JP2000241841A - 波長変換装置 - Google Patents

波長変換装置

Info

Publication number
JP2000241841A
JP2000241841A JP11040037A JP4003799A JP2000241841A JP 2000241841 A JP2000241841 A JP 2000241841A JP 11040037 A JP11040037 A JP 11040037A JP 4003799 A JP4003799 A JP 4003799A JP 2000241841 A JP2000241841 A JP 2000241841A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
polarization direction
wavelength
wavelength conversion
conversion element
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP11040037A
Other languages
English (en)
Inventor
Chosei Jo
長青 徐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP11040037A priority Critical patent/JP2000241841A/ja
Publication of JP2000241841A publication Critical patent/JP2000241841A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Optical Modulation, Optical Deflection, Nonlinear Optics, Optical Demodulation, Optical Logic Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 信号光と同じ波長の変換光を出力可能にす
る。 【解決手段】 波長変換素子12の導波路24に、ポン
プ光16と信号光18とをWDMカプラ10により合波
して入射させる。すると、擬似位相整合による差周波発
生が生じて、波長変換素子からは、ポンプ光および信号
光と共に変換光20が出射される。変換光の偏波方向
は、ポンプ光の偏波方向がTE偏波方向に一致すると
き、信号光の偏波方向に直交するTM偏波方向となる。
偏光子22は、信号光の偏波方向がTE偏波方向に一致
するとき、波長変換素子から出射した光のうち、TM偏
波方向に一致する光を透過させるように調整されてい
る。従って、変換光が選択的に透過される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、光交換や光伝送
システムにて用いられ、擬似位相整合による和周波発生
あるいは差周波発生を利用する波長変換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】将来の光クロスコネクタシステムでは、
光波長変換素子が必須になると考えられている。また、
光伝送システムにおける光ファイバの分散補償を、波長
変換素子を用いて行うという提案がなされている。この
ような波長変換素子としては、擬似位相整合(QPM:
Quasi Phase Matching)による和周波発生(SFG:Su
m Frequency Generation)または差周波発生(DFG:
Difference Frequency Generation )を利用するものが
知られている。
【0003】図4は、従来の波長変換装置の構成を示す
ブロック図である。波長変換装置は、WDMカプラ1
0、波長変換素子12およびフィルタ14を具えてい
る。この波長変換素子12は、ジンク・ブレンド(Zi
nc−Blend)結晶構造を有したAlGaAs結晶
を用いている。波長変換素子12は、リッジ型の導波路
とQPMグレーティングとにより構成されており、この
導波路は入射光を<110>または<−110>方向に
沿って伝搬させる。尚、ここでは、ミラー指数の「1の
バー」を便宜的に「−1」で表している。
【0004】波長変換素子12の導波路には、ポンプ光
16と信号光18とを、WDMカプラ10により合波し
て入射させる。波長変換素子12からは、これらポンプ
光16および信号光18と共に、波長変換された光(変
換光)が出射する。この変換光20のみを、フィルタ1
4により波長選択して透過(出力)させる。文献1「特
開平9−33962」に記載されるように、ポンプ光1
6の偏波方向(電気ベクトルまたは磁気ベクトルの振動
方向)がTE偏波方向に一致していると、変換光20の
偏波方向は必ず信号光18の偏波方向と直交する。
【0005】この例では、周波数ωpのCW光(連続
光)をポンプ光16とし、その偏波方向をTE偏波方向
に固定してある。信号光18は、周波数ωsのパルス光
であり、その偏波方向は任意である。差周波発生(DF
G)の場合には、変換光20の周波数ωcが次式(1)
により決定される。
【0006】ωc=ωp−ωs ・・・(1) 例えば、1/ωp=0.77μmとし、1/ωs=1.
55μmとするとき、(1)式に従い、1/ωc=1.
