JP2000237055A - 固体状香料の封入器具 - Google Patents

固体状香料の封入器具

Info

Publication number
JP2000237055A
JP2000237055A JP2000042763A JP2000042763A JP2000237055A JP 2000237055 A JP2000237055 A JP 2000237055A JP 2000042763 A JP2000042763 A JP 2000042763A JP 2000042763 A JP2000042763 A JP 2000042763A JP 2000237055 A JP2000237055 A JP 2000237055A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
liquid
section
slider
rotary
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000042763A
Other languages
English (en)
Inventor
Justus Christian
クリスティアン・ユストゥス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Riensch & Held
RIENSCH AND HELD GmbH AND Co
Original Assignee
Riensch & Held
RIENSCH AND HELD GmbH AND Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Riensch & Held, RIENSCH AND HELD GmbH AND Co filed Critical Riensch & Held
Publication of JP2000237055A publication Critical patent/JP2000237055A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J31/00Apparatus for making beverages
    • A47J31/06Filters or strainers for coffee or tea makers ; Holders therefor
    • A47J31/0615Filters or strainers for coffee or tea makers ; Holders therefor with special arrangements for making tea or the like, e.g. where the infusion liquid is kept a certain time in the filter before flowing out

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Apparatus For Making Beverages (AREA)
  • Fats And Perfumes (AREA)
  • Filtration Of Liquid (AREA)
  • Superconductors And Manufacturing Methods Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 フィルターハウジング内のフィルター残渣と
容器内の液体との接触を、フィルターインサートを取り
外すことなく適当に終了させる。 【解決手段】 初期状態と最終状態の間で移動可能に配
設されて最終状態で液中に放出された固体状香料(T)
の収容室(8)を限定すると共に、回転軸(20)の周
りを回転可能に配設された回転スライダー(20)を具
有する該固体状香料の封入器具。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は液体、特に水の中
に放出された固体状香料、特に茶原料もしくはコーヒー
豆を封入するための器具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の器具はフィルターのイン
サート(入れ子)として形成され、通常は再利用されて
いる。この種の既知のフィルターインサートは浸出時間
の経過後に容器から取り出さなければならないという欠
点がある。従って、浸出時間が限度を越えると、フィル
ターインサート内に存在するフィルター残渣、例えば、
茶原料から過度に放出される芳香性成分、例えば所謂苦
味成分によって飲料の風味が損なわれる。飲料の調製は
容器からフィルターインサートを取り外すことによって
終了する。
【0003】上記の種類の再利用可能なフィルターイン
サートの操作の便利性が改善されるならば、該フィルタ
ーインサートは浸出時間の経過後に容器内に残存させる
ことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明が解決しよう
とする課題は、フィルターインサートを取り外すことな
く、フィルターハウジング内に存在するフィルター残渣
と容器内の液体との接触を使用者の介入によって適当に
終了させるように上記の種類のフィルターインサートを
改善することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】即ちこの発明は、液体中
に放出された固体状香料の封入器具において、初期状態
と最終状態の間で移動可能に配設されて最終状態で該固
体状香料の収容室を限定するスライダーであって、回転
軸の周りを回転可能に配設された回転スライダーとして
