JP2000240758A - 差動装置及びその差動規制用交換部品 - Google Patents
差動装置及びその差動規制用交換部品Info
- Publication number
- JP2000240758A JP2000240758A JP4297799A JP4297799A JP2000240758A JP 2000240758 A JP2000240758 A JP 2000240758A JP 4297799 A JP4297799 A JP 4297799A JP 4297799 A JP4297799 A JP 4297799A JP 2000240758 A JP2000240758 A JP 2000240758A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case
- differential
- pinion
- replacement part
- gear
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Retarders (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 差動装置に連結される各出力軸を容易且つ安
価に差動不能な状態にすることができ、しかも差動可能
な状態に容易に復帰させることのできる差動装置及びそ
の差動規制用交換部品を提供する。 【解決手段】 ピニオンシャフト5をシャフト挿通孔6
bに挿通した差動規制用交換部品6を各サイドギヤ及び
各ピニオンギヤを除いたギヤケース1内に収容し、差動
規制用交換部品6の各連結部6aに各ドライブシャフト
7をそれぞれ連結することにより、各ドライブシャフト
7を差動不能な状態にすることができる。
価に差動不能な状態にすることができ、しかも差動可能
な状態に容易に復帰させることのできる差動装置及びそ
の差動規制用交換部品を提供する。 【解決手段】 ピニオンシャフト5をシャフト挿通孔6
bに挿通した差動規制用交換部品6を各サイドギヤ及び
各ピニオンギヤを除いたギヤケース1内に収容し、差動
規制用交換部品6の各連結部6aに各ドライブシャフト
7をそれぞれ連結することにより、各ドライブシャフト
7を差動不能な状態にすることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主に競走用の自動
車等に用いられる差動装置及びその差動規制用交換部品
に関するものである。
車等に用いられる差動装置及びその差動規制用交換部品
に関するものである。
【0002】
【従来技術】一般に、自動車の差動装置としては、左右
駆動輪の車軸に連結された一対のサイドギヤの間に複数
のピニオンギヤを介在させ、差動時には各ピニオンギヤ
を自転させて各車軸の回転差を許容するようにしたもの
が知られている。即ち、この差動装置は、筒状に形成さ
れたケース内に各サイドギヤを軸方向に対向させて回動
自在に収容するとともに、各サイドギヤ間にピニオンシ
ャフトを挿入された各ピニオンギヤを各サイドギヤ間に
配置し、ピニオンシャフトをケースに係合してケースと
一体に回転するようにしている。また、多板クラッチや
粘性流体を用いた機構によって差動を制限することによ
り、例えば滑り易い路面を走行する場合や、高速でカー
ブを旋回する際に、一方の駆動輪と路面との摩擦力の低
下による車輪の空転を防止するようにしたものも知られ
ている。
駆動輪の車軸に連結された一対のサイドギヤの間に複数
のピニオンギヤを介在させ、差動時には各ピニオンギヤ
を自転させて各車軸の回転差を許容するようにしたもの
が知られている。即ち、この差動装置は、筒状に形成さ
れたケース内に各サイドギヤを軸方向に対向させて回動
自在に収容するとともに、各サイドギヤ間にピニオンシ
ャフトを挿入された各ピニオンギヤを各サイドギヤ間に
配置し、ピニオンシャフトをケースに係合してケースと
一体に回転するようにしている。また、多板クラッチや
粘性流体を用いた機構によって差動を制限することによ
り、例えば滑り易い路面を走行する場合や、高速でカー
ブを旋回する際に、一方の駆動輪と路面との摩擦力の低
下による車輪の空転を防止するようにしたものも知られ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、自動車競走
用のコースにおいては、プロのレーサーによるレースは
勿論のこと、一般車を用いたアマチュアレーサーによる
競走も行われている。この場合、高速でカーブを旋回す
るためには、競走専用の車両に搭載されているような極
めて差動制限力の強い差動装置が必要となるが、このよ
うな差動装置は高価であり、アマチュアレーサーが入手
する場合は経済的な負担が大きいという問題点があっ
た。そこで、一般車用の差動装置の歯車同士を溶接する
ことにより、左右の車軸に差動が生じないようにする方
法が用いられる場合があるが、このような方法では、溶
