JP2000237576A - 救命用電動ガス発生装置 - Google Patents
救命用電動ガス発生装置Info
- Publication number
- JP2000237576A JP2000237576A JP11093241A JP9324199A JP2000237576A JP 2000237576 A JP2000237576 A JP 2000237576A JP 11093241 A JP11093241 A JP 11093241A JP 9324199 A JP9324199 A JP 9324199A JP 2000237576 A JP2000237576 A JP 2000237576A
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- Japan
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- gear
- gas generator
- differential gear
- gas
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- Pending
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- Air Bags (AREA)
- Feeding, Discharge, Calcimining, Fusing, And Gas-Generation Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 救命胴衣、救命ボート、救命浮き輪、車関
係、二輪車関係、エアーバック等に取り付け使用し、各
種海水、陸上事故等の緊急、緊難時に自動的に機械作動
してガスを発生するものである。 【解決手段】 ガス発生器本体1の内部に歯車3を設け
たモーター2と、モーターの歯車と噛み合う連動歯車6
と、連動歯車と回転する差動歯車5とを有し、該差動歯
車と噛み合う摺動差動歯車7を設けると共に、その先端
に撃針8を突設し、該撃針がガスカートリッジ9の噴出
口に対接した構成を特徴としている。
係、二輪車関係、エアーバック等に取り付け使用し、各
種海水、陸上事故等の緊急、緊難時に自動的に機械作動
してガスを発生するものである。 【解決手段】 ガス発生器本体1の内部に歯車3を設け
たモーター2と、モーターの歯車と噛み合う連動歯車6
と、連動歯車と回転する差動歯車5とを有し、該差動歯
車と噛み合う摺動差動歯車7を設けると共に、その先端
に撃針8を突設し、該撃針がガスカートリッジ9の噴出
口に対接した構成を特徴としている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、救命胴衣、救命ボー
ト、救命浮き輪、車関係、二輪車関係、タイヤ空気入れ
及びエアーバック等に使用し、各種海水事故、陸上事故
等の緊急時又は緊難時に、確実容易で機械的な作動によ
ってガスを発生させ、緊急用又は非常用に備えるための
救命用電動ガス発生装置に関するものである。
ト、救命浮き輪、車関係、二輪車関係、タイヤ空気入れ
及びエアーバック等に使用し、各種海水事故、陸上事故
等の緊急時又は緊難時に、確実容易で機械的な作動によ
ってガスを発生させ、緊急用又は非常用に備えるための
救命用電動ガス発生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般にこの種の電動ガス発生装置は、ガ
スを発生させる作動操作の安全装置は繊維、紙系類、塩
等の固形物を使用し、これをカットすることによって作
動させるものが一般的である。
スを発生させる作動操作の安全装置は繊維、紙系類、塩
等の固形物を使用し、これをカットすることによって作
動させるものが一般的である。
【0003】
【発明が解決しよとする課題】上記のように、従来の緊
急用のガス発生装置にあっては、ガスの発生を必要とす
る緊急時に面倒な操作のために時間が係り、緊急時には
間に合わないと共に、子供等の場合は操作が不可能とな
る等の問題点があった。本発明は、上記従来の問題点を
解決するもので、その目的とする所は、緊急時の際に何
人でも何等面倒な操作をすることなく、水位スイッチを
使って電動モーター及び各差動歯車を使用して機械的に
作動させ、気候、温度等に影響されず確実にガスを発生
させる救命用電動ガス発生装置を提供するものである。
急用のガス発生装置にあっては、ガスの発生を必要とす
る緊急時に面倒な操作のために時間が係り、緊急時には
間に合わないと共に、子供等の場合は操作が不可能とな
る等の問題点があった。本発明は、上記従来の問題点を