形成されたスライダーを具有する封入器具に関する。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明による器具を使用すること
により、回転スライダーをその初期状態から最終状態へ
回転させながら、使用者の介入によって固体状香料の浸
出過程を適当に終了させることができる。固体状香料、
例えば茶原料はまず第1に液体中に浸漬されるので、該
香料は液体と接触して芳香性成分を液中へ放出する。こ
の場合、回転スライダーはその初期状態にある。浸出時
間の経過後、本発明による回転スライダーを回転させる
ことによって該スライダーはその初期状態から最終状態
へ移動し、固体状香料は、最終状態にある回転スライダ
ーによって限定される室内へ連行される。回転スライダ
ーの回転によって固体状香料が該室内へ完全に移送され
ると、該香料は周囲の液体ともはや接触しなくなるの
で、該香料の液体中での浸出は適当に終了する。最終状
態にある回転スライダーは固体状香料収容室を制限する
ので、固体状香料が望ましくない方法によって該収容室
から再び放出されて該収容室の液体と接触することは防
止される。従って浸出過程の終了後に、固体状香料を液
体から直ちに引き上げることは必ずしも必要でない。
【0007】本発明による器具の利点はまず第1に、使
用者は固体状香料を液体から直ちに引き上げることな
く、浸出過程を適当に終了させることができるので、給
仕の便利性が明らかに向上することである。本発明によ
るスライダーの回転可能な軸受け構造によって、給仕を
簡単かつ確実におこなうことができるので、垂直方向に
移動可能なスライダーを備えた従来のコーヒープレスの
場合のような転倒と液体収容容器の損傷をもたらす望ま
しくない傾斜モーメントの発生を特に回避することがで
きる。さらに、下部セクションおよび/または底部領域
に穿孔が配設されていない従来のフィルターインサート
の場合とは反対に、本発明による構造体を使用する場合
には、充填量が少ないときでも、該構造体の完全なフィ
ルター機能を維持することができる。さらにまた、本発
明によれば、製造コストの点で有利な簡単な構造を採用
することができる。固定部と可動部を有する器具の全体
をプラスチック材料から製造することができる。
【0008】本発明による器具としては、ハウジングを
具有しているものが実用的である。好ましい態様におい
ては、該器具は、容器、特にティーポット内へ入れるた
めのハウジングであって、特に回転体として形成された
ハウジングを具有する。この場合、器具のハウジングは
容器のハウジングから形成される。これによって特にコ
スト的に有利な構造が得られる。使用に際して回転スラ
イダーは液中に浸されるので、回転スライダーは液透過
性セクションを有しているのが好ましい。該セクション
は液体を排除して回転スライダーの回転運動が妨げられ
ないようにする。従って、回転スライダーの上部に液透
過性セクションおよび/または穿孔部を設けるのが好ま
しい。
【0009】別の好ましい態様においては、該器具は容
器、特にティーポット用のフィルターインサートとし
て、固体状香料を収容するための特に回転体として形成
されたフィルターハウジングを有する。該フィルターハ
ウジングは液透過性の第1セクションと液不透過性の第
2セクションを有しており、後者は固体状香料を収容す
ると共に最終状態の回転スライダーによって限定される
空間を形成する。この場合、回転スライダーはその初期
状態から最終状態へ移動する際に固体状香料を第2セク
ション内へ連行し、また、第1セクションと第2セクシ
ョンは実質上該スライダーの回転方向において隣接して
配置される。
【0010】この態様によれば、フィルターインサート
を取り外すことなく、容器内の固体状香料の浸出過程を
使用者の介在によって適当に終了させることができる。
即ち、固体状香料はまず第一にフィルターハウジング内
に充填され、該フィルターハウジング内で容器内の液体
と接触して液中へ芳香成分を放出させ、浸出時間の経過
後に回転スライダーを回転させることによって固体状香
料から生ずるフィルター残渣を液不透過性の第2セクシ
ョン内へ連行する。回転スライダーの回転によってフィ
ルター残渣が液不透過性の第2セクション内へ完全に連
行されるならば、該フィルター残渣は周囲の液体と接触
しなくなるので、浸出過程を適当に終了させることがで
きる。この場合、回転スライダーは、フィルターハウジ
ングの液不透過性の第2セクション内に存在するフィル
ター残渣がフィルターハウジングの残りの部分、特に液
透過性の第1セクションから分離されるような状態で回
転される。従って、回転スライダーはこの状態において
はフィルターハウジングの液不透過性の第2セクション
によって形成される空間を限定するので、フィルター残
渣が望ましくない方法によってフィルターハウジングの
液不透過性の第2セクションから再び放出されて該第2
セクションを包囲する液体と再び接触することは回避さ
れる。フィルターハウジングの液不透過性の第2セクシ
ョン内のフィルター残渣は周囲から分離されて容器内の
包囲する液体とさらに接触することがないので、周囲の
液体がフィルター残渣によってさらに影響を受けること
なくフィルターインサートを容器の液中に残存させてお
くことができる。従って、本発明によるフィルターイン
サートは浸出過程の終了後でも容器内、即ち液中から取
り出す必要がない。
【0011】フィルターハウジングの第1セクションは
少なくとも部分的に穿孔された少なくとも1つの壁部お
よび/または篩組織で覆われた少なくとも1つの空所を
具有するのが好ましい。
【0012】さらに、底部の液透過性第1セクションの
属する部分も液透過性にすることができる。このような
半開きの底部は特に貫流洗浄が可能であるために、フィ
ルターハウジング内部の特に簡単な洗浄を可能にする。
