JP2000237981A - ロボット駆動装置の安全保護装置 - Google Patents

ロボット駆動装置の安全保護装置

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JP2000237981A
JP2000237981A JP11041627A JP4162799A JP2000237981A JP 2000237981 A JP2000237981 A JP 2000237981A JP 11041627 A JP11041627 A JP 11041627A JP 4162799 A JP4162799 A JP 4162799A JP 2000237981 A JP2000237981 A JP 2000237981A
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JP11041627A
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Ryokichi Hirata
亮吉 平田
Takeshi Sakamoto
武志 坂本
Kenji Matsukuma
研司 松熊
Toshiyuki Kono
寿之 河野
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Yaskawa Electric Corp
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Yaskawa Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】D/Aボードまたはサーボアンプから過大な指
令が出力された際に、ロボットを安全に停止できるロボ
ット駆動装置の安全保護装置を提供する。 【解決手段】D/Aボード3またはサーボアンプ4から
過大指令が出力される場合、指令電圧監視回路6とモー
タ電流監視回路12において、ティーチングプレイバッ
ク時は高しきい値リレー7、14側へ切り換え、ダイレ
クトティーチング時は低しきい値リレー9、16側に切
り換える手段を取る安全保護装置であって、どちらのリ
レーに切り換えても、指令電圧監視回路6とモータ電流
監視回路12の出力信号のいずれか一方が、2入力AN
Dゲートフェールセーフウィンドウコンパレータ19に
おけるしきい値を超えた場合、システム電源用リレー2
2に信号が送られ、ロボットを安全に停止させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、産業用、各種サー
ビス用等に用いられるロボットを駆動するロボット駆動
装置の安全保護装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、産業用または医療福祉分野などの
各種サービス用などに用いられる人間共存型のロボット
は、ダイレクトティーチング時では人間または物体と同
一空間で作業を行なうことになるため、ロボットが人間
または物体と接触する可能性があり、人間の安全性を確
保し作業を継続することが望まれる。通常、ロボットを
駆動するためのロボット駆動装置は、図7のようになっ
ている(第1の従来技術)。図において、1はロボット
コントローラ、1aはCPU、2はソフトウェア、2a
はソフトウェア指令電圧リミッタ、3はD/Aボード、
4はサーボアンプ、5はサーボモータである。なお、サ
ーボモータ、サーボアンプの数は、図示しないロボット
の関節の自由度数Nに応じて増えることからN個として
示している。このようなロボット駆動装置において、ソ
フトウェア2によりD/Aボード3からサーボアンプ4
へ指令電圧を出力し、サーボアンプ4よりパワー変換し
た電流指令によりサーボモータ5を駆動すると、図示し
ないロボットのアームが動作する。また、その他のロボ
ット駆動装置として、図8に示すものがある(第2の従
来技術)。第1の従来技術と異なる構成は、D/Aボー
ド3とサーボアンプ4の間に並列に接続し、ツェナーダ
イオードと抵抗で構成する電圧リミッタ回路22と、D
/Aボード3に接続した単安定マルチバイブレータを用
いたウォッチドッグタイマ回路23と、システム電源用
リレー9を設けた点であって、ソストウェア暴走時にお
ける危険防止対策を施したものである。このような構成
において、電圧リミッタ回路22を用いて、サーボアン
プ4への指令電圧を設定しきい値電圧(例えば±4V)
でクランプしている。また、ウォッチドッグタイマ回路
23は、D/Aボード2から数百msec以内にパルス
が連続して入力されると共に、ソフトウェアが正常であ
るかどうかを判断する。このウォッチドッグタイマ回路
23にパルス入力が数百msec以内に入力されると、
該回路23からの出力はHighレベルになってシステ
ム電源を投入する。逆にパルス入力がない場合(異常
時)は出力がLowレベルになり、システム電源用リレ
ー9によりシステム電源を切断するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、第1の従来
技術では、ソフトウェア暴走時もしくはD/Aボード故
障時に、D/Aボードからサーボアンプへ過大指令電圧
が出力された場合、或いはサーボアンプの故障によりサ
ーボモータに過大指令電流が供給された場合には、サー
ボモータが指令どおりに動作するため、ロボットが暴走
してしまう危険性があった。また、第2の従来技術で
は、ソフトウェア暴走時の異常出力をウォッチドッグタ
イマ回路により対応できるが、D/Aボード故障時に
は、D/Aボードからウォッチドッグタイマ回路へのパ
ルス出力が停止し、各サーボアンプへ過大指令電圧が出
力された場合、ウォッチドッグタイマ回路の出力がLo
wレベルになり、システム電源が切断されロボット駆動
装置が停止するまでに数百msecの時間がかかる。そ
のため、数百msecの間にD/Aボードからサーボア
ンプへ指令電圧が出力され続けるため、ロボット装置が
動作し、人間に負荷がかかるので危険であるという問題
があった。そこで本発明は、コントローラのソフトウェ
ア暴走・異常時やサーボアンプ故障時に、D/Aボード
からサーボアンプにまたはサーボアンプからサーボモー
タに過大な指令が出力された際に、ロボットが暴走する
ことなく安全に停止させることができるロボット駆動装
置の安全保護装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するた
め、本発明は次のような構成にしたものである。請求項
1記載の本発明は、ロボットコントローラに内蔵された
D/Aボードからの指令電圧を入力するサーボアンプ
と、このサーボアンプから出力された電流指令により駆
動されるサーボモータと、このサーボモータを駆動源と
してロボットを駆動するようにしたロボット駆動装置に
おいて、前記D/Aボードからの高い指令電圧に対応し
て動作する第1の高しきい値リレーおよび低い指令電圧
に対応して動作する第1の低しきい値リレーを備え、ロ
ボットの動作状況に応じて、前記二つのしきい値リレー