解決するもので、その目的とする所は、緊急時の際に何
人でも何等面倒な操作をすることなく、水位スイッチを
使って電動モーター及び各差動歯車を使用して機械的に
作動させ、気候、温度等に影響されず確実にガスを発生
させる救命用電動ガス発生装置を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の電動ガス発生装置によれば、ガス発生器本
体の内部に歯車を設けたモーターと、モーターの歯車と
噛み合う連動歯車を連接する。該連動歯車の車軸に差動
歯車を列設してある。該差動歯車には、先端に撃針を突
設してある摺動差動歯車と噛み合う。該撃針の先端をガ
スカートリツジの噴出口に対接した構成となっている。
に、本発明の電動ガス発生装置によれば、ガス発生器本
体の内部に歯車を設けたモーターと、モーターの歯車と
噛み合う連動歯車を連接する。該連動歯車の車軸に差動
歯車を列設してある。該差動歯車には、先端に撃針を突
設してある摺動差動歯車と噛み合う。該撃針の先端をガ
スカートリツジの噴出口に対接した構成となっている。
【0005】
【作用】上記のように構成されている救命用電動ガス発
生装置を、例えば救命胴衣に装着して使用した場合、海
上又は湖畔等に落ちた時には水位スイッチ(フロートタ
イプ)を使用してモーター(2)を作動回転させること
により、モーター(2)の回転で歯車(3)と連動歯車
(6)を共に回転させ、次に連動歯車(6)の回転軸
(12)に設けた差動歯車(5)も回転し、これに噛み
合う撃針(8)を設けた摺動差動歯車(7)も回転する
と共に、先端の該撃針(8)も前進してガスカートリッ
ジ(9)の噴出口の薄膜を撃破する。ガスカートリッジ
(9)のガスは、排出部(10)より救命具等の内部に
充満する。なお、手動バルブレバー(13)は、通常は
ロックピン(14)で固定され、誤作動しないよう働く
ようになっている。
生装置を、例えば救命胴衣に装着して使用した場合、海
上又は湖畔等に落ちた時には水位スイッチ(フロートタ
イプ)を使用してモーター(2)を作動回転させること
により、モーター(2)の回転で歯車(3)と連動歯車
(6)を共に回転させ、次に連動歯車(6)の回転軸
(12)に設けた差動歯車(5)も回転し、これに噛み
合う撃針(8)を設けた摺動差動歯車(7)も回転する
と共に、先端の該撃針(8)も前進してガスカートリッ
ジ(9)の噴出口の薄膜を撃破する。ガスカートリッジ
(9)のガスは、排出部(10)より救命具等の内部に
充満する。なお、手動バルブレバー(13)は、通常は
ロックピン(14)で固定され、誤作動しないよう働く
ようになっている。
【0006】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面について説明す
ると、図1に示す如く、ガスカートリッジ(9)を装着
している電動ガス発生装置のガス発生器本体(1)は、
略方形状を有し、内部には端部の回転軸(11)に歯車
(3)を設けたモーター(2)を収納する。該歯車
(3)には、歯車(3)と噛み合う回転軸(12)に設
けた連動歯車(6)を連接する。該連動歯車(6)の該
回転軸(12)には、直列状に差動歯車(5)を装設し
てある。該差動歯車(5)には、並接して噛み合う摺動
差動歯車(7)を装設する。該摺動差動歯車(7)に
は、進行方向の先端に撃針(8)を突設してある。前記
撃針(8)の先端は、該ガス発生器本体(1)の側方よ
り挿着してあるガスカートリッジ(9)の噴出口と対接
してある。
ると、図1に示す如く、ガスカートリッジ(9)を装着
している電動ガス発生装置のガス発生器本体(1)は、
略方形状を有し、内部には端部の回転軸(11)に歯車
(3)を設けたモーター(2)を収納する。該歯車
(3)には、歯車(3)と噛み合う回転軸(12)に設
けた連動歯車(6)を連接する。該連動歯車(6)の該
回転軸(12)には、直列状に差動歯車(5)を装設し
てある。該差動歯車(5)には、並接して噛み合う摺動
差動歯車(7)を装設する。該摺動差動歯車(7)に
は、進行方向の先端に撃針(8)を突設してある。前記
撃針(8)の先端は、該ガス発生器本体(1)の側方よ
り挿着してあるガスカートリッジ(9)の噴出口と対接
してある。
【0007】該ガス発生器本体(1)には、一方の側面
に該ガスカートリッジ(9)より噴出するガスの排出部
(10)を装設している。また、該ガス発生器本体
(1)には、側部の一箇所に先端にロールピン(15)
を設けた手動バルブレバー(13)をロックピン(1
4)によって装着してある。
に該ガスカートリッジ(9)より噴出するガスの排出部
(10)を装設している。また、該ガス発生器本体
