JP2000229653A - 包装用容器 - Google Patents

包装用容器

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JP2000229653A
JP2000229653A JP3471599A JP3471599A JP2000229653A JP 2000229653 A JP2000229653 A JP 2000229653A JP 3471599 A JP3471599 A JP 3471599A JP 3471599 A JP3471599 A JP 3471599A JP 2000229653 A JP2000229653 A JP 2000229653A
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JP
Japan
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peripheral surface
lid
main body
discharge port
container
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Pending
Application number
JP3471599A
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English (en)
Inventor
Kanae Ichikawa
香苗 市川
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TOIN KK
TOOIN KK
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TOIN KK
TOOIN KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 収納部内の物品をこぼすことなく、物品を容
易に取り出すことができる包装用容器を提供する。 【解決手段】 底面2aおよび底面2aの周縁から上方
へ延びる内周面2bにより物品収納部2dが画成され、
内周面2bの頂部周縁から外側下方へ外周面2cが延び
る容器本体2と、蓋面3aおよび蓋面3aの周縁から下
方へ延びる周面3bを有し、周面3bが本体2の外周面
2c外側に摺接して本体2の頂部開口を開閉可能な第1
の蓋体3とを備え、収納部2d内の物品を排出可能な吐
出口3cが、本体2の底面2aと第1の蓋体3の蓋面3
aとの一方に形成され、吐出口3cを開閉可能な第2の
蓋体4が、吐出口3cが形成されていない本体2と第1
の蓋体3との一方に連結手段によって曲折可能に連接さ
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、その内部に物品を
収納する包装用容器に関する。
【0002】
【従来の技術】物品収納部が画成された容器本体と、本
体の頂部開口を開閉可能な蓋体とを有する包装用容器は
公知である。容器の一例としては、容器本体が、底面
と、底面の周縁から上方へ延びる内周面と、内周面の頂
部周縁から内周面の外側へ折り返して下方へ延びる外周
面とを有し、蓋体が、蓋面と、蓋面の周縁から下方へ向
かって延びていて本体の外周面の外側に摺接する周面と
を有し、本体と蓋体とが連結手段によって一体化してい
るものがある。容器は、本体から蓋体を外すと収納部の
頂部開口全体が露出する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、収納部内の物
品が粒状物や粉状物等である場合には、容器本体から蓋
体を外すときの揺り返しによって、物品が収納部内から
こぼれてしまうことがある。
【0004】本発明は、収納部内の物品をこぼすことな
く、物品を容易に取り出すことができる包装用容器の提
供を課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明が前提とするところは、底面および前記底面
の周縁から上方へ延びる内周面により物品収納部が画成
され、前記内周面の頂部周縁から前記内周面の外側下方
へ外周面が延びる容器本体と、蓋面および前記蓋面の周
縁から下方へ延びる周面を有し、前記周面が前記本体の
外周面外側に摺接して前記本体の頂部開口を開閉可能な
第1の蓋体とを備えた包装用容器である。
【0006】かかる前提において、本発明が特徴とする
ところは、前記収納部内の物品を排出可能な吐出口が、
前記本体の底面と前記第1の蓋体の蓋面とのうちの一方
に形成され、前記吐出口を開閉可能な第2の蓋体が、前
記吐出口が形成されていない前記本体と前記第1の蓋体
とのうちの一方に連結手段によって曲折可能に連接され
ていることにある。
【0007】本発明の実施の形態の一例としては、前記
吐出口が、前記吐出口の周縁から前記収納部の外側と前
記収納部の内側とのうちの一方へ延びる口筒部を有し、
前記第2の蓋体が、前記収納部の外側へ延びる前記口筒
