JP2000225355A - 破砕機 - Google Patents

破砕機

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JP2000225355A
JP2000225355A JP11027404A JP2740499A JP2000225355A JP 2000225355 A JP2000225355 A JP 2000225355A JP 11027404 A JP11027404 A JP 11027404A JP 2740499 A JP2740499 A JP 2740499A JP 2000225355 A JP2000225355 A JP 2000225355A
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Japan
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crusher
feeder
button
operation panel
operator
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English (en)
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Kazuhide Seki
一秀 関
Takashi Shirai
隆 白井
Tadashi Shiohata
忠 塩畑
Masanori Shinooka
正規 篠岡
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】各機器を手動によることなく操作可能とするこ
とにより、破砕装置の制御と道具による被破砕物への小
打撃とを同時に行うことを可能とし、かつ操作者の疲労
を低減する。 【解決手段】ホッパ2から投入された被破砕物を破砕す
るジョークラッシャ3及びこのジョークラッシャ3によ
る破砕作業に関連する作業を行うフィーダ4、コンベア
5、磁選機6等を含む複数の機器と、これらをそれぞれ
駆動する複数の油圧モータ19,20等と、複数の機器
を操作するための操作盤14と、この操作盤14の操作
信号に基づき、複数の油圧モータ19,20等を制御す
る操作回路装置100とを備えた破砕機1において、操
作盤14の少なくとも一部の機能を代用可能な、操作者
が足で操作するフットスイッチ15a,15bを設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ジョークラッシ
ャ、ロールクラッシャ、シュレッダ等、被破砕物を破砕
する破砕装置を備えた破砕機に関し、更に詳しくは、各
機器を手動によることなく操作可能とする破砕機に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】破砕機は、例えばビル解体時に搬出され
るコンクリート塊や道路補修時に排出されるアスファル
ト塊などの建設現場で発生する大小さまざまな岩石・建
設廃材、あるいは産業廃棄物等を、運搬する前にその作
業現場で所定の大きさに破砕することにより、廃材の再
利用、工事の円滑化、コスト削減等を図るものである。
このような破砕機のうち、例えば自走式破砕機は、左・
右の無限軌道履帯を備えた走行体と、その上部に設けら
れた破砕機本体とから構成されている。破砕機本体は、
例えば油圧ショベルのバケット等の作業具により被破砕
物が投入されるホッパと、ホッパから投入された被破砕
物を破砕装置へ導くフィーダと、被破砕物を所定の大き
さに破砕する破砕装置と、破砕装置で破砕され小さくな
った破砕物を破砕機の前方に運搬するコンベアと、及び
このコンベアの上方に設けられコンベア上を運搬中の破
砕物に含まれる磁性物を磁気的に吸引除去する磁選機
と、操作者が破砕作業中において被破砕物の供給状況や
破砕状況を監視するための操作者室(但し屋根はないこ
とが多い)とを備えている。破砕機上部のホッパに投入
された被破砕物は、ホッパ下方のフィーダによって破砕
装置へ導かれ、この破砕装置で所定の大きさに破砕され
る。破砕された破砕物は、破砕装置下部の空間から破砕
