JP2000233657A - タンデム駆動車軸セット - Google Patents
タンデム駆動車軸セットInfo
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- differential
- axle
- shaft
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60K—ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
- B60K17/00—Arrangement or mounting of transmissions in vehicles
- B60K17/04—Arrangement or mounting of transmissions in vehicles characterised by arrangement, location, or kind of gearing
- B60K17/16—Arrangement or mounting of transmissions in vehicles characterised by arrangement, location, or kind of gearing of differential gearing
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60K—ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
- B60K17/00—Arrangement or mounting of transmissions in vehicles
- B60K17/36—Arrangement or mounting of transmissions in vehicles for driving tandem wheels
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H48/00—Differential gearings
- F16H48/38—Constructional details
- F16H48/42—Constructional details characterised by features of the input shafts, e.g. mounting of drive gears thereon
- F16H2048/423—Constructional details characterised by features of the input shafts, e.g. mounting of drive gears thereon characterised by bearing arrangement
- F16H2048/426—Constructional details characterised by features of the input shafts, e.g. mounting of drive gears thereon characterised by bearing arrangement characterised by spigot bearing arrangement, e.g. bearing for supporting the free end of the drive shaft pinion
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- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Retarders (AREA)
- Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)
- Motor Power Transmission Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 前駆動アセンブリへの入力が後駆動アセンブ