53μmとなる。
【0007】また、波長変換素子12における位相不整
合量をΔkとすると、 ΔkΛ=2π ・・・(2) となる。ここで、記号ΛはQPMグレーティングの周期
である。
【0008】さらに、ポンプ光、信号光および変換光の
波長をそれぞれλp、λsおよびλcで表すとき、 Δk=2πnp/λp−2πns/λs−2πnc/λc ・・・(3) という関係が成り立つ。ここで、記号np、nsおよび
ncはそれぞれポンプ光、信号光および変換光に対する
QPMグレーティングの屈折率を表す。これら(2)お
よび(3)式を満足すれば、良好な効率で波長変換が行
われる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
波長変換装置には、信号光と異なる波長の変換光を出力
することはできるが、信号光と同じ波長の変換光を出力
することができない、という問題がある。信号光の波長
と変換光の波長とが同じであると、フィルタにより変換
光だけを透過させることができないためである。
【0010】従って、従来より、信号光と同じ波長の変
換光を出力することが可能な波長変換装置の出現が望ま
れていた。
【0011】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明の波長
変換装置によれば、ポンプ光と信号光とが入射したと
き、擬似位相整合により、差周波または和周波の変換光
を発生させる波長変換素子、およびこの波長変換素子か
ら出射した光をその偏波方向に応じて選択的に透過させ
る偏光子を具えており、波長変換素子は、ポンプ光の偏
波方向が所定の第1偏波方向に一致するとき、偏波方向
が信号光の偏波方向に直交する変換光を発生させるもの
であり、偏光子は、信号光の偏波方向が第1偏波方向に
一致するとき、波長変換素子から出射した光のうち、第
1偏波方向に直交する第2偏波方向に一致する光を透過
させるように調整されていることを特徴とする。
【0012】このように、波長変換素子は、偏波方向が
共に第1偏波方向に一致したポンプ光および信号光か
ら、擬似位相整合により、差周波または和周波の変換光
を発生させる。第1偏波方向が適当に設定してあると、
変換光の偏波方向は信号光の偏波方向に直交する方向す
なわち第2偏波方向となる。
【0013】そして、偏光子は、波長変換素子から出射
した光のうち、第1偏波方向に直交する第2偏波方向の
光を透過させる。上述したように、信号光の波長と変換
光の波長とが同じであっても、信号光の偏波方向と変換
光の偏波方向とを互いに直交した状態にできるので、偏
光子からは変換光を選択的に透過させることができる。
また、この変換光の偏波方向はポンプ光の偏波方向とも
直交するので、変換光だけが出力される。
【0014】また、この発明の波長変換装置によれば、
ポンプ光と信号光とが入射したとき、擬似位相整合によ
り、差周波または和周波の変換光を発生させる波長変換
素子、この波長変換素子から出射した光をその波長に応
じて選択的に透過させる波長フィルタ、およびこの波長
フィルタから出射した光をその偏波方向に応じて選択的
に透過させる偏光子を具えており、波長変換素子は、ポ
ンプ光の偏波方向が所定の第1偏波方向に一致すると
き、偏波方向が信号光の偏波方向に直交する変換光を発
生させるものであり、波長フィルタは、波長変換素子か
ら出射したポンプ光を除去して変換光を透過させるもの
であり、偏光子は、信号光の偏波方向が第1偏波方向に
直交する第2偏波方向に一致するとき、波長フィルタか
ら出射した光のうち、第1偏波方向に一致する光を透過
させるように調整されていることを特徴とする。
【0015】このように、波長変換素子は、偏波方向が
第1偏波方向に一致したポンプ光と、偏波方向が第1偏
波方向に直交する第2偏波方向に一致した信号光とか
ら、擬似位相整合により、差周波または和周波の変換光
を発生させる。第1偏波方向が適当に設定してあると、
変換光の偏波方向は信号光の偏波方向に直交した方向す
なわち第1偏波方向となる。
【0016】そして、波長フィルタは、波長に応じて選
択的に光を透過させるものであり、ここでは、波長変換
素子から出射したポンプ光は除去し、波長変換素子から
出射した変換光は透過させるように設計してある。偏光
子は、波長フィルタから出射した光のうち、第1偏波方
向の光を透過させる。従って、信号光の波長と変換光の
波長とが同じであっても、信号光の偏波方向と変換光の
偏波方向とを互いに直交した状態にできるので、偏光子
からは変換光が選択的に透過される。
【0017】この発明の波長変換装置において、好まし
くは、波長変換素子は、ポンプ光および信号光が共に<
110>方向または<−110>方向に沿って伝搬可能
な導波路を有しており、第1偏波方向が、伝搬方向に垂
直でかつ導波路が延在する<110>方向および<−1
10>方向を含む面に沿ったTE偏波方向であると良
い。
【0018】このように、第1偏波方向がTE偏波方向
に一致するとき、変換光の偏波方向は信号光の偏波方向
と直交するようになる。尚、ここでは、ミラー指数の
「1のバー」を便宜的に「−1」で表している。
【0019】また、この発明の波長変換装置によれば、
信号光を、所定の第1偏波方向の信号光成分と、この第
1偏波方向に直交する第2偏波方向の信号光成分とに分
離する偏波分離器、ポンプ光と偏波分離器から出射した
第1偏波方向の信号光成分とが入射したとき、擬似位相
整合により、差周波または和周波の第1変換光を発生さ
せる第1波長変換素子、ポンプ光と偏波分離器から出射
した第2偏波方向の信号光成分とを入射させ、擬似位相
整合により、差周波または和周波の第2変換光を発生さ
せる第2波長変換素子、この第2波長変換素子から出射
した光をその波長に応じて選択的に透過させる波長フィ
