JP2000235947A - 重ね合わせ精度測定マークおよび重ね合わせ精度測定方法 - Google Patents

重ね合わせ精度測定マークおよび重ね合わせ精度測定方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】第一の回路パターンの上部に第二の回路パター
ンを形成する際の重ね合わせ精度測定誤差を低減するこ
と。 【解決手段】下層パターン1および上層パターン2を、
それぞれ複数の幅の異なるパターン1a〜1c、2a〜
2bにより構成する。複数のパターンの幅のうち最大幅
をW1、最小幅をW2としたとき、W1≧2W2とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置や液晶
パネル製造時のリソグラフィ工程においてパターン形成
位置精度を測定するために使用される重ね合わせ精度測
定マークおよびこれを用いた重ね合わせ精度測定方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体製造工程や液晶パネル製造工程等
におけるリソグラフィー技術においては、微細パターン
を正確に形成すると同時にパターンを下地層に精度よく
重ね合わせることが重要な課題となる。このためこれら
の製造プロセスでは、第一の回路パターンの上部に第二
の回路パターンを形成する際に重ね合わせ精度を測定
し、重ね合わせ精度が不良のもの、すなわち、重ね合わ
せずれが一定値以上のものを除去することで良品率の向
上を図っている。
【0003】この重ね合わせ精度を測定するため、従来
から種々の重ね合わせ精度測定パターンが利用されてき
た。代表例を図5〜7に示す。図5はボックスインボッ
クス型パターン、図6はフレームインフレーム型パター
ン、図7はバーインバー型パターンを示すものである。
これらのパターンはいずれも、下地層に下層パターン1
が形成され、下地層上に形成された上層膜上に上層パタ
ーン2が形成されている。
【0004】ボックスインボックス型パターンは図5に
示す構造を有しており、上面が四角形状の下層パターン
1と、その内側に形成され下層パターン1よりも小さい
四角形状の上層パターン2とからなっている。また、フ
レームインフレーム型パターンは図6に示す構造を有し
ており、上面がフレーム形状の下層パターン1と、下層
パターン1の内側に設けられ下層パターン1よりも小さ
いフレーム形状の上層パターン2とからなっている。ま
た、バーインバー型パターンは図7に示す構造を有して
いる。下層パターン1は、上面が線状の形状を有するバ
ーが四角形の各辺に配置された構造を有しており、この
下層パターン1の内側に同様の構造の上層パターン2が
形成されている。なお図5〜7では各パターンの断面構
造は溝形状となっているが、凸形状であっても構わな
い。
【0005】このような重ね合わせ精度測定パターンを
用いて重ね合わせ精度を測定する場合、まず下地層上に
下層パターン1を形成し、下地層上に上層膜を形成した
後、上層パターン2を形成して、重ね合わせ精度を測定
する。重ね合わせ精度の測定は、通常、光学式画像処理
方式の重ね合わせ測定装置を用いて重ね合わせ精度測定
用パターンからの反射光の光強度プロファイルを測定す
ることにより行う。この光強度プロファイルから下層パ
ターンおよび上層パターンの中心位置をそれぞれ算出
し、これらの中心位置間のずれを重ね合わせ精度とす
る。
【0006】ところが、素子の微細化に伴い重ね合わせ
精度に対する要求水準が益々高まる中、上記した従来の
重ね合わせ精度測定用パターンでは充分に正確な測定を
行うことは困難となってきた。このため、近年、重ね合
わせ精度をより正確に行うための検討が種々行われてい
る。
【0007】特開平10−50583号公報には、重ね
合わせ測定マークを、実際の回路パターンの設計ルール
(最小加工寸法)と同じ寸法にすることにより、重ね合
わせ精度を正確に測定する技術が開示されている。図8
は、上記公報記載の重ね合わせ測定マークを示すもので
ある。この重ね合わせ測定マークは、下層パターン1
(第一の重ね合わせ測定マーク)と上層パターン2(第
二の重ね合わせ測定マーク)とからなっている。下層パ
ターン1は、複数本の線状パターンからなり、各線状パ
ターンの幅および隣接線状パターンの間隔は、いずれ
も、下層の回路パターンの設計ルールと同じ0.4μm
となっている。また上層パターン2も同様に、複数本の
線状パターンからなり、各線状パターンの幅および隣接
線状パターンの間隔は、いずれも、上層の回路パターン
の設計ルールと同じ0.4μmとなっている。このよう
に実際の回路パターンの設計ルール(最小加工寸法)と
同じ寸法にすることにより、結像位置の差が生じ難くな
