JP2000237251A - 火葬用紙用棺桶の製造方法 - Google Patents
火葬用紙用棺桶の製造方法Info
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- JP2000237251A JP2000237251A JP36745099A JP36745099A JP2000237251A JP 2000237251 A JP2000237251 A JP 2000237251A JP 36745099 A JP36745099 A JP 36745099A JP 36745099 A JP36745099 A JP 36745099A JP 2000237251 A JP2000237251 A JP 2000237251A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 外観がよく環境にやさしい紙製棺桶の製造方
法を提供する。 【解決手段】 パルプを真空成型して棺桶本体半製品と
蓋板半製品を製造し、さらにこの棺桶本体半製品と蓋板
半製品を押し型機械で圧縮して棺桶本体を一体成形し且
つ壁面を実心となし、良好な構造強度を獲得する。圧縮
の操作と同時に壁面の内表面と外表面に加圧加工により
凹凸のパターンを形成し、且つその表面を光沢面として
外観の美観性を増す。
法を提供する。 【解決手段】 パルプを真空成型して棺桶本体半製品と
蓋板半製品を製造し、さらにこの棺桶本体半製品と蓋板
半製品を押し型機械で圧縮して棺桶本体を一体成形し且
つ壁面を実心となし、良好な構造強度を獲得する。圧縮
の操作と同時に壁面の内表面と外表面に加圧加工により
凹凸のパターンを形成し、且つその表面を光沢面として
外観の美観性を増す。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は一種の火葬用紙用棺
桶の製造方法に係り、特にパルプを成形する方式で棺桶
を製造し、さらに圧縮動作により紙製棺桶の強度の要求
を達成し、及び表面に光沢とエンボス模様を設ける火葬
用紙用棺桶の製造方法に関する。
桶の製造方法に係り、特にパルプを成形する方式で棺桶
を製造し、さらに圧縮動作により紙製棺桶の強度の要求
を達成し、及び表面に光沢とエンボス模様を設ける火葬
用紙用棺桶の製造方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】地球上の土地は有限であるが人口は年々
増加しており、土地資源はますます貴重となっている。
生きている人間は十分な空間で生存する必要があるた
め、多くの国家で火葬が提唱されている。火葬に必要な
棺桶の材料は可燃性材料、例えば、木材、紙材とされ
る。そのうち木材は森林資源を伐採するため自然環境を
破壊し、環境保護の立場から望ましくない。棺桶は死者
と共に燃やされてなくなるためにすでに安価な紙製棺桶
が提供されている。最も早期に使用された紙製棺桶はダ
ンボールを折り畳み固定してなり、その強度は有限で、
極めて損壊しやすく、もし不注意から損壊すると、死者
が見えるため望ましくない。現在使用されている紙製棺
桶は板面が併合されてなり、その間に板面の強度を増加
するため、板面の内表層と外表層の間に間隔をあけて支
持壁が設けられている。この支持壁は垂直に交錯する形
式とされるか或いはハニカム状とされ、このような構造
は、台湾パテント第８４２１５３３５号や第８６２０１
０７１号に開示されている。
増加しており、土地資源はますます貴重となっている。
生きている人間は十分な空間で生存する必要があるた
め、多くの国家で火葬が提唱されている。火葬に必要な
棺桶の材料は可燃性材料、例えば、木材、紙材とされ
る。そのうち木材は森林資源を伐採するため自然環境を
破壊し、環境保護の立場から望ましくない。棺桶は死者
と共に燃やされてなくなるためにすでに安価な紙製棺桶
が提供されている。最も早期に使用された紙製棺桶はダ
ンボールを折り畳み固定してなり、その強度は有限で、
極めて損壊しやすく、もし不注意から損壊すると、死者
が見えるため望ましくない。現在使用されている紙製棺
桶は板面が併合されてなり、その間に板面の強度を増加
するため、板面の内表層と外表層の間に間隔をあけて支
持壁が設けられている。この支持壁は垂直に交錯する形
式とされるか或いはハニカム状とされ、このような構造
は、台湾パテント第８４２１５３３５号や第８６２０１
０７１号に開示されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は一種の火葬用
紙用棺桶の製造方法を提供することを課題とする。本発
明の製造方法によると、パルプを真空成型して棺桶本体
半製品と蓋板半製品を製造し、さらにこの棺桶本体半製
品と蓋板半製品を押し型機械で圧縮して棺桶本体を一体
成形し且つ壁面を実心となし、良好な構造強度を獲得す
る。圧縮の操作と同時に壁面の内表面と外表面に加圧加
工により凹凸のパターンを形成し、且つその表面を光沢
面として外観の美観性を増す。
紙用棺桶の製造方法を提供することを課題とする。本発
明の製造方法によると、パルプを真空成型して棺桶本体
半製品と蓋板半製品を製造し、さらにこの棺桶本体半製
品と蓋板半製品を押し型機械で圧縮して棺桶本体を一体
成形し且つ壁面を実心となし、良好な構造強度を獲得す