【0013】さらにまた、回転スライダーの周縁部の少
なくとも一部はハウジング壁部の少なくとも一部の上に
実質上液密性の滑動状態で存在する。
【0014】本発明のさらに別の好ましい態様において
は、回転スライダーはハウジングの幅全体にわたって延
びて二重翼として形成される。この場合、回転軸は両翼
を相互に連結する回転スライダーの中央セクションを通
って延びる。この態様においては、回転スライダーはハ
ウジングの全直径にわたって軸上に延び、その周縁部は
ハウジングの壁部上に実質上液密性の滑動状態で存在し
て全体を液不透過性の状態で閉鎖するのが好ましい。こ
の態様の場合、ハウジングは180°の角度にわたって
広がる2つの同じ大きさのセクションに分かれているの
が好ましく、一方のセクションは液透過性の第1セクシ
ョンに対応し、他方のセクションは液不透過性の第2セ
クションに対応する。飲料等の調製前には、第1セクシ
ョンにおいて液透過性領域が最大の大きさになるように
回転スライダーを調節する。この場合、回転スライダー
の位置は、該スライダーが第1セクションと第2セクシ
ョンを分離するように調節する。次いで液透過性の第1
セクション内に固体状香料を充填して熱湯等を注ぐ。浸
出時間の経過後、回転スライダーを約180°回転させ
ることによって、固体状香料を液透過性の第1セクショ
ンから対置する液不透過性の第2セクションへ移動させ
る。該第2セクションにおいては、固体状香料と周囲の
液体との接触は中断されるので、芳香性成分が液中へさ
らに放出されることはない。
【0015】あるいは、回転スライダーは回転軸からハ
ウジング壁部への半径芳方向に延びた翼として形成され
ていてもよく、第2セクションは、特に最終状態の回転
スライダーと共にハウジング壁部から突出した固定部材
によって限定される。この態様の場合には、固定部材が
付加的に配設される。該固定部材は実質上もしくはほと
んどフィルターハウジングの中心軸から半径方向にハウ
ジング壁部まで延びる。一方、回転スライダーは好まし
くはハウジング壁部の中心軸から延びた可動性部材とし
て形成される。この態様においては、固定部材と回転ス
ライダーの間には室が形成されており、該室は回転スラ
イダーの位置に応じて液透過性の第1セクションまたは
液不透過性の第2セクションを形成する。回転スライダ
ーの回転移動によって固体状香料は液透過性の第1セク
ションから液不透過性の第2セクションまで連行され
る。この場合、これらのセクションの大きさと特に角度
に応じて回転運動の最小角が得られる。これに対して、
スライダーの回転運動の最大角は固体状香料とフィルタ
ー残渣の量によって決定される。即ち、回転スライダー
は、フィルター残渣が液不透過性の第2セクション内で
実質上圧縮されるまで回転される。
【0016】別の好ましい態様においては、回転スライ
ダーは、該スライダーが液中に浸漬された状態において
液面に隣接して位置するかまたは液面から突出するセク
ション上に、特に突出板として形成された把持部を具有
しており、該把持部によって簡単な手動操作が可能とな
る。
【0017】特にハウジングの上部に存在する開口部を
閉鎖するためにキャップを使用する場合には、把持部を
回転スライダー上に直接的、特に一体的に固定させ、ま
た、キャップに開口部を設ける。ハウジングにキャップ
を装着させたときに該把持部は該開口部から突出する。
従って、ハウジングが閉鎖されると共に、把持部によっ
て回転スライダーの確実な操作が保証される。
【0018】あるいは、回転スライダー上に、キャップ
の開口部を通して案内される取っ手を固定し、該取っ手
の外側の自由端に把持部を位置させてもよい。
【0019】さらにまた別の態様においては、キャップ
はハウジング上に回転可能に装着させることができ、ま
た、回転スライダーはハウジングに向いたキャップの側
部に回転不能に固定され、これによって回転スライダー
の特に確実な回転軸受け構造が得られる。
【0020】さらに他の態様の場合には、キャップは回
転スライダー用の回転軸受けを形成するので、回転スラ
イダーはキャップ上に装着され、ハウジング上のキャッ
プ上においてのみ回転可能に設置される。この態様にお
いては、回転スライダーはキャップに対して固定状態に
配置され、キャップの一体化構成部材を形成してもよ
い。ハウジング上に装着されたキャップをハウジングに
対して回転させることによって、固体状香料をハウジン
グの液透過性の第1セクションから液不透過性の第2セ
クションへ連行させることができる。従って、回転スラ
イダーの回転はキャップの回転運動によっておこなわれ
る。この態様によれば、製造コストの観点からは不利な
付加的な軸受けを必要としないので、本発明による器具
を特に簡単で有効な構造にすることができる。
【0021】もちろん、回転スライダーは、例えば回転
スライダーの下側に形成されて対応する深さでハウジン
グの底部に食い込んでピン軸受けを形成する尖鋭な突起
を用いて排他的もしくは付加的にハウジング上へ回転可
能に設置してもよい。
【0022】給仕の快適さを向上させるために、回転ス
ライダーを駆動させる特に時間調節の可能な駆動装置を
具備させてもよい。使用者は所望の浸出時間をタイマー
にセットし、所定時間の経過後に駆動装置を自動的に作
動させる。これによって、固体状香料を回転スライダー
の最終状態によって限定される室内へ連行するための該
スライダーの対応する回転運動をおこなわせることがで
きる。
【0023】なお、回転スライダーは実質上平坦な板状
部材として形成するのが好ましい。
【0024】本発明によるさらに別の好ましい態様は特
許請求の範囲に記載する。
【0025】以下、本発明の好ましい実施例を添付図に
基づいてさらに詳しく説明する。図1は本発明による器