接という特別な加工を必要とする上に、溶接後は差動可
能な状態に復帰させることができないという問題点があ
った。
用のコースにおいては、プロのレーサーによるレースは
勿論のこと、一般車を用いたアマチュアレーサーによる
競走も行われている。この場合、高速でカーブを旋回す
るためには、競走専用の車両に搭載されているような極
めて差動制限力の強い差動装置が必要となるが、このよ
うな差動装置は高価であり、アマチュアレーサーが入手
する場合は経済的な負担が大きいという問題点があっ
た。そこで、一般車用の差動装置の歯車同士を溶接する
ことにより、左右の車軸に差動が生じないようにする方
法が用いられる場合があるが、このような方法では、溶
接という特別な加工を必要とする上に、溶接後は差動可
能な状態に復帰させることができないという問題点があ
った。
【0004】本発明は前記問題点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、差動装置に連結され
る各出力軸を容易且つ安価に差動不能な状態にすること
ができ、しかも差動可能な状態に容易に復帰させること
のできる差動装置及びその差動規制用交換部品を提供す
ることにある。
であり、その目的とするところは、差動装置に連結され
る各出力軸を容易且つ安価に差動不能な状態にすること
ができ、しかも差動可能な状態に容易に復帰させること
のできる差動装置及びその差動規制用交換部品を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、請求項1では、外部からの駆動力によって
回転するケースと、一対の出力軸が連結され、各出力軸
の回転差を許容しながらケースの回転力を各出力軸に伝
達する伝達機構とを備えた差動装置において、前記伝達
機構の少なくとも一部の構成部品と交換することによ
り、ケースまたはケースと一体に回転する部品に結合
し、各出力軸を互いに回動不能に連結する差動規制用交
換部品を備えている。これにより、差動規制用交換部品
を伝達機構の少なくとも一部の構成部品と交換し、差動
規制用交換部品の各連結部に各出力軸をそれぞれ連結す
ることにより、各出力軸を差動不能な状態にすることが
できる。
するために、請求項1では、外部からの駆動力によって
回転するケースと、一対の出力軸が連結され、各出力軸
の回転差を許容しながらケースの回転力を各出力軸に伝
達する伝達機構とを備えた差動装置において、前記伝達
機構の少なくとも一部の構成部品と交換することによ
り、ケースまたはケースと一体に回転する部品に結合
し、各出力軸を互いに回動不能に連結する差動規制用交
換部品を備えている。これにより、差動規制用交換部品
を伝達機構の少なくとも一部の構成部品と交換し、差動
規制用交換部品の各連結部に各出力軸をそれぞれ連結す
ることにより、各出力軸を差動不能な状態にすることが
できる。
【0006】また、請求項2では、外部からの駆動力に
よって回転するケースと、一対の出力軸が連結され、各
出力軸の回転差を許容しながらケースの回転力を各出力
軸に伝達する伝達機構とを備えた差動装置の差動規制用
交換部品であって、前記伝達機構の少なくとも一部の構
成部品と交換可能に形成され、ケースと一体に回転する
ための結合手段と、各出力軸を互いに回動不能に連結す
る連結手段とを備えている。これにより、差動装置の伝
達機構の少なくとも一部の構成部品と交換し、各連結部
に各出力軸をそれぞれ連結することにより、差動装置の
各出力軸を差動不能な状態にすることができる。
よって回転するケースと、一対の出力軸が連結され、各
出力軸の回転差を許容しながらケースの回転力を各出力
軸に伝達する伝達機構とを備えた差動装置の差動規制用
交換部品であって、前記伝達機構の少なくとも一部の構
成部品と交換可能に形成され、ケースと一体に回転する
ための結合手段と、各出力軸を互いに回動不能に連結す
る連結手段とを備えている。これにより、差動装置の伝
達機構の少なくとも一部の構成部品と交換し、各連結部
に各出力軸をそれぞれ連結することにより、差動装置の
各出力軸を差動不能な状態にすることができる。
【0007】また、請求項3では、外部からの駆動力に
よって回転するケースと、一対の出力軸をそれぞれ連結
可能な一対のサイドギヤと、各サイドギヤに噛み合う複
数のピニオンギヤと、各ピニオンギヤを回動自在に支持
するピニオンシャフトとを備え、各サイドギヤをケース
内に軸方向に対向させて回動自在に収容するとともに、
ピニオンシャフトに支持された各ピニオンギヤを各サイ
ドギヤ間に配置し、ピニオンシャフトをケースに係合し
てケースと一体に回転するようにした差動装置の差動規
制用交換部品であって、前記各サイドギヤ及び各ピニオ
ンギヤと交換可能に形成され、ピニオンシャフトと結合
可能な結合部と、各出力軸を互いに回動不能に連結可能
な連結部とを一体に備えている。これにより、差動装置
の各サイドギヤ及び各ピニオンギヤと交換し、ピニオン
シャフトをシャフト挿通孔に挿通するとともに、各連結