(1)には、側部の一箇所に先端にロールピン(15)
を設けた手動バルブレバー(13)をロックピン(1
4)によって装着してある。
【0008】次に、本発明の電動ガス発生装置を図6に
示す配線図で説明すると、市販9Vの乾電池(16)を
使用し、バッテリーチェッカー(17)によって電池容
量の確認ができる。海水及び水等が侵入すると、水より
軽いフロートスイッチ又は手動スイッチ(18)の接点
が繋がり、電流電圧は防水タイプのコントロールボード
(19)にて調整され、モーター(2)を回転させる。
符号(20)は電動ガス発生装置を示したものである。
示す配線図で説明すると、市販9Vの乾電池(16)を
使用し、バッテリーチェッカー(17)によって電池容
量の確認ができる。海水及び水等が侵入すると、水より
軽いフロートスイッチ又は手動スイッチ(18)の接点
が繋がり、電流電圧は防水タイプのコントロールボード
(19)にて調整され、モーター(2)を回転させる。
符号(20)は電動ガス発生装置を示したものである。
【0009】
【発明の効果】以上説明したように構成されているの
で、本発明の救命用電動ガス発生装置によれば、各種の
海上又は陸上に使用される救命具等に装着すれば、面倒
な作動操作をする必要がなく、何人でも容易に使用で
き、且つ自動フロートスイッチを使用して機械的に正確
に作動させ、気候や温度に影響されることなく、確実に
ガスを噴出することができる効果がある。そして、歯車
を設けたモーターと、モーターの歯車と噛み合う連動歯
車と差動歯車と、差動歯車と噛み合う撃針を設けた摺動
差動歯車によっては、各歯車は確実に機械的に作動する
ため故障がなく確実に作動できると共に、先端の撃針は
確実に強力に前進してガスカートリッジの排出膜を撃破
できる効果がある。
で、本発明の救命用電動ガス発生装置によれば、各種の
海上又は陸上に使用される救命具等に装着すれば、面倒
な作動操作をする必要がなく、何人でも容易に使用で
き、且つ自動フロートスイッチを使用して機械的に正確
に作動させ、気候や温度に影響されることなく、確実に
ガスを噴出することができる効果がある。そして、歯車
を設けたモーターと、モーターの歯車と噛み合う連動歯
車と差動歯車と、差動歯車と噛み合う撃針を設けた摺動
差動歯車によっては、各歯車は確実に機械的に作動する
ため故障がなく確実に作動できると共に、先端の撃針は
確実に強力に前進してガスカートリッジの排出膜を撃破
できる効果がある。
【図1】本発明のガス発生装置の一部欠除した正面図で
ある。
ある。
【図2】同じく本発明のガス発生装置の側面図である。
【図3】同じく本発明の内部を開示した一部欠除した側
面図である。
面図である。
【図4】本発明の一部欠除した背面図である。
【図5】同じく本発明の一部内部を開示した上面図であ
る。
る。
【図6】同じく本発明の実施例の配線図である。
1 ガス発生装置 2 モーター 3 歯車 5 差動歯車 6 連動歯車 7 摺動差動歯車 8 撃針 9 ガスカートリッジ 10 排出口 11 回転軸 12 回転軸 13 手動バルブレバー 14 ロックピン 15 ロールピン 16 乾電池 17 バッテリーチェッカー 18 自動フロートスイッチ 19 コントロールボード
Claims (1)
- 【請求項1】 ガス発生器本体の内部には、歯車を設け
たモーターと、該モーターの歯車と噛み合う連動歯車を
連接し、該連動歯車の車軸には、差動歯車を列設し、該
差動歯車には、先端に撃針を突設した摺動差動歯車が噛
み合い、該撃針の先端を該ガス発生器本体の側方に設け
たガスカートリッジの噴出口に対接したことを特徴とす
る救命用電動ガス発生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11093241A JP2000237576A (ja) | 1999-02-24 | 1999-02-24 | 救命用電動ガス発生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11093241A JP2000237576A (ja) | 1999-02-24 | 1999-02-24 | 救命用電動ガス発生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000237576A true JP2000237576A (ja) | 2000-09-05 |
Family
ID=14077036
