JP2000229166A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2000229166A
JP2000229166A JP11032613A JP3261399A JP2000229166A JP 2000229166 A JP2000229166 A JP 2000229166A JP 11032613 A JP11032613 A JP 11032613A JP 3261399 A JP3261399 A JP 3261399A JP 2000229166 A JP2000229166 A JP 2000229166A
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JP
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ball
detection
signal
potential
switch
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JP11032613A
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English (en)
Inventor
Shohachi Ugawa
詔八 鵜川
Takashi Fukuda
隆 福田
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Sankyo Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電波を用いて不正な通過検出をさせることに
基づいて不正な遊技動作をさせる不正行為を防ぐことが
可能な遊技機を提供することである。 【解決手段】 ツェナーダイオード107、インバータ
102b、集合抵抗103におけるインバータ102b
の出力信号の通過部分、および、非反転入力109によ
り、始動口スイッチ17の検出出力が不正な検出出力に
該当するか否かを示す割込信号を遊技制御用マイクロコ
ンピュータ31に入力させるための信号処理を行なう不
正検出用回路を始動入賞検出用回路と別に設け、この不
正検出用回路の出力に基づいて、遊技制御を不能動化す
るNMI割込処理を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえばパチンコ
遊技機やコイン遊技機などで代表される遊技機に関し、
詳しくは、遊技領域に設けられた玉通過領域への打玉の
通過に応じて遊技状態を制御することが可能な遊技機に
関する。
【0002】
【従来の技術】この種の遊技機として従来から一般的に
知られたものに、遊技領域に設けられた玉通過領域への
打玉の通過に応じて遊技状態を制御することが可能に構
成されたものがあった。たとえば、そのような遊技機の
代表例としては、始動入賞領域への打玉の始動入賞に応
じて可変表示装置の可変表示動作をさせる制御が行なわ
れるものがあった。
【0003】このような遊技機では、打玉通過領域への
打玉の通過を電気的に検出し、その検出出力を遊技制御
用マイクロコンピュータに入力させる通過検出器が設け
られており、その通過検出器の検出出力に基づいて、遊
技制御用マイクロコンピュータが前述したような遊技動
作を行なっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この種
の従来の遊技機においては、次のような問題があった。
前述した通過検出手段は、電気機器であるために不正な
電波の影響を受けやすいという問題があった。また、通
過検出手段が不正な電波の影響を受けにくいものであっ
ても、その通過検出手段が不正な電波の影響を受けやす
いものに交換されてしまえば、不正な電波の影響を受け
てしまうという問題があった。このため、従来の遊技機
では、不正な電波を用いて不正な通過検出をさせること
に基づいて不正な遊技動作をさせる不正行為(以下、電
波ゴトともいう)が行なわれやすかった。これに対し、
従来の遊技機では、不正な電波を用いた不正な通過検出
が行なわれていることを把握できず、不正な電波を用い
た不正な通過検出について無防備であった。
【0005】本発明は、係る実情に鑑み考え出されたも
のであり、その目的は、電波を用いて不正な通過検出を
させることに基づいて不正な遊技動作をさせる不正行為
を防ぐことが可能な遊技機を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、遊技領域に設けられた玉通過領域への打玉の通過に
応じて遊技状態を制御することが可能な遊技機であっ
て、情報処理の実行に基づいて前記遊技機の遊技状態を
制御する手段であって、遊技状態の制御用の情報の入力
を受けることが可能な情報入力用端子と割込処理用の情
報を受けることが可能な割込端子とを有し、前記情報入
力端子から入力された情報に基づいて遊技状態を制御す
るための処理を行なうことが可能であるとともに、前記
割込端子から情報が入力された場合に割込処理を行なう
ことが可能な遊技制御手段と、前記玉通過領域における
打玉の通過を検出する通過検出手段と、該通過検出手段
の検出出力に基づいて、前記打玉通過領域における打玉
の通過が検出されたか否かを特定可能な検出信号を前記
情報入力用端子に入力させるための信号処理を行なう第
1の信号処理手段と、前記通過検出手段の検出出力に基
づいて、当該検出出力の電位が正常な前記通過検出手段
の検出出力が変動し得る範囲外の電位になった場合に前
記割込処理をさせるための信号を前記割込端子に入力さ
せるための信号処理を行なう第2の信号処理手段とを含
み、前記遊技制御手段は、前記第1の信号処理手段から
入力された検出信号に基づいて前記玉通過領域への打玉
の通過に応じた遊技状態の制御を実行し、前記第2の信
号処理手段から割込処理を行なうための信号の入力を受
けた場合に、遊技状態の制御を不能動化する割込処理を
行なうことを特徴とする。
【0007】請求項2に記載の本発明は、請求項1に記
載の発明の構成に加えて、前記第2の信号処理手段は、
前記通過検出手段の検出出力の電位が、打玉の通過を検
出していない場合に生じる電位よりも所定値高い電位に
なった場合に、前記割込処理をさせるための信号を前記
割込端子に入力させることを特徴とする。
【0008】請求項3に記載の本発明は、請求項1に記
載の発明の構成に加えて、前記第1の信号処理手段は、
前記通過検出手段の検出出力の電位が、正常な前記通過
検出手段の検出出力が変動し得る範囲外の電位になった
場合に、打玉の通過が検出された旨を特定可能な信号を
前記情報入力用端子に入力させないことを特徴とする。
【0009】請求項4に記載の本発明は、請求項1に記
載の発明の構成に加えて、前記通過検出手段は、打玉の
通過の非検出時に検出出力の電位が第1の電位になり、
打玉の通過の検出時に検出出力の電位が前記第1の電位
と異なる第2の電位となり、前記第1の信号処理手段
は、前記第1の電位と前記第2の電位との間のしきい値
を有し、該しきい値に対する前記通過検出手段の検出出
力の電位の大小関係に応じて前記通過検出手段の検出出
力に対応した第1のレベルまたは第2のレベルの信号を
出力する論理ゲート手段を含み、前記通過検出手段は、
当該通過検出手段への無線電波によるノイズが混入した
場合に、前記しきい値よりも前記第1の電位側に偏位し
た電位を前記論理ゲート手段へ出力することを特徴とす
る。
【0010】請求項5に記載の本発明は、請求項1に記
載の発明の構成に加えて、前記第2の信号処理手段は、
ツェナーダイオード素子を含み、該ツェナーダイオード
素子は、前記通過検出手段の検出出力の電位が正常な前
記通過検出手段の検出出力が変動し得る範囲外の電位に
なった場合に前記割込処理をさせるための信号の前記割
込端子への入力を許容することを特徴とする。
【0011】請求項6に記載の本発明は、請求項1に記
載の発明の構成に加えて、前記第2の信号処理手段から
前記割込端子に割込処理をさせるための信号が入力され
た場合に、前記通過検出手段を対象とした不正が行なわ
れた旨の報知を行なうことが可能な報知手段をさらに含
むことを特徴とする。
【0012】請求項7に記載の本発明は、請求項1に記
載の発明の構成に加えて、前記割込端子は、割込みが禁
止不可能なノンマスカブル割込用端子であることを特徴
とする。
【0013】請求項8に記載の本発明は、請求項1に記
載の発明の構成に加えて、景品玉を払出し可能な玉払出
手段と、前記遊技制御手段から出力される前記景品玉の
払出しに関する指令情報を受け、その指令情報にしたが
って前記玉払出手段により景品玉の払出しに関する制御
を行なうことが可能な玉払出制御手段とをさらに含み、
前記遊技制御手段は、前記割込処理を行なうための信号
の入力を受けたことに応じて遊技状態の制御を不能動化
した場合に、景品玉の払出しの禁止を指令する指令情報
を出力することを特徴とする。
【0014】請求項9に記載の本発明は、請求項6に記
載の発明の構成に加えて、前記報知手段は、音を発生さ
せることにより前記報知を行なう音発生手段を含むこと
を特徴とする。
【0015】請求項10に記載の本発明は、請求項6に
記載の発明の構成に加えて、前記報知手段は、表示によ
り前記報知を行なう表示手段を含むことを特徴とする。
【0016】
【作用】請求項1に記載の本発明によれば、次のように
作用する。情報処理の実行に基づいて遊技機の遊技状態
を制御する手段である遊技制御手段が、遊技状態の制御
用の情報の入力を受けることが可能な情報入力用端子と
割込処理用の情報を受けることが可能な割込端子とを有
する。そして、遊技制御手段の働きにより、情報入力端
子から入力された情報に基づいて遊技状態を制御するた
めの処理を行なうことが可能であるとともに、割込端子
から情報が入力された場合に割込処理を行なうことが可
能である。通過検出手段の働きにより、玉通過領域にお
ける打玉の通過が検出される。第1の信号処理手段の働
きにより、通過検出手段の検出出力に基づいて、打玉通
過領域における打玉の通過が検出されたか否かを特定可
能な検出信号を情報入力用端子に入力させるための信号
処理が行なわれる。第2の信号処理手段の働きにより、
通過検出手段の検出出力に基づいて、当該検出出力の電
位が正常な通過検出手段の検出出力が変動し得る範囲外
の電位になった場合に割込処理をさせるための信号を割
込端子に入力させるための信号処理が行なわれる。遊技
制御手段のさらなる働きにより、第1の信号処理手段か
ら入力された検出信号に基づいて玉通過領域への打玉の
通過に応じた遊技状態の制御が実行され、第2の信号処
理手段から割込処理を行なうための信号の入力を受けた
場合に、遊技状態の制御を不能動化する割込処理が行な
われる。
【0017】このように、通過検出手段の検出出力に基
づいて情報入力用端子に入力される検出信号に基づいて
玉通過領域への打玉の通過に応じた遊技状態の制御が実
行される一方、通過検出手段の検出出力の電位が正常な
通過検出手段の検出出力が変動し得る範囲外の電位にな
ったことに応じて割込端子に入力される信号に基づいて
遊技状態の制御を不能動化する割込処理が行なわれる。
一般的に、通過検出手段の検出出力の電位が正常な通過
検出手段の検出出力が変動し得る範囲外の電位になった
場合には、電波を用いた不正な通過検出(電波ゴト)が
行なわれた可能性が高い。そのような場合には、第2の
信号処理手段から割込端子に信号が入力され、その信号
に基づいて遊技状態の制御が不能動化されるため、電波
を用いて不正な通過検出をさせることに基づいて不正な
遊技動作をさせる不正行為を防ぐことが可能になる。さ
らに、そのような状況での遊技状態の制御の不能動化
は、割込端子への信号の入力に基づく割込処理によるも
のであるので、その他の制御処理よりも優先的に行なわ
れるため、電波を用いた不正な通過検出に基づいて不正
な遊技動作をさせる不正行為を即座に防ぐことが可能に
なる。また、通過検出手段の検出出力が正常なものであ
るか否かは第2の信号処理手段の側で判断され、遊技制
御手段の側としては第2の信号処理手段から割込処理を
行なうための信号の入力を受けたことに応じて遊技状態
の制御を不能動化すればよいので、遊技制御手段側で通
過検出手段の検出出力の判定処理を行なう必要がなくな
る。これにより、遊技制御手段の制御処理の負担を軽減
することが可能になる。また、遊技状態の制御の不能動
化が行なわれるのが、正常な通過検出手段の検出出力が
変動し得る範囲外の電位になった場合であるため、ノイ
ズの侵入および電源電位のふらつき等により通過検出手
段の検出出力の電位にふらつきが生じた場合でも、その
ふらつきによる通過検出手段の誤検出に基づく誤った制
御の実行を防ぐことが可能になる。また、通過検出手段
の短絡により通過検出手段の検出出力が異常な電位にな
る場合もあると考えられるが、そのような場合には、遊
技状態の制御が不能動化されることにより、電波を用い
た不正行為以外の原因で通過検出手段に異常が生じた場
合において、遊技者が遊技機の異常状態に即座に気付く
ようにすることが可能になる。
【0018】請求項2に記載の本発明によれば、請求項
1に記載の発明の作用に加えて、次のように作用する。
第2の信号処理手段のさらなる働きにより、通過検出手
段の検出出力の電位が、打玉の通過を検出していない場
合に生じる電位よりも所定値高い電位になった場合に、
割込処理をさせるための信号が割込端子に入力させられ
る。一般的に、電波ゴトが行なわれる場合には、不正行
為の対象とされた検出出力が異常に高いレベルの電位に
される傾向がある。通過検出手段の検出出力の電位が、
打玉の通過を検出していない場合に生じる電位よりも所
定値高い電位になった場合に、割込処理をさせるための
信号が割込端子に入力されて遊技状態の制御が不能動化
されるため、電波を用いて不正な通過検出をさせること
に基づいて不正な遊技動作をさせる不正行為をより的確
に防ぐことが可能になる。
【0019】請求項3に記載の本発明によれば、請求項
1に記載の発明の作用に加えて、次のように作用する。
第1の信号処理手段のさらなる働きにより、通過検出手
段の検出出力の電位が、正常な通過検出手段の検出出力
が変動し得る範囲外の電位になった場合に、打玉の通過
が検出された旨を特定可能な信号を情報入力用端子に入
力させられない。このように、通過検出手段の検出出力
の電位が、正常な通過検出手段の検出出力が変動し得る
範囲外の電位になった場合には、遊技状態の制御が不能
動化される他にも、打玉の通過が検出された旨を特定可
能な信号が遊技制御手段に入力されないようになるた
め、電波を用いて不正な通過検出をさせることに基づい
て不正な遊技動作をさせる不正行為をより一層確実に防
ぐことが可能になる。
【0020】請求項4に記載の本発明によれば、請求項
1に記載の発明の作用に加えて、次のように作用する。
通過検出手段は、打玉の通過の非検出時に検出出力の電
位が第1の電位になり、打玉の通過の検出時に検出出力
の電位が第1の電位と異なる第2の電位となる。第1の
信号処理手段に含まれ、第1の電位と第2の電位との間
のしきい値を有する論理ゲート手段の働きにより、しき
い値に対する通過検出手段の検出出力の電位の大小関係
に応じて通過検出手段の検出出力に対応した第1のレベ
ルまたは第2のレベルの信号が出力される。通過検出手
段のさらなる働きにより、当該通過検出手段への無線電
波によるノイズが混入した場合に、しきい値よりも第1
の電位側に偏位した電位が論理ゲート手段へ出力され
る。このように、打玉の通過の非検出時に、通過検出手
段の検出出力の電位が第1の電位になり、無線電波等に
よるノイズが混入した場合には、論理ゲート手段に与え
られる通過検出手段の検出出力の電位が、しきい値より
も第1の電位側、すなわち、非検出時の側に偏位するた
めに、ノイズが混入した場合に論理ゲート手段に与えら
れる通過検出手段の出力の電位がしきい値を横切って変
化することがないようになる。したがって、通過検出手
段の出力にノイズが混入した場合でも、論理ゲート手段
が通路の通過の検出に対応する信号を出力することがな
く、玉通過領域への打玉の通過に応じた遊技状態の制御
が誤って行なわれるおそれがなくなる。
【0021】請求項5に記載の本発明によれば、請求項
1に記載の発明の作用に加えて、次のように作用する。
第2の信号処理手段にツェナーダイオード素子が含まれ
ている。このツェナーダイオード素子の働きにより、通
過検出手段の検出出力の電位が正常な通過検出手段の検
出出力が変動し得る範囲外の電位になった場合に割込処
理をさせるための信号の割込端子への入力が許容され
る。このように、ツェナーダイオード素子が第2の信号
処理手段に用いられると、素子の動作が安定しているた
め、第2の信号処理手段による信号処理の誤動作をでき
る限り防ぐことが可能になる。また、ツェナーダイオー
ド素子は、素子の取扱いが容易であるため、これを用い
ることにより、遊技機の製造およびメンテナンス等を容
易にすることが可能になる。また、ツェナーダイオード
素子は、廉価であるため、これを用いることにより、遊
技機の製造コストを低減することが可能になる。
【0022】請求項6に記載の本発明によれば、請求項
1に記載の発明の作用に加えて、次のように作用する。
報知手段の働きにより、第2の信号処理手段から割込端
子に割込処理をさせるための信号が入力された場合に、
通過検出手段を対象とした不正が行なわれた旨の報知を
行なうことが可能である。このように、不正な通過検出
に応じて割込端子に割込処理をさせるための信号が入力
された場合に、通過検出手段を対象とした不正が行なわ
れた旨の報知を行なうことが可能であるため、その報知
に基づいて、通過検出手段を対象とした不正行為が行わ
れた旨を容易に認識することが可能になるとともに、そ
のような不正行為についての対処を係員が迅速に行なう
ことが可能となる。
【0023】請求項7に記載の本発明によれば、請求項
1に記載の発明の作用に加えて、次のように作用する。
割込端子が、割込みが禁止不可能なノンマスカブル割込
用端子である。ノンマスカブル割込用端子からの入力信
号に基づく割込みは、禁止されることなく、他の制御よ
りもより一層優先的に行われるため、遊技状態の制御を
不能動化する割込処理をより一層迅速に行うことが可能
になる。
【0024】請求項8に記載の本発明によれば、請求項
1に記載の発明の作用に加えて、次のように作用する。
玉払出手段の働きにより、景品玉を払出し可能である。
玉払出制御手段の働きにより、遊技制御手段から出力さ
れる景品玉の払出しに関する指令情報を受け、その指令
情報にしたがって玉払出手段により景品玉の払出しに関
する制御が行なわれる。遊技制御手段のさらなる働きに
より、割込処理を行なうための信号の入力を受けたこと
に応じて遊技状態の制御を不能動化した場合に、景品玉
の払出しの禁止を指令する指令情報が出力される。この
ように、通過検出手段を対象として電波を用いた不正行
為がなされた場合には、景品玉の払出しが禁止されるた
め、不正行為者に利益をもたらさないようにすることが
可能になる。
【0025】請求項9に記載の本発明によれば、請求項
6に記載の発明の作用に加えて、次のように作用する。
報知手段に含まれる音発生手段の働きにより、音を発生
させることにより報知が行なわれる。このように、通過
検出手段を対象とした不正行為が行われた旨が音により
報知されるため、そのような不正行為が行われたことを
遊技機から離れた遠方からでも認識することが可能にな
る。したがって、遊技場の係員がそのような不正行為に
対処しやすくなる。
【0026】請求項10に記載の本発明によれば、請求
項6に記載の発明の作用に加えて、次のように作用す
る。報知手段に含まれる表示手段の働きにより、表示に
より報知が行なわれる。このように、通過検出手段を対
象とした不正行為が行われた旨が表示により報知される
ため、そのような不正行為が行われたことを視覚的に明
確に認識することが可能になる。したがって、遊技場の
係員が不正行為が行われたことを確実に認識することが
可能になる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の実施の形態
においては、遊技機の一例としてパチンコ遊技機を示す
が、本発明はこれに限らず、たとえばコイン遊技機など
であってもよく、遊技領域に設けられた玉通過領域への
打玉の通過に応じて遊技状態を制御することが可能な遊
技機であれば、すべてに適用することが可能である。
【0028】第1実施形態 図1は、本発明に係る遊技機の一例のパチンコ遊技機1
およびこれに対応して設置されたカードユニット50の
正面図である。
【0029】カードユニット50には、カード利用可表
示ランプ161が設けられており、カードユニット50