リへの入力と同じ軸線に設定されるようなタンデム車軸
駆動セットを提供する。 【解決手段】 前駆動アセンブリ22は中空ピニオンギ
ヤを備える。車軸間差動アセンブリ50は駆動ライン接
続部26から入力を受けて、この入力を中空ピニオンギ
ヤおよび中空ピニオンギヤを貫通する貫通シャフト30
まで伝達する。中空ピニオンギヤは主差動アセンブリを
駆動させ、これは前車軸を駆動させる。貫通シャフトは
後駆動アセンブリ24の方向に延びて、この後駆動アセ
ンブリに入力を供給する。後駆動アセンブリは後側ピニ
オンギヤを用いて後側差動装置を駆動させる。次いで、
後側差動装置は後側車軸を駆動させる。
リへの入力と同じ軸線に設定されるようなタンデム車軸
駆動セットを提供する。 【解決手段】 前駆動アセンブリ22は中空ピニオンギ
ヤを備える。車軸間差動アセンブリ50は駆動ライン接
続部26から入力を受けて、この入力を中空ピニオンギ
ヤおよび中空ピニオンギヤを貫通する貫通シャフト30
まで伝達する。中空ピニオンギヤは主差動アセンブリを
駆動させ、これは前車軸を駆動させる。貫通シャフトは
後駆動アセンブリ24の方向に延びて、この後駆動アセ
ンブリに入力を供給する。後駆動アセンブリは後側ピニ
オンギヤを用いて後側差動装置を駆動させる。次いで、
後側差動装置は後側車軸を駆動させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般にタンデム駆
動車軸セットに関し、より詳細にはタンデム駆動車軸セ
ットのための車軸間差動アセンブリに関する。
動車軸セットに関し、より詳細にはタンデム駆動車軸セ
ットのための車軸間差動アセンブリに関する。
【0002】
【従来の技術】タンデム駆動車軸セットは、回転力を駆
動ライン入力から前駆動アセンブリおよび後駆動アセン
ブリを介してそれぞれ前車輪および後車輪のセットに分
配すべく使用される。従来のタンデム駆動車軸セットに
おいて、前駆動アセンブリはリングギヤとピニオンギヤ
セットとを有し、これが後駆動アセンブリのリングギヤ
およびピニオンギヤセットの鏡像となるように設計され
た。一般に、前駆動アセンブリは右手ピニオンギヤを有
する一方、後駆動アセンブリは左手ピニオンギヤを有す
る。前および後駆動アセンブリは相互の鏡像であること
が必要である。何故なら、従来は前駆動アセンブリは回
転力の半分を車軸間差動装置から前駆動アセンブリのピ
ニオンおよびリングギヤセットまで移行させるべく使用
される螺旋ギヤセットを含んでいるからである。すなわ
ち、前および後駆動部は異なる部品を必要とし、在庫の
増加を必要としていた。
動ライン入力から前駆動アセンブリおよび後駆動アセン
ブリを介してそれぞれ前車輪および後車輪のセットに分
配すべく使用される。従来のタンデム駆動車軸セットに
おいて、前駆動アセンブリはリングギヤとピニオンギヤ
セットとを有し、これが後駆動アセンブリのリングギヤ
およびピニオンギヤセットの鏡像となるように設計され
た。一般に、前駆動アセンブリは右手ピニオンギヤを有
する一方、後駆動アセンブリは左手ピニオンギヤを有す
る。前および後駆動アセンブリは相互の鏡像であること
が必要である。何故なら、従来は前駆動アセンブリは回
転力の半分を車軸間差動装置から前駆動アセンブリのピ
ニオンおよびリングギヤセットまで移行させるべく使用
される螺旋ギヤセットを含んでいるからである。すなわ
ち、前および後駆動部は異なる部品を必要とし、在庫の
増加を必要としていた。
【0003】車軸間差動装置は自動車の駆動ラインから
回転入力を受ける。この種の設計において、前駆動アセ
ンブリのピニオンギヤは車軸間差動装置とは反対方向に
回転する。車軸間差動装置は入力の他の半分を貫通シャ
フトまで伝達して入力を後駆動アセンブリまで伝達す
る。後駆動アセンブリにおいて、ピニオンギヤは車軸間
差動装置と同じ方向に回転する。螺旋ギヤが前駆動アセ
ンブリにて必要であるため、前駆動アセンブリへの入力
の軸線は、前駆動アセンブリにおいて、ピニオンギヤ軸