ルタ、および第1波長変換素子および波長フィルタから
出射した光を、各々の偏波方向に応じて選択的に透過さ
せると共に、これら透過光を合成する偏波合成器を具え
ており、第1波長変換素子は、ポンプ光の偏波方向が第
1偏波方向に一致するとき、偏波方向が第2偏波方向に
一致する第1変換光を発生させるものであり、第2波長
変換素子は、ポンプ光の偏波方向が第1偏波方向に一致
するとき、偏波方向が第1偏波方向に一致する第2変換
光を発生させるものであり、波長フィルタは、第2波長
変換素子から出射したポンプ光を除去して第2変換光を
透過させるものであり、偏波合成器は、第1波長変換素
子から出射した光のうち、第2偏波方向に一致する光を
透過させると共に、波長フィルタから出射した光のう
ち、第1偏波方向に一致する光を透過させるように調整
されていることを特徴とする。
【0020】このように、偏波分離器は、入射された信
号光を、第1偏波方向の信号光成分と、第1偏波方向に
直交する第2偏波方向の信号光成分とに分離する。第1
波長変換素子は、第1偏波方向の信号光成分と、第1偏
波方向に一致したポンプ光とから、擬似位相整合によ
り、差周波または和周波の第1変換光を発生させる。第
2波長変換素子は、第2偏波方向の信号光成分と、第1
偏波方向のポンプ光とから、擬似位相整合により、差周
波または和周波の第2変換光を発生させる。第1偏波方
向が適当に設定してあると、第1および第2変換光の偏
波方向は、それぞれ入射信号光の偏波方向に直交した方
向となる。従って、第1変換光の偏波方向は第2偏波方
向となり、第2変換光の偏波方向は第1偏波方向とな
る。
【0021】そして、波長フィルタは、波長に応じて選
択的に光を透過させるものであり、ここでは、第2波長
変換素子から出射したポンプ光は除去して、第2波長変
換素子から出射した第2変換光は透過させるように設計
してある。また、偏波合成器は、第1波長変換素子から
出射した第2偏波方向の光と、波長フィルタから出射し
た第1偏波方向の光とを透過させ、これら透過光を合成
して出力する。従って、信号光の波長と第1および第2
変換光の波長とが同じであっても、第1変換光の偏波方
向を第1偏波方向の信号光成分の偏波方向に直交した状
態になし、第2変換光の偏波方向を第2偏波方向の信号
光成分の偏波方向に直交した状態になすことができるの
で、偏波合成器からは第1および第2変換光が選択的に
透過される。
【0022】この発明の波長変換装置において、好まし
くは、第1および第2波長変換素子は、ポンプ光および
信号光が共に<110>方向または<−110>方向に
沿って伝搬可能な導波路を有しており、第1偏波方向
が、伝搬方向に垂直でかつ導波路が延在する<110>
方向および<−110>方向を含む面に沿ったTE偏波
方向であると良い。
【0023】このように、第1偏波方向がTE偏波方向
に一致するとき、第1および第2変換光の偏波方向は信
号光の偏波方向と直交するようになる。尚、ここでは、
ミラー指数の「1のバー」を便宜的に「−1」で表して
いる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して、この発明の
実施の形態につき説明する。尚、図は、この発明が理解
できる程度に形状、大きさおよび配置関係を概略的に示
しているに過ぎない。また、以下に記載される数値等の
条件や材料は単なる一例に過ぎない。よって、この発明
は、この実施の形態に何ら限定されることがない。
【0025】〔第1の実施の形態〕図1は、第1の実施
の形態の波長変換装置の構成を示すブロック図である。
この波長変換装置は、WDMカプラ10、波長変換素子
12および偏光子22を具えている。波長変換素子12
は、ポンプ光16と信号光18とが入射したとき、擬似
位相整合により、差周波または和周波の変換光20を発
生させるものである。偏光子22は、波長変換素子12
から出射した光をその偏波方向に応じて選択的に透過さ
せるものである。
【0026】そして、波長変換素子12は、ポンプ光1
6の偏波方向が所定の第1偏波方向に一致するとき、偏
波方向が信号光18の偏波方向に直交する変換光20を
発生させる。また、偏光子22は、信号光18の偏波方
向が第1偏波方向に一致するとき、波長変換素子12か
ら出射した光のうち、第1偏波方向に直交する第2偏波
方向に一致する光を透過させるように調整されている。
【0027】上述の波長変換素子12は、AlGaAs
の半導体結晶材料を用いて形成されている。この波長変
換素子12は、リッジ型の導波路24を具えている。こ
の導波路24は、<110>方向および<−110>方
向を含む面に沿って延在している。入射光は、この導波
路24により、<110>方向または<−110>方向
に沿って伝搬される。この例では、入射光を<110>
方向に伝搬させている。尚、ミラー指数の「1のバー」
を便宜的に「−1」で表している。
【0028】また、この導波路24には、擬似位相整合
を満足させるため、非線形定数や屈折率の互いに異なる
領域が入射光の伝搬方向(<110>方向)に沿って交
互に周期的に配列してなるグレーティング(QPMグレ
ーティング)が形成されている。導波路24中にポンプ
光16および信号光18を伝搬させると、擬似位相整合
が満足して、効率よく和周波および差周波の変換光20
が発生する。
【0029】例えば、差周波発生(DFG)の場合に
は、ポンプ光16、信号光18および変換光20の周波
数をそれぞれωp、ωsおよびωcで表すと、これらの
間に次式(1)の関係が成り立つ。
【0030】ωc=ωp−ωs ・・・(1) また、波長変換素子12における位相不整合量をΔkと
すると、 ΔkΛ=2π ・・・(2) となる。ここで、記号ΛはQPMグレーティングの周期
である。
【0031】さらに、ポンプ光、信号光および変換光の