が使用可能な状態にある旨が、このカード利用可表示ラ
ンプ161の点灯または点滅により遊技者に知らされ
る。このカードユニット50は、遊技機設置島に設置さ
れている複数台のパチンコ遊技機1の間に挿入された状
態で設置されており、左右どちらの遊技機に接続されて
いるかが連結台方向表示器163により表示される。
【0030】遊技者がカード残高の記録されたいわゆる
全国共通カードをカード挿入口165に挿入すると、そ
の全国共通カードに記録されているカード残高が読取ら
れる。次に、遊技者が所定の貸玉操作を行なうことによ
り、予め入力設定されている貸出単位額分の残高が減額
されるとともに、その貸出単位額分の打玉がパチンコ遊
技機1の打球供給皿3に貸出される。
【0031】カードユニット50には端数表示スイッチ
162が設けられている。この端数表示スイッチ162
を押圧操作することにより、たとえばカード残高やエラ
ーが発生した場合のエラーコードなどの情報がパチンコ
遊技機1に設けられた情報表示器(図示省略)に表示さ
れる。図中166はカードユニット錠であり、このカー
ドユニット錠166に所定のキーを挿入して解錠操作す
ることにより、カードユニット50の前面側を開成でき
るように構成されている。
【0032】パチンコ遊技機1は、円形状に形成された
ガラス扉枠2を有する。このガラス扉枠2の後方には、
遊技盤6が着脱自在に取付けられている。また、ガラス
扉枠2の下部表面には打球供給皿3がある。打球供給皿
3の下部には、打球供給皿3から溢れた玉を貯留する余
剰玉受皿4と、遊技者が打球操作するための操作ノブ5
とが設けられている。操作ノブ5を遊技者が操作するこ
とにより、打球供給皿3内に貯留されているパチンコ玉
を1個ずつ発射することができる。遊技領域7の中央に
は、始動口14への打玉の始動入賞を条件にして識別情
報の一例となる特別図柄を可変表示開始させる可変表示
装置8が設けられている。この可変表示装置8には、打
玉の通過ゲート11aの通過に伴って普通図柄が可変表
示される可変表示器10と、通過記憶表示器10aと、
特別図柄が可変表示される可変表示部9と、始動記憶表
示器18とが設けられている。さらに、可変表示装置8
の下方には、可動片15が左右に設けられた始動口14
と、開閉板20の傾動により打玉の入賞可能な開放状態
となる可変入賞球装置19とが設けられている。また、
一般入賞口として、可変表示装置8の上部には入賞口2
4aが、可変入賞球装置19の左右には入賞口24d,
24eが、遊技領域7の下方左右には入賞口24b,2
4cが、それぞれ設けられている。また、26は、打込
まれた打玉がいずれの入賞口や可変入賞球装置にも入賞
しなかった場合にアウト玉として回収するアウト口であ
り、25は、装飾ランプである。
【0033】遊技領域7の外周には枠ランプ(遊技効果
LED28aおよび遊技効果ランプ28b,28c)
と、賞球の払出し時に点灯する賞球ランプ51と、払出
すべき玉の玉切れ中に点灯する球切れランプ52とが設
けられており、遊技領域7の上部の左右にはステレオ音
の音声などの効果音を発生するためのスピーカ27,2
7が設けられている。
【0034】図2は、遊技盤6の正面図である。この正
面図を参照して、以下に各種遊技装置および遊技の概要
を説明する。
【0035】可変表示装置8は、複数種類の特別図柄を
可変表示可能なCRT表示器で構成されている。可変表
示装置8の中央の可変表示部9では始動入賞が発生した
ことを条件として複数種類の特別図柄が上から下に向か
ってスクロール表示される。その後、所定時間が経過し
て可変表示が終了した結果、大当り図柄のゾロ目が停止
表示されれば大当りとなる。なお、大当り図柄のうちの
所定の確変図柄で大当りが発生した場合には、確率変動
状態となり大当り確率が高い確率に変動する。大当りと
なれば、可変入賞球装置19の開閉板20が傾動して大
入賞口が開口する。これにより、打玉を大入賞口に入賞
させることが可能な遊技者にとって有利な第1の状態に
制御され、遊技状態が遊技者にとって有利な遊技状態
(特定遊技状態)となる。
【0036】可変入賞球装置19の大入賞口は、特定入
賞領域と通常入賞領域とに区分されている。特定入賞領
域に入賞した入賞球はVカウントスイッチ22により検
出される。一方、通常入賞領域に入賞した通常入賞球は
カウントスイッチ23により検出される。Vカウントス
イッチ22とカウントスイッチ23は、ともに遊技盤6
に設けられており、各入賞領域に入賞した入賞玉は各ス
イッチ22,23により速やかに検出され、入賞玉が検
出される毎に15個の賞球が払出される。
【0037】可変入賞球装置19の第1の状態は、大入
賞口に進入した打玉の数が所定個数(たとえば9個)に
達した場合、または所定期間(たとえば30秒間)経過
した場合のうちのいずれか早い方の条件が成立した場合
に一旦終了して開閉板20が閉成する。これにより、可
変入賞球装置19は打玉を入賞させることが不可能な遊
技者にとって不利な第2の状態に制御される。そして、
可変入賞球装置19が第1の状態となっている期間中に
進入した打玉が特定入賞領域に特定入賞し、Vカウント
スイッチ22により検出されたことを条件として、再
度、可変入賞球装置19を第1の状態にする繰返し継続
制御が実行される。この繰返し継続制御の実行上限回数
はたとえば16回と定められている。繰返し継続制御に
おいて、可変入賞球装置19が第1の状態にされている
状態がラウンドと呼ばれる。繰返し継続制御の実行上限
回数が16回の場合には、第1ラウンドから第16ラウ
ンドまでの16ラウンド分、可変入賞球装置19が第1
の状態にされ得る。
【0038】可変表示装置8の左側方部分および右側方
部分には、それぞれワープ入口11が設けられている。
このワープ入口11に進入した打玉は、可変表示装置8
の裏面側を通って下方に流下してワープ出口13から再
度遊技領域7に放出される。このため、ワープ出口13
から放出された打玉は、始動口14に比較的入賞しやす
い状態となる。可変表示装置8の左側方部分に設けられ
たワープ入口11に進入した打玉の通過経路には普通図
柄始動ゲート11aが設けられている。
【0039】普通図柄始動ゲート11aに進入した打玉
は、ゲートスイッチ12で検出される。打玉がゲートス
イッチで検出されることを条件として、可変表示器10
が可変開始される。なお、可変表示器10が可変表示し
ている最中にさらに打玉がゲートスイッチ12で検出さ
れた場合には、「4」を記憶数の上限として通過球が記
憶されてその記憶数が通過記憶表示器10aに表示され
る。
【0040】可変表示器10は7セグメント表示器で構
成されており、普通図柄と呼ばれる識別情報が可変表示
される。可変表示器10の表示結果が予め定められた特
別の表示態様(たとえば7)となれば「当り」となる。
可変表示器10に「当り」の表示結果が導出されると、
始動口14に設けられた左右1対の可動片15が開成す
る。これにより始動口14が開放状態となって打玉がよ
り始動入賞しやすくなる。始動口14が開放状態にある
際に打玉が1つ始動入賞すれば、可動片15が元の位置
まで閉成して打玉が始動入賞しにくい状態に戻る。ま
た、始動口14が開放状態となってから所定期間が経過
すれば、始動入賞が発生しなくとも可動片15が元の位
置まで閉成して開放状態は終了する。始動口14に入賞
した始動入賞球は遊技盤6に設けられた始動口スイッチ
17により速やかに検出される。始動入賞球が始動口ス
イッチ17で検出されると6個の賞球が払出されるとと
もに、その検出出力に基づいて可変表示装置8が可変開
始される。なお、可変表示装置8が可変表示中に始動口
スイッチ17により検出された始動入賞は、「4」を記
憶数の上限として記憶されてその記憶数が始動記憶表示
器18に表示される。
【0041】また、一般入賞口24(24a,24b,
24c,24d,24e)に入賞した入賞球は、遊技盤
6に設けられた各入賞口スイッチ240(240a,2
40b,240c,240d,240e)により速やか
に検出され、これに基づいて10個の賞球が払出され
る。
【0042】また、パチンコ遊技機1の裏面には、機構
板(図示省略)がコの字状に介在自在に設けられてい
る。機構板には、すべての入賞玉をまとめて検出するた
めの全入賞球検出スイッチが設けられた入賞球集合樋、
入賞玉に基づいて所定個数の賞球を払出す玉払出装置、
制御用の各種制御回路が設けられた主基板、各種ランプ
を制御する制御回路が設けられたランプ制御基板、およ
び、打球発射のための打球用駆動モータ等の各種装置が
設けられている。
【0043】主基板には、可変表示装置8や可変入賞球
装置19などの遊技装置の遊技動作を制御する遊技制御
用マイクロコンピュータと、玉払出装置を駆動して賞球
の払出しを制御する賞球払出制御用マイクロコンピュー
タとが実装されている。さらに、主基板には、打球用駆
動モータを制御する発射制御回路が設けられている。こ
のように、主基板は、パチンコ遊技機1の遊技動作の制
御、パチンコ遊技機1における賞球の払出しの制御、お
よび、打球の発射制御等の制御を行なう。
【0044】玉貸制御基板は、ユニット中継基板(図示
省略)を介してカードユニット50と接続されており、
玉払出装置を駆動して貸玉の払出し制御を行なう。ラン
プ制御基板は、主基板からの指令またはデータに基づい
てパチンコ遊技機1の前面の電気的装飾部品の動作を制
御する。打球用駆動モータは、遊技者が操作ノブ5(を
操作することにより作動して、打玉を1つずつ遊技領域
内に発射するためのものである。
【0045】次に図3および図4を参照して、パチンコ
遊技機1の制御に用いられる各種制御基板およびそれに
関連する構成要素について説明する。図3および図4
は、パチンコ遊技機1の制御に用いられる各種制御基板
およびそれに関連する構成要素を示すブロック図であ
る。
【0046】図3および図4には、制御基板として、主
基板87a、玉貸制御基板37、ランプ制御基板35、
音声制御基板70、残高制御基板74、ブザー基板7
5、ターミナル基板67、および表示制御基板216が
示されている。
【0047】主基板87aには、遊技制御用マイクロコ
ンピュータ31および賞球払出制御用マイクロコンピュ
ータ32が実装されているともに、発射制御回路91が
設けられ、これらが基板ボックスの内部空間に封入され
ている。遊技制御用マイクロコンピュータ31と賞球払
出制御用マイクロコンピュータ32とは別の基板上に設
けてもよいが本実施形態では同一の基板上に実装されて
いるために、両マイクロコンピュータをそれぞれ別の基
板に実装する場合と比較してコストダウンを図ることが
可能となる。なお、主基板87aには、ソレノイドおよ
びモータやランプを駆動するための各種回路が搭載され
ているが、図では、それらの回路は省略されている。
【0048】一方、玉貸制御基板37には玉貸制御を行
なうCPU371等が実装されている。このCPU37
1は、主基板87aの基板ボックスの外部の所定位置に
設けられている。このため、玉貸制御用のCPU37を
主基板87aに実装し主基板ボックス内に収容する場合
と比較して、カードユニット50と玉貸制御用のCPU
37とが通信するための通信線を利用して外部から不正
信号が遊技制御用マイクロコンピュータ31あるいは賞
球払出制御用マイクロコンピュータ32に入力されるこ
とを防止できる。
【0049】遊技制御用マイクロコンピュータ31は、
ゲーム制御用のプログラム等を記憶するROM31c、
ワークメモリとして使用されるRAM31b、制御用の
プログラムに従って制御動作を行なうCPU31aを含
む。遊技制御用マイクロコンピュータ31は、電源投入
時にリセットされる。また、遊技制御用マイクロコンピ
ュータ31は、定期的(例えば、2ms毎)に割込み処
理を実行し、割込み処理が実行される毎に、ゲーム制御
用のプログラムが先頭から再度実行される。遊技制御用
マイクロコンピュータ31には、ゲートスイッチ12、
始動口スイッチ17、Vカウントスイッチ22、10カ
ウントスイッチ23、全入賞球検出スイッチ171、入
賞口スイッチ240(240a,240b,240c,
240d,240e)、余剰玉受皿4の満タンを検出す
る満タンスイッチ402、玉切れ検出スイッチ167、
賞球カウントスイッチ301A,B、賞球モータ位置セ
ンサ300A、および、玉切れスイッチ187からの検
出信号が入力される。
【0050】始動口スイッチ17の検出出力は、始動入
賞の検出に用いられるために、後述する始動入賞検出用
回路を介して遊技制御用マイクロコンピュータ31に入
力される。さらに、始動口スイッチ17の検出出力は、
始動口スイッチ17を対象とした不正が行なわれたか否
かの判定に用いられるためにも、後述する不正検出用回
路を介して遊技制御用マイクロコンピュータ31に入力
される。
【0051】遊技制御用マイクロコンピュータ31から
賞球払出制御用マイクロコンピュータ32には、賞球の
払出制御に関する指令情報としてのコマンドデータ(以
下、単にコマンドともいう)、および、貸玉の払出制御
に関する指令情報としてのコマンドデータを含む賞球コ
マンドが伝送される。遊技制御用マイクロコンピュータ
31から賞球コマンドが出力される場合には、それにと
もなって、賞球コマンドの有効期間を示すINT信号が
出力される。INT信号は、無効状態では信号がローレ
ベル(オフ状態)となり、有効状態では信号がハイレベ
ル(オン状態)となる。賞球コマンドは、7ビットのデ
ータにより構成され、下位4ビットが賞球個数の指定に
用いられ、その上位側の3ビットが制御内容の指定に用
いられる。賞球コマンドを受けた賞球払出制御用マイク
ロコンピュータ32は、その賞球コマンドにしたがっ
て、玉払出装置59を制御する。
【0052】コマンドデータは、たとえば、8ビットの
送信可能データのうちの7ビットで構成されている。こ
のうち、ビット7は、INT信号用として利用される。
賞球制御用のコマンドデータでは、ビット0〜ビット3
を使用して賞球個数が2進数により指定され、ビット4
〜ビット6を使用して制御内容が2進数により指定され
る。なお、ビット7は、賞球個数の指定には使用され
ず、INT信号用として利用される。たとえば、ビット
4〜ビット6が「001」の場合は、通常払出しが指定
される。このように通常払出しが指定される賞球コマン
ドは、賞球個数コマンドと呼ばれる。ビット4〜ビット
6が「010」の場合は、賞球停止(賞球の強制的な停
止)が指定される。このように賞球停止が指定される賞
球コマンドは、賞球停止コマンドと呼ばれる。ビット4
〜ビット6が「100」の場合は、発射禁止(打玉の発
射禁止)が指定される。ビット4〜ビット6が「10
1」の場合は、発射禁止解除が指定される。ビット4〜
ビット6が「110」の場合は、賞球禁止が指定され
る。ビット4〜ビット6が「111」の場合は、賞球禁
止解除が指定される。
【0053】入賞に応じて通常払出しが行なわれる場合
には、ビット4〜ビット6により通常払出が指定され、
ビット0〜ビット3により入賞に応じた払出し個数が指
定される。通常払出し以外の場合には、ビット4〜ビッ
ト6により制御内容が指定されるが、ビット0〜ビット
3により「0001」が固定的に指定される。つまり、
ビット0〜ビット3における「0001」は、非払出し
を指定している。したがって、通常払出し以外のコマン
ドでは、玉を払出す個数が指定されず、払出しが行なわ
れない。
【0054】遊技制御用マイクロコンピュータ31のR
OM31cには、上記各スイッチのうち入賞検出用スイ
ッチ(240、17、22、23)の検出信号に対応し
て払出すべき賞球数を特定可能な賞球個数情報が記憶さ
れている。遊技制御用マイクロコンピュータ31は、各
スイッチの検出信号に基づいて払出すべき賞球数を特定
し、賞球制御用のINT信号を無効状態から有効状態に
するとともに速やかに賞球コマンドを賞球払出制御用マ
イクロコンピュータ32へ出力する。なお、INT信号
は、無効状態では信号がハイレベル(オン状態)とな
り、有効状態では信号がローレベル(オフ状態)とな
る。
【0055】なお、先に出力した賞球個数コマンド基づ
く賞球の払出しが完了していない場合には、入力された
検出信号が遊技制御用マイクロコンピュータ31のRA
M31b内に累積的に記憶される。そして、先の賞球個
数コマンドに基づく賞球の払出しが完了したことを条件
として、所定のタイミングでRAM31b内の記憶に基
づいた賞球個数コマンドが出力される。RAM31bに
は、入力された検出信号を処理可能な状態になるまでの
間、払出すべき賞球個数別に記憶可能なカウンタ(カウ
ンタA,B,C)が記憶されている。カウンタAには、
Vカウントスイッチ22および10カウントスイッチ2
3の検出信号、すなわち、払出数=15個に対応する検
出信号がまとめて記憶される。カウンタBには、始動口
スイッチ17の検出信号、すなわち、払出数=6個に対
応する検出信号が記憶される。カウンタCには、各入賞
口スイッチ240の検出信号、すなわち、払出数=10
個に対応する検出信号が記憶される。
【0056】賞球払出制御用マイクロコンピュータ32
は、賞球払出制御用のプログラム等を記憶するROM3
2c、ワークメモリとして使用されるRAM32b、制
御用のプログラムに従って制御動作を行なうCPU32
aを含む。賞球払出制御用マイクロコンピュータ32
は、INT信号が有効状態となっていることを条件とし
て入力された賞球コマンドにしたがって、玉の払出に関
する制御を行なう。たとえば、INT信号が有効状態と
なっていることを条件として賞球個数コマンドの入力が
あった場合には、玉払出装置59に駆動信号を出力し、
賞球個数信号により特定される個数の賞球を払出すため
の払出制御を行なう。玉払出装置59では、この駆動信
号により賞球モータ289Aが駆動されて賞球の払出し
が行なわれる。また、INT信号が有効状態となってい
ることを条件として賞球停止コマンドの入力があった場
合には、たとえ賞球の払出動作中であっても、玉払出装
置59への駆動信号の出力を停止させ、賞球の払出動作
を強制的に停止させる。
【0057】以上のように、遊技制御用マイクロコンピ
ュータ31は遊技盤6に設けられた各種入賞検出用スイ
ッチ(240、17、22、23)の検出信号が入力さ
れたことに基づいて直ちに賞球個数コマンドを賞球払出
制御用マイクロコンピュータ32へ出力可能であるため
に、打玉が各種入賞口に進入した後、速やかに賞球が払
出される。このため、遊技盤裏面の機構板53に設けら
れた全入賞玉検出スイッチ171の検出を待って賞球を
払出す従来の遊技機に比較して賞球の払出制御を迅速に
行なうことができる。さらに、各種入賞検出用スイッチ
(240、17、22、23)は、各入賞口に対応して
遊技盤6に個々に設けられているために、打玉の入賞を
より早く検出でき、これにより賞球の払出制御をより一
層迅速に行なうことができる。
【0058】遊技制御用マイクロコンピュータ31は、
各種入賞検出用スイッチ(240、17、22、23)
の検出信号が入力されたことに基づいて迅速に賞球払出
制御用マイクロコンピュータ32に賞球個数コマンドを
出力した後、全入賞球検出スイッチ171で賞球が検出
されるのを待つ。そして、所定時間が経過しても賞球が
検出されない場合には、ランプ制御基板35にランプ制
御用INT信号とともにランプ制御信号(コマンドデー
タ)を出力する。ランプ制御基板35は、ランプ制御用
INT信号が有効状態となっていることを条件としてラ
ンプ制御信号に基づいて遊技効果ランプ28(28a,
28b,28c)を所定の態様で点滅させる制御を行な
う。
【0059】遊技効果ランプ28が所定の態様で点滅す
るために、入賞口への打玉の入賞に基づいて迅速に賞球
を払出しつつも、実際には入賞が発生していないにもか
かわらず電波を発生させて各入賞口に対応して設けられ
た入賞検出用スイッチ(240、17、22、23)か
ら検出信号を出力させて不正に賞球を得る行為が行なわ
れていないかどうかをチェックすることができる。な
お、単に遊技効果ランプ28を点滅させるのみならず、
ブザー基板75にブザー信号を出力してブザー75aか
ら警告音が発生されるようにしてもよい。
【0060】また、遊技制御用マイクロコンピュータ3
1は、賞球の払出しが行なわれる場合に、ランプ制御基
板35にランプ制御用INT信号とともに賞球ランプ5
1を点灯させるランプ制御信号(コマンドデータ)を出
力する。これにより、賞球の払出しが行なわれている場
合には、ランプ制御基板35により賞球ランプ51が点
灯制御される。また、遊技制御用マイクロコンピュータ
31は、賞球払出用の玉が球切れ状態になった場合に、
ランプ制御基板35にランプ制御用INT信号とともに
球切れランプ52を点灯させるランプ制御信号(コマン
ドデータ)を出力する。これにより、玉切れ状態になっ