装置下方のコンベア上に落下し、このコンベアで運搬さ
れる。この運搬の途中で、コンベア上方に配置された磁
選機によって例えばコンクリート塊に混入している鉄筋
片等を吸着して取り除き、大きさがほぼ揃えられて最終
的に破砕機の前部から搬出される。
【0003】上記の動作中に、破砕装置の破砕能力を上
回る大きさ又は量の被破砕物あるいは破砕不可能な異物
が投入されると、破砕装置にその被破砕物が詰まってし
まい、破砕装置の停止や破損を招く可能性がある。その
ため、破砕装置に対しフィーダから適正な被破砕物の供
給を行うことが重要である。ここで、フィーダ、破砕装
置、コンベア、及び磁選機等の機器は、操作盤に設けら
れたボタン、スイッチ、及びダイヤル等によってその駆
動を制御されるが、上記のように破砕装置への適正な供
給の観点から操作盤によって行われる操作の例として、
例えば以下の3つがある。 フィーダから破砕装置への供給量が過多になった場合
に操作盤の「フィーダOFFボタン」を押してフィーダ
の供給動作を停止させる。 破砕装置の破砕能力を上回る大きさの被破砕物や破砕
不可能な異物がフィーダから破砕装置へ投入された場
合、操作盤の「破砕装置正転ボタン」「停止ボタン」
「逆転ボタン」を押して、破砕装置に、正転動作、停
止、逆転動作を繰り返させ、これによって破砕装置を復
帰させる。 その他の供給異常が発生した場合に、操作盤の「非常
停止ボタン」を押して緊急停止させる。
【0004】ここで、この操作盤は、通常、破砕機本体
のうち操作者室の下部等、比較的低い位置に設けられて
いる。これに対し、操作者室は、ホッパや破砕装置内部
を見おろすようにして監視できるように、通常、破砕機
本体の比較的高い位置に設けられている。そのため、操
作者が操作者室において破砕装置の破砕状況やフィーダ
の供給状況を監視しているとき、上記〜のいずれか
の操作をしようとしても、高い位置にある操作者室から
降りてきて低い位置にある操作盤のボタンを押す必要が
あり、迅速に対応することができかった。
【0005】この点を解決するために、特開平8−15
1803号公報に記載されているように、操作盤を操作
者室まわりの手すりに着脱可能に設ける構成が提案され
ている。
【0006】また、操作盤は破砕機本体の比較的低い位
置にそのまま残置しつつ、この操作盤に対してコンパク
トなリモート式の操作箱をケーブル等で接続し、操作者
が操作者室においてこの操作箱を手で持ちながら操作盤
と同様のボタン、スイッチ、及びダイヤル等を操作する
ことで、各機器を操作可能とする従来技術もある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術はいず
れも、比較的高い位置にある操作者室において監視を行
いつつ、各機器の操作を可能とするものである。しか
し、上記従来技術は、各機器の操作時に手動でボタン、
スイッチ、及びダイヤル等を操作しなければならず、操
作時に両手がふさがっているため、各機器の操作と同時
に他の作業を手作業で行いたい場合には不便であった。
すなわち例えば、上記の操作において、破砕装置に、
正転動作、停止、反転動作を繰り返させるとと同時に、
破砕装置上部から適宜の道具でその詰まった被破砕物に
小打撃を加えて詰まり解消を促進し、破砕装置をより速
やかに復帰させたい場合がある。このような場合、上記
従来技術では、破砕装置の制御と道具による小打撃とを
同時に行うことができない。
【0008】一方、上記の操作時には上記の操作
と異なり操作時に特に手を空けておく必要は少ない。し
かし、上記特開平8−151803号公報の構成では、
監視時の視界確保上、操作者室まわりの手すりのうち破
砕装置側に操作盤を設置することは難しく、操作盤は、
手すりのうち反破砕装置側かあるいは破砕装置に向かっ
て側方の部分に設置さざるを得ない。この場合、監視し
ながらの操作を行うには、操作者が背後に首を曲げて振
り返るかあるいは首を横向きに曲げる必要があるため、
操作者の疲労が大きく、好ましい作業環境とは言えな
い。また、ペンダントを設ける構造では、リモート式と
はいえある程度の重量があるものを長時間手で持ち続け
ることは、やはり操作者の疲労が大きい。
