JP2000226008A - 上包機のフィルム切断装置 - Google Patents

上包機のフィルム切断装置

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JP2000226008A
JP2000226008A JP11026782A JP2678299A JP2000226008A JP 2000226008 A JP2000226008 A JP 2000226008A JP 11026782 A JP11026782 A JP 11026782A JP 2678299 A JP2678299 A JP 2678299A JP 2000226008 A JP2000226008 A JP 2000226008A
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JP
Japan
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film
movable blade
packaging film
driven gear
rotation
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JP11026782A
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English (en)
Inventor
Masaru Mihara
勝 三原
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Tokyo Automatic Machinery Works Ltd
Original Assignee
Tokyo Automatic Machinery Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 往復動式の可動刃11をエアシリンダ13の
駆動力をもって駆動するフィルム切断装置を対象とし
て、その切断動作の高速化を図る。 【解決手段】 駆動ロッド18の往動又は復動により原
動歯車を所定角度回転し、この回転に連動して従動歯車
15を一回転させる。そして、この従動歯車15の一回
転により、可動刃11を一回往復動させて一サイクルの
切断動作が終了するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、包装フィルムに
より製品の表面を包装する構成を備えた上包機におい
て、供給されてきた帯状の包装フィルムを切断するため
のフィルム切断装置に関し、特に固定刃と往復動式(ギ
ロチン式ともいう)の可動刃とが協同して包装フィルム
を切断するフィルム切断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】製品の表面を包装フィルムにより包装
(上包)する包装機械として、上包機(上包み装置とも
いう)が知られている。上包機は、帯状の包装フィルム
を繰り出し、所定長さに切断した後、製品の表面に該包
装フィルムを包装する一連の機能を備えている。かかる
上包機において、包装フィルムの切断は、フィルム切断
装置により行われる。
【0003】図4は、従来のフィルム切断装置の概要を
示す正面図である。同図に示すように、フィルム切断装
置は、上包機本体に固定された固定刃20と、固定刃2
0に対して図の上下方向に往復動する可動刃21とを備
えており、各刃の中間部に供給されてきた包装フィルム
をこれら固定刃20と可動刃21が互いに協同して切断
する。
【0004】さて、従来、可動刃21の駆動には、エア
シリンダ23が用いられており、同シリンダ23の駆動
ロッド24を可動刃21の支持ブロック22に連結し、
駆動ロッド24の往復動作を直接可動刃21に伝える構
成となっていた。すなわち、可動刃21は、駆動ロッド
24の下降動作に連動して下降し、固定刃20との協同
による包装フィルムの切断動作を実行する。続いて、可
動刃21は、駆動ロッド24の上昇動作に連動して上昇
し、切断動作の一サイクルを終了する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】近年の上包機は、高速
化を設計開発における重要課題としており、上包機の本
体側動作の高速化に対応して、フィルム切断動作も高速
化する必要が生じてきた。しかし、従来のように、駆動
ロッド24の往復動作により可動刃21を駆動する構成
では、駆動ロッド24が往動から復動へ切り替わるとき
の動作ロス(停止時間)をなくすことができない。すな
わち、エアシリンダ23が駆動ロッド24を往動から復
動に切り替える際には、弁機構による圧縮エアの切り替
え動作などに起因して動作ロスが生じ、この動作ロスが