た場合には、ランプ制御基板35により球切れランプ5
2が点灯制御される。このような賞球ランプ51と球切
れランプ52とは、通常状態において、両方が同時に点
灯、点滅しないように制御される。
【0061】また、遊技制御用マイクロコンピュータ3
1は、始動口スイッチ17に関する不正検出エラー(後
述するノンマスカブル割込入力により始動口スイッチ1
7に関する不正行為が行なわれたと認められるエラー状
態)が生じた場合に、ランプ制御基板35にランプ制御
用INT信号とともに、不正検出エラーの報知のために
賞球ランプ51および球切れランプ52を同時に点灯さ
せるランプ制御信号(不正検出エラーランプ点灯コマン
ド)を出力する。これにより、不正検出エラーが発生し
た場合には、ランプ制御基板35により賞球ランプ51
および球切れランプ52が同時に点灯される。このよう
な態様のランプの表示は、不正検出エラーランプ表示と
呼ばれる。
【0062】エラー表示用LED350は、エラーコー
ドを表示可能な7セグメント表示器よりなり、ランプ制
御基板35に接続されている。エラー表示用LED35
0は、賞球の払出しに関するエラーの種別をエラーコー
ドにより表示するために設けられている。遊技制御用マ
イクロコンピュータ31は、賞球の払出しに関する異常
状態(エラー状態)が生じた場合に、エラーの種別を特
定してエラー状態の発生を報知することを指令するコマ
ンドデータをランプ制御信号としてランプ制御基板35
に与える。そのコマンドデータを受けたランプ制御基板
35は、エラー表示用LED350においてエラーの種
別を示すエラーコードを表示させる制御を行なう。
【0063】遊技制御用マイクロコンピュータ31は、
玉切れ検出スイッチ167または玉切れスイッチ187
からの検出信号が玉切れ状態を示しているか、または、
満タンスイッチ402からの検出信号が満タン状態を示
していると、賞球払出制御用マイクロコンピュータ32
に賞球を払出させるための処理を停止する。
【0064】遊技制御用マイクロコンピュータ31は、
ソレノイド16を制御して始動口14の可動片15を開
閉動作させる。遊技制御用マイクロコンピュータ31
は、可変表示器10の可変表示結果が特別の表示態様と
なったことに応じて可動片15を開成動作させ、可動片
15の開放状態中に始動口スイッチ17により2つの始
動入賞球が検出された場合に、可動片15を閉成動作さ
せる制御を行なう。また、遊技制御用マイクロコンピュ
ータ31は、ソレノイド21を制御して可変入賞球装置
15の開閉板20を開閉させる。さらに、遊技制御用マ
イクロコンピュータ31は、始動記憶表示器18、可変
表示器10、および装飾ランプ25を制御する。また、
遊技制御用マイクロコンピュータ31は、大当りの発生
を示す大当り情報、始動入賞球の個数を示す始動情報、
確率変動が生じたことを示す確変情報、可変表示結果が
導出表示された回数を示す図柄確定回数情報、賞球の払
出個数に関する賞球情報等を、パチンコ遊技機1の機構
板に設けられたターミナル基板67を介してホール管理
コンピュータ等のホストコンピュータに対して出力す
る。
【0065】遊技制御用マイクロコンピュータ31は、
表示制御基板216にINT信号とともに画像表示制御
信号を出力する。表示制御基板216は、INT信号が
有効状態となっていることを条件として、表示制御コマ
ンドデータに基づいて可変表示装置8の画像表示制御を
行なう。具体的に、画像表示制御信号は、表示制御コマ
ンドと呼ばれる画像表示制御指令用のデータを含む。そ
の表示制御コマンドにより、可変表示装置8の画像表示
制御に関する各種指令が行なわれる。
【0066】たとえば、前述したような不正検出エラー
が発生した場合、遊技制御用マイクロコンピュータ31
は、表示制御基板216に向けて、表示制御用INT信
号とともに、不正検出エラーが発生した旨を画像表示に
より報知させるための不正検出エラー表示コマンドを出
力する。これにより、不正検出エラーが発生した場合に
は、可変表示部9において、不正検出エラーが発生した
旨を報知する不正検出エラー画像表示が行なわれる。
【0067】遊技制御用マイクロコンピュータ31は、
音声制御基板70にINT信号とともに音声制御信号を
出力する。音声制御基板70は、INT信号が有効状態
となっていることを条件として、音声制御信号に基づい
てスピーカ27,27から所定の効果音を発生させる。
具体的に、音声制御信号は、音声コマンドと呼ばれる音
声制御指令用のデータを含む。その音声コマンドによ
り、スピーカ27,27から出力させる音声の種類等の
音声に関する各種指令が行なわれる。音声制御基板70
に設けられている音声制御回路は、音声コマンドにより
指令される音声をスピーカ27,27から出力させる処
理を行なう。
【0068】たとえば、前述したような不正検出エラー
が発生した場合、遊技制御用マイクロコンピュータ31
は、音声制御基板70に向けて、音声制御用INT信号
とともに、不正検出エラーが発生した旨を音声により報
知させるための不正検出エラー音声コマンドを出力す
る。これにより、不正検出エラーが発生した場合には、
スピーカ27,27から不正検出エラーが発生した旨を
報知する不正検出エラー音声が出力される。
【0069】主基板87aに設けられた発射制御回路9
1は、操作ノブ5、打球用駆動モータ94、遊技者が操
作ノブ5に触れた際に静電気に変化が生じることを利用
して遊技が行なわれているか否かを検出するためのタッ
チリング168、および単発発射スイッチ169と接続
されている。発射制御回路91は、操作ノブ5の操作量
に応じた速度で打球が発射されるように打球用駆動モー
タ94を駆動制御する。また、単発発射スイッチ169
の検出信号がある場合には打玉が所定間隔で発射される
ように打球用駆動モータ94を駆動制御する。さらに、
発射制御回路91は、遊技制御用マイクロコンピュータ
31または賞球払出制御用マイクロコンピュータ32か
ら入力される打球禁止信号に応じて打球用駆動モータ9
4を停止させ、打球不可能な状態に制御する。
【0070】玉払出装置59には、賞球を払出す賞球機
構部分と貸玉を貸出す玉貸機構部分とが独立した機構部
分として設けられており、それぞれの機構部分には玉を
繰出すための玉繰出用スクリュー(図示省略)と当該玉
繰出用スクリューを駆動するモータ(賞球モータ289
A、玉貸しモータ289C)が設けられている。賞球モ
ータ289Aには賞球払出制御用マイクロコンピュータ
32より駆動信号が入力される。一方、玉貸しモータ2
89Cには玉貸制御基板37より駆動信号が入力され
る。玉払出装置59は、賞球の払出しと球貸しとを並行
して同時に行なうことが可能である。
【0071】さらに、玉払出装置59の賞球機構部分に
は、玉繰出用スクリューで繰出された玉を賞球機構部分
の上手側で検出するための賞球モータ位置センサ300
A、と、玉繰出用スクリューで繰出された後、賞球機構
部分から打球供給皿3へ向けて落下する玉を賞球機構部
分の下手側で検出するための賞球カウントスイッチ30
1A,301Bとが設けられている。同様に、玉払出装
置59の玉貸機構部分には、玉繰出用スクリューで繰出
された玉を玉貸機構部分の上手側で検出するための玉貸
モータ位置センサ300Cと、玉繰出用スクリューで繰
出された後、玉貸機構部分から打球供給皿3へ向けて落
下する玉を玉貸機構部分の下手側で検出するための玉貸
カウントスイッチ301Cとが設けられている。
【0072】玉貸カウントスイッチ301Cおよび玉貸
モータ位置センサ300Cからの検出信号は、玉貸制御
基板37のI/Oポート372に入力される。賞球カウ
ントスイッチ301A,301Bからの検出信号は、主
基板87aの遊技制御用マイクロコンピュータ31に入
力される。賞球モータ位置センサ300Aからの検出信
号は、主基板87aの遊技制御用マイクロコンピュータ
31と賞球払出制御用マイクロコンピュータ32に入力
される。
【0073】賞球払出制御用マイクロコンピュータ32
は、球噛みエラ−等の所定のエラーが検出された場合に
はブザー信号をブザー基板75に出力し、リセットスイ
ッチ400Aでリセット操作が検出されたことを条件と
してブザー信号を停止する。
【0074】玉貸制御基板37は、I/Oポート372
を介して、貸し玉数を示す玉貸し個数信号をターミナル
基板67に出力する。また、所定のエラーが検出された
場合にはブザー信号をブザー基板75に出力するととも
に、エラー表示用LED374にエラー信号を出力す
る。そして、リセットスイッチ400Bでリセット操作
が検出されたことを条件としてブザー信号およびエラー
信号を停止する。
【0075】残高表示基板74には、打球供給皿3の近
傍に設けられている度数表示LED、玉貸しスイッチお
よび返却スイッチが接続される。カードユニット50に
はカードユニット制御用マイクロコンピュータ(図示省
略)が搭載されており、玉貸しスイッチ信号および返却
スイッチ信号が玉貸制御基板37を介してカードユニッ
ト制御用マイクロコンピュータに与えられる。
【0076】また、カードユニット50から残高表示基
板74には、プリペイドカードの残高を示すカード残高
表示信号および玉貸し可表示信号が玉貸制御基板37を
介して与えられる。カードユニット50と玉貸制御基板
37の間では、ユニット操作信号(BRDY信号)、玉
貸し要求信号(BRQ信号)、玉貸し完了信号(EXS
信号)およびパチンコ機動作信号(PRDY信号)がや
りとりされる。
【0077】パチンコ遊技機1の電源が投入されると、
玉貸制御基板37のCPU371は、カードユニット5
0にPRDY信号を出力する。カードユニット50にお
いてカードが受付けられ、玉貸しスイッチが操作され玉
貸しスイッチ信号が入力されると、カードユニット制御
用マイクロコンピュータは、玉貸制御基板37にBRD
Y信号を出力する。この時点から所定の遅延時間が経過
すると、カードユニット制御用マイクロコンピュータ
は、玉貸制御基板37にBRQ信号を出力する。そし
て、玉貸制御基板37の貸出制御用CPU371は、玉
貸しモータ289Cを駆動し、所定個数の貸し玉を遊技
者に払出す。そして、払出しが完了したら、貸出制御用
CPU371は、カードユニット50にEXS信号を出
力する。
【0078】以上のように、カードユニット50からの
信号は全て玉貸制御基板37に入力される構成になって
いる。従って、玉貸し制御に関して、カードユニット5
0から主基板87aに信号が入力されることはなく、主
基板87aの遊技制御用マイクロコンピュータ31にカ
ードユニット50の側から不正に信号が入力される余地
はない。
【0079】次に、始動口スイッチ17に関連する検出
回路について説明する。図5は、始動口スイッチ17に
関連する検出回路を示すブロック図である。
【0080】始動口スイッチは、検出用のコイルを有
し、検出用の穴内をパチンコ玉が通過することにより検
出用のコイルに生じる逆起電力を利用してパチンコ玉を
検出するものである。図5においては、検出用のコイル
が抵抗として等価的に示されている。
【0081】12Vの電源電位を受ける電源ノード20
0aと、接地電位を受ける接地ノード200bとの間
に、始動口スイッチ17のコイル170および抵抗素子
105aが直列に接続されている。コイル170と抵抗
素子105との間の接続ノードと、接地ノード200b
との間に、コンデンサ106が接続されている。コイル
170と抵抗素子105との間の接続ノードが、インバ
ータ102aの入力端子に接続されている。このインバ
ータ102aは、後述するインバータ102bととも
に、反転回路102を構成している。これらのインバー
タおよび後述する反転入力バッファ104に用いられる
インバータは、それぞれ、所定の電位レベルのしきい値
を有し、入力信号の電位レベルがしきい値を越えた場合
(ハイレベルの場合)に入力信号の電位レベルを反転さ
せたローレベルの信号を出力し、入力信号の電位レベル
がしきい値以下となった場合(ローレベルの場合)に入
力信号の電位レベルを反転させたハイレベルの信号を出
力する信号反転回路として用いられる論理ゲート回路で
ある。
【0082】インバータ102aの出力端子と、遊技制
御用マイクロコンピュータ31における始動入賞検出用
のデータ入力端子311との間に、集合抵抗103およ
び反転入力バッファ104が接続されている。集合抵抗
103は、抵抗素子の集合体よりなり、5Vの電位が印
加されている。反転入力バッファ104は、インバータ
の集合体よりなり、入力された信号の信号レベルを反転
させた信号を出力する。インバータ102aの出力端子
から出力された信号は、集合抵抗103における始動入
賞検出用の抵抗素子部(図示省略)および反転入力バッ
ファ104における始動入賞検出用の反転入力バッファ
部104aを介して、データ入力端子311に与えられ
る。また、反転入力バッファ104とデータ入力端子3
11との間の接続ノードは、データバスに接続されてい
る。
【0083】始動口スイッチ17のコイル170と、反
転回路102のインバータ102bの入力端子との間
に、不正検出用のツェナーダイオード107が接続され
ている。すなわち、始動口スイッチ17の検出出力は、
インバータ102aへ向かう信号経路と、インバータ1
02bへ向かう信号経路とに分岐している。ツェナーダ
イオード107は、コイル170および抵抗素子105
の間の接続ノードの電位がしきい値としての所定電位
(6.8V)以上になると、電流をインバータ102b
の入力端子側に供給するように接続されている。ツェナ
ーダイオード107およびインバータ102bの間の接
続ノードと接地ノード200bとの間に、抵抗素子11
0が接続されている。この抵抗素子110は、ツェナー
ダイオード107側からインバータ102b側に電流が
供給されない場合に、インバータ102bの入力端子側
の電位をローレベルに保持するために用いられている。
インバータ102bの出力端子と、遊技制御用マイクロ
コンピュータ31のノンマスカブル割込端子(以下、N
MI端子と呼ぶ)312との間に、集合抵抗103およ
び非反転入力バッファ109が接続されている。
【0084】ここで、ノンマスカブル割込みとは、ハー
ドウエア割込みの一種であり、発生を禁止できない割込
処理をいう。ノンマスカブル割込処理は、NMI端子3
12に入力される信号のレベルがローレベルになった場
合に、遊技制御用マイクロコンピュータ31において実
行され得るその他の処理に対して優先して実行される。
この実施形態の場合には、NMI端子312に入力され
る信号のレベルがローレベルになった場合に、図22に
示される不正検出用の割込処理(NMI割込処理)が実
行される。
【0085】前述した始動入賞検出用の抵抗素子10
5、コンデンサ106、反転回路102a、集合抵抗1
03における抵抗素子部、および、反転入力バッファ1
04における反転入力バッファ部104aは、遊技制御
用マイクロコンピュータ31に接続されたゲートスイッ
チ12等のその他のすべてのセンサにも同様に設けられ
ている。したがって、それらのセンサは、始動入賞信号
と同様の処理を受ける。
【0086】ここで、始動入賞検出用の抵抗素子10
5、コンデンサ106、反転回路102b、集合抵抗1
03における抵抗素子部、および、反転入力バッファ1
04における反転入力バッファ部104aにより、始動
入賞検出用回路が構成されている。また、不正検出用の
ツェナーダイオード107、抵抗素子110、集合抵抗
103における抵抗素子部、および、非反転入力バッフ
ァ109により、不正検出用回路が構成されている。
【0087】前述した反転入力バッファ104および非
反転入力バッファ109のそれぞれは、遊技制御用マイ
クロコンピュータ31の入力ポートとしての機能を有す
るものである。反転入力バッファ104において、始動
入賞検出用回路用の構成部分としての反転入力バッファ
部104aは、第1ポートと呼ばれ、非反転入力バッフ
ァ109は第2ポートと呼ばれる。
【0088】この実施の形態では、不正検出用回路にお
いて不正検出を行なうためにツェナーダイオード107
を用いた例を示した。ツェナーダイオード素子は、素子
の動作が安定しているため、不正検出用回路による信号
処理の誤動作をできる限り防ぐことができる。また、ツ
ェナーダイオード素子は、素子の取扱いが容易であるた
め、これを用いることにより、パチンコ遊技機1の製造
およびメンテナンス等を容易にすることができる。ま
た、ツェナーダイオード素子は、廉価であるため、これ
を用いることにより、主基板87aの製造コストを低減
することができ、結果的に、パチンコ遊技機1の製造コ
ストを低減することができる。
【0089】なお、図5においては、不正検出用回路か
らの信号をNMI端子312により受けて不正検出用の
割込処理を行なう例を示した。しかし、これに限らず、
不正検出用回路からの信号を一般的なINT信号を受け
るマスカブル割込端子により受け、不正検出用の割込処
理を行なうようにしてもよい。ここで、マスカブル割込
みとは、ハードウエア割込みの一種であり、発生を禁止
することが可能な割込処理をいう。
【0090】図6は、図5に示された反転入力バッファ
部104a(第1ポート)および非反転入力バッファ1
09(第2ポート)のそれぞれにおける入力側および出
力側の電位レベルを表形式で示す図である。図5におい
ては、通常時(始動口スイッチ17の非検出時)、入賞
検出時(始動口スイッチ17の検出時)、電波ゴト(始
動口スイッチ17を対象とした電波ゴト)・ショート
(始動口スイッチ17の短絡)時、引き抜き時(始動口
スイッチ17を引き抜いた場合)のそれぞれの状態にお
ける第1ポートの入力および出力の電位レベルと、第2
ポートの入力および出力の電位レベルとが示されてい
る。この図6においては、ローレベルを「LOW」で示
し、ハイレベルを「HIGH」で示している。以下に、
図5および図6を参照して、図5に示された回路の動作
を説明する まず、始動口スイッチ17によりパチンコ玉が検出され
ていない通常状態の場合を説明する。始動入賞検出用回
路側においては、始動口スイッチ17によりパチンコ玉
が検出されていない通常状態の場合、コイル170の抵
抗値が所定値(680オーム)となり、抵抗素子105
に電源ノード200aからの電流が流れて抵抗素子10
5の両端に電位差が生じる。これにより、コイル170
と抵抗素子105との間の接続ノードの電位、すなわ
ち、インバータ102aの入力電位がしきい値を越えた
所定のハイレベルになる。その場合、抵抗素子105の
両端の電圧に応じた電荷がコンデンサ106に蓄積され
る。
【0091】そして、インバータ102aにより入力電
位が反転されることにより、集合抵抗103の入力端子
への入力信号のレベルがローレベルになる。この場合、
反転入力バッファ104においては、図6の第1ポート
の特性に示されるように、反転入力バッファ部104a
の入力がローレベルとなり、そのレベルが反転されるこ
とにより反転入力バッファ部104aの出力がハイレベ
ルとなる。これにより、遊技制御用マイクロコンピュー
タ31のデータ入力端子311には、ハイレベルの信号
が与えられる。
【0092】一方、不正検出用回路側では、始動口スイ
ッチ17によりパチンコ玉が検出されていない通常状態
の場合は、前述したように生じるコイル170と抵抗素
子105の間の接続ノードの電位がツェナーダイオード
107のしきい値よりも低い非検出時の電位になる。こ
の場合、ツェナーダイオード107から抵抗素子110
には、電流が供給されない。このため、インバータ10
2bの入力電位がしきい値以下のローレベルになる。そ
して、インバータ102bにより入力電位が反転される
ことにより、集合抵抗103の入力端子への入力信号の
レベルがハイレベルとなる。この場合、非反転入力バッ
ファ109においては、図6の第2ポートの特性に示さ
れるように、入力がハイレベルとなり、出力もハイレベ
ルとなる。これにより、遊技制御用マイクロコンピュー
タ31のNMI端子312には、ハイレベルの信号が与
えられる。
【0093】次に、始動口スイッチ17によりパチンコ
玉が検出された入賞状態の場合を説明する。始動入賞検
出用回路側においては、コイル170の抵抗値が無限大
オームとなり、コンデンサ106の電荷が抵抗素子10
5を介して放電される等して、コイル170と抵抗素子
105との間の接続ノードの電位、すなわち、インバー
タ102の入力電位がしきい値以下の所定のローレベル
になる。そして、インバータ102により入力電位が反
転されることにより、集合抵抗103への入力信号のレ
ベルがハイレベルになる。この場合、図6の第1ポート
の特性に示されるように、反転入力バッファ104にお
いては、反転入力バッファ部104aの入力がハイレベ
ルとなり、そのレベルが反転されることにより反転入力