の何れか一方を前記D/Aボードと前記サーボアンプの
間に切り換え接続するようにした指令電圧監視回路と、
前記サーボモータに入力される電流指令を計測する交流
電流センサと、前記交流電流センサにより計測した電流
指令に比例する電圧を監視し、かつ高い電圧に対応して
動作する第2の高しきい値リレーおよび低い電圧に対応
して動作する第2の低しきい値リレーを備え、ロボット
の動作状況に応じて、前記二つのしきい値リレーの何れ
か一方を前記交流電流センサの出力端子に切り換え接続
するようにしたモータ電流監視回路と、前記指令電圧監
視回路の出力電圧と前記モータ電流監視回路の出力電圧
を入力し、この2入力が共に予め設定したしきい値電圧
のウィンドウ内にあるときのみ発振出力する2入力AN
Dゲートフェールセーフウィンドウコンパレータと、前
記2入力ANDゲートフェールセーフウィンドウコンパ
レータの出力を整流する整流回路と、前記整流回路の出
力側に接続されたロボットのシステム電源を切断するシ
ステム電源用リレーとを備え、前記D/Aボードもしく
は前記サーボアンプの過大電圧出力時にシステム電源を
切断してロボットを停止させることを特徴とするロボッ
ト駆動装置の安全保護装置である。請求項2記載の本発
明は、ロボットコントローラに内蔵されたD/Aボード
からの指令電圧を入力するサーボアンプと、このサーボ
アンプから出力された電流指令により駆動されるサーボ
モータと、このサーボモータを駆動源としてロボットを
駆動するようにしたロボット駆動装置において、前記ロ
ボットコントローラに内蔵されると共に、ロボットのエ
ンドエフェクタの速度を実時間で計算するCPUと、前
記CPUを介して得られたロボットのエンドエフェクタ
の速度情報に基づいてコントロール信号を出力するDI
Oボードと、前記D/Aボードと前記サーボアンプの間
に並列に接続されると共に、指令電圧に対応して動作す
るリレーとこのリレーの動作電圧を調節するための抵抗
器を複数段接続した第1のマルチプレクサよりなる直列
回路を備え、前記DIOボードから出力されるロボット
のエンドエフェクタの速度に対応したコントロール信号
により設定しきい値を切り換え接続し、指令電圧を監視
する指令電圧監視回路と、前記サーボモータに入力され
る電流指令を計測する交流電流センサと、前記交流電流
センサにより計測した電流指令に比例する電圧を監視
し、かつ前記モータ電流指令電圧に対応して動作するリ
レーとこのリレーの動作電圧を調節するための抵抗器を
複数段接続した第2のマルチプレクサよりなる直列回路
を備え、前記DIOボードから出力されるロボットのエ
ンドエフェクタの速度に対応したコントロール信号によ
り設定しきい値を切り換え接続し、モータ電流指令を監
視するモータ電流監視回路と、前記指令電圧監視回路の
出力電圧と前記モータ電流監視回路の出力電圧を入力
し、この2入力が共に予め設定したしきい値電圧のウィ
ンドウ内にあるときのみ発振出力する2入力ANDゲー
トフェールセーフウィンドウコンパレータと、前記2入
力ANDゲートフェールセーフウィンドウコンパレータ
の出力を整流する整流回路と、前記整流回路の出力側に
接続されたロボットのシステム電源を切断するシステム
電源用リレーとを備え、前記D/Aボードもしくは前記
サーボアンプの過大電圧出力時にシステム電源を切断し
てロボットを停止させることを特徴とするロボット駆動
装置の安全保護装置である。請求項3記載の本発明は、
ロボットコントローラに内蔵されたD/Aボードからの
指令電圧を入力するサーボアンプと、このサーボアンプ
から出力された電流指令により駆動されるサーボモータ
と、このサーボモータを駆動源としてロボットを駆動す
るようにしたロボット駆動装置において、前記サーボモ
ータに接続されると共に、モータの回転パルスを検出す
るエンコーダからの信号を入力するカウンタと、前記D
/Aボードと前記サーボアンプの間に並列に接続される
と共に、指令電圧に対応して動作するリレーとこのリレ
ーの動作電圧を調節するための抵抗器を複数段接続した
第1のマルチプレクサよりなる直列回路を備え、前記カ
ウンタの桁上がり信号を前記第1のマルチプレクサのコ
ントロール信号として設定しきい値を切り換え接続する
ようにした、指令電圧を監視する指令電圧監視回路と、
前記サーボモータに入力される電流指令を計測する交流
電流センサと、前記交流電流センサにより計測した電流
指令に比例する電圧を監視し、かつ前記モータ電流指令
電圧に対応して動作するリレーとこのリレーの動作電圧
を調節するための抵抗器を複数段接続した第2のマルチ
プレクサよりなる直列回路を備え、前記カウンタの桁上
がり信号を前記第2のマルチプレクサのコントロール信
号として設定しきい値を切り換え接続するようにした、
モータ電流指令を監視するモータ電流監視回路と、前記
指令電圧監視回路の出力電圧と前記モータ電流監視回路
の出力電圧を入力し、この2入力が共に予め設定したし
きい値電圧のウィンドウ内にあるときのみ発振出力する
2入力ANDゲートフェールセーフウィンドウコンパレ
ータと、前記2入力ANDゲートフェールセーフウィン
ドウコンパレータの出力を整流する整流回路と、前記整
流回路の出力側に接続されたロボットのシステム電源を
切断するシステム電源用リレーとを備え、前記D/Aボ
ードもしくは前記サーボアンプの過大電圧出力時にシス
テム電源を切断してロボットを停止させることを特徴と
するロボット駆動装置の安全保護装置である。請求項4
記載の本発明は、ロボットコントローラに内蔵されたD
/Aボードからの指令電圧を入力するサーボアンプと、
このサーボアンプから出力された電流指令により駆動さ
れるサーボモータと、このサーボモータを駆動源として
ロボットを駆動するようにしたロボット駆動装置におい
て、前記D/Aボードと前記サーボアンプの間に並列に
接続されると共に、指令電圧に対応して動作するリレー
とこのリレーの動作電圧を調節するための抵抗器を複数
段接続した第1のマルチプレクサよりなる直列回路を備
え、ロボットのアームに取り付けた接触センサの出力信
号を第1のマルチプレクサのコントロール信号として設
定しきい値を切り換え接続し、前記指令電圧を監視する
指令電圧監視回路と、前記サーボモータに入力される電
流指令を計測する交流電流センサと、前記交流電流セン
サにより計測した電流指令に比例する電圧を監視し、か
つ前記モータ電流指令電圧に対応して動作するリレーと
このリレーの動作電圧を調節するための抵抗器を複数段
接続した第2のマルチプレクサよりなる直列回路を備
え、ロボットのアームに取り付けた接触センサの出力信
号を第2のマルチプレクサのコントロール信号として設
定しきい値を切り換え接続して、モータ電流指令を監視
するモータ電流監視回路と、前記指令電圧監視回路の出
力電圧と前記モータ電流監視回路の出力電圧を入力し、
この2入力が共に予め設定したしきい値電圧のウィンド
ウ内にあるときのみ発振出力する2入力ANDゲートフ
ェールセーフウィンドウコンパレータと、前記2入力A
NDゲートフェールセーフウィンドウコンパレータの出
力を整流する整流回路と、前記整流回路の出力側に接続