り、重ね合わせ精度を正確に測定することができるとさ
れている。
【0008】しかしながらこの技術によっても、微細化
したパターン、特に0.25μm以下の設計ルールのパ
ターンを有する半導体装置の製造においては、必ずしも
充分な重ね合わせ精度の測定精度は得られない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】重ね合わせ精度の測定
誤差は、以下のように表すことができる。 (重ね合わせ精度の測定誤差)=TIS+WIS+f
(TIS) TIS(Tool Induced Shift):測定装置に由来する誤
差 WIS(Wafer Induced Shift):計測対象に由来する
誤差 f(TIS):TISとWISの相互作用による誤差 以下、上記式に含まれるTIS、WISおよびf(TI
S)について説明する。
【0010】TISは、以下のようにして測定される。
まず第一の位置にウエハを配置し、下層パターンと上層
パターンの各中心位置のずれxを測定する(図9
(a))。次いで基板を180゜回転させて第二の位置
にウエハを配置し、下層パターンと上層パターンの各中
心位置のずれyを測定する(図9(b))。測定系に由
来する誤差が無い場合はx=yとなり、TISは0とな
るはずであるが、実際には重ね合わせ精度測定装置の光
学系の不完全さ、特に照明光の光軸の垂直性の不十分さ
を反映して若干の絶対値を持つ値となるのが普通であ
る。TISの絶対値が大きくなるほど重ね合わせ精度測
定装置の精度が低いことになる。
【0011】TIS測定は、一般に次のような方法で行
われる。すなわち、重ね合わせ精度測定装置の照明系の
光軸をパターン中心に合致させた状態で該パターンに所
定の波長と強度を有する光を照射し、反射光をリニアC
CDに取り込み、電気信号に変換して図4(b)、
(d)に示すような電気信号波形を得、この波形からた
とえば閾値法に基づいて上下パターンのエッジ間中点位
置をそれぞれ割り出し、両者を比較することでTISが
得られる。なお、実際にTIS測定を行うと、その測定
値には、後述するようにTISのみならずf(TIS)
も含まれることとなる。
【0012】WISは、計測対象の形状等に由来する誤
差である。計測対象となるウエハ表面には、下地膜が形
成され、この下地膜に重ね合わせ精度測定マークが設け
られる。この重ね合わせ精度測定マークの形状のばらつ
きに起因して、マークのエッジ位置における光強度プロ
ファイルが、例えば右のエッジと左のエッジとで非対称
となることがある。図4はこの様子を図示したものであ
る。図には、溝状パターンの断面構造(図4(a)、
(c))と、このパターンに光を照射したときの反射光
の光強度プロファイル(図4(b)、(d))が示され
ている。図4(a)のように左右が対称な場合、図4
(b)のように左右対称な光強度プロファイルが得られ
る。ところが、図4(c)のように左右が非対称な場
合、図4(d)のように左右非対称な光強度プロファイ
ルとなる。図中のd1とd2の中点である(d1+d2)/
2がパターンの位置とされるので、マーク形状が左右非
対称であるとマークの位置が真の位置からずれることと
なり、誤差が生じる。このような誤差がWISである。
【0013】f(TIS)は、TISとWISの相互作
用による誤差である。TISは前述のように測定装置に
由来するものである。しかし、重ね合わせ精度測定マー
クの形状が変わると反射光の経路が変わり、測定系の収
差の影響の受け方が変わってくる。さらに、マークの形
状によりマーク位置の検出精度が異なり、図4における
中心位置決定の際の精度が変動する。このように、測定
装置固有の誤差と測定対象の形状等による誤差とが複雑
に相互作用し、計算により補正することのできない誤差
が生じるのである。このような誤差がf(TIS)であ
る。
【0014】以上、TIS、WISおよびf(TIS)
について説明したが、このうち重ね合わせ精度の誤差を
小さくする上で重要となるのは、f(TIS)の低減で
ある。TISは計算により補正可能であるが、f(TI
S)は計算による補正を行うことが困難だからである。
【0015】従来技術においては、TISやWIS低減
についての検討は種々なされてきたが、f(TIS)に
ついて着目し、これを低減する検討はほとんどなされて
いなかった。ところが、回路パターンの微細化に伴って
従来より一段高い水準の重ね合わせ精度が要求される現
在、f(TIS)の値を小さくすることがきわめて重要
である。
【0016】上記事情に鑑み、本発明はf(TIS)の
値を小さくし、高水準の重ね合わせ精度を実現すること
を目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明によれば、第一の回路パターンの上部に第二の回路パ