波長をそれぞれλp、λsおよびλcで表すとき、 Δk=2πnp/λp−2πns/λs−2πnc/λc ・・・(3) という関係が成り立つ。ここで、記号np、nsおよび
ncはそれぞれポンプ光、信号光および変換光に対する
QPMグレーティングの屈折率を表す。これら(2)お
よび(3)式を満足すれば、良好な効率で波長変換が行
われる。この例では、Λ=4.2μmに設定してある。
【0032】そして、この例では、周波数ωpのCW光
(連続光)をポンプ光16とし、その偏波方向を偏光子
および偏波回転素子等により、第1偏波方向としてのT
E偏波方向(<−110>方向)に固定している。ま
た、信号光18は周波数ωsのパルス光であり、その偏
波方向をポンプ光16と同じTE偏波方向に固定してい
る。
【0033】波長変換素子12の導波路24には、ポン
プ光16と信号光18とを、WDMカプラ10により合
波して入射させる。すると、擬似位相整合による差周波
発生が生じて、波長変換素子12からは、これらポンプ
光16および信号光18と共に変換光20が出射する。
これら波長変換素子12から出射した光は偏光子22に
入射する。
【0034】上述したように、ポンプ光16および信号
光18の偏波方向である第1偏波方向が、入射光の伝搬
方向(<110>)に垂直でかつ導波路24が延在する
<110>方向および<−110>方向を含む面に沿っ
たTE偏波方向(<−110>)である。このように、
ポンプ光16の偏波方向がTE偏波方向に一致している
とき、変換光20の偏波方向は信号光18の偏波方向に
直交する(文献1)。従って、変換光20の偏波方向
は、TE偏波方向に直交するTM偏波方向(<001
>)である。
【0035】また、偏光子22が、波長変換素子12か
ら出射した光のうち、TM偏波方向の光を透過させるよ
うに調整されている。波長変換素子12から出射したポ
ンプ光16、信号光18および変換光20のうち、TM
偏波方向の光は変換光20だけである。このため、偏光
子22では、変換光20を選択的に透過させることがで
きる。よって、この波長変換装置に信号光18を入射さ
せると、この信号光18の代わりに変換光20が出力さ
れる。
【0036】そして、このように、偏波方向の相違に基
づき変換光20を選択出力させるため、変換光20の波
長が信号光18の波長と等しいときでも正常に動作す
る。
【0037】例えば、上式(1)において、ωpの値が
ωsの値の2倍になるように設定する。ここでは、1/
ωp=0.77μmとし、1/ωs=1.54μmとす
る。このとき、(1)式に従い、1/ωc=1.54μ
mとなる。従って、変換光20の波長と信号光18の波
長が等しくなる。
【0038】このような場合、従来の構成では、波長フ
ィルタを用いて変換光20の選択透過を行っていたた
め、変換光20と共に信号光18も透過させてしまう、
あるいは信号光18と共に変換光20も除去してしま
う。これに対して、この実施の形態の構成では、信号光
18および変換光20の各々の偏波方向が互いに異なる
ように光学系を組み、偏光子22により偏波方向の違い
を感知して変換光20の選択透過を行う。従って、変換
光20の波長が信号光18の波長と等しい場合であって
も、信号光18は除去され、変換光20だけが出力され
る。
【0039】〔第2の実施の形態〕図2は、第2の実施
の形態の波長変換装置の構成を示すブロック図である。
この波長変換装置は、WDMカプラ10、波長変換素子
12、波長フィルタ26および偏光子22を具えてい
る。波長変換素子12は、ポンプ光16と信号光18と
が入射したとき、擬似位相整合により、差周波または和
周波の変換光20を発生させるものである。波長フィル
タ26は、波長変換素子12から出射した光をその波長
に応じて選択的に透過させるものである。偏光子22
は、波長フィルタ26から出射した光をその偏波方向に
応じて選択的に透過させるものである。
【0040】そして、波長変換素子12は、ポンプ光1
6の偏波方向が所定の第1偏波方向に一致するとき、偏
波方向が信号光18の偏波方向に直交する変換光20を
発生させる。また、波長フィルタ26は、波長変換素子
12から出射したポンプ光16を除去して変換光20を
透過させる。偏光子22は、信号光18の偏波方向が第
1偏波方向に直交する第2偏波方向に一致するとき、波
長フィルタ26から出射した光のうち、第1偏波方向に
一致する光を透過させるように調整されている。
【0041】上述の波長変換素子12の構造は、第1の
実施の形態で説明した通りである。すなわち、この波長
変換素子12の導波路24は、<110>方向および<
−110>方向を含む面に沿って延在している。この導
波路24には、擬似位相整合を生じさせるためのQPM
グレーティングが形成されている。導波路24中にポン
プ光16および信号光18を伝搬させると、擬似位相整
合が生じて、上式(1)に従い、和周波および差周波の
変換光20が発生する。
【0042】この例では、周波数ωpのCW光(連続
光)をポンプ光16とし、その偏波方向を偏光子および
偏波回転素子等により、第1偏波方向としてのTE偏波
方向(<−110>方向)に固定している。また、信号
光18は周波数ωsのパルス光であり、その偏波方向を
第2偏波方向としてのTM偏波方向(<001>方向)
に固定している。
【0043】波長変換素子12の導波路24には、ポン
プ光16と信号光18とを、WDMカプラ10により合
波して入射させる。すると、擬似位相整合による差周波
発生が生じて、波長変換素子12からは、これらポンプ
光16および信号光18と共に変換光20が出射する。
これら波長変換素子12から出射した光は波長フィルタ
26に入射する。
【0044】上述したように、ポンプ光16の偏波方向
である第1偏波方向は、入射光の伝搬方向(<110