具の第1実施例を示す。(a)、(b)および(c)は
それぞれフィルターハウジングの上面図、側面図および
底面図である。図2は本発明による器具の第2実施例を
示す。(a)、(b)および(c)はそれぞれフィルタ
ーハウジングの上面図、側面図および底面図である。図
3は本発明による器具の第2実施例を改変した第3実施
例を示す。(a)および(b)はそれぞれフィルターハ
ウジングの上面図および側面図である。図4は回転スラ
イダーを備えた第3実施例を示す。(a)および(b)
はそれぞれ回転スライダーの初期状態および最終状態を
示す上面図である。図5は第2実施例および第3実施例
のフィルターハウジング用のキャップの側面図である。
図6は本発明による器具の第4実施例をポット内に入れ
た状態を示す模式的な透視斜視図である。
【0026】図1にはフィルターハウジング(4)を備
えたフィルターインサートの第1実施例(2)を示す。
フィルターハウジング(4)は包囲する側壁(4a)と
底部(4b)を具備しており、図示する態様において
は、図1(b)からわかるように、底部(4b)までは
円錐状に延びた回転体状の形態を有する。上側(4c)
においては、フィルターハウジング(4)は開放してお
り、そこには包囲するフランジ状周縁部(6)を有す
る。フィルターインサートは図では示していない容器に
掛けられる。この状態では、フィルターインサートは底
部(4b)と側壁(4a)と共に容器の開口部を通して
容器内部へ挿入され、一方、包囲するフランジ状周縁部
(6)は容器の開口部を限定する周縁セクション上に載
置される。従って、フランジ状周縁部(6)は容器内に
おけるフィルターインサート(2)の支持部材として作
用する。
【0027】容器としてはコーヒーポットやティーポッ
トが好適な例である。しかしながら、このフィルターイ
ンサートはカップのような飲用容器にも利用できる。
【0028】図1の(a)および(c)が示すように、
フィルターハウジング(4)は円形状断面を有する。2
つの直径方向に対置する位置には、突出板(7)がそれ
ぞれ形成される。これらの突出板(7)はフィルターイ
ンサート(2)の挿入や取出しのための把持部として役
立つだけでなく、容器の開口部の直径がフランジ状周縁
部(6)の直径よりも若干大きいときのフィルターイン
サートの支持機能も果たす。
【0029】フィルターハウジング(4)は第1セクシ
ョン(8)と第2セクション(10)に分割される。特
に図1の(a)と(c)が示すように、各々のセクショ
ン(8)および(10)はいわゆる180°- 扇形を形
成してフィルターハウジング(4)の半分を占める。
【0030】第1セクション(8)は液透過性であっ
て、フィルターハウジング(4)の側壁(4a)の半分
の部分に開口部(12)を有しており、該開口部には図
示する態様の場合には篩組織で覆われている。同様に、
第1セクション(8)に属するフィルターハウジング
(4)の底部(4b)の半分の部分には開口部(16)
が形成されており、該開口部も篩組織(18)で覆われ
ている。液透過性の第1セクション(8)はフィルター
ハウジング(4)の半分を形成するので、開口部(1
2)は篩組織(14)を有するフィルターハウジング
(4)の側壁(4a)内において180°の角度で延
び、一方、篩組織(18)を有する開口部(16)は底
部(4b)において対応する半円形の部分を占める。篩
組織としては、特殊鋼製もしくはプラスチック製の篩組
織が例示される。図示する篩組織(14)および(1
8)の代りに、フィルターハウジング(4)の側壁(4
a)と底部(4b)に対応する穿孔を設けてもよい。
【0031】これに対して、第2セクション(10)は
液不透過性であって、これに属するフィルターハウジン
グ(4)の側壁(4a)の部分と底部(4b)の半分に
対応する部分は閉鎖されている。特に図1(a)に示す
ように、フィルターハウジング(4)の内部には、回転
スライダー(20)が回転軸(22)のまわりに回転可
能に配設される。図示する態様においては、回転スライ
ダー(20)の回転軸(22)はフィルターハウジング
(4)の対称軸もしくは中心軸と一致する。この態様の
場合には、回転スライダー(20)はいわゆる二重翼と
して形成されており、回転軸(22)は回転スライダー
(20)の両方の翼(20a)および(20b)を相互
に結合させる中心を通って延びる(図1(a)参照)。
【0032】図示する態様の場合、回転スライダー(2
0)は平坦な板状部材として形成されており、フィルタ
ーハウジング(4)の内部においてその上側(4c)か
ら底部(4b)まで延びる。この場合、回転スライダー
(20)は図示していないその周縁部を介してフィルタ
ーハウジング(4)の側壁(4)と底部(4b)と液密
状態で滑動連接する。
【0033】図1の(a)と(b)に示すように、回転
スライダー(20)はその上側に上部セクション(2
4)を有しており、該上部セクションはフィルターハウ
ジング(4)の上側(4c)にわたって延びると共にフ
ランジ状周縁部(6)を両側まで覆う。この上部セクシ
ョン(24)は使用者のための把持部として役立つと共
に、対応する突出板(7)の上部にに設けられた止め
(26)と共同して回転スライダー(20)の回転運動
を制限する(図1(a)参照)。両方のセクション
(8)および(10)、回転スライダー(20)並びに
止め(26)は、図1(a)に示すフィルターハウジン
グ(4)の全直径にわたって延びた回転スライダー(2
0)の状態においては、両方のセクション(8)および
(10)が相互に分離されるように配設される。
【0034】以下、図1に示すフィルターインサートの
使用方法を説明する。まず第一に、回転スライダーを図
1(a)に示す状態にセットする。次いで、フィルター
ハウジング(4)の側壁(4a)と回転スライダー(2
