JP2000234834A - 車両用冷凍装置 - Google Patents

車両用冷凍装置

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JP2000234834A
JP2000234834A JP3576999A JP3576999A JP2000234834A JP 2000234834 A JP2000234834 A JP 2000234834A JP 3576999 A JP3576999 A JP 3576999A JP 3576999 A JP3576999 A JP 3576999A JP 2000234834 A JP2000234834 A JP 2000234834A
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JP
Japan
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evaporator
condenser
fan
vehicle
refrigerator
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Tsutomu Ishikawa
努 石川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 異なる温度の冷蔵室を備える収納庫に対して
架装が容易で且つ迅速にできる車両用冷凍装置を提供す
る。 【解決手段】 本発明にかかる車両用冷凍装置は、エバ
ポレータハウスの内側に第1エバポレータ19aと、第
2エバポレータ19bと、第1エバポレータ用ファン2
5aと、第2エバポレータ用ファン25bとを搭載し、
エバポレータハウス29の外側にコンデンサ15a、1
5bとコンデンサ用ファン23a、23bとを搭載した
冷凍機ユニットを備え、この冷凍機ユニット9を車両の
収納庫3に架装して、温度の異なる第1冷蔵室(又は第
1冷凍室)53と第2冷凍室(又は第2冷蔵室)55と
を冷却する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の収納庫に架
装して収納庫内を冷却する車両用冷凍装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来の車両用冷凍装置として、
特開平9−99773号公報には、車両の収納庫内に蒸
発器(エバポレータ)を取付け、収納庫の外側に凝縮器
(コンデンサ)を取り付けて、エバポレータを収納庫か
らキャビン側に突設した内壁に配置した構成が開示され
ている。これらのコンデンサとエバポレータとはそれぞ
れ突設した収納庫の部分にボルトとナットとによりそれ
ぞれ取り付けられている。
【0003】また、近年では、荷物の配送車両におい
て、荷物の収納庫内を冷凍室と冷蔵室とに分け、別個の
冷蔵・冷凍状態を要求される荷物毎に分けて収納するこ
とが要求されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した公報
に開示の冷凍装置では、コンデンサとエバポレータとを
収納庫の前方に突設させているので、収納庫の庫内容積
を減じることを防止できるものの、コンデンサやエバポ
レータを別途、収納庫に取り付ける構成であるから、取
り付け作業が煩雑であり、装着に手間がかかるという問
題がある。特に、収納庫の内側では、エバポレータの取
り付け作業を行ない、外側ではコンデンサを取り付ける
とともに、その他の冷凍サイクルを構成する機器を別途
に取り付ける必要があり、装着作業が煩雑になる。ま
た、収納庫内側に装着するエバポレータ等は、外側に突
設された狭いスペースに取り付け作業をすることになる
ので、装着作業がし難く、装着に時間を要するという問
題点がある。
【0005】そこで、本発明の目的は、異なる温度の冷
蔵室を備える収納庫に対して架装が容易で且つ迅速にで
きる車両用冷凍装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、エバポレータハウスの内
側に第1エバポレータと、第2エバポレータと、第1エ
バポレータ用ファンと、第2エバポレータ用ファンとを
搭載し、エバポレータハウスの外側にコンデンサとコン
