JP2000227811A - 業務終了予定時刻推定システム - Google Patents

業務終了予定時刻推定システム

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JP2000227811A
JP2000227811A JP11027903A JP2790399A JP2000227811A JP 2000227811 A JP2000227811 A JP 2000227811A JP 11027903 A JP11027903 A JP 11027903A JP 2790399 A JP2790399 A JP 2790399A JP 2000227811 A JP2000227811 A JP 2000227811A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザ業務の処理時間を高い精度にて算出可
能にし、よって業務終了の予定時間を略正確に推定可能
にする。 【解決手段】 処理時間算出部1に、処理日パラメータ
4により指定したパラメータからジョブ管理マスタ5に
登録されている過去のデータをコピーして登録させると
ともに、データ件数管理マスタ3に格納された処理対象
ファイルのデータ件数をジョブ管理マスタ5に登録さ
せ、データ件数とその処理対象ファイル1件あたりのア
クセス時間とにもとづいて予測処理時間を算出させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、処理対象ファイ
ルのデータ件数を指定することにより、当日の業務シス
テムの終了時刻を予め算出,推定する業務終了予定時刻
推定システムに関する。
【0002】
【従来の技術】情報処理装置において処理すべきジョブ
の数や規模が増大すると、全てのジョブが終了するまで
の時間が長くなる。従って、新たな業務にかかるジョブ
を新規に投入するのに先立って、そのジョブを投入した
場合にジョブの終了時刻を予測する必要がある場合があ
る。従来は、このようなジョブ終了時刻に至るまでのユ
ーザ業務の大略の処理時間を、経験にもとづいて判断し
ていた。また、ユーザ業務の処理対象ファイルのデータ
件数はその処理時間に大きく影響する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来のユーザ業務の処理時間の推定方法にあっては、人
の経験に頼るだけにその推定される処理時間は不正確で
あり、各ジョブがいつ終了するかを正確に判定できない
という課題があった。
【0004】この発明は前記課題を解決するものであ
り、ユーザ業務の処理時間を高い精度にて算出すること
ができ、これによって業務終了の予定時間を略正確に推
定できる業務終了予定時刻推定システムを得ることを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的達成のために、
請求項1の発明にかかる業務終了予定時刻推定システム
は、ジョブネットワークの各ジョブの実行順序が格納さ
れているジョブネットワーク管理マスタと、処理対象フ
ァイルのデータ件数が処理時間に影響があるとして選択
されたファイル,該ファイルの1件あたりのアクセス時
間およびデータ件数が格納されるデータ件数管理マスタ
と、業務システムの処理日を指定する処理日パラメータ
と、前記ジョブネットワークとこれに属するジョブやフ
ァイルをそれぞれ登録するジョブ管理マスタとを有し、
処理時間算出部に、前記処理日パラメータにより指定し
たパラメータから前記ジョブ管理マスタに登録されてい
る過去のデータをコピーして登録させるとともに、前記
データ件数管理マスタに格納された処理対象ファイルの
データ件数を前記ジョブ管理マスタに登録させ、該デー
タ件数とその処理対象ファイル1件あたりのアクセス時
間とにもとづいて予測処理時間を算出させるようにした
ものである。
【0006】また、請求項2の発明にかかる業務終了予
定時刻推定システムは、前記ジョブネットワークのジョ
ブが同じデータでの前記予測処理時間を全て加算するこ
とによってジョブ単位の処理時間を求め、これをジョブ