>)に垂直でかつ導波路24が延在する<110>方向
および<−110>方向を含む面に沿ったTE偏波方向
(<−110>)である。このように、ポンプ光16の
偏波方向がTE偏波方向に一致しているとき、変換光2
0の偏波方向は信号光18の偏波方向に直交する(文献
1)。信号光18の偏波方向がTM偏波方向(<001
>)であるため、変換光20の偏波方向は、TM偏波方
向に直交するTE偏波方向である。
【0045】また、上述の波長フィルタ26は、光を波
長に応じて選択的に透過させる。この例の波長フィルタ
26においては、ポンプ光16は除去され、変換光20
は透過される。従って、波長変換素子12から出射した
光のうち、変換光20は波長フィルタ26を透過する。
また、信号光18も波長に応じて波長フィルタ26を透
過可能である。
【0046】例えば、変換光20の波長と信号光18の
波長とが等しくても良い。すなわち、ωp=2ωsの場
合、ωs=ωcとなり、波長フィルタ26からは変換光
20と共に信号光18も出射する。一方、偏光子22
は、波長フィルタ26から出射した光のうち、TE偏波
方向の光だけを透過させるように調整されている。従っ
て、波長フィルタ26から出射した信号光18および変
換光20のうち、TE偏波方向である変換光20だけが
透過される。よって、この波長変換装置に信号光18を
入射させると、この信号光18の代わりに、変換光20
が出力される。
【0047】〔第3の実施の形態〕図3は、第3の実施
の形態の波長変換装置の構成を示すブロック図である。
この波長変換装置は、偏波分離器28、WDMカプラ1
0a、10b、第1波長変換素子12a、第2波長変換
素子12b、波長フィルタ26および偏波合成器30を
具えている。
【0048】偏波分離器28は、信号光18を、所定の
第1偏波方向の信号光成分18aと、第1偏波方向に直
交する第2偏波方向の信号光成分18bとに分離するも
のである。光ファイバ32により伝搬された光は、この
偏波分離器28に入射して、互いに直交する偏波方向成
分に分離される。そして、第1偏波方向の信号光成分1
8aは、第1波長変換素子12aに入射し、第2偏波方
向の信号光成分18bは、第2波長変換素子12bに入
射する。偏波分離器28として、例えば、偏光ビームス
プリッタ(PBS:Polarization Beam Splitter)を用
いることができる。
【0049】第1波長変換素子12aは、ポンプ光16
と偏波分離器28から出射した第1偏波方向の信号光成
分18aとが入射したとき、擬似位相整合により、差周
波または和周波の第1変換光20aを発生させるもので
ある。また、第2波長変換素子12bは、ポンプ光16
と偏波分離器28から出射した第2偏波方向の信号光成
分18bとが入射したとき、擬似位相整合により、差周
波または和周波の第2変換光20bを発生させるもので
ある。
【0050】これら第1および第2波長変換素子12a
および12bは、互いに特性が等しく、それぞれ第1お
よび第2の実施の形態で説明した波長変換素子12と同
じ構造である。これら第1および第2波長変換素子12
aおよび12bは、それぞれ導波路24aおよび24b
を有している。これら導波路24aおよび24bには、
ポンプ光16および信号光18a、18bが共に<11
0>方向または<−110>方向に沿って伝搬可能であ
る。従って、これら波長変換素子12a、12bの導波
路24a、24bは、<110>方向および<−110
>方向を含む面に沿って延在している。この例では、各
導波路24aおよび24bの長手方向が、それぞれ<1
10>方向に沿って延在するように、第1および第2波
長変換素子12aおよび12bをそれぞれ配置してあ
る。
【0051】また、これら導波路24a、24bには、
擬似位相整合を生じさせるためのQPMグレーティング
が形成されている。導波路24a、24b中にポンプ光
16および信号光18a、18bを伝搬させると、擬似
位相整合が生じて、上式(1)に従い、和周波および差
周波の変換光20a、20bがそれぞれ発生する。
【0052】この例では、周波数ωpのCW光(連続
光)をポンプ光16とし、その偏波方向を偏光子および
偏波回転素子等により、第1偏波方向としてのTE偏波
方向に固定している。また、信号光18は周波数ωsの
パルス光である。上述の第2偏波方向は、TE偏波方向
に直交するTM偏波方向となる。
【0053】第1波長変換素子12aの導波路24aに
は、ポンプ光16と第1偏波方向の信号光成分18aと
を、WDMカプラ10aにより合波して入射させる。す
ると、擬似位相整合による差周波発生が生じて、第1波
長変換素子12aからは、これらポンプ光16および信
号光18aと共に第1変換光20aが出射する。これら
第1波長変換素子12aから出射した光は偏波合成器3
0に入射する。尚、第1波長変換素子12aは、ポンプ
光16の偏波方向が第1偏波方向すなわちTE偏波方向
(<−110>)に一致するとき、偏波方向が第2偏波
方向すなわちTM偏波方向(<001>)に一致する第
1変換光20aを発生させる。
【0054】一方、第2波長変換素子12bの導波路2
4bには、ポンプ光16と第2偏波方向の信号光成分1
8bとを、WDMカプラ10bにより合波して入射させ
る。すると、擬似位相整合による差周波発生が生じて、
第2波長変換素子12bからは、これらポンプ光16お
よび信号光18bと共に第2変換光20bが出射する。
これら第2波長変換素子12bから出射した光は波長フ
ィルタ26に入射する。尚、第2波長変換素子12b
は、ポンプ光16の偏波方向が第1偏波方向すなわちT
E偏波方向(<−110>)に一致するとき、偏波方向
が第1偏波方向すなわちTE偏波方向(<001>)に
一致する第2変換光20bを発生させる。