【0009】本発明の目的は、各機器を手動によること
なく操作可能とすることにより、破砕装置の制御と道具
による被破砕物への小打撃とを同時に行うことを可能と
し、かつ操作者の疲労を低減できる破砕機を提供するこ
とにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、ホッパから投入された被破砕物を破砕す
る破砕装置及びこの破砕装置による破砕作業に関連する
作業を行う補助機械を含む複数の機器と、これら複数の
機器をそれぞれ駆動する複数の油圧アクチュエータと、
前記複数の機器を操作するための操作手段と、この操作
手段の操作信号に基づき、前記複数の油圧アクチュエー
タを制御する制御手段とを備えた破砕機において、前記
操作手段は、操作者が足で操作可能なフットスイッチを
備えていることを特徴とする破砕機にある。操作手段と
してのフットスイッチを足で操作することにより、その
操作信号が制御手段に入力され、制御手段がこれに基づ
き破砕機の複数の機器に対応する油圧アクチュエータを
制御する。これにより、各機器を手動によることなく操
作することができる。
【0011】好ましくは、前記操作手段の前記フットス
イッチは、操作者が破砕状況を監視する操作者室の床上
に設けられている。
【0012】また好ましくは、前記複数の機器は、前記
ホッパに投入された前記被破砕物を前記破砕装置へ供給
するフィーダを含む。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を自走式破砕機に適
用した場合の実施の形態を図面を用いて説明する。ま
ず、本発明の一実施の形態を図1〜図5により説明す
る。
【0014】図2は、本発明の一実施の形態による自走
式破砕機の全体構造を表す側面図であり、図1は、図2
に示した自走式破砕機の上面図である。
【0015】これら図2及び図1において、自走式破砕
機1は、例えば油圧ショベルのバケット等の作業具によ
り被破砕物が投入されるホッパ2、側断面形状が略V字
形をなし投入された被破砕物を所定の大きさに破砕する
破砕装置としてのジョークラッシャ3、ホッパ2から投
入された被破砕物をジョークラッシャ2へと導くフィー
ダ4、ジョークラッシャ3で破砕され小さくなった破砕
物を破砕機1の前方に運搬するコンベア5、及びこのコ
ンベア5の上方に設けられコンベア5上を運搬中の破砕
物に含まれる磁性物を磁気的に吸引除去する磁選機6を
搭載した破砕機本体7と、この破砕機本体7の下方に設
けられ左・右の無限軌道履帯8aを備えた走行体8とを
有する。
【0016】ジョークラッシャ3は、走行体8との接続
部として破砕機本体7に設けられたフレーム9上に設置
されており、クラッシャ用油圧モータ20(後述の図3
参照)で発生した駆動力によって動歯3a(図1参照)
を固定歯3b(同)に対して前後に揺動させ、供給され
た被破砕物を所定の大きさに破砕するようになってい
る。また、ジョークラッシャ3の上方には、カバーとし
てのネット10(図1参照)が設けられている。
【0017】フィーダ4は、いわゆるグリズリタイプの
フィーダであり、フィーダ用油圧モータ19(後述の図
3参照)で発生した駆動力によって複数枚の鋸歯状プレ
ート4aを含む底板部を加振させ、これによってホッパ
2に投入された被破砕物を順次ジョークラッシャ3に供
給するとともに、被破砕物に付着した細かい土砂等を鋸
歯状プレート4aの隙間から下方に落下させるようにな
っている。
【0018】コンベア5は、コンベア用油圧モータ(図
示せず)によってベルト(同)を駆動し、これによって
ジョークラッシャ3からベルト上に落下してきた破砕物
を運搬するようになっている。
【0019】磁選機6は、コンベア5のベルトの上方に
このコンベアベルトと略直交するように配置されたベル
ト6aを磁選機用油圧モータ(図示せず)によって磁力
発生手段(同)まわりに駆動することにより、磁力発生
手段からの磁力をベルト6a越しに作用させて磁性物を
ベルト6aに吸着させた後、コンベアベルトと略直交す
る方向に運搬してそのコンベアベルトの側方に落下させ
るようになっている。無限軌道履帯8aはそれぞれ、走
行体8に設けられた駆動輪11とアイドラ12との間に