デンサ用ファンとを搭載した冷凍機ユニットを備え、こ
の冷凍機ユニットを車両の収納庫に架装して収納庫内を
冷却する車両用冷凍装置であって、車両の収納庫は温度
の異なる第1冷蔵室(又は第1冷凍室)と第2冷凍室
(又は第2冷蔵室)とを備え、第1冷蔵室(又は第1冷
凍室)側に前記第1エバポレータを配置し、第2冷凍室
(又は第2冷蔵室)側に前記第2エバポレータを配置す
るとともに、前記冷凍機ユニットは、第1エバポレータ
の温度を制御する第1制御部と、第2エバポレータの温
度を制御する第2制御部とを備えることを特徴とするも
のである。
【0007】この請求項1に記載の発明では、冷凍サイ
クルを構成する主要機器のうち、コンプレッサを除く、
第1エバポレータ、第2エバポレータ、第1エバポレー
タ用ファン、第2エバポレータ用ファン、コンデンサ、
コンデンサ用ファンとをエバポレータハウスに予め取り
付けた一体の冷凍機ユニットとしているので、冷凍装置
の収納庫への架装が容易に且つ迅速にできる。しかも、
温度の異なる第1冷蔵室(又は第1冷凍室)と第2冷凍
室(又は第2冷蔵室)に対応させて第1エバポレータと
第2エバポレータとを配置でき、要求される物品の冷蔵
状態に応じた冷蔵(または冷凍)を行なうことができ
る。
【0008】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、前記コンデンサ用ファンは、エバポレ
ータ用ファンと同数個備え、一つのモータの軸にコンデ
ンサ用ファンの羽とエバポレータ用ファンの羽とが装着
されていることを特徴とするものである。
【0009】この請求項2に記載の発明では、請求項1
に記載の作用効果を奏するとともに、エバポレータ用フ
ァンの羽とコンデンサ用ファンの羽とを一つのモータが
駆動し、モータを兼用しているので、部品点数を削減で
き、且つ簡易な構成である。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2に記載の発明において、前記コンデンサは、2つのコ
ンデンサを備え、第1エバポレータと第1コンデンサと
で第1冷媒回路を構成し、第2エバポレータと第2コン
デンサとで第2冷媒回路を構成し、第1冷媒回路と第2
冷媒回路とは一つのコンプレッサに対して並列に接続さ
れていることを特徴とするものである。
【0011】この請求項3に記載の発明では、請求項1
または2に記載の発明と同様な作用効果を奏するととも
に、第1冷媒回路と第2冷媒回路とにそれぞれコンデン
サを配置しているので、制御温度の異なる第1エバポレ
ータと第2エバポレータとの制御が容易であり且つ各エ
バポレータの冷却能力を高めることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、添付図面の図1乃至図6
を参照して、本発明の実施の形態を詳細に説明する。図
1に示すように、本発明の実施の形態にかかる集配車両
1は、収納庫3を荷台7に備えており、冷凍機ユニット
9は収納庫3のキャビン11側に突設して配置されてい
る。
【0013】収納庫3は、図2に示すように、後側にド
ライ室51、前側(キャビン11側)に冷蔵室(第1冷
蔵室又は第1冷凍室)53及び冷凍室(第2冷凍室又は
第2冷蔵室)55との合計3室を備えており、ドライ室
51は温度管理を必要としない一般荷物を収納し、冷蔵
室53は例えば−5°乃至5°の温度範囲に冷却する荷
物を収納し、冷凍室55は、例えば−18°以下(例え
ば、−18°乃至−25°)に冷却する荷物を収納す
る。尚、冷蔵室53と冷凍室55とはキャビン側に並列
に配置されている。
【0014】ここで、冷凍機ユニット9が構成する冷凍
サイクルについて説明する。図6に示すように、冷凍サ
イクルは、コンプレッサ13、第1コンデンサ15a、
第2コンデンサ15b、レシーバタンク14a、14
b、ドライヤ16a、16b、サイトグラス18a、1
8b、膨張弁17a、17b、第1エバポレータ19
a、第2エバポレータ19b、アキュムレータ21a、
21bとで冷凍サイクルを形成しており、冷媒はこの順
序で流れて、第1エバポレータ19a、第2エバポレー
タ19bを冷却するようになっている。
【0015】この冷凍サイクルは、第1コンデンサ15
a、レシーバタンク14a、ドライヤ16a、サイトグ
ラス18a、膨張弁17a、第1エバポレータ19a、