管理マスタに登録するようにしたものである。
【0007】また、請求項3の発明にかかる業務終了予
定時刻推定システムは、前記ジョブネットワーク管理マ
スタの内容にもとづき、ジョブの実行順序の種類ごとに
各ジョブの処理時間を加算し、これらの各種類ごとに求
められた処理時間をそれぞれ比較して、最も処理時間の
大きいものをジョブネットワークの処理時間とし、その
結果を各ジョブごとに前記ジョブ管理マスタに登録する
ようにしたものである。
【0008】また、請求項4の発明にかかる業務終了予
定時刻推定システムは、前記ジョブ管理マスタに過去の
データが存在しない場合には、予め登録されている内容
に対して当日の日付および曜日を登録するようにしたも
のである。
【0009】また、請求項5の発明にかかる業務終了予
定時刻推定システムは、前記データ件数管理マスタから
処理対象ファイルのデータ件数を取得できなかったファ
イルについては、ジョブ管理マスタに母体となるファイ
ルおよび有効データ件数換算値が登録されていることを
条件に、前記処理対象ファイルのデータ件数を算出する
ようにしたものである。
【0010】また、請求項6の発明にかかる業務終了予
定時刻推定システムは、前記予測処理時間を、前記デー
タ件数と、アクセス時間と、実際の処理に要した時間と
の対応で得られる予測時間換算値との乗算によって算出
するようにしたものである。
【0011】また、請求項7の発明にかかる業務終了予
定時刻推定システムは、前記処理対象ファイルのデータ
件数を前記母体となるファイルのデータ件数と有効デー
タ件数換算値との乗算によって算出するようにしたもの
である。
【0012】また、請求項8の発明にかかる業務終了予
定時刻推定システムは、前記予測時間換算値を、前記予
測処理時間にて実績処理時間を除算した値を、さらに前
記予測時間換算値により除算することにより更新したも
のである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、この発明の実施の一形態
を図について説明する。図1はこの発明の業務終了予定
時刻推定システムを示すブロック図であり、同図におい
て、2はジョブネットワークの各ジョブの実行順序が格
納されている参照テーブルとしてのジョブネットワーク
管理マスタ、3は処理対象ファイルのデータ件数が処理
時間に影響があるとして選択されたファイル,該ファイ
ルの1件あたりのアクセス時間およびデータ件数が格納
される参照マスタとしてのデータ件数管理マスタ、4は
業務システムの処理日を指定する処理日パラメータ、5
は前記ジョブネットワークとこれに属するジョブやファ
イルをそれぞれ登録するジョブ管理マスタ、1は前記処
理日パラメータにより指定したパラメータから前記ジョ
ブ管理マスタ5に登録されている過去のデータをコピー
して登録するとともに、前記データ件数管理マスタ3に
格納された処理対象ファイルのデータ件数を前記ジョブ
管理マスタ5に登録し、該データ件数とその処理対象フ
ァイル1件あたりのアクセス時間とにもとづいて予測処
理時間を算出して前記ジョブ管理マスタ5に登録する処
理時間算出部である。
【0014】また、図3は前記処理時間算出部1におい
て予測処理時間が算出されるジョブネットワーク・モデ
ルの一例を示す模式図、図4は種類1,種類2,種類3
ごとに分けたジョブネットワーク・モデルにおけるジョ
ブの実行順序モデルを示す模式図である。また、図5は
図3に示すジョブAにおけるジョブフロー・モデルの一
例を示す模式図である。この模式図において、M1,M
2,M3は参照するマスタファイルであり、T1,T2
は作業ファイルを、L1,L2はこのジョブで作成され
る帳票を、AP1,AP2,AP3,AP4,AP5は
プログラムをそれぞれ示し、その機能はそれぞれ抽出・
集計・更新・整列・作表である。また、A1−1,A1
−2,A1−3は、データ件数がこのジョブにおいて処
理時間に影響を及ぼすファイルを示す。
【0015】図6は図1に示すジョブネットワーク管理
マスタ2の内容を示す。この図6において、項目61は
図4で示されたジョブネットワークを示し、項目62は