バッファ部104aの出力がローレベルとなる。これに
より、遊技制御用マイクロコンピュータ31のデータ入
力端子311には、ローレベルの信号が与えられる。そ
して、この場合の遊技制御用マイクロコンピュータ31
の入力端子への入力信号のレベルは、パチンコ玉の通過
後にともなって所定期間後にハイレベルになる。始動口
スイッチ17については、入力信号が入賞状態について
予め定められた期間ローレベルになった場合に、始動口
スイッチ17が正常に始動入賞玉を検出したと遊技制御
用マイクロコンピュータ31が判断する。
【0094】一方、始動口スイッチ17によりパチンコ
玉が検出された入賞状態の場合、不正検出用回路側で
は、前述したようにコイル170bの抵抗値が無限大オ
ームとなることにより、コイル170と抵抗素子105
の間の接続ノードの電位がツェナーダイオード107の
しきい値よりも低い検出時の電位になる。この場合も、
通常状態の場合と同様に、ツェナーダイオード107か
らインバータ102bには、電流が供給されない。した
がって、図6の第2ポートの特性に示されるように、非
反転入力バッファ109においては、入力がハイレベル
となり、出力もハイレベルとなる。これにより、遊技制
御用マイクロコンピュータ31のNMI端子には、ハイ
レベルの信号が与えられる。つまり、入賞状態の場合
は、通常状態の場合と同様のレベルの信号が不正検出用
回路から遊技制御用マイクロコンピュータ31に与えら
れることとなる。
【0095】次に、不正な無線電波により、始動口スイ
ッチ17の検出出力が不正な検出出力になった場合、す
なわち、電波ゴトが行なわれた場合を説明する。電波ゴ
トが行なわれた場合は、コイル170の抵抗値が0オー
ムとなり、コイル170と抵抗素子105bとの間の接
続ノードの電位がインバータ102aのしきい値よりも
高いハイレベルの電位になる。具体的には、始動口スイ
ッチ17の側からインバータ102bの入力端子に与え
られる信号の電位が通常時(入賞玉の非検出時)よりも
上昇する。
【0096】始動入賞検出用回路側では、インバータ1
02aにより入力電位が反転されることにより、集合抵
抗103の入力端子への入力信号のレベルがローレベル
となる。この場合、反転入力バッファ104において
は、図6の第1ポートの特性に示されるように、反転入
力バッファ部104aの入力がローレベルとなり、その
レベルが反転されることにより反転入力バッファ部10
4aの出力がハイレベルとなる。これにより、遊技制御
用マイクロコンピュータ31の始動入賞検出用回路側の
データ入力端子311には、ハイレベルの信号が与えら
れる。
【0097】前述したように、通常時(入賞玉の非検出
時)においてインバータ102aの入力端子が受ける電
位はインバータ102aのしきい値よりも高いレベルで
あり、電波ゴトが行なわれても、インバータ102aの
入力端子が受ける電位がさらに高くなるだけであるの
で、インバータ102aの入力端子が受ける電位がノイ
ズによってしきい値を横切ってしきい値以下になること
はない。言い換えると、始動口スイッチ17は、電波ゴ
トが行なわれた場合に、インバータ102aのしきい値
よりも非検出時の電位側に偏位した電位の出力をインバ
ータ102aに与えるように構成されている。このよう
に、電波ゴトが行なわれても、インバータ102aの入
力端子が受ける電位がノイズによってしきい値以下にな
らず、インバータ102aは、非検出状態に相当するレ
ベルの電位を出力するのである。したがって、たとえ電
波ゴトが行なわれても、遊技制御用マイクロコンピュー
タ31がその電波ゴトによって始動入賞の検出があった
と誤って認識しないので、可変表示装置8の動作に関連
する制御が誤って行なわれるおそれがなくなる。これに
より、電波ゴトにより不正な遊技動作をさせる不正行為
をより一層確実に防ぐことができる。
【0098】また、電波ゴト以外のノイズが混入した場
合でも、始動入賞検出用回路側において、電波ゴト時と
同様の回路動作が行なわれることにより、ノイズの混入
によって始動入賞の検出があったと誤って認識しないの
で、可変表示装置8の動作に関連する制御が誤って行な
われるおそれがなくなる。
【0099】一方、不正検出用回路側では、電波ゴトが
行われた場合、コイル170と抵抗素子105との間の
接続ノードの電位が、ツェナーダイオード107のしき
い値よりも高いハイレベルの電位になる。この場合、ツ
ェナーダイオード107から抵抗素子110に電流が供
給され、インバータ102bの入力端子の電位がハイレ
ベルになる。そして、インバータ102bにより入力電
位が反転されることにより、集合抵抗103の入力端子
への入力信号のレベルがローレベルになる。この場合、
図6の第2ポートの特性に示されるように、非反転入力
バッファ109においては、入力がローレベルとなり、
出力もローレベルとなる。これにより、遊技制御用マイ
クロコンピュータ31のNMI端子312には、ローレ
ベルの信号が与えられる。
【0100】次に、始動口スイッチ17が短絡(ショー
ト)した場合は、コイル170の抵抗値が0オームとな
り、コイル170と抵抗素子105bとの間の接続ノー
ドの電位がインバータ102aのしきい値よりも高いハ
イレベルの電位になる。
【0101】始動入賞検出用回路側では、インバータ1
02aにより入力電位が反転されることにより、集合抵
抗103の入力端子への入力信号のレベルがローレベル
となる。この場合、反転入力バッファ104において
は、図6の第1ポートの特性に示されるように、反転入
力バッファ部104aの入力がローレベルとなり、その
レベルが反転されることにより反転入力バッファ部10
4aの出力がハイレベルとなる。これにより、遊技制御
用マイクロコンピュータ31の始動入賞検出用回路側の
データ入力端子311には、電波ゴト時と同様に、ハイ
レベルの信号が与えられる。
【0102】一方、不正検出用回路側では、コイル17
0と抵抗素子105との間の接続ノードの電位が、ツェ
ナーダイオード107のしきい値よりも高いハイレベル
の電位になる。この場合、ツェナーダイオード107か
ら抵抗素子110に電流が供給され、インバータ102
bの入力端子の電位がハイレベルになる。そして、イン
バータ102bにより入力電位が反転されることによ
り、集合抵抗103の入力端子への入力信号のレベルが
ローレベルになる。この場合、図6の第2ポートの特性
に示されるように、非反転入力バッファ109において
は、入力がローレベルとなり、出力もローレベルとな
る。これにより、遊技制御用マイクロコンピュータ31
のNMI312端子には、電波ゴト時と同様に、ローレ
ベルの信号が与えられる。この場合の遊技制御用マイク
ロコンピュータ31のNMI端子312への入力信号の
レベルは、ローレベルに固定される。
【0103】次に、始動口スイッチ17が引き抜かれた
場合は、コイル170自体がなくなるので、コイル17
0と抵抗素子105の間の接続ノードの電位がインバー
タ102aのしきい値よりも低いローレベルの電位にな
る。
【0104】この場合、始動入賞検出用回路側では、イ
ンバータ102aの入力端子の電位がローレベルになる
ので、インバータ102aにより入力電位が反転される
ことにより、集合抵抗103の入力端子への入力信号の
レベルがハイレベルになる。この場合、反転入力バッフ
ァ104においては、図6の第1ポートの特性に示され
るように、反転入力バッファ部104aの入力がハイレ
ベルとなり、そのレベルが反転されることにより反転入
力バッファ部104aの出力がローレベルとなる。これ
により、遊技制御用マイクロコンピュータ31のデータ
入力端子311には、ローレベルの信号が与えられる。
この場合の遊技制御用マイクロコンピュータ31のデー
タ入力端子311への入力信号のレベルは、ローレベル
に固定される。
【0105】一方、不正検出用回路側では、コイル17
0と抵抗素子105との間の接続ノードの電位が、ツェ
ナーダイオード107のしきい値よりも低いローレベル
の電位になる。この場合、ツェナーダイオード107か
ら抵抗素子110に電流が供給されず、インバータ10
2bの入力端子の電位がローレベルになる。そして、イ
ンバータ102bにより入力電位が反転されることによ
り、集合抵抗103の入力端子への入力信号のレベルが
ハイレベルになる。この場合、図6の第2ポートの特性
に示されるように、非反転入力バッファ109において
は、入力がハイレベルとなり、出力もハイレベルとな
る。これにより、遊技制御用マイクロコンピュータ31
のNMI端子312には、ハイレベルの信号が与えられ
る。この場合の遊技制御用マイクロコンピュータ31の
入力端子への入力信号のレベルは、ハイレベルに固定さ
れる。
【0106】以上に説明したように、不正検出用回路側
では、通常時、電波ゴト・ショート時、入賞検出時、お
よび、引き抜き時のうち、電波ゴト・ショート時におい
て、非反転入力バッファ109の出力のレベル(ローレ
ベル)が、他の状態における出力のレベル(ハイレベ
ル)と異なるようになる特性がある。したがって、遊技
制御用マイクロコンピュータ31では、NMI端子31
2から受ける信号のレベルがローレベルになった場合
に、電波ゴトが行なわれたことを他の状態と容易に区別
して判断することができる。
【0107】また、不正検出用回路では、始動口スイッ
チ17の検出出力が、正常な状態の始動口スイッチ17
の検出出力が変動し得る範囲外の電位(ツェナーダイオ
ード107のしきい値を越えた電位)になった場合に、
始動口スイッチ17の検出出力が不正な検出出力に該当
することを特定した信号を遊技制御用マイクロコンピュ
ータ31に入力させる。このため、ノイズの侵入および
電源電位のふらつき等により始動口スイッチ17の検出
出力の電位にふらつきが生じた場合でも、そのふらつき
に起因する始動口スイッチ17の誤検出を防ぐことがで
きる。
【0108】また、始動口スイッチ17は、始動入賞の
計数のためにも用いられるため、短絡検出機能が必要と
される。これに対し、不正検出用回路が、始動口スイッ
チ17を対象とした不正が行なわれた否かの判定に加え
て、始動口スイッチ17が短絡しているか否かの判定の
ためにも兼用されており、さらに遊技制御用マイクロコ
ンピュータ31の判定も不正判定の場合と同様のレベル
判定により始動口スイッチ17が短絡しているか否かの
判定が行なえる。このため、始動口スイッチ17を対象
とした短絡検出機能と不正判定機能とを1つの回路で実
現することができる。これにより、パチンコ遊技機に始
動口スイッチ17の不正判定機能を付加する場合におけ
る部品数の増加を抑制し、製造コストを低減することが
できる。
【0109】次に、パチンコ遊技機1で用いられる主な
ランダムカウンタについて説明する。図7は、パチンコ
遊技機1に用いられる主なランダムカウンタの種類とそ
の内容を示す説明図である。
【0110】ランダムカウンタとは、可変表示装置8の
特別図柄の可変表示制御等の制御に用いられる乱数をカ
ウントするカウンタである。この実施の形態では、C
RND1、C RND L、C RND C、C RN
D R、および、C RNDRCHの5種類のランダム
カウンタが示されている。これらのランダムカウンタの
値がパチンコ遊技中の所定のタイミングで読出され、そ
の値に基づいて可変表示装置8の可変表示動作が制御さ
れる。ランダムカウンタのカウンタ値の抽出処理は、遊
技制御用マイクロコンピュータ31の内部に設けられた
CPU31aがROM31bに格納された遊技制御用プ
ログラムに従って実行する。
【0111】C RND1は、可変表示装置8における
特別図柄の可変表示の結果、大当たりを発生させるか否
かを事前に決定するための大当たり決定用ランダムカウ
ンタである。C RND1は、0〜225のカウント範
囲において、カウンタ値が0.002秒ごとに1ずつカ
ウントアップ(加算)される。
【0112】C RND1は、その上限までカウントア
ップされると、再度0からカウントをし直すように構成
されている。なお、0.002秒とは、遊技制御用マイ
クロコンピュータ31において、割込処理により遊技制
御プログラムが繰返し実行される間隔である。
【0113】C RND L、C RND C、C R
ND Rは、可変表示装置8の特別図柄の可変表示の結
果、大当たり以外とすることが事前に決定された場合に
左、中、右の可変表示部のそれぞれにおいて停止表示さ
せる左、中、右図柄(予定停止図柄)の種類を決定する
ため(図柄表示用)のランダムカウンタである。CRN
D L,C,Rの各々のカウント範囲は、0〜14であ
る。C RND Lのカウンタ値は0.002秒ごとに
1つずつカウントアップされる。C RNDCのカウン
タ値は0.002秒ごとに1つずつカウントアップされ
るとともに、遊技制御用マイクロコンピュータ31の割
込処理動作の余り時間を利用してカウントアップされ
る。C RND Rのカウンタ値はC RND Cの桁
上げのとき1つずつカウントアップされる。C RND
Lは、大当たりを発生させる場合の大当たり図柄の決
定にも用いられる。C RND L、C RND C、
C RND Rの各々は、その上限までカウントアップ
されると、再度0からカウントをし直すように構成され
ている。
【0114】C RND RCHは、複数種類のリーチ
動作のうちから選択的に実行するリーチ動作の種類を指
定するための動作指定数を決定するためのランダムカウ
ンタである。C RND RCHのカウント範囲は、0
〜11である。C RNDRCHのカウンタ値は、0.
002秒ごとに1つずつカウントアップされるととも
に、遊技制御用マイクロコンピュータ31の割込処理動
作の余り時間を利用して1つずつカウントアップされ
る。C RND RCHは、その上限までカウントアッ
プされると、再度0からカウントをし直すように構成さ
れている。
【0115】この実施形態の場合は、複数種類のリーチ
があり、C RND RCHのカウンタ値が各リーチに
割り振られており、その抽出されたカウンタ値に対応す
るリーチの動作が選択的に実行される。なお、リーチ動
作は、C RND1により大当たりを発生させることが
事前決定された場合と、外れが事前決定された際の左図
柄および右図柄の予定停止図柄によりリーチライン(左
図柄および右図柄が揃っているライン)が形成されるこ
とが判別された場合とに実行される。
【0116】このようにリーチ状態が発生する場合に
は、C RND RCHの抽出値に応じて、リーチ動作
の種類が選択決定され、決定された種類のリーチ動作が
実行される。
【0117】以上に示された各種ランダムカウンタの値
は、ランダムカウンタ毎に定められたタイミングで抽出
され、各種制御に用いられる。
【0118】次に、可変表示装置8に表示される特別図
柄の配列構成について説明する。左図柄、中図柄、およ
び、右図柄の各特別図柄は、数字を示す複数種類の図柄
により構成されている。各特別図柄は、複数の図柄が所
定の順序で配列された図柄データとして、遊技制御用マ
イクロコンピュータ31のROM31cに記憶されてい
る。
【0119】特別図柄データの具体的な構成は、次のと
おりである。左,中,右の各図柄は、数字を示す図柄で
ある数字図柄により構成されている。左,右図柄の各図
柄の配列は、0,1,…,13,14の数字図柄の順に
定められている。そして、左,中,右図柄の各々におい
ては、各数字図柄のそれぞれに対応して、0,1,…,
13,14の図柄ポジション番号が割り振られている。
このような図柄ポジション番号は、C RND L,
C,Rの各抽出値と対応している。
【0120】はずれが事前決定された場合には、C R
ND L,C,Rの各抽出値が図柄ポジションの番号と
一致する場所の図柄が、各図柄の予定停止図柄として選
択決定される。一方、大当たりが事前決定された場合に
は、C RND Lの抽出値が図柄ポジションの番号と
一致する場所の図柄が左図柄として選択決定されるとと
もに、中,右の各予定停止図柄が、その左図柄と同じ図
柄に揃うように選択決定される。
【0121】図8は、ランダムカウンタC RND1の
値により大当たりを発生させるか否かを事前に決定する
ための制御手順を示すフローチャートである。同図を参
照して、可変表示装置8における特別図柄の可変表示の
結果を大当たりとするかまたは大当たり以外とするかを
決定し、さらに、可変表示部9に停止表示される左図
柄、中図柄、右図柄の種類を決定するための手順につい
て説明する。
【0122】C RND1の値が大当たり決定値であれ
ば大当たりとなり、大当たり決定値以外であれば大当た
り以外となる。大当たりとすることが決定された場合に
は、引続いてC RND Lの値を判定することによ
り、大当たりを発生させるための特別図柄(大当たり図
柄)の種類を決定する。
【0123】一方、大当たり以外とすることが決定され
た場合は、引続いて、C RNDL,C RND C,
C RND Rの各値を判定することにより、停止表示
させる左図柄,中図柄,右図柄の種類がそれぞれ決定さ
れる。なお、大当たり以外とする場合に、決定された停
止図柄の組合せが、偶然、大当たりとなる組合せとなる
場合は、C RND Cの値に「1」を加算し、強制的
に外れ(ハズレ)図柄の組合せで停止表示するように調
整する。
【0124】次に、前述した始動口スイッチ17に関す
る不正検出エラー状態において行なわれる報知の具体例
を説明する。
【0125】図9は、可変表示部9において行なわれる
不正検出エラー画像表示の具体例を示す表示画面図であ
る。図に示されるように、可変表示部9においては、
「不正の恐れがあります。」という文字により、不正検
出エラー状態にあることが報知される。なお、この例で
は、文字を用いて不正検出エラー画像表示を行なった
が、これに限らず、図形等の文字以外の画像を用いて不
正検出エラー状態にあることを示す報知を行なうように
してもよい。
【0126】図10は、不正検出エラー音声および不正
検出エラーランプ表示の具体例と通常のエラー音声およ
び通常のエラーランプ表示の具体例とを表形式で示した
図である。図に示されるように、通常のエラー音声が短
音を連続発生させた音であるのに対し、不正検出エラー
音声は長音を連続発生させた音である。このように、不
正検出エラー音声は、音の発生態様が通常のエラー音声
と異なるようにされているため、音を聞くものが通常の
エラー音声と容易に区別して認識することができる。な
お、この例では、音の長さにより不正検出エラー音声を
識別できるようにしたこと示したが、これに限らず、不
正検出エラー音声は、音階、音調、音色等の音のその他
の構成を通常のエラー音声と異ならせてもよい。また、
不正検出エラー音声は、「不正の恐れがあります。」等
のメッセージ音を出力するようにしてもよい。
【0127】また、図に示されるように、通常のエラー
ランプ表示の場合は、賞球ランプ51と球切れランプ5
2との一方が短く点滅等される。これに対し、不正検出
エラーランプ表示の場合は賞球ランプ51と球切れラン
プ52とが同時点灯される。このように、不正検出エラ
ーランプ表示は、ランプの点灯態様が通常のエラー音声
と異なるようにされているため、ランプ表示を見る者が
通常のエラーランプ表示と容易に区別して認識すること
ができる。なお、不正検出エラーランプ表示を通常のエ
ラーランプ表示と区別する方法としては、次のようなラ
ンプ制御が考えられる。すなわち、たとえば、1つのラ
ンプを共通使用する場合には、通常のエラーランプ表示
の場合にランプを短く点滅させ、不正検出エラーランプ
表示の場合にランプを長く点灯させてもよい。また、通
常のエラーランプ表示用のランプと、不正検出エラーラ
ンプ表示のランプとについて個別にランプを設けること
により通常のエラーと不正検出エラーとのランプ表示を
区別するようにしてもよい。
【0128】次に、遊技制御用マイクロコンピュータ3
1により実行される制御に関する処理をフローチャート
に基づいて詳細に説明する。
【0129】図11は、遊技制御用マイクロコンピュー
タ31により実行されるメイン処理および割り込み処理
を示すフローチャートである。図11においては、
(a)にメイン処理が示され、(b)に割り込み処理が
示されている。
【0130】図11の(a)を参照して、メイン処理に
おいては、まず、スタックポインタの指定アドレスをセ
ットするためのスタックセット処理を行なう(S1)。
次いで、初期化処理を行なう(S2)。初期化処理で
は、遊技制御用マイクロコンピュータ31は、RAM3
1bにエラーが含まれているか判定し、エラーが含まれ
ている場合には、RAM31bを初期化するなどの処理
を行なう。さらに、初期化処理では、後述する割り込み
処理を実行するタイミングを規定するタイマ割り込み時
間(たとえば0.002秒)をCPU31aに設定する
処理がなされる。これにより、電源投入等によるリセッ