掛け渡されており、駆動輪11側に設けられた走行用の
左・右油圧モータ(図示せず)によって駆動力が与えら
れることにより破砕機1を走行させるようになってい
る。また破砕機本体7上には、操作者が破砕作業中にお
いてフィーダ4による被破砕物の供給状況やジョークラ
ッシャ3による破砕状況を監視するための操作者室(但
し屋根はない)13が設けられている。この操作者室1
3の後方下部には操作盤14(詳細は後述する)が設置
され、また操作者室13の床面には操作盤14の操作機
能のうち少なくとも一部を代用可能なフットスイッチ1
5が設けられている。また破砕機本体7最後部のフレー
ム9上には、エンジン(後述の図3参照)や油圧ポンプ
(同)を内蔵したパワーユニット16が設けられてい
る。
【0020】そして、破砕作業時には、例えば油圧ショ
ベルのバケットでホッパ2に投入された被破砕物が、フ
ィーダ4によりホッパ2下部からジョークラッシャ3へ
と導かれて所定の大きさに破砕された後、破砕された破
砕物がジョークラッシャ3下部の空間からコンベア5上
に落下し運搬され、その運搬途中で磁選機6によって破
砕物に混入した磁性物(例えばコンクリートの建設廃材
に混入している鉄筋片等)が取り除かれ、大きさがほぼ
揃えられて最終的に破砕機1の前部(図2中左端部)か
ら搬出される。
【0021】ここで、上記ジョークラッシャ3、フィー
ダ4、コンベア5、磁選機6、及び走行体7は、この自
走式破砕機1に備えられる油圧駆動装置によって駆動さ
れる被駆動部材を構成している。図3は、本発明の破砕
機の一実施の形態に備えられたその油圧駆動装置の要部
構造を表す油圧回路図である。
【0022】図3において、油圧駆動装置は、エンジン
17と、このエンジン17によって駆動される2つの油
圧ポンプ18a,18bと、これら油圧ポンプ18a,
18bから吐出される圧油がそれぞれ供給される油圧モ
ータ19,20を含む複数の油圧アクチュエータと、油
圧ポンプ18aから油圧モータ19に供給される圧油の
方向及び流量を制御するコントロールバルブ21と、油
圧ポンプ18bから油圧モータ20に供給される圧油の
方向及び流量をそれぞれ制御するコントロールバルブ2
2と、油圧ポンプ18a,18bの吐出管路から分岐し
た管路に設けられ、各ポンプ吐出圧の最大値を規定する
リリーフ弁23a,23bと、ジョークラッシャ3、フ
ィーダ4、コンベア5、及び磁選機6の起動・停止等を
操作者が操作可能な操作手段としての上記操作盤14及
び上記フットスイッチ15とを有している。
【0023】2つの油圧モータ19,20は、フィーダ
4動作用の駆動力を発生するフィーダ用油圧モータ19
と、ジョークラッシャ3動作用の駆動力を発生するクラ
ッシャ用油圧モータ20とから構成されている。
【0024】コントロールバルブ21,22は、フィー
ダ用油圧モータ19に接続されたフィーダ用コントロー
ルバルブ21と、クラッシャ用油圧モータ20に接続さ
れたクラッシャ用コントロールバルブ22とから構成さ
れている。また、これらコントロールバルブ21及びコ
ントロールバルブ22は、操作回路装置(後述の図5参
照)からの駆動電流が、電磁弁21a及び電磁弁22a
1、または22a2に入力されると、ソレノイドSOL3(後
述の図5参照)及びソレノイドSOL1、SOL2(同)が励
磁され、スプールが切り換えられる。すなわち、フィー
ダ用コントロールバルブ21は、電磁弁21aのソレノ
イドSOL3へ駆動電流が入力されると図3中右側位置に切
り換えられ、圧油供給管路24を連通させて油圧ポンプ
18aからの圧油をフィーダ用油圧モータ19に導き、
フィーダ用油圧モータ19を駆動する。そして、電磁弁
21aのソレノイドSOL3へ駆動電流値が0になると、ば
ね21cの復元力で図3中左側位置に復帰し、圧油供給
管路24を遮断してフィーダ用油圧モータ19を停止さ
せるようになっている。クラッシャ用コントロールバル
ブ22は、電磁弁22a1(又は電磁弁22a2)のソレ
ノイドSOL1(又はソレノイドSOL2)へ駆動電流が入力さ
れると図3中左側位置(右側位置)に切り換えられ、圧
油供給管路25を連通させて油圧ポンプ18bからの圧
