JP2000235087A - 時 計 - Google Patents

時 計

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JP2000235087A
JP2000235087A JP11356214A JP35621499A JP2000235087A JP 2000235087 A JP2000235087 A JP 2000235087A JP 11356214 A JP11356214 A JP 11356214A JP 35621499 A JP35621499 A JP 35621499A JP 2000235087 A JP2000235087 A JP 2000235087A
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JP11356214A
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Noriaki Shimura
典昭 志村
Joji Kitahara
丈二 北原
Hiroyuki Kojima
博之 小島
Kenji Iida
謙司 飯田
Akihiro Sawada
明宏 澤田
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 交流発電機を有する時計において、構成の複
雑化を招くことなく、高速運針を行う場合でも、運針機
構の狂いを抑制する。 【解決手段】 胴1は、その内部にほぼ円形状の空間を
有しており、この空間のほぼ中央に運針機構2が配置さ
れている。胴1内部の空間内における運針機構2の外周
側には、ほぼ同一平面上に切換部3、交流発電機4、二
次電池5、時分駆動ステッピングモータ6および秒駆動
ステッピングモータ7がそれぞれ配置されている。ここ
で、切換部3は交流発電機4と二次電池5との間に配置
されており、二次電池5は交流発電機4と秒駆動ステッ
ピングモータ7との間に配置されている。このように配
置することにより、時計の胴1内といった限られたスペ
ースの中で交流発電機4と時分駆動ステッピングモータ
6および秒駆動ステッピングモータ7との距離が大きく
なるようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、時計に係り、特に
複数のモータおよび交流発電機を備えた時計に関する。
【0002】
【従来の技術】現在では、使用者の腕の動きに伴って運
動する回転重錘の運動を捉えて電気エネルギーに変換す
る交流発電機を備えた時計が利用されている。このよう
な交流発電機を有する時計では、交流発電機の発電した
電力を二次電池に蓄電している。そして、二次電池に蓄
電された電力をステッピングモータに供給し、これによ
りステッピングモータが運針機構を駆動するようになっ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、運針機構を
駆動するステッピングモータは、外部からの磁界に対し
て影響を受けることがあり、上述したように交流発電機
を有する時計では、交流発電機の発生した磁界によって
ステッピングモータに狂いが生じ、運針の止まりや進み
遅れ等が生じることがある。例えば、回転錘による発電
ロータの回転、またはりゅうずによる発電ロータの回転
を利用する交流発電機では、回転錘やりゅうずの回転が
瞬間的に高速になることがあり、この場合、高電圧や高
周波数が発生し、低消費電力駆動を行うために微妙な制
御を行うステッピングモータに大きな影響を与え、安定
したモータ駆動の妨げとなる。特に、運針機構を駆動す
るステッピングモータを複数配置した場合には、交流発
電機とステッピングモータとの間に間隔が取りづらく、
これらのステッピングモータが交流発電機の発生する磁
界の影響を受けやすくなってしまう。
【0004】このような交流発電機の発生する磁界によ
る運針の不具合を防止するために、交流発電機とステッ
ピングモータとの間に磁気シールド部材を設けるものが
提案されているが、新たに磁気シールド部材を設ける必
要があるため、構成が複雑となるという問題点があっ
た。また、国際公開公報WO98/41906号に記載
の発電装置付き電子時計は、運針の毎ステップを必要最
小限に近いエネルギーを有する駆動パルスで行うととも
に、駆動されたロータの運動により駆動コイルに発生す
る誘起電圧の波形を監視し、カレンダ機構駆動中やゴミ
の付着などによる突発的な負荷の増大によりロータが正
常に1ステップ回転し得ない場合に発生する特有の波形
が検出されたならば、上述した駆動パルスよりも実効エ
ネルギーの大きい(例えば、パルスの時間幅の広い)補
正駆動パルスを直ちに供給する構成が開示されており、
この結果、駆動エネルギーによる単位時間当たりの平均
的な消費電力を軽減して、電池寿命を延ばすとともに、
時計の誤動作(時刻遅れ)を低減する旨が記載されてい
る。
【0005】しかしながら、上記構成を採用したとして
も、節電モードにおいて運針を停止し、通常運針を行う
通常モードに復帰した際に通常運針時よりも高速に運針
を行う高速運針を行って現時刻復帰を行うような、指針