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11093241A Pending JP2000237576A (ja) | 1999-02-24 | 1999-02-24 | 救命用電動ガス発生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000237576A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2823289A1 (fr) * | 2001-04-09 | 2002-10-11 | Olivier Francois Schloss | Percuteur de cartouche de gaz a declechement automatique au choc |
FR2850446A1 (fr) * | 2003-01-24 | 2004-07-30 | Olivier Francois Schloss | Percuteur de cartouche de gaz a declenchement manuel ou automatique au choc |
JP2007154968A (ja) * | 2005-12-02 | 2007-06-21 | Ogura Clutch Co Ltd | インフレータ |
CN103600819A (zh) * | 2013-10-28 | 2014-02-26 | 陈付峰 | 一种游泳自救背心 |
WO2016020669A1 (en) * | 2014-08-06 | 2016-02-11 | Moog Controls Ltd | Firing mechanism |
KR101747671B1 (ko) | 2016-04-22 | 2017-06-15 | 연세대학교 원주산학협력단 | 에어백 가스주입장치 |
KR101906783B1 (ko) * | 2017-05-30 | 2018-10-10 | 김민주 | 팽창형 구명 장구의 기어식 자동 밸브 |
CN109178255A (zh) * | 2018-10-31 | 2019-01-11 | 江苏昭明信息科技有限公司 | 一种救生用气瓶齿轮式开瓶装置 |
CN112793740A (zh) * | 2021-02-23 | 2021-05-14 | 清华大学深圳国际研究生院 | 一种气囊式防溺水救生装置 |
-
1999
- 1999-02-24 JP JP11093241A patent/JP2000237576A/ja active Pending
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2823289A1 (fr) * | 2001-04-09 | 2002-10-11 | Olivier Francois Schloss | Percuteur de cartouche de gaz a declechement automatique au choc |
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JP2007154968A (ja) * | 2005-12-02 | 2007-06-21 | Ogura Clutch Co Ltd | インフレータ |
CN103600819A (zh) * | 2013-10-28 | 2014-02-26 | 陈付峰 | 一种游泳自救背心 |
WO2016020669A1 (en) * | 2014-08-06 | 2016-02-11 | Moog Controls Ltd | Firing mechanism |
CN106573593A (zh) * | 2014-08-06 | 2017-04-19 | 穆格控制系统有限公司 | 点火装置 |
US10106123B2 (en) | 2014-08-06 | 2018-10-23 | Moog Controls Limited | Firing mechanism |
KR101747671B1 (ko) | 2016-04-22 | 2017-06-15 | 연세대학교 원주산학협력단 | 에어백 가스주입장치 |
KR101906783B1 (ko) * | 2017-05-30 | 2018-10-10 | 김민주 | 팽창형 구명 장구의 기어식 자동 밸브 |
CN109178255A (zh) * | 2018-10-31 | 2019-01-11 | 江苏昭明信息科技有限公司 | 一种救生用气瓶齿轮式开瓶装置 |
CN112793740A (zh) * | 2021-02-23 | 2021-05-14 | 清华大学深圳国际研究生院 | 一种气囊式防溺水救生装置 |
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