【0055】また、波長フィルタ26は、第2波長変換
素子12bから出射した光をその波長に応じて選択的に
透過させるものである。この波長フィルタ26におい
て、第2波長変換素子12bから出射したポンプ光16
は除去され、第2変換光20bは透過する。尚、第2波
長変換素子12bから出射した第2偏波方向の信号光成
分18bも、その波長に応じて波長フィルタ26を透過
可能である。例えば、第2変換光20bの波長と信号光
18bの波長とが等しい場合、波長フィルタ26からは
第2変換光20bと共に信号光18bも出射する。波長
フィルタ26を透過した光は、偏波合成器30に入射す
る。
【0056】この偏波合成器30は、第1波長変換素子
12aおよび波長フィルタ26から出射した光を、各々
の偏波方向に応じて選択的に透過させると共に、これら
透過光を合成するものである。この例の偏波合成器30
は、第1波長変換素子12aから出射した光のうち、第
2偏波方向(TM偏波方向)に一致する光を透過させる
と共に、波長フィルタ26から出射した光のうち、第1
偏波方向(TE偏波方向)に一致する光を透過させるよ
うに調整されている。偏波合成器30として、例えば、
偏光ビームスプリッタ(PBS)を用いることができ
る。
【0057】上述したように、第1波長変換素子12a
から出射したポンプ光16、第1偏波方向の信号光成分
18aおよび第1変換光20aのうち、TM偏波方向の
光は第1変換光20aだけである。このため、偏波合成
器30では、第1変換光20aが選択的に透過される。
【0058】従来の構成は、波長フィルタを用いて第1
変換光20aの選択透過を行う構成に相当するため、第
1変換光20aの波長と信号光18aの波長とが等しく
なるωp=2ωsの場合、第1変換光20aと共に信号
光18aも透過してしまう、あるいは信号光18aと共
に第1変換光20aも除去されてしまう。これに対し
て、この実施の形態の構成では、信号光18aおよび第
1変換光20aの各々の偏波方向が互いに異なるように
してある。従って、第1変換光20aの波長が信号光1
8aの波長と等しくても、偏波合成器30において信号
光18aは除去され、第1変換光20aだけが透過す
る。
【0059】一方、波長フィルタ26から出射した第2
偏波方向の信号光成分18bおよび第2変換光20bの
うち、TE偏波方向の光は第2変換光20bだけであ
る。このため、偏波合成器30では、第2変換光20b
が選択的に透過される。
【0060】この場合も、第2変換光20bの波長と信
号光18bの波長とが等しくても良い。このとき、波長
フィルタ26からは第2変換光20bと共に信号光18
bも出射する。しかし、偏波合成器30では、波長フィ
ルタ26から出射した光のうち、TE偏波方向の光だけ
を透過させるように調整されている。従って、波長フィ
ルタ26から出射した信号光18bおよび第2変換光2
0bのうち、TE偏波方向である第2変換光20bだけ
が透過される。
【0061】そして、偏波合成器30では、透過可能な
第1変換光20aおよび第2変換光20bが合成され、
変換光20として光ファイバ34に出力される。よっ
て、この波長変換装置に信号光18を入射させると、こ
の信号光18の代わりに、変換光20が出力される。
【0062】以上説明したように、この実施の形態の波
長変換装置によれば、信号光18の偏波方向は任意であ
ってよい。通常、長いファイバ中を伝搬された信号光の
偏波方向は不確定なことが多い。しかし、上述の構成に
よれば、信号光の偏波方向が任意であっても、偏波分離
器28により偏波分離を行い、各偏波方向の光を、それ
ぞれ波長変換した後合成するので問題がない。
【0063】しかも、この実施の形態の波長変換装置
は、光ファイバ32において発生した信号光の分散を補
償することができる構成となっている。すなわち、周知
のスペクトル反転を利用した分散補償器として構成され
ている。従って、任意の偏波方向の信号光に対して、そ
の中心波長を変えずに分散補償を行うことができる。
【0064】尚、上述した各実施の形態において、波長
変換素子はAlGaAs結晶を用いたものを例にした
が、これに限らず、例えばジンク・ブレンド(Zinc
−Blend)結晶構造を有する材料で構成したものを
用いてもよい。
【0065】また、差周波発生を利用する場合に限ら
ず、和周波発生を利用する構成としてもよい。
【0066】
【発明の効果】この発明の波長変換装置によれば、波長
変換素子は、偏波方向が共に第1偏波方向に一致したポ
ンプ光および信号光から、擬似位相整合により、差周波
または和周波の変換光を発生させる。第1偏波方向が適
当に設定してあると、変換光の偏波方向は信号光の偏波
方向に直交した方向すなわち第2偏波方向となる。
【0067】そして、偏光子は、波長変換素子から出射
した光のうち、第1偏波方向に直交する偏波方向の光を
透過させる。上述したように、信号光の波長と変換光の
波長とが同じであっても、信号光の偏波方向と変換光の
偏波方向とを互いに直交した状態にできるので、偏光子
からは変換光を選択的に透過させることができる。ま
た、この変換光の偏波方向はポンプ光の偏波方向とも直
交するので、変換光だけが出力される。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態の波長変換装置の構成を示す
図である。
【図2】第2の実施の形態の波長変換装置の構成を示す
図である。
【図3】第3の実施の形態の波長変換装置の構成を示す
図である。
【図4】従来の波長変換装置の構成を示す図である。
【符号の説明】
