
する銘柄設定手段と、前記サーバから配信された株価情
報と更新フラグとを受信して記憶する受信手段と、前記
記憶された株価情報と更新フラグとに従って表示情報を
編集する表示制御手段と、前記表示情報を表示する表示
部とを有することを特徴としており、クライアント毎に
配信要求銘柄について、定期的に更新カウンタと配信カ
ウンタとの比較によって更新の有無がチェックされ、配
信要求時と更新があったときだけ株価情報と更新フラグ
とをサーバからクライアントに配信し、クライアントで
は配信された株価情報の中で更新があった項目を識別し
ながら表示できる。
【0020】上記従来例の問題点を解決するための請求
項4記載の発明は、請求項3記載の情報配信システムに
おいて、サーバが、銘柄毎に銘柄を定義する銘柄属性情
報を受信して記憶し、任意のクライアントからの配信要
求を受け付けると、前記配信要求で指定された配信要求
銘柄に対応する前記銘柄属性情報を前記クライアントに
配信するサーバであり、クライアントが、前記サーバか
ら配信された銘柄属性情報を記憶し、前記銘柄属性情報
に従った表示制御を行うクライアントであることを特徴
としており、クライアント側で配信要求時に銘柄属性情
報を入手し、銘柄属性情報を利用した表示制御を行うこ
とができる。
【0021】上記従来例の問題点を解決するための請求
項5記載の発明は、請求項3又は請求項4記載の情報配
信システムにおいて、クライアントが、配信を希望する
時間間隔を配信間隔として配信要求に含めて送信するク
ライアントであり、サーバが、前記配信間隔を含む配信
要求を受けて、前記配信間隔に従って定期的に前記クラ
イアントに関する配信処理を行う配信制御処理手段を有
するサーバであることを特徴としており、クライアント
毎に配信間隔を可変にできる。
【0022】上記従来例の問題点を解決するための請求
項6記載の発明は、情報配信システムにおいて、市場情
報を受信し、要求に応じて配信するサーバが、銘柄毎に
複数項目から成る株価情報と、前記項目毎に設けられた
値動きによる更新の有無を示す更新フラグと、クライア
ントに対応付けて銘柄毎の配信要求の有無を示す配信要
求フラグとを記憶する銘柄情報記憶テーブルと、市場情
報を受信し、前記市場情報が任意の銘柄の最新の株価情
報の場合に、前回更新された情報の配信が完了している
か判断し、配信が完了している場合には前記銘柄の全項
目の更新フラグを初期化し、株価情報を構成する全項目
について値動きによる更新の有無を判断し、更新があっ
た項目について、前記銘柄情報記憶テーブルに更新情報
を格納し、前記項目に関する更新フラグを更新有りに設
定し、何れかの項目で更新があった場合に、当該銘柄を
更新銘柄として更新配信指示を出力する受信手段と、任
意のクライアントから配信要求を受け付けると、配信要
求された配信要求銘柄に対応し、かつ当該クライアント
に対応する前記銘柄情報記憶テーブルの配信要求フラグ
を要求有りに設定し、前記配信要求銘柄に関して、前記
銘柄情報記憶テーブルの株価情報と更新フラグとを前記
クライアントに配信し、任意のクライアントから配信の
停止要求を受け付けると、当該クライアントに対応する
前記銘柄情報記憶テーブルの配信要求フラグを要求無し
にリセットする要求受付処理手段と、前記受信手段から
の更新配信指示を受け取ると起動され、前記更新配信指
示で指定された更新銘柄に関する前記銘柄情報記憶テー
ブルの配信要求フラグをサーチし、配信要求有りとなっ
ている全てのクライアントに対して前記銘柄情報記憶テ
ーブルに記憶されている前記更新銘柄の株価情報及び更
新フラグを配信する配信制御処理手段とを有し、前記ク
ライアントが、配信要求する配信要求銘柄及び配信の停
止指示とを入力する入力部と、前記入力された配信要求
銘柄を配信要求として前記サーバに送信し、前記入力さ
れた配信の停止指示を停止要求として前記サーバに送信
する銘柄設定手段と、前記サーバから配信された株価情
報と更新フラグとを受信して記憶する受信手段と、前記
記憶された株価情報と更新フラグとに従って表示情報を
作成する表示制御手段と、前記表示情報を表示する表示
部とを有することを特徴としており、クライアントから
配信要求された時に株価情報と更新フラグとを配信し、
また任意の銘柄で更新があったときに更新のあった銘柄
を配信要求していたクライアントに対して株価情報と更
新フラグとを配信し、クライアントでは配信された株価
情報の中で更新があった項目を識別しながら表示でき
る。
【0023】上記従来例の問題点を解決するための請求
項7記載の発明は、請求項6記載の情報配信システムに
おいて、サーバが、銘柄毎に銘柄を定義する銘柄属性情
報を受信して記憶し、任意のクライアントからの配信要
求を受け付けると、前記配信要求で指定された配信要求
銘柄に対応する前記銘柄属性情報を前記クライアントに
配信するサーバであり、クライアントが、前記サーバか
ら配信された銘柄属性情報を記憶し、前記銘柄属性情報
に従った表示制御を行うクライアントであることを特徴
としており、クライアント側で配信要求時に銘柄属性情
報を入手し、銘柄属性情報を利用した表示制御を行うこ
とができる。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照しながら説明する。本発明の実施の形態に係る情
報配信システムは、サーバが、受信した市場情報から最
新の株価情報を記憶する際に、株価情報を構成する項目
毎に値動きによる更新(以降は単に更新と呼ぶ)の有無
を判断し、各項目の最新情報に更新の有無を示す特定の
情報を付加して配信情報として記憶しておき、クライア
ントから配信を要求する銘柄(配信要求銘柄)を指定し
た配信要求をサーバに送信すると、サーバが、配信要求
銘柄に関する配信情報を配信し、以降は、定期的に配信
要求銘柄における更新の発生を判断し、更新が検出され
た銘柄についてのみ、その株価情報と更新の有無を示す
特定情報からなる配信情報をクライアントに配信するの
で、ある程度のリアルタイム性を保持しながら、サーバ
/クライアント間のトラフィックを抑え、かつクライア
ント側では直近の更新情報を識別できるものである。
【0025】まず、本発明の情報配信システムの概略構
成及び概略動作について図1を使って説明する。図1
は、本発明に係る情報配信システムの概略構成ブロック
図である。本発明に係る情報配信システムは、従来の第
1の情報配信システムと同様に、センターから伝送され
る市場情報を受信し、銘柄毎に始値、高値、安値、現在
値、気配等の株価情報に関する最新情報を記憶している
サーバ1と、任意の銘柄に関する最新の株価情報を取得
して表示する複数のクライアント2とから構成されてい
る。
【0026】但し、サーバ1からクライアント2への配
信のタイミング及び配信する情報の内容が従来の情報配
信システムとは異なっている。つまり、本発明の情報配
信システムでは、サーバ1が、センターから送信される
市場情報を基に、予め選択されている銘柄に関する銘柄
属性情報と株価情報とを記憶し、任意の銘柄の値動き等
により、センターから当該銘柄の最新の株価情報を受信
すると、その際に、株価情報を構成する項目毎に更新の
有無を判断し、各項目の最新情報と共に更新の有無を示
す特定の情報(更新フラグ)を付加して配信情報として
記憶している。
【0027】そして、任意のクライアント2(図1では
クライアントa)から、例えば業務開始時に、情報の配
信を要求する銘柄(配信要求銘柄)を指定した配信要求
がサーバ1に送信されると、サーバ1で配信要求を受け
付け、全配信要求銘柄に関して、銘柄属性情報を配信
し、続いて記憶している当該銘柄の始値、高値、安値、
現在値、気配等の株価情報と更新フラグからなる配信情
報を新規情報としてクライアント2に配信する。尚、新
規情報は株価情報のみとしても構わない。
【0028】そして、以降は定期的に、指定された各配
信要求銘柄について、株価情報の更新が発生したかを判
断し、更新が発生した銘柄についてのみ、当該銘柄に関