ターンを形成する際の重ね合わせ精度を測定するために
用いられる重ね合わせ精度測定マークであって、第一の
回路パターンと同じ層の所定箇所に形成された線状また
はフレーム形状の下層パターンと、第二の回路パターン
と同じ層の所定箇所に形成された線状またはフレーム形
状の上層パターンとを備え、前記下層パターンが複数の
幅の異なるパターンからなることを特徴とする重ね合わ
せ精度測定マークが提供される。
【0018】また本発明によれば、基板に設けられた第
一の回路パターンの上部に第二の回路パターンを形成す
る際の重ね合わせ精度を測定する方法であって、第一の
回路パターンと同じ層の所定箇所に形成され幅の異なる
複数のパターンからなる線状またはフレーム形状の下層
パターンと、第二の回路パターンと同じ層の所定箇所に
形成された線状またはフレーム形状の上層パターンとを
備えた重ね合わせ精度測定マークを用い、前記下層パタ
ーンに含まれる一のパターンを第一のパターンとし、前
記上層パターンを第二のパターンとして、第一のパター
ンと第二のパターンのすべての組み合わせについて下記
ステップ(a)〜(c)を行い、zの値が最小となる組
み合わせを選択した後、該組み合わせを用いて前記重ね
合わせ精度を測定することを特徴とする重ね合わせ精度
測定方法、 (a)前記基板を第一の位置に配置して第一のパターン
と第二のパターンの相対的な位置ずれxを測定するステ
ップ (b)第一の位置に対して前記基板の法線方向を中心に
して180度回転させた第二の位置に前記基板を配置
し、第一のパターンと第二のパターンの相対的な位置ず
れyを測定するステップ (c)xとyの平均値zを算出するステップが提供され
る。
【0019】また本発明によれば、基板に設けられた第
一の回路パターンの上部に第二の回路パターンを形成す
る際の重ね合わせ精度を測定する方法において、第一の
回路パターンと同じ層の所定箇所に形成され幅の異なる
複数のパターンからなる線状またはフレーム形状の下層
パターンと、第二の回路パターンと同じ層の所定箇所に
形成され幅の異なる複数のパターンからなる線状または
フレーム形状の上層パターンとを備えた重ね合わせ精度
測定マークを用い、前記下層パターンに含まれる一のパ
ターンを第一のパターンとし、前記上層パターンに含ま
れる一のパターンを第二のパターンとして、第一のパタ
ーンと第二のパターンのすべての組み合わせについて下
記ステップ(a)〜(c)を行い、zの値が最小となる
組み合わせを選択した後、該組み合わせを用いて前記重
ね合わせ精度を測定することを特徴とする重ね合わせ精
度測定方法、 (a)前記基板を第一の位置に配置して第一のパターン
と第二のパターンの相対的な位置ずれxを測定するステ
ップ (b)第一の位置に対して前記基板の法線方向を中心に
して180度回転させた第二の位置に前記基板を配置
し、第一のパターンと第二のパターンの相対的な位置ず
れyを測定するステップ (c)xとyの平均値zを算出するステップが提供され
る。
【0020】本発明によれば、従来、低減することの困
難であったf(TIS)の値を効果的に低減できる。前
述のようにf(TIS)は、TISとWISの相互作用
による誤差であるが、本発明者の検討によれば、この値
は重ね合わせ精度測定マークのパターン幅によって大き
く異なる値をとる。本発明はかかる知見に基づいてなさ
れたものである。
【0021】f(TIS)が重ね合わせ精度測定マーク
のパターン幅によって大きく異なる理由については必ず
しも明確ではないが、以下のようなことが考えられる。
すなわち、パターン幅が広いほど、埋め込み性の向上等
の理由により得られる信号が鮮明となるが、一方、マー
クの左右のエッジの非対称性の影響が顕著となる。信号
の鮮明さとエッジの非対称性はいずれもエッジ位置の検
出精度に大きく影響することから、パターン幅の広狭に
よってエッジ位置の検出精度が変わり、結果として異な
るf(TIS)の値をとるものと考えられる。さらに、
パターン幅が異なると、反射光の経路が異なることから
測定系の収差の影響の受け方が変動する。すなわち、パ
ターン幅の広狭によって収差の影響が異なることとな
り、この点からもf(TIS)の値が変動すると考えら
れる。
【0022】実際には、これ以外の要因も複雑に絡み合
うことによって、f(TIS)の値がパターン幅により
変動するものと考えられる。本発明はこのようなパター
ン幅がf(TIS)に及ぼす影響について着目し、f
(TIS)低減を図るものである。
【0023】本発明によれば、下層パターンが複数の幅
の異なるパターンからなるため、この中から選ばれる第
一のパターンと上層パターンを組み合わせ、すべての組