アキュムレータ21aとで第1冷媒回路22aを構成し
ており、第1エバポレータ19aの出口側に設けられた
感温筒24aにより第1制御部26aを介して膨張弁1
7aの開閉を制御している。
【0016】同様に、第2冷媒回路22bは、、第2コ
ンデンサ15b、レシーバタンク14b、ドライヤ16
b、サイトグラス18b、膨張弁17b、第2エバポレ
ータ19b、アキュムレータ21bとで構成しており、
第2エバポレータ19bの出口側に設けられた感温筒2
4bにより第2制御部26bを介して膨張弁17bの開
閉を制御している。
【0017】第1冷媒回路22aと、第2冷媒回路22
bとはそれぞれ、膨張弁17a、17bとにより、別個
に冷媒が制御されているとともに、一つのコンプレッサ
13を共用し、冷凍サイクルの構成を簡易にしている。
【0018】更に、第1コンデンサ15aには、第1コ
ンデンサ用ファン23a、第1エバポレータ19aに
は、第1エバポレータ用ファン25aが設けられてお
り、第2コンデンサ15bには、第2コンデンサ用ファ
ン23b、第2エバポレータ19bには、第2エバポレ
ータ用ファン25bが設けられており、それぞれ送風に
より熱交換をするようになっている。
【0019】冷凍機ユニット9は、上述の冷凍サイクル
を構成する冷凍機器のうちコンプレッサ13を除いた、
全てを一体のユニット化した構成とし収納庫に架装する
ものである。尚、コンプレッサ13は、車両のエンジン
に連動して駆動するため、車両の荷台7又はキャビン1
1に取付けられる(図1参照)。
【0020】この冷凍機ユニット9は、図3乃至図5に
示すように、収納庫3におけるキャビン11(図1参
照)側に架装されており、収納庫3の架装位置には予め
開口部27が形成されている。冷凍機ユニット9は、エ
バポレータハウス29の凹状に形成した内側に第1エバ
ポレータ19a、第2エバポレータ19b及び第1エバ
ポレータ用ファン25a、第2エバポレータ用ファン2
5bを収納している。このように、エバポレータハウス
29の凹状部分にエバポレータ19a、19bとそれら
のファン25a、25bを収納しているので、冷凍機ユ
ニット19を架装した際に、図3及び図4に示すよう
に、これらが収納庫3の内壁3aよりも外側に位置して
おり、冷蔵室53及び冷凍室55内の収納容積を狭める
ことがない。
【0021】エバポレータハウス29は、断熱材ででき
ており、FRP(ガラス繊維樹脂)板間に発泡樹脂を封
入して断熱性が付与されている。第1及び第2エバポレ
ータ19a、19bは、エバポレータハウス29の上方
に設けられ、エバポレータハウス29の内面29aとの
間に通風路30を形成する間隔を空けて配置されてい
る。尚、エバポレータハウス29は横方向の略中央に仕
切り壁29bを備え、第1及び第2エバポレータ19
a、19bは、仕切り壁29bによりそれぞれ、冷蔵室
53と冷凍室55とに対応した位置で仕切られている。
【0022】エバポレータハウス29の内側面29aに
は、その下側に傾斜面32が形成されており、エバポレ
ータハウス29の下側から斜め上に向けて収納庫3内の
空気を案内している。
【0023】第1及び第2エバポレータ19a、19b
は、上下(重力方向)方向が長手のフィンを積層してお
り、エバポレータハウス29の内側から収納庫3に向け
て、水平方向に風が通過するようになっている。エバポ
レータ用ファン25は、本実施の形態では、プロペラフ
ァン(軸流ファン)であり、通風路30におけるエバポ
レータの内側面29aとエバポレータ19との間に配置
されている。これにより、第1及び第2エバポレータ用
ファン25a、25bは、通風路30の空気をエバポレ
ータ19に向けて送風し、空気は第1及び第2エバポレ
ータ19a、19bで熱交換された冷蔵室53及び冷凍
室55内に向けてそれぞれ送風される。
【0024】エバポレータハウス29の外側には、第1
及び第2コンデンサ15a、15b及び第1及び第2コ
ンデンサ用ファン23a、23bが取付けられて、これ
らはキャビン側に突設されている。第1及び第2コンデ
ンサ15a、15bは、本実施の形態では、高効率コン
デンサを用いており、送風方向に対して略直角に配置
し、突設スペースを小さくして、冷凍機ユニットの小型
化が図られている。
【0025】また、本実施の形態では、第1コンデンサ