を高速駆動する必要がある場合には、補正駆動パルスを
供給するための時間的余裕がないという問題点が生じ
る。より具体的には、高速運針時において、256[H
z]で運針を行う場合には、ある駆動パルスと次に出力
される駆動パルスとの間の時間はおよそ3.9[mse
c]しかないため、この期間中にロータが1ステップ回
転し得なかったことを検出したり、補助駆動パルスを出
力することは困難であるという問題点があった。そこ
で、本発明の目的は、上記の事情を考慮してなされたも
のであり、構成の複雑化を招くことなく、高速運針を行
う場合であっても運針機構の狂いを抑制することが可能
な時計を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の構成は、互いに所定距離離間して配
置された複数のモータおよび発電機を備えた時計であっ
て、前記モータにより駆動され、運針を行う運針機構部
と、前記複数のモータのうちいずれか一つのモータであ
る第1のモータと前記発電機との間のスペースに配置さ
れ、巻真を含む外部操作部材を有する切換機構部と、前
記複数のモータのうち前記第1のモータとは異なる第2
のモータと前記発電機との間のスペースに配置され、前
記モータに駆動電源を供給する電源部と、を備えたこと
を特徴としている。
【0007】請求項2記載の構成は、請求項1記載の構
成において、前記第1のモータは、時計修正時に外部操
作部材の操作に連動して規制される歯車を有する輪列機
構を駆動するためのモータであることを特徴としてい
る。
【0008】請求項3記載の構成は、請求項1記載の構
成において、地板を備え、前記運針機構部は、前記地板
のほぼ中央に配置されていることを特徴としている。
【0009】請求項4記載の構成は、請求項1記載の構
成において、前記発電機は、運動エネルギーを電気エネ
ルギーに変換する交流発電機であることを特徴としてい
る。
【0010】請求項5記載の構成は、請求項1記載の構
成において、前記複数のモータは、前記時分輪列を駆動
する時分駆動モータと、前記秒輪列を駆動する秒駆動モ
ータと、を含むことを特徴としている。
【0011】請求項6記載の構成は、請求項5記載の構
成において、前記第1のモータは前記時分駆動モータあ
るいは前記秒駆動モータのいずれかであることを特徴と
している。
【0012】請求項7記載の構成は、請求項5記載の構
成において、前記第1のモータは、前記時分駆動モータ
あるいは前記秒駆動モータのいずれか一方であり、前記
第2のモータは、前記時分駆動モータあるいは前記秒駆
動モータのいずれか他方であることを特徴としている。
【0013】請求項8記載の構成は、請求項6または請
求項7記載の構成において、地板を備え、前記運針機構
部は、前記地板のほぼ中央に配置され、前記時分駆動モ
ータおよび前記秒駆動モータは、前記運針機構部の外周
側に配置されていることを特徴としている。
【0014】請求項9記載の構成は、請求項8記載の構
成において、前記発電機は、前記運針機構部の外周側に
配置されていることを特徴としている。
【0015】請求項10記載の構成は、請求項1記載の
構成において、前記複数のモータは、前記発電機の属す
る平面とほぼ同一平面上に配置されていることを特徴と
している。
【0016】請求項11記載の構成は、請求項1記載の
構成において、前記発電機は、回転錘と、前記回転錘の
回転に伴って回転するロータと、前記ロータの回転によ
って起電力を発生するコイルとを有していることを特徴
としている。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について説明する。 A.時計の全体構成 まず、図1は本発明の一実施形態に係る時計を示す組立
平面図である。同図において、符号1は胴を示す。胴1
は、その内部にほぼ円形状の空間を有しており、この空
間のほぼ中央に運針機構2が配置されている。胴1内の
空間には、地板300(図3参照)が配置されており、
運針機構2を構成する各車はこの地板のほぼ中央部に軸
支されている。胴1内部の空間内における運針機構2の
外周側には、ほぼ同一平面上に切換部3、交流発電機
4、二次電池5、時分駆動ステッピングモータ6および
秒駆動ステッピングモータ7がそれぞれ配置されてい
る。このように、この時計を構成する各部を重ねずに、
ほぼ同一平面上に配置することによって、時計全体の薄
型化を容易にしている。
【0018】この場合において、運針機構2は運針機構
部として機能し、切換部3は切換機構部として機能し、
二次電池5は電源部として機能している。ここで、切換
部3は交流発電機4と時分駆動ステッピングモータ6と
の間に配置されており、二次電池5は交流発電機4と秒
駆動ステッピングモータ7との間に配置されている。こ
のように交流発電機4と時分駆動ステッピングモータ6
および秒駆動ステッピングモータ7との間に、それぞれ
切換部3および二次電池5を配置することによって、時
計の胴1内といった限られたスペースの中で交流発電機
4と時分駆動ステッピングモータ6および秒駆動ステッ
ピングモータ7との距離が大きくなるようにしている。
以下、これらの胴1内部の空間に配置される各構成要素