ト後の最初の割り込み処理の実行タイミング規定のため
の計時が開始される。
【0131】次に、停止図柄を決定する等のための表示
用乱数更新処理を行なう(S3)。具体的に、表示用乱
数更新処理においては、図7に示されたランダムカウン
タのうちのC RND C、C RND R、C RN
D RCHが更新され得る。表示用乱数更新処理は、無
限ループにより繰返し実行され続けるが、後述する割り
込み処理が起動された場合には、表示用乱数更新処理を
構成するプログラムのうちの実行中の位置で一時停止さ
れ、その割り込み処理が終了すると一時停止したプログ
ラムの位置から実行が再開される。
【0132】次に、図11の(b)を参照して、割り込
み処理は、CPU31aにより管理されるタイマ割り込
み用のタイマの計時値が設定値(S2またはS14で設
定されるタイマ割り込み時間)になるごとに実行が開始
される。
【0133】割り込み処理においては、まず、表示制御
基板216に送出されるコマンドコードをRAM31b
の所定の領域に設定する表示制御データ設定処理を行っ
た後に(S4)、コマンドコードを表示制御データとし
て出力する表示制御データ出力処理を行なう(S5)。
【0134】次いで、ランプ制御基板35および音声制
御基板70に音声発生やLED点灯制御用の所定のコマ
ンドを送信するための処理を行なうとともに、ホール管
理用コンピュータに大当り情報、始動情報、確率変動情
報などのデータを送信するためのデータ出力処理を行な
う(S6)。また、パチンコ遊技機1の内部に備えられ
ている自己診断機能によって種々の異常診断処理が行な
われ、その結果に応じて必要ならば警報が発せられるエ
ラー処理を行なう(S7)。
【0135】次に、遊技制御に用いられる各種の判定用
乱数を示す各カウンタを更新する処理を行なう(S
8)。S8において、具体的に、遊技制御用マイクロコ
ンピュータ31は、判定用乱数としての大当り決定用乱
数C RND1等のカウントアップ(1加算)を行な
う。
【0136】次に、遊技制御用マイクロコンピュータ3
1は、特別図柄プロセス処理を行なう(S9)。特別図
柄プロセス処理では、遊技状態に応じてパチンコ遊技機
1を所定の順序で制御するための特別図柄プロセスフラ
グに従って該当する処理が選び出されて実行される。そ
して、特別図柄プロセスフラグの値は、遊技状態に応じ
て各処理中に更新される。また、普通図柄プロセス処理
を行なう(S10)。普通図柄プロセス処理では、7セ
グメントLEDによる可変表示器10を所定の順序で制
御するための普通図柄プロセスフラグに従って該当する
処理が選び出されて実行される。そして、普通図柄プロ
セスフラグの値は、遊技状態に応じて各処理中に更新さ
れる。
【0137】さらに、遊技制御用マイクロコンピュータ
31は、ゲートスイッチ12、始動口スイッチ17、V
カウントスイッチ22、カウントスイッチ23等の状態
を入力し、各入賞口や可変入賞球装置に対する入賞があ
ったか否か判定するスイッチ処理を行なう(S11)。
また、遊技制御用マイクロコンピュータ31は、賞球払
出制御用マイクロコンピュータ32との間の入賞球信号
処理を行なう(S12)。すなわち、所定の条件が成立
すると賞球払出制御用マイクロコンピュータ32に賞球
個数コマンドを出力する。賞球払出制御用マイクロコン
ピュータ32は、賞球個数コマンドに応じて玉払出装置
59を駆動する。
【0138】遊技制御用マイクロコンピュータ31は、
さらに、停止図柄を決定する等のための表示用乱数を更
新する表示用乱数更新処理を行なう(S13)。具体的
に、S12においては、C RND L、C RND
C、C RND R、C RND RCH等がカウント
アップされる。そして、遊技制御用マイクロコンピュー
タ31は、さらに、タイマ割り込み時間設定処理を行な
う(S14)。S14においては、前述したようなタイ
マ割り込み時間(たとえば0.002秒)をS2の場合
と同様に設定する処理が実行される。S14の後、この
割り込み処理が終了する。これにより、この割り込み処
理の終了時にS14によってタイマ割り込み時間が設定
され、次の割り込み処理の実行タイミングを規定するた
めの計時が開始されることとなる。したがって、割り込
み処理が終了するごとにタイマ割り込みのための時間が
計時され、その後タイマ割り込み時間が経過するごとに
割り込み処理が実行されることとなる。この割り込み処
理が終了すると、前述したメイン処理のプログラムの実
行が、一時停止していた位置から再開される。
【0139】図12は、遊技制御用マイクロコンピュー
タ31が実行する始動口スイッチ処理を示すフローチャ
ートである。この始動口スイッチ処理は、後述するスイ
ッチ処理により実行されるサブルーチンプログラムであ
る(SF3参照)。
【0140】遊技制御用マイクロコンピュータ31は、
はじめに、始動口スイッチ17の検出状態のチェックを
行なうためにスイッチチェック処理を実行する(SA
1)。スイッチチェック処理は、各種検出スイッチの検
出状態のチェックを行なうために実行される処理であ
り、各種検出スイッチに関する処理において、同様に用
いられる。スイッチチェック処理の具体的な内容につい
ては、図20を用いて後述する。
【0141】次に、第1種始動口スイッチカウンタがス
イッチオン判定値と一致しないか否か確認する(SA
2)。第1種始動口スイッチカウンタは、始動口スイッ
チ17の検出信号の出力が継続することに伴って加算更
新されるカウンタである。第1種始動口スイッチカウン
タがスイッチオン判定値と一致しない場合、すなわち、
入力信号の継続時間がまだ規定値に達していない場合に
は入力された信号がノイズ等の可能性があるために処理
を終了する。一方、第1種始動口スイッチカウンタがス
イッチオン判定値と一致する場合には始動口スイッチ1
7が始動入賞を検出したと判断してカウンタBを更新
(+1)する(SA3)。なお、カウンタBは、前述し
たように始動口スイッチ17の検出信号、すなわち、払
出数=6個に対応する検出信号を記憶するカウンタであ
る。次に、始動記憶数をカウントする特別図柄入賞記憶
カウンタが特別図柄入賞記憶カウンタの最大値(=4)
以上となっているか否かを判断する(SA4)。最大値
となっている場合には始動記憶することなく処理を終了
する。最大値に達していない場合には特別図柄入賞記憶
カウンタを更新(+1)する(SA5)。次に、新たに
記憶した特別図柄入賞記憶カウンタのカウント値に対応
する特別図柄判定用バンクアドレスを算出する(SA
6)。次に、特別図柄の可変表示時間を短縮するための
変動短縮設定時間を、一旦、変動短縮タイマバンクに設
定する(SA7)。なお、ここで設定された変動短縮設
定時間は、後述のSA12で評価される始動記憶数の多
少に応じて通常の可変表示時間に変更され得る。つま
り、始動記憶数が多い場合には設定がそのまま維持さ
れ、始動記憶数が少ない場合には通常の可変表示時間に
変更される。
【0142】次に、可変表示結果を大当りとするか否か
を決定するための特別図柄判定用乱数を抽出する(SA
8)。次に、可変表示途中にリーチを成立させるか否か
を決定するためのリーチ判定用乱数を抽出する(SA
9)。次に、SA8で抽出した特別図柄判定用乱数を特
別図柄判定用バンクに設定し、SA9で抽出したリーチ
判定用乱数をリーチ判定用バンクに設定する(SA1
0)。次に、SA8で抽出した特別図柄判定用乱数を特
定図柄判定用バンクに設定する(SA11)。なお、特
別図柄判定用バンクとは、特別図柄判定用乱数に基づい
て大当りを発生させるか否か、確率変動を生じさせる確
変大当りを発生させるか否かを判定するバンクであり、
特定図柄判定用バンクとは、特別図柄判定用バンクによ
る判定結果に応じて停止図柄の種類を定めるために使用
されるバンクである。
【0143】次に、特別図柄判定処理を実行した後(S
A12)、処理を終了する。特別図柄判定処理では、特
定図柄判定用バンクおよび特別図柄判定用バンクの格納
値に基づいて可変表示装置8の可変表示結果が定められ
る。
【0144】図13は、遊技制御用マイクロコンピュー
タ31が実行する大入賞口スイッチ処理を示すフローチ
ャートである。この大入賞口スイッチ処理は、後述する
スイッチ処理により実行されるサブルーチンプログラム
である(SF5参照)。
【0145】遊技制御用マイクロコンピュータ31は、
まず、Vカウントスイッチ22、カウントスイッチ2
3、各入賞口スイッチ240(240a,240b,2
40c,240d,240e)の検出状態のチェックを
行なうためにスイッチチェック処理を実行する(SB1
1)。このスイッチチェック処理の具体的な内容につい
ては、図20を用いて後述する。
【0146】次に、カウントスイッチカウンタがスイッ
チオン判定値と一致しないか否か確認する(SB1
2)。カウントスイッチカウンタは、カウントスイッチ
23の検出信号の出力が継続することに伴って加算更新
されるカウンタである。カウントスイッチカウンタがス
イッチオン判定値と一致しない場合には後述のSB16
に移行するが、一致する場合にはカウントスイッチ23
が入賞を検出したと判断してその旨を示すカウント通過
フラグを設定する(SB13)。次に、遊技状態を示す
特別図柄プロセスフラグ値が大入賞口開放中を表わす値
以外であるか否かが判断される(SB14)。大入賞口
開放中を表わす値以外の場合には後述のSB16に移行
するが、大入賞口開放中を表わす値の場合には、大入賞
口入賞カウンタ更新処理を実行する(SB15)。ここ
では、先に設定されたカウント通過フラグに基づいてカ
ウンタAを加算更新する。なお、カウンタAは、前述し
たようにVカウントスイッチ22およびカウントスイッ
チ23の検出信号、すなわち、払出数=15個に対応す
る検出信号を記憶するカウンタである。次に、Vカウン
トスイッチカウンタ(特定領域カウントスイッチカウン
タ)がスイッチオン判定値と一致しないか否か確認する
(SB16)。Vカウントスイッチカウンタは、Vカウ
ントスイッチ22の検出信号の出力が継続することに伴
って加算更新されるカウンタである。Vカウントスイッ
チカウンタがスイッチオン判定値と一致しない場合には
後述のSB21に移行するが、一致する場合にはVカウ
ントスイッチ22が入賞を検出したと判断する。そし
て、特別図柄プロセスフラグ値が大入賞口開放中を表わ
す値以外であるか否かが判断される(SB17)。大入
賞口開放中を表わす値以外の場合には後述のSB19に
移行するが、大入賞口開放中を表わす値の場合には、大
入賞口入賞カウンタ更新処理を実行する(SB18)。
ここでは、Vカウントスイッチ22の検出信号に基づい
てカウンタAを加算更新する。次に、可変入賞球装置1
9の繰返し継続制御の実行回数を計数する継続回数カウ
ンタが継続回数カウンタの最終値(=16)以上となっ
ているか否か判断する(SB19)。最終値となってい
る場合には、後述のSB21に移行するが、最終値とな
っていない場合には打玉が特定領域を通過したことを示
す特定領域通過フラグを設定する(SB20)。
【0147】次に、入賞口スイッチカウンタがスイッチ
オン判定値と一致しないか否か確認する(SB21)。
入賞口スイッチカウンタは、各入賞口スイッチ240
(240a,240b,240c,240d,240
e)の検出信号の出力が継続することに伴って加算更新
されるカウンタである。入賞口スイッチカウンタがスイ
ッチオン判定値と一致しない場合には処理が終了すが、
一致する場合には入賞口スイッチ240が入賞を検出し
たと判断してカウンタCを加算更新する(SB22)。
その後、処理を終了する。なお、カウンタCは、前述し
たように各入賞口スイッチ240の検出信号、すなわ
ち、払出数=10個に対応する検出信号を記憶するカウ
ンタである。
【0148】次に、図14〜図18に示すフローチャー
トを参照して、遊技制御用マイクロコンピュータ31が
実行する入賞球信号処理と入賞球確認処理と報知コマン
ド等出力処理の内容を詳細に説明する。なお、各処理は
前述した図11の割り込み処理が実行される2msごと
に1回実行される。
【0149】図14〜図16は入賞球信号処理を示すフ
ローチャートであり、図17は入賞球確認処理を示すフ
ローチャートであり、図18は報知コマンド等出力処理
を示すフローチャートである。
【0150】図14を参照して、入賞球信号処理におい
ては、まず、賞球カウントスイッチONフラグがセット
されているか否かの判断がなされる(SC11A)。こ
こで、賞球カウントスイッチONフラグとは、賞球カウ
ントスイッチがON(オン)状態になっている旨を示す
ためのフラグである。
【0151】賞球カウントスイッチONフラグがセット
されている場合には、後述するSC12に進む。一方、
賞球カウントスイッチONフラグがセットされていない
場合には、賞球カウントスイッチがオンしたか否かを判
断する(SC11B)。賞球カウントスイッチがオンし
たと判断された場合は、賞球カウントスイッチがオンし
たことに応じて賞球カウントスイッチONフラグをセッ
トする処理がなされた後、SC12に進む。
【0152】SC12では、賞球カウントスイッチがオ
フしたか否かの判断がなされる。賞球カウントスイッチ
がオフしていないと判断された場合は、賞球カウントス
イッチがオンしてから2.9msが経過したか否かの判
断がなされる(SC15)。まだ2.9msが経過して
いないと判断された場合は、この入賞球信号処理が終了
する。つまり、SC12では、賞球カウントスイッチが
オンしてからSC15により判断される2.9msが経
過するまでの間で賞球カウントスイッチのオフを待つの
である。通常は、賞球カウントスイッチがオンしてから
2.9ms以内に賞球カウントスイッチがオフし、賞球
カウントスイッチがオフすることに基づいて賞球が1つ
払出されたものとして賞球の払出数がカウントされる。
しかしながら、2.9msが経過するまでの間で賞球カ
ウントスイッチがオフしない場合には、賞球個数カウン
トスイッチ断線/短絡エラー(賞球カウントスイッチが
長期間オン状態になったことにより断線または短絡エラ
ーが予想されるエラー状態)が発生したと判断して報知
コマンド等出力処理(図18参照)を実行する(SC1
6A)。
【0153】ここで図18を参照して、報知コマンド等
出力処理の内容を説明する。まず、遊技制御用マイクロ
コンピュータ31は、エラーの種別毎のエラー報知コマ
ンドをランプ制御基板35に向けて出力する処理がなさ
れる(SE1)。ここで、エラー報知コマンドとは、遊
技制御用マイクロコンピュータ31からランプ制御基板
35に送られるコマンドデータの一種であり、エラー表
示用LED350にエラーコードを表示させる指令情報
およびエラーの種別を特定する情報を含むデータであ
る。
【0154】エラー報知コマンドが出力されることによ
り、ランプ制御基板35がエラー報知コマンドにより特
定されているエラーコードをエラー表示用LED350
に表示させる制御を行なう。これにより、エラーが発生
した旨およびそのエラーの種別が報知される。ランプ制
御基板35は、エラー報知コマンドを一度受けると、後
のエラー解除コマンド(エラーコード表示の解除を指令
するコマンドデータ)を受けるまで、エラーコードの表
示を継続させて行なう。
【0155】SE1の後、賞球エラー解除スイッチ(前
述したリセットスイッチ400A)がオン状態に操作さ
れたか否かの判断がなされる(SE2)。ここで、リセ
ットスイッチ400Aは、エラーコードにより特定され
るエラーの種別を係員が確認し、係員の復旧作業等によ
りそのエラー状態が解消された場合に、係員によりオン
状態に操作される。したがって、SE2では、エラー状
態が解消されたか否かを判断しているのである。遊技制
御用マイクロコンピュータ31は、リセットスイッチ4
00Aが主基板87aに接続されているため、リセット
スイッチ400Aが操作されているか否かを判別可能で
ある。
【0156】賞球エラー解除スイッチがオン状態に操作
されたと判断された場合は、エラー解除コマンドをラン
プ制御基板35に向けて出力する処理がなされる(SE
3)。これにより、エラー解除コマンドが出力されれ
ば、そのエラー解除コマンドを受けたランプ制御基板3
5が、エラー表示用LED350におけるエラーコード
の表示を終了させる制御を行なう。その後、この報知コ
マンド等出力処理が終了する。
【0157】この報知コマンド等出力処理によれば、エ
ラー状態が生じた場合に、そのエラーが発生した旨と、
そのエラーの種別とが報知されるため、係員がエラーが
発生した旨を明確に知ることができるとともに、エラー
の種別を明確に把握することができる。このため、係員
によるエラー状態への対処を行ないやすくすることがで
きる。
【0158】このように、SC16Aによって報知コマ
ンド等出力処理が実行されることにより、「賞球個数カ
ウントスイッチ断線/短絡エラー」が発生した旨がエラ
ーコードにより報知される。その後、賞球カウントスイ
ッチONフラグをリセットする処理(SC16B)が行
なわれた後、この入賞球信号処理が終了する。
【0159】一方、SC12で賞球カウントスイッチが
オフすれば、正常な状態であるので、賞球カウントスイ
ッチONフラグをリセットする処理がなされる(SC1
2A)。次に、賞球払出中フラグがオンしているか否か
を判断する(SC13)。賞球払出中フラグは、後述す
るように賞球個数コマンドが出力されていることを条件
としてSC30でセットされるフラグである。このフラ
グに基づいて遊技制御用マイクロコンピュータ31は賞
球の払出し中であるか否かを判断する。賞球払出中フラ
グがオンにセットされていないにもかかわらずSC12
およびSC13で賞球カウントスイッチがオン/オフし
た場合には賞球動作中以外の通常時に払出しが検出され
たために、通常時払出エラー(賞球動作中以外の状態で
あるにもかかわらずに払出球の検出がなされたというエ
ラー状態)が発生したと判断して、前述した報知コマン
ド等出力処理(図18参照)を実行する(SC14)。
これにより、エラー表示用LED350に通常時払出エ
ラーが発生した旨を示すエラーコードが表示される。
【0160】一方、SC13で賞球払出中フラグがオン
している場合には、賞球動作中に検出された賞球である
と判断し、賞球カウント数を加算更新(+1)する(S
C17)。次に、タイマT1をスタートさせる(SC1
8)。このように、タイマT1は、賞球カウントスイッ
チがオフしたことに基づいてスタートされる。このタイ
マT1がタイムアウトするまでの間に賞球カウントスイ
ッチがオン/オフしない場合には賞球払出制御用マイク
ロコンピュータ32による賞球の払出制御が終了したも
のとみなし、SC36およびSC39に示されるように
払出個数のチェックが行なわれる。
【0161】また、SC11Bで賞球カウントスイッチ
がオンしていない場合には、図15に示されるように、
タイマT1が動作中であるか否かを判断する(SC2
2)。タイマT1が動作中でない場合には、入賞が検出
されているか否か確認する(SC21)。具体的には、
前述したRAM31bのカウンタ(カウンタA,B,
C)が参照されて入賞が検出されているか否かが判断さ
れる。入賞が検出されていなければ処理を終了する。一
方、入賞が検出されている場合には、以下の優先順序に
従って入賞に応じた賞球個数コマンドが出力される。ま
ず、Vカウントスイッチ22またはカウントスイッチ2
3で入賞が検出されたのか否かを判断する(SC2
1)。具体的には、Vカウントスイッチ22およびカウ
ントスイッチ23の検出信号を記憶するためのカウンタ
Aに記憶値があるか否かを判断する。この実施の形態で
は、大入賞口を経た入賞については15個の賞球を払出
す。よって、Vカウントスイッチ22またはカウントス
イッチ23で入賞が検出されていた(カウンタA>0)
ときには賞球予定数に15を設定し(SC31)、次い
でカウンタAを更新(−1)する(SC32)。
【0162】Vカウントスイッチ22またはカウントス
イッチ23で入賞が検出されていない場合には、始動口
スイッチ17で入賞が検出されたのか否かを判断する
(SC24)。具体的には、始動口スイッチ17の検出
信号を記憶するためのカウンタBに記憶値があるか否か
を判断する。この実施の形態では、始動口14を経た入
賞については6個の賞球を払出す。よって、始動口スイ
ッチ17で入賞が検出されていた(カウンタB>0)と
きには賞球予定数に6を設定し(SC33)、次いでカ
ウンタBを更新(−1)する(SC34)。Vカウント
スイッチ22、カウントスイッチ23、始動口スイッチ
17のいずれによっても入賞が検出されていない場合に
は、各入賞口スイッチ240のいずれかで入賞が検出さ
れたと判断できる。具体的には、各入賞口スイッチ24
0の検出信号を記憶するためのカウンタCに記憶値があ
ると判断できる。この実施の形態では、一般入賞口24