み合わせについてTISを測定する。このようにして得
られたTIS測定値は、TISおよびf(TIS)の和
を含むものである。したがって、上記のようなTIS測
定を行うことによりTISおよびf(TIS)の和の最
も小さいパターン幅を知ることができる。このパターン
幅を選択して重ね合わせ精度を測定することで従来にな
い高精度の重ね合わせ精度の測定が可能となる。なお、
本発明の重ね合わせ精度測定方法において、ステップ
(a)〜(c)がTIS測定に相当し、zの値がTIS
測定値に相当する。zの値は、TISとf(TIS)の
両方を含む値となっている。
【0024】本発明において、上層パターンが複数の幅
の異なるパターンからなるものとすることが好ましい。
このようにすれば、さらにf(TIS)の値を低減で
き、一層高精度の重ね合わせ精度の測定が可能となる。
この点について以下、さらに説明する。
【0025】良好な検出精度を得る上でのパターン幅の
最適値は、測定対象の形状因子や測定装置に関する因子
等、種々の因子によって変動し、測定場所や測定のタイ
ミングによって最適値が異なってくる。したがって、下
層パターンと上層パターンの両方を、複数の幅の異なる
パターンからなるものとすれば、最適パターン幅の組み
合わせ効果により、f(TIS)をさらに有効に低減で
きるのである。下層パターンのみを複数パターンとした
場合にも、f(TIS)低減の効果が得られる。ところ
が、上層パターンが最適なパターン幅と大きく離れた幅
であった場合には、たとえ下層パターンについて最適パ
ターン幅が選択されていても、充分なf(TIS)低減
効果が得られないことがある。すなわち下層パターンと
上層パターンのいずれかが不適切なパターン幅になって
いると、不適切な方の影響をより強く受けてf(TI
S)の値が大きくなってしまうことがある。以上の理由
により、上層パターンをも複数パターンとすれば下層パ
ターンを複数パターンとしたこととの相乗効果が得ら
れ、f(TIS)の値を一層低減できるのである。
【0026】
【発明の実施の形態】本発明の重ね合わせ精度測定マー
クは、下層パターンと上層パターンから構成され、これ
らはいずれも線状またはフレーム形状である。なお、こ
の形状はパターンを上面から見たときの形状をいう。こ
のような形状を有することから、本発明の重ね合わせ精
度測定マークは、フレームインフレーム型パターンまた
はバーインバー型パターン、またはフレーム型パターン
とバー型パターンを種々組み合わせた構造のいずれかに
該当する。なお、各パターンの断面構造は、溝状であっ
ても凸状であってもよい。
【0027】本発明において、下層パターンは複数の幅
の異なるパターンからなり、好ましくは上層パターンも
複数の幅の異なるパターンからなる。ここで、「複数の
幅の異なるパターン」とは、第一および第二の回路パタ
ーンの製造条件に応じ、適宜に幅の範囲が設定される。
【0028】本発明において、下層パターンに含まれる
複数のパターンの幅は、以下のようにすることが好まし
い。すなわち、下層パターンに含まれる複数のパターン
の幅のうち最大幅をW1、最小幅をW2としたとき、好ま
しくはW1≧2W2、さらに好ましくはW1≧3W2とす
る。また、W1とW2の差を、好ましくは0.5μm以
上、さらに好ましくは1μm以上とする。このようにす
ることによって、f(TIS)を低減するための最適な
パターン幅を複数のパターンの中から確実に見いだすこ
とができる。W1とW2の差が小さいとパターン幅による
f(TIS)の変動幅も小さく、最適なパターン幅を見
いだすことができない場合がある。なお、W 1とW2の差
は特に制限がないが、レイアウト効率を考慮すれば、5
μm以下とすることが好ましい。
【0029】また、本発明において、上層パターンに含
まれる複数のパターンの幅は、以下のようにすることが
好ましい。すなわち、上層パターンに含まれる複数のパ
ターンの幅のうち最大幅をW1、最小幅をW2としたと
き、好ましくはW1≧2W2、さらに好ましくはW1≧3
2とする。また、W1とW2の差を、好ましくは0.5
μm以上、さらに好ましくは1μm以上とする。このよ
うにすることによって、f(TIS)を低減するための
最適なパターン幅を複数のパターンの中から確実に見い
だすことができる。W1とW2の差が小さいとパターン幅
によるf(TIS)の変動幅も小さく、最適なパターン
幅を見いだすことができない場合がある。なお、W1
2の差は特に制限がないが、レイアウト効率を考慮す
れば、5μm以下とすることが好ましい。
【0030】なお、本発明における下層パターン、上層
パターンに含まれるパターンの幅は以下のようにするこ
とが好ましい。すなわち、パターンの幅のうち最大幅を
1、最小幅をW2としたとき、W1は、好ましくは0.