されたロボットのシステム電源を切断するシステム電源
用リレーとを備え、前記D/Aボードもしくは前記サー
ボアンプの過大電圧出力時にシステム電源を切断してロ
ボットを停止させることを特徴とするロボット駆動装置
の安全保護装置である。請求項5記載の本発明は、ロボ
ットコントローラに内蔵されたD/Aボードからの指令
電圧を入力するサーボアンプと、このサーボアンプから
出力された電流指令により駆動されるサーボモータと、
前記D/Aボードと前記サーボアンプの間に並列に接続
されると共にツェナーダイオードと抵抗器で構成し、か
つ前記サーボアンプへの指令電圧を設定しきい値電圧で
クランプする電圧リミッタ回路と、前記D/Aボードに
接続され、前記ロボットコントローラのソフトウェアが
正常であるかどうかを判断するウォッチドッグタイマ回
路と、前記ウォッチドッグタイマ回路の出力異常時には
ロボットのシステム電源を切断するシステム電源用リレ
ーとを備えたロボットを駆動するロボット駆動装置にお
いて、前記D/Aボードと前記電圧リミッタの間に並列
に接続されると共に、設定しきい値電圧に対応して動作
し、前記サーボアンプのサーボ電源を遮断するリレーを
有した指令電圧監視回路が設けられ、前記指令電圧の出
力異常持にロボットを安全に停止させることを特徴とす
るロボット駆動装置の安全保護装置である。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図に基づ
いて説明する。図1は本発明の第1の実施例を示すロボ
ット駆動装置の安全保護装置である。図において、ロボ
ットコントローラ1が、CPU1a、ソフトウェア2、
ソフトウェア指令電圧リミッタ2a、D/Aボード3を
構成し、D/Aボード3の出力をサーボアンプ4に供給
して、その出力によりサーボモータ5を駆動する基本構
成は、従来技術と同じである。なお、ロボットコントロ
ーラ1とサーボモータ5間の構成要素(n=1〜N個)
の図示については、説明を簡単にするため、N=1の構
成要素の符号に添字1を付して図示すると共に、N=2
以上のものについては図示を省略する。以下、第2〜第
4実施例も同じである。本発明が従来と異なる構成は、
以下のとおりである。すなわち、6はD/Aボード3と
サーボアンプ4間に並列に接続された指令電圧監視回
路、7はD/Aボードからの高い指令電圧に対応して動
作する第1の高しきい値リレー、8は第1の高しきい値
リレーの動作電圧を調節するための抵抗器、9はD/A
ボードからの低い指令電圧に対応して動作する第1の低
しきい値リレー、10は第1の低しきい値リレーの動作
電圧を調節するための抵抗器、11は各リレーを切り換
えるためのスイッチである。このような指令電圧監視回
路6は、スイッチ11を用いて、ティーチングプレイバ
ック時はD/Aボード3とサーボアンプ4の間で第1の
高しきい値リレー7を切り換え接続し、ダイレクトティ
ーチング時は、D/Aボード3とサーボアンプ4の間で
第1の低しきい値リレー9を切り換え接続するものであ
る。また、12はサーボアンプ4とサーボモータ5間に
設けたモータ電流監視回路、13はサーボモータ5に入
力される電流を計測する交流電流センサ、13aは交流
電流センサの出力端子に設けた抵抗器であって、モータ
電流を電圧に変換する。14はモータ電流に比例した高
い電圧に対応して動作する第2の高しきい値リレー、1
5は第2の高しきい値リレー14の動作電圧を調節する
ための抵抗器、16はモータ電流に比例した低い電圧に
対応して動作する第2の低しきい値リレー、17は第2
の低しきい値リレーの動作電圧を調節するための抵抗
器、18は各リレーを切り換えるためのスイッチであ
る。このようなモータ電流監視回路12は、スイッチ1
8を用いて、ティーチングプレイバック時は第2の高し
きい値リレー14を切り換え接続し、ダイレクトティー
チング時は、第2の低しきい値リレー9を切り換え接続
するものである。また、19は2入力ANDゲートフェ
ールセーフウィンドウコンパレータ、20は整流回路、
21はスイッチ、22はシステム電源用リレーである。
2入力ANDゲートフェールセーフウィンドウコンパレ
ータ19は、指令電圧監視回路6の出力電圧とモータ電
流監視回路12の出力電圧を入力すると共に、この2入
力が共に予め設定したしきい値電圧のウィンドウ内(本
実施例では、+11V以上、+13V以下に設定)にあ
るときのみ発振出力する。また、2入力の何れか一方が
しきい値電圧のウィンドウ外にある場合は、2入力AN
Dゲートフェールセーフウィンドウコンパレータ19の
出力を整流回路20により整流し、整流回路20の出力
側に接続されたシステム電源用リレーによりロボットの
システム電源を切断するようにしている。次に動作を説
明する。指令電圧監視回路6の各しきい値リレーでは、
抵抗値の大小関係がR1t1>R1 d1と設定され、また、モ
ータ電流監視回路12において、抵抗値の大小関係がR
1t2>R1d2と設定されている。このような指令電圧監視
回路6とモータ電流監視回路12において、ティーチン
グプレイバック時は第1の高しきい値リレー7、第2の
高しきい値リレー14へ切り換え、またはダイレクトテ
ィーチング時は第1の低しきい値リレー9、第2の低し
きい値リレー16に切り換えるが、どちらのリレーに切
り換えても、指令電圧監視回路6とモータ電流監視回路
12の出力信号が、2入力ANDゲートフェールセーフ
ウィンドウコンパレータ19に入力され、正常であるか
どうかの判断を行なう。2入力ANDゲートフェールセ
ーフウィンドウコンパレータ19において、この2入力
いずれか一方がしきい値を超えた場合(+11V以下、
+13V以上)、整流回路出力がLowレベルになり、
システム電源用リレー22に信号が送られ、図示しない
システム電源を切断する。システム電源用リレー22の
動作時間は、数msecであるので、D/Aボード3か
ら過大指令電圧が出力されたり、サーボアンプ4から過
大指令電流が出力されると、ほとんど同時に図示しない
ロボットが安全に停止する。したがって、第1実施例は
このような構成にしたので、D/Aボードから過大指令
電圧が出力され、もしくはサーボアンプに過大指令電流
が出力された場合に、指令電圧監視回路とモータ電流監
視回路において、ティーチングプレイバック時は各高し
きい値リレーへ切り換え、また、ダイレクトティーチン
グ時は各低しきい値リレーに切り換えて、どちらのリレ
ーに切り換えても2入力ANDゲートフェールセーフウ
ィンドウコンパレータを介した整流回路出力がLowレ
ベルになるのでシステム電源を切断しロボットを安全に
停止することができる。
【0006】次に、本発明の第2の実施例を説明する。
図2は本発明の第2の実施例を示すロボット駆動装置の
安全保護装置である。図において、ロボットコントロー
ラ1に内蔵する構成要素を含め、D/Aボード3の出力
をサーボアンプ4に供給して、その出力によりサーボモ
ータ5を駆動する基本構成は、第1の実施例と同じであ
る。本発明が第1の実施例と異なる構成は以下のとおり
である。1bはロボットコントローラ1に内蔵されたD