油をクラッシャ用油圧モータ20に導き、クラッシャ用
油圧モータ20を正転方向(又は逆転方向)に駆動す
る。そして、電磁弁22a1(又は電磁弁22a2)のソ
レノイドSOL1(又はソレノイドSOL2)への駆動電流値が
0になると、ばね22c2(又はばね22c1)の復元力
で中立位置に復帰し、圧油供給管路25を遮断してクラ
ッシャ用油圧モータ20を停止させるようになってい
る。
【0025】なお、特に図示しないが、他の機器、すな
わちコンベア5や磁選機6を駆動する油圧アクチュエー
タに関しても、コントロールバルブ21,22と同様の
コントロールバルブが設けられており、油圧ポンプ18
a又は油圧ポンプ18bからの圧油が供給されている。
またそれらコントロールバルブに備えられたソレノイド
は、例えば後述する図5に示すソレノイドSOL3と同様の
接続関係で操作回路装置100中に組み込まれている。
【0026】図4は、本発明の破砕機の一実施の形態に
備えられる操作盤14の構造の一例を示したものであ
る。
【0027】図4において、操作盤14は、まず、各機
器の起動及び停止に係わるものとして、クラッシャ用油
圧モータ20を正転方向及び逆転方向にそれぞれ駆動し
てジョークラッシャ3を正転及び逆転させるクラッシャ
正転ボタン14a1及びクラッシャ逆転ボタン14a2
と、クラッシャ用油圧モータ20を停止してジョークラ
ッシャ3を停止させるクラッシャ停止ボタン14a3
と、フィーダ用油圧モータ19を駆動してフィーダ4を
動作させるフィーダONボタン14b1と、フィーダ用
油圧モータ19を停止してフィーダ4を停止させるフィ
ーダOFFボタン14b2と、コンベア用油圧モータを
駆動してコンベア5を動作させるコンベアONボタン1
4c1と、コンベア用油圧モータを停止してコンベア5
を停止させるコンベアOFFボタン14c2と、磁選機
用油圧モータを駆動して磁選機6を動作させる磁選機O
Nボタン14d1と、磁選機用油圧モータを停止して磁
選機6を停止させる磁選機OFFボタン14d2とを備
えている。
【0028】また操作盤14は、エンジン17の回転数
設定に係わるものとして、通常の破砕作業時に対応する
「作業モード」を選択する作業モードボタン14eと、
通常の破砕作業よりも大きな負荷に対応可能な「Pモー
ド」を選択するPモードボタン14fと、通常の破砕作
業よりも小さな負荷に対応する「ライトモード」を選択
するライトモードボタン14gと、アイドリングに対応
する「アイドリングモード」を選択するアイドリングモ
ードボタン14hと、これらのモード設定においてさら
にエンジン回転数を微調整増減するためのアクセルボタ
ン14i1及びデセルボタン14i2とを備えている。こ
のとき、特に詳細は図示しないが、エンジン17には、
エンジン17へ燃料を噴射する燃料噴射装置と、この燃
料噴射装置の燃料噴射量を制御する燃料噴射制御装置と
が併設されている。燃料噴射制御装置は、操作者による
上記ボタン14e〜14iの操作に基づき、燃料噴射装
置に備えられた例えば公知の燃料噴射ポンプの燃料噴射
量を制御する。これによって、エンジン17の回転数
は、操作盤14からの信号に応じて設定されるようにな
っている。
【0029】なお、操作盤14には上記以外にも、フッ
トスイッチ15による操作を可能とするかどうかを選択
するリモートスイッチ14jと、各機器を緊急停止させ
るための非常停止ボタン14kと、操作盤14のすべて
の操作を行うためにキーが差し込まれるキースイッチ1
4lと、作業時等において周囲へ警告するためのホーン
ボタン14mとが設けられている。
【0030】フットスイッチ15は、前述したように操
作盤14の操作機能のうち少なくとも一部を代用可能な
ものであるが、この実施の形態においては、非常停止ボ
タン14kの機能を代用可能なフットスイッチ15a
と、フィーダONボタン14b1及びフィーダOFFボ
タン14b2の機能を代用可能なフットスイッチ15b
の2個を操作者室13の床面上に配置している。
【0031】これらフットスイッチ15a,15bは、
それぞれ操作盤14と電気的に接続されており、操作盤
14の各ボタン、スイッチ、ダイヤル等とともに、破砕
機1の各機器を操作する操作回路装置の一部を構成して