ジョブ実行順序の種類を示す。また、項目63はジョブ
実行順序モデルにおける各ジョブの実行順序を示し、項
目64は各ジョブを示す。また、図7は図1に示すデー
タ件数管理マスタ3の内容を示す。この図7において、
項目71は図5に示すジョブフロー・モデルにあるよう
な、処理対象ファイルのデータ件数が処理時間に影響が
あるとして選択されたファイルA1−1,A1−2,A
1−3を示し、項目73はこれらのファイルとそのファ
イル1件あたりのアクセス時間を示す。また、項目72
は、図2で示す実データ件数の取得時に登録されるデー
タ件数である。
【0016】図8は図1で示すジョブ管理マスタ5の内
容を示す。この図8において、項目801は図3に示す
ジョブネットワークAを、項目802はその中のジョブ
であるジョブA1を、項目803は図5の示すジョブフ
ロー・モデルにあるような、処理対象ファイルのデータ
件数が処理時間に影響があるとして選択されたファイル
A1−1,A1−2,A1−3をそれぞれ示す。また、
項目804は図7に示す処理対象ファイルのデータ件数
72より参照されるデータ件数を示し、項目805は項
目803のファイルを作成する母体となるファイルを示
す。項目806は項目804で示した処理対象ファイル
のデータ件数が項目805で示した母体となるファイル
より、どの程度の割合で作成されるのかの有効データ件
数換算値を示す。項目807はこの発明で処理時間の算
出を行った処理日時(日付,曜日,開始時刻,終了時
刻)を示し、項目808はこの発明で算出した予測処理
時間を示す。項目809は実際に処理に要した処理時間
(実績)を示し、項目810は項目809に対する項目
808の割合である予測時間換算値を示す。また、図9
は図1で示す処理日パラメータ4の内容を示し、項目9
1は処理時間を算出したい日付や曜日を示す。
【0017】次に、動作について詳細に説明する。ここ
では例として、図3のジョブネットワーク・モデルの模
式図に示すようなジョブネットワークAの予測処理時間
を求める方法について説明する。この方法では、前記処
理時間算出部1がジョブネットワーク管理マスタ2,デ
ータ件数管理マスタ3,処理日パラメータ4より各デー
タを取得し、ジョブ管理マスタ5を更新し、処理時間を
算出する。この処理時間の算出を行うにあたり、予めジ
ョブネットワーク管理マスタ2,データ件数管理マスタ
3,およびジョブ管理マスタ5にそれぞれ必要な項目を
登録しておく。すなわち、ジョブネットワーク管理マス
タ2には図6に示すようなネットワークAの各ジョブの
実行順序を、データ件数管理マスタ3には図7に示すよ
うなファイルとそのデータ1件当たりのアクセス時間
を、ジョブ管理マスタ5には図8に示すようなジョブネ
ットワークとそのジョブネットワークに所属するジョブ
やファイルをそれぞれ登録しておく。なお、これらの登
録作業は初回に1度行うだけでよい。
【0018】また、前記各マスタへの登録内容を次に示
す。まず、ジョブネットワーク管理マスタ2について
は、図6に示すように、項目61には図3に示すジョブ
ネットワークAのジョブ「A」を、項目62には図4に
示すようなジョブの実行順序の種類を、項目63には図
4に示すようなジョブネットワークAのそれぞれのジョ
ブの実行順序を、項目64には項目63で登録した順序
に対応するジョブをそれぞれ登録する。データ件数管理
マスタ3については、図7に示すように、項目71には
処理時間に影響があるファイルを予め登録する。これら
のファイルはジョブの中で処理時間に影響を及ぼすファ
イル(図5に示すジョブA1を例にした場合)A1−
1,A1−2,A1−3として選択しておく。項目73
には項目71に対応するアクセス時間、つまりファイル
のデータを1件処理するのに要する時間を登録する。
【0019】さらに、ジョブ管理マスタ5については、
図8に示すように、前記項目801,802,803を
予め登録しておき、項目805,806については判明
している場合のみ、登録を行う。項目801には処理時
間を求めるジョブネットワークを登録する。図3に示す
ジョブネットワークAの処理時間を求めるとすれば、A