部に各出力軸をそれぞれ連結することにより、差動装置
の各出力軸を差動不能な状態にすることができる。
よって回転するケースと、一対の出力軸をそれぞれ連結
可能な一対のサイドギヤと、各サイドギヤに噛み合う複
数のピニオンギヤと、各ピニオンギヤを回動自在に支持
するピニオンシャフトとを備え、各サイドギヤをケース
内に軸方向に対向させて回動自在に収容するとともに、
ピニオンシャフトに支持された各ピニオンギヤを各サイ
ドギヤ間に配置し、ピニオンシャフトをケースに係合し
てケースと一体に回転するようにした差動装置の差動規
制用交換部品であって、前記各サイドギヤ及び各ピニオ
ンギヤと交換可能に形成され、ピニオンシャフトと結合
可能な結合部と、各出力軸を互いに回動不能に連結可能
な連結部とを一体に備えている。これにより、差動装置
の各サイドギヤ及び各ピニオンギヤと交換し、ピニオン
シャフトをシャフト挿通孔に挿通するとともに、各連結
部に各出力軸をそれぞれ連結することにより、差動装置
の各出力軸を差動不能な状態にすることができる。
【0008】また、請求項4では、外部からの駆動力に
よって回転するケースと、一対の出力軸をそれぞれ連結
可能な一対のサイドギヤと、各サイドギヤに噛み合う複
数のピニオンギヤと、各ピニオンギヤを回動自在に支持
するピニオンシャフトとを備え、各サイドギヤをケース
内に軸方向に対向させて回動自在に収容するとともに、
ピニオンシャフトに支持された各ピニオンギヤを各サイ
ドギヤ間に配置し、ピニオンシャフトをケースに係合し
てケースと一体に回転するようにした差動装置の差動規
制用交換部品であって、前記各サイドギヤ、各ピニオン
ギヤ及びピニオンシャフトと交換可能に形成され、ケー
スに係合可能な係合部と、各出力軸を互いに回動不能に
連結可能な連結部とを一体に備えている。これにより、
差動装置の各サイドギヤ、各ピニオンギヤ及びピニオン
シャフトと交換し、係合部をケースに係合するととも
に、各連結部に各出力軸をそれぞれ連結することによ
り、差動装置の各出力軸を差動不能な状態にすることが
できる。
よって回転するケースと、一対の出力軸をそれぞれ連結
可能な一対のサイドギヤと、各サイドギヤに噛み合う複
数のピニオンギヤと、各ピニオンギヤを回動自在に支持
するピニオンシャフトとを備え、各サイドギヤをケース
内に軸方向に対向させて回動自在に収容するとともに、
ピニオンシャフトに支持された各ピニオンギヤを各サイ
ドギヤ間に配置し、ピニオンシャフトをケースに係合し
てケースと一体に回転するようにした差動装置の差動規
制用交換部品であって、前記各サイドギヤ、各ピニオン
ギヤ及びピニオンシャフトと交換可能に形成され、ケー
スに係合可能な係合部と、各出力軸を互いに回動不能に
連結可能な連結部とを一体に備えている。これにより、
差動装置の各サイドギヤ、各ピニオンギヤ及びピニオン
シャフトと交換し、係合部をケースに係合するととも
に、各連結部に各出力軸をそれぞれ連結することによ
り、差動装置の各出力軸を差動不能な状態にすることが
できる。
【0009】また、請求項5では、請求項4記載の差動
装置の差動規制用交換部品において、前記係合部をケー
スのピニオンシャフトと共通の部分に係合するように形
成している。これにより、請求項4の作用に加え、差動
規制用交換部品の係合部がケースのピニオンシャフトと
共通の部分に係合されることから、ケース側に差動規制
用交換部品の専用の係合部を別途設ける必要がない。
装置の差動規制用交換部品において、前記係合部をケー
スのピニオンシャフトと共通の部分に係合するように形
成している。これにより、請求項4の作用に加え、差動
規制用交換部品の係合部がケースのピニオンシャフトと
共通の部分に係合されることから、ケース側に差動規制
用交換部品の専用の係合部を別途設ける必要がない。
【0010】
【発明の実施の形態】図1乃至図4は本発明の第1の実
施形態を示すもので、図1は差動装置の側面断面図、図
2はその分解斜視図、図3は差動規制用部品を用いた差
動装置の側面断面図、図4はその分解斜視図である。
施形態を示すもので、図1は差動装置の側面断面図、図
2はその分解斜視図、図3は差動規制用部品を用いた差
動装置の側面断面図、図4はその分解斜視図である。
【0011】この差動装置は、ギヤケース1と、ギヤケ
ース1の一端を閉塞するギヤケースカバー2と、互いに
同軸状に対向して配置された一対のサイドギヤ3と、各
サイドギヤ3の間に配置された計2個のピニオンギヤ4
と、各ピニオンギヤ4を支持するピニオンシャフト5と
からなり、各サイドギヤ3及び各ピニオンギヤ4は差動
規制用交換部品6と交換可能になっている。
ース1の一端を閉塞するギヤケースカバー2と、互いに
同軸状に対向して配置された一対のサイドギヤ3と、各
サイドギヤ3の間に配置された計2個のピニオンギヤ4
と、各ピニオンギヤ4を支持するピニオンシャフト5と
からなり、各サイドギヤ3及び各ピニオンギヤ4は差動
規制用交換部品6と交換可能になっている。
