JP2000240572A - 圧縮機のクラスタ構造 - Google Patents

圧縮機のクラスタ構造

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JP2000240572A
JP2000240572A JP11041893A JP4189399A JP2000240572A JP 2000240572 A JP2000240572 A JP 2000240572A JP 11041893 A JP11041893 A JP 11041893A JP 4189399 A JP4189399 A JP 4189399A JP 2000240572 A JP2000240572 A JP 2000240572A
Authority
JP
Japan
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cluster
main body
lid
compressor
lead wire
Prior art date
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Pending
Application number
JP11041893A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuyuki Takeda
勝幸 武田
Kazuma Sakai
数馬 阪井
Yoshihiko Nagase
好彦 長瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コストを抑えて簡単に組み立て可能な圧縮機
のクラスタ構造を提供することにある。 【解決手段】 圧縮機1の胴体3に設けられたターミナ
ル5にこの胴体に内蔵された電動機51の巻き線53か
ら延びるリード線65が接続されたクラスタ67を胴体
3内部で連結した圧縮機1のクラスタ構造において、樹
脂製クラスタ本体71とこのクラスタ本体71にヒンジ
73で一体樹脂成形された蓋体75とを備え、この蓋体
75にクラスタ本体71に係止可能な複数の爪部77を
形成したので、ワンタッチで本体71と蓋体75とを連
結することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧縮機の胴体に設
けられたターミナルに接続する圧縮機のクラスタの構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、圧縮機の胴体に設けられたター
ミナルにこの胴体に内蔵された電動機の巻き線から延び
るリード線が接続されたクラスタを胴体内部で連結した
圧縮機のクラスタ構造が知られている。
【0003】この種のものでは、従来、クラスタが本体
と蓋体とに分割されている。本体側にはリード線端子を
収容する収容溝が形成され、蓋体側には同じくリード線
端子を収容する収容溝が形成され、収容溝間にリード線
端子を挟んだ状態で、この本体と蓋体とを嵌着してリー
ド線を係止している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
構成では、本体と蓋体とを別々の金型で製作していたの
でコストがかかり、また組み立てるときに手間がかかる
という問題がある。
【0005】そこで、本発明の目的は、上述した従来技
術が有する課題を解消し、コストを抑えて簡単に組み立
て可能な圧縮機のクラスタ構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
圧縮機の胴体に設けられたターミナルにこの胴体に内蔵
された電動機の巻き線から延びるリード線が接続された
クラスタを胴体内部で連結した圧縮機のクラスタ構造に
おいて、樹脂製クラスタ本体とこのクラスタ本体にヒン
ジで一体樹脂成形された蓋体とを備え、この蓋体にクラ
スタ本体に係止可能な複数の爪部を形成したことを特徴
とする。
【0007】請求項1記載の発明では、クラスタの本体
と蓋体とを一つの金型で一体に成形することができるの
で、金型を別々に設けることなく、コストを抑えること
ができ、この蓋体にクラスタ本体に係止可能な複数の爪
部を形成したので、ワンタッチで本体と蓋体とを連結す
ることができる。
【0008】請求項2記載の発明は、前記クラスタ本体
に接続される前記リード線のうちのクラスタ本体の外側
に延びるリード線を前記爪部で前記クラスタ本体に一体
的に係止したことを特徴とする。
【0009】請求項2記載の発明では、外側に延びるリ
ード線を前記爪部でクラスタ本体に一体的に係止したの
で、前記リード線が確実にクラスタ本体に固定され、前
記リード線が外れにくくなる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。
【0011】図1は圧縮機の分解斜視図である。図1に
おいて、1は圧縮機を示している。この圧縮機1は筒状
の胴体3を有している。この胴体3の下部には底板17
が設けられ、この底板17の略中央にはベアリングプレ
ート19が載置され、このベアリングプレート19の上
にはシリンダー21が当接されている。
【0012】シリンダー21の略中央には孔が形成さ
れ、この孔にはローラー23が嵌入されている。このロ
ーラー23にはスプリング25によって押圧されるベー
ン27が当接されている。シリンダー21には吸い込み
ポートが形成され、この吸い込みポートにはフィルター
アセンブリ29とチューブサクション31とカラー33
とが接続されている。このカラー33は、胴体3に取り
付けられたチューブコネクタ12に接続されている。ロ
ーラー23にはシャフト35の偏心部35aが嵌入さ
れ、このシャフト35はパードル37を備えている。
【0013】シャフト35には上方からメインフレーム
39が被せられ、このメインフレーム39にはリベット
41を通じてバッカーバルブ43とバルブ45とが係止
されている。メインフレーム39には、ディスク47が
装着され、ディスク47には、マフラーキャップ49が
装着されている。
【0014】マフラーキャップ49の上部には、電動機
51が設けられている。この電動機51は、巻き線53
とステータ55からなるステータアセンブリ57とロー
タアセンブリ59とによって構成されている。このロー
タアセンブリ59はウエイトバランサー61を備えてお
り、前記シャフト35が嵌入されている。
【0015】電動機51の上部には、エンドキャップ6
3が設けられており、このエンドキャップ63と前記底
板17とによって胴体3は密閉されている。なお、この
胴体3には吐出管11が設けられている。
【0016】この実施形態では、電動機51の巻き線5
3からリード線65が延出し、このリード線65には樹
脂製のクラスタ67が接続されている。このクラスタ6
7は、胴体3内部で、この胴体3に設けられたターミナ
ル5に連結されている。
【0017】この実施の形態では、電動機51の巻き線
53から3本のリード線65が延出し、各リード線65