1μm以上、さらに好ましくは0.2μm以上とする。
このようにすることにより、通常のリソグラフィプロセ
スを用いて精度良くパターンを作製することができる。
一方W2は、好ましくは5μm以下、さらに好ましくは
3μm以下とする。このようにすることによって基板上
のレイアウト効率の低下を避けることができる。
【0031】本発明は、たとえば半導体装置の製造や液
晶パネルの製造等に適用することが好ましい。これらの
製造においては、高水準の重ね合わせ精度が要求される
ことから、本発明の効果がより顕著となるからである。
【0032】本発明を半導体装置の製造に適用する場
合、重ね合わせ精度測定マークは、たとえばスクライブ
領域に設けられることが好ましい。これによりウエハ上
のレイアウト効率の低下を避けることができる。特に多
層配線構造を作製する際に、かかる利点が顕著となる。
【0033】
【実施例】実施例1 本実施例は、バーインバー型パターンの重ね合わせ精度
測定マークに本発明を適用した例である。本実施例のマ
ークを図1に示す。下層パターン1は3本の異なる幅の
パターン1a、1b、1cから構成されている。一方、
上層パターン2は2本の異なる幅のパターン2a、2b
から構成されている。各パターンの幅は表1に記載され
ているとおりである。
【0034】下層パターン1は、リソグラフィ工程を経
て第一の層3中に形成されたものである。第一の層3の
別の箇所には第一の回路パターン(不図示)が形成され
ている。一方、上層パターン2はリソグラフィ工程を経
て第二の層4中に形成されたものである。第二の層4の
別の箇所には、第二の回路パターン(不図示)が形成さ
れている。下層パターン1と上層パターン2の位置のず
れを測定することにより、第一および第二の回路パター
ンの重ね合わせ精度が測定されることとなる。以下、こ
のマークを用いた重ね合わせ精度の測定方法を示す。
【0035】重ね合わせ精度の測定に先がけて、まずT
IS測定を行った。すなわち、上記重ね合わせ精度測定
マークを用い、下層パターン1から選択される第一のパ
ターンと上層パターン2から選択される第二のパターン
とのすべての組み合わせについてTIS測定を行った。
TIS測定は、光学式画像処理方式の測定装置を用いて
行った。
【0036】TIS測定に際し、まず、第一のパターン
および第二のパターンの位置を測定する必要がある。本
実施例では、第一のパターンが四角形の各辺に四個のバ
ー状のパターンが配置された形状を有しており、各バー
状パターンについて以下のように位置決定した。すなわ
ち、光を照射し、得られた反射光の光強度プロファイル
から図2のように左右のエッジ位置d1、d2を検出し、
中心位置dを算出した。この中心位置dをそのバー状パ
ターンの位置とした。
【0037】以上のようにして四角形の各辺に配置され
た四個のバー状パターンの位置を測定した後、これらの
中心位置を算出した。第一のパターンおよび第二のパタ
ーンについてそれぞれ中心位置を算出した後、これらの
位置のずれxを測定し、次いで基板を180゜回転さ
せ、上記と同様にして中心位置のずれyを測定した(図
9)。つづいて、z=(x+y)/2の値を算出し、こ
れをTIS測定値とした。
【0038】以上のようにして、第一のパターンおよび
第二のパターンのすべての組み合わせについてTIS測
定を行った。得られたTIS測定値は、TISとf(T
IS)の両方の誤差を含む。結果を表1に示す。
【0039】
【表1】 表に示された結果から、NO.3の組み合わせが最も小
さいTIS測定値を与えることがわかった。この組み合
わせを選択すれば、重ね合わせ精度の測定誤差を表す以
下の式におけるTISの項とf(TIS)の項の和を最
小にすることができる。 (重ね合わせ精度の測定誤差)=TIS+WIS+f
(TIS) この結果を踏まえ、上記の組み合わせを選択して実際の
重ね合わせ精度を測定することとした。この方法で重ね
合わせずれを測定した結果と、製造された装置について
電気的に回路間の重ね合わせ精度を測定して得られた結
果とは良好に一致した。これにより、本実施例の方法に
よれば高精度の重ね合わせずれ測定を実現できることが
確認された。
【0040】実施例2 実施例1では、断面が溝形状のパターンからなる重ね合
