JP2000226080A - 液状物搬送用容器並びにその充填及び排出方法 - Google Patents

液状物搬送用容器並びにその充填及び排出方法

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JP2000226080A
JP2000226080A JP11026311A JP2631199A JP2000226080A JP 2000226080 A JP2000226080 A JP 2000226080A JP 11026311 A JP11026311 A JP 11026311A JP 2631199 A JP2631199 A JP 2631199A JP 2000226080 A JP2000226080 A JP 2000226080A
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liquid material
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tubular body
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JP11026311A
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English (en)
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Atsushi Nakamoto
篤志 中本
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 容器より無駄なく液状物を効率的に排出で
き、且つ、再利用される搬送用容器外殻や、作業者、環
境等を汚染することの少ない液状物搬送用容器並びにそ
の充填及び排出方法を提供する。 【解決手段】 筒状胴体と該胴体両端に着脱自在に取着
された蓋体及び底体からなる外殻と、胴体の内径に略等
しい外径と胴体の長さ以上の長さを有する内袋用可撓性
筒状体からなる液状物搬送用容器であって、上記可撓性
筒状体の蓋体側端は、輸送時に封止部が蓋体内面に仮固
定され、搬送液状物排出時に封止部が開封され、胴体端
縁に折り返されて固定されるようになされており、底体
側端は、充填及び輸送時に封止部が底体内面に仮固定さ
れ、搬送液状物排出時に封止部が開封されるようになさ
れてなることを特徴とする液状物搬送用容器。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液状物搬送用容器
並びにその充填及び排出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】液状物、特に粘稠な液状物は、一般に、
円筒型や角筒型の金属缶に充填され、封緘されて搬送さ
れ、小型の液状物搬送用容器にあっては、使用時に外套
金属缶に排出用開口部を設けて排出されるものが多用さ
れており、大型の液状物搬送用容器にあっては、使用時
に外套金属缶の蓋体を開放し、内容物をヘラ等で掻き出
し、再利用のために有機溶剤等で洗浄する形態のものが
多用されてきた。しかし、外套金属缶に直接これらの液
状物を容入する液状物搬送用容器は、充填作業は容易か
も知れないが、使用時に内容物を排出する作業や更には
再利用のための洗浄作業は極めて煩わしく、且つ、労働
衛生上の防具着用や施設設置等も煩瑣なものであった。
【0003】これらの問題点を緩和する装置として、例
えば、実開昭62−43677号公報に、上部が開口し
た40℃における粘度が700ポイズ以上の高粘度物質
の入った罐の底部に高粘度物質流出口を設け、上下可能
のピストンロッドのような押出手段により高粘度物質を
上記開口部より排出する押出装置が開示されている。
【0004】しかしながら、これらの液状物を連続して
用いる工場での大容量の搬送用容器となると、容器自体
高価なものであるため、流通コスト低減のため、メーカ