する配信情報を更新情報としてクライアント2に配信す
る。この時、配信される配信情報は、全ての項目(始
値、高値、安値、現在値、気配等)の株価情報と、各項
目に関する更新の有無を示す特定情報(更新フラグ)が
付加された状態のものである。そして、クライアント2
から配信の停止要求があると、更新情報の配信を停止す
る。
【0029】尚、クライアント2では、受信した新規情
報及び以降の更新情報に従って、配信要求銘柄に関する
最新の株価情報及び更新フラグを記憶し、当該記憶した
情報を使用して表示等のアプリケーションを実行する。
【0030】上記説明及び図1では、クライアントaに
ついて説明したが、他のクライアントからもの配信要求
に対しても、同様の手順で配信が行われる。
【0031】また、1つのクライアント内で複数のアプ
リケーションが起動されて、各々異なる配信要求を行う
場合は、アプリケーション毎に上記一連の動作が行われ
る。尚、説明を簡単にするために、以降は、1つのクラ
イアント2からは同時に1つの配信要求しか行われない
と仮定して説明する。
【0032】次に、上記説明した本発明の情報配信シス
テムを実現する具体的な構成(第1の実施の形態)につ
いて説明する。まず、本発明の第1の実施の形態に係る
情報配信システムのサーバ1(第1のサーバ)の構成に
ついて図2を使って説明する。図2は、本発明の第1の
サーバの構成ブロック図である。
【0033】本発明の第1のサーバ1は、基本的には、
センターからの市場情報を受信する受信部30と、記憶
部20と、クライアント2とのデータの送受信を行う無
線送受信部31と、受信した市場情報を基に株価情報を
管理し、クライアント2からの要求に応じて株価情報を
配信する制御を行う制御部10とから構成されている。
【0034】次に、第1のサーバ1の各部について説明
する。受信部30は、センターから伝送される市場情報
を受信し、記憶部20の受信バッファ21に格納するも
のである。ここで、市場情報には、定期的に伝送される
各銘柄の属性情報及び株価情報と、取引等が発生して値
動きにより随時伝送される任意の銘柄の株価情報とがあ
る。
【0035】記憶部20には、受信バッファ21と、銘
柄情報記憶テーブル22と、配信要求銘柄設定テーブル
23とが設けられている。受信バッファ21は、センタ
ーから伝送される市場情報を格納するバッファであり、
受信部30によって受信した市場情報が格納され、受信
データ処理手段11によって読み出されて処理されるよ
うになっている。
【0036】銘柄情報記憶テーブル22は、センターか
ら伝送される全銘柄又は予め選択された銘柄について、
銘柄毎の属性情報及び最新の株価情報と、本発明の特徴
部分である株価情報を構成する各項目に関する更新の有
無を示す情報(更新フラグ)と、クライアント2への配
信制御に用いる配信制御情報とを記憶するテーブルであ
る。
【0037】具体的に、銘柄情報記憶テーブル22は、
図3に示すように、銘柄毎に銘柄属性情報と、配信情報
と、更新カウンタと配信完了フラグからなる配信制御情
報から構成されている。図3は、本発明の銘柄情報記憶
テーブル22のフォーマットを示す説明図である。
【0038】ここで、銘柄属性情報は、日に数回センタ
ーから送信される各銘柄を定義する為の情報であり、具
体的には銘柄種別、上場取引所、銘柄コード、銘柄の状
態を示す情報等で構成されている。銘柄種別とは、例え
ば、株式1部、2部、外国株、転換社債、一般債券、…
等であり、上場取引所とは、例えば、東証、大証、名
証、…等であり、銘柄の状態とは、例えば、整理/管理
ポスト、値段の単位、…等である。尚、銘柄属性情報
は、銘柄に対応付けて銘柄属性情報だけを記憶するよう
な別のテーブルで管理するようにしても構わない。
【0039】また、配信情報は、始値、高値、安値、現
在値、気配等の項目で構成される株価情報の最新情報
と、各項目に対して、直近に値動きによる更新があった
か否かを示す更新フラグとで構成されている。
【0040】ここで、更新フラグは、更新無しの場合を
値0(ゼロ)とし、更新有りの場合を値1に設定するも
のとする。但し、更新有り無しを示す値は逆であっても
構わない。図3の例で説明すると、銘柄1では現在値の
みが更新され、銘柄4では現在値と高値が更新されたこ
とになる。尚、図3では項目の情報の次に項目に対応す
る更新フラグを設けているが、項目の情報と更新フラグ
とを別々にまとめて記憶するようにしても構わない。
【0041】そして、更新フラグは、後述する受信デー
タ処理手段11によって、対応する銘柄の株価情報を受
信し株価情報を更新する際に、前回更新された株価情報
をクライアントに配信済であれば、全項目について更新
無しにクリアされる。そして、更に受信データ処理手段
11によって、更新有りと判断された項目に対応する更
新フラグが更新有りに変更されるようになっている。
【0042】尚、株価情報を受信して更新する際に、前
回更新された株価情報を配信済でない場合は、いずれの
項目も更新フラグをクリアせずにそのまま残し、更に今
回の受信データで、更新有りと判断された項目に対応す
る更新フラグを更新有りに変更するようになっている。
【0043】また、配信制御情報の更新カウンタ(CN
T)は、対応する銘柄について、何回株価情報の更新が
あったかを示す例えば1バイトのカウンタである。初期
値を0とし、受信した市場情報によって株価情報の何れ
かの項目に値動きが発生して更新される毎に、受信デー
タ処理手段11によってカウントアップされていくよう
になっている。
【0044】また、配信制御情報の配信完了フラグは、
対応する銘柄の更新された配信情報が、配信要求してい
るクライアント2に配信されたか否かを示すフラグであ
る。つまり、受信データ処理手段11によって株価情報
の更新が認識されると、配信完了フラグは配信未完了の
値1に設定され、配信制御処理手段13によって配信要
求しているクライアント2への配信が完了すると、配信
完了の値0(ゼロ)に設定されるようになっている。但
し、配信完了/未完了を示す値は逆であっても構わな
い。
【0045】また、複数のクライアント2への配信がバ
ラバラに行われる場合は、全てのクライアント2への配
信が完了したときに配信完了に設定される必要がある。
そこで、各クライアントに対応する配信完了フラグを別
途設け、全てのクライアントへの配信が完了した時に銘
柄情報記憶テーブル22の配信完了フラグが配信完了と
なるようにしてもよいし、銘柄情報記憶テーブル22に
各クライアントに対応する配信完了フラグを設け、全て
の配信完了フラグが配信完了になっている場合を配信完
了と認識して更新フラグをクリアするようにしても良
い。
【0046】配信要求銘柄設定テーブル23は、クライ
アント2からの配信要求に従ってクライアント2毎に作
成され、配信が要求された配信要求銘柄及びその配信制
御に用いる情報とを記憶するテーブルで、図4に示すよ
うに、配信要求銘柄と、配信制御に用いる配信カウンタ
(CNT′)とを組にして記憶するようになっている。
図4は、本発明の配信要求銘柄設定テーブル23のフォ
ーマットを示す説明図である。
【0047】ここで、配信要求銘柄は、クライアント2
から伝送された配信要求で特定された配信要求銘柄の銘
柄コードが、要求受付処理手段12によって格納される
ものである。また、配信カウンタ(CNT′)は、配信
要求を受け取った際に、要求受付処理手段12が新規情
報の送信を行う時に銘柄情報記憶テーブル22の該当す
る銘柄の更新カウンタの値が要求受付処理手段12によ
って複写され、以降は、配信制御処理手段13によって
配信が行われる毎に銘柄情報記憶テーブル22の該当す
る銘柄の更新カウンタの値が複写されて更新されるよう
になっている。
【0048】無線送受信部31は、クライアント2との
情報の送受信をするもので、ここでは、サーバ1とクラ
イアント2との間で無線伝送を行う場合を記載したが、
接続方法は無線に限定せず、例えば、LAN接続等であ