0)によって限定される第1セクション(8)内へ被処
理物(通常は粉砕したコーヒー豆または茶原料)を充填
する。このようにして準備したフィルターインサート
(2)は対応する適当な容器(通常はコーヒーポットま
たはティーポット)内へ挿入する。容器内には液体、好
ましくは水を満たす。液体を沸騰させ、フィルターイン
サート(2)を容器内に保持する。所定の浸出時間が経
過した後、回転スライダー(20)を図1(a)の矢印
Aの方向へ約180°回転させ、向かい側に位置する止
め(26)のところまで移動させる。この場合、フィル
ター残渣(通常は液中へ溶け出した粉砕したコーヒー豆
または茶原料)は液透過性の第1セクション(8)から
液不透過性の第2セクション(10)へ移送され、これ
によってフィルター残渣と周囲の液体との接触が中断さ
れるので、芳香性成分が液中へさらに放出されることは
ない。液不透過性の第2セクション(10)においては
フィルター残渣は周囲の液体から完全に隔離されるが、
これは、該セクション(10)がフィルターハウジング
(4)の側壁(4a)と回転スライダー(20)によっ
て周囲から密閉状に隔離されるからである。
【0035】図2にはフィルターインサートの別の実施
例(2')を示す。このフィルターインサートは図1に
示す実施例とは特に次の点で相違する。即ち、回転スラ
イダー(20')は二重翼ではなく、回転軸(22)か
ら半径方向にフィルターハウジング(4)の側壁(4
a)まで延びた単翼として形成されていることおよび側
壁(4a)と底部(4b)の内側に形成されて回転軸ま
で半径方向に延びた固定壁部材(28)を備えているこ
とである。回転スライダー(20')は固定壁部材とし
て形成されてもよく、あるいは平坦な板状部材として形
成されてもよい。さらに、図1と図2の比較から明らか
なように、第2実施例(2')に示す液透過性の第1セ
クション(8')は180°- 扇形ではなくて135°-
扇形として形成されている。開口部(12')は周縁方
向においてフィルターハウジング(4)の側壁(4a)
に沿って約135°の角度にわたって延びる。従って、
開口部(16')はフィルターハウジング(4)の底部
(4b)内に形成される(図2(c)参照)。さらに、
第1実施例とは異なり、単一の止め(26')は突出板
(7)に対して偏心して該突出板状に設けられる(図2
(a)参照)。他の全ての部材は第1実施例に対応する
ので、これらの一致する部材のさらに詳しい説明は繰り
返しを避けるために省略する。
【0036】図2(a)には回転スライダー(20')
の初期状態を示す。該スライダーの固定壁部材(28)
方向への移動は不可能である。これは、回転スライダー
(20')の回転軸(22)に隣接するセクションが固
定壁部材(28)の対応するセクション上に既に存在し
ているからである。
【0037】この第2の実施例においては、回転スライ
ダー(20')が図2の(a)に示す初期状態にあると
きに、被処理物はフィルターハウジング(4)の内部、
好ましくは、第1セクション(8')の領域内へ入れら
れる。回転スライダー(20')のこの状態において
は、両方のセクション(8')および(10)は相互に
分離されていない(即ち、貫通する分離壁が存在しな
い)ので、被処理物は液不透過性の第2セクション(1
0)内へも配分させることができるが、これによってフ
ィルターインサート(2')の機能が何らかの影響を受
けることはない。
【0038】浸出時間の経過後、回転スライダー(2
0')を図2の(a)に示す初期状態から矢印(B)の
方向へ回転させることによって第1セクション(8')
内に存在するフィルター残渣を連行する。回転スライダ
ー(20')の回転運動を、該スライダーが止め(2
6')の位置に達するまでおこなうことによって、全て
のフィルター残渣を液不透過性の第2セクション(1
0)まで移送する。もちろん、止め(26')を別の位
置に設けることによって、第2セクション(10)内の
フィルター残渣を閉じ込める空間をより小さくすること
もできる。
【0039】図3には、図2に示すフィルターインサー
トの第2実施例(2')をわずかに改変した実施例
(2'')を示す。このフィルターインサートは図2に示
す実施例とは次の点で異なる。即ち、液透過性の第1セ
クション(8'')は135°- 扇形として形成されない
で、約225°の角度で回転できるように形成されてい
ることおよび篩組織を有さないで穿孔部を有することで
ある。
【0040】図4には第3実施例(2'')の作動方法を
示す。この図には前述の実施例と後述の実施例の場合と
は別の回転スライダーの作動方法を示す。図4の(a)
においては、固定壁部材(28)に隣接する回転スライ
ダー(20')は初期状態にある。茶用フィルターハウ
ジングの内部においては茶原料(T)を浮遊浸漬させて
実質上全てのフィルターハウジング内に分布させる。次
いで、回転スライダー(20')を図4(b)の矢印
(A)の方向へ回転させて図4(b)の最終状態まで移
動させることによって、液不透過性の第2セクション
(10'')と液透過性の第1セクション(8'')を隔離
する。図4(a)に示す初期状態から図4(b)に示す
最終状態まで回転移動する間に、回転スライダー(2
0')は茶原料(T)を連行してこれを液不透過性の第
2セクション(10'')内に封入する。該第2セクショ
ンは最終状態の回転スライダー(20')と固定壁部材
(28)によって限定される室を形成する。従って、液
不透過性の第2セクション(10'')内の全ての茶原料
(T)は液透過性の第1セクション(8'')から分離さ
れて周囲の液体と遮断されるので、芳香性成分が周囲の
液中へさらに放出されることはない。
【0041】上述の実施例においては、回転軸(22)