ーと需要者との間を通いと通称される再使用タイプの使
用形態がとられ、洗浄もできるだけ省略できるよう搬送
時や排出時の汚染を極力少なくできる使用方法であるこ
とが求められ、ましてや、搬送用容器に搬送液状物を排
出するための穴を開ける等、搬送用容器の再使用を阻害
する手段はコスト上とり得ないものである。
【0005】又、プラスチック製等の可撓性内袋内に液
状物を充填し、円筒型や角筒型の外套金属缶に収納する
タイプのものも容器等の汚染を極力少なくするものとし
て多用されている。しかし、これらの搬送用容器は、小
容量のものであれば余り環境等を汚染することなく排出
作業が行われるが、前記する大容量の搬送用容器となる
と、可撓性内袋寸法によっては、外殻容器内で振動し、
時には破袋して外殻容器内を汚染することもあり、外殻
容器内の汚染がないまでも、粘稠な液状物が可撓性内袋
内に付着して残り、排出後の空袋を移動する際に、再利
用される搬送用容器外殻内や作業場の床にこぼしてその
周囲を汚染するものであり、残渣を少なくするために可
撓性内袋内に付着した残渣をヘラ等で掻き出そうとする
と、作業者の衣服を汚染し、粘稠な液状物に、可塑剤や
有機溶剤等の強い臭気や衛生上配慮を要するものである
場合には、更には、これらを排除するための煩わしい作
業が付加される等、極めて手間のかかるものであって、
効率よくその充填・排出作業ができる液状物搬送用容器
の出現が待望されていたのである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、叙上の事実
に鑑みなされたものであって、その目的とするところ
は、容器より無駄なく液状物を効率的に排出でき、且
つ、再利用される搬送用容器外殻や、作業者、環境等を
汚染することの少ない液状物搬送用容器並びにその充填
及び排出方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の液
状物搬送用容器は、筒状胴体と該胴体両端に着脱自在に
取着された蓋体及び底体からなる外殻と、胴体の内径に
略等しい外径と胴体の長さ以上の長さを有する内袋用可
撓性筒状体からなる液状物搬送用容器であって、上記可
撓性筒状体の蓋体側端は、輸送時に封止部が蓋体内面に
仮固定され、搬送液状物排出時に封止部が開封され、胴
体端縁に折り返されて固定されるようになされており、
底体側端は、充填及び輸送時に封止部が底体内面に仮固
定され、搬送液状物排出時に封止部が開放されるように
なされていることを特徴とする。
【0008】請求項2記載の発明の液状物搬送用容器へ
の充填及び排出方法は、請求項1記載の液状物搬送用容
器の蓋体を開き、可撓性筒状体の底部側端を封止し、該
封止部を底体裏面に仮固定した後、液状物を充填し、可
撓性筒状体の蓋部側端を封止し、該封止部を蓋体内面に
固定した後、蓋体を胴体に着脱自在に取着して液状物の
充填を行い、液状物が充填された上記液状物搬送用容器
を、その外殻の底体が受容容器受口に来るようにして固
定し、蓋体及び底体を脱着し、可撓性筒状体の底体側端
及び蓋体側端の封止部を開放すると共に、蓋体側端の開
放端縁を胴体端縁に折り返して固定し、次いで、可撓性
筒状体の内径に略等しい外径を有する押出シリンダーを
可撓性筒状体内部に挿入して筒状胴体の内面に沿って、
蓋体部より底体部に向けて押圧して液状物の排出を行う
ことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら具体的に説明するが、本発明
は、これらの実施例に限定されるものではない。
【0010】本発明の液状物搬送用容器の外殻を構成す
る筒状胴体の形状は、断面形状が実質的に変化しない形
状のものであれば特に限定されるものではないが、例え
ば、角筒状であってもよく、円筒状であってもよい。
又、蓋体及び底体は、筒状胴体の両端の断面形状に合致
した接合部を持ち、筒状胴体端部に着脱自在に接合し得
るものであり、これら外殻を構成する筒状胴体、蓋体及
び底体の材質は、液状物を充填した際に、実質的に変形