っても構わない。
【0049】制御部10は、サーバ1全体の制御を行う
もので、受信データ処理手段11と、要求受付処理手段
12と、配信制御処理手段13とが設けられている。
尚、受信部30と受信バッファ21と受信データ処理手
段11が請求項3記載の受信手段に相当している。
【0050】受信データ処理手段11は、受信した市場
情報に基づいて、銘柄情報記憶テーブル22を更新する
手段である。
【0051】ここで、受信データ処理手段11の具体的
な処理の流れについて、図5を使って説明する。図5
は、本発明の受信データ処理手段11の処理の流れを示
すフローチャート図である。
【0052】本発明の受信データ処理手段11は、受信
バッファ21から受信データを読み出し(100)、受
信バッファ21にデータがあったか判断し(102)、
データがない場合(No)は、処理100を繰り返し、
データがあった場合(Yes)は、そのデータが銘柄属
性情報であるか判断し(103)、銘柄属性情報である
場合(Yes)は、銘柄属性情報を銘柄情報記憶テーブ
ル22に格納し(120)、処理100に戻る。
【0053】一方、処理103において銘柄属性情報で
ない、つまり任意の銘柄の株価情報である場合(No)
は、銘柄情報記憶テーブル22の当該銘柄に関する配信
完了フラグを参照して配信が完了しているか判断し(1
04)、配信が完了していない場合(No)は、そのま
ま処理106に移る。
【0054】一方、処理104において、配信が完了し
ている場合は、銘柄情報記憶テーブル22の当該銘柄に
関する更新フラグを全てクリアし(105)、株価情報
の各項目について受信データと記憶しているデータとを
比較して、各項目について更新があるかを判断する(1
06)。
【0055】そして、更新がない場合(No)は処理1
00に戻り、更新がある場合(Yes)には、更新があ
った項目の受信データを銘柄情報記憶テーブル22に格
納して更新し(107)、その項目の更新フラグを更新
有に設定し(108)、更に当該銘柄の更新カウンタ
(CNT)をインクリメントし(109)、配信完了フ
ラグを配信未完了に設定し(110)、処理100に戻
って次の受信データに関する処理を繰り返す。
【0056】要求受付処理手段12は、クライアント2
からの配信要求及び停止要求を受け付け、配信要求受付
処理及び停止要求受付処理を行うものである。
【0057】ここで、要求受付処理手段12の配信要求
受付処理の具体的な処理の流れについて、図6を使って
説明する。図6は、本発明の要求受付処理手段12の配
信要求受付処理の流れを示すフローチャート図である。
【0058】本発明の要求受付処理手段12の配信要求
受付処理は、任意のクライアント2からの配信要求銘柄
と配信間隔からなる配信要求を受信し(300)、当該
クライアント2に対応する配信要求銘柄設定テーブル2
3を作成して(302)、配信要求の中で特定されてい
る配信要求銘柄を配信要求銘柄設定テーブル23に格納
して登録する(304)。
【0059】そして、配信要求銘柄設定テーブル23に
登録された配信要求銘柄を順に選択し(306)、銘柄
情報記憶テーブル22から銘柄属性情報を読み込んでク
ライアント2に送信し(308)、銘柄情報記憶テーブ
ル22から配信情報(株価情報及び更新フラグ)を読み
込んでクライアント2に送信し(310)、配信情報銘
柄情報記憶テーブル22の更新カウンタの値を配信要求
銘柄設定テーブル23の配信カウンタに複写する(31
1)。
【0060】そして、全ての配信要求銘柄について終了
したか判断し(312)、終了していない場合(No)
は、処理306に戻り、終了した場合(Yes)は、配
信要求を行ったクライアント2の情報(例えば、識別
子)と、配信要求に含まれる配信間隔の情報を配信開始
指示として後述する配信制御処理手段13に出力し(3
14)、配信要求受付処理を終了する。
【0061】一方、要求受付処理手段12の停止要求受
付処理は、停止要求を送信したクライアント2の情報を
配信停止指示として配信制御処理手段13に出力し、当
該クライアント2に対応する配信要求銘柄設定テーブル
23を削除する処理である。
【0062】配信制御処理手段13は、配信要求を受け
たクライアント2に対して、配信停止指示があるまで、
定期的に株価情報を配信する制御を行う手段である。具
体的に、配信制御処理手段13は、要求受付処理手段1
2からの配信開始指示を入力して、配信要求を送信した
クライアント2に対する配信間隔を記憶し、記憶された
配信間隔に従ってクライアント2毎に、定期的に配信処
理を起動し、配信処理の中で登録された配信要求銘柄に
ついて、株価情報が更新されているか判断し、更新され
ている銘柄について配信情報(株価情報及び更新フラ
グ)をクライアント2に配信し、要求受付処理手段12
からの配信停止指示を入力すると、配信処理の起動を停
止するようになっている。
【0063】尚、ここで配信間隔は、クライアント2側
のアプリケーションで要求される情報のリアルタイム性
と、サーバ/クライアント間のトラフィックとのかねあ
いにより可変とし、配信間隔の時間を短くするほどリア
ルタイム性は向上するがトラフィックは増大し、一定時
間を長くするほどリアルタイム性は損なわれるがトラフ
ィックは軽減できることになる。
【0064】ここで、配信制御処理手段13における配
信処理の具体的な処理の流れについて、図7を使って説
明する。図7は、本発明の配信制御処理手段13の配信
処理の流れを示すフローチャート図である。
【0065】本発明の配信制御処理手段13の処理は、
クライアント2毎に配信間隔に従って起動され、対応す
る配信要求銘柄設定テーブル23内の配信要求銘柄をサ
ーチして1つの配信要求銘柄を選択し(202)、配信
要求銘柄設定テーブル23の当該銘柄の配信カウンタ
(CNT′)の値と、当該銘柄に関する銘柄情報記憶テ
ーブル22の更新カウンタ(CNT)の値とを比較し
(204)、CNT≠CNT′でない場合(No)は、
処理210に進む。
【0066】そして、CNT≠CNT′である場合(Y
es)は、当該銘柄の配信情報(株価情報及び更新フラ
グ)をクライアント2に配信し(207)、銘柄情報記
憶テーブル22の更新カウンタ(CNT)の値を配信要
求銘柄設定テーブル23の配信カウンタ(CNT′)に
コピーしてCNT′を更新し(208)、銘柄情報記憶
テーブル22の配信完了フラグを完了に設定する(20
9)。
【0067】上記配信処理の結果、配信要求銘柄の中
で、サーバ1の銘柄情報記憶テーブル22で更新があっ
て更新カウンタ(CNT)がインクリメントされた銘柄
に対してのみ、処理204の判断がYesとなって株価
情報と更新フラグがクライアント2に配信されることに
なる。
【0068】そして、選択された配信要求銘柄設定テー
ブル23の全配信要求銘柄について終了したか判断し
(210)、終了していない場合(No)は、処理20
2に戻って次の配信要求銘柄について配信の処理を繰り
返し、全配信要求銘柄について終了した場合は、配信制
御処理手段13の配信処理を終了する。
【0069】上記配信処理の結果、配信要求銘柄の中
で、サーバ1の銘柄情報記憶テーブル22で更新があっ
て更新カウンタ(CNT)がインクリメントされた銘柄
に対してのみ、処理204の判断がYesとなって株価
情報と更新フラグがクライアント2に配信されることに
なる。
【0070】上記説明では、クライアント毎に、配信要
求時に送信された配信間隔に従って並列に配信処理が起
動されるように説明したが、各クライアント2からの配
信間隔の送信は省略し、サーバの配信制御処理手段13
における配信間隔は共通として、定期的に一斉に各クラ
イアント2に対する配信処理を起動しても良い。
【0071】また、配信間隔を共通として、当該間隔で
起動された単一の配信処理が、複数のクライアント2に
対する配信要求銘柄設定テーブル23のサーチを順に行
い、全クライアント2に対する配信処理が終了したとこ