線から、螺旋ギヤの中心線と中心線との間隔だけ片寄
る。従って前側車軸の出力は入力と同じ軸線に位置する
一方、後駆動アセンブリの入力は前側車軸駆動ピニオン
ギヤと同じ軸線に位置する。
回転入力を受ける。この種の設計において、前駆動アセ
ンブリのピニオンギヤは車軸間差動装置とは反対方向に
回転する。車軸間差動装置は入力の他の半分を貫通シャ
フトまで伝達して入力を後駆動アセンブリまで伝達す
る。後駆動アセンブリにおいて、ピニオンギヤは車軸間
差動装置と同じ方向に回転する。螺旋ギヤが前駆動アセ
ンブリにて必要であるため、前駆動アセンブリへの入力
の軸線は、前駆動アセンブリにおいて、ピニオンギヤ軸
線から、螺旋ギヤの中心線と中心線との間隔だけ片寄
る。従って前側車軸の出力は入力と同じ軸線に位置する
一方、後駆動アセンブリの入力は前側車軸駆動ピニオン
ギヤと同じ軸線に位置する。
【0004】前側車軸出力と後側車軸入力との間の軸線
高さの差は、駆動ラインに使用されるu−ジョイントに
駆動ライン角度を設定するために、異なる車軸ピニオン
角度を用いることを必要とする。駆動ライン角度の設定
および維持は困難である。u−ジョイントにおける駆動
ライン角度が同一でない場合、これは駆動トレインアセ
ンブリに悪い捩り荷重および振動をもたらす。この種の
捩り荷重および振動は駆動トレインアセンブリの尚早な
故障をもたらしうる。駆動ライン角度が工場にて適正に
設定される場合でさえ、高重量トラックに一般的に見ら
れるエアライド(air−ride)サスペンションは
駆動ライン作動角度を悪く変化させうる。
高さの差は、駆動ラインに使用されるu−ジョイントに
駆動ライン角度を設定するために、異なる車軸ピニオン
角度を用いることを必要とする。駆動ライン角度の設定
および維持は困難である。u−ジョイントにおける駆動
ライン角度が同一でない場合、これは駆動トレインアセ
ンブリに悪い捩り荷重および振動をもたらす。この種の
捩り荷重および振動は駆動トレインアセンブリの尚早な
故障をもたらしうる。駆動ライン角度が工場にて適正に
設定される場合でさえ、高重量トラックに一般的に見ら
れるエアライド(air−ride)サスペンションは
駆動ライン作動角度を悪く変化させうる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、前駆動アセン
ブリへの入力が後駆動アセンブリへの入力と同じ軸線に
設定されるようなタンデム車軸駆動セットを提供するこ
とが望ましい。これは、駆動ライン角度を設定すると共
に異なる駆動部品を供給する必要性を排除する。
ブリへの入力が後駆動アセンブリへの入力と同じ軸線に
設定されるようなタンデム車軸駆動セットを提供するこ
とが望ましい。これは、駆動ライン角度を設定すると共
に異なる駆動部品を供給する必要性を排除する。
【0006】
【課題を解決するための手段】一般的に本発明は、タン
デム車軸駆動セットの前駆動アセンブリに対する入力軸
線が後駆動アセンブリに対する入力軸線と同じ軸線に位
置するタンデム車軸駆動セットを提供する。さらに、本
発明の設計は、前駆動アセンブリにおける従来の螺旋ギ
ヤセットの必要性を排除すると共に、タンデム駆動車軸
セットの前および後駆動アセンブリの両者における多く
の部品に関して設計の共通性を可能にする。
デム車軸駆動セットの前駆動アセンブリに対する入力軸
線が後駆動アセンブリに対する入力軸線と同じ軸線に位
置するタンデム車軸駆動セットを提供する。さらに、本
発明の設計は、前駆動アセンブリにおける従来の螺旋ギ
ヤセットの必要性を排除すると共に、タンデム駆動車軸
セットの前および後駆動アセンブリの両者における多く
の部品に関して設計の共通性を可能にする。
【0007】好ましくはタンデム車軸駆動セットは、一
対の外側サイドギヤを有する車軸間差動装置と主差動装
置と中空ピニオンギヤとを含む前駆動アセンブリを備え
る。貫通シャフトは外側サイドギヤの1つに固定された
第1端部を有して後駆動アセンブリの方向へ中空ピニオ
ンギヤを貫通して延びる。後駆動アセンブリは後側ピニ
