JP2000232982A - 非侵襲的識別システム - Google Patents

非侵襲的識別システム

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JP2000232982A
JP2000232982A JP11004990A JP499099A JP2000232982A JP 2000232982 A JP2000232982 A JP 2000232982A JP 11004990 A JP11004990 A JP 11004990A JP 499099 A JP499099 A JP 499099A JP 2000232982 A JP2000232982 A JP 2000232982A
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envelope
dna
swab
swabs
kit
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Edmund T Delguercio
ティー デルガルシオ エドマンド
P Richardi Robert
ピー リッチアルディー ロバート
De Filippo John
デフィリッポ ジョン
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  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】人のDNA物質を生体及び死体の内頬から非侵
襲的に採集するためのシステム及びキットを提供するこ
と。 【解決手段】高弾性繊維の綿棒によって、DNA物質を
内頬から掻き取って将来的な身元確認に十分な物質を得
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、改善された非侵襲
性システムを提供して、身元確認及び医学評価のための
遺伝子ファイルを生み出す。特に、本発明は、DNA分
離用及び遺伝子試験用の細胞を、個人及び並びに死体の
内頬からその後の評価のために保存する目的で収穫する
ことに関する。
【0002】
【従来の技術】遺伝子疾病の診断能力は、この20年で
急速に進展した。今日では、その後の人生において苦し
み得る傾向があるような、ある種の病気を明らかにする
ことができる試験がある。現在利用できる試験を有する
疾病状態には、嚢胞性線維症、ハンティングトン舞踏
病、ゴーシェ病、血友病、精神遅滞、鎌状赤血球貧血、
ダウン症候群等がある。多くの遺伝子に基づく適用が今
日の診断及び病気の予断に使用されているが、傾向試験
の領域は、疾病予測へと移行するようになるだろう。両
親及び祖父母からの情報は、遺伝子試験で使用するため
にはめったに得られず、まためったに保存されていな
い。DNA(デオキシリボ核酸)マッチングは、生体及
び死体の双方の行方不明者の身元確認に使用される。リ
チャード(Richards)らの論文「Multiplex PCR Amplific
ation From The CFTR Gene Using DNA Prepared From B
uccal Brushes/Swabs 」、Human MolecularGenetics、v
ol.2 、No.2、 159〜163 頁は、遺伝子疾病のスクリー
ニングのためいに2本だけ綿棒を使用することを教示
し、CFTR遺伝子に対する試験において、ヘルスケアの専
門家によって行われたとしても5%の不良率を報告して
いる。新しい病気、例えば前立腺癌においては、3つの
遺伝子が含まれていることが確認されている。アルツハ
イマー試験は少なくとも4種の遺伝子が含まれる。更
に、特定の病気の特徴は、1以上の病気と共通し得るこ
とが知られている。従って、非常に多数のDNA試料
が、病気を確認するために利用し得ることが重要であ
る。更に、低温保存のすぐ前から劣化が生じ得るので、
大量のDNAを有する物質を保存することが重要であ
る。このことは、ホストがいなくなる又は死んでから長
期間経った後では追加の試料を取得することができない
ので、特に重要である。従って、家族の細胞を有する試
料に関する重要な身元確認又は遺伝子の情報の採集及び
保存に有効なシステムが必要である。そのようなシステ
ムは、完全、便利、家庭での使用が容易で、管理が不要
であり、長期間重大な細胞を有する試料の劣化なく当該
試料を保存するのに適応させるべきである。Turnerの米