を経た入賞球については10個の賞球を払出すために、
SC25でNOと判断できる場合には賞球予定数に10
を設定し(SC26)、次いでカウンタCを更新(−
1)する(SC27)。
【0163】以上のように、遊技制御用マイクロコンピ
ュータ31は、複数の入賞検出用スイッチから同時に検
出信号が入力された場合であっても、所定の優先順序に
従って各検出信号に対応する払出制御を行なう。
【0164】SC27、SC32、SC34の後、遊技
制御用マイクロコンピュータ31は、検出フラグをオン
に設定する(SC28)。検出フラグは、いずれかの入
賞口で入賞が検出されたことを示すフラグである。この
検出フラグは、後述する入賞球確認処理のSD4でオフ
に設定される。その後、遊技制御用マイクロコンピュー
タ31は、賞球予定数に応じた賞球個数コマンドを出力
する(SC29)。次に、遊技制御用マイクロコンピュ
ータ31は、賞球払出中フラグをオンとして(SC3
0)処理を終了する。
【0165】SC22のステップでタイマT1が動作中
である場合には、図16に示されるように、タイマT1
がタイムアウトしたか否かを判断する(SC35)。タ
イムアウトしていなければタイマT1のタイマ値の範囲
で賞球の払出しが継続中であるために処理を終了する。
【0166】タイマT1の値(タイマ起動時からタイム
アウトするまでの時間)は、賞球制御用マイクロコンピ
ュータ32により賞球が1つ払出される払出周期(賞球
カウントスイッチがオンした後、再度オンするまでの期
間)よりも長く設定されている。したがって、正常に払
出しが行なわれているときには、最後の払出しを除い
て、タイマT1がタイムアウトするよりも先に賞球カウ
ントスイッチのオン(SC11B)が発生する。すなわ
ち、正常に払出しが行なわれているときには、タイマT
1は、最後の払出しが行なわれた後に初めてタイムアウ
トする。
【0167】SC35において、タイマT1がタイムア
ウトすると、遊技制御用マイクロコンピュータ31は、
賞球カウント数と賞球予定数とを比較する(SC3
6)。正常に払出しが完了した場合には、それらは一致
する。この場合には、賞球個数コマンドをオフ状態にし
(SC37)、賞球払出フラグをオフして処理を終了す
る(SC38)。
【0168】タイマT1がタイムアウトしたときに賞球
カウント数と賞球予定数とが一致していなかった場合に
は、遊技制御用マイクロコンピュータ31は、どちらが
多いのかチェックする(SC39)。賞球カウント数が
賞球予定数に満たない場合、すなわち払出不足と判断さ
れる場合には、賞球払出制御用マイクロコンピュータ3
2へ補正払出指定のコマンドデータを出力する(SC4
2)。これにより、賞球払出制御用マイクロコンピュー
タ32では不足する賞球の払出制御が行なわれる。次
に、タイマT1を再スタートする(SC43)。その
後、処理を終了する。一方、賞球カウント数が賞球予定
数を超える場合には、払出球過大エラー(賞球動作中に
おいて、所定期間中にカウントされた賞球数が所定数を
越えた場合に、過大な払出しが行なわれていると認めら
れるエラー状態)が発生したと判断して賞球個数コマン
ドをオフにし(SC40)、報知コマンド等出力処理を
実行する(SC41)。これにより、エラー表示用LE
D350に払出球過大エラーが発生した旨を示すエラー
コードが表示される。報知コマンド等出力処理を実行し
た後、遊技制御用マイクロコンピュータ31は入賞球信
号処理を終了する。
【0169】図17は、遊技制御用マイクロコンピュー
タ31によって実行される入賞球確認処理を示すフロー
チャートである。まず、遊技制御用マイクロコンピュー
タ31は、検出フラグがオンしているか否かを判断する
(SD1)。検出フラグは、前述したように、いずれか
の入賞口で入賞が検出されたことを示すフラグである
(SC28参照)。検出フラグがオンしている場合に
は、始動口スイッチ17、Vカウントスイッチ22、カ
ウントスイッチ23、入賞口スイッチ240(240
a,240b,240c,240d,240e)のうち
のいずれかで新たな入賞が検出されている。この場合に
は、入賞カウンタを加算更新(+1)する(SD2)。
ここで入賞カウンタは、各種入賞口に対応して個別に設
けられた入賞検出用スイッチで入賞が検出されることに
基づいて加算更新され、全入賞球検出スイッチ171で
入賞球が検出されること基づいて減算更新されるカウン
タである。つまり、入賞カウンタは、各入賞口で検出さ
れた入賞のうち、全入賞球検出スイッチ171で検出さ
れていない入賞数をカウントするカウンタである。次
に、検出フラグをオフに設定する(SD4)。次に、S
D5に進む。
【0170】一方、SD1で検出フラグがオンに設定さ
れていないと判断した場合には、遊技制御用マイクロコ
ンピュータ31は、入賞カウンタが0であるか否かを判
断する。入賞カウンタが0の場合には、処理を終了させ
る。一方、入賞カウンタが0でない場合にはSD5に進
む。
【0171】SD5では、全入賞球検出スイッチ171
がオンしたか否かを判断する。全入賞球検出スイッチ1
71がオンした場合には入賞球が検出されたために、入
賞カウンタを減算更新(−1)し(SD6)、入賞タイ
マをリセット(=0)する(SD7)。その後、処理を
終了する。一方、全入賞球検出スイッチ171がオンし
ていない場合には、入賞タイマを加算更新(+1)する
(SD8)。そして、入賞タイマのタイマ値が所定値に
達しておりタイムオーバーしているか否かを判断する
(SD9)。タイムオーバーしている場合には入賞口の
スイッチから入賞検出信号が検出されたにもかかわらず
全入賞球検出スイッチ171で入賞球が検出されていな
いために、入賞球未検出エラー(入賞口のスイッチでの
入賞検出後、所定時間が経過しても全入賞球検出スイッ
チ171で入賞玉が検出されない場合に発生するエラー
状態)が発生したと判断して、前述した報知コマンド等
出力処理(図18参照)を実行する(SD10)。これ
により、エラー表示用LED350に入賞球未検出エラ
ーが発生した旨を示すエラーコードが表示される。その
後、この入賞球確認処理が終了する。
【0172】図19は、スイッチ処理を示すフローチャ
ートである。スイッチ処理は、前述した割り込み処理の
S11により実行される処理である。
【0173】スイッチ処理においては、まず、表示制御
基板初期化タイマの値が「0」になっているか否かの判
断がなされる(SF1)。ここで、表示制御基板初期化
タイマとは、パチンコ遊技機1の電源が投入された場合
に正常な遊技機制御が行なわれるようにするために、遊
技制御用マイクロコンピュータ31が正常に動作可能な
状態になってから表示制御基板216に形成された回路
が正常に動作可能な状態になるまで待つようにすること
に用いられるダウンカウント用タイマであり、電源投入
直後に、所定数からのダウンカウントが開始される。
【0174】表示制御基板初期化タイマの値が「0」に
なっていないと判断された場合は、表示制御基板初期化
タイマの値を「1」だけ減算する処理がなされた後(S
F2)、このスイッチ処理が終了する。これにより、時
間経過にしたがって、タイマの値が減算されていく。一
方、表示制御基板初期化タイマの値が「0」になったと
判断された場合は、表示制御基板216が正常に動作可
能な状態になったとみなされるので、各種スイッチに関
するサブルーチン処理をSF3〜SF5により実行す
る。
【0175】SF3では、図12を用いて前述した始動
口スイッチ処理が実行される。これにより、始動口スイ
ッチ17の検出に基づく処理が行なわれる。次に、SF
4では、ゲートスイッチ処理が実行される。これによ
り、ゲートスイッチ12の検出に基づく処理が行なわれ
る。次に、SF5では、図13を用いて前述した大入賞
口スイッチ処理が実行される。これにより、Vカウント
スイッチ22および10カウントスイッチ23のそれぞ
れ検出に基づく処理が行なわれる。その後、このスイッ
チ処理が終了する。
【0176】図20は、スイッチチェック処理を示すフ
ローチャートである。このスイッチチェック処理は、前
述した始動口スイッチ処理のSA1および大入賞口入賞
スイッチ処理のSB11により実行される処理である。
また、このスイッチチェック処理は、前述したように、
その他の検出スイッチに関する処理のためにも使用され
る。
【0177】まず、スイッチカウンタアドレスを設定す
る処理がなされる(SI1)。ここで、スイッチカウン
タアドレスとは、スイッチチェック処理の対象とされて
いるスイッチについての前述したスイッチカウンタのカ
ウンタ値の記憶および更新を行なうために使用するRA
M31bのアドレスである。つまり、スイッチチェック
処理の対象となっている各種スイッチごとにスイッチカ
ウンタ(第1種始動口スイッチカウンタ等)が設けられ
ており、スイッチカウンタごとにアドレスが割振られて
いるのである。そして、このスイッチチェック処理の対
象とされているスイッチがオン状態になっているか否か
の判断がなされる(SI2)。
【0178】スイッチがオン状態になっていないと判断
された場合は、後述するSI3に進む。一方、スイッチ
がオン状態になっていると判断された場合は、SI5に
進み、このスイッチチェック処理の対象とされているス
イッチに対応するスイッチカウンタのカウンタ値が、予
め定められたスイッチカウンタ最大値未満であるか否か
の判断がなされる。ここで、スイッチカウンタ最大値と
は、スイッチの断線、短絡、引抜き等の原因によりスイ
ッチのオン状態が継続する期間が通常よりも長くなった
場合であると判断できる下限値である。したがって、ス
イッチカウンタのカウンタ値がスイッチカウンタ最大値
に達した場合には、異常な検出状態が生じているものと
判断できる。
【0179】スイッチカウンタ最大値未満ではないと判
断された場合、すなわち、スイッチカウンタ最大値以上
になった場合は、後述するSI6に進む。一方、スイッ
チカウンタ最大値未満であると判断された場合は、前述
したSI1により設定されたアドレスに格納されている
スイッチカウンタのカウンタ値を「1」だけ加算更新す
る処理がなされる(SI9)。そして、スイッチカウン
タを、SI1により設定されたアドレスに格納する処理
がなされる(SI10)。これにより、対応するスイッ
チカウンタのカウンタ値の記憶が更新される。次に、こ
のスイッチチェック処理が対象となるスイッチが正常に
オンしたか否かを判断するためのスイッチ状態判定がな
される(SI11)。このスイッチ状態判定において
は、対応するスイッチカウンタのカウンタ値が「2」に
なった場合に、対応するスイッチが正常にオンしたと判
断する。このスイッチチェク処理は、2msごとに実行
されるが、スイッチチェク処理の実行対象となるスイッ
チは、4ms継続してオン状態である場合に、正常にオ
ンしたと判断される。したがって、スイッチカウンタの
カウンタ値が「2」になった場合に、対応するスイッチ
が正常にオンしたと判断するのである。
【0180】また、SI5によりスイッチカウンタのカ
ウンタ値がスイッチカウンタ最大値未満ではないと判断
されてSI3に進んだ場合は、前述したようにスイッチ
がオン状態になっている期間が長過ぎる異常な状態であ
り、指定エラーフラグを設定する処理がなされる。ここ
で、指定エラーフラグとは、異常状態が発生したスイッ
チを指定するエラーフラグである。このように、指定エ
ラーフラグがセットされた場合、表示または音等による
所定の報知手段により、異常状態が発生したスイッチを
指定して報知が異常状態が発生した旨が報知される。次
に、スイッチカウンタにスイッチカウンタ最大値を示す
データを設定する処理がなされる(SI7)。そして、
スイッチカウンタを、SI1により設定されたアドレス
に格納する処理がなされる(SI8)。その後、このス
イッチチェック処理が終了する。
【0181】また、SI2によりスイッチがオン状態に
なっていない、すなわち、オフ状態になっていると判断
されてSI3に進んだ場合は、スイッチカウンタをクリ
アする処理がなされる。そして、SI1により設定され
たアドレスに格納する処理がなされる(SI4)。その
後、このスイッチチェック処理が終了する。
【0182】図21は、エラー処理を示すフローチャー
トである。このエラー処理は、図11に示されたエラー
処理(S7)に含まれる処理である。
【0183】まず、不正入賞エラー復旧タイマの値が
「0」であるか否かが判断される。(SJ1)ここで、
不正入賞エラーとは、大当り状態中でないのに大入賞口
内へのパチンコ玉の入賞が検出された異常状態(エラー
状態)である。そして、不正入賞エラー復旧タイマと
は、不正入賞エラーを自動復旧させるためにタイマ値が
所定値からダウンカウントされるタイマである。この不
正入賞エラー復旧タイマは、前述した不正入賞が検出さ
れた場合に、不正入賞エラーが生じた旨を示す不正入賞
エラーフラグとともに、他のルーチンにより初期値がセ
ットされる。
【0184】不正入賞エラー復旧タイマの値が「0」で
はないと判断された場合は、不正入賞エラー復旧タイマ
のタイマ値を「1」だけ減算更新させる処理がなされ
(SJ2)、後述するSJ4の処理に進む。一方、不正
入賞エラー復旧タイマの値が「0」であると判断された
場合は、不正入賞エラーフラグをクリアする処理がなさ
れ(SJ3)、後述するSJ4の処理に進む。このよう
に、不正入賞エラーが発生した場合には、その後、所定
期間が経過すると、不正入賞エラー状態が自動的に復旧
される。このため、不正入賞エラーが発生した場合の復
旧時において、エラーフラグの初期化等の点で係員の復
旧作業時における手間を省くことが可能になる。
【0185】SJ4では、エラーフラグがエラーなしで
あるか否かの判断がなされる。ここで、エラーフラグが
エラーなしとは、各種のエラーフラグのうちのいずれも
がエラー状態が発生していることを示していない状態を
いう。エラーフラグがエラーなしの場合は、エラーに対
応する処理を行なう必要がないので、このエラー処理が
終了する。一方、エラーフラグがエラーなしではない場
合は、各種エラー状態に対応して予め定められているエ
ラー時プロセスを進行させるために、エラー時プロセス
データ設定処理が実行される(SJ5)。このエラー時
プロセスデータ設定処理の実行により、エラー時プロセ
スを進行させるためのデータが設定される。これにより
設定されるデータは、エラーの種類に応じて実行する処
理が異なるために、エラーの種類に応じて異なる。その
後、このエラー処理が終了する。このように、エラー状
態が生じた場合には、パチンコ遊技機の遊技制御のプロ
セスがエラー状態にされるため、遊技制御のプロセスが
実行されずに、エラーに対する処理が行なわれる。
【0186】次に、前述したNMI端子312への入力
信号がローレベルになった場合(割込信号の入力があっ
た場合)に遊技制御用マイクロコンピュータ31により
実行されるノンマスカブル割込処理(以下、NMI割込
処理という)について説明する。このNMI割込処理
は、前述した不正検出用回路により始動口スイッチ17
を対象とした電波ゴトが行なわれた場合に行なわれる不
正検出エラーに関する処理である。
【0187】図22は、NMI割込処理を示すフローチ
ャートである。まず、前述した賞球停止コマンドを出力
するための賞球停止コマンド出力処理が実行される(S
K1)。これにより、遊技制御用マイクロコンピュータ
31から賞球払出制御用マイクロコンピュータ32に賞
球停止コマンドが与えられ、それに応じて、賞球の払出
しが停止される。
【0188】次に、前述した不正検出エラー音声コマン
ドを出力するための不正検出エラー音声コマンド出力処
理が実行される(SK2)。これにより、遊技制御用マ
イクロコンピュータ31から音声制御基板70に不正検
出エラー音声コマンドが与えられ、それに応じた音声制
御基板70の制御により、不正検出エラーが発生した旨
を示す不正検出エラー音声が発生される。その結果、不
正検出エラー音声の発生による不正検出エラー報知が行
なわれる。
【0189】次に、前述した不正検出エラーランプ点灯
コマンドを出力するための不正検出エラーランプ点灯コ
マンド出力処理が実行される(SK3)。これにより、
遊技制御用マイクロコンピュータ31からランプ制御基
板35に不正検出エラーランプ点灯コマンドが与えら
れ、それに応じたランプ制御基板35の制御により、賞
球ランプ51および球切れランプ52が同時に点灯さ
れ、不正検出エラーが発生した旨を示す不正検出エラー
ランプ表示が行なわれる。その結果、不正検出エラーラ
ンプ表示の実行による不正検出エラー報知が行なわれ
る。
【0190】次に、前述した不正検出エラー表示コマン
ドを出力するための不正検出エラー表示コマンド出力処
理が実行される(SK4)。これにより、遊技制御用マ
イクロコンピュータ31から表示制御基板216に不正
検出エラー表示コマンドが与えられ、それに応じた表示
制御基板216の制御により、可変表示部9において不
正検出エラーが発生した旨を示す不正検出エラー画像表
示が行なわれる。その結果、不正検出エラー画像表示の
実行による不正検出エラー報知が行なわれる。
【0191】次に、遊技制御用マイクロコンピュータ3
1がホールト状態(HALT状態)にされる(SK
5)。これにより、不正検出エラーが生じると、パチン
コ遊技機1の遊技制御が不能動化される。
【0192】このようにして不正検出によりパチンコ遊
技機1の遊技制御が不能動化された場合には、係員によ
り不正行為が行なわれた箇所の復旧作業が行なわれる。
そして、このように遊技制御が不能動化されたパチンコ
遊技機1を復旧する場合には、係員によりパチンコ遊技
機1の電源が一旦オフ状態にされた後に、再び電源がオ
ン状態にされる。これにより、パチンコ遊技機1の遊技
制御の不能動状態が係員の操作に基づいて解除される。
なお、パチンコ遊技機1の遊技制御の不能動状態の解除
は、主基板87aにリセットスイッチを設け、そのリセ
ットスイッチの操作に応じて行なうようにしてもよい。
つまり、パチンコ遊技機1の遊技制御の不能動状態の解
除は、電源をオフ状態にすることなく行なえるようにし
てもよい。
【0193】以上に示したように、始動口スイッチ17
を対象とした不正が行なわれた場合には、賞球の払出し
が禁止されるため、不正が行なわれた場合において不正
行為者に利益をもたらさないようにすることができる。
【0194】また、始動口スイッチ17を対象とした不
正が行なわれた場合には、始動口スイッチ17を対象と
した不正が行なわれた旨の報知が、ランプ表示、画像表
示、および、音声により行なわれるため、その報知に基
づいて、始動口スイッチ17を対象とした不正行為が行
われた旨を容易に認識することができるようになるとと
もに、そのような不正行為についての対処を係員が迅速
に行なうことができるようになる。特に、音声による報
知が行なわれることにより、始動口スイッチ17を対象
とした不正が行なわれたことを係員がパチンコ遊技機1
から離れた遠方からでも容易に認識することができるよ
うになる。したがって、遊技場の係員がそのような不正
行為に対処しやすくなる。また、画像による報知が行な
われることにより、始動口スイッチ17を対象とした不
正が行なわれたことを係員が視覚的に明確に認識するこ
とができるようになる。したがって、遊技場の係員が不
正行為が行われたことを確実に認識することができるよ
うになる。
【0195】以上に示した実施の形態では、始動口スイ
ッチ17による打玉の始動入賞の検出に基づいて、デー
タ入力端子311に入力される検出信号に基づいて始動
入賞に応じた遊技状態の制御が実行される一方、始動口
スイッチ17の検出出力の電位が正常な始動口スイッチ
17の検出出力が変動し得る範囲外の電位になったこと
に応じてNMI端子312に入力される信号に基づい
て、NMI割込処理により、遊技状態の制御を不能動化
する割込処理が行なわれる。
【0196】一般的に、始動口スイッチ17の検出出力
の電位が正常な始動口スイッチ17の検出出力が変動し
得る範囲外の電位になった場合には、電波を用いた不正
な始動入賞検出(電波ゴト)が行なわれた可能性が高
い。そのような場合には、前述した不正検出用回路から
NMI端子312にローレベルの信号が信号が入力さ
れ、NMI割込処理に示したように、その信号に基づい
て遊技状態の制御が不能動化されるため、電波を用いて
不正な始動入賞検出をさせることに基づいて不正な遊技
動作をさせる不正行為を防ぐことができる。さらに、そ
のような状況での遊技状態の制御の不能動化は、NMI
端子312への信号の入力に基づく割込処理によるもの
であるので、その他の制御処理よりも優先的に行なわれ
るため、電波を用いた不正な始動入賞検出に基づいて不
正な遊技動作をさせる不正行為を即座に防ぐことができ
る。さらに、ノンマスカブル割込用端子からの入力信号