る。圧縮の操作と同時に壁面の内表面と外表面に加圧加
工により凹凸のパターンを形成し、且つその表面を光沢
面として外観の美観性を増す。
【０００４】圧縮完成した棺桶本体と蓋板の表面は平滑
で、さらにワニススプレー塗装を施すことによりその表
面の美観度を伝統的な木製棺桶と同じレベルとする。
で、さらにワニススプレー塗装を施すことによりその表
面の美観度を伝統的な木製棺桶と同じレベルとする。
【０００５】本発明では再生パルプを材料として使用す
ることにより、価格が低く、環境保護に有効で、高品質
の紙製棺桶を製造する。
ることにより、価格が低く、環境保護に有効で、高品質
の紙製棺桶を製造する。
【０００６】
【課題を解決するための手段】請求項１の発明は、パル
プを真空成型して棺桶本体半製品と蓋板半製品を製造
し、さらにこの棺桶本体半製品と蓋板半製品を押し型機
械で圧縮して棺桶本体と蓋板とを一体成形し且つ壁面を
実心となし、さらに棺桶本体と蓋板の表面にワニス塗装
を行い表面の光沢を出して完成することを特徴とする、
火葬用紙用棺桶の製造方法としている。請求項２の方法
は、前述の押し型機械で棺桶本体と蓋板を圧縮する操作
中に、型に予め設けた図形により壁面の内表面と外表面
に加圧加工により凹凸のパターンを形成することを特徴
とする、請求項１に記載の火葬用紙用棺桶の製造方法と
している。
プを真空成型して棺桶本体半製品と蓋板半製品を製造
し、さらにこの棺桶本体半製品と蓋板半製品を押し型機
械で圧縮して棺桶本体と蓋板とを一体成形し且つ壁面を
実心となし、さらに棺桶本体と蓋板の表面にワニス塗装
を行い表面の光沢を出して完成することを特徴とする、
火葬用紙用棺桶の製造方法としている。請求項２の方法
は、前述の押し型機械で棺桶本体と蓋板を圧縮する操作
中に、型に予め設けた図形により壁面の内表面と外表面
に加圧加工により凹凸のパターンを形成することを特徴
とする、請求項１に記載の火葬用紙用棺桶の製造方法と
している。
【０００７】
【発明の実施の形態】本発明の火葬用紙用棺桶の製造方
法によると、まず回収した古紙をパルパーにかけ、フロ
ーテーターに送り、その後、漂白し、添加剤等を加えて
再生パルプを得る。この再生パルプを真空成型して棺桶
本体１１と蓋板１２の半製品を得る。乾燥後に押し型機
械で棺桶本体１１と蓋板１２を圧縮及びエンボシングす
る（図示せず）。これにより棺桶本体１１を一体成型し
且つ壁面を実心とし、良好な構造強度を得る。さらに棺
桶本体１１と蓋板１２の表面にワニス塗装を行い、その
表面の外観を良くする。死後に棺桶本体１１の内部を装
飾し（図示せず）、火葬用紙用棺桶製品を得る。
法によると、まず回収した古紙をパルパーにかけ、フロ
ーテーターに送り、その後、漂白し、添加剤等を加えて
再生パルプを得る。この再生パルプを真空成型して棺桶
本体１１と蓋板１２の半製品を得る。乾燥後に押し型機
械で棺桶本体１１と蓋板１２を圧縮及びエンボシングす
る（図示せず）。これにより棺桶本体１１を一体成型し
且つ壁面を実心とし、良好な構造強度を得る。さらに棺
桶本体１１と蓋板１２の表面にワニス塗装を行い、その
表面の外観を良くする。死後に棺桶本体１１の内部を装
飾し（図示せず）、火葬用紙用棺桶製品を得る。
【０００８】本発明で棺桶本体１１と蓋板１２の半製品
を圧縮する操作中に、型に予め図形を設けることによ
り、壁面の内表面と外表面に凹凸のあるエンボス模様を
形成でき、これにより紙製棺桶１０の外観を良くするこ
とができる。
を圧縮する操作中に、型に予め図形を設けることによ
り、壁面の内表面と外表面に凹凸のあるエンボス模様を
形成でき、これにより紙製棺桶１０の外観を良くするこ
とができる。
【０００９】圧縮完成後の棺桶本体１１と蓋板１２は、
その表面が極めて平滑で、さらにワニス塗装を行うこと
により、その表面の外観の良さを伝統的な木製棺桶や金
属棺桶と同じレベルとすることができる。
その表面が極めて平滑で、さらにワニス塗装を行うこと
により、その表面の外観の良さを伝統的な木製棺桶や金
属棺桶と同じレベルとすることができる。
【００１０】本発明はパルプを真空成型した棺桶本体１
１半製品と蓋板１２半製品の最小厚さが４ｃｍ以上とさ
れ、圧縮後の最小厚さは２．５ｃｍ以上とされる。この
棺桶本体１１は一体成型され、その厚さは２．５ｃｍ以
上とされ、その強度は良好で、積載能力は良好である。
本発明の方法により生産される紙製棺桶１０は、図２に
示されるように、その棺桶本体１１の両側外壁に水平凹
溝１３が圧設されて棺桶を担ぐ人が持ち上げやすいよう
にしてある。
１半製品と蓋板１２半製品の最小厚さが４ｃｍ以上とさ
れ、圧縮後の最小厚さは２．５ｃｍ以上とされる。この
棺桶本体１１は一体成型され、その厚さは２．５ｃｍ以
上とされ、その強度は良好で、積載能力は良好である。
本発明の方法により生産される紙製棺桶１０は、図２に
示されるように、その棺桶本体１１の両側外壁に水平凹
溝１３が圧設されて棺桶を担ぐ人が持ち上げやすいよう
にしてある。
【００１１】
【発明の効果】本発明の方法で製造された紙製棺桶１０
は、その棺桶本体１１の周壁が圧縮されて緊密であり、
その強度は木材に近い。また、該棺桶本体１１は一体成
形されるため、実心の気をくり抜いて形成した木製棺桶
のように、その強度が高く、外観上も実心木製棺桶と異