ろで、銘柄情報記憶テーブル22の全銘柄の配信完了フ
ラグを配信完了に設定するようにしても構わない。
【0072】上記説明した制御部10の構成では、要求
受付処理手段12が、各クライアント2からの要求を受
け付けるものとし、配信制御処理手段13が全クライア
ント2からの配信要求に応じた配信処理を行うものとし
ているが、1つのクライアント2からの配信要求に対応
して、要求受付処理手段12と配信制御処理手段13と
が1プロセスとして配信停止まで動作するようにしても
構わない。
【0073】次に、本発明の第1の情報配信システムの
クライアント2の構成について、図8を使って説明す
る。図8は、本発明の第1の情報配信システムのクライ
アントの構成ブロック図である。本発明の第1の情報配
信システムのクライアント2は、サーバ1との送受信を
行う無線送受信部71と、配信要求及び停止要求の指示
を入力する入力部72と、サーバ1から配信された株価
情報と更新フラグを記憶する選択銘柄情報記憶テーブル
61を具備する記憶部60と、クライアント2における
株価情報の取得及び表示制御等のアプリケーションを実
行する制御部50と、アプリケーションの実行結果を表
示する表示部73とから構成されている。尚、受信デー
タ処理手段52と銘柄情報記憶テーブル61とが請求項
3及び請求項4の受信手段に相当している。
【0074】選択銘柄情報記憶テーブル61は、入力部
72から配信要求銘柄として入力された銘柄について、
銘柄毎に銘柄属性情報と、始値、高値、安値、現在値、
気配等の株価情報の各項目の最新の情報とそれに対する
更新フラグとを記憶するテーブルであり、テーブルのフ
ォーマットは、図3に示したサーバ1の銘柄情報記憶テ
ーブル22とほぼ同様であるが、更新カウンタ(CN
T)及び配信完了フラグのエリアがない点と、銘柄が選
択された配信要求銘柄のみである点が異なっている。
【0075】制御部50の内部には、銘柄設定手段51
と、受信データ処理手段52と、表示制御手段53を具
備している。銘柄設定手段51は、入力部72から配信
要求の指示及び停止要求の指示を入力し、無線送受信部
71に配信要求及び停止要求を出力してサーバ1に送信
する手段である。
【0076】ここで、配信要求は、サーバ1側で配信処
理を行う間隔を指定する配信間隔と、株価情報の配信を
希望する配信要求銘柄を銘柄コード等で指定するもので
ある。尚、サーバ1側での配信処理の間隔を書くクライ
アントで共通とする場合は、配信間隔の送信を省略して
も構わない。また、停止要求は、株価情報の配信の停止
を指示するものである。
【0077】受信データ処理手段52は、送信した配信
要求に対して、サーバ1から配信される銘柄属性情報
と、最新の株価情報及び更新フラグから成る新規情報を
受信し、以降は、指定した配信要求銘柄について、更新
があった場合にサーバ1から配信される株価情報及び更
新フラグから成る更新情報を無線送受信部71を介して
受け取り、選択銘柄情報記憶テーブル61に格納する手
段である。
【0078】表示制御手段53は、選択銘柄情報記憶テ
ーブル61に記憶された銘柄属性情報と最新の株価情報
及び更新フラグから表示情報を編集する手段であるが、
サーバ1から配信され選択銘柄情報記憶テーブル61に
記憶される株価情報には、直近に更新された項目につい
ては更新フラグが設定されているので、それを用いて更
新フラグが設定された項目について特別な表示(強調表
示)等を行うこともできる。
【0079】次に、本発明の第1の情報配信システムの
動作について、図1,図2,図8を用いて説明する。本
発明の第1の情報配信システムでは、日に数回センター
から銘柄属性情報及び各銘柄の株価情報が送信される
と、サーバ1の受信部30で受信されて受信バッファ2
1に一時記憶され、受信データ処理手段11によって銘
柄情報記憶テーブル22に銘柄毎に格納される。
【0080】また、値動き等があった銘柄に関する最新
の株価情報が随時センターから送信されると、サーバ1
の受信部30で受信されて受信バッファ21に一時記憶
され、受信データ処理手段11によって銘柄情報記憶テ
ーブル22の当該銘柄に関する配信完了フラグがチェッ
クされ、配信が完了されている場合は、各項目の更新フ
ラグがクリアされる。
【0081】そして、銘柄情報記憶テーブル22の当該
銘柄に関する株価情報が参照され、受信データについて
項目毎に更新があったか判断されながら、銘柄情報記憶
テーブル22に最新の株価情報と更新の有無を示す更新
フラグが格納され、何れかの項目で更新があった場合
に、更新カウンタ(CNT)がカウントアップされ、更
に配信完了フラグが配信未完了に設定される。
【0082】一方、クライアント2では、株価情報の配
信を希望する配信間隔と配信要求銘柄が銘柄コード等で
入力部72から入力され、銘柄設定手段51によって配
信要求として無線送受信部71を介してサーバ1に送信
される。
【0083】サーバ1では、クライアント2からの配信
要求を無線送受信部31を介して受信し、要求受付処理
手段12の動作によって、当該クライアント2に対応付
けて配信要求銘柄設定テーブル23が作成され、配信要
求された配信要求銘柄が登録される。
【0084】そして、全ての配信要求銘柄について、銘
柄情報記憶テーブル22の銘柄属性情報と配信情報(株
価情報及び更新フラグ)とが当該クライアント2に送信
され、銘柄情報記憶テーブル22の更新カウンタが配信
要求銘柄設定テーブル23の配信カウンタに複写され、
当該クライアント2の情報(例えば、識別子)と配信間
隔とが配信開始指示として配信制御処理手段13に出力
される。
【0085】そして、以降は、サーバ1において配信制
御処理手段13によって、クライアント2に対応して要
求された配信間隔で配信処理が起動され、対応する配信
要求銘柄設定テーブル23に登録された配信要求銘柄に
ついて、配信カウンタ(CNT′)と銘柄情報記憶テー
ブル22の更新カウンタ(CNT)とが比較されて、C
NT≠CNT′の場合に更新があったとして当該銘柄に
関する配信情報がクライアント2に配信され、更にCN
Tの値がCNT′に複写されて更新される。
【0086】つまり、クライアント2では、配信要求を
送信したときは、サーバ1から配信要求した銘柄の銘柄
属性情報と最新の株価情報と更新フラグを受け取り、以
降は、指定した配信要求銘柄で値動きによる更新があっ
たときのみ、その株価情報と更新フラグを更新情報とし
て受け取ることになる。
【0087】また、クライアント2では、配信要求した
際に、配信要求銘柄に関する銘柄属性情報を受け取るの
で、当該銘柄属性情報に従った表示制御を行うことが可
能になる。また、受信した更新情報中に含まれる、直近
の更新を示す更新フラグによって、株価情報の項目中の
更新項目を識別できるので、更新項目を強調表示する等
の表示制御を行うことが可能になる。
【0088】一方、クライアント2において、入力部7
2から配信を停止する要求が入力されると、銘柄設定手
段51によって停止要求として無線送受信部71を介し
てサーバ1に送信される。
【0089】サーバ1では、クライアント2からの停止
要求を無線送受信部31を介して受信し、要求受付処理
手段12の動作によって、当該クライアント2の配信要
求銘柄設定テーブル23を削除し、配信の停止指示が配
信制御処理手段13に出力される。
【0090】尚、上記説明では、要求受付処理手段12
と、配信制御処理手段13とを独立したものとして説明
したが、任意のクライアント2からの配信要求に対し
て、要求処理手段12と配信制御処理手段13からなる
1つのプロセスが動作するようにしても構わない。
【0091】また、上記説明では、配信が完了していな
い銘柄に関する株価情報をセンターから受信した場合
に、前回の更新における更新有りの情報(更新フラグ)
を保持し、今回の更新情報と共に配信するために、銘柄
情報記憶テーブル22に配信完了フラグを設け、受信デ