【0012】ギヤケース1は一端を開口した筒形をな
し、その他端側には一方のサイドギヤ3を支持する軸受
け1aが設けられている。ギヤケース1の周囲にはフラ
ンジ1bが設けられ、フランジ1bにはボルト挿通用の
多数の孔1cが設けられている。また、ギヤケース1の
周面にはピニオンシャフト5を挿通するための貫通孔1
dが計2箇所に設けられ、一方の貫通孔1dの側方には
貫通孔1dに軸方向に交差する孔1e及びこれに連続す
る切り欠き1fがそれぞれ設けられている。
し、その他端側には一方のサイドギヤ3を支持する軸受
け1aが設けられている。ギヤケース1の周囲にはフラ
ンジ1bが設けられ、フランジ1bにはボルト挿通用の
多数の孔1cが設けられている。また、ギヤケース1の
周面にはピニオンシャフト5を挿通するための貫通孔1
dが計2箇所に設けられ、一方の貫通孔1dの側方には
貫通孔1dに軸方向に交差する孔1e及びこれに連続す
る切り欠き1fがそれぞれ設けられている。
【0013】ギヤケースカバー2は円盤状に形成され、
その中央には他方のサイドギヤ3を支持する軸受け2a
が設けられている。ギヤケースカバー2の周囲にはフラ
ンジ2bが形成され、フランジ2bにはボルト挿通用の
多数の孔2cが設けられている。即ち、ギヤケースカバ
ー2は各フランジ1b,2bを互いに締結するボルト
(図示せず)によってギヤケース1に組付けられる。
その中央には他方のサイドギヤ3を支持する軸受け2a
が設けられている。ギヤケースカバー2の周囲にはフラ
ンジ2bが形成され、フランジ2bにはボルト挿通用の
多数の孔2cが設けられている。即ち、ギヤケースカバ
ー2は各フランジ1b,2bを互いに締結するボルト
(図示せず)によってギヤケース1に組付けられる。
【0014】各サイドギヤ3は互いに歯面側を軸方向に
対向させ、それぞれ自動車の左右駆動輪のドライブシャ
フト7を連結可能な連結部3aを有している。連結部3
aはドライブシャフト7を挿通する孔及びその内周面に
形成されたスプラインからなり、ドライブシャフト7の
外周面に形成された対応形状のスプラインに嵌合するこ
とにより、ドライブシャフト7と一体に回転するように
なっている。
対向させ、それぞれ自動車の左右駆動輪のドライブシャ
フト7を連結可能な連結部3aを有している。連結部3
aはドライブシャフト7を挿通する孔及びその内周面に
形成されたスプラインからなり、ドライブシャフト7の
外周面に形成された対応形状のスプラインに嵌合するこ
とにより、ドライブシャフト7と一体に回転するように
なっている。
【0015】各ピニオンギヤ4はピニオンシャフト5の
両端に回動自在に挿入され、それぞれ各サイドギヤ3に
噛み合っている。
両端に回動自在に挿入され、それぞれ各サイドギヤ3に
噛み合っている。
【0016】ピニオンシャフト5は円柱状に形成され、
その一端側にはギヤケース1の孔1eに対応する貫通孔
5aが設けられている。即ち、ギヤケース1の孔1e及
びピニオンシャフト5の貫通孔5aにピン5bを挿入す
ることにより、ピニオンシャフト5がギヤケース1に固
定されるようになっている。
その一端側にはギヤケース1の孔1eに対応する貫通孔
5aが設けられている。即ち、ギヤケース1の孔1e及
びピニオンシャフト5の貫通孔5aにピン5bを挿入す
ることにより、ピニオンシャフト5がギヤケース1に固
定されるようになっている。
【0017】差動規制用交換部品6は筒状に形成され、
その両端部にはそれぞれ各ドライブシャフト7を連結可
能な連結部6aが設けられている。この場合、差動規制
用交換部品6の軸方向の長さは、ギヤケース1に組み込
まれた各サイドギヤ3の軸方向両端間の長さと等しく形
成されている。各連結部6aはドライブシャフト7を挿
通する孔及びその内周面に形成されたスプラインからな
り、サイドギヤ3と同様、ドライブシャフト7の外周面
に形成された対応形状のスプラインに嵌合することによ
り、ドライブシャフト7と一体に回転するようになって
いる。また、差動規制用交換部品6の軸方向中央にはピ
ニオンシャフト5を挿通可能なシャフト挿通孔6bが径
方向に貫通して設けられている。
その両端部にはそれぞれ各ドライブシャフト7を連結可
能な連結部6aが設けられている。この場合、差動規制
用交換部品6の軸方向の長さは、ギヤケース1に組み込
まれた各サイドギヤ3の軸方向両端間の長さと等しく形
成されている。各連結部6aはドライブシャフト7を挿
通する孔及びその内周面に形成されたスプラインからな
り、サイドギヤ3と同様、ドライブシャフト7の外周面
に形成された対応形状のスプラインに嵌合することによ
り、ドライブシャフト7と一体に回転するようになって
いる。また、差動規制用交換部品6の軸方向中央にはピ
ニオンシャフト5を挿通可能なシャフト挿通孔6bが径
方向に貫通して設けられている。
【0018】以上のように構成された差動装置において
は、ギヤケース1のフランジ1bにエンジン側に連結さ
れるリングギヤ(図示省略)が取付けられ、エンジンか