いる。図5は、本発明の破砕機の一実施の形態に備えら
れるその操作回路装置100のうち、ジョークラッシャ
3及びフィーダ4に係わる構造の一例を示す電気回路図
である。この図5において、電源側の母線101には直
流24Vが導かれており、これとアース線102との間
に、前述した操作盤14のクラッシャ正転ボタン14a
1、クラッシャ逆転ボタン14a2、クラッシャ停止ボタ
ン14a3、フィーダONボタン14b1、フィーダOF
Fボタン14b2、及び非常停止ボタン14k内に内蔵
されてそれぞれ連動する、クラッシャ正転用接点10
3、クラッシャ逆転用接点104、クラッシャ停止用接
点105、フィーダ起動用接点106、フィーダ停止用
接点107、及び非常停止用接点108と、非常停止用
のフットスイッチ15a及びフィーダ停止用のフットス
イッチ15bにそれぞれ内蔵されそれらに連動して開閉
する接点109,110と、前述した電磁弁21a,2
2a1,22a2にそれぞれ備えられるソレノイドSOL3,
SOL1,SOL2と、継電器(リレー)のコイル部R1〜R6
と、これらリレーコイル部R1〜R6が励磁されると導通
位置となるリレー接点部R1′〜R6′とが、図示のよう
に接続されている。
【0032】クラッシャ正転用接点103は、接点部1
03aと接点部103bとを備えており、通常は接点部
103aが開き、接点部103bが閉じた状態にある。
そして、操作盤14のクラッシャ正転ボタン14a1が
押されると、その押されている間だけ接点103aが閉
じると共に接点部103bが開くようになっている。ま
た、クラッシャ逆転用接点104は、接点部104aと
接点部104bとを備えており、通常は接点部104b
が開き、接点部104aが閉じた状態にある。そして、
操作盤14のクラッシャ逆転ボタン14a2が押される
と、その押されている間だけ接点104bが閉じると共
に接点部104aが開くようになっている。また、クラ
ッシャ停止用接点105は、接点部105a,105b
を備えており、通常はどちらも閉じた状態にある。そし
て、操作盤14のクラッシャ停止ボタン14a3が押さ
れると、その押されている間だけそれら接点部105
a,105bが開くようになっている。
【0033】フィーダ起動用接点106は、通常開いた
状態にあり、操作盤14のフィーダONボタン14b1
が押されると、その押されている間だけ閉じる。フィー
ダ停止用接点107は、通常閉じた状態にあり、操作盤
14のフィーダOFFボタン14b2が押されている間
だけ開くようになっている。また、非常停止用接点10
8は、通常閉じた状態にあり、操作盤14の非常停止ボ
タン14kが押されている間だけ開く。
【0034】非常停止用のフットスイッチ15aに連動
する接点109は、フットスイッチ15aを足で踏まな
い通常時には閉じた状態にあり、操作者が足で踏むと、
その踏んでいる間だけ、開き状態となる。またフィーダ
停止用のフットスイッチ15bに連動する接点110
は、フットスイッチ15bを足で踏まない通常時には閉
じた状態にあり、操作者が足で踏むと、その踏んでいる
間だけ、開き状態となる。
【0035】なお、以上述べた構成において、フィーダ
4、コンベア5、及び磁選機6等が、破砕装置による破
砕作業に関連する作業を行う補助機械を構成し、これと
破砕装置としてのジョークラッシャ3が複数の機器を構
成する。また操作盤14とフットスイッチ15a,15
bがそれら複数の機器を操作するための操作手段を構成
し、操作回路装置100が、複数の油圧アクチュエータ
を制御する制御手段を構成する。
【0036】次に、前述した本発明の破砕機の一実施の
形態の動作を説明する。 (1)操作盤によるジョークラッシャの操作 破砕機1の操作者がジョークラッシャ3を操作したい場
合、操作盤14によって操作することができる。ジョー
クラッシャ3が停止している状態から正転方向に起動し
たい場合、クラッシャ正転ボタン14a1を押すと、図
5においてその押している間だけクラッシャ正転用接点
103の接点部103bが開く一方で接点部103aが
閉じる。これにより、リレーコイル部R1,R2に直流2
4Vが供給されてそれらが励磁される。リレーコイル部