の先端には、図2に示すように、接続端子(リセプタク
ル)69が設けられている。そして、これらリセプタク
ル69はクラスタ67の内部に堅固に接続されている。
【0018】このクラスタ67は、図2、3に示すよう
に、樹脂製クラスタ本体71とこのクラスタ本体71に
ヒンジ73で一体樹脂成形された蓋体75とを備えてい
る。このクラスタ本体71には、3つのリセプタクル6
9を収容する収容溝81と、この収容溝81に連続して
リード線65を把持するキャッチ溝82とが形成されて
いる。蓋体75には同じくリセプタクル69を収容する
収容溝91と、この収容溝91に連続してリード線65
を把持するキャッチ溝92とが形成され、収容溝81、
91間にリセプタクル69を挟んだ状態で、この本体7
1と蓋体75とを嵌着してリード線65を係止してい
る。
【0019】両側の収容溝81、91間には図中で左側
からリセプタクル69が装着され、中央の収容溝81、
91間には図中で右側からリセプタクル69が装着され
ている。本体71の収容溝81には本体71の底部71
aを貫通する貫通孔79が形成され、この貫通孔79に
は、このクラスタ67と前述したターミナル5とを連結
する場合に、当該ターミナル5に設けられた3つのター
ミナル5の端子(図示せず)が挿入され、このターミナ
ル5の端子と、収容溝81、91間に収容されたリセプ
タクル69とが圧接するように構成されている。このリ
セプタクル69の端子圧接部69aにはスリット95が
形成され、ばね性が持たされ、ターミナル5の端子との
圧接容易性が確保されている。なお、貫通孔79は端子
間の絶縁抵抗を確保するため、及びクラスタ本体71の
小型化を図るため、各孔79が三角形の頂点に位置する
ように配設されている。
【0020】この蓋体75には、ヒンジ73を含んで蓋
体75をほぼ4等分する位置の3カ所に爪部77が形成
され、この爪部77はクラスタ本体71に形成された係
止部78にワンタッチで係止されている。4等分する位
置の3カ所の爪部77で係止するので、確実な係合が可
能になる。
【0021】図4に示すように、中央の収容溝81、9
1間には図中で右側からリセプタクル69が装着される
ので、このリード線65は、本体71と蓋体75の連結
部の外側を引き回され、その後、両側の収容溝81、9
1間に挟まれたリード線65と同一の方向に引出され
る。
【0022】この実施形態では、図4、5に示すよう
に、本体71と蓋体75とを連結する場合に、外側に延
びるリード線65が、爪部77によってクラスタ本体7
1に一体的に係止されている。
【0023】この実施の形態では以下の効果を奏する。
【0024】クラスタ本体71と蓋体75とを一つの金
型で一体に成形することができるので、金型を別々に設
けることなく、コストを抑えることができ、この蓋体7
5にクラスタ本体71に係止可能な複数の爪部77を形
成したので、ワンタッチで本体71と蓋体75とを連結
することができる。
【0025】外側に延びるリード線65を爪部77でク
ラスタ本体71に一体的に係止したことによって、リー
ド線65が確実にクラスタ本体71に固定され、リード
線65が外れにくくなる。
【0026】以上、一実施形態に基づいて本発明を説明
したが、本発明はこれに限定されるものではないことは
明らかである。
【0027】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、クラスタ
の本体と蓋体とを一つの金型で一体に成形することがで
きるので、金型を別々に設けることなく、コストを抑え
ることができ、この蓋体にクラスタ本体に係止可能な複
数の爪部を形成したので、ワンタッチで本体と蓋体とを
連結することができる。
【0028】請求項2記載の発明によれば、外側に延び
るリード線を前記爪部でクラスタ本体に一体的に係止し
たので、前記リード線が確実にクラスタ本体に固定さ
れ、前記リード線が外れにくくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による一実施の形態を示す圧縮機の分解
斜視図である。
【図2】リード線とクラスタが開いたときの正面図であ
る。
【図3】クラスタが開いたときの側面図である。
【図4】クラスタが閉じてリード線を係止したときの正
面図である。
【図5】クラスタが閉じてリード線を係止したときの側
面図である。
【符号の説明】
1 圧縮機 3 胴体 5 ターミナル 51 電動機 53 巻き線 65 リード線 67 クラスタ 69 レセプタクル 71 クラスタ本体 73 ヒンジ 75 蓋体 77 爪部 81、91 収容溝 82,92 キャッチ溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長瀬 好彦 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 3H003 AA05 AB04 AD03 CF02 5E087 EE03 EE11 FF03 FF06 FF12 FF27 GG22 GG32 HH01 HH04 MM08 QQ06 RR29 5H604 AA05 BB01 BB14 CC01 CC05 CC16 DB01 QB03 QB12

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機の胴体に設けられたターミナルに
    この胴体に内蔵された電動機の巻き線から延びるリード
    線が接続されたクラスタを胴体内部で連結した圧縮機の
    クラスタ構造において、樹脂製クラスタ本体とこのクラ
    スタ本体にヒンジで一体樹脂成形された蓋体とを備え、
    この蓋体にクラスタ本体に係止可能な複数の爪部を形成
    したことを特徴とする圧縮機のクラスタ構造。
  2. 【請求項2】 前記クラスタ本体に接続される前記リー
    ド線のうちのクラスタ本体の外側に延びるリード線を前
    記爪部で前記クラスタ本体に一体的に係止したことを特
    徴とする請求項1記載の圧縮機のクラスタ構造。
JP11041893A 1999-02-19 1999-02-19 圧縮機のクラスタ構造 Pending JP2000240572A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009236065A (ja) * 2008-03-28 2009-10-15 Mitsubishi Electric Corp 電源端子保護カバー
KR20140095798A (ko) * 2013-01-25 2014-08-04 한라비스테온공조 주식회사 전동 압축기
US9028225B2 (en) 2010-03-30 2015-05-12 Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki Motor-driven compressor

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