部の周面外側に摺接して前記吐出口を開閉可能なキャッ
プと前記口筒部の周面内側に摺接して前記吐出口を開閉
可能な栓とのうちのいずれか一方からなる。
【0008】本発明の実施の形態の他の一例としては、
前記口筒部の径方向外方と前記キャップの径方向内方と
へ突出する凸部が、前記口筒部の周面と前記キャップの
周面とのうちの少なくとも一方に形成され、前記凸部と
係合する凹部が他方に形成されている。
【0009】本発明の実施の形態の他の一例としては、
前記口筒部の径方向内方と前記栓の径方向外方とへ突出
する凸部が、前記口筒部の周面と前記栓の周面とのうち
の少なくとも一方に形成され、前記凸部と係合する凹部
が他方に形成されている。
【0010】また、前記本体と前記第1の蓋体とが、連
結手段によって一体化している。
【0011】
【発明の実施の形態】添付の図を参照して、本発明の包
装用容器の詳細を説明すると、以下のとおりである。
【0012】図1は、包装用容器1の斜視図であり、蓋
体3を容器本体2から外し、キャップ4を口筒部3dか
ら外した状態を示す。容器1は、容器本体2と、本体2
の頂部開口を開閉可能な蓋体3と、蓋体3の吐出口3c
を開閉可能なキャップ4とで構成されている。
【0013】本体2は、底面2aと、底面2aの周縁か
ら上方へ延びる内周面2bと、内周面2bの頂部周縁か
ら内周面2bの外側へ折り返して下方へ延びる外周面2
cとを有し、底面2aと内周面2bとにより物品収納部
2dが画成されている。外周面2cの下部には、本体2
の周縁の周り方向外方へ延びるフランジ2eが形成され
ている。
【0014】蓋体3は、蓋面3aと、蓋面3aの周縁か
ら下方へ向かって延びる周面3bとを有し、周面3bの
下部には、蓋体3の周縁の周り方向外方へ延びるフラン
ジ3eが形成されている。蓋面3aには、収納部2d内
の物品を取り出すための円形状の吐出口3cが形成され
ている。吐出口3cには、吐出口3cの周縁から蓋面3
aの上方へ延びる口筒部3dが形成されている。本体2
と蓋体3とは、それらの側部においてフランジ2e,3
eどうしが、可撓性の帯片5により互いに連接され、一
体化している。
【0015】キャップ4は、口筒部3dを被うことが可
能であって、口筒部3dの形状および大きさと実質的に
等しい形状、大きさを有し、本体2のフランジ2eに可
撓性の帯片6によって折曲可能に連接されている。キャ
ップ4には、キャップ4の底部周縁から周り方向外方へ
フランジ4cが延びている。キャップ4の周面4a内側
が口筒部3dの周面3f外側に摺接かつ係合可能であ
る。
【0016】図2,3は、容器1の部分破断斜視図と、
図2のA−A線端面図であり、図2では、蓋体3で本体
2の頂部開口を閉じ、キャップ4で吐出口3cを閉じた
状態を示す。蓋体3の周面3bが、本体2の外周面2c
の外側に摺接かつ係合するので、本体2の頂部開口の閉
塞状態を維持することができる。口筒部3dの周面3f
には、口筒部3dの径方向外方へ突出する複数の凸部3
gが形成され、キャップ4の周面4aには、キャップ4
の径方向外方へ凹む複数の凹部4bが形成されている。
キャップ4の周面4a内側が、口筒部3dの周面3f外
側に摺接し、口筒部3dの凸部3gとキャップ4の凹部
4bとが互いに係合するので、キャップ4が口筒部3d
から簡単に抜脱することはない。口筒部3dが容器1の
収納部2dの外側に突出しているので、収納部2dの内
側において口筒部3dが障壁となることはなく、収納部
2d内の物品の排出が容易である。
【0017】キャップ4を口筒部3dから外すには、キ
ャップ4のフランジ4cの先端部を指で押し上げる。可
撓性の帯片6が、キャップ4を吐出口3dから離間させ
る方向に作用するので、キャップ4と口筒部3dとの係
合が解かれると、キャップ4が吐出口3dから上方へ移
動する。吐出口3dを下方へ向けることで、収納部2d
内の物品を取り出すことができる。蓋体3を本体2から
外すには、蓋体3のフランジ3eと帯片6とを指で把持
して、蓋体3と本体2とを互いに離間させる方向へ引っ
張ればよい。
【0018】容器1は、図3に示すように、本体2の内
周面2bと外周面2cとの間に間隙を有するので、容器
1の側部が収納部2dの内方へ押圧されても、外周面2
cが間隙の分だけ内周面2bの方向へ撓むことができ
る。ゆえに、内周面2bの撓みを押さえることができ、
内周面2bが凹んで蓋体3が不用意に開いたり、物品が
溢れ出したりすることを防ぐことができる。
【0019】図4は、図2とは異なる態様の容器1の部
分破断斜視図である。容器1は、容器本体2と、本体2
の頂部開口を開閉可能な蓋体3と、蓋体3の吐出口3c
を開閉可能な栓7とで構成されている。蓋体3の吐出口
3cは、ほぼ矩形のものであって、吐出口3cには、吐
出口3cの周縁から収納部2dの内側へ延びる口筒部3
dが形成されている。口筒部3dの周面3fには、口筒
部3dの径方向内方へ突出する多数の凸部3gが形成さ
れている。
【0020】栓7は、口筒部3dに指し込むことが可能
であって、口筒部3dの周囲長よりも若干大きい周囲長
を有し、本体2のフランジ2eに可撓性の帯片7によっ