オンギヤと後側差動装置とを備える。貫通シャフトは後
側ピニオンギヤを駆動させる。車軸間差動装置の回転は
貫通シャフトと中空ピニオンギヤと後側ピニオンギヤと
を回転させる。中空ピニオンギヤは主差動装置を駆動さ
せると共に、後側ピニオンギヤは後側差動装置を駆動さ
せる。
対の外側サイドギヤを有する車軸間差動装置と主差動装
置と中空ピニオンギヤとを含む前駆動アセンブリを備え
る。貫通シャフトは外側サイドギヤの1つに固定された
第1端部を有して後駆動アセンブリの方向へ中空ピニオ
ンギヤを貫通して延びる。後駆動アセンブリは後側ピニ
オンギヤと後側差動装置とを備える。貫通シャフトは後
側ピニオンギヤを駆動させる。車軸間差動装置の回転は
貫通シャフトと中空ピニオンギヤと後側ピニオンギヤと
を回転させる。中空ピニオンギヤは主差動装置を駆動さ
せると共に、後側ピニオンギヤは後側差動装置を駆動さ
せる。
【0008】かくして、前駆動アセンブリへの入力が後
駆動アセンブリへの入力と同じ軸線に位置するようなタ
ンデム駆動車軸セットが提供される。この設計は、前駆
動アセンブリと後駆動アセンブリとの間の駆動ライン角
度を設定する必要性を排除する。
駆動アセンブリへの入力と同じ軸線に位置するようなタ
ンデム駆動車軸セットが提供される。この設計は、前駆
動アセンブリと後駆動アセンブリとの間の駆動ライン角
度を設定する必要性を排除する。
【0009】本発明のこれらおよび他の特徴および利点
は、現在好適な実施形態に関する以下の詳細な説明から
当業者には一層明らかとなろう。
は、現在好適な実施形態に関する以下の詳細な説明から
当業者には一層明らかとなろう。
【0010】
【発明の実施の形態】添付の図面を参照して、本発明の
実施の形態を以下説明する。
実施の形態を以下説明する。
【0011】本発明に基づくタンデム駆動車軸セットを
一般に図1において参照符号20で示す。タンデム駆動
車軸セット20は、前駆動アセンブリ22と後駆動アセ
ンブリ24とを備える。駆動ライン接続部26は、回転
入力をヨーク28を介して前駆動アセンブリ22に供給
する。車軸間差動アセンブリ50は、ヨーク28から力
を受けて、これを前駆動アセンブリ22に伝達する。貫
通シャフト30は、力を前駆動アセンブリ22から後駆
動アセンブリ24まで伝達する。ヨーク32は、貫通シ
ャフト30を駆動ライン接続部34に接続し、この接続
部34は、後駆動アセンブリ24にヨーク36を介して
接続される。入力38は、力を駆動ライン接続部34か
ら後駆動アセンブリ24に供給する。注目されるよう
に、車軸間差動アセンブリ50およびシャフト30、3
4および38は同軸である。この設計は、駆動のための
単一軸線が存在しない従来技術と相違する。この単一軸
線の使用は、従来技術により強要された多くの問題を排
除する。さらに、単一軸線により共通の前および後駆動
アセンブリ部品の使用が可能となる。当業者に知られる
ように、参照符号50で示した車軸間差動アセンブリ
は、別々の入力シャフトと車軸間差動アセンブリとの従
来技術の使用を合体させる。
一般に図1において参照符号20で示す。タンデム駆動
車軸セット20は、前駆動アセンブリ22と後駆動アセ
ンブリ24とを備える。駆動ライン接続部26は、回転
入力をヨーク28を介して前駆動アセンブリ22に供給
する。車軸間差動アセンブリ50は、ヨーク28から力
を受けて、これを前駆動アセンブリ22に伝達する。貫
通シャフト30は、力を前駆動アセンブリ22から後駆
動アセンブリ24まで伝達する。ヨーク32は、貫通シ
ャフト30を駆動ライン接続部34に接続し、この接続
部34は、後駆動アセンブリ24にヨーク36を介して
接続される。入力38は、力を駆動ライン接続部34か
ら後駆動アセンブリ24に供給する。注目されるよう
に、車軸間差動アセンブリ50およびシャフト30、3
4および38は同軸である。この設計は、駆動のための
単一軸線が存在しない従来技術と相違する。この単一軸
線の使用は、従来技術により強要された多くの問題を排
除する。さらに、単一軸線により共通の前および後駆動