IOボードであって、ここではCPU1aにより図示し
ないロボットのエンドエフェクタの速度を実時間で計算
し、その速度情報をDIOボード1bに送るものとして
いる。23は指令電圧監視回路である。指令電圧監視回
路23は、指令電圧に対応して動作するリレー25と、
このリレー25の動作電圧を調節するための抵抗器(R
1r1〜R1r8)を複数段接続した第1のマルチプレクサ2
4よりなる直列回路を備えており、DIOボード1bか
ら出力されるロボット(図示せず)のエンドエフェクタ
の速度に対応したコントロール信号を、第1のマルチプ
レクサ24のコントロール信号として設定しきい値を切
り換え接続し、併せて指令電圧を監視する。また、26
はモータ電流監視回路である。モータ電流監視回路26
は、サーボモータ5に入力される電流指令に比例した電
圧を監視し、かつモータ電流指令電圧に対応して動作す
るリレー28と、このリレー28の動作電圧を調節する
ための抵抗器(R1r1〜R1r8)を複数段接続した第2の
マルチプレクサ27よりなる直列回路を備えており、D
IOボード1bから出力されるロボット(図示せず)の
エンドエフェクタの速度に対応したコントロール信号を
第2のマルチプレクサ27のコントロール信号として設
定しきい値を切り換え接続し、併せてモータ電流指令を
監視する。次に、動作について説明する。ここで、指令
電圧監視回路23の場合、抵抗値の大小関係が R1r1>R1r2>R1r3>R1r4>R1r5>R1r6>R1r7
1r8 とすれば、各設定しきい値電圧はそれぞれ V1r1>V1r2>V1r3>V1r4>V1r5>V1r6>V1r7
1r8 なる関係に設定される。また、モータ電流監視回路26
の場合、抵抗値の大小関係が R1m1>R1m2>R1m3>R1m4>R1m5>R1m6>R1m7
1m8 とすれば、各設定しきい値電圧はそれぞれ V1m1>V1m2>V1m3>V1m4>V1m5>V1m6>V1m7
1m8 なる関係に設定される。そこで、ロボット(図示せず)
のエンドエフェクタの速度を8段階に分けておく。具体
的には、ロボットのエンドエフェクタの速度の大小関係
を0<V1<V2<V3<V4<V5<V6<V7とすると、 0以上V1以下、V1以上V2以下、V2以上V3
下、V3以上V4以下、V4以上V5以下、V5以上
6以下、V6以上V7以下V7以上の8段階に分け
る。各マルチプレクサの入力するコントロール信号
(A,B,C)について、Low入力を0、High入
力を1とする。そして、ロボットのエンドエフェクタの
速度の大きさが のコントロール信号を、(A,B,C)=(0,0,
0)、 の場合(A,B,C)=(1,0,0)、 の場合(A,B,C)=(0,1,0)、 の場合(A,B,C)=(1,1,0)、 の場合(A,B,C)=(0,0,1)、 の場合(A,B,C)=(1,0,1)、 の場合(A,B,C)=(0,1,1)、 の場合(A,B,C)=(1,1,1)として、DI
Oボード1bから指令電圧監視回路23及びモータ電流
監視回路26の各マルチプレクサ24,27に信号を出
力する。すると、指令電圧監視回路23及びモータ電流
監視回路26の各マルチプレクサ24,27は、の場
合(V1r1,V1m1)、の場合(V1r2,V1m2)、の
場合(V1r3,V1m3)、の場合(V1r4,V1m4)、
の場合(V1r5,V1m5)、の場合(V1r6,V1m6)、
の場合(V1r7,V1m7)、の場合(V1r8,V1m8
のしきい値電圧を選択する。このような上記設定の下
で、ロボット(図示せず)のエンドエフェクタの速度を
実時間で計算し、速度に応じてDIOボード1bから各
マルチプレクサ24、27へコントロール信号を出力
し、指令電圧監視回路23及びモータ電流監視回路26
の設定しきい値電圧の切換えを行う。各マルチプレクサ
24、27によりどの抵抗が選択されても、指令電圧監
視回路23及びモータ電流監視回路26の出力を2入力
ANDゲートフェールセーフウィンドウコンパレータ1
9と整流回路20に入力し、正常であるかどうかの判断
を行なう。例えば、第1のマルチプレクサ24で選択さ
れたしきい値よりも大きな指令電圧がD/Aボード3か
ら供給されたり(D/Aボード過大指令電圧出力時)、
あるいは、第2のマルチプレクサ27で選択されたしき
い値よりも大きな指令電圧がサーボアンプ4から供給さ
れる場合(サーボアンプ過大指令電流出力時)には、2
入力ANDゲートフェールセーフウィンドウコンパレー
タ19を介した整流回路20の出力がLowレベルにな
り、システム電源用リレー22が動作してシステム電源
を切断する。システム電源用リレー22の動作時間は、
数msecであるので、D/Aボード3から過大指令電
圧が出力されたり、サーボアンプ4から過大指令電流が
出力されると、ほとんど同時にロボットが安全に停止す
る。したがって、第2実施例はこのような構成にしたの
で、指令電圧監視回路において、第1のマルチプレクサ
で選択されたしきい値よりも大きな指令電圧がD/Aボ
ードから供給されたり、あるいはモータ電流監視回路に
おいて、第2のマルチプレクサで選択されたしきい値よ
りも大きな電圧がサーボアンプから供給される場合、各
マルチプレクサによりどの抵抗が選択されても、整流回
路出力がLowレベルになるため、システム電源を切断
しロボットを安全に停止することができる。
【0007】次に、本発明の第3の実施例を説明する。
図3は本発明の第3の実施例を示すロボット駆動装置の
安全保護装置である。図において、ロボットコントロー
ラ1に内蔵する構成要素を含め、D/Aボード3の出力
をサーボアンプ4に供給して、その出力によりサーボモ
ータ5を駆動する基本構成は、第1および第2の実施例
と同じである。本発明が第1および第2の実施例と異な
るのは以下のとおりである。図において、29はサーボ
モータ5に接続されると共に、モータの回転パルスを検
出するエンコーダ5aからの信号を入力するカウンタで
ある。30は指令電圧監視回路である。指令電圧監視回
路30は、指令電圧に対応して動作するリレー32と、
このリレー32の動作電圧を調節するための抵抗器(R
1r1〜R1r8)を複数段接続した第1のマルチプレクサ3
1よりなる直列回路を備えており、カウンタ29の桁上
がり信号を第1のマルチプレクサ31のコントロール信
号として設定しきい値を切り換え接続するもので、併せ
て指令電圧を監視する。また、33はモータ電流監視回
路である。モータ電流監視回路33は、サーボモータ5
に入力される電流指令に比例した電圧を監視し、かつモ
ータ電流指令電圧に対応して動作するリレー35と、こ
のリレー35の動作電圧を調節するための抵抗器(R
1r1〜R1r8)を複数段接続した第2のマルチプレクサ3
4よりなる直列回路を備えており、カウンタ29の桁上
がり信号を第2のマルチプレクサ34のコントロール信
号として設定しきい値を切り換え接続するもので、併せ
てモータ電流指令を監視する。次に、動作について説明
する。ここで、指令電圧監視回路30の場合、各段の抵
抗値の大小関係がR1r1<R1r2<R1r3<R1r4<R1r5
<R1r6<R1r7<R1r8とすれば、指令電圧監視回路3