をこの項目801に登録する。項目802には項目80
1で登録したジョブネットワークに含まれるジョブを全
て登録していく。項目803には、項目802で登録し
たジョブの中で予め処理時間の算出に影響があるとして
選択されたファイルを登録していく。項目805には項
目803で登録したファイルを作成する母体となるファ
イルを登録する。この項目は、判明している場合のみ登
録を行う。項目806には、項目805で登録したファ
イルの何割で項目803が作成されるのかを表す割合を
登録する。
【0020】次に、ユーザ業務の処理時間の算出処理を
図2に示すフロー図を参照して説明する。まず、図1に
示す処理日パラメータ4から、処理時間を算出したい日
付または曜日を指定する。例えば、図9に示す番号6の
「火」を指定する(ステップS1)。次に、図7に示す
データ件数マスタの項目71に登録されているファイル
A1−1〜A1−3に対して、項目72の処理対象ファ
イルのデータ件数を、ユーティリティまたはプログラム
を利用して取得する(ステップS2)。取得できなけれ
ば0件とする。続いて、ステップS2で指定された処理
日パラメータをもとに、処理時間算出部1がジョブ管理
マスタ5へ登録,更新を行う。すなわち、選択したパラ
メータより、ジョブ管理マスタ5に登録されている過去
のデータを処理時間算出を行う当日分のデータとしてコ
ピーし、登録する。
【0021】例えば、図9に示す番号6の「火」を指定
した場合、ジョブ管理マスタ5に登録されている過去の
データの中から、前週の火曜日のデータをコピーし、項
目807の処理日時の中の日付および曜日を、当日の日
付および曜日に修正し登録する。もし選択したパラメー
タに見合うデータがなければ、最も新しく登録されたデ
ータを扱う。また、ジョブそのものを表すデータとして
項目803,項目804,項目805,項目806を空
白としたデータを各ジョブ毎に1件ずつ登録する。な
お、初回のみは過去データが存在しないので、予め登録
されていた内容に対して、項目807の日付および曜日
に当日の日付および曜日を登録する。この作業は曜日や
時期により変化する処理対象ファイルのデータ件数に対
応させるためになされる。
【0022】次に、ステップS2で取得した処理対象フ
ァイルのデータ件数をジョブ管理マスタ5の項目804
のデータ件数に登録する。この登録は項目803に対応
するファイルより、図7に示すデータ件数マスタの項目
701と一致するデータを検索し、その項目71に対応
する項目72の処理対象ファイルのデータ件数を参照す
ることにより行われる。このとき処理対象ファイルのデ
ータ件数を取得できなかったファイルについては、処理
対象ファイルのデータ件数を算出する。処理対象ファイ
ルのデータ件数の算出のためには、ジョブ管理マスタ5
の項目805および項目806にある母体となるファイ
ルおよび有効データ件数換算値がそれぞれ登録されてい
ることが前提である。なお、実データ件数が取得でき
ず、項目805および項目806が登録されていなけれ
ば、過去のデータをコピーしているので、そのデータの
処理対象ファイルのデータ件数をそのまま用いる。項目
805および項目806が登録されている場合の処理対
象ファイルのデータ件数の算出方法は、項目804のデ
ータ件数=項目805の母体となるファイルのデータ件
数×項目806の有効データ件数換算値の演算により求
められる。なお、処理対象ファイルのデータ件数や有効
データ件数換算値等の修正を行う場合は、直接図8に示
すジョブ管理マスタ5の内容を修正する。
【0023】また、ステップS4での予測処理時間は、
まず、処理対象ファイルのデータ件数とそのファイル1
件あたりのディスクへのアクセス時間とにもとづいて計
算される。この計算式は、項目808の処理時間(予
測)=項目804のデータ件数×項目73のアクセス時
間×項目810の予測時間換算値となる。ここで、これ
らの各項目808,項目804,項目810は図8に示
すジョブ管理マスタ5における項目であり、項目73は
図7に示すデータ件数管理マスタ3における項目であ
り、項目805のファイルより図7に示すデータ件数マ
スタ3を検索して得られるアクセス時間である。このよ