アセンブリ部品の使用が可能となる。当業者に知られる
ように、参照符号50で示した車軸間差動アセンブリ
は、別々の入力シャフトと車軸間差動アセンブリとの従
来技術の使用を合体させる。
【0012】図2は、前駆動アセンブリ22の断面平面
図を示す。前駆動アセンブリ22は、ファスナー52を
介してヨーク28に固定される車軸間差動アセンブリ5
0を備える。ヨーク28は、回転入力を駆動ライン接続
部26から受け入れる。車軸間差動アセンブリ50は、
車軸間差動装置カバー54により包囲される。車軸間差
動アセンブリ50は、複数のコロ軸受56によりカバー
54内に支持される。好ましくは、コロ軸受56は、図
示したようにテーパ状のコロ軸受である。駆動ライン接
続部26の回転は、ヨーク28を介して車軸間差動アセ
ンブリ50に伝達される。次いで、車軸間差動アセンブ
リ50は、複数のスパイダー軸58を回転させて一連の
スパイダーギヤ60を回転させる。スパイダーギヤ60
は1対の車軸間差動外側サイドギヤ62および66を回
転させる。
図を示す。前駆動アセンブリ22は、ファスナー52を
介してヨーク28に固定される車軸間差動アセンブリ5
0を備える。ヨーク28は、回転入力を駆動ライン接続
部26から受け入れる。車軸間差動アセンブリ50は、
車軸間差動装置カバー54により包囲される。車軸間差
動アセンブリ50は、複数のコロ軸受56によりカバー
54内に支持される。好ましくは、コロ軸受56は、図
示したようにテーパ状のコロ軸受である。駆動ライン接
続部26の回転は、ヨーク28を介して車軸間差動アセ
ンブリ50に伝達される。次いで、車軸間差動アセンブ
リ50は、複数のスパイダー軸58を回転させて一連の
スパイダーギヤ60を回転させる。スパイダーギヤ60
は1対の車軸間差動外側サイドギヤ62および66を回
転させる。
【0013】貫通シャフト30は、車軸間差動外側サイ
ドギヤ62に固定される第1端部63を備える。貫通シ
ャフト30は、車軸間差動外側サイドギヤ62から中空
ピニオンギヤ64を介して延びる。中空ピニオンギヤ6
4は、ピニオンギヤヘッド68を備えて、他方の外側サ
イドギヤ66により回転される。シャフト30は、外側
サイドギヤ66およびギヤ64と一緒に回転するように
固定されない。外側サイドギヤ66およびギヤ64は一
緒に回転するように固定される。シャフト30とギヤ6
4とギヤ66は、全部が同速度で回転する傾向を有す
る。複数のコロ軸受70は、中空ピニオンギヤ64を主
差動装置カバー76内に支持する。好ましくは、コロ軸
受70は図示したようにテーパ状のコロ軸受である。テ
ーパ状のコロ軸受70の一部を位置決めするに、ピニオ
ンケージ72が使用される。中空ピニオンギヤ64は、
主差動アセンブリ74を駆動させる。主差動アセンブリ
74は当業界にて広く知られており、本発明の新規な部
分を構成するものではない。
ドギヤ62に固定される第1端部63を備える。貫通シ
ャフト30は、車軸間差動外側サイドギヤ62から中空
ピニオンギヤ64を介して延びる。中空ピニオンギヤ6
4は、ピニオンギヤヘッド68を備えて、他方の外側サ
イドギヤ66により回転される。シャフト30は、外側
サイドギヤ66およびギヤ64と一緒に回転するように
固定されない。外側サイドギヤ66およびギヤ64は一
緒に回転するように固定される。シャフト30とギヤ6
4とギヤ66は、全部が同速度で回転する傾向を有す
る。複数のコロ軸受70は、中空ピニオンギヤ64を主
差動装置カバー76内に支持する。好ましくは、コロ軸
受70は図示したようにテーパ状のコロ軸受である。テ
ーパ状のコロ軸受70の一部を位置決めするに、ピニオ
ンケージ72が使用される。中空ピニオンギヤ64は、
主差動アセンブリ74を駆動させる。主差動アセンブリ
74は当業界にて広く知られており、本発明の新規な部
分を構成するものではない。
【0014】前側車軸78は、主差動アセンブリ74に
より駆動される。貫通シャフト30は、前側車軸78を
越えて延びると共に、前側車軸78の上または下のいず
れかに密に隣接して通過する。シール80を用いて、車