について説明する。
【0019】B.発電機構 まず、図2を参照して、この時計の発電機構について説
明する。交流発電機4は、ロータ41、ステータ42お
よびコイル43を有しており、ロータ41がステータ4
2の内部で回転することにより、ステータ42に接続さ
れたコイル43に電力を誘起させる発電装置である。こ
の交流発電機4におけるロータ41のかなには、ロータ
伝え車44が噛合されており、ロータ伝え車44に回転
錘車45が噛合されている。これにより、回転錘車45
の回転が増速されてロータ41に伝達されるようになっ
ている。回転錘車45の外周側には半円状の回転重錘4
6が取り付けられており、回転重錘46はネジ47によ
って回転自在に支持されている。この構成の下、使用者
の腕の動きを捉えて回転重錘46および回転錘車45が
一体となって回転し、この回転がロータ伝え車44を介
してロータ41に伝達される。このようにしてロータ4
1が回転させられ、コイル43に電力が誘起される。そ
して、交流発電機4によって発電された電力は、図示せ
ぬ整流回路を介して二次電池5に蓄えられる。
【0020】C.駆動機構 次に、図1、図3および図4を参照して、この時計のほ
ぼ中央に配置される運針機構2と、運針機構2に駆動力
を付与する時分駆動ステッピングモータ6および秒駆動
ステッピングモータ7等とから構成される駆動機構につ
いて説明する。本実施形態に係る時計では、図示せぬ時
針および分針を回転させる時分輪列21と、図示せぬ秒
針を回転させる秒輪列22とを有しており、各輪列はそ
れぞれ時分駆動ステッピングモータ6および秒駆動ステ
ッピングモータ7に個別に駆動されるようになってい
る。図1に示すように、時分輪列21を駆動する時分駆
動ステッピングモータ6は、後述する駆動部からの駆動
パルスによって磁力を発生するコイル61と、コイル6
1によって励磁されるステータ62と、ステータ62の
内部において励磁される磁界により回転するロータ63
とを備えた構成になっている。
【0021】ここで、図3は時分輪列21付近の組立断
面図である。図1および図3に示すように、時分輪列2
1を構成する各車は、地板300および輪列受301に
軸支されている。時分駆動ステッピングモータ6におけ
るロータ63のかなには、四番車80が噛合されてお
り、四番車80には三番車81が噛合されている。ま
た、三番車81には、この時計の中心位置に配置される
二番車83が噛合されている。この二番車83には分針
が取り付けられており、二番車83の回転に伴って分針
が回転するようになっている。また、二番車83には日
の裏車84が噛合されており、この日の裏車84が時針
の取り付けられた筒車85に噛合されている。これによ
り、時分駆動ステッピングモータ6の駆動力が筒車85
に伝達され、時針が回転させられるようになっている。
筒車85には、図示せぬカレンダー機構の筒中間車が噛
合されており、これにより時分駆動ステッピングモータ
6の駆動力がカレンダー機構の日車に伝達されるように
なっている。
【0022】図1に示すように、秒輪列22を駆動する
秒駆動ステッピングモータ7は、上述した時分駆動ステ
ッピングモータ6と同様にコイル71、ステータ72お
よびロータ73を備えた構成となっている。後述する駆
動部から供給される駆動パルスによってロータ73が回
転するようになっている。図1および図4に示すよう
に、秒輪列22を構成する各車も、地板300と輪列受
301との間に軸支されている。秒駆動ステッピングモ
ータ7におけるロータ73のかなには、秒中間車75が
噛合されており、秒中間車75に秒針が取り付けられた
秒車76が噛合されている。これにより、ロータ73の
回転に伴って秒車76に取り付けられた秒針が回転させ
られるようになっている。 D.切換部 次に、切換部3について説明する。図1に示すように、
切換部3は、巻真32を有しており、巻真32における
胴1の外部側の先端部には、りゅうず(操作部材)31
が取り付けられている。これにより、使用者はりゅうず
31を引き出したり回したりすることによって時刻修正
等を行うことができるようになっている。
【0023】巻真32には、おしどり33が係合されて
いる。おしどり33は地板300(図3参照)に立設さ
れた軸33aに揺動自在に支持されており、これにより
おしどり33は巻真32の移動に伴って回動するように
なっている。おしどり33は、図示せぬ押さえ部材に設
けられた凹部によって3箇所に位置決めされるようにな
っている。これらの位置におしどり33が位置決めされ
ることによって、巻真32が通常運針、暦修正(1段引
き)および時刻修正状態(2段引き)のいずれかに位置
決めされることになる。また、おしどり33には、かん
ぬき34が係合されている。かんぬき34は、軸34a
に揺動自在に支持されており、これによりおしどり33
の移動に伴ってかんぬき34が回動させられるようにな
っている。かんぬき34は、巻真32の軸方向に沿って
移動可能に設けられたつづみ車35に係合されており、
かんぬき34が回動させられた場合には、つづみ車35
が巻真32に沿って移動させられる。
【0024】つづみ車35の図1中右側には、小鉄車3