することのない強度を有するものであれば特に限定され
るものではないが、例えば、金属、合成樹脂等が挙げら
れる。
【0011】筒状胴体と蓋体及び底体の接合部の構造と
しては、特に限定されるものではないが、例えば、図1
に示すように、筒状胴体1端部を外側に湾曲させて鍔返
部11を形成し、蓋体2及び底体3の周縁部を各々内側
に湾曲させて鍔返部21及び31を形成し、上記筒状胴
体1端部の鍔返部11に密着して嵌合し得るようにし、
これら鍔返部11及び21並びに鍔返部11及び31を
緊締具22及び32で緊締する構造等が挙げられる。上
記緊締具22及び32は、例えば、緊締バンドを重ね合
わされた鍔返部を包み込むように環状に嵌着し、両端を
筒状胴体1の径方向に緊締する形態のものであってもよ
いが、複数個の緊締具を鍔返部に適宜間隔で取着し、鍔
返部同士を緊締する形態のものであってもよい。
【0012】本発明の液状物搬送用容器の内袋用に用い
られる可撓性筒状体は、充填される液状物と実質的に反
応することがなく、且つ、水密に保持し得る材質からな
るものであれば特に限定されるものではないが、例え
ば、ポリエチレン、ポリプロピレン、塩化ビニル樹脂、
ポリエステル樹脂等の合成樹脂からなる単体もしくは複
合筒状フィルム等が挙げられる。上記可撓性筒状体は、
筒状に成形されたものであってもよく、フィルム状に成
形されたものを筒状に2次加工したものであってもよ
い。可撓性筒状体の厚さは表面の滑り性等にもよるが、
余り薄過ぎると、液状物を排出する際に、押出シリンダ
ーの摺動によって破損するおそれがあり、余り厚過ぎる
と、可撓性筒状体内に排出漏れの液状物を残し易くなる
ので、好ましくは50〜100μm程度である。
【0013】本発明の液状物輸送用容器は、充填及び輸
送時において、内袋用可撓性筒状体の蓋体側端及び底体
側端の封止部が、蓋体内面及び底体内面に仮固定されて
いることによって、使用時、排出するに際して、蓋体及
び底体を外殻胴体から取り外せば直ちに、内袋用可撓性
筒状体の蓋体側端及び底体側端の封止部が、各々蓋体側
及び底体側に引き出され、開封を容易にするものであ
り、開封後、該可撓性筒状体の蓋体側端及び底体側端を
引き延ばして外殻の胴体端縁に各々折り返して固定する
ことを容易にするものであって、開封及び排出作業の効
率化に寄与するものである。
【0014】内袋用可撓性筒状体のサイズは、胴体の内
径に略等しい外径とすることによって、液状物を外殻の
胴体内面に密着して充填でき、輸送時の充填液状物の移
動や振動衝撃の発生を防止すると共に、後述する押出用
円板の外周が可撓性筒状体の外面を胴体内面に押圧しな
がら円滑に摺動させることを可能にするものである。
又、内袋用可撓性筒状体の長さは、外殻の胴体の長さ以
上の長さとすることによって、上記する蓋体内面及び底
体内面に仮固定されている可撓性筒状体の蓋体側端及び
底体側端の封止部を仮固定されたまま、蓋体及び底体を
外殻胴体から取り外すことが可能であり、且つ、封止部
を開封した後、該可撓性筒状体の蓋体側端及び底体側端
を引き延ばして外殻の胴体端縁に各々折り返して固定で
きるようにするものである。
【0015】内袋用可撓性筒状体の蓋体側端及び底体側
端の封止手段は、輸送時、封止部より液状物が漏出しな
い程度に封止されていればよく、例えば、内袋用可撓性
筒状体の長さを少し長めに設定し、可撓性筒状体端部付
近を熱封して、開封時には熱封部を切除する方法、可撓
性筒状体端部付近を長手方向に折り畳み、内部の空気を
十分に排出した後、幅方向にZ型に折り返し、折り返さ
れた3層を束にして粘着テープを数回卷重して緊締する
方法等が挙げられる。
【0016】可撓性筒状体の蓋体側端及び底体側端の封
止部を蓋体内面及び底体内面に仮固定する位置は、特に
限定されるものではないが、蓋体内面及び底体内面の周
縁部に近付けて仮固定すれば、可撓性筒状体の長さが短
くても外殻胴体から蓋体及び底体の着脱作業が容易とな
るので好ましい。
【0017】本発明の液状物輸送用容器に液状物を充填