0の設定しきい値電圧はそれぞれV1r1<V1r2<V1r3
<V1r4<V1r5<V1r6<V1r7<V1r8に設定される。
また、モータ電流監視回路33の場合、各段の抵抗値の
大小関係がR1m1<R1m2<R1m3<R1m4<R1m5<R1m6
<R1m7<R1m8とすれば、モータ電流監視回路33の設
定しきい値電圧はそれぞれ V1m1<V1m2<V1m3<V1m4<V1m5<V1m6<V1m7
1m8 に設定される。そこで、指令電圧監視回路30及びモー
タ電流監視回路33の各マルチプレクサ31、34のコ
ントロール信号について述べる。図示しないロボットア
ームの関節に取付けられているエンコーダ5aの信号を
カウンタ29に入力するに当たり、ロボットアーム(図
示せず)の先端が地上から最も高い位置にあるときカウ
ンタ値を0とする。ロボット(図示せず)が動作すると
関節角度が変化するが、カウンタ29の桁上がりを指令
電圧監視回路30及びモータ電流監視回路33の各マル
チプレクサ31、34のコントロール信号に入力する。
各マルチプレクサ31、34のコントロール信号(A,
B,C)についてLow入力を0、High入力を1と
すると、ロボットアーム(図示せず)の先端が地上から
最も高い位置にあるとき、(A,B,C)=(0,0,
0)となり、指令電圧監視回路30及びモータ電流監視
回路33についてそれぞれしきい値電圧(V1r1
1m1)が選択される。ロボット(図示せず)の先端が
地上に接近するにつれて、 (A,B,C)=(1,0,0)、 (A,B,C)=(0,1,0)、 (A,B,C)=(1,1,0)、 (A,B,C)=(0,0,1)、 (A,B,C)=(1,0,1)、 (A,B,C)=(0,1,1)、 (A,B,C)=(1,1,1) が指令電圧監視回路30及びモータ電流監視回路33の
各マルチプレクサ31、34のコントロール信号に応じ
て、それぞれしきい値電圧である (V1r2,V1m2)、 (V1r3,V1m3)、 (V1r4,V1m4)、 (V1r5,V1m5)、 (V1r6,V1m6) (V1r7,V1m7)、 (V1r8,V1m8) が選択される。このような上記設定の下で、ロボット
(図示せず)の関節に取付けられているエンコーダ5a
の信号をカウンタ29に入力し、カウンタ29の桁上が
り信号を各マルチプレクサ31、34のコントロール信
号として、指令電圧監視回路30及びモータ電流監視回
路33の設定しきい値電圧の切換えを行う。マルチプレ
クサ31、34によりどの抵抗が選択されても、指令電
圧監視回路30及びモータ電流監視回路33の出力を2
入力ANDゲートフェールセーフウィンドウコンパレー
タ19と整流回路20に入力し、正常であるかどうかの
判断を行なう。例えば、第1のマルチプレクサ31で選
択されたしきい値よりも大きな指令電圧がD/Aボード
3から供給されたり(D/Aボード過大指令電圧出力
時)、あるいは、第2のマルチプレクサ34で選択され
たしきい値よりも大きな指令電圧がサーボアンプ4から
供給される場合(サーボアンプ過大指令電流出力時)に
は、2入力ANDゲートフェールセーフウィンドウコン
パレータ19を介した整流回路20の出力がLowレベ
ルになり、システム電源用リレー22が動作してシステ
ム電源を切断する。システム電源用リレー22の動作時
間は、数msecであるので、D/Aボード3から過大
指令電圧が出力されたり、サーボアンプ4から過大指令
電流が出力されると)ほとんど同時にロボットが安全に
停止する。したがって、第3の実施例はこのような構成
にしたので、指令電圧監視回路において、第1のマルチ
プレクサで選択されたしきい値よりも大きな指令電圧が
D/Aボードから供給されたり、あるいはモータ電流監
視回路において、第2のマルチプレクサで選択されたし
きい値よりも大きな電圧がサーボアンプから供給される
場合、各マルチプレクサによりどの抵抗が選択されて
も、整流回路出力がLowレベルになるため、システム
電源を切断しロボットを安全に停止することができる。
【0008】次に、本発明の第4の実施例を説明する。
図4は本発明の第4の実施例を示すロボット駆動装置の
安全保護装置である。図において、ロボットコントロー
ラ1に内蔵する構成要素を含め、D/Aボード3の出力
をサーボアンプ4に供給して、その出力によりサーボモ
ータ5を駆動する基本構成は、第1〜第3の実施例と同
じである。本発明が第1〜第3の実施例と異なるのは以
下のとおりである。図において、36は、D/Aボード
3とサーボアンプ4の間に並列に接続された指令電圧監
視回路である。指令電圧監視回路36は、指令電圧に対
応して動作するリレー38と、このリレー38の動作電
圧を調節するための抵抗器(R1r1〜R1r8)を複数段接
続した第1のマルチプレクサ37よりなる直列回路を備
えており、図示しないロボットのアームに取り付けた接
触センサからの出力信号を第1のマルチプレクサ37の
コントロール信号として設定しきい値を切り換え接続
し、併せて指令電圧を監視する。39はモータ電流監視
回路である。モータ電流監視回路39は、サーボモータ
5に入力される電流指令に比例した電圧を監視し、かつ
モータ電流指令電圧に対応して動作するリレー41と、
このリレー41の動作電圧を調節するための抵抗器(R
1r1〜R1r8)を複数段接続した第2のマルチプレクサ4
0よりなる直列回路を備えており、ロボット(図示せ
ず)のアームに取り付けた接触センサからの出力信号を
第2のマルチプレクサ40のコントロール信号として設
定しきい値を切り換え接続し、併せてモータ電流指令を
監視する。次に、動作について説明する。ここで、指令
電圧監視回路36の場合、各段の抵抗値の大小関係が R1r1>R1r2>R1r3>R1r4>R1r5>R1r6>R1r7
1r8 とすれば、指令電圧監視回路36の設定しきい値電圧の
大小関係が、 V1r1>V1r2>V1r3>V1r4>V1r5>V1r6>V1r7
1r8 に設定される。また、モータ電流監視回路39の場合、
抵抗値の大小関係がR1m1>R1m2>R1m3>R1m4>R
1m5>R1m6>R1m7 >R1m8とすれば、モータ電流監視
回路39の設定しきい値電圧の大小関係は V1m1>V1m2>V1m3>V1m4>V1m5>V1m6>V1m7
1m8 に設定される。そこで、指令電圧監視回路36及びモー
タ電流監視回路39の各マルチプレクサ37、40のコ
ントロール信号について述べる。接触時にON、非接触
時にOFFになる図示しない接触センサをロボットアー
ムに取り付け、接触センサ1、接触センサ2、接触セン
サ3(何れも図示せず)からの出力信号をそれぞれ各マ
ルチプレクサ37、40のコントロール信号A、B、C
に入力し、指令電圧監視回路36及びモータ電流監視回
路39のしきい値電圧の切換えを行う。各マルチプレク
サ37、40のコントロール信号(A,B,C)につい
て接触センサOFFの場合のLow入力を0、接触セン
サONの場合のHigh入力を1と記述する。ロボット
(図示せず)が人間もしくは物体と接触していない場合
のコントロール信号A,B,Cは、(A,B,C)=