ータ処理手段11が配信完了フラグを参照して配信の完
了を検知したときに、銘柄情報記憶テーブル22の更新
フラグをクリアするようにしたが、別の方法として、配
信制御処理手段13が配信の完了を検知したときに、更
新フラグをクリアするようにしても構わない。
【0092】また、上記説明では、サーバ1の配信制御
処理手段13において、配信要求の直後の新規情報の配
信だけでなく、以降の更新情報の配信においても当該銘
柄の株価情報の全項目を配信するように説明したが、配
信要求の直後の新規情報の配信では全項目を配信し、以
降の更新情報の配信時には、更新のあった項目の識別子
を付加するようにして更新のあった項目のみを配信する
ようにしても構わない。但し、その場合は、クライアン
ト2の受信データ処理手段52において、更新のあった
識別子に従った更新処理を行う必要がある。
【0093】本発明の第1の実施の形態に係る情報配信
システムによれば、クライアント2からの配信要求直後
に配信要求銘柄の株価情報と更新フラグを新規情報とし
てサーバ1からクライアント2に配信し、以降は、定期
的に当該銘柄で値動きによる更新が発生したか判断し、
更新が発生した場合のみ、株価情報と更新フラグを更新
情報としてサーバ1からクライアント2に配信するの
で、クライアント2からは新規の配信要求を行うだけ
で、以降は配信要求をしなくても更新がある度に配信さ
れ、ある程度のリアルタイム性を保持しながら、且つサ
ーバ/クライアント間のトラフィックを軽減して、更新
情報をクライアント2に配信できる効果がある。
【0094】また、本発明の第1の実施の形態に係る情
報配信システムによれば、クライアント2からの配信要
求時に配信間隔を送信し、サーバ1側では、当該配信間
隔に従って配信処理を行うので、クライアント2側の要
求に応じたリアルタイム性を保持しながら、且つサーバ
/クライアント間のトラフィックを軽減して、更新情報
をクライアント2に配信できる効果がある。
【0095】次に、本発明の情報配信システムを実現す
る別の構成例について説明する。本発明の情報配信シス
テムを実現する別の構成例(第2の実施の形態)におい
て、クライアント2側の構成は第1の実施の形態と全く
同様であり、サーバ1側の構成が異なっているので、サ
ーバ1を中心に説明する。
【0096】本発明の第2の実施の形態に係る第2の情
報配信システムは、サーバが、受信した市場情報を基に
市場情報を構成する各項目の値動きによる更新(以降は
単に更新と呼ぶ)の有無を検出し、株価情報を更新する
と、当該更新項目に特定の情報を付加して株価の最新情
報を配信情報として記憶し、クライアントから要求され
た銘柄について、要求時に当該銘柄の株価情報を配信
し、以降は、各銘柄毎に更新があったかを判断し、更新
のあった時に、当該銘柄の配信を要求しているクライア
ント2に対して、株価情報と更新項目を示す特定情報を
クライアントに配信するので、リアルタイムに更新情報
を配信でき、且つサーバ/クライアント間のトラフィッ
クを軽減し、更にクライアント側では直近の更新情報を
識別できるものである。
【0097】本発明の第2の情報配信システムの概略構
成は、図1に示した第1の情報配信システムと同様であ
り、サーバ1とクライアント2との間でやり取りする情
報の内容も同様であるが、サーバ1では、第1の情報配
信システムのように定期的にクライアント毎に配信を要
求した銘柄の更新の発生を検出するのではなく、任意の
銘柄における更新を監視し、更新の発生をトリガとし
て、当該銘柄の配信を要求していたクライアント2に対
して更新情報を配信する点が異なっている。
【0098】第2の情報配信システムのクライアント2
は、配信要求として配信間隔を送信しない点を除いて第
1の情報配信システムのクライアント2と全く同様であ
るので、説明を省略し、サーバ1について説明する。
【0099】まず、本発明の実施の形態に係る第2の情
報配信システムのサーバ(第2のサーバ)の構成につい
て図9を使って説明する。図9は、本発明の第2のサー
バの構成ブロック図である。
【0100】本発明の第2のサーバ1は、基本的には第
1のサーバ1と同様で、センターからの市場情報を受信
する受信部30と、記憶部20′と、クライアント2と
のデータの送受信を行う無線送受信部31と、受信した
市場情報を基に株価情報を管理し、クライアント2から
の要求に応じて株価情報を配信する制御を行う制御部1
0′とから構成されている。
【0101】但し、記憶部20′内の内容と、制御部1
0′内の内容が第1のサーバ1とは異なっている。
【0102】第2のサーバ1の記憶部20′には、第1
のサーバと全く同様の受信バッファ21と、銘柄毎の銘
柄属性情報と最新の株価情報及び更新フラグと各クライ
アント2における配信要求銘柄の設定状況と配信完了示
す情報を記憶する銘柄情報記憶テーブル22′とが設け
られている。
【0103】ここで、第2のサーバ1の銘柄情報記憶テ
ーブル22′について、図10を用いて説明する。図1
0は、本発明の第2のサーバ1の銘柄情報記憶テーブル
22のフォーマットを示す説明図である。
【0104】銘柄情報記憶テーブル22′は、銘柄毎の
最新の株価情報を記憶するテーブルで、図3に示すよう
に、銘柄毎の始値、高値、安値、現在値、気配等の株価
情報と各々の直近の更新を示す更新フラグとから構成さ
れる配信情報と、クライアント2毎の配信要求の有無を
示す銘柄設定情報と、配信完了フラグから構成されてい
る。
【0105】ここで、株価情報は第1のサーバ1の銘柄
情報記憶テーブル22と全く同様であり、配信要求フラ
グは、クライアント2毎に各銘柄の情報の配信要求が登
録されたか否かを示し、例えば初期値0であれば未登録
で、登録されると値1が設定されるようになっている。
【0106】図10の例では、クライアントaが銘柄1
と銘柄4…について配信要求しており、クライアントb
が銘柄1と銘柄3と銘柄4…について配信要求している
ことになる。尚、配信要求フラグのエリアとして、接続
されるクライアント2の数に対して十分のエリアが確保
されている必要がある。
【0107】また、配信完了フラグは、第1のサーバ1
と同様に、対応する銘柄の更新された配信情報が、配信
要求している全てのクライアント2に配信されたか否か
を示すフラグであり、受信データ処理手段11′によっ
て株価情報の更新が認識されると、配信未完了の値1に
設定され、配信制御処理手段13′によって配信要求し
ている全てのクライアント2への配信が完了すると、配
信完了の値0(ゼロ)に設定されるようになっている。
但し、配信完了/未完了を示す値は逆であっても構わな
い。
【0108】そして、第2のサーバ1の制御部10′
は、図9に示すように、受信データ処理手段11′と、
要求受付処理手段12′と、配信制御処理手段13′と
から構成されている。
【0109】受信データ処理手段11′は、第1のサー
バ1の受信データ処理手段11と同様に、受信した市場
情報に基づいて銘柄情報記憶テーブル22を更新する手
段であるが、銘柄情報記憶テーブル22′のデータ更新
及び更新フラグ設定後に、配信完了フラグを配信未完了
に設定し、更に後述する配信制御処理手段13′に対し
て更新配信指示として更新のあった銘柄(更新銘柄)を
示す情報を出力する点が異なっている。
【0110】要求受付処理手段12′は、第1のサーバ
1の要求受付処理手段12と同様に、クライアント2か
らの配信要求及び停止要求に従った処理を行うものであ
るが、第2のサーバ1の要求受付処理手段12′は、任
意のクライアント2からの配信要求及び停止要求に従う
情報を銘柄情報記憶テーブル22′の配信要求フラグに
設定する点が異なっている。
【0111】つまり、要求受付処理手段12′は、任意
のクライアント2からの配信要求を受け取ると、銘柄情
報記憶テーブル22′の当該クライアント2に対応する
配信要求銘柄の配信要求フラグの値を1に変更し、配信
要求銘柄に関する銘柄情報記憶テーブル22′の銘柄属