らの駆動力によってギヤケース1が回転するようになっ
ている。この場合、カーブの旋回中など、各ドライブシ
ャフト7に回転差が生ずると、各サイドギヤ3間の各ピ
ニオンギヤ4が自転し、各ドライブシャフト7の差動が
生ずる。
は、ギヤケース1のフランジ1bにエンジン側に連結さ
れるリングギヤ(図示省略)が取付けられ、エンジンか
らの駆動力によってギヤケース1が回転するようになっ
ている。この場合、カーブの旋回中など、各ドライブシ
ャフト7に回転差が生ずると、各サイドギヤ3間の各ピ
ニオンギヤ4が自転し、各ドライブシャフト7の差動が
生ずる。
【0019】また、前記差動装置では、各サイドギヤ3
及び各ピニオンギヤ4を差動規制用交換部品6に交換す
ることにより、各ドライブシャフト7の差動を規制する
ことができる。即ち、図3及び図4に示すようにピニオ
ンシャフト5をシャフト挿通孔6bに挿通した差動規制
用交換部品6を各サイドギヤ3及び各ピニオンギヤ4を
除いたギヤケース1内に収容し、差動規制用交換部品6
の各連結部6aに各ドライブシャフト7をそれぞれ連結
することにより、各ドライブシャフト7を差動不能な状
態にすることができる。
及び各ピニオンギヤ4を差動規制用交換部品6に交換す
ることにより、各ドライブシャフト7の差動を規制する
ことができる。即ち、図3及び図4に示すようにピニオ
ンシャフト5をシャフト挿通孔6bに挿通した差動規制
用交換部品6を各サイドギヤ3及び各ピニオンギヤ4を
除いたギヤケース1内に収容し、差動規制用交換部品6
の各連結部6aに各ドライブシャフト7をそれぞれ連結
することにより、各ドライブシャフト7を差動不能な状
態にすることができる。
【0020】このように、本実施形態によれば、各サイ
ドギヤ3及び各ピニオンギヤ4を各ドライブシャフト7
を互いに回動不能に連結可能な差動規制用交換部品6と
交換することにより、各ドライブシャフト7の差動を規
制するようにしたので、各ドライブシャフト7を容易且
つ安価に差動不能な状態にすることができ、しかも差動
規制用交換部品6を取外して各サイドギヤ3及び各ピニ
オンギヤ4を交換前の状態に戻すことにより、差動装置
を通常の差動可能な状態に復帰させることができる。
ドギヤ3及び各ピニオンギヤ4を各ドライブシャフト7
を互いに回動不能に連結可能な差動規制用交換部品6と
交換することにより、各ドライブシャフト7の差動を規
制するようにしたので、各ドライブシャフト7を容易且
つ安価に差動不能な状態にすることができ、しかも差動
規制用交換部品6を取外して各サイドギヤ3及び各ピニ
オンギヤ4を交換前の状態に戻すことにより、差動装置
を通常の差動可能な状態に復帰させることができる。
【0021】図5乃至図8は本発明の第2の実施形態を
示すもので、図5は差動装置の側面断面図、図6はその
分解斜視図、図7は差動規制用部品を用いた差動装置の
側面断面図、図8はその分解斜視図である。尚、前記実
施形態と同等の構成部分には同一の符号を付して示す。
示すもので、図5は差動装置の側面断面図、図6はその
分解斜視図、図7は差動規制用部品を用いた差動装置の
側面断面図、図8はその分解斜視図である。尚、前記実
施形態と同等の構成部分には同一の符号を付して示す。
【0022】本実施形態の差動装置は、ギヤケース10
と、ギヤケース10の一端を閉塞するギヤケースカバー
2と、互いに同軸状に対向して配置された一対のサイド
ギヤ3と、各サイドギヤ3の間に配置された計4個のピ
ニオンギヤ4と、各ピニオンギヤ4を支持するピニオン
シャフト11とからなり、各サイドギヤ3、各ピニオン
ギヤ4及びピニオンシャフト11は差動規制用交換部品
12と交換可能になっている。
と、ギヤケース10の一端を閉塞するギヤケースカバー
2と、互いに同軸状に対向して配置された一対のサイド
ギヤ3と、各サイドギヤ3の間に配置された計4個のピ
ニオンギヤ4と、各ピニオンギヤ4を支持するピニオン
シャフト11とからなり、各サイドギヤ3、各ピニオン
ギヤ4及びピニオンシャフト11は差動規制用交換部品
12と交換可能になっている。
【0023】ギヤケース10は一端を開口した筒形をな
し、その他端側には一方のサイドギヤ3を支持する軸受
け10aが設けられている。ギヤケース10の周囲には
フランジ10bが設けられ、フランジ10bにはボルト
挿通用の多数の孔10cが設けられている。また、ギヤ
ケース10の内面には軸方向に延びる複数の溝10dが
周方向に間隔をおいて計4箇所に設けられている。
し、その他端側には一方のサイドギヤ3を支持する軸受
け10aが設けられている。ギヤケース10の周囲には
フランジ10bが設けられ、フランジ10bにはボルト
挿通用の多数の孔10cが設けられている。また、ギヤ
ケース10の内面には軸方向に延びる複数の溝10dが
周方向に間隔をおいて計4箇所に設けられている。
【0024】ピニオンシャフト11は円柱状に延びる計
4つのギヤ支持部11aを有し、各ギヤ支持部11aに
は各ピニオンギヤ4が回動自在に挿入されるようになっ