は、例えばフィルターハウジング(4)内で軸方向に固
定された金属製の軸であってもよく、該軸上には回転ス
ライダー(20)または(20')が関節状に接合され
る。
【0042】第2実施例(2')および第3実施例
(2'')の場合には、例えば図5に示すようなキャップ
(30)を回転可能な状態で使用してもよい。キャップ
(30)の下側(30a)には回転スライダー(2
0')がキャップ(30)に対して回転不能に固定され
るので、該スライダーはフィルターインサート(2')
または対応する容器に載置されたキャップ(30)から
懸垂状態でフィルターハウジンぐ(14)内へ突出す
る。キャップ(30)が回転スライダー(20')の回
転可能な載置を許容するためには、キャップ(30)自
体がフィルターインサート(2')のフィルターハウジ
ング(4)の上側(4c)または使用する容器の上側に
おいて回転可能にに配設されることが保証されなければ
ならない。回転スライダー(20')は図3に示すキャ
ップ(30)と一体的に形成されているのが好ましい。
装着されたキャップ(30)を回転させることによっ
て、回転スライダー(20')は上述のようにして自動
的に回転運動する。
【0043】回転スライダー(20')は完全に自由な
懸垂状態もしくは浮遊状態で保持するだけでなく、回転
スライダー(20')の下側に小さな尖端を形成させて
該尖端を対応する深さにわたってフィルターハウジング
(4)の底部(4c)に食い込ませてもよいが、この態
様は図示されていない。
【0044】さらにまた、図3に示すキャップ(30)
の代りに、対応する開口部を有するキャップを設けても
よい。装着したキャップの該開口部を通して回転スライ
ダー(20)もしくは(20')の上部が差し込まれる
ので外側からの操作が容易になる。また、キャップは中
央部に穿孔を有していてもよい。該穿孔を通して棒を差
し込み、該棒の外側に位置する上部端に取っ手を固定す
ると共にその反対側の内部端には回転スライダーを固定
する。この場合、該棒は同時に回転軸としても機能す
る。
【0045】図6にはフィルターインサートの第4実施
例(2''')を示す。この実施例は上述の実施例とは次
の点で相違する。即ち、回転スライダー(120)と固
体壁部材(128)がティーポット等の容器内に設置さ
れるフィルターインサートの一部ではなくて、容器、例
えば、図6に示すようなカップ(40)内へ直接的に設
置される点で相違する。この場合、回転スライダー(1
20)は、固定壁部材(128)に向い合うその垂直方
向の側周縁部を介して、固定壁部材(128)の隣接す
る垂直方向の側周縁部上に旋回可能に位置する。さら
に、回転スライダー(120)はその上部に穿孔セクシ
ョン(120a)を有する。該穿孔セクションは液透過
性であるので、回転運動中の回転スライダー(120)
を越えて液体があふれ出ることは防止される。図6に示
す第4実施例(2''')における回転スライダー(12
0)の機能は上述の実施例の場合と同様である。図6に
おいて、破線および実線で表わす回転スライダー(12
0)はそれぞれ初期状態および最終状態を示す。
【0046】なお、図示されてはいないが、時間調節さ
れた駆動装置を具備していてもよい。使用者はタイマー
に所望の浸出時間をセットする。所定の浸出時間の経過
後、駆動装置が自動的に作動して回転スライダー(2
0)または(20')を回転させ、これによってフィル
ター残渣は液不透過性の第2セクション(10)へ移送
される。
【0047】また、上述の種々の実施例に記載の器具は
完全なプラスチック製にしてもよい。
【0048】
【発明の効果】本発明によれば、フィルターハウジング
内のフィルター残渣と容器内の液体との接触を、フィル
ターインサートを取り外すことなく適当に終了させるこ
とができるので、フィルター残渣から過度に放出される
苦味成分等によって飲料等の風味が損なわれることはな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による器具の第1実施例を示す。
(a)、(b)および(c)はそれぞれフィルターハウ
ジングの上面図、側面図および底面図である。
【図2】 本発明による器具の第2実施例を示す。
(a)、(b)および(c)はそれぞれフィルターハウ
ジングの上面図、側面図および底面図である。
【図3】 本発明による器具の第2実施例を改変した第
3実施例を示す。(a)および(b)はそれぞれフィル
ターハウジングの上面図および側面図である。
【図4】 回転スライダーを備えた第3実施例を示す。
(a)および(b)はそれぞれ回転スライダーの初期状
態および最終状態を示す上面図である。
【図5】 第2実施例および第3実施例のフィルターハ
ウジング用のキャップの側面図である。
【図6】 本発明による器具の第4実施例をポット内に
入れた状態を示す模式的な透視斜視図である。
【符号の説明】
2、2'、2''、2'''……フィルターインサート 4、40……ハウジング 6……周縁部 7……突出部 8、8'、8''……液透過性の第1セクション 10、10'、10''……液不透過性の第2セクション 12、12'、16、16'……開口部 14、18……篩組織 20、20'、120……回転スライダー 22……回転軸 28、128……固定部材 30……キャップ 120a……液透過性セクション T……固体状香料 A、B……回転スライダーの回転方向
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 598018421 Hans−Duncker−Strass e 1 D−21035 Hamburg, Germany (72)発明者 クリスティアン・ユストゥス ドイツ連邦共和国デー−20148ハンブルク、 ハイムフーダー・シュトラーセ58番