6が配置されており、巻真32が時刻修正状態(2段引
き)に位置決めされてかんぬき34が回動させられた場
合には、つづみ車35が図1中右側に移動させられ、小
鉄車36とつづみ車35が噛み合うようになっている。
この状態で使用者がりゅうず31を回転させることによ
って巻真32が回転させられると、つづみ車35から小
鉄車36に回転が伝達され、さらに小鉄車36から日の
裏中間車89を介して日の裏車84に回転が伝達され
る。これにより、日の裏車84に係合される二番車83
が回転させられ、時刻修正が行われる。また、巻真32
が時刻修正状態に位置決めされた場合には、おしどり3
3に係合された規正レバー38が移動させられ、規正レ
バー38が四番車80を停止させるとともに、図示せぬ
電子回路部をリセットさせるようになっている。また、
巻真32には、カレンダ修正車39が係合されており、
巻真32が暦修正状態(1段引き)に位置決めされた場
合に、りゅうず31を介して巻真32が回転させられる
と、その回転がカレンダ修正車39を介して図示せぬカ
レンダー機構の日車に伝達され、暦修正が行われる。
【0025】E.電気系統 次に、本実施形態に係る時計の電気的構成について図5
を用いて説明する。同図に示すように、この時計の電気
系統は、上述した交流発電機4と、電源部111と、制
御部112と、駆動部113とを備えた構成となってい
る。電源部111は、過大電圧が後段の回路に印加され
るのを防止するためのリミッタ回路120と、交流発電
機4によって発電された電力が蓄電される二次電池5
と、昇圧回路121とを備えている。昇圧回路121
は、複数のコンデンサを有している。昇圧回路121
は、これらのコンデンサを用いて多段階の昇圧および降
圧ができるようになっており、制御部112からの制御
信号によって駆動部113に供給する電圧を調整するこ
とができる。また、昇圧回路121の出力電圧はモニタ
信号として制御部112にも供給されており、これによ
り出力電圧をモニタできると共に、出力電圧の微小な増
減によって交流発電機4が発電を行っているか否かを判
断できるようになっている。ここで、電源部111は、
Vdd(高電圧側)を基準電位(GND)に取り、Vs
s(低電圧側)を電源電圧として生成している。制御部
112は、大別すると、パルス合成回路122と、モー
ド設定部123と、時刻情報記憶部124と、駆動制御
回路125とを備えている。
【0026】パルス合成回路122は、水晶振動子など
の基準発振源126を用いて安定した周波数の基準パル
スを発振する発振回路と、基準パルスを分周して得た分
周パルスと基準パルスとを合成してパルス幅やタイミン
グの異なるパルス信号を発生する合成回路とを備えた構
成となっている。モード設定部123は、発電状態検出
部127と、発電状態検出のために用いる設定値を切り
換える設定値切換部128と、二次電池5の充電電圧を
検出する電圧検出回路129と、発電状態に応じて時刻
表示のモードを制御するとともに、充電電圧に基づいて
昇圧倍率を制御する中央制御回路130と、モードを記
憶するモード記憶部131とを備えた構成となってい
る。
【0027】発電状態検出部127は、交流発電機4の
起電圧Vgenを設定電圧値Voと比較して発電が検出
されたか否かを判断する第1の検出回路132と、設定
電圧値よりもかなり小さい設定電圧値Vbas以上の起
電圧Vgenが得られた発電継続時間Tgenを設定時
間Toと比較して発電が検出されたか否かを判断する第
2の検出回路133とを備えており、第1の検出回路1
32および第2の検出回路133のいずれか一方の条件
が満足すると、発電状態であると判断するようになって
いる。ここで、設定電圧値VoおよびVbasは、いず
れもVdd(=GND)を基準としたときの負電圧であ
り、Vddからの電位差を示している。なお、第1の検
出回路132および第2の検出回路133の構成につい
ては後述する。
【0028】ここで、設定電圧値Voおよび設定時間T
oは、設定値切換部128によって切換制御できるよう
になっている。設定値切換部128は、表示モードから
節電モードに切り換わると、発電状態検出部127の第
1の検出回路132および第2の検出回路133の設定
値VoおよびToの値を変更する。本実施形態において
は、表示モードの設定値VaおよびTaとして、節電モ
ードのVbおよびTbよりも低い値がセットされるよう
になっている。したがって、節電モードから表示モード
へ切り換えるためには、大きな発電が必要とされる。こ
こで、その発電の程度は、この時計を通常携帯して得ら
れる程度では足らず、ユーザが手振りによって強制的に
充電する際に生じる大きなものである必要がある。言い
換えれば、節電モードの設定値VbおよびTbは手振り
による強制充電を検出できるように設定されている。中
央制御回路130は、第1の検出回路132および第2
の検出回路133で発電が検出されない非発電時間Tn
を計測する非発電時間計測回路134を備えており、非
発電時間Tnが所定の設定時間以上継続すると表示モー
ドから節電モードに移行するようになっている。
【0029】一方、節電モードから表示モードへの移行
は、発電状態検出部127によって、交流発電機4が発