ている。この場合、ピニオンシャフト11は各ギヤ支持
部11aの先端部をギヤケース1の各溝10dにそれぞ
れ嵌合することにより、ギヤケース10に固定されるよ
うになっている。
4つのギヤ支持部11aを有し、各ギヤ支持部11aに
は各ピニオンギヤ4が回動自在に挿入されるようになっ
ている。この場合、ピニオンシャフト11は各ギヤ支持
部11aの先端部をギヤケース1の各溝10dにそれぞ
れ嵌合することにより、ギヤケース10に固定されるよ
うになっている。
【0025】差動規制用交換部品12は筒状に形成さ
れ、その両端部にはそれぞれ左右駆動輪のドライブシャ
フト7を連結可能な連結部12aが設けられている。こ
の場合、差動規制用交換部品12の軸方向の長さは、ギ
ヤケース10に組み込まれた各サイドギヤ3の軸方向両
端間の長さと等しく形成されている。各連結部12aは
ドライブシャフト7を挿通する孔及びその内周面に形成
されたスプラインからなり、サイドギヤ3と同様、ドラ
イブシャフト12の外周面に形成されたスプラインに嵌
合することにより、ドライブシャフト7と一体に回転す
るようになっている。また、差動規制用交換部品12の
外周面にはギヤケース10の各溝10dにそれぞれ係合
可能な計4つの係合部12bが突設されている。
れ、その両端部にはそれぞれ左右駆動輪のドライブシャ
フト7を連結可能な連結部12aが設けられている。こ
の場合、差動規制用交換部品12の軸方向の長さは、ギ
ヤケース10に組み込まれた各サイドギヤ3の軸方向両
端間の長さと等しく形成されている。各連結部12aは
ドライブシャフト7を挿通する孔及びその内周面に形成
されたスプラインからなり、サイドギヤ3と同様、ドラ
イブシャフト12の外周面に形成されたスプラインに嵌
合することにより、ドライブシャフト7と一体に回転す
るようになっている。また、差動規制用交換部品12の
外周面にはギヤケース10の各溝10dにそれぞれ係合
可能な計4つの係合部12bが突設されている。
【0026】以上のように構成された差動装置において
は、各サイドギヤ3、各ピニオンギヤ4及びピニオンシ
ャフト11を差動規制用交換部品12に交換することに
より、各ドライブシャフト7の差動を規制することがで
きる。即ち、図7及び図8に示すように各係合部12b
をギヤケース10の各溝10dに係合した差動規制用交
換部品12を各サイドギヤ3、各ピニオンギヤ4及びピ
ニオンシャフト11を除いたギヤケース10内に収容
し、差動規制用交換部品12の各連結部12aに各ドラ
イブシャフト7をそれぞれ連結することにより、各ドラ
イブシャフト7を差動不能な状態にすることができる。
この場合、差動規制用交換部品12の各係合部12bは
ギヤケース10のピニオンシャフト11と共通の溝10
dに係合されることから、ギヤケース10側に差動規制
用交換部品12の専用の係合部を別途必要とせず、実用
化に際して極めて有利である。
は、各サイドギヤ3、各ピニオンギヤ4及びピニオンシ
ャフト11を差動規制用交換部品12に交換することに
より、各ドライブシャフト7の差動を規制することがで
きる。即ち、図7及び図8に示すように各係合部12b
をギヤケース10の各溝10dに係合した差動規制用交
換部品12を各サイドギヤ3、各ピニオンギヤ4及びピ
ニオンシャフト11を除いたギヤケース10内に収容
し、差動規制用交換部品12の各連結部12aに各ドラ
イブシャフト7をそれぞれ連結することにより、各ドラ
イブシャフト7を差動不能な状態にすることができる。
この場合、差動規制用交換部品12の各係合部12bは
ギヤケース10のピニオンシャフト11と共通の溝10
dに係合されることから、ギヤケース10側に差動規制
用交換部品12の専用の係合部を別途必要とせず、実用
化に際して極めて有利である。
【0027】尚、前記実施形態では、差動規制用交換部
品12の各係合部12bをギヤケース10のピニオンシ
ャフト11と共通の溝10dに係合するようにしたもの
を示したが、ギヤケース10側に差動規制用交換部品1
2の専用の係合部を設けるようにしてもよいのは勿論の
ことである。
品12の各係合部12bをギヤケース10のピニオンシ
ャフト11と共通の溝10dに係合するようにしたもの
を示したが、ギヤケース10側に差動規制用交換部品1
2の専用の係合部を設けるようにしてもよいのは勿論の
ことである。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1、2、3
及び4によれば、差動装置に連結される各出力軸の差動
を部品の交換によって規制することができるので、例え
ば自動車競走用として使用する場合、左右の駆動輪を容
易且つ安価に差動不能な状態にすることができ、アマチ
ュアレーサー等にとって極めて有利である。また、差動
装置を部品交換前の状態に戻すことにより、差動可能な
状態に復帰させることができるので、差動装置を必要に
応じて競走用及び一般走行用として使い分けることがで
きる。