用ファン23aの羽及び第1エバポレータ用ファン25
aの羽とは、第1モータ34aの軸35aに取り付けら
れており、一つのモータを共用しているので、部品点数
を少なくでき且つ構成が簡易である。同様に、第2コン
デンサ用ファン23bの羽及び第2エバポレータ用ファ
ン25bの羽とは、第2モータ34bの軸35bに取り
付けられており、一つのモータを共用している。
【0026】2個のコンデンサ用ファン23a、23b
が並列に配置され、エバポレータハウス29の外側に取
付けられているが、このように、第1及び第2コンデン
サ15a、15bをエバポレータハウス29に取り付け
ることによって、安定に固定できる。また、モータ等が
通風の邪魔にならず、熱交換効率が良い。
【0027】尚、エバポレータハウス29には、上述し
た冷凍サイクルの主要機器の他、アキュムレータ21
a、21b、ドライヤ16a、16b、レシーバタンク
14a、14b、膨張弁17a、17b、リレーボック
スやヒューズボックス等を取付けており(図示せず)、
コンプレッサ13を除く殆どの冷凍機器が冷凍機ユニッ
ト9に纏められている。このようにコンプレッサ13を
除く殆どの冷凍機器を纏めてユニット化することで、一
体ユニット9をそのまま取付け固定するだけで容易に且
つ短時間で車両への架装ができる。また、各機器が纏め
られているので、メンテナンスも容易である。
【0028】次に、本実施の形態における作用を説明す
る。冷凍機ユニット9の製造は、冷凍サイクルを形成す
る主要機器のうち、コンプレッサ13を除く、第1及び
第2エバポレータ19a、19b、第1及び第2エバポ
レータ用ファン25a、25b、第1及び第2コンデン
サ15a、15b等の冷凍機器をエバポレータハウス2
9に取り付け、一体のユニットを構成する。かかるユニ
ットは工場の出荷段階で容易に製造することができる。
【0029】次に、収納庫への架装は、冷凍機ユニット
9のカバ−31(図5参照)を外した状態で、エバポレ
ータハウス29を収納庫の開口部27にボルト止めす
る。この架装時には、上述したように、エバポレータハ
ウス29の両側をボルト固定するだけで容易に装着でき
る。
【0030】冷凍機ユニット9の冷凍運転時には、図2
に示す冷蔵室53及び冷凍室55における下側の吸い込
み口41a、41bから冷蔵室53または冷凍室55の
空気を吸い込み、第1または第2エバポレータ19a、
19bを通過した後、上側にある吹き出し口43a、4
3bから吹き出され、各冷蔵室53または冷凍室55を
それぞれ所定の温度域に冷却する。エバポレータハウス
29の内側では、図4に矢印で示すように、冷蔵室53
(冷凍室55)内の空気は、第1エバポレータ19a
(第2エバポレータ19b)の下側から第1エバポレー
タ19a(第2エバポレータ19b)とエバポレータハ
ウス29の内面との間にある通風路30を通り、第1エ
バポレータ用ファン25a(第2エバポレータ用ファン
25b)により、通風路30からエバポレータ19に向
けて送風される。送風空気はエバポレータ19を略水平
方向に通過して、熱交換された後、冷蔵室53(冷凍室
55)内に送風される。
【0031】一方、冷凍運転時または霜取り運転時に、
エバポレータのフィンに結露した水または溶解した水
は、エバポレータのフィン面に沿って下方に流れフィン
の下端側に集められ、エバポレータ19の下端に結露水
がブリッジを形成した場合にも、送風空気はエバポレー
タ19を水平方向に通過するので、結露水のブリッジに
より送風空気の通風が阻害されることなく、熱交換効率
の低下が防止される。また、エバポレータ19のフィン
間を結露水が集まる下端から上方に向けて空気が通過し
て水を巻き上げるということがないので、水の飛散が防
止される。
【0032】更に、第1及び第2エバポレータ用ファン
25a、25bとして軸流ファンを用いているので、風
量を確保でき、構成もコンパクトである。
【0033】発明は上述した実施例に限定されず、本発
明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能である。
【0034】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、冷凍サ
イクルを構成する主要機器のうち、コンプレッサを除