に基づく割込みは、禁止されることなく、他の制御より
もより一層優先的に行われるため、遊技状態の制御を不
能動化する割込処理をより一層迅速に行うことができ
る。そして、このような迅速な処理により、始動口スイ
ッチ17を対象とした不正行為について、実際に不正検
出が行なわれる以前の段階において、不正検出が行われ
ようとすることを早期に発見することができる。
【0197】また、始動口スイッチ17の検出出力が正
常なものであるか否かは不正検出用回路の側で判断さ
れ、遊技制御用マイクロコンピュータ31の側としては
不正検出用回路からNMI割込処理を行なうための信号
の入力を受けたことに応じて遊技状態の制御を不能動化
すればよいので、遊技制御用マイクロコンピュータ31
側で始動口スイッチ17の検出出力の判定処理を行なう
必要がなくなる。これにより、遊技制御用マイクロコン
ピュータ31の制御処理の負担を軽減することができ
る。また、遊技状態の制御の不能動化が行なわれるの
が、正常な始動口スイッチ17の検出出力が変動し得る
範囲外の電位になった場合であるため、ノイズの侵入お
よび電源電位のふらつき等により始動口スイッチ17の
検出出力の電位にふらつきが生じた場合でも、そのふら
つきによる始動口スイッチ17の誤検出に基づく誤った
制御の実行を防ぐことができる。また、始動口スイッチ
17の短絡により始動口スイッチ17の検出出力が異常
な電位になる場合もあると考えられるが、そのような場
合には、遊技状態の制御が不能動化されることにより、
電波を用いた不正行為以外の原因で始動口スイッチ17
に異常が生じた場合において、遊技者がパチンコ遊技機
1の異常状態に即座に気付くようにすることができる。
【0198】また、一般的に、電波ゴトが行われる場合
には、不正行為の対象とされた検出出力が異常に高いレ
ベルの電位にされる傾向がある。始動口スイッチ17の
検出出力の電位が、始動入賞を検出していない場合に生
じる電位よりも所定値高い電位になった場合に、NMI
割込端子312に入力される信号のレベルがNMI割込
処理をさせるためのレベルになって遊技状態の制御が不
能動化されるため、電波を用いて不正な始動入賞検出を
させることに基づいて不正な遊技動作をさせる不正行為
をより的確に防ぐことができる。
【0199】第2実施形態 次に、第2実施形態を説明する。第1実施形態において
は、始動口スイッチ17を対象とした不正行為が行なわ
れたことに応じて前述したような不正検出エラー状態に
なった場合に、係員の手動操作に応じてエラー状態が解
除される例を示した。この第2実施形態においては、始
動口スイッチ17を対象とした不正行為が行なわれたこ
とに応じて生じた不正検出エラー状態の解除を自動的に
行なう例を説明する。この第2実施形態においては、第
1実施形態と異なる部分を説明する。
【0200】第2実施形態は、第1実施形態と比べて、
NMI割込処理の処理内容が異なる。図23は、第2実
施形態によるNMI割込処理を示すフローチャートであ
る。
【0201】まず、第1種始動口スイッチカウンタ、す
なわち、始動口スイッチ17を対象として図20のスイ
ッチチェック処理が実行された場合に更新され得る始動
口スイッチ17用のスイッチカウンタ、をクリアする処
理がなされる(SQ1)。これにより、NMI割込処理
が実行される場合、すなわち、前述した不正検出用回路
により不正が検出された場合には、始動口スイッチ17
用のスイッチカウンタが無効となる。
【0202】次に、SQ2〜SQ5により、前述した図
22のSK1〜SK4と同様の処理が実行され、前述し
たような賞球の払出の停止と、音声、ランプ、および、
画像による不正検出エラー報知とが行なわれる。
【0203】そして、不正検出エラー持続タイマのタイ
マ値を「1」だけ加算更新させる処理がなされる(SQ
6)。ここで、不正検出エラー持続タイマとは、不正検
出エラー状態を持続させる期間を規定するために用いら
れる初期値「0」のタイマであり、SQ6が実行される
ごとにカウントアップされる。
【0204】次に、不正検出エラー持続タイマのタイマ
値が不正検出エラー状態を持続させる期間として予め定
められた所定値になったか否かの判断がなされる(SQ
7)。この所定値は、言い換えると、不正検出エラー状
態の発生後、その不正検出エラー状態を自動的に復旧さ
せることに要する適当な時間に相当する値に設定され
る。つまり、たとえば、この場合の所定値は、不正検出
エラー状態の発生後、係員の作業により不正検出エラー
状態の原因が排除された状態になり得ると考えられる時
間等の時間に設定される。
【0205】不正検出エラー持続タイマのタイマ値が不
正検出エラー状態を持続させる期間として予め定められ
た所定値になっていないと判断された場合は、SQ6に
戻り、タイマ値が所定値になるまで前述した処理が繰返
し行なわれる。一方、不正検出エラー持続タイマのタイ
マ値が不正検出エラー状態を持続させる期間として予め
定められた所定値になったと判断された場合は、まず、
賞球停止解除コマンドを出力させる処理がなされる(S
Q8)。ここで、賞球停止解除コマンドとは、SQ2に
よる賞球停止コマンドに応じた賞球の払出停止状態を解
除するためのコマンドである。これにより、遊技制御用
マイクロコンピュータ31から賞球払出制御用マイクロ
コンピュータ32に賞球停止解除コマンドが与えられ、
賞球払出制御用マイクロコンピュータ32の制御によ
り、賞球の払出停止状態が解除され、払出し可能な状態
にされる。
【0206】次に、不正検出エラー解除音声コマンドを
出力させる処理がなされる(SQ9)。ここで、不正検
出エラー解除音声コマンドとは、始動口スイッチ17に
関する不正検出エラー状態が解除された場合に、不正検
出エラー音声の出力の停止を指令するコマンドである。
これにより、遊技制御用マイクロコンピュータ31から
音声制御基板70に不正検出エラー解除音声コマンドが
与えられ、音声制御基板70の制御により、スピーカ2
7,27から出力されていた不正検出エラー音声が停止
される。
【0207】次に、不正検出エラー解除ランプコマンド
を出力させる処理がなされる(SQ10)。ここで、不
正検出エラー解除ランプコマンドとは、始動口スイッチ
17に関する不正検出エラー状態が解除された旨を報知
するためのランプ制御を指令するコマンドである。これ
により、遊技制御用マイクロコンピュータ31からラン
プ制御基板35に不正検出エラー解除ランプコマンドが
与えられ、ランプ制御基板35の制御により賞球ランプ
51および球切れランプ52が同時に消灯され、不正検
出エラーが解除された旨が報知される。
【0208】次に、不正検出エラー解除表示コマンドを
出力させる処理がなされる(SQ11)。ここで、不正
検出エラー解除表示コマンドとは、始動口スイッチ17
に関する不正検出エラー状態が解除された時に可変表示
装置8の可変表示部9により表示されている不正検出エ
ラーを示す表示を消去させるためのコマンドである。こ
れにより、遊技制御用マイクロコンピュータ31から表
示制御基板216に不正検出エラー解除表示コマンドが
与えられ、表示制御基板216の制御により可変表示部
9において表示されている不正検出エラーが生じている
旨のメッセージを消去する制御が行なわれる。
【0209】次に、不正検出エラー状態の自動復旧に伴
って不正検出エラー持続タイマをリセットする処理がな
され(SQ12)、その後、この不正検出エラー時処理
が終了する。これにより、不正検出エラー状態の発生か
ら所定期間が経過すると、不正検出エラー状態が自動的
に解除されて正常な状態に復帰させられる。これによ
り、通常の遊技制御が実行可能となる。
【0210】この第2実施形態におけるNMI割込処理
によれば、前述した第1実施形態におけるNMI割込処
理により得られる効果に加えて、次のような効果を得る
ことができる。不正検出エラー状態の発生から所定期間
が経過すると、不正検出エラー状態が自動的に解除され
て正常な状態に復帰させられるため、不正行為が行なわ
れた場合において視覚的に、また聴覚的な報知により、
不正を行なおうとした遊技者に充分な重圧を与えながら
も、フラグのリセット等の復旧作業について、係員に手
間をかけないようにすることができる。
【0211】また、不正検出エラー状態の発生からの所
定期間の経過により不正検出エラー状態が自動的に解除
されれば、その旨が音声の停止、ランプ表示の消灯、お
よびメッセージ表示の消去により示されるので、始動口
スイッチ17に関する不正検出エラー状態が発生された
ことを係員が容易に把握することができる。
【0212】第3実施形態 次に、第3実施形態を説明する。この第3実施形態にお
いては、不正検出用回路におけるツェナーダイオード1
07が受ける電位が短時間に繰返ししきい値(6.8
V)以上になった場合でも、短時間に何回も繰返して不
正検出エラーに対処するNMI割込処理が実行されない
ようにすることが可能な例を説明する。
【0213】この第3実施形態が前述した第1および第
2実施形態と異なるのは、始動口スイッチ17に関連す
る不正検出用回路と、NIM割込処理の内容とである。
この第3実施形態においては、第1および第2実施形態
と異なる部分を説明する。
【0214】第2実施形態は、第1実施形態と比べて、
NMI割込処理の処理内容が異なる。図24は、第3実
施形態による始動口スイッチ17に関連する検出回路を
示すブロック図である。この図24については、図5と
共通する部分に同一の参照符号を付している。
【0215】図24の回路が、図5の回路と異なるの
は、次の点である。不正検出用回路において、非反転入
力バッファ109が設けられておらず、その代わりにワ
ンショット回路108と、始動入賞検出用回路でも用い
られている反転入力バッファ104が設けられている。
集合抵抗103における不正検出用の抵抗素子部の出力
信号がワンショット回路108に入力される。ワンショ
ット回路108は、集合抵抗103から受けた信号の電
位が所定のローレベルになった場合(すなわち、電波ゴ
トによりツェナーダイオード107が受ける電位がしき
い値(6.8V)以上になった場合)に、所定期間継続
してハイレベルになるパルス信号をワンショット出力す
る。ワンショット回路108からワンショット出力され
る信号のハイレベル状態が継続する期間は、前述した第
2実施形態によるNMI割込処理におけるSQ7で不正
検出エラー状態を持続させる期間として予め定められた
所定値とされている。
【0216】ワンショット回路108からの出力信号
は、反転入力バッファ104における不正検出用の反転
入力バッファ部104cを介してNMI端子312に入
力されるとともに、反転入力バッファ104における信
号監視用の反転入力バッファ部104bを介してデータ
入力端子313に入力される。反転入力バッファ104
とデータ入力端子313との間の接続ノードは、データ
バスに接続されている。
【0217】このように構成された図24の回路の場
合、反転入力バッファ104における不正検出用の反転
入力バッファ部104cが第1実施形態の図6において
説明した第2ポートに該当するが、この場合の第2ポー
トの入出力特性は、出力側はそのままで、入力側が図6
に示した特性とレベルの高低が逆になる。すなわち、ワ
ンショット回路108がローレベルの入力信号に応じて
ハイレベルの信号をワンショット出力するため、反転入
力バッファ部104cの入力は、電波ゴトまたは短絡時
の場合においてハイレベルとなり、それ以外の場合にロ
ーレベルになる。また、信号監視用の反転入力バッファ
部104bは、監視ポートと呼ばれ、入出力特性が、第
2ポートとしての反転入力バッファ部104cと同様で
ある。
【0218】次に、図24における不正検出用回路側の
特徴的な動作例を説明する。図25は、図24における
不正検出用回路側の動作例を示すタイミングチャートで
ある。この図25においては、電波ゴトが行なわれた場
合の不正検出用回路側の動作の一例が示されている。
【0219】図25を参照して、電波ゴトによる不正な
入力信号によりツェナーダイオード107の入力側の電
位が短い周期で繰返し極めて高い電位レベル(ツェナー
ダイオード107のしきい値を超えるレベル)になって
いる。その場合、短い周期でインバータ102bの入力
電位が変動するため、インバータ102bの出力側の電
位が短い周期で繰返しローレベルになる。ワンショット
回路108では、インバータ102bの出力信号の電位
が最初にローレベルになった時点で出力信号がハイレベ
ルに立上り、その出力信号のレベルが所定時間T継続さ
れる。ワンショット回路108が出力する信号は、所定
時間継続するワンショット信号であるため、出力信号が
一旦ハイレベルになった後は、短い周期で繰返し変動す
る入力信号の影響を受けない。
【0220】電波ゴトによる高いレベルの不正な信号
は、図25に示されたように短い周期で繰返し極めて高
い電位レベルになる傾向があるが、そのような場合、不
正な信号に合わせて短い周期でNMI割込処理を繰返し
起動していたのでは、遊技制御用マイクロコンピュータ
31の制御処理に無駄が生じるとともにNMI割込処理
時に遊技に関わる情報をレジスタにスタックするため、
何回もNMI割込みがかかると、レジスタの記憶容量を
超えてしまう恐れがある。また、短い周期で極めて高い
電位レベルに繰返しなったとしても、それは単に1回の
不正行為であるため、1回のNMI割込処理を実行する
だけで十分である。これに対し、図24の回路では、不
正検出用回路にワンショット回路108を用いたことに
より、電波ゴトによる高いレベルの不正な信号を短い周
期で検出しても、それに応じて、NMI割込処理が短期
間に何回も繰返し実行されることが防がれる。これによ
り、電波ゴトに対処する処理を不要に繰返し起動しない
ようすることができる。
【0221】次に、第3実施形態によるNMI割込処理
について説明する。図26は、第3実施形態によるNM
I割込処理を示すフローチャートである。ここでは、図
23に示されたNMI割込処理との違いを主に説明す
る。
【0222】図26を参照して、まず、SP1〜SP5
により、図23におけるSQ1〜SQ5と同様の処理が
行なわれる。そして、前述した監視ポートの出力、すな
わち、データ入力端子313の入力電位がオン状態(ハ
イレベル状態)にあるか否かの判断がなされる(SP
6)。つまり、データ入力端子313の入力電位は、通
常状態でハイレベルであり、電波ゴトによる不正検出状
態でローレベルになる。さらに具体的に、データ入力端
子313の入力電位は、このNMI割込処理の実行が開
始された時点ではローレベルになっており、その後、前
述したワンショット回路108のワンショット出力のハ
イレベルの継続時間Tが経過すれば通常状態を示すハイ
レベルになる。
【0223】ワンショット回路108のワンショット出
力のハイレベルの継続時間Tは、前述したように、不正
検出エラー状態の発生後、係員の作業により不正検出エ
ラー状態の原因が排除された状態になり得ると考えられ
る時間等の時間に設定される。このため、SP6は、図
23のNMI割込処理において不正検出エラー持続タイ
マを用いて自動復旧タイミングを決める処理と同様の目
的、すなわち、自動復旧タイミングを決めるために実行
されるのである。
【0224】SP6では、監視ポートの出力がオン状態
になるまで監視ポートの出力がチェクされる。そして、
監視ポートの出力がオン状態になったと判断された場合
には、不正検出エラー状態の自動復旧を行なうために、
SP7〜SP10により、図23におけるSQ8〜SQ
11と同様の処理が行なわれた後、このNMI割込処理
が終了する。
【0225】この第3実施形態によるNMI割込処理に
よれば、第2実施形態によるNMI割込処理により得ら
れる効果に加えてさらに次のような効果を得ることがで
きる。つまり、遊技制御用マイクロコンピュータ31で
は、データ入力端子313の入力電位を監視するだけで
不正検出エラー状態の自動復旧タイミングを決めること
ができるため、NMI割込処理に関するプログラム内容
を簡易化することができ、遊技制御用マイクロコンピュ
ータ31の処理負担を軽減することができる。
【0226】以上説明した実施形態の変形例や特徴点を
以下に列挙する。 (1) この実施の形態においては、スイッチの不正判
定を行なう対象として、始動口スイッチ17を例に挙げ
た。しかし、前述したようなスイッチの不正判定を行な
う対象としては、パチンコ玉が入賞せずに通過するよう
な通過ゲートのをパチンコ玉が通過したことを検出する
スイッチでもよい。つまり、この発明の対象となる検出
手段は、遊技領域に設けられた玉通過領域への打玉の通
過に応じて予め定められた遊技動作を行なうことが可能
な遊技機において、玉通過領域(入賞領域および通過ゲ
ートを含む)における打玉の通過(入賞およびゲート通
過を含む)を検出する通過検出手段であれば、どのよう
な検出手段であってもよい。
【0227】(2) 前記玉通過領域への打玉の通過に
応じて行なわれる予め定められた遊技制御としては、実
施の形態に示したような可変表示装置における特別図柄
の可変表示以外の遊技制御であってもよい。つまり、前
記遊技制御としては、第2種のパチンコ遊技機において
可変入賞球装置に設けられ、可変入賞球装置内の入賞領
域に打玉を導くための可動片の動作等のその他の遊技制
御にも適用される。
【0228】(3) この実施の形態においては、電波
ゴトが行なわれた場合に動作してインバータ102bに
電流を供給する手段として、ツェナーダイオード107
を用いたが、これに限らず、ツェナーダイオードの代わ
りに、ツェナーダイオードと同様の動作を行う手段を設
けてもよい。つまり、コイル170と抵抗素子105と
の間の接続ノード、すなわち、入力側の電位が所定電位
(ツェナーダイオードのしきい値に相当する電位)にな
った場合に、出力側がオン状態(ハイレベル)になるよ
うなものであれば、ツェナーダイオード以外の素子また
は回路を用いてもよい。
【0229】(4) 図23および図26に示されるよ
うに、遊技制御手段(遊技制御用マイクロコンピュータ
31)は、割込処理を行なうための信号の入力を受けた
ことに応じて(NMI割込端子312へのローレベル入
力があった場合)に、遊技状態の制御を不能動化した場
合に、その後所定期間の経過した時点で遊技状態の制御
を能動化する制御を行なう。このようにすれば、不正検
出行為が行なわれた場合におけるフラグのリセット等の
復旧作業について、係員に手間をかけないようにするこ
とができる。
【0230】(5) 図1に示されるように、遊技領域
(遊技領域7)に設けられた玉通過領域は、打玉の通過
に応じて、予め定められた特別の遊技動作(可変表示装
置8における特別図柄の可変表示)が始動される始動入
賞領域(始動口14)である。
【0231】(6) 図24に示された不正検出用回路
により、通過検出手段(始動口スイッチ17)の検出出
力に基づいて、当該検出出力の電位が正常な前記通過検
出手段の検出出力が変動し得る範囲外の電位になった場
合に割込処理をさせるための信号を割込端子(NMI割
込端子312)に入力させるための信号処理を行なう第
2の信号処理手段が構成されている。この第2の信号処
理手段は、通過検出手段の検出出力が変動し得る範囲外
の電位になった場合に、所定期間(たとえば不正検出エ
ラー状態の発生後、係員の作業により不正検出エラー状
態の原因が排除された状態になり得ると考えられる時間
等の時間)だけ出力が継続するワンショット信号を出力
するワンショット信号出力手段(ワンショット回路10
8)を含む。
【0232】(7) 今回開示された実施の形態はすべ
ての点で例示であって制限的なものではないと考えられ
るべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて
特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等
の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが
意図される。
【0233】
【課題を解決するための手段の具体例】(1) 図1等
に示されたパチンコ遊技機1により、遊技領域(遊技領
域7)に設けられた玉通過領域(始動口14)への打玉
の通過に応じて遊技状態を制御することが可能な遊技機
が構成されている。図3等に示された遊技制御用マイク
ロコンピュータ31により、情報処理の実行に基づいて
前記遊技機の遊技状態を制御する手段であって、遊技状
態の制御用の情報の入力を受けることが可能な情報入力
用端子(図5等のデータ入力端子311)と割込処理用
の情報を受けることが可能な割込端子(図5等のNMI
端子312)とを有し、前記情報入力端子から入力され
た情報に基づいて遊技状態を制御するための処理を行な