及び4によれば、差動装置に連結される各出力軸の差動
を部品の交換によって規制することができるので、例え
ば自動車競走用として使用する場合、左右の駆動輪を容
易且つ安価に差動不能な状態にすることができ、アマチ
ュアレーサー等にとって極めて有利である。また、差動
装置を部品交換前の状態に戻すことにより、差動可能な
状態に復帰させることができるので、差動装置を必要に
応じて競走用及び一般走行用として使い分けることがで
きる。
【0029】また、請求項5の差動装置の差動規制用交
換部品によれば、請求項4の効果に加え、ケース側に差
動規制用交換部品の専用の係合部を別途設ける必要がな
いので、実用化に際して極めて有利である。
換部品によれば、請求項4の効果に加え、ケース側に差
動規制用交換部品の専用の係合部を別途設ける必要がな
いので、実用化に際して極めて有利である。
【図1】本発明の第1の実施形態を示す差動装置の側面
断面図
断面図
【図2】差動装置の分解斜視図
【図3】差動規制用交換部品を用いた差動装置の側面断
面図
面図
【図4】差動規制用交換部品を用いた差動装置の分解斜
視図
視図
【図5】本発明の第2の実施形態を示す差動装置の側面
断面図
断面図
【図6】差動装置の分解斜視図
【図7】差動規制用交換部品を用いた差動装置の側面断
面図
面図
【図8】差動規制用交換部品を用いた差動装置の分解斜
視図
視図
1…ギヤケース、3…サイドギヤ、4…ピニオンギヤ、
5…ピニオンシャフト、6…差動規制用交換部品、6a
…連結部、6b…シャフト挿通孔、7…ドライブシャフ
ト、10…ギヤケース、11…ピニオンシャフト、12
…差動規制用交換部品、12a…連結部、12b…係合
部。
5…ピニオンシャフト、6…差動規制用交換部品、6a
…連結部、6b…シャフト挿通孔、7…ドライブシャフ
ト、10…ギヤケース、11…ピニオンシャフト、12
…差動規制用交換部品、12a…連結部、12b…係合
部。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年2月25日(1999.2.2
5)
5)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
Claims (5)
- 【請求項1】 外部からの駆動力によって回転するケー
スと、一対の出力軸が連結され、各出力軸の回転差を許
容しながらケースの回転力を各出力軸に伝達する伝達機
構とを備えた差動装置において、 前記伝達機構の少なくとも一部の構成部品と交換するこ
とにより、ケースまたはケースと一体に回転する部品に
結合し、各出力軸を互いに回動不能に連結する差動規制
用交換部品を備えたことを特徴とする差動装置。 - 【請求項2】 外部からの駆動力によって回転するケー
スと、一対の出力軸が連結され、各出力軸の回転差を許
容しながらケースの回転力を各出力軸に伝達する伝達機
構とを備えた差動装置の差動規制用交換部品であって、 前記伝達機構の少なくとも一部の構成部品と交換可能に
形成され、 ケースと一体に回転するための結合手段と、各出力軸を
互いに回動不能に連結する連結手段とを備えたことを特
徴とする差動装置の差動規制用交換部品。 - 【請求項3】 外部からの駆動力によって回転するケー
スと、一対の出力軸をそれぞれ連結可能な一対のサイド
ギヤと、各サイドギヤに噛み合う複数のピニオンギヤ
と、各ピニオンギヤを回動自在に支持するピニオンシャ
フトとを備え、各サイドギヤをケース内に軸方向に対向
させて回動自在に収容するとともに、ピニオンシャフト
に支持された各ピニオンギヤを各サイドギヤ間に配置
し、ピニオンシャフトをケースに係合してケースと一体
に回転するようにした差動装置の差動規制用交換部品で
あって、 前記各サイドギヤ及び各ピニオンギヤと交換可能に形成
され、 ピニオンシャフトと結合可能な結合部と、各出力軸を互
いに回動不能に連結可能な連結部とを一体に備えたこと
を特徴とする差動装置の差動規制用交換部品。 - 【請求項4】 外部からの駆動力によって回転するケー
スと、一対の出力軸をそれぞれ連結可能な一対のサイド
ギヤと、各サイドギヤに噛み合う複数のピニオンギヤ
と、各ピニオンギヤを回動自在に支持するピニオンシャ
フトとを備え、各サイドギヤをケース内に軸方向に対向
させて回動自在に収容するとともに、ピニオンシャフト
に支持された各ピニオンギヤを各サイドギヤ間に配置
し、ピニオンシャフトをケースに係合してケースと一体
に回転するようにした差動装置の差動規制用交換部品で
あって、 前記各サイドギヤ、各ピニオンギヤ及びピニオンシャフ
トと交換可能に形成され、 ケースに係合可能な係合部と、各出力軸を互いに回動不
能に連結可能な連結部とを一体に備えたことを特徴とす
る差動装置の差動規制用交換部品。 - 【請求項5】 前記係合部をケースのピニオンシャフト
と共通の部分に係合するように形成したことを特徴とす