軸間差動装置カバー54の一端部をヨーク28に封止す
る。当業者には理解されるように、前側車軸78は、貫
通シャフト30の下または上のいずれかに位置せしめる
ことができる。図2に示されているように、貫通シャフ
ト30と中空ピニオンギヤ64とは、車軸間差動アセン
ブリ50から貫通シャフト30への入力と同じ軸線に位
置する。
より駆動される。貫通シャフト30は、前側車軸78を
越えて延びると共に、前側車軸78の上または下のいず
れかに密に隣接して通過する。シール80を用いて、車
軸間差動装置カバー54の一端部をヨーク28に封止す
る。当業者には理解されるように、前側車軸78は、貫
通シャフト30の下または上のいずれかに位置せしめる
ことができる。図2に示されているように、貫通シャフ
ト30と中空ピニオンギヤ64とは、車軸間差動アセン
ブリ50から貫通シャフト30への入力と同じ軸線に位
置する。
【0015】図3は、後駆動アセンブリ24の断面平面
図を示す。後駆動アセンブリ24は、ファスナー90を
介してヨーク36に固定される入力端部92を持った後
側ピニオンギヤ94を備える。ヨーク36は、駆動ライ
ン接続部34から回転入力を受け入れる。上記したよう
に、入力端部92は、貫通シャフト30と同じ軸線に位
置する。複数のコロ軸受96とピニオンケージ98は、
後側ピニオンギヤ94を後側差動装置カバー100内に
支持する。好ましくは、コロ軸受96は、図示したよう
にテーパ状のコロ軸受である。後側ピニオンギヤ94の
回転は、後側差動装置102を駆動させる。後側差動装
置102の設計は、当業界で広く知られている。後側車
軸104は、後側差動装置102により駆動される。シ
ール106は、ピニオンケージ98とヨーク36との間
隙部を封止する。好ましくは、シール106およびシー
ル80は、当業界にて知られているように環状シールか
らなっている。
図を示す。後駆動アセンブリ24は、ファスナー90を
介してヨーク36に固定される入力端部92を持った後
側ピニオンギヤ94を備える。ヨーク36は、駆動ライ
ン接続部34から回転入力を受け入れる。上記したよう
に、入力端部92は、貫通シャフト30と同じ軸線に位
置する。複数のコロ軸受96とピニオンケージ98は、
後側ピニオンギヤ94を後側差動装置カバー100内に
支持する。好ましくは、コロ軸受96は、図示したよう
にテーパ状のコロ軸受である。後側ピニオンギヤ94の
回転は、後側差動装置102を駆動させる。後側差動装
置102の設計は、当業界で広く知られている。後側車
軸104は、後側差動装置102により駆動される。シ
ール106は、ピニオンケージ98とヨーク36との間
隙部を封止する。好ましくは、シール106およびシー
ル80は、当業界にて知られているように環状シールか
らなっている。
【0016】
【発明の効果】図1〜図3に示したように、本発明の設
計は、車軸間差動アセンブリ50と貫通シャフト30と
中空ピニオンギヤ64と後側ピニオンギヤ94とにおい
て共通軸線を共有することを可能にする。従って、本発
明の設計によれば、タンデム駆動車軸セット20に対す
る入力または出力の端部におけるヨークの間にて駆動ラ
イン角度を調整する必要性を排除することができる。さ
らに本発明の設計によれば、前駆動アセンブリ22にお
ける従来の螺旋ギヤセットの排除をも可能にしている。
図面に見られるように、本発明の設計は、前駆動アセン
ブリ22と後駆動アセンブリ24との両者にて多数の共
通設計部品を使用することを可能にしている。
計は、車軸間差動アセンブリ50と貫通シャフト30と
中空ピニオンギヤ64と後側ピニオンギヤ94とにおい
て共通軸線を共有することを可能にする。従って、本発
明の設計によれば、タンデム駆動車軸セット20に対す
る入力または出力の端部におけるヨークの間にて駆動ラ
イン角度を調整する必要性を排除することができる。さ
らに本発明の設計によれば、前駆動アセンブリ22にお
ける従来の螺旋ギヤセットの排除をも可能にしている。
図面に見られるように、本発明の設計は、前駆動アセン