フィルム切断動作の高速化を妨げる要因となっていた。
【0006】この発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたもので、往復動式の可動刃をエアシリンダの駆動力
をもって駆動するフィルム切断装置を対象として、その
切断動作の高速化を図ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明に係るフィルム切断装置は、包装フィルム
の供給ラインに設けられた固定刃と、この固定刃と協同
して包装フィルムを切断する往復動式の可動刃と、駆動
ロッドを往復動させるエアシリンダと、駆動ロッドが連
結され該駆動ロッドの往動又は復動に連動して回転する
原動歯車と、この原動歯車の回転に連動して回転する従
動歯車と、この従動歯車の回転を前記可動刃の往復動に
変換するリンク部材とを備えたことを特徴としている。
【0008】この構成によれば、駆動ロッドの往動又は
復動のいずれか一方向の動作により、原動歯車を所定角
度回転し、この回転に連動して従動歯車を一回転させる
とともに、該従動歯車の一回転により可動刃を一回往復
動させることができる。
【0009】したがって、駆動ロッドを往動から復動へ
切り替える際に生ずるエアシリンダの動作ロスが、可動
刃の駆動動作から取り除かれ、その結果、切断動作の高
速化を実現することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して詳細に説明する。図1は、上包機の
概要を示す斜視図である。まず、図1を参照して上包機
の構成を説明する。
【0011】帯状の包装フィルム1は、フィルムリール
2に巻回されており、予備繰出しロール3の回転駆動に
伴い、同リール3から繰り出される。繰り出された包装
フィルム1には、別途、ティアテープリール4から繰り
出されてきたティアテープ(開封テープ)5が溶着され
る。
【0012】繰出しロール6は、間欠回転し、フィルム
リール2から繰り出されてきた帯状の包装フィルム1を
所定長さ毎に間欠繰り出しする。フィルム切断装置は、
繰出しロール6によるフィルム繰出し部の下流に配設し
てあり、間欠繰り出しされた包装フィルム1を、固定刃
10と可動刃11とにより協同して切断する。
【0013】所定長さに切断された包装フィルム1は、
図示しないバキュームベルトによって包装位置Aまで搬
送される。一方、包装位置Aの下方には図示しないベル
トコンベアにより製品7が搬送されてくる。包装位置A
の下方に配置された製品7は、図示しないエレベータに
より持ち上げられ、その上昇動作に伴い、表面に包装フ
ィルム1が巻き付けられる。
【0014】その後、包装フィルム1が巻き付けられた
製品7は、胴折り工程B、タッカーサイド折り及び胴シ
ール工程C、下フラップ折り工程D、上フラップ折り工
程E、サイドシール工程F等の包装工程を経て排出され
る。これら各包装工程については、すでに周知であるた
め、その詳細な説明は省略する。
【0015】図2は、フィルム切断装置の正面図、図3
は、同切断装置の機構図である。本発明の実施形態に係
る包装フィルム切断装置は、可動刃11が図示上下方向
に往復移動することにより、固定刃10と協同して包装
フィルム1を切断する。包装フィルム1は、固定刃10
と可動刃11の中間部に繰り出されてくる。
【0016】可動刃11は、支持ブロック12に装着し
てあり、エアシリンダ13、原動歯車14、従動歯車1
5、及びリンク部材16を含む駆動機構によって、上下
方向に駆動される。エアシリンダ13は、基端部が支軸
17に回動自在に支持されている。エアシリンダ13の
駆動ロッド18は、原動歯車14の側面に連結してあ
り、図示左方向の往動又は図示右方向の復動に伴い、原
動歯車14を所定角度だけ回転駆動する。
【0017】従動歯車15は、原動歯車14と噛み合っ
ており、原動歯車14の回転に連動して回転する。後述
するように、従動歯車15の歯数は原動歯車14の歯数
よりも小さく、原動歯車14の所定角度の回転により、
従動歯車15が一回転するように調整してある。
【0018】リンク部材16は、一端16aが従動歯車
15の側面に連結してあり、他端16bが可動刃11の
支持ブロック12に連結してある。このリンク部材16
により、従動歯車15の回転が可動刃11の上下方向の
往復移動に変換される。
【0019】ここで、図3を参照して、各構成部材の関
係を説明する。すなわち、包装フィルム1を切断するた
めに、可動刃11が片道Laだけ往復移動する必要があ
る場合、リンク部材16の一端は、従動歯車15の回転
中心OからLa/2だけ上方の部位に連結する。これに
より、従動歯車15が1/2回転したとき、リンク部材
16の一端はLaだけ下降するため、この下降動作に伴
い可動刃11もLaだけ下降する。
【0020】一方、エアシリンダ13の駆動ストローク