うにして求めた予測処理時間を図8に示す項目808の
処理時間(予測)に登録する。なお、初回の予測換算値
は”1”である。
【0024】次に、ジョブ単位の処理時間を求める。図
8に示す項目802のジョブが同じデータの、項目80
8の処理時間(予測)を全て加算し、項目803が空白
であるデータに対して、ジョブ単位の処理時間として項
目808の処理時間(予測)に登録する。そしてジョブ
ネットワークの処理時間を求める。図6に示すジョブネ
ットワーク管理マスタ2の内容をもとに、 項目62の
種類毎に項目64の各ジョブの処理時間を加算してい
く。その結果、項目62の種類毎に求められた処理時間
をそれぞれ比較し、もっとも処理時間の大きなものを、
そのジョブネットワークの処理時間とする。
【0025】また、処理時間を予測したジョブネットワ
ークの処理が終了すれば、その結果をジョブネットワー
クに含まれる各ジョブ毎に、図8に示すジョブ管理マス
タ5の項目809の処理時間(実績)に登録する。登録
するデータは、ジョブそのものを表すデータとして項目
803,目804,目805,目806が空白のデータ
である。そして、処理時間(実績)の登録が完了すれ
ば、次回からの処理時間算出の精度の向上を図るため、
図8に示す項目810の予測時間換算値の更新を行う。
予測時間換算値の更新は、項目810の予測時間換算値
(更新後)=項目809の処理時間(実績)/(項目8
08の処理時間(予測)/項目810の予測時間換算値
(更新前)の計算により行われる。
【0026】次に、この発明の実施の他の形態につい
て、図10を参照して説明する。この実施の形態では、
図8に示したジョブ管理マスタ5の項目に項目1005
の最大データファイル件数が追加されている。このよう
に、事前に各ファイルA1−1〜A1−3ごとの最大デ
ータ件数を登録しておくことにより、図2に示すステッ
プS2の処理において、実データ件数が取得できないと
きは、ステップS3で処理対象ファイルのデータ件数を
予測するときに、実データ件数と最大データ件数とを比
較することで、ファイルのオーバーフローの警告を事前
に出すことができるようになる。
【0027】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、処理
時間算出部に、前記処理日パラメータにより指定したパ
ラメータから前記ジョブ管理マスタに登録されている過
去のデータをコピーして登録させるとともに、前記デー
タ件数管理マスタに格納された処理対象ファイルのデー
タ件数を前記ジョブ管理マスタに登録させ、該データ件
数とその処理対象ファイル1件あたりのアクセス時間と
にもとづいて予測処理時間を算出させるように構成した
ので、ユーザ業務の処理時間を高精度に算出することが
でき、これによって業務終了の予定時間を略正確に推定
できる。また、トラブル発生時において何時までに対処
しなければならないのかを具体的に算出することがで
き、障害の復旧方法の検討に大きく貢献できるほか、日
々変動する処理対象ファイルのデータ件数の実績を入手
することができるので、これらの資料を分類・整理する
ことにより、処理時間に関するシステムの問題点や改善
点を認識することができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の一形態による業務終了予定
時刻推定システムを示すブロック図である。
【図2】 この発明によるユーザ業務の処理時間を算出
する手順を示すフローチャートである。
【図3】 この発明において予測処理時間が算出される
ジョブネットワークモデルを示す模式図である。
【図4】 図3におけるジョブネットワークのジョブを
実行順序の種類に分けて示す実行順序モデルの模式図で
ある。
【図5】 この発明におけるジョブのジョブフローモデ
ルを示すフローチャートである。
【図6】 この発明におけるジョブネットワーク管理マ
スタの内容を示す参照テーブル図である。
【図7】 この発明におけるデータ件数管理マスタの内
容を示す参照テーブル図である。
【図8】 この発明におけるジョブ管理マスタの内容を