し、充填された液状物を排出する方法は、以下のように
実施される。即ち、液状物搬送用容器の蓋体を開き、可
撓性筒状体の底部側端を封止し、該封止部を底体内面に
固定した後、液状物を充填し、可撓性筒状体の蓋部側端
を封止し、該封止部を蓋体内面に固定した後、蓋体を胴
体に着脱自在に取着して液状物の充填が行なわれる。
【0018】又、液状物が充填された上記液状物搬送用
容器を、図2に示すように、その外殻の底体3開口部3
3が受容容器5受口51に来るようにして固定し(固定
具は図示せず)、蓋体2及び底体3を脱着し、可撓性筒
状体4の底体側端及び蓋体側端の封止部41及び42を
開放すると共に、蓋体側端の開放端縁を胴体端縁に折り
返して固定43し、次いで、可撓性筒状体4の内径に略
等しい外径を有する押出シリンダー6を可撓性筒状体4
内部に挿入して外殻胴体1の内面に沿って、蓋体2部よ
り底体3部に向けて押圧して液状物の排出が行なわれ
る。
【0019】押出シリンダー6は、上記機能を有するも
のであればその構造は特に限定されるものではないが、
例えば、可撓性筒状体4の内径に略等しい外径を有する
押出円板61と該押出円板61を押圧するシリンダー6
2及びシリンダー62の支承板63からなり、支承板6
3を外殻胴体1の蓋体2側端に、可撓性筒状体4の開放
端縁が折り返し固定43された上から嵌着して固定し、
離型処理された表面を有する押出円板61を可撓性筒状
体4内に挿入し、シリンダー62を外殻胴体1の内面に
沿って、蓋体2部より底体3部に向けて押圧するように
構成されたもの等が挙げられる。
【0020】上記押出円板61表面の離型処理は、押出
円板表面自体を離型性を有する素材で構成してもよく、
押出円板表面に直接離型処理がなされてもよいが、ポリ
エチレンフィルムやフッ素樹脂系フィルム等の離型性フ
ィルムを押出円板表面に被覆してもよい。又、押出シリ
ンダー6の液状物排出圧は、排出される液状物の粘度等
によって決められるが、例えば、外殻胴体1が通常用い
られているガロン缶であり、可撓性筒状体4が厚さ50
〜100μm程度の低密度ポリエチレンフィルムであ
り、液状物が中程度の粘度の溶液キャストフィルム用着
色塩化ビニル樹脂分散液である場合、押圧速度5mm/
秒で4kg/cm2 程度である。
【0021】(実施例)厚さ0.2mmのガロン缶と同
サイズの胴体1とガロン缶の蓋体と同サイズの蓋体を蓋
体2及び底体3とする外殻容器を準備し、胴体1の内径
に略等しい外径と胴体1の長さに蓋体2側及び底体3側
の封止部形成代を各々加えた長さの内袋用筒状ポリエチ
レンフィルム(厚さ100μm)からなる液状物搬送用
容器を作製し、先ず、胴体1の底部外側に底体3を嵌着
し、15mm幅包装用塩化ビニル樹脂粘着テープを巻重
して両者を固定し、一方、内袋用筒状ポリエチレンフィ
ルムを長手方向に幅40mmとなるようにアコーデオン
状に折り畳み、これを上から押圧しながら扱いて内部の
空気を十分に排出した後、一端を幅方向にZ型に折り返
し、折り返された3層を束にして上記粘着テープを数回
卷重して緊締して内袋の底体を形成し、該緊締部を図1
の底体3内面の周縁部に近付けて幅50mmの包装用粘
着布テープを用いて仮固定した後、内袋に溶液キャスト
フィルム用着色塩化ビニル樹脂分散液をガロン缶規定量
充填し、底部同様に筒状ポリエチレンフィルムの蓋部側
端を緊締し、該緊締部を蓋体2内面に底体3と同様に仮
固定した上、胴体1に蓋体2を嵌着して施蓋し、底体3
と同様に蓋体2を胴体1に固定して充填作業を完了し
た。
【0022】作業場内1km相当長さを運搬台車で移動
した後、液状物搬送用容器上の塵埃を払って、図2に示
すように、その外殻の底体3開口部33が受容容器5受
口51に来るようにして固定し、蓋体2及び底体3を脱
着し、可撓性筒状体4の底体側端及び蓋体側端の封止部
41及び42を開放すると共に、蓋体側端の開放端縁を
胴体端縁に折り返して固定43し、次いで、可撓性筒状
体4の内径に略等しい外径を有する押出シリンダー6を
可撓性筒状体4内部に挿入して外殻胴体1の内面に沿っ
