JP2000232602A - ビデオカメラ - Google Patents

ビデオカメラ

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JP2000232602A
JP2000232602A JP11033903A JP3390399A JP2000232602A JP 2000232602 A JP2000232602 A JP 2000232602A JP 11033903 A JP11033903 A JP 11033903A JP 3390399 A JP3390399 A JP 3390399A JP 2000232602 A JP2000232602 A JP 2000232602A
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JP
Japan
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image
zoom
unit
magnification
video camera
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Withdrawn
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JP11033903A
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English (en)
Inventor
Yuji Mizoguchi
裕二 溝口
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JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ビデオテープに画像を記録した後からでも、画
像のデジタルズームの有無を選択可能なビデオカメラを
提供する。 【解決手段】ズーム制御部の制御により、表示部におい
て、撮影部で撮影した画像を所定のデジタルズーム倍率
で拡大処理して表示し、同時に、記録部において、撮影
部で撮影した画像とともに、表示部でのデジタルズーム
倍率の情報を記録する。また、ビデオテープに記録した
画像を再生する場合には、ビデオテープに記録された画
像とともにデジタルズーム倍率の情報を再生し、再生し
たデジタルズーム倍率の情報に応じて、再生した画像を
拡大処理して表示することにより、上記課題を解決す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタルズーム機
能を有するビデオカメラの技術分野に属するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】ビデオカメラの普及に伴い、家庭用のビ
デオカメラであっても、20倍を超える高拡大率のズー
ム撮影を行うことができるものがある。このような高倍
率のズーム撮影を行うことができるビデオカメラでは、
光学ズームとデジタルズームとを組み合わせ、一般的
に、低倍率領域では光学ズームのみでズーム撮影を行
い、光学ズームの最大拡大率を超える領域では、光学ズ
ームとデジタルズームとを併用して高倍率なズーム撮影
を実現している。
【0003】ところで、デジタルズームでは、デジタル
化後の画像データに補間処理等を行うことにより単純に
画像を拡大している。このため、高倍率のデジタルズー
ム後の画像は、拡大率の上昇と共に画像が粗くなり、画
質が劣化するという問題がある。しかも、撮影者には、
光学ズームからデジタルズームへの切り替わりが分から
ないため、撮影者は、意図せずに、デジタルズーム後の
画質の悪い画像をビデオテープに記録してしまうことに
なる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、前記
従来技術に基づく問題点をかえりみて、ビデオテープに
画像を記録した後からでも、画像のデジタルズームの有
無を選択可能なビデオカメラを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、デジタルズーム機能を有するビデオカメ
ラであって、画像を撮影する撮影部と、デジタルズーム
処理を制御するズーム制御部と、このズーム制御部の制
御により、前記撮影部で撮影した画像を所定のデジタル
ズーム倍率で拡大処理して表示する表示部と、前記撮影
部で撮影した画像とともに、前記表示部でのデジタルズ
ーム倍率の情報を記録する記録部とを有することを特徴
とするビデオカメラを提供するものである。
【0006】ここで、前記記録部は、ビデオテープに記
録された画像とともに、前記デジタルズーム倍率の情報
を再生する機能を有し、前記表示部は、前記記録部によ
って再生された前記デジタルズーム倍率の情報に応じ
て、前記記録部によって再生された画像を拡大処理して
表示する機能を有するのが好ましい。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に、添付の図面に示す好適実
施例に基づいて、本発明のビデオカメラを詳細に説明す
る。
【0008】図1は、本発明のビデオカメラの内部構造
を表す一実施例のブロック図である。図示例のビデオカ
メラ10は、基本的に、撮影光学系12、CCDセンサ
14、A/D(アナログ/デジタル)変換器16、信号
処理部18、圧縮部20、ビデオテープ−i/f(イン
ターフェイス)部22、テープ記録部24、メモリコン
トローラ26、メモリ28、ズーム制御部30、LCD
(液晶ディスプレイ)−i/f部32およびLCD34
を有する。
【0009】ここで、撮影光学系12、CCDセンサ1