わせ精度測定マークを用いたが、本実施例では、断面凸
形状のパターンからなる重ね合わせ精度測定マークを用
いた。パターン形状およびパターンの幅を変えたこと以
外は実施例1と同様にして重ね合わせ精度を測定した。
【0041】本実施例の重ね合わせ精度測定マークを図
3に示す。下層パターン1は3本の異なる幅のパターン
1a、1b、1cから構成されている。一方、上層パタ
ーン2は2本の異なる幅のパターン2a、2bから構成
されている。各パターンの幅は表2に記載されていると
おりである。
【0042】下層パターン1は、リソグラフィ工程を経
て第一の層3中に形成されたものである。第一の層3の
別の箇所には第一の回路パターン(不図示)が形成され
ている。一方、上層パターン2はリソグラフィ工程を経
て第二の層4中に形成されたものである。第二の層4の
別の箇所には、第二の回路パターン(不図示)が形成さ
れている。下層パターン1と上層パターン2の位置のず
れを測定することにより、第一および第二の回路パター
ンの重ね合わせ精度が測定される。
【0043】重ね合わせ精度の測定に先がけて、実施例
1と同様にしてTIS測定を行った。第一のパターンお
よび第二のパターンのすべての組み合わせについてTI
S測定を行った結果を表2に示す。
【0044】
【表2】 表に示された結果から、NO.10の組み合わせが最も
小さいTIS測定値を与えることがわかった。この結果
を踏まえ、上記の組み合わせを選択して実際の重ね合わ
せ精度を測定することとした。この方法で重ね合わせず
れを測定した結果と、製造された装置について電気的に
回路間の重ね合わせ精度を測定して得られた結果とは良
好に一致した。これにより、本実施例の方法によれば高
精度の重ね合わせずれ測定を実現できることが確認され
た。
【0045】実施例3 本実施例では、図10のように、下層パターンのみを複
数のパターンとした。下層パターン1は3本の異なる幅
のパターン1a、1b、1cから構成されている。一
方、上層パターン2は単一のパターンである。パターン
の幅は表3に記載したとおりである。
【0046】下層パターン1は、リソグラフィ工程を経
て第一の層3中に形成されたものである。第一の層3の
別の箇所には第一の回路パターン(不図示)が形成され
ている。一方、上層パターン2はリソグラフィ工程を経
て第二の層4中に形成されたものである。第二の層4の
別の箇所には、第二の回路パターン(不図示)が形成さ
れている。下層パターン1と上層パターン2の位置のず
れを測定することにより、第一および第二の回路パター
ンの重ね合わせ精度が測定される。実施例1と同様にし
て第一のパターンおよび第二のパターンのすべての組み
合わせについてTIS測定を行った。結果を表3に示
す。
【0047】
【表3】 表に示された結果から、第一のパターンとしてNO.1
3を選択した組み合わせが最も小さいTIS測定値を与
えることがわかった。この結果を踏まえ、上記の組み合
わせを選択して実際の重ね合わせ精度を測定することと
した。この方法で重ね合わせずれを測定した結果と、製
造された装置について電気的に回路間の重ね合わせ精度
を測定して得られた結果とは良好に一致した。これによ
り、本実施例の方法によれば高精度の重ね合わせずれ測
定を実現できることが確認された。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、下
層パターンが複数の幅の異なるパターンからなるため、
この中から選ばれる第一のパターンと上層パターンを組
み合わせ、すべての組み合わせについてTISを測定す
ることで、TISおよびf(TIS)の和の最も小さい
パターン幅を知ることができる。このため、このパター
ン幅を選択して重ね合わせ精度を測定することで、従来
困難であったf(TIS)低減が可能となり、高精度の
重ね合わせ精度の測定を実現することができる。また、
上層パターンも複数の幅の異なるパターンからなるもの
とすることにより、下層パターンを複数パターンとした
こととの相乗効果が得られ、f(TIS)の値をより低
減でき、重ね合わせ精度の測定精度が一層向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の重ね合わせ精度測定用マークの構造を