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体、特に水の中へ放出された固体状香
    料(T)、特に茶原料もしくはコーヒー豆を封入するた
    めの封入器具において、初期状態と最終状態の間で移動
    可能に配設されて最終状態で該固体状香料(T)の収容
    室(8、8'、8'')を限定するスライダーであって、
    回転軸(22)の周りを回転可能に配設された回転スラ
    イダー(20、20'、120)として形成されたスラ
    イダーを具有する封入器具。
  2. 【請求項2】 ハウジング(4、40)を具備する請求
    項1記載の器具。
  3. 【請求項3】 容器、特にティーポット内において使用
    するために特に回転体として形成されたハウジング(4
    0)を具備し、器具(2''')のハウジング(40)が
    容器のハウジング(40)から形成された請求項2記載
    の器具。
  4. 【請求項4】 回転スライダー(120)が液透過性セ
    クション(120a)を有する請求項3記載の器具。
  5. 【請求項5】 液透過性セクション(120a)が回転
    スライダー(120)の上部に配設された請求項4記載
    の器具。
  6. 【請求項6】 液透過性セクション(120a)が穿孔
    状態にある請求項4または5記載の器具。
  7. 【請求項7】 固体状香料(T)を収容するための特に
    回転体として形成され、液透過性の第1セクション
    (8、8'、8'')および最終状態において回転スライ
    ダー(20')によって限定されて固体状香料(T)を
    収容する液不透過性の第2セクション(10、10'、
    10'')を有するフィルターハウジングを具備する容
    器、特にティーポット用のフィルターインサートとして
    使用される器具、(2、2'、2'')であって、回転ス
    ライダー(20')がその初期状態から最終状態へ移動
    する際に固体状香料(T)を第2セクション(10'、
    10''、10''')へ連行し、第1セクション(8、
    8'、8'')と第2セクション(10'、10''、1
    0''')が実質的にスライダー(20')の回転方向
    (A、B)に並置される請求項2記載の器具。
  8. 【請求項8】 フィルターハウジング(4)の第1セク
    ション(8、8')が少なくとも部分的に穿孔された少
    なくとも1つの壁部および/または篩組織(14、1
    8)によって覆われた開口部(12、16;12'、1
    6')を有する請求項7記載の器具。
  9. 【請求項9】 フィルターハウジング(4)の底部(4
    b)の第1セクション(8、8'、8'')に属する部分
    も液透過性である請求項7または8記載の器具。
  10. 【請求項10】 フィルターハウジング(4)と回転ス
    ライダー(20、20')がプラスチック製である請求
    項7から9いずれかに記載の器具。
  11. 【請求項11】 回転スライダー(20、20'、12
    0)の周縁部の少なくとも一部が実質上液密性の滑動状
    態でハウジング(4、40)の壁部(4a)の少なくと
    も一部の上に存在する請求項2から10いずれかに記載
    の器具。
  12. 【請求項12】 回転スライダー(20)がハウジング
    (4)の幅全体にわたって延びて二重翼を形成し、回転
    軸(22)が、両翼(20a,20b)を相互に連結す
    る回転スライダー(20)の中央セクションを通って延
    びる請求項2から11いずれかに記載の器具。
  13. 【請求項13】 回転スライダー(20'、120)が
    回転軸(22)からハウジング(4)の壁部(4a)へ
    の半径方向に延びた翼として形成され、第2セクション
    (10)が最終状態の回転スライダー(20'、12
    0)と共に、特にハウジング(4、40)の壁部(4
    a)から突出する固定部剤(28、128)によって制
    限される請求項2から11いずれかに記載の器具。
  14. 【請求項14】 固定部材(28、128)がハウジン
    グ(4)の壁部(4a)から実質上もしくはほとんど半
    径方向において回転軸(22)の方向へ延びた請求項1
    3記載の器具。
  15. 【請求項15】 回転スライダー(20、20'、12
    0)がハウジング(4、40)に回転可能に配設された
    請求項2から14いずれかに記載の器具。
  16. 【請求項16】 回転スライダー(20)が、回転スラ
    イダー(20)が液中に浸漬された状態において液面に
    隣接して位置するかまたは液面から突出するセクション
    (24)上に、特に突出板として形成された把持部を具
    有する請求項1から15いずれかに記載の器具。
  17. 【請求項17】 特にハウジング(4)の上部(4c)
    に存在する開口部を閉鎖するためのキャップを具有し、
    把持部が回転スライダー上に直接的または好ましくは一
    体的に固定され、キャップが開口部を有し、ファルター
    ハウジングにキャップを装着させたときに把持部が該開
    口部から突出する請求項2から16いずれかに記載の器
    具。
  18. 【請求項18】 特にハウジング(4)の上部(4c)
    に存在する開口部を閉鎖するためのキャップを具有し、
    回転スライダー上に取っ手が固定され、該取っ手がキャ
    ップの開口部を通して案内され、該取っ手の外側の自由
    端に把持部が位置する請求項2から16いずれかに記載
    の器具。
  19. 【請求項19】 特にハウジング(4、40)の上部
    (4c)に存在する開口部を閉鎖するためのキャップ
    (30)を具有し、キャップ(30)がハウジング
    (4、40)上に回転可能に装着され、回転スライダー
    (20'、120)が、ハウジング(4、40)に向い
    たキャップの側部(30a)に回転不能に固定された請
    求項2から14および16のいずれかに記載の器具。
  20. 【請求項20】 キャップ(30)が回転スライダー
    (20')用の回転軸受けを形成する請求項19記載の
    器具。
  21. 【請求項21】 回転スライダー(20、20'、12
    0)が実質上平坦な板状部材として形成された請求項1
    から12いずれかに記載の器具。
  22. 【請求項22】 固体状香料(T)の収容室であって、
    回転スライダーの最終状態において該スライダーによっ
    て限定される収容室(8、8'、8'')の内部へ該固体
    状香料(T)を連行するように回転スライダーを駆動さ
    せる経時的調節が可能な駆動装置を具備する請求項1か
    ら21いずれかに記載の器具。
JP2000042763A 1999-02-19 2000-02-21 固体状香料の封入器具 Pending JP2000237055A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE29902992-1 1999-02-19
DE29902992U DE29902992U1 (de) 1999-02-19 1999-02-19 Filtereinsatz