国特許第5101970 号明細書は、DNA試料を生体から採
集して保存するための、あるシステムであって、試料を
情報と一緒に冷凍庫に保存することを含むことを特徴と
するシステムを開示する。しかしながら、当該情報は、
生体のみから、血液試料を使用して採集される。DNA
は、人の遺伝的特徴を伝達する責任がある。PCR(ポ
リメラーゼ連鎖反応)技術は、遺伝子の青写真をヒト遺
伝子DNAの百万倍も小さなセグメントに拡大できる。
DNA試料は、頬の内側を滅菌した綿棒でふき取る又は
掻き取ることによって得られる。皮膚又は髪から得たD
NA試料は、DNA読み込みが不明瞭なので、ヘアース
プレーや、ボディローションからの化学薬品で汚染して
いるかもしれない。「内頬」の語は、ここで、頬領域及
び口の唇部分、並びに頬の粘膜を意味する。
【0003】発明の概要 本発明は、DNAを有する物質を生体又は死体から採集
及び保存する方法を提供する。本発明により、多数の滅
菌綿棒を使用して、DNAを有する物質をヒトの内頬か
ら少なくとも約10分間、好ましくは少なくとも20分
間管理せずに頬の内側をなでることによって採集する。
有利なことに、約2250ナノグラムのDNAを有する
物質は、1種の病気に対する試験のために少なくとも4
500ナノグラム、及び他の試験又は結果の検証に利用
するための予備量を得るために、各綿棒から採集され
た。DNAを有する綿棒を、DNA試料のドナーから読
み込んだ情報を伝える封筒の中に入れる。試料は、分析
するために送られる。綿棒上の細胞内DNAは、室温で
1月間安定させ、37℃及び−20℃の極端な温度に1
2時間〜24時間さらす。分泌性白血球プロテアーゼ阻
害剤が唾液中に存在すると、血液試料を使用するよりも
技術者にとって安全な評価方法として、内頬物質を使用
することを提供することになり、HIV感染の危険性が
減少することが知られている。好ましくは、少なくとも
6本以上のDNA物質の綿棒を、保存又は直ちに分析す
るために採集する。有利なことに、試料のついた綿棒を
含む封筒は、経歴情報が適用されたその人及び/又は団
体の秘密を保存するためのバーコードがある。本発明の
方法に関連して、キットを提供する。好ましいキット
は、試料を提供する団体を確認するデータ情報シートを
含む封筒を有する。第2の封筒は、少なくとも6本の無
菌綿棒を含む。この綿棒は、高弾性繊維である。第3の
封筒又はコンテナは、あらかじめ保管所の宛名が記され
たものである。有利なことにこの封筒は、コンピュータ
読み込むためにバーコード化されている。このキットが
提供されると、DNA物質は家庭でも採取可能になる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】これによって、本発明
の目的は、より効率の良いDNA試料を人の生体又は死
体から死亡時に採集する非侵襲的方法を提供することに
ある。本発明の他の目的は、行方不明又は失踪した人の
身元を確認するための方法を改善することにある。本発
明の更なる他の目的は、DNA物質の技術者にとってよ
り安全な評価方法を提供することにある。本発明の更な
る他の目的は、親類が死んだ後でも完全な遺伝子記録を
提供することにある。これら及び他の目的の、特徴、及
び利点は、以下の詳細な説明を再検討することによって
より明らかになるだろう。
【0005】
【課題を解決するための手段】好ましい態様の詳細な説
本発明は、データ及び物理的証拠を、生体又は死亡した
個人の身元確認をするために採集及び保存する非侵襲的
システムを提供する。特に、その方法は、DNA試料を
個人の内頬から採集し、その人の身元を確認し、情報を
集めてDNA試料に日付を付ける保管所に試料を送り、
身元を確認し及び/又は将来使用するために冷凍状態で
保存することを提供する。
【0006】
【発明の実施の形態】本システムにおいて、封着できる
封筒は、資料を提供する個人に関係する情報を記録した
データ採集シートを含めて提供される。第2の封筒にお
いて、無菌綿棒は、試料を個人の内頬から採集するため
に提供される。この綿棒は、ポリアミド、ポリエステ
ル、ポリイミド、ポリエチレン等の高弾性合成繊維を有
する。最も好ましくは、DACRON(デュポン(E.I.DuPont)
の登録商標)を有する綿棒である。非常に多数の綿棒、
好ましくは約6〜10本の綿棒を有することは、精度に
とって重要であるのは、十分な物質が、期間や個人の世