電状態にあることが検出され、かつ二次電池5の充電電
圧VCが十分であるという条件が整うと実行される。と
ころで、本実施形態では電源部111が昇圧回路121
を備えているため、充電電圧VCがある程度低い状態で
も昇圧回路121を用いて電源電圧を昇圧することによ
り、上述した運針機構212等を駆動することが可能で
ある。そこで、中央制御回路130は、充電電圧VCに
基づいて昇圧倍率を決定し、昇圧回路121を制御して
いる。しかし、充電電圧VCがあまりにも低いと、昇圧
しても運針機構212等を動作させることが可能な電源
電圧を得ることができない。そのような場合には、節電
モードから表示モードに移行すると、正確な時間表示を
行うことができず、また無駄な電力を消費してしまうこ
とになる。そこで、本実施形態においては、充電電圧V
Cを予め定められた設定電圧値Vcと比較することによ
り、充電電圧VCが十分であるか否かを判断し、これを
節電モードから表示モードへ移行するための一条件とし
ている。
【0030】こうして設定されたモードは、モード記憶
部131に記憶され、その情報が駆動制御回路125、
時刻情報記憶部124および設定値切換部128に供給
されている。駆動制御回路125においては、表示モー
ドから節電モードに切り換わると、駆動部113に対し
パルス信号を供給するのを停止し、時分針駆動部113
aおよび秒針駆動部113bの動作を停止させる。これ
により、時分駆動ステッピングモータ6および秒駆動ス
テッピングモータ7が回転しなくなり、時刻表示が停止
する。
【0031】次に、時刻情報記憶部124は、より具体
的にはアップダウンカウンタで構成されており(図示せ
ず)、表示モードから節電モードに切り換わると、パル
ス合成回路122によって生成された基準信号を受けて
時間計測を開始してカウント値をアップし(アップカウ
ント)、節電モードから表示モードに切り換わると、時
間計測を終了するようになっている。これにより、節電
モードの継続時間が計測されることになる。また、節電
モードから表示モードに切り換わると、前記アップダウ
ンカウンタのカウント値をダウンし(ダウンカウン
ト)、ダウンカウント中は、駆動制御回路125から秒
針駆動部113bおよび時分針駆動部113aに供給さ
れる早送りパルスを出力する。この場合において、時分
針の早送りパルスの周波数は、例えば、256[Hz]
程度となっている。そして、アップダウンカウンタのカ
ウント値が零、すなわち節電モードの継続時間に相当す
る早送り運針時間が経過すると、早送りパルスの送出を
停止するための制御信号を生成し、これを秒針駆動部1
13bおよび時分針駆動部113aに供給している。こ
の結果、時刻表示は現時刻に復帰されることになる。こ
のように時刻情報記憶部124は、再表示された時刻表
示を現在時刻に復帰させる機能も備えている。
【0032】次に、駆動制御回路125は、パルス合成
回路122から出力される各種のパルスに基づいて、モ
ードに応じた駆動パルスを生成する。まず、節電モード
にあっては、駆動パルスの供給を停止する。次に、節電
モードから表示モードへの切り換えが行われた直後に
は、再表示された時刻表示を現時刻に復帰させるため
に、パルス間隔が短い早送りパルスを駆動パルスとして
時分針駆動部113aおよび秒針駆動部113bに供給
する。そして、早送りパルスの供給が終了した後には、
通常のパルス間隔の駆動パルスを時分針駆動部113a
および秒針駆動部113bに供給する。
【0033】F.動作 次に、上記構成の時計におけるモード切換処理について
図6を用いて説明する。まず、制御部112は、節電モ
ード動作中であるか否かを判別する(ステップS1)。
ステップS1の判別において節電モード中である場合に
は、後述するステップS6の処理に移行する。一方、ス
テップS1の判別において節電モード中ではない、すな
わち表示モード中である場合には、中央制御回路130
は、発電状態検出部127の検出信号に基づいて、起電
力があるか否か、すなわち交流発電機4が発電している
か否かを判別する(ステップS2)。ステップS2の判
別において、起電力があると判別した場合には、時刻表
示を継続し(ステップS9)、再びステップS1に処理
を移行する。
【0034】一方、ステップS2の判別において、起電
力がない、すなわち交流発電機4は発電をしていないと
判別した場合には、中央制御回路130の非発電時間計
測回路134が非発電時間Tnのカウントアップを行う
(ステップS3)。そして、中央制御回路130は、非
発電時間Tnが所定の設定時間を越えて継続しているか
否かを判別する(ステップS4)。ステップS5の判別
において、非発電時間Tnが所定の設定時間を超えて継
続していない場合には、処理を再びステップS3に移行
し、ステップS2からステップS4の処理を繰り返す。
一方、ステップS4の判別において、非発電時間Tnが
所定の設定時間を超えて継続している場合には、自動的
に時刻表示を停止して節電モードに移行する(ステップ
S5)。より具体的には、中央制御回路130がモード
記憶部131に節電モードを記憶させる。これにより、