性情報及び配信情報(株価情報及び更新フラグ)をクラ
イアント2に配信する。
【0112】一方、停止要求を受け取ると、銘柄情報記
憶テーブル22′の当該クライアント2に対応する指定
された銘柄の配信要求フラグを初期値の0に戻す。
【0113】配信制御処理手段13′は、クライアント
2に株価情報を配信する制御を行う手段であり、受信デ
ータ処理手段11′からの更新配信指示を受け取ると起
動され、銘柄情報記憶テーブル22′の配信要求フラグ
を参照して、配信要求が登録されているクライアント2
を抽出し、指定のあった銘柄の株価情報を抽出されたク
ライアント2に対して配信するようになっている。そし
て、抽出された全クライアント2に配信が終了したな
ら、当該銘柄に関する配信完了フラグを配信完了に設定
するようになっている。
【0114】次に、本発明の第2の情報配信システムの
動作について、第1の情報配信システムとの違いを中心
に図9を用いて説明する。本発明の第2の情報配信シス
テムでは、センターから伝送される銘柄毎の市場情報が
サーバ1の受信部30で受信されて受信バッファ21に
一時記憶され、受信データ処理手段11′によって銘柄
情報記憶テーブル22′の 株価情報のエリアに記憶さ
れる。
【0115】一方、クライアント2から、株価情報の配
信要求銘柄が配信要求としてサーバ1に送信され、要求
受付処理手段12′の動作によって、銘柄情報記憶テー
ブル22′のクライアント2に対応する配信要求銘柄の
配信要求フラグが1に設定され、配信銘柄に関する銘柄
属性情報と株価情報及び更新フラグが銘柄情報記憶テー
ブル22′から読み込まれてクライアント2に配信され
る。
【0116】そして、更にセンターから伝送される銘柄
毎の市場情報がサーバ1の受信部30で受信されて受信
バッファ21に一時記憶され、受信データ処理手段1
1′によって銘柄情報記憶テーブル22の当該銘柄に関
する配信完了フラグがチェックされ、配信が完了されて
いる場合は、各項目の更新フラグがクリアされ、値動き
による更新項目が判断されながら、銘柄情報記憶テーブ
ル22′に最新の株価情報と直近に更新があったことを
示す更新フラグが格納され、更新があった場合に、配信
完了フラグが配信未完了に設定されて、銘柄が更新配信
指示として配信制御処理手段13′に出力される。
【0117】そして、更新配信指示の銘柄の情報を受け
た配信制御処理手段13′によって、銘柄情報記憶テー
ブル22′の当該銘柄に対する配信要求フラグがサーチ
され、値1が設定されているクライアント2が抽出さ
れ、抽出されたクライアント2に対して当該銘柄の株価
情報と更新フラグが配信され、配信完了フラグが配信完
了に設定される。
【0118】一方、クライアント2から停止要求がサー
バ1に送信されると、要求受付処理手段12′の動作に
よって、銘柄情報記憶テーブル22′のクライアント2
対応する配信要求フラグの値が0に初期化される。
【0119】尚、上記説明では、新規の配信を要求受付
処理手段12′で行うようにしていたが、要求受付処理
手段12′からの指示で配信制御処理手段13′が行う
ようにしても構わない。
【0120】また、上記説明では、配信が完了していな
い銘柄に関する株価情報をセンターから受信した場合
に、前回の更新における更新有りの情報(更新フラグ)
を保持し、今回の更新情報と共に配信するために、銘柄
情報記憶テーブル22′に配信完了フラグを設け、受信
データ処理手段11′が配信完了フラグを参照して配信
の完了を検知したときに、銘柄情報記憶テーブル22′
の更新フラグをクリアするようにしたが、別の方法とし
て、配信制御処理手段13′が配信の完了を検知したと
きに、更新フラグをクリアするようにしても構わない。
【0121】また、上記説明では、サーバ1の配信制御
処理手段13′において、配信要求の直後の新規情報の
配信だけでなく、以降の更新情報の配信においても当該
銘柄の株価情報の全項目を配信するように説明したが、
配信要求の直後の新規情報の配信では全項目を配信し、
以降の更新情報の配信時には、更新のあった項目の識別
子を付加するようにして更新のあった項目のみを配信す
るようにしても構わない。但し、その場合は、クライア
ント2の受信データ処理手段52において、更新のあっ
た識別子に従った更新処理を行う必要がある。
【0122】本発明の第2の実施の形態に係る情報配信
システムによれば、クライアント2からの配信要求をト
リガとして、配信要求銘柄の株価情報を新規情報として
サーバ1からクライアント2に配信し、以降は、配信要
求された銘柄での更新発生をトリガとして、株価情報を
更新情報としてサーバ1からクライアント2に配信する
ので、クライアント2からは新規の配信要求をおこなう
だけで、以降は配信要求をしなくても更新があると即座
に更新情報が配信され、従来の第2の情報配信システム
と同様に更新情報をリアルタイムに配信し、且つリンク
に起因する冗長な伝送データを発生させることがないの
で、サーバ/クライアント間のトラフィックを軽減しな
がら、更新情報をリアルタイムにクライアント2に配信
できる効果がある。
【0123】本発明の第1及び第2の情報配信システム
によれば、更新された株価情報のクライアントへの配信
が完了したか判断して、完了している場合に各項目の更
新フラグをクリアするので、配信が完了する前に次の更
新が発生して株価情報を受信した場合には、前回の更新
有り情報(更新フラグ1)を残したまま、更に今回新た
に更新のあった項目を更新有りにするので、配信のタイ
ミングによって更新有りが配信されないような事態は発
生せず、確実に更新された旨が配信できる効果がある。
【0124】また、サーバ1からクライアント2に配信
される新規情報及び更新情報には、直近に更新された情
報項目に更新フラグが付加されているため、クライアン
ト2のアプリケーションで直近に更新された情報項目を
判定して、強調表示等をすることができる効果がある。
【0125】また、クライアント2からの配信要求直後
に配信される新規情報の直前には、銘柄の属性情報が配
信されるため、クライアント2のアプリケーション(表
示等)でも属性情報を用いた処理を行うことができる効
果がある。
【0126】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、サーバが
市場情報を受信し、銘柄毎に最新の株価情報を記憶し、
クライアントから配信要求銘柄を指定する配信要求がサ
ーバに送信されると、サーバが、配信要求銘柄の最新の
株価情報をクライアントに配信し、以降は市場情報を受
信して配信要求銘柄の株価情報が値動きによって更新さ
れると、更新された株価情報をクライアントに配信する
情報配信システムとしているので、任意の銘柄につい
て、クライアントから配信要求をした時と、以降は更新
があったときだけ株価情報をサーバからクライアントに
配信することによって、リアルタイム性を保持しながら
サーバ/クライアント間のトラフィックを軽減できる効
果がある。
【0127】請求項2記載の発明によれば、サーバが、
受信した市場情報から最新の株価情報を記憶する際に、
株価情報を構成する項目毎に、値動きによる更新の有無
を判断し、更新のあった項目には更新有りを示す情報を
付加して記憶し、クライアントに株価情報を配信する際
には更新有りを示す情報を付加してクライアントに株価
情報を配信する請求項1記載の情報配信システムとして
いるので、クライアントが配信された株価情報の中で更
新があった項目を識別でき、更新があった項目に対して
特別の表示制御を与えることができる効果がある。
【0128】請求項3記載の発明によれば、サーバの受
信手段が、任意の銘柄の株価情報を受信すると、当該銘
柄に関する前回更新された情報の配信が完了している場
合には株価情報の全項目の更新フラグを初期化し、全項
目について更新の有無を判断し、銘柄情報記憶テーブル
に最新の株価情報と共に更新の有無を示す更新フラグを
記憶し、何れかの項目で更新があった場合に、当該銘柄