(0,0,0)となり、接触している場合は、 (A,B,C)=(1,0,0)、 (A,B,C)=(0,1,0)、 (A,B,C)=(1,1,0)、 (A,B,C)=(0,0,1)、 (A,B,C)=(1,0,1)、 (A,B,C)=(0,1,1)、 (A,B,C)=(1,1,1) のいずれかが各マルチプレクサ37、40のコントロー
ル信号に出力される。それにより、指令電圧監視回路3
6及びモータ電流監視回路39について、任意の段の抵
抗器が選択され、すなわち、それぞれしきい値電圧(V
1r1,V1m1)、(V1r2,V1m2)、(V1r3,V1m3)、
(V1r4,V1m4)、(V1r5,V1m5)、(V1r6
1m6)、(V1r7,V1m7)、(V1r8,V1m8)が選択
される。ロボット(図示せず)のエンドエフェクタに最
も近いところに接触センサ3(図示せず)を取付け、接
触センサ3(図示せず)が接触検出した場合、指令電圧
監視回路及びモータ電流監視回路の低いしきい値電圧に
切換える。このような条件設定の下で、ロボットのアー
ムに取付けられた接触センサのON/OFF信号をマル
チプレクサのコントロール信号として、指令電圧監視回
路及びモータ電流監視回路の設定しきい値電圧を切換え
る。各マルチプレクサ37、40によりどの抵抗が選択
されても、指令電圧監視回路36及びモータ電流監視回
路39の出力を2入力ANDゲートフェールセーフウィ
ンドウコンパレータ19と整流回路20に入力し、正常
であるかどうかの判断を行なう。例えば、第1のマルチ
プレクサ37で選択されたしきい値よりも大きな指令電
圧がD/Aボード3から供給されたり(D/Aボード過
大指令電圧出力時)、あるいは、第2のマルチプレクサ
40で選択されたしきい値よりも大きな指令電圧がサー
ボアンプ4から供給される場合(サーボアンプ過大指令
電流出力時)には、2入力ANDゲートフェールセーフ
ウィンドウコンパレータ19を介した整流回路20の出
力がLowレベルになり、システム電源用リレー22が
動作してシステム電源を切断する。システム電源用リレ
ー22の動作時間は、数msecであるので、D/Aボ
ード3から過大指令電圧が出力されたり、サーボアンプ
4から過大指令電流が出力されると)ほとんど同時にロ
ボットが安全に停止する。したがって、第4実施例はこ
のような構成にしたので、指令電圧監視回路において、
第1のマルチプレクサで選択されたしきい値よりも大き
な指令電圧がD/Aボードから供給されたり、あるいは
モータ電流監視回路において、第2のマルチプレクサで
選択されたしきい値よりも大きな電圧がサーボアンプか
ら供給される場合、各マルチプレクサによりどの抵抗が
選択されても、整流回路出力がLowレベルになるた
め、システム電源を切断しロボットを安全に停止するこ
とができる。
【0009】次に、本発明の第5の実施例を説明する。
図5は、本発明の第5の実施例を示すロボット駆動装置
の安全保護装置である。なお、ロボットコントローラ1
とサーボモータ5間の構成要素(n=1〜N個)の図示
については、各構成要素の符号に添字1〜Nを付し、N
=2以上のものの説明については省略する。図におい
て、ロボットコントローラ1に内蔵する構成要素(図示
せず)を含め、D/Aボード3の出力をサーボアンプ4
に供給して、その出力によりサーボモータ5を駆動する
基本構成は、第1〜第4の実施例と同じである。また、
電圧リミッタ回路43と、ウォッチドッグタイマ回路4
4と、システム電源用リレー45とを備える点は、第2
の従来技術と同じである。本発明が第2の従来技術並び
に第1〜第4の実施例と異なる点は以下のとおりであ
る。すなわち、D/Aボード3と電圧リミッタ43の間
に設定しきい値電圧に対応して動作する指令電圧監視回
路42が並列に接続されると共に、指令電圧の出力異常
持にロボットを安全に停止させる点である。この指令電
圧監視回路42には、指令電圧(V)を監視するしきい
値電圧が設定されている。次に動作を説明する。このよ
うな指令電圧監視回路42は、D/Aボード3からサー
ボアンプ4へ出力される指令電圧(V)が設定しきい値
電圧(±V10)を越えると、図示しないサーボ電源を切
断する。この時、指令電圧監視回路42に用いているリ
レーの動作時間は数msec以内であるため、D/Aボ
ード過大指令電圧出力時に、数msec以内にサーボ電
源を切断し、ロボット駆動装置が安全に停止する。した
がって、第5実施例はこのような構成にしたので、D/
Aボード故障時にD/Aボードからウォッチドッグタイ
マ回路へのパルス出力が停止し、各サーボアンプへ過大
指令電圧が出力された場合に、ウォッチドッグタイマ回
路の出力がLowレベルになり、システム電源リレーが
作動する前に、指令電圧監視回路により、サーボ電源を
切断し、ロボットを安全に停止させることできる。な
お、図5に示す安全保護装置に替えて、図6に示すよう
に、指令電圧監視回路42のリレー接点と電圧リミッタ
43を接続すると共に、サーボアンプへ4の指令電圧を
0Vにするシーケンスを構成するようにしても構わな
い。動作については、上記実施例と同じなので省略す
る。
【0010】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、第
1実施例は、D/Aボードから過大指令電圧が出力さ
れ、もしくはサーボアンプから過大指令電流が出力され
た場合に、ティーチングプレイバック時と、ダイレクト
ティーチング時にしきい値の異なる各しきい値リレーに
切り換えて、どちらのリレーに切り換えても2入力AN
Dゲートフェールセーフウィンドウコンパレータを介し
た整流回路出力がLowレベルになるようにしたので、
システム電源を切断しロボットを安全に停止させる効果
がある。また、第2〜第4実施例は、指令電圧監視回路
において、第1のマルチプレクサで選択されたしきい値
よりも大きな指令電圧がD/Aボードから供給された
り、あるいはモータ電流監視回路において、第2のマル
チプレクサで選択されたしきい値よりも大きな電圧がサ
ーボアンプから供給されると、各マルチプレクサにより
どの抵抗が選択されても、2入力ANDゲートフェール
セーフウィンドウコンパレータを介した整流回路出力が
Lowレベルになるようにしたので、システム電源を切
断しロボットを安全に停止させる効果がある。また、第
5実施例は、D/Aボード故障時にD/Aボードからウ
ォッチドッグタイマ回路へのパルス出力が停止し、各サ
ーボアンプへ過大指令電圧が出力された場合に、指令電
圧監視回路により、ウォッチドッグタイマ回路の出力が
Lowレベルになり、システム電源リレーが作動する前
に、サーボ電源を切断し、ロボットを安全に停止させる
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すロボット駆動装置
の安全保護装置に関するブロック図である。
【図2】本発明の第2の実施例を示すロボット駆動装置
の安全保護装置に関するブロック図である。
【図3】本発明の第3の実施例を示すロボット駆動装置
の安全保護装置に関するブロック図である。.