10,10a,10b:WDMカプラ 12,12a,12b:波長変換素子 14:フィルタ 16:ポンプ光 18:信号光 18a:第1偏波方向の信号光成分 18b:第2偏波方向の信号光成分 20:変換光 20a:第1変換光 20b:第2変換光 22:偏光子 24,24a,24b:導波路 26:波長フィルタ 28:偏波分離器 30:偏波合成器 32,34:光ファイバ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポンプ光と信号光とが入射したとき、擬
    似位相整合により、差周波または和周波の変換光を発生
    させる波長変換素子、および該波長変換素子から出射し
    た光をその偏波方向に応じて選択的に透過させる偏光子
    を具えており、 前記波長変換素子は、前記ポンプ光の偏波方向が所定の
    第1偏波方向に一致するとき、偏波方向が前記信号光の
    偏波方向に直交する前記変換光を発生させるものであ
    り、 前記偏光子は、前記信号光の偏波方向が前記第1偏波方
    向に一致するとき、前記波長変換素子から出射した光の
    うち、前記第1偏波方向に直交する第2偏波方向に一致
    する光を透過させるように調整されていることを特徴と
    する波長変換装置。
  2. 【請求項2】 ポンプ光と信号光とが入射したとき、擬
    似位相整合により、差周波または和周波の変換光を発生
    させる波長変換素子、 該波長変換素子から出射した光をその波長に応じて選択
    的に透過させる波長フィルタ、および該波長フィルタか
    ら出射した光をその偏波方向に応じて選択的に透過させ
    る偏光子を具えており、 前記波長変換素子は、前記ポンプ光の偏波方向が所定の
    第1偏波方向に一致するとき、偏波方向が前記信号光の
    偏波方向に直交する前記変換光を発生させるものであ
    り、 前記波長フィルタは、前記波長変換素子から出射した前
    記ポンプ光を除去して前記変換光を透過させるものであ
    り、 前記偏光子は、前記信号光の偏波方向が前記第1偏波方
    向に直交する第2偏波方向に一致するとき、前記波長フ
    ィルタから出射した光のうち、前記第1偏波方向に一致
    する光を透過させるように調整されていることを特徴と
    する波長変換装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の波長変
    換装置において、 前記波長変換素子は、ポンプ光および信号光が共に<1
    10>方向または<−110>方向に沿って伝搬可能な
    導波路を有しており、 前記第1偏波方向が、前記伝搬方向に垂直でかつ前記導
    波路が延在する<110>方向および<−110>方向
    を含む面に沿ったTE偏波方向であることを特徴とする
    波長変換装置。
  4. 【請求項4】 信号光を、所定の第1偏波方向の信号光
    成分と、該第1偏波方向に直交する第2偏波方向の信号
    光成分とに分離する偏波分離器、 ポンプ光と前記偏波分離器から出射した第1偏波方向の
    信号光成分とが入射したとき、擬似位相整合により、差
    周波または和周波の第1変換光を発生させる第1波長変
    換素子、 ポンプ光と前記偏波分離器から出射した第2偏波方向の
    信号光成分とが入射したとき、擬似位相整合により、差
    周波または和周波の第2変換光を発生させる第2波長変
    換素子、 該第2波長変換素子から出射した光をその波長に応じて
    選択的に透過させる波長フィルタ、および前記第1波長
    変換素子および前記波長フィルタから出射した光を、各
    々の偏波方向に応じて選択的に透過させると共に、これ
    ら透過光を合成する偏波合成器を具えており、 前記第1波長変換素子は、前記ポンプ光の偏波方向が前
    記第1偏波方向に一致するとき、偏波方向が前記第2偏
    波方向に一致する前記第1変換光を発生させるものであ
    り、 前記第2波長変換素子は、前記ポンプ光の偏波方向が前
    記第1偏波方向に一致するとき、偏波方向が前記第1偏
    波方向に一致する前記第2変換光を発生させるものであ
    り、 前記波長フィルタは、前記第2波長変換素子から出射し
    た前記ポンプ光を除去して前記第2変換光を透過させる
    ものであり、 前記偏波合成器は、前記第1波長変換素子から出射した
    光のうち、前記第2偏波方向に一致する光を透過させる
    と共に、前記波長フィルタから出射した光のうち、前記
    第1偏波方向に一致する光を透過させるように調整され
    ていることを特徴とする波長変換装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の波長変換装置におい
    て、 前記第1および第2波長変換素子は、ポンプ光および信
    号光が共に<110>方向または<−110>方向に沿
    って伝搬可能な導波路を有しており、 前記第1偏波方向が、前記伝搬方向に垂直でかつ前記導
    波路が延在する<110>方向および<−110>方向
    を含む面に沿ったTE偏波方向であることを特徴とする
    波長変換装置。
JP11040037A 1999-02-18 1999-02-18 波長変換装置 Withdrawn JP2000241841A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11040037A JP2000241841A (ja) 1999-02-18 1999-02-18 波長変換装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11040037A JP2000241841A (ja) 1999-02-18 1999-02-18 波長変換装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000241841A true JP2000241841A (ja) 2000-09-08