の更新カウンタをカウントアップし、任意のクライアン
トから配信要求銘柄を指定した配信要求が送信される
と、サーバの要求受付処理手段が、クライアントに対応
する配信要求銘柄設定テーブルを作成して配信要求銘柄
を格納し、配信要求銘柄に関する株価情報及び更新フラ
グをクライアントに送信し、そのときの更新カウンタを
配信カウンタとして配信要求銘柄設定テーブルに格納
し、以降は配信制御処理手段が、定期的に、クライアン
トに対応する配信要求銘柄設定テーブルの各配信要求銘
柄に関する配信カウンタと更新カウンタとの値の比較に
よって当該銘柄の株価情報の更新を検出すると、当該銘
柄の株価情報と更新フラグをクライアントに配信し、更
新カウンタの値を配信カウンタに複写して更新し、クラ
イアントから配信の停止要求が送信されると、サーバの
要求受付処理手段が、クライアントに対応する配信要求
銘柄設定テーブルを削除して配信を停止し、クライアン
トでは、サーバから配信された株価情報と更新フラグを
受信して記憶し、表示制御手段で表示情報を編集して表
示部に表示する情報配信システムとしているので、サー
バでは、クライアントからの配信要求で配信要求銘柄の
株価情報と更新フラグを配信し、以降は、定期的に配信
要求銘柄の更新カウンタと配信カウンタとの比較によっ
て更新の有無をチェックして、更新があったときだけ株
価情報と更新フラグを配信し、クライアントでは配信さ
れた株価情報の中で更新があった項目を識別することに
よって、ある程度のリアルタイム性を保持しながら、サ
ーバ/クライアント間のトラフィックを軽減し、且つク
ライアントでは更新のあった項目を意識した表示制御が
できる効果がある。
【0129】請求項4記載の発明によれば、サーバが、
銘柄毎の銘柄属性情報を受信して記憶し、任意のクライ
アントからの配信要求を受け付けた時に、配信要求銘柄
の銘柄属性情報をクライアントに配信し、クライアント
が配信された銘柄属性情報を記憶して銘柄属性情報に従
った表示制御を行う請求項3記載の情報配信システムと
しているので、クライアント側で配信要求時に銘柄属性
情報を入手し、以降配信される株価情報を銘柄属性情報
を利用した表示制御で表示できる効果がある。
【0130】請求項5記載の発明によれば、サーバが、
クライアントから要求された配信間隔に従って、定期的
にクライアントに関する配信処理を行う請求項3又は請
求項4記載の情報配信システムとしているので、クライ
アント毎に配信間隔を可変にすることによって、クライ
アント側の要求するリアルタイム性を保持しながら、ト
ラフィックを軽減できる効果がある。
【0131】請求項6記載の発明によれば、任意のクラ
イアントから配信要求銘柄を指定した配信要求がある
と、サーバの要求受付処理手段が、銘柄情報記憶テーブ
ルの配信要求銘柄とクライアントとに対応する配信要求
フラグを要求有りに設定し、配信要求銘柄に関する銘柄
情報記憶テーブルの株価情報をクライアントに配信し、
サーバの受信手段が、任意の銘柄の株価情報を受信する
と、当該銘柄に関して前回更新された情報の配信が完了
している場合には株価情報の全項目の更新フラグを初期
化し、全項目について更新の有無を判断し、銘柄情報記
憶テーブルに最新の株価情報と共に更新の有無を示す更
新フラグを記憶し、何れかの項目で更新があった場合
に、配信制御処理手段が、当該銘柄に関する銘柄情報記
憶テーブルの配信要求フラグをサーチし、配信要求有り
となっている全クライアントに対して当該銘柄の株価情
報及び更新フラグを配信し、任意のクライアントから配
信の停止要求があると、サーバの要求受付処理手段がそ
のクライアントに対する銘柄情報記憶テーブルの配信要
求フラグを要求無しにリセットし、クライアントでは、
サーバから配信された株価情報と更新フラグを受信して
記憶し、表示制御手段で表示情報を編集して表示部に表
示する情報配信システムとしているので、サーバでは、
クライアントからの配信要求で配信要求銘柄の株価情報
と更新フラグを配信し、以降は、配信要求銘柄で更新が
あったときに、株価情報と更新フラグとを配信し、クラ
イアントでは配信された株価情報の中で更新があった項
目を識別することによって、リアルタイムに更新された
銘柄の株価情報を配信でき、更にサーバ/クライアント
間のトラフィックを軽減し、且つクライアントでは更新
項目を意識した表示制御ができる効果がある。
【0132】請求項7記載の発明によれば、サーバが、
銘柄毎の銘柄属性情報を受信して記憶し、任意のクライ
アントからの配信要求を受け付けた時に、配信要求銘柄
の銘柄属性情報をクライアントに配信し、クライアント
が配信された銘柄属性情報を記憶して銘柄属性情報に従
った表示制御を行う請求項6記載の情報配信システムと
しているので、クライアント側で配信要求時に銘柄属性
情報を入手し、以降配信される株価情報を銘柄属性情報
を利用した表示制御で表示できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る情報配信システムの概略構成ブロ
ック図である。
【図2】本発明のサーバの構成ブロック図である。
【図3】本発明の銘柄情報記憶テーブルのフォーマット
を示す説明図である。
【図4】本発明の銘柄設定テーブルのフォーマットを示
す説明図である。
【図5】本発明の受信データ処理手段の処理の流れを示
すフローチャート図である。
【図6】本発明の要求受付処理手段の配信要求受付処理
の流れを示すフローチャート図である。
【図7】本発明の配信制御処理手段の配信処理の流れを
示すフローチャート図である。
【図8】本発明の情報配信システムのクライアントの構
成ブロック図である。
【図9】本発明の第2のサーバの構成ブロック図であ
る。
【図10】本発明の第2のサーバの銘柄情報記憶テーブ
ルのフォーマットを示す説明図である。
【図11】従来の第1の情報配信システムの概念図であ
る。
【図12】従来の第2の情報配信システムの概念図であ
る。
【符号の説明】 1,1′,1″…サーバ、 2,2′,2″…クライア
ント、 10…制御部、 11…受信データ処理手段、
12…要求受付処理手段、 13…配信制御処理手
段、 20…記憶部、 21…受信バッファ、 22…
銘柄情報記憶テーブル、 23…配信要求銘柄設定テー
ブル、 30…受信部、 31…無線送受信部、 50
…制御部、 51…銘柄設定手段、 52…受信データ
処理手段、53…表示制御手段、 60…記憶部、 6
1…選択銘柄情報記憶テーブル、71…無線送受信部、
72…入力部、 73…表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 萱沼 隆昭 東京都中野区東中野三丁目14番20号 国際 電気株式会社内 Fターム(参考) 5B049 AA06 BB47 EE05 FF01 GG03 5B089 GA11 GA21 JA33 JB10 JB15 JB22 KA05 KA07 KB10 KC15 KC30 KC51 KC60 KG10 LB14 ME14

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーバが市場情報を受信し、銘柄毎に最
    新の株価情報を記憶し、配信を要求する配信要求銘柄に
    ついてクライアントから前記配信要求銘柄の配信要求が
    前記サーバに送信されると、前記サーバが、前記配信要
    求銘柄の最新の株価情報を前記クライアントに配信し、
    以降は前記市場情報を受信して前記配信要求銘柄の株価
    情報が値動きによって更新されると、更新の度に前記更
    新された株価情報を前記クライアントに配信することを
    特徴とする情報配信システム。
  2. 【請求項2】 サーバが、受信した市場情報から最新の
    株価情報を記憶する際に、株価情報を構成する項目毎
    に、値動きによる更新の有無を判断し、更新のあった項
    目には更新有りを示す情報を付加して記憶し、クライア