【図4】本発明の第4の実施例を示すロボット駆動装置
の安全保護装置に関するブロック図である。
【図5】本発明の第5の実施例を示すロボット駆動装置
の安全保護装置に関するブロック図である。
【図6】第5の実施例を示すロボット駆動装置の安全保
護装置に関するブロック図である。
【図7】従来のロボット駆動装置のブロック図である。
【図8】従来のロボット駆動装置の安全保護装置のブロ
ック図である。
【符号の説明】
1 ロボットコントローラ 1a CPU 1b DIOボード 2 ソフトウェア 2a ソフトウェア指令電圧リミッタ 3 D/Aボード 4 サーボアンプ 5 サーボモータ 6 指令電圧監視回路 7 第1の高しきい値リレー 8 抵抗器 9 第1の低しきい値リレー 10 抵抗器 11 スイッチ 12 モータ電流監視回路 13 交流電流センサ 13a 抵抗 14 第2の高しきい値リレー 15 抵抗器 16 第2の低しきい値リレー 17 抵抗器 18 スイッチ 19 2入力ANDゲートフェールセーフウィンドウコ
ンパレータ 20 整流回路 21 スイッチ 22 システム電源用リレー 23 指令電圧監視回路 24 第1のマルチプレクサ 25 リレー 26 モータ電流監視回路 27 第2のマルチプレクサ 28 リレー 29 カウンタ 30 指令電圧監視回路 31 第1のマルチプレクサ 32 リレー 33 モータ電流監視回路 34 第2のマルチプレクサ 35 リレー 36 指令電圧監視回路 37 第1のマルチプレクサ 38 リレー 39 モータ電流監視回路 40 第2のマルチプレクサ 41 リレー 42 指令電圧監視回路 43 電圧リミッタ回路 44 ウォッチドッグタイマ回路 45 システム電源用リレー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 河野 寿之 福岡県北九州市八幡西区黒崎城石2番1号 株式会社安川電機内 Fターム(参考) 3F059 CA00 CA07 FC11 5H209 AA07 BB08 CC01 DD04 EE05 EE18 GG04 GG13 HH04

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロボットコントローラに内蔵されたD/A
    ボードからの指令電圧を入力するサーボアンプと、この
    サーボアンプから出力された電流指令により駆動される
    サーボモータと、このサーボモータを駆動源としてロボ
    ットを駆動するようにしたロボット駆動装置において、 前記D/Aボードからの高い指令電圧に対応して動作す
    る第1の高しきい値リレーおよび低い指令電圧に対応し
    て動作する第1の低しきい値リレーを備え、ロボットの
    動作状況に応じて、前記二つのしきい値リレーの何れか
    一方を前記D/Aボードと前記サーボアンプの間に切り
    換え接続すると共に、指令電圧を監視する指令電圧監視
    回路と、 前記サーボモータに入力される電流指令を計測する交流
    電流センサと、 前記交流電流センサにより計測した電流指令に比例する
    電圧を監視し、かつ高い電圧に対応して動作する第2の
    高しきい値リレーおよび低い電圧に対応して動作する第
    2の低しきい値リレーを備え、ロボットの動作状況に応
    じて、前記二つのしきい値リレーの何れか一方を前記交
    流電流センサの出力端子に切り換え接続すると共に、モ
    ータ電流指令を監視するモータ電流監視回路と、 前記指令電圧監視回路の出力電圧と前記モータ電流監視
    回路の出力電圧を入力し、この2入力が共に予め設定し
    たしきい値電圧のウィンドウ内にあるときのみ発振出力
    する2入力ANDゲートフェールセーフウィンドウコン
    パレータと、 前記2入力ANDゲートフェールセーフウィンドウコン
    パレータの出力を整流する整流回路と、 前記整流回路の出力側に接続されたロボットのシステム
    電源を切断するシステム電源用リレーとを備え、 前記D/Aボードもしくは前記サーボアンプの過大電圧
    出力時にシステム電源を切断してロボットを停止させる
    ことを特徴とするロボット駆動装置の安全保護装置。
  2. 【請求項2】ロボットコントローラに内蔵されたD/A
    ボードからの指令電圧を入力するサーボアンプと、この
    サーボアンプから出力された電流指令により駆動される
    サーボモータと、このサーボモータを駆動源としてロボ
    ットを駆動するようにしたロボット駆動装置において、 前記ロボットコントローラに内蔵されると共に、ロボッ
    トのエンドエフェクタの速度を実時間で計算するCPU
    と、 前記CPUを介して得られたロボットのエンドエフェク
    タの速度情報に基づいてコントロール信号を出力するD
    IOボードと、 前記D/Aボードと前記サーボアンプの間に並列に接続
    されると共に、指令電圧に対応して動作するリレーとこ
    のリレーの動作電圧を調節するための抵抗器を複数段接
    続した第1のマルチプレクサよりなる直列回路を備え、
    前記DIOボードから出力されるロボットのエンドエフ
    ェクタの速度に対応したコントロール信号により設定し
    きい値を切り換え接続し、指令電圧を監視する指令電圧
    監視回路と、 前記サーボモータに入力される電流指令を計測する交流
    電流センサと、 前記交流電流センサにより計測した電流指令に比例する
    電圧を監視し、かつ前記モータ電流指令電圧に対応して
    動作するリレーとこのリレーの動作電圧を調節するため
    の抵抗器を複数段接続した第2のマルチプレクサよりな
    る直列回路を備え、前記DIOボードから出力されるロ
    ボットのエンドエフェクタの速度に対応したコントロー
    ル信号により設定しきい値を切り換え接続し、モータ電
    流指令を監視するモータ電流監視回路と、 前記指令電圧監視回路の出力電圧と前記モータ電流監視
    回路の出力電圧を入力し、この2入力が共に予め設定し
    たしきい値電圧のウィンドウ内にあるときのみ発振出力
    する2入力ANDゲートフェールセーフウィンドウコン