代にわたる様々な分析のために利用できるようにするた
めである。。少なくとも10なで又は10掻きして、生
体又は死体に対して4500ナノグラム以上のDNA物
質を保存及び試験するために提供するための試料の採集
に有用である。更なる封筒は、情報シート及び綿棒を分
析し、保存する施設に郵送するために使用される。使用
した綿棒は、封筒の中に戻されて、データシートを含む
第1の封筒とともに、通常の方法による読み込み及び/
又は保存によって保管所で分析するために郵送される第
3の封筒に入れられる。以下の表は、DNA物質を採集
するために内頬をDACRON綿棒でなでることを要求する生
体個体上において行われた研究を示す。
【0007】
【表1】表1 掻いた回数と頬の綿棒DNA分離手順との比較個体 1掻き 10掻き 20掻き K 200 4800 7100 C 5500 6000 7800 D 3800 7600 7200 M 4500 5600 6800 S 3600 6000 7300 A 2800 5300 5000 N 0 4800 5700 B 6000 5500 7000 De 6100 7400 9100 P 5400 5200 5000 J 5600 10200 12000 D'A 6500 7600 4800 Ka 4600 6700 8300 MG 2800 5300 2800MT 1000 3000 5100 合計 58400 91000 101000結論 1掻き:58400/15=3893ng/2 綿棒=1946ng/綿棒 10掻き:91000/15=6067ng/2 綿棒=3033ng/綿棒 20掻き:101000/15=6733ng/2 綿棒=3367ng/綿棒 表1を見ると、綿棒の1掻きは、平均して約2000ナ
ノグラムのDNA物質を生成する。10掻きは、綿棒当
たりのDNA試料で平均約3000ナノグラムのDNA
試料を生じる。20掻きは、採集されたDNA物質の生
成量を改善しなかった。10掻きは、非技術者が行って
も4500ナノグラムより多いDNA物質を2つの綿棒
から堅実に生ずることがわかった。
【0008】以下の表は、DNA物質を、死体の内頬を
10回掻いて採集した研究を示す。この研究は、22体
の死体を含み、この中で21死体は、前防腐処理をし、
1体は後防腐処理をした。全ての試料は、死後6〜38
時間に採集した。
【表2】 表2 死後の綿棒試料 試料 前防腐処理 後防腐処理 1 1660 2930 1750 900 2 1800 1660 1980 615 3 1400 1480 2390 150 4 2250 1330 3020 5 2050 1500 1660 1665/3=588ng 6 1850 1750 1475 7 1950 1450 1430 8 1650 1430 1665 9 1500 1270 2410 10 2075 1510 2340 11 1640 2035 1580 12 1280 2090 1040 13 1950 2840 1665 14 1840 1260 2035 15 1750 1400 2090 16 1820 1790 2080 17 1220 2080 1510 18 1020 2250 1450 19 1250 2640 1660 20 2140 1640 1850 21 1850 1660 2105 合計 35935 38495 39075 平均 113505/63=1800 ng/綿棒 水分の欠如のため、少なくとも6本の綿棒が少なくとも
4500ナノグラムのDNA物質を現在及び将来の試験
のために堅実に得ることが要求されることがわかってい
る。6本の綿棒では精度が要求されるため、2本の綿棒
だけのときには、最小量より低い試料を得ることになり
得る。
【0009】キット 本発明のキットは、非技術者による家庭での使用が意図
される。コンテナは、3つの封筒を有するものを提供す
る。1つの封筒には、名前、住所、居所及び誕生日、並
びに関連する病歴等の個人の身元確認に使用される重要
なデータを集める情報シート又はカードを含む。そのよ
うなデータは、人や親類の身元確認に使用でき、しばし
ば役に立つ。所望であれば、指紋を採る方法や、指紋を
記録する方法が提供されてもよい。他の封筒は、DNA
物質を内頬から得るための少なくとも6本の無菌綿棒を
含むものが提供される。綿棒は、棒の上に高弾性繊維の
おおいがあって、自分で又は他人により内頬を掻くため
に、速やかに入れることができる形態であり得る。使用