なるところがない。
は、その棺桶本体１１の周壁が圧縮されて緊密であり、
その強度は木材に近い。また、該棺桶本体１１は一体成
形されるため、実心の気をくり抜いて形成した木製棺桶
のように、その強度が高く、外観上も実心木製棺桶と異
なるところがない。
【００１２】本発明は再生パルプを使用して紙製棺桶１
０を製造するため、その原料取得が容易であり、且つ価
格が低廉である。また製造上完全に機械加工方式を採用
しているため、組み立てる必要がなく、製造コストが低
い。また、本発明は再生パルプを原料としているため環
境保護の要求に符合する。ゆえに、本発明は安価で実用
的な紙製棺桶１０を提供することができる。
０を製造するため、その原料取得が容易であり、且つ価
格が低廉である。また製造上完全に機械加工方式を採用
しているため、組み立てる必要がなく、製造コストが低
い。また、本発明は再生パルプを原料としているため環
境保護の要求に符合する。ゆえに、本発明は安価で実用
的な紙製棺桶１０を提供することができる。
【図１】本発明による製造フローチャートである。
【図２】本発明により製造した紙製棺桶の立体断面図で
ある。
ある。
１０ 紙製棺桶 １１ 棺桶本体 １２ 蓋板 １３ 水平凹溝
Claims (2)
- 【請求項１】 パルプを真空成型して棺桶本体半製品と
蓋板半製品を製造し、さらにこの棺桶本体半製品と蓋板
半製品を押し型機械で圧縮して棺桶本体と蓋板とを一体
成形し且つ壁面を実心となし、さらに棺桶本体と蓋板の
表面にワニス塗装を行い表面の光沢を出して完成するこ
とを特徴とする、火葬用紙用棺桶の製造方法。 - 【請求項２】 前述の押し型機械で棺桶本体と蓋板を圧
縮する操作中に、型に予め設けた図形により壁面の内表
面と外表面に加圧加工により凹凸のパターンを形成する
ことを特徴とする、請求項１に記載の火葬用紙用棺桶の
製造方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| TW88102114 | 1999-02-11 | ||
| TW088102114A TW368413B (en) | 1999-02-11 | 1999-02-11 | Manufacturing method for paper bier in cremation |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000237251A true JP2000237251A (ja) | 2000-09-05 |
Family
ID=21639673
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP36745099A Withdrawn JP2000237251A (ja) | 1999-02-11 | 1999-12-24 | 火葬用紙用棺桶の製造方法 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000237251A (ja) |
| TW (1) | TW368413B (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20180177661A1 (en) * | 2015-06-23 | 2018-06-28 | Organoclick Ab | Large lightweight coffin and method for its manufacture |
| US10711404B2 (en) | 2015-06-23 | 2020-07-14 | Organoclick Ab | Pulp molding apparatus and molds for use therein |
-
1999
- 1999-02-11 TW TW088102114A patent/TW368413B/zh active
- 1999-12-24 JP JP36745099A patent/JP2000237251A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20180177661A1 (en) * | 2015-06-23 | 2018-06-28 | Organoclick Ab | Large lightweight coffin and method for its manufacture |
| US10711404B2 (en) | 2015-06-23 | 2020-07-14 | Organoclick Ab | Pulp molding apparatus and molds for use therein |
| US10974490B2 (en) * | 2015-06-23 | 2021-04-13 | Organoclick Ab | Large lightweight coffin and method for its manufacture |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| TW368413B (en) | 1999-09-01 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20070306 |