4、A/D変換器16および信号処理部18は、従来の
ビデオカメラが一般的に備えている構成要件であり、本
発明の撮影部を構成する。また、圧縮部20、ビデオテ
ープ−i/f部22およびテープ記録部24は、本発明
の記録部を構成するものであり、メモリコントローラ2
6、メモリ28、LCD−i/f部32およびLCD3
4は、本発明の表示部を構成するものである。
【0010】ビデオカメラ10において、まず、撮影光
学系12は、結像レンズ、ズーム機構、絞り等を有する
もので、ズーム制御部30の制御により、所定の光学ズ
ーム倍率で画像(撮影シーン)を撮影し、CCDセンサ
14の受光面に結像する。ここで、ズーム制御部30
は、ズーム用のスイッチ(ズームSW)の状態を検出し
て、撮影光学系12における光学ズームの倍率、およ
び、後述するメモリコントローラ26におけるデジタル
ズームの倍率を制御する。
【0011】続いて、CCDセンサ14は、R(赤)、
G(緑)およびB(青)の色フィルタやプリズム等の分
光手段を用い、撮影光学系12により撮影された画像を
R,GおよびBの3原色に分解して光電的に読み取る。
CCDセンサ14から出力されたアナログの画像データ
は、A/D変換器16に入力される。A/D変換器16
は、CCDセンサ14から入力されるアナログの画像デ
ータをデジタルの画像データに変換する。
【0012】A/D変換後の画像データは信号処理部1
8に入力される。信号処理部18は、A/D変換器16
から入力されたデジタル化後の画像データに対して、輝
度補正、カラーバランス補正、シェーディング補正等の
各種の画像処理を行う。信号処理部18から出力される
画像データは、光学ズームのみが行われている画像であ
り、次に述べる圧縮部20およびメモリコントローラ2
6の両方に対して出力される。
【0013】ここで、まず、メモリコントローラ26
は、ズーム制御部30の制御により、信号処理部18か
ら入力された画像データを所定のデジタルズーム倍率で
拡大処理し、これを一旦メモリ28に格納する。また、
この時のデジタルズーム倍率の情報が圧縮部20に入力
される。メモリ28は、インターフェースの変換やタイ
ミング調整のために設けられた画像データの一時格納用
バッファである。
【0014】メモリ28に格納された画像データは、メ
モリコントローラ26の制御により、LCD−i/f部
32に送られて、LCD34での表示に対応する画像デ
ータに変換され、LCD34の画面に表示される。LC
D34は、撮影画像等を表示するモニタで、撮影者は、
LCD34で画像を確認しつつ撮影を行うことができ
る。また、LCD34には、撮影画像以外にも、バッテ
リーの残量等の各種の情報が必要に応じて表示される。
【0015】一方、圧縮部20は、MPEG、DVフォ
ーマット、JPEG等の公知のアルゴリズムによって信
号処理部18から入力される画像データを圧縮する。圧
縮後の画像データは、メモリコントローラ26から入力
されるデジタルズーム倍率の情報とともに、ビデオテー
プ−i/f部22において、ビデオテープへの記録(画
像録画)に対応する画像データに変換され、その後、磁
気記録ヘッド等を有するテープ記録部24に送られ、ビ
デオテープに記録される。
【0016】なお、本発明では、デジタルズーム倍率の
記録方法は、ビデオテープに記録されたデジタルズーム
倍率の情報を再生時に利用可能に記録してあれば何ら限
定されるものではない。例えば、アナログ方式のビデオ
カメラの場合には、映像信号の表示期間外のブランキン
グ期間中に記録してもよいし、デジタル方式のビデオカ
メラの場合には、デジタルの画像データと画像データの
間のどこにでも記録することが可能である。
【0017】図示例のビデオカメラ10においては、ズ
ーム(拡大)撮影が開始されると、ズーム制御部30に
よってズームSWの状態が検出され、ズーム制御部30
から、光学ズーム倍率およびデジタルズーム倍率を制御
するための制御信号が、それぞれ撮影光学系12および
メモリコントローラ26に送られる。なお、本発明のズ
ーム制御部30におけるズーム撮影開始の検出方法には
特に限定はなく、従来公知の各種の方法が利用可能であ
る。
【0018】ズーム制御部30からの制御信号に応じ
て、まず、撮影光学系12により、所定の光学ズーム倍
率で画像が撮影され、CCDセンサ14によって光電的
に読み取られる。そして、CCDセンサ14から出力さ
れるアナログの画像データは、A/D変換器16によっ
てデジタルの画像データに変換され、信号処理部18に
おいて各種の画像処理を施された後、圧縮部20および
メモリコントローラ26の両方に対して出力される。
【0019】まず、メモリコントローラ26では、ズー
ム制御部30からの制御信号に応じて、信号処理部18
から入力される画像データが、所定のデジタルズーム倍
率で拡大処理されてメモリ28に格納されるとともに、
この時のデジタルズーム倍率の情報が圧縮部20に入力
される。そして、メモリ28に格納された画像データ
は、メモリコントローラ26の制御により、LCD−i
/f部32を介してLCD34の画面に表示される。
【0020】一方、前述のメモリコントローラ26での
処理が進行するのと同時に、圧縮部20では、信号処理
部18から入力される画像データ、すなわち、デジタル
ズーム処理の行われていない光学ズーム後の画像データ
が圧縮処理される。そして、圧縮後の画像データは、メ
モリコントローラ26から入力されるデジタルズーム倍
率の情報とともに、ビデオテープ−i/f部22を介し
てテープ記録部24に送られ、ビデオテープに記録され
る。
【0021】また、図示していないが、記録した画像を
再生表示する場合には、例えばテープ記録部24でビデ