く、第1エバポレータ、第2エバポレータ等の機器をエ
バポレータハウスに予め取り付けた一体の冷凍機ユニッ
トとしているので、冷凍装置の収納庫への架装が容易に
且つ迅速にできる。しかも、温度の異なる第1冷蔵室と
第2冷蔵室に対応させて第1エバポレータと第2エバポ
レータとを配置でき、要求される物品の冷蔵状態に応じ
た冷蔵(または冷凍)を行なうことができる。
【0035】請求項2に記載の発明によれば、エバポレ
ータ用ファンの羽とコンデンサ用ファンの羽とを一つの
モータが駆動し、モータを兼用しているので、部品点数
を削減でき、且つ簡易な構成である。
【0036】請求項3に記載の発明によれば、第1冷媒
回路と第2冷媒回路とにそれぞれコンデンサを配置して
いるので、制御温度の異なる第1エバポレータと第2エ
バポレータとの制御が容易であり且つ各エバポレータの
冷却能力を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる車両用冷凍装置の
架装状態を示す概略図である。
【図2】車両の収納庫を切断して示す斜視図である。
【図3】冷凍機ユニットの概略的構成を示す縦断面図で
ある。
【図4】図2に示す冷凍機ユニットの架装状態における
縦断面図である。
【図5】図2における冷凍機ユニットの横断面図であ
る。
【図6】冷凍サイクルの回路図である。
【符号の説明】
9 冷凍機ユニット 15a 第1コンデンサ 15b 第2コンデンサ 19a 第1エバポレータ 19b 第2エバポレータ 22a 第1冷媒回路 22b 第2冷媒回路 23a 第1コンデンサ用ファン 23b 第2コンデンサ用ファン 25a エバポレータ用ファン 25b エバポレータ用ファン 26a 第1制御部 26b 第2制御部 29 エバポレータハウス 53 冷蔵室(第1冷蔵室又は第1冷凍室) 55 冷凍室(第2冷凍室又は第2冷蔵室)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エバポレータハウスの内側に第1エバポ
    レータと、第2エバポレータと、第1エバポレータ用フ
    ァンと、第2エバポレータ用ファンとを搭載し、エバポ
    レータハウスの外側にコンデンサとコンデンサ用ファン
    とを搭載した冷凍機ユニットを備え、この冷凍機ユニッ
    トを車両の収納庫に架装して収納庫内を冷却する車両用
    冷凍装置であって、 車両の収納庫は温度の異なる第1冷蔵室(又は第1冷凍
    室)と第2冷凍室(又は第2冷蔵室)とを備え、第1冷
    蔵室(又は第1冷凍室)側に前記第1エバポレータを配
    置し、第2冷凍室(又は第2冷蔵室)側に前記第2エバ
    ポレータを配置するとともに、前記冷凍機ユニットは、
    第1エバポレータの温度を制御する第1制御部と、第2
    エバポレータの温度を制御する第2制御部とを備えるこ
    とを特徴とする車両用冷凍装置。
  2. 【請求項2】 前記コンデンサ用ファンは、エバポレー
    タ用ファンと同数個備え、一つのモータの軸にコンデン
    サ用ファンの羽とエバポレータ用ファンの羽とが装着さ
    れていることを特徴とする請求項1に記載の車両用冷凍
    装置。
  3. 【請求項3】 前記コンデンサは、2つのコンデンサを
    備え、第1エバポレータと第1コンデンサとで第1冷媒
    回路を構成し、第2エバポレータと第2コンデンサとで
    第2冷媒回路を構成し、第1冷媒回路と第2冷媒回路と
    は一つのコンプレッサに対して並列に接続されているこ
    とを特徴とする請求項1または2に記載の車両用冷凍装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101161615B1 (ko) * 2011-11-24 2012-07-03 김봉석 냉동용 및 냉장용 2대의 응축기를 단일 실외기 케이스에 장착하여 냉동 및 냉장 싸이클을 개별적으로 운용하는 냉동냉장 겸용 냉동탑차
JP2013139944A (ja) * 2011-12-28 2013-07-18 Mitsubishi Heavy Ind Ltd パネル

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