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000237055A true JP2000237055A (ja) 2000-09-05

Family

ID=8069651

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000042763A Pending JP2000237055A (ja) 1999-02-19 2000-02-21 固体状香料の封入器具

Country Status (7)

Country Link
US (1) US6318244B1 (ja)
EP (1) EP1029484B1 (ja)
JP (1) JP2000237055A (ja)
CN (1) CN1214957C (ja)
AT (1) ATE245930T1 (ja)
DE (2) DE29902992U1 (ja)
HK (1) HK1030916A1 (ja)

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7219600B1 (en) 2004-03-12 2007-05-22 Tea Spot, Inc. Infuser tea pot
ES2289381T3 (es) * 2004-03-26 2008-02-01 Illycaffe' S.P.A. Cartucho integrado para la extraccion de una bebida de una sustancia particular.
US20070262015A1 (en) * 2006-05-11 2007-11-15 Melitta Haushaltsprodukte Gmbh & Co. Kg Filter
CN102984975B (zh) * 2010-05-31 2016-04-13 林斯什黑尔德两合公司 封装调味固体的装置和具有这种装置的容器
CN102293564B (zh) * 2011-08-26 2013-08-07 陆焕炯 滤叶水杯及其使用方法
CN103767452A (zh) * 2012-10-28 2014-05-07 郭光珍 过滤茶叶茶壶盖
US20170135526A1 (en) * 2013-03-15 2017-05-18 Whirlpool Corporation High performance adjustable juicer with whole foods feed chute
CN104352165B (zh) * 2014-11-17 2018-02-02 东莞市伊恋食品有限公司 咖啡机及其过滤杯
TWI556775B (zh) * 2015-07-16 2016-11-11 zhao-guang Chen Container with tea function
US10244885B2 (en) * 2015-11-03 2019-04-02 Michael Barber Systems and methods for a reusable beverage funnel filter
FR3045274B1 (fr) * 2015-12-16 2017-12-29 Seb Sa Appareil de preparation d'aliments pour animaux
US11553813B2 (en) 2017-03-17 2023-01-17 Menna Corporation Infusion assembly, containment vessel provided with such an infusion assembly, kit for assembling the same, and corresponding methods of manufacturing, operating and use associated thereto
US11583130B2 (en) * 2019-10-18 2023-02-21 Timothy Arthur Bindon Beverage brewing assembly
TWI824954B (zh) * 2023-03-16 2023-12-01 國立勤益科技大學 旋轉式沏茶結構

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE569372C (de) 1931-10-18 1933-02-01 Johannes Schwarz Aufbruehkanne mit einer an dem Deckel angeordneten, in das Innere der Kanne ragenden, zur Aufnahme des Bruehgutes bestimmten Siebhuelse
US2569820A (en) * 1946-06-21 1951-10-02 Arthur A Locke Hot beverage maker
DE6920123U (de) 1969-05-19 1970-10-15 Rega Gmbh & Co Kg Schneidvorrichtung zum entwerten von fahrscheinen.
DE8430876U1 (de) * 1984-10-20 1986-05-15 Senger, Michael, 3300 Braunschweig Kaffeemaschine
GB2249021A (en) * 1990-09-25 1992-04-29 Tea Council An infusion device
DE4124993C2 (de) 1991-01-29 1996-11-21 Andreas Frank Stoeriko Vorrichtung zum Zubereiten von Tee
US5461968A (en) * 1994-09-02 1995-10-31 Portman; Jill Brewing pot
GB9513572D0 (en) * 1995-07-04 1995-09-06 Ag Patents Ltd Infusion container
NL1001025C2 (nl) * 1995-08-22 1997-02-25 Koninklijke Olland Groep Bv Inrichting voor het brouwen van koffie, thee en dergelijke dranken.
DE19637899A1 (de) * 1996-07-06 1998-01-08 Elvira Ahrens Einsatz für Thermoskannen und Glaskannen

Also Published As

Publication number Publication date
CN1214957C (zh) 2005-08-17
US6318244B1 (en) 2001-11-20
DE29902992U1 (de) 1999-10-21
DE50003054D1 (de) 2003-09-04
HK1030916A1 (en) 2001-08-17
EP1029484B1 (de) 2003-07-30
CN1266008A (zh) 2000-09-13
ATE245930T1 (de) 2003-08-15
EP1029484A1 (de) 2000-08-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000237055A (ja) 固体状香料の封入器具
US6272974B1 (en) Beverage brewing press
US20080148956A1 (en) Coffee maker
JPH06505168A (ja) 容器のためのフィルタ挿入物
JP2002512825A (ja) 家庭用フライヤー
BR102020014132A2 (pt) Dispositivo para preparação de café
KR101577256B1 (ko) 인스턴트식 차류 교반장치
JP2010259454A (ja) マグカップ
AU2017378354B2 (en) Steeping apparatus and methods for brewing a beverage
EP3595497B1 (en) Infusion assembly and containment vessel provided with such an infusion assembly
US1962493A (en) Coffee making apparatus
CN107095546A (zh) 一种旋转离心分离排残渣茶杯
CN113453593B (zh) 配备有可提升的滤篮的冲泡饮料制备机
CN111671301B (zh) 配备有旋转滤网的冲泡饮料制备机
CN207477325U (zh) 一种旋转离心分离排残渣茶杯
KR101545961B1 (ko) 식품 발효기
JP2001008809A (ja) ドリッパー付カップ
US2258589A (en) Coffee maker
CN211862465U (zh) 一种泡茶装置
CN211380843U (zh) 咖啡冲泡装置
CN218528392U (zh) 磁吸式泡饮杯
JPS6216985Y2 (ja)
JPH034179Y2 (ja)
JPH0444714A (ja) お茶の入れ方および用具
CN112294112A (zh) 咖啡冲泡装置