る請求項4記載の差動装置の差動規制用交換部品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4297799A JP2000240758A (ja) | 1999-02-22 | 1999-02-22 | 差動装置及びその差動規制用交換部品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4297799A JP2000240758A (ja) | 1999-02-22 | 1999-02-22 | 差動装置及びその差動規制用交換部品 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000240758A true JP2000240758A (ja) | 2000-09-05 |
Family
ID=12651113
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4297799A Pending JP2000240758A (ja) | 1999-02-22 | 1999-02-22 | 差動装置及びその差動規制用交換部品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000240758A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100763544B1 (ko) * | 2005-11-10 | 2007-10-05 | 스미도모쥬기가이고교 가부시키가이샤 | 동력전달기구, 동력전달기구를 구성하는 부품 어셈블리, 및동력전달장치의 제조방법 |
-
1999
- 1999-02-22 JP JP4297799A patent/JP2000240758A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100763544B1 (ko) * | 2005-11-10 | 2007-10-05 | 스미도모쥬기가이고교 가부시키가이샤 | 동력전달기구, 동력전달기구를 구성하는 부품 어셈블리, 및동력전달장치의 제조방법 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6863634B2 (en) | Tandem axle power divider assembly with inboard slip driveshaft connection | |
JP5262588B2 (ja) | 駆動力配分装置 | |
US20080060475A1 (en) | Gearless Differential in an Integrated Hydrostatic Transmission | |
JP5021343B2 (ja) | ダブルディファレンシャル装置 | |
JPH0637141B2 (ja) | 二輪・四輪駆動切換装置 | |
US6726591B2 (en) | Four-wheel drive system for vehicles | |
US5070745A (en) | Asymmetrical differential drive | |
JP2000233657A (ja) | タンデム駆動車軸セット | |
US8036863B2 (en) | Method for customizing a bearing bore | |
US6689009B1 (en) | Compact differential assembly | |
JP4116146B2 (ja) | デファレンシャル装置 | |
CN108071768A (zh) | 集成有传动齿轮的差速器座架及其制造方法 | |
JP3641519B2 (ja) | デファレンシャル装置 | |
JPS6127318A (ja) | 非差動駆動車軸 | |
JP2004155414A (ja) | タンデム駆動車軸セットのための車軸間差動アセンブリ | |
JP2000240758A (ja) | 差動装置及びその差動規制用交換部品 | |
US7604562B2 (en) | Drive axle for a light vehicle | |
US7051619B1 (en) | Vehicle axle assembly with internally-splined input shaft | |
JP2000274511A (ja) | 自動車の差動規制用交換部品 | |
JP6624177B2 (ja) | 車両のトランスファ装置 | |
US6475091B1 (en) | Linking structure for power transmission device | |
JP3641607B2 (ja) | デファレンシャル装置 | |
JP2008208947A (ja) | 歯車装置 | |
JP3650359B2 (ja) | 4輪駆動車の動力系 | |
JP3601033B2 (ja) | トラクタの操向車輪伝動装置 |