された綿棒は、適切な身元確認のため、及び保存施設に
送るために封筒に再び入れられる。第3の封筒は、好ま
しくは保存施設の住所がある輸送又は郵送用封筒であ
る。この第3の封筒内の身元確認カード及びこれらの封
筒内にある使用した綿棒は、その後適切な場所へ送付又
は郵送される。好ましくは、各封筒は、より容易に身元
確認するために前述された全ての封筒についてバーコー
ドされる。封筒は、書く及び/又は印刷するのに好適な
材質であるべきである。TYVEK を含むような封着できる
封筒や、プラスチックで裏打ちした封筒が利用されても
よい。重要な情報とともに、封着した封筒は、DNAを
はずす分析研究所に送付され、家庭の冷凍庫に保存され
得る。冷凍庫において、試料は、試料の有効寿命を延ば
すように、凝固点より低い温度に冷却される。保管所に
おいて、封筒のバーコードは、コンピュータシステムに
かけられる。綿棒の頭部を綿棒の茎部から切り離し、マ
イクロ遠心分離管に入れて、DNA細胞を溶解してDN
Aを核から抽出する。DNAは、最小量の4500ナノ
グラムが存在することを確証するために定量される。ヒ
トの遺伝標識は、個体からのDNAの正確な量を定量す
るために使用され、バクテリアによって与えられたかも
しれない残りのDNAを除去する。この方法、つまりヒ
ト起源の頬粘膜からのDNAの量を定量することは、D
NAの保全及び将来の使用に十分なDNAが存在するこ
との保証になる。好ましくは、DNA試料は、安全及び
保全のために2つに分かれた冷凍庫に分けて保存され
る。
【0010】
【実施例】比較例1 2種の綿棒からのDNA生成量(ナノグラム) リチャード(Richard) らにより記述された方法に従っ
て、261個体は、2種の綿棒を使用して頬細胞を採集
し、DNAを抽出した。261個体の39%、つまり1
03より多くの個体(黒点)は、保存及び更なる多数の
遺伝子試験に最小限要求される標準の4500ナノグラ
ムより低いDNA生成量だった。 大人 (人数=261 8300 9700 3600・ 5900 4600 5300 3200・ 6600 4300・ 10100 9100 4100・ 7600 4000・ 4900 5200 4900 3500・ 4600 4300・ 7200 5000 5900 3800・ 4500 4300・ 4900 3400・ 5600 4700 3600・ 8100 4600 6000 4600 3900・ 4600 4600 2500・ 5700 4000・ 4300・ 6600 4800 6200 3000・ 3800・ 4300・ 4600 3400・ 6200 4200・ 4500 7600 3900・ 7100 2400・ 3600・ 4100・ 6000 3100・ 7600 3900・ 5900 3500・ 4500 7400 8000 3300・ 6000 5100 1500・ 7600 3300・ 5500 4400・ 12000 7400 7200 3500・ 4000・ 4400・ 2500・ 5700 4000・ 4200・ 4200・ 4800 7500 4100・ 5300 5500 8100 2500・ 7100 5000 4700 4600 8300 7600 1800・ 3800・ 4300・ 2900・ 4900 6000 4100・ 4400・ 4500 2800・ 7700 2800・ 4300・ 4400・ 4600 3400・ 7600 3500・ 4400・ 4600 5100 8000 2000・ 4200・ 4300・ 3500・ 3100・ 10200 4000・ 5500 4100・ 8100 3600・ 5800 6000 4100・ 1200・ 8500 6400 5700 4300・ 8200 6800 4600 4100・ 5100 2500・ 8500 6400 4600 4300・ 8400 4700 3800・ 4400・ 5000 2800・ 8100 6100 4800 3600・ 9000 4300・ 3800・ 4600 5800 4800 5700 6200 3900・ 4300・ 9500 2900・ 3000・ 4300・ 5400 5500 3700・ 5900 4500 4500 10500 4800 4300・ 4500 4700 3300・ 7900 5200 7100 5900 10500 4100・ 4400・ 4000・ 4800 3500・ 