示す参照テーブル図である。
【図9】 この発明における処理日パラメータの内容を
示す参照テーブル図である。
【図10】 この発明の実施の他の形態におけるジョブ
管理マスタの内容を示す参照テーブル図である。
【符号の説明】
1 処理時間算出部 2 ジョブネットワーク管理マスタ 3 データ件数管理マスタ 4 処理日パラメータ 5 ジョブ管理マスタ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ジョブネットワークの各ジョブの実行順
    序が格納されているジョブネットワーク管理マスタと、 処理対象ファイルのデータ件数が処理時間に影響がある
    として選択されたファイル,該ファイルの1件あたりの
    アクセス時間およびデータ件数が格納されるデータ件数
    管理マスタと、 業務システムの処理日を指定する処理日パラメータと、 前記ジョブネットワークとこれに属するジョブやファイ
    ルをそれぞれ登録するジョブ管理マスタと、 前記処理日パラメータにより指定したパラメータから前
    記ジョブ管理マスタに登録されている過去のデータをコ
    ピーして登録するとともに、前記データ件数管理マスタ
    に格納された処理対象ファイルのデータ件数を前記ジョ
    ブ管理マスタに登録し、該データ件数とその処理対象フ
    ァイル1件あたりのアクセス時間とにもとづいて予測処
    理時間を算出して前記ジョブ管理マスタに登録する処理
    時間算出部とを備えたことを特徴とする業務終了予定時
    刻推定システム。
  2. 【請求項2】 前記ジョブネットワークのジョブが同じ
    データでの前記予測処理時間を全て加算することによっ
    てジョブ単位の処理時間を求め、これをジョブ管理マス
    タに登録することを特徴とする請求項1に記載の業務終
    了予定時刻推定システム。
  3. 【請求項3】 前記ジョブネットワーク管理マスタの内
    容にもとづき、ジョブの実行順序の種類ごとに各ジョブ
    の処理時間を加算し、これらの各種類ごとに求められた
    処理時間をそれぞれ比較して、最も処理時間の大きいも
    のをジョブネットワークの処理時間とし、その結果を各
    ジョブごとに前記ジョブ管理マスタに登録することを特
    徴とする請求項1に記載の業務終了予定時刻推定システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記ジョブ管理マスタに過去のデータが
    存在しない場合には、予め登録されている内容に対して
    当日の日付および曜日を登録することを特徴とする請求
    項1に記載の業務終了予定時刻推定システム。
  5. 【請求項5】 前記データ件数管理マスタから処理対象
    ファイルのデータ件数を取得できなかったファイルにつ
    いては、ジョブ管理マスタに母体となるファイルおよび
    有効データ件数換算値が登録されていることを条件に、
    前記処理対象ファイルのデータ件数を算出することを特
    徴とする請求項1に記載の業務終了予定時刻推定システ
    ム。
  6. 【請求項6】 前記予測処理時間が、前記データ件数
    と、アクセス時間と、実際の処理に要した時間との対応
    で得られる予測時間換算値との乗算によって算出される
    ことを特徴とする請求項1に記載の業務終了予定時刻推
    定システム。
  7. 【請求項7】 前記処理対象ファイルのデータ件数が前
    記母体となるファイルのデータ件数と有効データ件数換
    算値との乗算によって算出されることを特徴とする請求
    項5に記載の業務終了予定時刻推定システム。
  8. 【請求項8】 前記予測時間換算値が、前記予測処理時
    間にて実績処理時間を除算した値を、さらに前記予測時
    間換算値により除算することにより更新されることを特
    徴とする請求項6に記載の業務終了予定時刻推定システ
    ム。
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