    パレータと、 前記2入力ANDゲートフェールセーフウィンドウコン
    パレータの出力を整流する整流回路と、 前記整流回路の出力側に接続されたロボットのシステム
    電源を切断するシステム電源用リレーとを備え、 前記D/Aボードもしくは前記サーボアンプの過大電圧
    出力時にシステム電源を切断してロボットを停止させる
    ことを特徴とするロボット駆動装置の安全保護装置。
  3. 【請求項3】ロボットコントローラに内蔵されたD/A
    ボードからの指令電圧を入力するサーボアンプと、この
    サーボアンプから出力された電流指令により駆動される
    サーボモータと、このサーボモータを駆動源としてロボ
    ットを駆動するようにしたロボット駆動装置において、 前記サーボモータに接続されると共に、モータの回転パ
    ルスを検出するエンコーダからの信号を入力するカウン
    タと、 前記D/Aボードと前記サーボアンプの間に並列に接続
    されると共に、指令電圧に対応して動作するリレーとこ
    のリレーの動作電圧を調節するための抵抗器を複数段接
    続した第1のマルチプレクサよりなる直列回路を備え、
    前記カウンタの桁上がり信号を前記第1のマルチプレク
    サのコントロール信号として設定しきい値を切り換え接
    続するようにした、指令電圧を監視する指令電圧監視回
    路と、 前記サーボモータに入力される電流指令を計測する交流
    電流センサと、 前記交流電流センサにより計測した電流指令に比例する
    電圧を監視し、かつ前記モータ電流指令電圧に対応して
    動作するリレーとこのリレーの動作電圧を調節するため
    の抵抗器を複数段接続した第2のマルチプレクサよりな
    る直列回路を備え、前記カウンタの桁上がり信号を前記
    第2のマルチプレクサのコントロール信号として設定し
    きい値を切り換え接続して、モータ電流指令を監視する
    モータ電流監視回路と、 前記指令電圧監視回路の出力電圧と前記モータ電流監視
    回路の出力電圧を入力し、この2入力が共に予め設定し
    たしきい値電圧のウィンドウ内にあるときのみ発振出力
    する2入力ANDゲートフェールセーフウィンドウコン
    パレータと、 前記2入力ANDゲートフェールセーフウィンドウコン
    パレータの出力を整流する整流回路と、 前記整流回路の出力側に接続されたロボットのシステム
    電源を切断するシステム電源用リレーとを備え、 前記D/Aボードもしくは前記サーボアンプの過大電圧
    出力時にシステム電源を切断してロボットを停止させる
    ことを特徴とするロボット駆動装置の安全保護装置。
  4. 【請求項4】ロボットコントローラに内蔵されたD/A
    ボードからの指令電圧を入力するサーボアンプと、この
    サーボアンプから出力された電流指令により駆動される
    サーボモータと、このサーボモータを駆動源としてロボ
    ットを駆動するようにしたロボット駆動装置において、 前記D/Aボードと前記サーボアンプの間に並列に接続
    されると共に、指令電圧に対応して動作するリレーとこ
    のリレーの動作電圧を調節するための抵抗器を複数段接
    続した第1のマルチプレクサよりなる直列回路を備え、
    ロボットのアームに取り付けた接触センサの出力信号を
    第1のマルチプレクサのコントロール信号として設定し
    きい値を切り換え接続し、前記指令電圧を監視する指令
    電圧監視回路と、 前記サーボモータに入力される電流指令を計測する交流
    電流センサと、 前記交流電流センサにより計測した電流指令に比例する
    電圧を監視し、かつ前記モータ電流指令電圧に対応して
    動作するリレーとこのリレーの動作電圧を調節するため
    の抵抗器を複数段接続した第2のマルチプレクサよりな
    る直列回路を備え、ロボットのアームに取り付けた接触
    センサの出力信号を第2のマルチプレクサのコントロー
    ル信号として設定しきい値を切り換え接続して、モータ
    電流指令を監視するモータ電流監視回路と、 前記指令電圧監視回路の出力電圧と前記モータ電流監視
    回路の出力電圧を入力し、この2入力が共に予め設定し
    たしきい値電圧のウィンドウ内にあるときのみ発振出力
    する2入力ANDゲートフェールセーフウィンドウコン
    パレータと、 前記2入力ANDゲートフェールセーフウィンドウコン
    パレータの出力を整流する整流回路と、 前記整流回路の出力側に接続されたロボットのシステム
    電源を切断するシステム電源用リレーとを備え、 前記D/Aボードもしくは前記サーボアンプの過大電圧
    出力時にシステム電源を切断してロボットを停止させる
    ことを特徴とするロボット駆動装置の安全保護装置。
  5. 【請求項5】ロボットコントローラに内蔵されたD/A
    ボードからの指令電圧を入力するサーボアンプと、この
    サーボアンプから出力された電流指令により駆動される
    サーボモータと、前記D/Aボードと前記サーボアンプ
    の間に並列に接続されると共にツェナーダイオードと抵
    抗器で構成し、かつ前記サーボアンプへの指令電圧を設
    定しきい値電圧でクランプする電圧リミッタ回路と、前
    記D/Aボードに接続され、前記ロボットコントローラ
    のソフトウェアが正常であるかどうかを判断するウォッ
    チドッグタイマ回路と、前記ウォッチドッグタイマ回路
    の出力異常時にはロボットのシステム電源を切断するシ
    ステム電源用リレーとを備えたロボットを駆動するロボ
    ット駆動装置において、 設定しきい値電圧に対応して動作し、前記サーボアンプ
    のサーボ電源を遮断するリレーを有した指令電圧監視回
    路が前記D/Aボードと前記電圧リミッタの間に並列に
    接続され、前記指令電圧の出力異常持にロボットを安全
    に停止させることを特徴とするロボット駆動装置の安全
    保護装置。
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