て折曲可能に連接されている。栓7には、栓7の頂部周
縁から周り方向外方へフランジ7cが延びている。
【0021】栓7の周面7aには、口筒部3dの周面3
fの凸部3gに係合する多数の凹部7bが形成され、栓
7の周面7a外側が口筒部3dの周面3f内側に摺接か
つ係合可能である。栓7と口筒部3dとが係合したとき
には、栓7が本体2の収納部2dの内側に進入して蓋面
3aから突出することがないので、蓋面3aが扁平とな
り、多数の容器1を積み重ねることができる。口筒部3
dの周面3fに形成された凸部3gと栓7の周面7aに
形成された凹部7bとが互いに係合するので、栓7が口
筒部3dから容易に抜脱することがない。
【0022】容器1は、収納部2d内の物品を取り出す
ための吐出口3cが本体2の側に形成されていてもよい
し、キャップ4または栓7が、蓋体3に連接されていて
もよい。また、キャップ4と栓7とに凸部が形成され、
凸部に係合する凹部が口筒部3dに形成されていてもよ
く、キャップ4と栓7と口筒部3dとのいずれかに凸部
のみが形成されていてもよい。キャップ4と栓7と口筒
部3dとには、凸部と凹部との両者を形成しなくてもよ
い。
【0023】容器1は、本体2の外周面と蓋体3の周面
とが、接着剤や熱融着手段を利用して互いに固着されて
いてもよいし、本体2の外周面には、外周面の周り方向
外方へ突出する凸部が連続的または間欠的に形成されて
いてもよい。容器1の材質としては、ポリエチレン、ポ
リプロピレン等の熱可塑性合成樹脂シートを使用するこ
とが好ましい。
【0024】
【発明の効果】本発明に係る包装用容器によれば、収納
部内の物品を取り出すときに、本体から蓋体を外す必要
はなく、キャップまたは栓を口筒部から外すだけなの
で、物品をこぼさずに取り出すことができる。物品が粒
状や粉状のものである場合に特に有効である。また、本
体と蓋体とを互いに固着しない場合では、収納部内に物
品がなくなったときに、蓋体を本体から外して収納部に
物品を補充することで、容器を繰り返し使用することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】蓋体とキャップとを外した状態にある包装用容
器の斜視図。
【図2】本体の頂部開口と蓋体の吐出口とを閉じた状態
にある容器の部分破断斜視図。
【図3】図2のA−A線端面図。
【図4】図2とは異なる態様の容器の部分破断斜視図。
【符号の説明】
1 包装用容器 2 容器本体 2a 底面 2b 内周面 2c 外周面 2d 物品収納部 3 蓋体(第1の蓋体) 3a 蓋面 3b 周面 3c 吐出口 3d 口筒部 3f 周面 3g 凸部 4 キャップ(第2の蓋体) 4a 周面 4b 凹部 5 帯片(連結手段) 6 帯片(連結手段) 7 栓(第2の蓋体) 7a 周面 7b 凹部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底面および前記底面の周縁から上方へ延
    びる内周面により物品収納部が画成され、前記内周面の
    頂部周縁から前記内周面の外側下方へ外周面が延びる容
    器本体と、蓋面および前記蓋面の周縁から下方へ延びる
    周面を有し、前記周面が前記本体の外周面外側に摺接し
    て前記本体の頂部開口を開閉可能な第1の蓋体とを備え
    た包装用容器であって、 前記収納部内の物品を排出可能な吐出口が、前記本体の
    底面と前記第1の蓋体の蓋面とのうちの一方に形成さ
    れ、前記吐出口を開閉可能な第2の蓋体が、前記吐出口
    が形成されていない前記本体と前記第1の蓋体とのうち
    の一方に連結手段によって曲折可能に連接されているこ
    とを特徴とする前記容器。
  2. 【請求項2】 前記吐出口が、前記吐出口の周縁から前
    記収納部の外側と前記収納部の内側とのうちの一方へ延
    びる口筒部を有し、前記第2の蓋体が、前記収納部の外
    側へ延びる前記口筒部の周面外側に摺接して前記吐出口
    を開閉可能なキャップと前記口筒部の周面内側に摺接し
    て前記吐出口を開閉可能な栓とのうちのいずれか一方か
    らなる請求項1記載の容器。
  3. 【請求項3】 前記口筒部の径方向外方と前記キャップ
    の径方向内方とへ突出する凸部が、前記口筒部の周面と
    前記キャップの周面とのうちの少なくとも一方に形成さ
    れ、前記凸部と係合する凹部が他方に形成されている請
    求項2記載の容器。
  4. 【請求項4】 前記口筒部の径方向内方と前記栓の径方
    向外方とへ突出する凸部が、前記口筒部の周面と前記栓
    の周面とのうちの少なくとも一方に形成され、前記凸部
    と係合する凹部が他方に形成されている請求項2記載の
    容器。
  5. 【請求項5】 前記本体と前記第1の蓋体とが、連結手
    段によって一体化している請求項1ないし請求項4いず
    れかに記載の容器。
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