示す図である。
【図2】本発明の重ね合わせ精度測定方法を説明するた
めの図である。
【図3】本発明の重ね合わせ精度測定用マークの構造を
示す図である。
【図4】重ね合わせ精度の測定方法を説明するための図
である。
【図5】重ね合わせ精度測定用マークの一例を示す図で
ある。
【図6】重ね合わせ精度測定用マークの一例を示す図で
ある。
【図7】重ね合わせ精度測定用マークの一例を示す図で
ある。
【図8】従来の重ね合わせ精度測定用マークの一例を示
す図である。
【図9】TIS測定方法を説明するための図である。
【図10】本発明の重ね合わせ精度測定用マークの構造
を示す図である。
【符号の説明】
1 下層パターン 1a パターン 1b パターン 1c パターン 2 上層パターン 2a パターン 2b パターン 3 第一の層 4 第二の層

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第一の回路パターンの上部に第二の回路
    パターンを形成する際の重ね合わせ精度を測定するため
    に用いられる重ね合わせ精度測定マークであって、第一
    の回路パターンと同じ層の所定箇所に形成された線状ま
    たはフレーム形状の下層パターンと、第二の回路パター
    ンと同じ層の所定箇所に形成された線状またはフレーム
    形状の上層パターンとを備え、前記下層パターンが複数
    の幅の異なるパターンからなることを特徴とする重ね合
    わせ精度測定マーク。
  2. 【請求項2】 前記上層パターンが複数の幅の異なるパ
    ターンからなることを特徴とする請求項1に記載の重ね
    合わせ精度測定マーク。
  3. 【請求項3】 前記上層パターンに含まれる複数のパタ
    ーンの幅のうち最大幅をW1、最小幅をW2としたとき、
    1≧2W2であることを特徴とする請求項2に記載の重
    ね合わせ精度測定マーク。
  4. 【請求項4】 前記上層パターンに含まれる複数のパタ
    ーンの幅のうち最大幅をW1、最小幅をW2としたとき、
    1とW2の差が0.5μm以上であることを特徴とする
    請求項2または3に記載の重ね合わせ精度測定マーク。
  5. 【請求項5】 前記上層パターンに含まれる複数のパタ
    ーンの幅のうち最大幅をW1、最小幅をW2としたとき、
    1が5μm以下であってW2が0.1μm以上であるこ
    とを特徴とする請求項2乃至4いずれかに記載の重ね合
    わせ精度測定マーク。
  6. 【請求項6】 前記下層パターンに含まれる複数のパタ
    ーンの幅のうち最大幅をW1、最小幅をW2としたとき、
    1≧2W2であることを特徴とする請求項1乃至5いず
    れかに記載の重ね合わせ精度測定マーク。
  7. 【請求項7】 前記下層パターンに含まれる複数のパタ
    ーンの幅のうち最大幅をW1、最小幅をW2としたとき、
    1とW2の差が0.5μm以上であることを特徴とする
    請求項1乃至6いずれかに記載の重ね合わせ精度測定マ
    ーク。
  8. 【請求項8】 前記下層パターンに含まれる複数のパタ
    ーンの幅のうち最大幅をW1、最小幅をW2としたとき、
    1が5μm以下であってW2が0.1μm以上であるこ
    とを特徴とする請求項1乃至7いずれかに記載の重ね合
    わせ精度測定マーク。
  9. 【請求項9】 基板に設けられた第一の回路パターンの
    上部に第二の回路パターンを形成する際の重ね合わせ精
    度を測定する方法であって、第一の回路パターンと同じ
    層の所定箇所に形成され幅の異なる複数のパターンから
    なる線状またはフレーム形状の下層パターンと、第二の
    回路パターンと同じ層の所定箇所に形成された線状また
    はフレーム形状の上層パターンとを備えた重ね合わせ精
    度測定マークを用い、前記下層パターンに含まれる一の
    パターンを第一のパターンとし、前記上層パターンを第
    二のパターンとして、第一のパターンと第二のパターン