駆動制御回路125は時分針駆動部113aおよび秒針
駆動部113bを制御し、時分駆動ステッピングモータ
6および秒駆動ステッピングモータ7の駆動を停止させ
る。
【0035】このように節電モードに移行すると、時刻
情報記憶部124が時間計測を開始する(ステップS
6)。そして、交流発電機4が発電状態にあるか、つま
り起電力があるか否かが判別される(ステップS7)。
ここで、発電状態検出部127によって交流発電機4が
発電状態にあることが検出され、かつ、二次電池5の電
圧が充分である場合には、時刻情報記憶部124に計測
された時間に基づいて、駆動制御回路125から時分針
駆動部113aおよび秒針駆動部113bに早送りパル
スが送出される。これにより時分針および秒針が早送り
で回転させられ、時刻表示を現時刻に復帰させる(ステ
ップS8)。本実施形態に係る時計では、節電モードか
ら表示モードに移行する場合、時分針駆動部113aに
早送りパルスを送出して時刻表示を現時刻に復帰させて
いる。
【0036】このような時刻復帰を行う場合、通常の時
計のように秒針、分針および時針を同一のモータで駆動
させる構造とすると、秒針を超高速で回さなければ短時
間での時刻復帰ができない場合がある。例えば、3時間
の早送りを行う場合には、秒針を180回転させなけれ
ばならず、時間を要するだけでなく消費電力も大きくな
る。従って、本実施形態では、時分針と秒針とをそれぞ
れ時分駆動ステッピングモータ6および秒駆動ステッピ
ングモータ7とで駆動する構成とし、早送り時には、時
分針と秒針を個別に回転させて現時刻へ復帰させてい
る。これにより、秒針は通常1回転以内の回転量で現時
刻に復帰させることが可能となり、現時刻復帰動作時の
消費電力を低減することができる。ところで、本実施形
態のように交流発電機4を有する時計では、交流発電機
4と運針機構を駆動するステッピングモータとの距離が
近い場合には、ステッピングモータが交流発電機4の発
生する磁界の影響を受けて、運針の止まりや進み遅れを
招くことがある。
【0037】これは、次のような理由によるものであ
る。ステッピングモータを駆動する場合、消費電力を抑
制するために、通常時は短いパルスで駆動して回転検出
を行い、非回転であると判断した時に長い補正パルスを
出力するパルス幅制御を行っている。ここで、回転検出
はステッピングモータのコイルに発生する誘起電圧の検
出を行うことによって行われている。しかし、外部磁界
の影響によって上乗せ電圧が大きくなった場合には、実
際にはロータが回転していないにも関わらず、誘起電圧
がコイルに発生していまい、回転していると誤検出する
ためである。従って、このような誤検出を抑制するため
には、外部磁界に起因する上乗せ電圧を抑制する必要が
ある。
【0038】また、上述したように本実施形態では、節
電モードから表示モードに移行する場合に、時分針駆動
部113aに256[Hz]程度の早送りパルスを送出
して時刻表示を現時刻に復帰させている。この場合にお
いて、ある駆動パルスと次に出力される駆動パルスとの
間の時間はおよそ3.9[msec]しかないため、こ
の期間中に上述したようなロータが1ステップ回転し得
なかったことを検出したり、補助駆動パルスを出力する
ことは困難であり、外部磁界の影響をより低減する必要
が生じる。このような外部磁界に起因した上乗せ電圧に
よる誤検出を抑制し、現時刻復帰時の誤動作を抑制する
ためには、上乗せ電圧を0.3V以下に抑制することが
好ましい。
【0039】以下、上乗せ電圧を0.3V以下に抑制す
るための構成について説明する。図7は、本実施形態に
おける交流発電機4と時分駆動ステッピングモータ6と
の配置間隔D(図1参照、Dは約4mm)を隔てて交流
発電機(交流発電機4と同じ仕様)とステッピングモー
タ(時分駆動ステッピングモータ6と同じ仕様)とを配
置した場合に、ステッピングモータのコイルに誘起され
る電圧を測定した結果である。図7においては、交流発
電機のコイルに100〜300Hzの周期で5〜10m
Aの発電電流が流れた時に、ステッピングモータのコイ
ルに誘起される電圧をそれぞれ示す。図7に示されるよ
うに、交流発電機とステッピングモータとの間隔をDと
した場合に、ステッピングモータのコイルに0.3V以
上の誘起電圧が生じることがない。従って、ステッピン
グモータ駆動時の回転誤検出が低減される。
【0040】一方、図8は、上述した配置間隔の1/2
の間隔、つまり1/2Dの間隔を隔てて交流発電機とス
テッピングモータ(いずれも図7で使用したものと同
一)で同様の電圧測定を行った結果を示す。図8に示さ
れるように、配置間隔を1/2にした場合、ステッピン
グモータのコイルに0.3V以上の誘起電圧が生じてし
まう。これらの2つの測定結果からも明らかなように、
交流発電機とステッピングモータの配置間隔は、可能な
限り大きくすることが望ましい。本実施形態に係る時計
は、上述した時刻復帰動作時の低消費電力化等の理由か
ら、時分駆動ステッピングモータ6および秒駆動ステッ
ピングモータ7の2モータ構成となっているが、交流発
電機4と時分駆動ステッピングモータ6との間に、切換
部3を配置することによって、時計の胴1内といった限