(駆動ロッド18の突出し長さ)をLbとして、駆動ロ
ッド18が往動又は復動したとき、原動歯車14がθ゜
回転する場合、この原動歯車14のθ゜回転に伴い、従
動歯車15が一回転するように、各歯車の歯数比を設定
する。
【0021】例えば、可動刃11の片道移動ストローク
Laを30mmとした場合、リンク部材16の一端は、
従動歯車15の回転中心Oから15mm離間した部位に
連結する。また、エアシリンダ13の駆動ストロークL
bを75mm、原動歯車14の回転角度θを120゜と
した場合、原動歯車14の歯数は360゜/120゜、
すなわち従動歯車15の歯数の3倍に設定すればよい。
なお、駆動ロッド18の往動又は復動により原動歯車1
4に連続的な回転トルクを与えるには、原動歯車14の
回転角度を180゜未満に設定する必要がある。
【0022】次に、上述したフィルム切断装置の動作を
説明する。駆動ロッド18の往動により、原動歯車14
が所定角度(θ゜)だけ回転し、これに連動して従動歯
車15が一回転する。ここで、従動歯車15が1/2回
転したとき、可動刃11は下降端まで移動し、固定刃1
0と協同して包装フィルム1を切断する。続いて、従動
歯車15の残りの1/2回転により、可動刃11が上昇
して元の待機位置まで戻る。以上をもって、切断動作の
一サイクルが終了する。
【0023】切断動作の次サイクルでは、駆動ロッド1
8が復動して、原動歯車14を所定角度(θ゜)だけ回
転させ、これに連動して従動歯車15が一回転する。こ
のときも従動歯車15が1/2回転したとき、可動刃1
1が下降端まで移動し、固定刃10と協同して包装フィ
ルム1を切断する。続いて、従動歯車15の残りの1/
2回転により、可動刃11が上昇して元の待機位置まで
戻り、切断動作の一サイクルが終了する。
【0024】このように、駆動ロッド18の片道動作に
よって切断動作の一サイクルを終了させるようにしたの
で、駆動ロッド18のストローク端におけるエアシリン
ダ13の動作ロスを、切断動作から取り除くことがで
き、動作の高速化を実現できる。
【0025】なお、この発明は上述した一実施形態に限
定されるものではない。例えば、原動歯車14と従動歯
車15との間に中間歯車を介在させてもよい。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、この発明のフィル
ム切断装置によれば、駆動ロッドの片道動作によって切
断動作の一サイクルを終了させるようにしたので、駆動
ロッドのストローク端におけるエアシリンダの動作ロス
を、切断動作から取り除くことができ、動作の高速化を
実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】上包機の概要を示す斜視図である。
【図2】フィルム切断装置の正面図である。
【図3】図3に示したフィルム切断装置の機構図であ
る。
【図4】従来のフィルム切断装置を示す正面図である。
【符号の説明】
10:固定刃 11:可動刃 12:支持ブロック 13:エアシリンダ 14:原動歯車 15:従動歯車 16:リンク部材 18:駆動ロッド

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯状の包装フィルムを所定長さに切断
    し、該包装フィルムにより製品の表面を包装する構成を
    備えた上包機において、 前記包装フィルムの供給ラインに設けられた固定刃と、
    この固定刃と協同して包装フィルムを切断する往復動式
    の可動刃と、駆動ロッドを往復動させるエアシリンダ
    と、前記駆動ロッドが連結され、該駆動ロッドの往動又
    は復動に連動して回転する原動歯車と、この原動歯車の
    回転に連動して回転する従動歯車と、この従動歯車の回
    転を前記可動刃の往復動に変換するリンク部材と、を備
    えたことを特徴とする上包機のフィルム切断装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の上包機のフィルム切断装
    置において、 前記駆動ロッドの往動又は復動により前記原動歯車を所
    定角度回転し、この回転に連動して前記従動歯車を一回
    転させるとともに、該従動歯車の一回転により前記可動
    刃を一回往復動させることを特徴とする上包機のフィル
    ム切断装置。
JP11026782A 1999-02-03 1999-02-03 上包機のフィルム切断装置 Pending JP2000226008A (ja)

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Cited By (4)

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