ブリ22と後駆動アセンブリ24との両者にて多数の共
通設計部品を使用することを可能にしている。
【0017】以上、本発明を適切な法的基準により説明
したものであり、従って上記説明は限定を意味するもの
でなく例示に過ぎない。開示した実施例につき多くの改
変が当業者には本発明の範囲内にて可能である。
したものであり、従って上記説明は限定を意味するもの
でなく例示に過ぎない。開示した実施例につき多くの改
変が当業者には本発明の範囲内にて可能である。
【図1】本発明により設計された駆動ラインの概略図で
ある。
ある。
【図2】本発明により設計された前駆動アセンブリの断
面平面図である。
面平面図である。
【図3】本発明により設計された後駆動アセンブリの断
面平面図である。
面平面図である。
20 タンデム駆動車軸セット 22 前駆動アセンブリ 24 後駆動アセンブリ 26 駆動ライン接続部 28 ヨーク 30 貫通シャフト 62,66 外側サイドギヤ 64 中空ピニオンギヤ 74 主差動装置 94 後側ピニオンギヤ 102 後側差動装置
Claims (10)
- 【請求項1】 一対の外側サイドギヤを有する車軸間差
動装置と主差動装置と中空ピニオンギヤとを含む前駆動
アセンブリと、 前記外側サイドギヤの1つに固定されると共に前記中空
ピニオンギヤを貫通して延びる貫通シャフトであって、
前記中空ピニオンギヤと一体に回転しない貫通シャフト
と、 後側ピニオンギヤと後側差動装置とを含む後駆動アセン
ブリとを備え、 前記貫通シャフトは、前記後側ピニオンギヤを駆動さ
せ、 前記車軸間差動装置の回転は、前記貫通シャフトと前記
中空ピニオンギヤと前記後側ピニオンギヤとを回転さ
せ、 前記中空ピニオンギヤは、前記主差動装置を駆動させ、 前記後側ピニオンギヤは、前記後側差動装置を駆動させ
るようにしたタンデム車軸駆動セット。 - 【請求項2】 前記中空ピニオンギヤは、少なくとも一
対のコロ軸受により支持される請求項1に記載のタンデ
ム車軸駆動セット。 - 【請求項3】 前記コロ軸受はテーパ状のコロ軸受から
なる請求項2に記載のタンデム車軸駆動セット。 - 【請求項4】 前記中空ピニオンギヤと前記貫通シャフ
トと前記後側ピニオンギヤとは、全て同じ軸線を中心と
して回転する請求項1に記載のタンデム車軸駆動セッ
ト。 - 【請求項5】 前記後駆動アセンブリと前記前駆動アセ
ンブリとは、それぞれ少なくとも1個の環状シールを備
える請求項1に記載のタンデム車軸駆動セット。 - 【請求項6】 前記後側ピニオンギヤは、少なくとも一
対のコロ軸受により支持される請求項1に記載のタンデ
ム車軸駆動セット。 - 【請求項7】 前記コロ軸受はテーパ状のコロ軸受から
なる請求項6に記載のタンデム車軸駆動セット。 - 【請求項8】 前記中空ピニオンギヤと前記貫通シャフ
トと前記後側ピニオンギヤとは第1方向に回転し、前記
第1方向は前記車軸間差動装置の回転方向に基づく請求
項1に記載のタンデム車軸駆動セット。 - 【請求項9】 前記前駆動アセンブリが、前記主差動装
置により駆動される前車軸をさらに備え、前記貫通シャ
フトが前記前車軸に隣接して通過すると共に前記前車軸
を越えて前記後駆動アセンブリの方向へ延びる請求項1
に記載のタンデム車軸駆動セット。 - 【請求項10】 一対の外側サイドギヤを有する車軸間
差動装置と主差動装置とを含む前駆動アセンブリと、 前記外側サイドギヤの1つに固定された第1端部を有
し、前記前駆動アセンブリを越えて延びる貫通シャフト
であって、前記少なくとも1つの外側サイドギヤと共に
回転する貫通シャフトと、 後側ピニオンギヤと後側差動装置とを含む後駆動アセン
ブリとを備え、 前記貫通シャフトは前記後側ピニオンギヤを駆動させ、 前記車軸間差動装置の回転は、前記貫通シャフトと前記
主差動装置と前記後側ピニオンギヤと前記後側差動装置
とを回転させ、 前記車軸間差動装置と前記貫通シャフトと前記後側ピニ
オンギヤとは同軸であるタンデム車軸駆動セット。
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