    ントに株価情報を配信する際には前記更新有りを示す情
    報を付加してクライアントに株価情報を配信することを
    特徴とする請求項1記載の情報配信システム。
  3. 【請求項3】 市場情報を受信し、要求に応じて配信す
    るサーバが、 銘柄毎に複数項目から成る株価情報と、前記項目毎に設
    けられた値動きによる更新の有無を示す更新フラグと、
    値動きによる更新の度にカウントされる更新カウンタと
    を記憶する銘柄情報記憶テーブルと、 任意のクライアントから配信要求された配信要求銘柄
    と、前記配信要求銘柄の株価情報を前記クライアントに
    配信する際の前記更新カウンタの値を記憶する配信カウ
    ンタとの組を、前記クライアントに対応付けて記憶する
    配信要求銘柄設定テーブルと、 市場情報を受信し、前記市場情報が任意の銘柄の最新の
    株価情報の場合に、前回更新された情報の配信が完了し
    ているか判断し、配信が完了している場合に前記銘柄の
    全項目の更新フラグを初期化し、株価情報を構成する全
    項目について値動きによる更新の有無を判断し、更新が
    あった項目については、更新情報を格納し、当該項目に
    関する更新フラグを更新有りに設定し、当該銘柄の更新
    カウンタをカウントアップする受信手段と、 任意のクライアントから配信要求を受け付けると、前記
    クライアントに対応付けて前記配信要求銘柄設定テーブ
    ルを作成し、前記配信要求で指定された配信要求銘柄を
    前記配信要求銘柄設定テーブルに格納し、前記配信要求
    銘柄に関して、 前記銘柄情報記憶テーブルの株価情報と更新フラグとを
    前記クライアントに配信し、前記銘柄情報記憶テーブル
    の更新カウンタの値を配信カウンタとして前記配信要求
    銘柄設定テーブルに格納し、前記クライアントの情報を
    配信開始指示として出力し、任意のクライアントから配
    信の停止要求を受け付けると、当該クライアントに対す
    る前記配信要求銘柄設定テーブルを削除し、前記クライ
    アントの情報を配信停止指示として出力する要求受付処
    理手段と、 前記要求受付処理手段からの配信開始指示及び配信停止
    指示を入力し、定期的に前記配信開始指示のクライアン
    トに関して、当該クライアントに対応する前記配信要求
    銘柄設定テーブルに記憶された各配信要求銘柄につい
    て、当該配信要求銘柄設定テーブルの配信カウンタと前
    記銘柄情報記憶テーブルの更新カウンタとの値を比較し
    て、前記更新カウンタの値が前記配信カウンタの値と異
    なる場合に、前記配信要求銘柄に関する前記銘柄情報記
    憶テーブルの株価情報と更新フラグとを当該クライアン
    トに配信し、前記更新カウンタの値を前記配信カウンタ
    に複写する配信処理を行い、当該クライアントに関する
    配信停止指示を受け取ると前記配信処理を停止する配信
    制御処理手段とを有し、 前記クライアントが、 配信要求する配信要求銘柄と、配信の停止指示を入力す
    る入力部と、 前記入力された配信要求銘柄を配信要求として前記サー
    バに送信し、前記入力された配信の停止指示に従って配
    信の停止要求を前記サーバに送信する銘柄設定手段と、 前記サーバから配信された株価情報と更新フラグとを受
    信して記憶する受信手段と、 前記記憶された株価情報と更新フラグとに従って表示情
    報を編集する表示制御手段と、 前記表示情報を表示する表示部とを有することを特徴と
    する情報配信システム。
  4. 【請求項4】 サーバが、銘柄毎に銘柄を定義する銘柄
    属性情報を受信して記憶し、任意のクライアントからの
    配信要求を受け付けると、前記配信要求で指定された配
    信要求銘柄に対応する前記銘柄属性情報を前記クライア
    ントに配信するサーバであり、 クライアントが、前記サーバから配信された銘柄属性情
    報を記憶し、前記銘柄属性情報に従った表示制御を行う
    クライアントであることを特徴とする請求項3記載の情
    報配信システム。
  5. 【請求項5】 クライアントが、配信を希望する時間間
    隔を配信間隔として配信要求に含めて送信するクライア
    ントであり、 サーバが、前記配信間隔を含む配信要求を受けて、前記
    配信間隔に従って定期的に前記クライアントに関する配
    信処理を行う配信制御処理手段を有するサーバであるこ
    とを特徴とする請求項3又は請求項4記載の情報配信シ
    ステム。
  6. 【請求項6】 市場情報を受信し、要求に応じて配信す
    るサーバが、 銘柄毎に複数項目から成る株価情報と、前記項目毎に設
    けられた値動きによる更新の有無を示す更新フラグと、
    クライアントに対応付けて銘柄毎の配信要求の有無を示
    す配信要求フラグとを記憶する銘柄情報記憶テーブル
    と、 市場情報を受信し、前記市場情報が任意の銘柄の最新の
    株価情報の場合に、前回更新された情報の配信が完了し
    ているか判断し、配信が完了している場合には前記銘柄
    の全項目の更新フラグを初期化し、株価情報を構成する
    全項目について値動きによる更新の有無を判断し、更新
    があった項目について、前記銘柄情報記憶テーブルに更
    新情報を格納し、前記項目に関する更新フラグを更新有
    りに設定し、何れかの項目で更新があった場合に、当該
    銘柄を更新銘柄として更新配信指示を出力する受信手段
    と、 任意のクライアントから配信要求を受け付けると、配信
    要求された配信要求銘柄に対応し、かつ当該クライアン
    トに対応する前記銘柄情報記憶テーブルの配信要求フラ
    グを要求有りに設定し、前記配信要求銘柄に関して、前
    記銘柄情報記憶テーブルの株価情報と更新フラグとを前
    記クライアントに配信し、 任意のクライアントから配信の停止要求を受け付ける
    と、当該クライアントに対応する前記銘柄情報記憶テー
    ブルの配信要求フラグを要求無しにリセットする要求受
    付処理手段と、 前記受信手段からの更新配信指示を受け取ると起動さ
    れ、前記更新配信指示で指定された更新銘柄に関する前
    記銘柄情報記憶テーブルの配信要求フラグをサーチし、
    配信要求有りとなっている全てのクライアントに対して
    前記銘柄情報記憶テーブルに記憶されている前記更新銘
    柄の株価情報及び更新フラグを配信する配信制御処理手
    段とを有し、 前記クライアントが、 配信要求する配信要求銘柄及び配信の停止指示とを入力
    する入力部と、 前記入力された配信要求銘柄を配信要求として前記サー
    バに送信し、前記入力された配信の停止指示を停止要求
    として前記サーバに送信する銘柄設定手段と、 前記サーバから配信された株価情報と更新フラグとを受
    信して記憶する受信手段と、 前記記憶された株価情報と更新フラグとに従って表示情
    報を作成する表示制御手段と、 前記表示情報を表示する表示部とを有することを特徴と
    する情報配信システム。
  7. 【請求項7】 サーバが、銘柄毎に銘柄を定義する銘柄
    属性情報を受信して記憶し、任意のクライアントからの
    配信要求を受け付けると、前記配信要求で指定された配
    信要求銘柄に対応する前記銘柄属性情報を前記クライア
    ントに配信するサーバであり、 クライアントが、前記サーバから配信された銘柄属性情
    報を記憶し、前記銘柄属性情報に従った表示制御を行う
    クライアントであることを特徴とする請求項6記載の情
    報配信システム。
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