オテープが再生され、ビデオテープ−i/f部22を介
して、再生された画像データとともに、デジタルズーム
倍率の情報が圧縮部20に送られる。圧縮部20では、
圧縮された画像データが伸長されて、デジタルズーム倍
率の情報とともにメモリコントローラ26に入力され、
メモリコントローラ26の制御によりデジタルズーム後
の画像が再生表示される。
【0022】なお、本発明のビデオカメラ10として
は、必ずしも記録した画像の再生機能を持たせる必要は
ないが、本発明のビデオカメラ10で撮影されたビデオ
テープを従来のビデオデッキで再生すると、デジタルズ
ームされていない、光学ズーム後の画像が再生される。
したがって、デジタルズーム後の画像を再生するために
は、前述のように、本発明のビデオカメラ10に再生機
能を持たせるか、あるいは、同様な再生機能を有するビ
デオデッキ等が必要となる。
【0023】また、メモリコントローラ26は、画像の
再生時に、デジタルズーム後の画像、もしくは、デジタ
ルズームしていない、光学ズーム後の画像のどちらを再
生するのかを指定可能に構成するのが好ましい。これに
より、本発明のビデオカメラ10では、デジタルズーム
されている画像を再生する時に、デジタルズーム後の画
像、または、デジタルズーム前の光学ズームのみの画像
のどちらかを選択的に再生することができる。
【0024】以上のように、本発明のビデオカメラで
は、ズーム制御部30により、撮影者によってデジタル
ズーム操作が行われたことを検出して、光学ズームの倍
率およびデジタルズームの倍率を制御し、デジタルズー
ム後は、本発明の記録部により、デジタルズーム後の画
像データを記録するのではなく、光学ズーム後の画像デ
ータとともに、デジタルズーム倍率の情報のみを記録
し、同時に、本発明の表示部により、デジタルズーム後
の画像を表示する。
【0025】これにより、本発明のビデオカメラによれ
ば、記録した画像の再生時に、デジタルズーム倍率の情
報に基づいて、デジタルズーム後の画像を再生表示する
ことができることはもちろん、例えば再生画像が粗く、
画質が悪いと判断した場合には、撮影時の倍率とは異な
るが、デジタルズーム前の光学ズームのみが行われてい
る画像、すなわち、デジタルズームが行われていない、
光学ズーム後の高画質な画像を選択的に再生表示させる
こともできる。
【0026】なお、本発明は、上記実施例に限定され
ず、デジタルのビデオカメラまたはアナログのビデオカ
メラのいずれにも適用可能であるし、カラーのビデオカ
メラにもモノクロのビデオカメラにも適用可能である。
また、実施例では、光学ズームの拡大倍率の超えるズー
ムを行う場合にデジタルズームを行う場合の一例を示し
ているが、本発明は、例えば光学ズームを備えず、デジ
タルズームのみを行うビデオカメラにも適用可能であ
る。
【0027】以上、本発明のビデオカメラについて詳細
に説明したが、本発明は上記実施例に限定されず、本発
明の主旨を逸脱しない範囲において、種々の改良や変更
をしてもよいのはもちろんである。
【0028】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明の
ビデオカメラは、ズーム制御部の制御により、表示部に
おいて、撮影部で撮影した画像を所定のデジタルズーム
倍率で拡大処理して表示し、同時に、記録部において、
撮影部で撮影した画像とともに、表示部でのデジタルズ
ーム倍率の情報を記録するものである。これにより、本
発明のビデオカメラによれば、デジタルズーム後の画像
を再生表示することはもちろん、ビデオテープに記録し
たデジタルズーム後の再生画像が粗く、画質が悪い場合
に、デジタルズーム前の光学ズームのみが行われている
高画質な画像を選択的に再生表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のビデオカメラの内部構造を表す一実
施例のブロック図である。
【符号の説明】
10 ビデオカメラ 12 撮影光学系 14 CCDセンサ 16 A/D変換器 18 信号処理部 20 圧縮部 22 ビデオテープ−i/f部 24 テープ記録部 26 メモリコントローラ 28 メモリ 30 ズーム制御部 32 LCD−i/f部 34 LCD

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】デジタルズーム機能を有するビデオカメラ
    であって、 画像を撮影する撮影部と、デジタルズーム処理を制御す
    るズーム制御部と、このズーム制御部の制御により、前
    記撮影部で撮影した画像を所定のデジタルズーム倍率で
    拡大処理して表示する表示部と、前記撮影部で撮影した
    画像とともに、前記表示部でのデジタルズーム倍率の情
    報を記録する記録部とを有することを特徴とするビデオ
    カメラ。
JP11033903A 1999-02-12 1999-02-12 ビデオカメラ Withdrawn JP2000232602A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003069873A (ja) * 2001-08-27 2003-03-07 Olympus Optical Co Ltd 電子撮像機能を有するカメラ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003069873A (ja) * 2001-08-27 2003-03-07 Olympus Optical Co Ltd 電子撮像機能を有するカメラ

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20060509