うことが可能であるとともに、前記割込端子から情報が
入力された場合に割込処理(図22のNMI割込処理)
を行なうことが可能な遊技制御手段が構成されている。
図1等に示された始動口スイッチ17により、前記玉通
過領域における打玉の通過を検出する通過検出手段が構
成されている。図5に示された抵抗素子105、コンデ
ンサ106、インバータ102a、集合抵抗103にお
けるインバータ102aの出力信号の通過部分、およ
び、反転入力バッファ104におけるインバータ102
aの出力信号の通過部分により、前記通過検出手段の検
出出力に基づいて、前記打玉通過領域における打玉の通
過が検出されたか否かを特定可能な検出信号を前記情報
入力用端子に入力させるための信号処理を行なう第1の
信号処理手段段が構成されている。図5等に示されたツ
ェナーダイオード107、インバータ102b、集合抵
抗103におけるインバータ102bの出力信号の通過
部分、および、非反転入力バッファ109(図24の場
合には、ワンショット回路108、反転入力バッファ1
04における反転入力バッファ部104b,104cに
より、前記通過検出手段の検出出力に基づいて、当該検
出出力の電位が正常な前記通過検出手段の検出出力が変
動し得る範囲外の電位になった場合に前記割込処理をさ
せるための信号を前記割込端子に入力させるための信号
処理を行なう第2の信号処理手段が構成されている。前
記遊技制御手段は、図12等に示されるように、前記第
1の信号処理手段から入力された検出信号に基づいて前
記玉通過領域への打玉の通過に応じた遊技状態の制御を
実行し、図22(図23、図26)に示されるように、
前記第2の信号処理手段から割込処理を行なうための信
号の入力を受けた場合に、遊技状態の制御を不能動化す
る割込処理を行なう。
【0234】(2) 図5および図6に示されるよう
に、前記第2の信号処理手段は、前記通過検出手段の検
出出力の電位が、打玉の通過を検出していない場合に生
じる電位よりも所定値高い電位(ツェナーダイオード1
07のしきい値以上の電位)になった場合に、前記割込
処理をさせるための信号を前記割込端子に入力させる。
【0235】(3) 図5および図6に示されるよう
に、前記第1の信号処理手段は、前記通過検出手段の検
出出力の電位が、正常な前記通過検出手段の検出出力が
変動し得る範囲外の電位になった場合に、打玉の通過が
検出された旨を特定可能な信号を前記情報入力用端子に
入力させない。
【0236】(4) 前述したように、前記通過検出手
段は、打玉の通過の非検出時に検出出力の電位が第1の
電位(ハイレベル)になり、打玉の通過の検出時に検出
出力の電位が前記第1の電位と異なる第2の電位(ロー
レベル)となる。図5に示されたインバータ102aに
より、前記第1の電位と前記第2の電位との間のしきい
値を有し、該しきい値に対する前記通過検出手段の検出
出力の電位の大小関係に応じて前記通過検出手段の検出
出力に対応した第1のレベル(ローレベル)または第2
のレベル(ハイレベル)の信号を出力する論理ゲート手
段が構成されている。図5の構成に示されるように、前
記通過検出手段は、当該通過検出手段への無線電波によ
るノイズが混入した場合に、前記しきい値よりも前記第
1の電位側に偏位した電位を前記論理ゲート手段へ出力
する。
【0237】(5) 図5に示されるように、前記第2
の信号処理手段は、ツェナーダイオード素子(ツェナー
ダイオード107)を含む。該ツェナーダイオード素子
は、前記通過検出手段の検出出力の電位が正常な前記通
過検出手段の検出出力が変動し得る範囲外の電位(しき
い値以上の電位)になった場合に前記割込処理をさせる
ための信号の前記割込端子への入力を許容する。
【0238】(6) 図22に示されたSK2〜SK4
等により、前記第2の信号処理手段から前記割込端子に
割込処理をさせるための信号が入力された場合に、前記
通過検出手段を対象とした不正が行なわれた旨の報知を
行なうことが可能な報知手段が構成されている。
【0239】(7) 図5に示されるように、前記割込
端子は、割込みが禁止不可能なノンマスカブル割込用端
子(NMI端子312)である。
【0240】(8) 図3に示された玉払出装置59に
より、景品玉を払出し可能な玉払出手段が構成されてい
る。図3および図4に示された賞球払出制御用マイクロ
コンピュータ32により、前記遊技制御手段から出力さ
れる前記景品玉の払出しに関する指令情報(賞球コマン
ド)を受け、その指令情報にしたがって前記玉払出手段
により景品玉の払出しに関する制御を行なうことが可能
な玉払出制御手段が構成されている。図22等に示され
るように、前記遊技制御手段は、前記割込処理を行なう
ための信号の入力を受けたことに応じて遊技状態の制御
を不能動化した場合に、景品玉の払出しの禁止を指令す
る指令情報を出力する(SK1参照)。
【0241】(9) 図22等に示されるSK2および
図3に示されるスピーカ27により、前記報知手段に含
まれ、音を発生させることにより前記報知を行なう音発
生手段が構成されている。
【0242】(10) 図22等に示されるSK3、S
K4、図1に示される賞球ランプ51、球切れランプ5
2、および、図1に示される可変表示部9により、前記
報知手段に含まれ、表示(ランプ表示、画像表示の両方
が含まれる)により前記報知を行なう表示手段が構成さ
れている。
【0243】
【課題を解決するための手段の具体例の効果】請求項1
に関しては、次のような効果を得ることができる。通過
検出手段の検出出力に基づいて情報入力用端子に入力さ
れる検出信号に基づいて玉通過領域への打玉の通過に応
じた遊技状態の制御が実行される一方、通過検出手段の
検出出力の電位が正常な通過検出手段の検出出力が変動
し得る範囲外の電位になったことに応じて割込端子に入
力される信号に基づいて遊技状態の制御を不能動化する
割込処理が行なわれる。一般的に、通過検出手段の検出
出力の電位が正常な通過検出手段の検出出力が変動し得
る範囲外の電位になった場合には、電波を用いた不正な
通過検出(電波ゴト)が行なわれた可能性が高い。その
ような場合には、第2の信号処理手段から割込端子に信
号が入力され、その信号に基づいて遊技状態の制御が不
能動化されるため、電波を用いて不正な通過検出をさせ
ることに基づいて不正な遊技動作をさせる不正行為を防
ぐことができる。さらに、そのような状況での遊技状態
の制御の不能動化は、割込端子への信号の入力に基づく
割込処理によるものであるので、その他の制御処理より
も優先的に行なわれるため、電波を用いた不正な通過検
出に基づいて不正な遊技動作をさせる不正行為を即座に
防ぐことができる。また、通過検出手段の検出出力が正
常なものであるか否かは第2の信号処理手段の側で判断
され、遊技制御手段の側としては第2の信号処理手段か
ら割込処理を行なうための信号の入力を受けたことに応
じて遊技状態の制御を不能動化すればよいので、遊技制
御手段側で通過検出手段の検出出力の判定処理を行なう
必要がなくなる。これにより、遊技制御手段の制御処理
の負担を軽減することができる。また、遊技状態の制御
の不能動化が行なわれるのが、正常な通過検出手段の検
出出力が変動し得る範囲外の電位になった場合であるた
め、ノイズの侵入および電源電位のふらつき等により通
過検出手段の検出出力の電位にふらつきが生じた場合で
も、そのふらつきによる通過検出手段の誤検出に基づく
誤った制御の実行を防ぐことができる。また、通過検出
手段の短絡により通過検出手段の検出出力が異常な電位
になる場合もあると考えられるが、そのような場合に
は、遊技状態の制御が不能動化されることにより、電波
を用いた不正行為以外の原因で通過検出手段に異常が生
じた場合において、遊技者が遊技機の異常状態に即座に
気付くようにすることができる。
【0244】請求項2に関しては、請求項1に関する効
果に加えて、次のような効果を得ることができる。一般
的に、電波ゴトが行なわれる場合には、不正行為の対象
とされた検出出力が異常に高いレベルの電位にされる傾
向がある。通過検出手段の検出出力の電位が、打玉の通
過を検出していない場合に生じる電位よりも所定値高い
電位になった場合に、割込処理をさせるための信号が割
込端子に入力されて遊技状態の制御が不能動化されるた
め、電波を用いて不正な通過検出をさせることに基づい
て不正な遊技動作をさせる不正行為をより的確に防ぐこ
とができる。
【0245】請求項3に関しては、請求項1に関する効
果に加えて、次のような効果を得ることができる。通過
検出手段の検出出力の電位が、正常な通過検出手段の検
出出力が変動し得る範囲外の電位になった場合には、遊
技状態の制御が不能動化される他にも、打玉の通過が検
出された旨を特定可能な信号が遊技制御手段に入力され
ないようになるため、電波を用いて不正な通過検出をさ
せることに基づいて不正な遊技動作をさせる不正行為を
より一層確実に防ぐことができる。
【0246】請求項4に記載の本発明によれば、請求項
1に関する効果に加えて、次のような効果を得ることが
できる。打玉の通過の非検出時に、通過検出手段の検出
出力の電位が第1の電位になり、無線電波等によるノイ
ズが混入した場合には、論理ゲート手段に与えられる通
過検出手段の検出出力の電位が、しきい値よりも第1の
電位側、すなわち、非検出時の側に偏位するために、ノ
イズが混入した場合に論理ゲート手段に与えられる通過
検出手段の出力の電位がしきい値を横切って変化するこ
とがないようになる。したがって、通過検出手段の出力
にノイズが混入した場合でも、論理ゲート手段が通路の
通過の検出に対応する信号を出力することがなく、玉通
過領域への打玉の通過に応じた遊技状態の制御が誤って
行なわれるおそれがなくなるようにすることができる。
【0247】請求項5に記載の本発明によれば、請求項
1に関する効果に加えて、次のような効果を得ることが
できる。ツェナーダイオード素子が第2の信号処理手段
に用いられると、素子の動作が安定しているため、第2
の信号処理手段による信号処理の誤動作をできる限り防
ぐことが可能になる。また、ツェナーダイオード素子
は、素子の取扱いが容易であるため、これを用いること
により、遊技機の製造およびメンテナンス等を容易にす
ることが可能になる。また、ツェナーダイオード素子
は、廉価であるため、これを用いることにより、遊技機
の製造コストを低減することができる。
【0248】請求項6に記載の本発明によれば、請求項
1に関する効果に加えて、次のような効果を得ることが
できる。不正な通過検出に応じて割込端子に割込処理を
させるための信号が入力された場合に、通過検出手段を
対象とした不正が行なわれた旨の報知を行なうことが可
能であるため、その報知に基づいて、通過検出手段を対
象とした不正行為が行われた旨を容易に認識することが
できるとともに、そのような不正行為についての対処を
係員が迅速に行なうことができる。
【0249】請求項7に記載の本発明によれば、請求項
1に関する効果に加えて、次のような効果を得ることが
できる。割込端子が、割込みが禁止不可能なノンマスカ
ブル割込用端子である。ノンマスカブル割込用端子から
の入力信号に基づく割込みは、禁止されず、他の制御よ
りもより一層優先的に行われるため、遊技状態の制御を
不能動化する割込処理をより一層迅速に行うことができ
る。
【0250】請求項8に記載の本発明によれば、請求項
1に関する効果に加えて、次のような効果を得ることが
できる。通過検出手段を対象として電波を用いた不正行
為がなされた場合には、景品玉の払出しが禁止されるた
め、不正行為者に利益をもたらさないようにすることが
できる。
【0251】請求項9に記載の本発明によれば、請求項
6に関する効果に加えて、次のような効果を得ることが
できる。通過検出手段を対象とした不正行為が行われた
旨が音により報知されるため、そのような不正行為が行
われたことを遊技機から離れた遠方からでも認識するこ
とができる。したがって、遊技場の係員がそのような不
正行為に対処しやすくなるようにすることができる。
【0252】請求項10に記載の本発明によれば、請求
項6に関する効果に加えて、次のような効果を得ること
ができる。通過検出手段を対象とした不正行為が行われ
た旨が表示により報知されるため、そのような不正行為
が行われたことを視覚的に明確に認識することができ
る。したがって、遊技場の係員が不正行為が行われたこ
とを確実に認識することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ遊技機およびこれに対応して設置され
たカードユニットの正面図である。
【図2】遊技盤の正面図である。
【図3】パチンコ遊技機の制御に用いられる各種制御基
板およびそれに関連する構成要素を示すブロック図であ
る。
【図4】パチンコ遊技機の制御に用いられる各種制御基
板およびそれに関連する構成要素を示すブロック図であ
る。
【図5】始動口スイッチに関連する検出回路を示すブロ
ック図である。
【図6】図5に示された入力バッファにおける入力側お
よび出力側の電位レベルを表形式で示す図である。
【図7】パチンコ遊技機に用いられる主なランダムカウ
ンタの種類とその内容を示す説明図である。
【図8】ランダムカウンタC RND1の値により大当
たりを発生させるか否かを事前に決定するための制御手
順を示すフローチャートである。
【図9】可変表示部において行なわれる不正検出エラー
画像表示の具体例を示す表示画面図である。
【図10】不正検出エラー音声および不正検出エラーラ
ンプ表示の具体例と通常のエラー音声および通常のエラ
ーランプ表示の具体例とを表示形式で示した図である。
【図11】遊技制御用マイクロコンピュータにより実行
されるメイン処理および割り込み処理を示すフローチャ
ートである。
【図12】始動口スイッチ処理を示すフローチャートで
ある。
【図13】大入賞口スイッチ処理を示すフローチャート
である。
【図14】入賞球信号処理を示すフローチャートであ
る。
【図15】入賞球信号処理を示すフローチャートであ
る。
【図16】入賞球信号処理を示すフローチャートであ
る。
【図17】入賞球確認処理を示すフローチャートであ
る。
【図18】報知コマンド等出力処理を示すフローチャー
トである。
【図19】スイッチ処理を示すフローチャートである。
【図20】スイッチチェック処理を示すフローチャート
である。
【図21】エラー処理を示すフローチャートである。
【図22】NMI割込処理を示すフローチャートであ
る。
【図23】第2実施形態によるNMI割込処理を示すフ
ローチャートである。
【図24】第3実施形態による始動口スイッチに関連す
る検出回路を示すブロック図である。
【図25】図24における不正検出用回路側の動作例を
示すタイミングチャートである。
【図26】第3実施形態によるNMI割込処理を示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】 1はパチンコ遊技機、7は遊技領域、14は始動口、3
1は遊技制御用マイクロコンピュータ、311,313
はデータ入力端子、312はNMI端子、17は始動口
スイッチ、105は抵抗素子、106はコンデンサ、1
02a,102bはインバータ、103は集合抵抗、1
04は反転入力バッファ、104a,104b,104
cha反転入力バッファ部、107はツェナーダイオー
ド、109は非反転入力バッファ、108はワンショッ
ト回路、27はスピーカ、51は賞球ランプ、52は球
切れランプ、9は可変表示部である。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技領域に設けられた玉通過領域への打
    玉の通過に応じて遊技状態を制御することが可能な遊技
    機であって、 情報処理の実行に基づいて前記遊技機の遊技状態を制御
    する手段であって、遊技状態の制御用の情報の入力を受
    けることが可能な情報入力用端子と割込処理用の情報を
    受けることが可能な割込端子とを有し、前記情報入力端
    子から入力された情報に基づいて遊技状態を制御するた
    めの処理を行なうことが可能であるとともに、前記割込
    端子から情報が入力された場合に割込処理を行なうこと
    が可能な遊技制御手段と、 前記玉通過領域における打玉の通過を検出する通過検出
    手段と、 該通過検出手段の検出出力に基づいて、前記打玉通過領
    域における打玉の通過が検出されたか否かを特定可能な
    検出信号を前記情報入力用端子に入力させるための信号
    処理を行なう第1の信号処理手段と、 前記通過検出手段の検出出力に基づいて、当該検出出力
    の電位が正常な前記通過検出手段の検出出力が変動し得
    る範囲外の電位になった場合に前記割込処理をさせるた
    めの信号を前記割込端子に入力させるための信号処理を
    行なう第2の信号処理手段とを含み、 前記遊技制御手段は、前記第1の信号処理手段から入力
    された検出信号に基づいて前記玉通過領域への打玉の通
    過に応じた遊技状態の制御を実行し、前記第2の信号処
    理手段から割込処理を行なうための信号の入力を受けた
    場合に、遊技状態の制御を不能動化する割込処理を行な
    うことを特徴とする、遊技機。
  2. 【請求項2】 前記第2の信号処理手段は、前記通過検
    出手段の検出出力の電位が、打玉の通過を検出していな
    い場合に生じる電位よりも所定値高い電位になった場合
    に、前記割込処理をさせるための信号を前記割込端子に
    入力させることを特徴とする、請求項1に記載の遊技
    機。
  3. 【請求項3】 前記第1の信号処理手段は、前記通過検
    出手段の検出出力の電位が、正常な前記通過検出手段の
    検出出力が変動し得る範囲外の電位になった場合に、打
    玉の通過が検出された旨を特定可能な信号を前記情報入
    力用端子に入力させないことを特徴とする、請求項1に
    記載の遊技機。
  4. 【請求項4】 前記通過検出手段は、打玉の通過の非検
    出時に検出出力の電位が第1の電位になり、打玉の通過
    の検出時に検出出力の電位が前記第1の電位と異なる第
    2の電位となり、 前記第1の信号処理手段は、前記第1の電位と前記第2
    の電位との間のしきい値を有し、該しきい値に対する前
    記通過検出手段の検出出力の電位の大小関係に応じて前
    記通過検出手段の検出出力に対応した第1のレベルまた
    は第2のレベルの信号を出力する論理ゲート手段を含
    み、 前記通過検出手段は、当該通過検出手段への無線電波に
    よるノイズが混入した場合に、前記しきい値よりも前記
    第1の電位側に偏位した電位を前記論理ゲート手段へ出
    力することを特徴とする、請求項1に記載の遊技機。
  5. 【請求項5】 前記第2の信号処理手段は、ツェナーダ
    イオード素子を含み、 該ツェナーダイオード素子は、前記通過検出手段の検出
    出力の電位が正常な前記通過検出手段の検出出力が変動
    し得る範囲外の電位になった場合に前記割込処理をさせ
    るための信号の前記割込端子への入力を許容することを
    特徴とする、請求項1に記載の遊技機。
  6. 【請求項6】 前記第2の信号処理手段から前記割込端
    子に割込処理をさせるための信号が入力された場合に、
    前記通過検出手段を対象とした不正が行なわれた旨の報
    知を行なうことが可能な報知手段をさらに含むことを特
    徴とする、請求項1に記載の遊技機。
  7. 【請求項7】 前記割込端子は、割込みが禁止不可能な
    ノンマスカブル割込用端子であることを特徴とする、請
    求項1に記載の遊技機。
  8. 【請求項8】 景品玉を払出し可能な玉払出手段と、 前記遊技制御手段から出力される前記景品玉の払出しに
    関する指令情報を受け、その指令情報にしたがって前記
    玉払出手段により景品玉の払出しに関する制御を行なう
    ことが可能な玉払出制御手段とをさらに含み、 前記遊技制御手段は、前記割込処理を行なうための信号
    の入力を受けたことに応じて遊技状態の制御を不能動化
    した場合に、景品玉の払出しの禁止を指令する指令情報
    を出力することを特徴とする、請求項1に記載の遊技
    機。
  9. 【請求項9】 前記報知手段は、音を発生させることに
    より前記報知を行なう音発生手段を含むことを特徴とす
    る、請求項6に記載の遊技機。
  10. 【請求項10】 前記報知手段は、表示により前記報知
    を行なう表示手段を含むことを特徴とする、請求項6に
    記載の遊技機。
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