7700 3600・ 7800 5500 10600 5700 5300 5700 4000・ 4800 6100 4400・ 7200 4200・ 10700 2700・ 3400・ 4200・ 4700 5500 5600 4200・ 6800 4700 11700 5700 3900・ 3300・ 4800 3500・ 6700 4600 7300 4400・ 11900 5200 3900・ 5800 5000 3600・ 4600 4500 5000 4400・ 12700 2700・ 5000 5400 4500 5100 6300 4000 5700 5500 13700 8100 5200 5700 4800 5600 9700 4100・ 7000 5700
【0011】本発明は、好ましい態様の点から上記のよ
うに記述されている。これは、説明された態様の多くの
変形をよく熟考することによって明らかになるだろう。
封筒のタイプ、コンテナ、及び綿棒の形態は、セルロー
スやプラスチック材料であってもよい管や箱の形態に変
えてもよい。これら及び他の修正や付加は、請求された
本発明の精神及び範囲から出発することなく、説明され
た態様によってうまくなされるだろう。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G01N 33/48 A61B 5/10 320Z (72)発明者 ロバート ピー リッチアルディー アメリカ合衆国 ペンシルバニア州 19342 グレン ミルズ フォージ ロー ド 137 (72)発明者 ジョン デフィリッポ アメリカ合衆国 ニュージャージー州 08402マーゲート サウス ソーロー ア ベニュー 100 Fターム(参考) 2G045 AA39 BA13 BB01 BB46 CB01 DA13 4B063 QA01 QA20 QQ08 QQ42 QR67 QS10 QS14 QS39 4C038 VA07 VB03 VC20

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生体又は死体からDNAを、保存及び識
    別するために非侵襲的に採集する方法であって、前記生
    体及び死体の内頬を高弾性繊維を有する少なくとも6本
    の綿棒でふき取るかあるいは掻き取る工程を有し、当該
    各綿棒で内頬を少なくとも約10回掻き取ることを特徴
    とする方法。
  2. 【請求項2】 各綿棒が少なくとも約4500ナノグラ
    ムのDNA物質を採集する、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 少なくとも約4500ナノグラムのDN
    Aが、死体から採集される、請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 高弾性繊維が、ポリアミド、ポリエチレ
    ンテレフタレート、ポリイミド、及びポリエステルから
    成る群より選ばれる、請求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】 DNA物質を綿棒から溶解すること及び
    溶解した物質の部分を低温で別々に保存することを含
    む、請求項1に記載の方法。
  6. 【請求項6】 採集したDNA物質が、分泌性白血球プ
    ロテアーゼ阻害剤を含む、請求項1に記載の方法。
  7. 【請求項7】 採集したヒトのDNA物質を定量する、
    請求項1に記載の方法。
  8. 【請求項8】 DNA物質を生体又は死体から非侵襲的
    に採集するために使用するキットであって、 データ採集シートを含む好適な第1の封筒、 DNA物質を内頬から採集するための高弾性繊維有する
    少なくとも6本の綿棒を含む第2の封筒、 当該データシート及び綿棒を保存施設に郵送するための
    郵送用封筒、及び当該封筒用のコンテナ、を含むことを
    特徴とするキット。
  9. 【請求項9】 前記封筒がバーコードされている、請求
    項8に記載のキット。
  10. 【請求項10】 当該綿棒が、ポリアミド、ポリエチレ
    ン、テレフタレート、ポリイミド及びポリエステルから
    成る群より選ばれる高弾性繊維を有する、請求項8に記
    載のキット。
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