    のすべての組み合わせについて下記ステップ(a)〜
    (c)を行い、zの値が最小となる組み合わせを選択し
    た後、該組み合わせを用いて前記重ね合わせ精度を測定
    することを特徴とする重ね合わせ精度測定方法。 (a)前記基板を第一の位置に配置して第一のパターン
    と第二のパターンの相対的な位置ずれxを測定するステ
    ップ (b)第一の位置に対して前記基板の法線方向を中心に
    して180度回転させた第二の位置に前記基板を配置
    し、第一のパターンと第二のパターンの相対的な位置ず
    れyを測定するステップ (c)xとyの平均値zを算出するステップ
  10. 【請求項10】 基板に設けられた第一の回路パターン
    の上部に第二の回路パターンを形成する際の重ね合わせ
    精度を測定する方法において、第一の回路パターンと同
    じ層の所定箇所に形成され幅の異なる複数のパターンか
    らなる線状またはフレーム形状の下層パターンと、第二
    の回路パターンと同じ層の所定箇所に形成され幅の異な
    る複数のパターンからなる線状またはフレーム形状の上
    層パターンとを備えた重ね合わせ精度測定マークを用
    い、前記下層パターンに含まれる一のパターンを第一の
    パターンとし、前記上層パターンに含まれる一のパター
    ンを第二のパターンとして、第一のパターンと第二のパ
    ターンのすべての組み合わせについて下記ステップ
    (a)〜(c)を行い、zの値が最小となる組み合わせ
    を選択した後、該組み合わせを用いて前記重ね合わせ精
    度を測定することを特徴とする重ね合わせ精度測定方
    法。 (a)前記基板を第一の位置に配置して第一のパターン
    と第二のパターンの相対的な位置ずれxを測定するステ
    ップ (b)第一の位置に対して前記基板の法線方向を中心に
    して180度回転させた第二の位置に前記基板を配置
    し、第一のパターンと第二のパターンの相対的な位置ず
    れyを測定するステップ (c)xとyの平均値zを算出するステップ
  11. 【請求項11】 前記上層パターンが複数の幅の異なる
    パターンからなることを特徴とする請求項10に記載の
    重ね合わせ精度測定方法。
  12. 【請求項12】 前記上層パターンに含まれる複数のパ
    ターンの幅のうち最大幅をW1、最小幅をW2としたと
    き、W1≧2W2であることを特徴とする請求項10また
    は11に記載の重ね合わせ精度測定方法。
  13. 【請求項13】 前記上層パターンに含まれる複数のパ
    ターンの幅のうち最大幅をW1、最小幅をW2としたと
    き、W1とW2の差が0.5μm以上であることを特徴と
    する請求項10乃至12いずれかに記載の重ね合わせ精
    度測定方法。
  14. 【請求項14】 前記上層パターンに含まれる複数のパ
    ターンの幅のうち最大幅をW1、最小幅をW2としたと
    き、W1が5μm以下であってW2が0.1μm以上であ
    ることを特徴とする請求項10乃至13いずれかに記載
    の重ね合わせ精度測定方法。
  15. 【請求項15】 前記下層パターンに含まれる複数のパ
    ターンの幅のうち最大幅をW1、最小幅をW2としたと
    き、W1≧2W2であることを特徴とする請求項9乃至1
    4いずれかに記載の重ね合わせ精度測定方法。
  16. 【請求項16】 前記下層パターンに含まれる複数のパ
    ターンの幅のうち最大幅をW1、最小幅をW2としたと
    き、W1とW2の差が0.5μm以上であることを特徴と
    する請求項9乃至15いずれかに記載の重ね合わせ精度
    測定方法。
  17. 【請求項17】 前記下層パターンに含まれる複数のパ
    ターンの幅のうち最大幅をW1、最小幅をW2としたと
    き、W1が5μm以下であってW2が0.1μm以上であ
    ることを特徴とする請求項9乃至16いずれかに記載の
    重ね合わせ精度測定方法。
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