られたスペースの中で交流発電機4と時分駆動ステッピ
ングモータ6との配置間隔を大きくするようにしてい
る。このように配置することにより、交流発電機4と時
分駆動ステッピングモータ6とを間隔Dを隔てて配置す
ることができる。従って、上述したように時分駆動用ス
テッピングモータ6駆動時の誤動作を低減することが可
能となる。
【0041】また、交流発電機4と秒駆動ステッピング
モータ7との間に、二次電池5を配置することによっ
て、図1から明らかなように、胴1内の限られたスペー
スの中で交流発電機4と秒駆動ステッピングモータとの
間の距離を間隔をDより大きくすることができる。これ
により、秒駆動ステッピングモータ7の誤動作を低減す
ることができる。このように本実施形態に係る時計で
は、磁気シールド部材等を設けることによる構成の複雑
化を招くことなく、安定したステッピングモータの駆動
を行うことができ、時針、分針および秒針等の運針機構
の狂いが発生することを抑制することができる。また、
交流発電機4と時分駆動ステッピングモータ6との間に
は、多くのスチール製部材から構成される切換部3が配
置されており、また交流発電機4と秒駆動ステッピング
モータ7との間には、ステンレス材を使用した二次電池
5が配置され、これらの部材が時期シールドの作用をな
すことによって、実際には図7に示されるより、さらに
上乗せ電圧の値を小さくすることができる。従って、交
流発電機4の発生した磁界による時分駆動ステッピング
モータ6および秒駆動ステッピングモータ7への影響を
さらに低減することができ、さらに安定したモータの駆
動が可能となる。
【0042】H.変形例 なお、上述した実施形態においては、時分駆動ステッピ
ングモータ6および秒駆動ステッピングモータ7がそれ
ぞれ時分針および秒針を駆動する構成となっていたが、
複数のステッピングモータを用いて運針機構を駆動する
ものであれば、これらのステッピングモータと交流発電
機4との間に、それぞれ切換部3および二次電池5を配
置するようにすればよい。例えば、時分針および秒針を
駆動するモータと、気圧計等の時分秒針以外の運針機構
を駆動するモータとを有する時計にも本発明は適用可能
である。また、上述した実施形態においては、回転錘を
用いてロータを回転させる交流発電機を用いた場合につ
いて述べたが、これに限らず、りゅうずの回転を利用し
て発電を行う発電機であってもよいし、ゼンマイをほど
いて発電ロータを回転させる発電機であってもよい。要
するに、発電コイルを有する発電機であればよいが、上
述した実施形態のように回転錘の回転が瞬間的に高速に
なり、高電圧や高周波数を発生することのある発電機を
有する時計に適用することがより効果的である。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
発電機と複数のモータとの間で間隔を大きくとることが
できるので、磁気シールド部材等を設けることによる構
成の複雑化を招くことなく、交流発電機の発生した磁界
の運針機構駆動用モータへの影響を小さくすることがで
きる。従って、運針機構の狂いを抑制することができ
る。特に、上述したように現時刻復帰動作時に高速運針
を行っているとともに、低消費電力化のために複数のモ
ータを用いている場合には、本発明は極めて有効であ
り、本発明を適用することにより、付加価値の高い商品
を提供可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る時計の組立平面図
である。
【図2】 前記時計の発電機構を示す組立平面図であ
る。
【図3】 前記時計の時分輪列付近を示す側断面図であ
る。
【図4】 前記時計の秒輪列付近を示す側断面図であ
る。
【図5】 前記時計の電気的構成を示すブロック図であ
る。
【図6】 前記時計によるモード切換動作の処理手順を
示すフローチャートである。
【図7】 本実施形態と同様に交流発電機およびステッ
ピングモータとを配置した場合に、交流発電機のコイル
に100〜300Hzの周期で5〜10mAの発電電流
が流れたときに、ステッピングモータのコイルに誘起さ
れる電圧を測定結果の一例を示す図である。
【図8】 図7に示す測定時の1/2の配置間隔で交流
発電機とステッピングモータとを配置した場合の、交流
発電機のコイルに100〜300Hzの周期で5〜10
mAの発電電流が流れたときに、ステッピングモータの
コイルに誘起される電圧を測定結果の一例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1……胴、 2……運針機構、 3……切換部(切換機構)、 4……交流発電機、 5……二次電池(電源)、 6……時分駆動ステッピングモータ、 7……秒駆動ステッピングモータ、 21……時分輪列、 22……秒輪列、 31……りゅうず(操作部材)、 32……巻真、 33……おしどり、 34……かんぬき、 41……ロータ、 42……ステータ、 43……コイル、 44……ロータ伝え車、 45……回転錘車、 46……回転重錘、 61……コイル、 62……ステータ、 63……ロータ、 71……コイル、 72……ステータ、 73……ロータ、 80……四番車、 81……三番車、 83……二番車、 84……日の裏車、 85……筒車