て、蓋体2部より底体3部に向けて押圧して液状物の排
出作業を完了した。
【0023】充填された溶液キャストフィルム用着色塩
化ビニル樹脂分散液の99重量%以上が液状物搬送用容
器から排出され、ロス量は、1重量%未満であり、液状
物搬送用容器は充填された液状物で全く汚染されず、そ
のまま、再使用できる状態にあった。
【0024】(比較例1)従来用いられている実施例と
同材質のガロン缶に実施例と同じ溶液キャストフィルム
用着色塩化ビニル樹脂分散液を直接充填し、実施例と同
様に運搬台車で移動した後、従来行われている傾斜法に
より受容容器5に投入した。ガロン缶内に残った塩化ビ
ニル樹脂分散液は、従来法と同様にヘラを用いて掻き出
して液状物の排出作業を完了した。
【0025】充填された溶液キャストフィルム用着色塩
化ビニル樹脂分散液のロス量は、約4重量%であり、ガ
ロン缶に付着した液状物は、有機溶剤等による洗浄なし
には再利用することができないものであった。
【0026】
【発明の効果】本発明の液状物搬送用容器は、叙上の如
く構成されているので、極めて簡単な素材を用い、充填
並びに排出作業ができ、且つ、再利用される搬送用容器
外殻や、作業者、環境等を汚染することの少ないもので
ある。又、本発明の液状物の充填及び排出方法は、上記
液状物搬送用容器及び液状物使用場所に保管される簡単
な構造の押出シリンダーと組み合わせて用いることによ
り、特に容器より無駄なく液状物を効率的に排出でき、
且つ、再利用される搬送用容器外殻や、作業者、環境等
を汚染することの少ないものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の液状物搬送用容器の一例を示す断面図
である。
【図2】本発明の液状物の排出方法の一例を示す説明図
である。
【符号の説明】
1、胴体 11、21、31、鍔返部 2、蓋体 22、32、緊締具 3、底体 33、開口部 4、可撓性筒状体 41、42、封止部 43、折返し固定 5、受容容器 51、受口 6、押出シリンダー 61、押出円板 62、シリンダー 63、支承板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状胴体と該胴体両端に着脱自在に取着
    された蓋体及び底体からなる外殻と、胴体の内径に略等
    しい外径と胴体の長さ以上の長さを有する内袋用可撓性
    筒状体からなる液状物搬送用容器であって、上記可撓性
    筒状体の蓋体側端は、輸送時に封止部が蓋体内面に仮固
    定され、搬送液状物排出時に封止部が開封され、胴体端
    縁に折り返されて固定されるようになされており、底体
    側端は、充填及び輸送時に封止部が底体内面に仮固定さ
    れ、搬送液状物排出時に封止部が開封されるようになさ
    れてなることを特徴とする液状物搬送用容器。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の液状物搬送用容器の蓋体
    を開き、可撓性筒状体の底部側端を封止し、該封止部を
    底体内面に仮固定した後、液状物を充填し、可撓性筒状
    体の蓋部側端を封止し、該封止部を蓋体内面に固定した
    後、蓋体を胴体に着脱自在に取着して液状物の充填を行
    い、液状物が充填された上記液状物搬送用容器を、その
    外殻の底体が受容容器受口に来るようにして固定し、蓋
    体及び底体を脱着し、可撓性筒状体の底体側端及び蓋体
    側端の封止部を開封すると共に、蓋体側端の開放端縁を
    胴体端縁に折り返して固定し、次いで、可撓性筒状体の
    内径に略等しい外径を有する押出シリンダーを可撓性筒
    状体内部に挿入して筒状胴体の内面に沿って、蓋体部よ
    り底体部に向けて押圧して液状物の排出を行うことを特
    徴とする液状物搬送用容器への充填及び排出方法。
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