Family

ID=12569722

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11040037A Withdrawn JP2000241841A (ja) 1999-02-18 1999-02-18 波長変換装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000241841A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005098528A1 (ja) * 2004-03-30 2005-10-20 Hamamatsu Foundation For Science And Technology Promotion 像波長変換装置、前記装置の製造方法、および前記装置を用いた画像変換システム
WO2023175691A1 (ja) * 2022-03-14 2023-09-21 日本電信電話株式会社 波長変換装置
WO2023218646A1 (ja) * 2022-05-13 2023-11-16 日本電信電話株式会社 波長変換システム

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005098528A1 (ja) * 2004-03-30 2005-10-20 Hamamatsu Foundation For Science And Technology Promotion 像波長変換装置、前記装置の製造方法、および前記装置を用いた画像変換システム
JPWO2005098528A1 (ja) * 2004-03-30 2008-02-28 財団法人浜松科学技術研究振興会 像波長変換装置、前記装置の製造方法、および前記装置を用いた画像変換システム
US7483609B2 (en) 2004-03-30 2009-01-27 Hamamatsu Foundation For Science And Technology Promotion Image wavelength conversion device, method of manufacturing the device, and image conversion system using the device
WO2023175691A1 (ja) * 2022-03-14 2023-09-21 日本電信電話株式会社 波長変換装置
WO2023218646A1 (ja) * 2022-05-13 2023-11-16 日本電信電話株式会社 波長変換システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8149501B2 (en) Quantum entangled photon pair generating device
US5247528A (en) Second harmonic generator using a laser as a fundamental wave source
JP2711654B2 (ja) コヒーレント光学レシーバーのための偏波ダイバーシチ部分
US5946129A (en) Wavelength conversion apparatus with improved efficiency, easy adjustability, and polarization insensitivity
US8242435B2 (en) Quantum entangled photon pair generating device
EP1139160A2 (en) Optical parametric circuit
JP2010139572A (ja) 偏波変換デバイス及び偏波多重変調器
US6661577B1 (en) Wavelength-selective laser beam splitter
Qiu et al. Silicon add-drop filter based on multimode grating assisted couplers
JP5919740B2 (ja) 光源装置及び波長変換方法
JP4482979B2 (ja) 波長変換装置
JP2017219749A (ja) 光増幅装置
JP3272250B2 (ja) 波長変換装置
EP1186942A2 (en) Wavelength conversion apparatus
JP3187290B2 (ja) 波長変換装置および波長変換方法
JP6853730B2 (ja) 波長変換デバイス
JP2000241841A (ja) 波長変換装置
US20230221616A1 (en) Photonic integrated circuit with squeezed and entangled light generation, and associated methods
WO2009110662A1 (en) Polarization-independent up-conversion photon detection apparatus
JP6220314B2 (ja) 光増幅装置
JPH10213826A (ja) 波長変換装置
WO2021214161A1 (en) Optical apparatus
JPS6242244B2 (ja)
JP3575434B2 (ja) 光パラメトリック回路
JP2014067060A (ja) 量子もつれ光子対発生装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20060509