フロントページの続き (72)発明者 小島 博之 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内 (72)発明者 飯田 謙司 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内 (72)発明者 澤田 明宏 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内 Fターム(参考) 2F001 AA05 AA07 AB01 AD00 AE03 AG01 AG04 AG05 AG07 AG11 AG16 AH10 2F084 AA00 AA07 CC03 EE12 GG04 HH15 HH16 JJ04 JJ07 LL01 LL02 LL03

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに所定距離離間して配置された複数
    のモータおよび発電機を備えた時計であって、 前記モータにより駆動され、運針を行う運針機構部と前
    記複数のモータのうちいずれか一つのモータである第1
    のモータと前記発電機との間のスペースに配置され、巻
    真を含む外部操作部材を有する切換機構部と、 前記複数のモータのうち前記第1のモータとは異なる第
    2のモータと前記発電機との間のスペースに配置され、
    前記モータに駆動電源を供給する電源部と、 を備えたことを特徴とする時計。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の時計において、 前記第1のモータは、時計修正時に外部操作部材の操作
    に連動して規制される歯車を有する輪列機構を駆動する
    ためのモータであることを特徴とする時計。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の時計において、 地板を備え、 前記運針機構部は、前記地板のほぼ中央に配置されてい
    ることを特徴とする時計。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の時計において、 前記発電機は、運動エネルギーを電気エネルギーに変換
    する交流発電機であることを特徴とする時計。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の時計において、 前記複数のモータは、前記時分輪列を駆動する時分駆動
    モータと、 前記秒輪列を駆動する秒駆動モータと、を含むことを特
    徴とする時計。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の時計において、 前記第1のモータは前記時分駆動モータあるいは前記秒
    駆動モータのいずれかであることを特徴とする時計。
  7. 【請求項7】 請求項5記載の時計において、 前記第1のモータは、前記時分駆動モータあるいは前記
    秒駆動モータのいずれか一方であり、 前記第2のモータは、前記時分駆動モータあるいは前記
    秒駆動モータのいずれか他方であることを特徴とする時
    計。
  8. 【請求項8】 請求項6または請求項7記載の時計にお
    いて、 地板を備え、 前記運針機構部は、前記地板のほぼ中央に配置され、 前記時分駆動モータおよび前記秒駆動モータは、前記運
    針機構部の外周側に配置されていることを特徴とする時
    計。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の時計において、 前記発電機は、前記運針機構部の外周側に配置されてい
    ることを特徴とする時計。
  10. 【請求項10】 請求項1記載の時計において、 前記複数のモータは、前記発電機の属する平面とほぼ同
    一平面上に配置されていることを特徴とする時計。
  11. 【請求項11】 請求項1記載の時計において、 前記発電機は、回転錘と、前記回転錘の回転に伴って回
    転するロータと、前記ロータの回転によって起電力を発
    生するコイルとを有していることを特徴とする時計。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007147647A (ja) * 2003-02-21 2007-06-14 Seiko Epson Corp 駆動装置
JP2008167165A (ja) * 2006-12-28 2008-07-17 Casio Comput Co Ltd 電子機器
JP2016161380A (ja) * 2015-03-02 2016-09-05 シチズンホールディングス株式会社 電子時計のムーブメント及び電子時計
JP2019007986A (ja) * 2018-10-19 2019-01-17 シチズン時計株式会社 電子時計のムーブメント及び電子時計

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