R1の励磁によってリレー接点部R1′が閉じて導通する
ので、クラッシャ正転用の電磁弁22a1に備えられる
ソレノイドSOL1に駆動電流が供給されてソレノイドSOL1
が励磁される。一方このとき、リレーコイル部R2の励
磁によって接点部103aと並列に接続されたリレー接
点部R2′が閉じて導通するので、操作者がクラッシャ
正転ボタン14a1を一旦押した後に離し、クラッシャ
正転用接点103の接点部103aが開き状態となって
も、リレーコイル部R1,R2は引き続き励磁され、その
結果ソレノイドSOL1は励磁状態を維持する。これによ
り、図3においてコントロールバルブ22は図示左側位
置に切り換えられ、油圧ポンプ18bからの圧油がクラ
ッシャ用油圧モータ20に導かれてクラッシャ用油圧モ
ータ20が正転方向に駆動する。ジョークラッシャ3が
停止している状態から逆転方向に起動したい場合、クラ
ッシャ逆転ボタン14a2を押すと、クラッシャ逆転用
接点104の接点部10aが開く一方で接点部104b
が閉じる。これにより、リレーコイル部R3,R4が励磁
され、リレー接点部R3′の導通によって電磁弁22a2
のソレノイドSOL2が励磁される。このとき、リレーコイ
ル部R4の励磁によってリレー接点部R4′が閉じて導通
するため、その後クラッシャ逆転用接点104の接点部
104bが開き状態となっても、ソレノイドSOL2は励磁
状態を維持する。これにより、図3においてコントロー
ルバルブ22は図示右側位置に切り換えられ、クラッシ
ャ用油圧モータ20が逆転方向に駆動する。上記のよう
にしてジョークラッシャ3が正転方向(又は逆転方向)
に駆動している状態から停止させたい場合、クラッシャ
停止ボタン14a3を押すと、その押している間だけク
ラッシャ停止用接点105の接点部105a,105b
がともに開く。これにより、リレーコイル部R1,R2
(又はリレーコイル部R3,R4)に供給されていた電流
は遮断され、それらリレーコイル部R1,R2(又はリレ
ーコイル部R3,R4)は非励磁状態に戻る。リレーコイ
ル部R1(又はリレーコイル部R3)が非励磁状態に戻る
ことによってリレー接点部R1′(又はリレー接点部R
3′)が開き遮断するので、クラッシャ正転用の電磁弁
22a1(又はクラッシャ逆転用の電磁弁22a2)に備
えられるソレノイドSOL1(又はソレノイドSOL2)への駆
動電流が遮断される。またこのとき、リレーコイル部R
2(又はリレーコイル部R4)が非励磁状態に戻ることに
よってリレー接点部R2′(又はリレー接点部R4′)が
遮断されるので、操作者がクラッシャ停止ボタン14a
3を一旦押した後に離し、クラッシャ停止用接点105
の接点部105a,105bが共に閉じ状態となって
も、リレーコイル部R1,R2(又はリレーコイル部R
3,R4)の非励磁状態は維持され、その結果ソレノイド
SOL1(又はSOL2)は非励磁状態を維持する。これによ
り、図3においてコントロールバルブ22はばね22c
2(又はばね22c1)の復元力で中立位置に復帰し、油
圧ポンプ18bからクラッシャ用油圧モータ20に導か
れていた圧油を遮断し、クラッシャ用油圧モータ20の
駆動が停止する。
【0037】(2)操作盤によるフィーダの操作 破砕機1の操作者がフィーダ4を操作したい場合には、
操作盤14とフットスイッチ15bの両方で操作可能で
あるが、まず、操作盤14によって操作するのが基本で
ある。フィーダ4が停止している状態から起動したい場
合、操作盤14のフィーダONボタン14b1を押す
と、図5においてその押している間だけフィーダ起動用
接点106が閉じる。これにより、リレーコイル部R
5,R6が励磁される。リレーコイル部R5の励磁によっ
てリレー接点部R5′が導通し、フィーダ用コントロー
ルバルブ21の電磁弁21aに備えられるソレノイドSO
L3が励磁される。このとき、リレーコイル部R6の励磁
によってリレー接点部R6′が導通するので、操作者が
フィーダONボタン14b1を一旦押した後に離して
も、リレーコイル部R5,R6は引き続き励磁され、その
結果ソレノイドSOL3は励磁状態を維持する。これによ
り、図3においてコントロールバルブ21は図示右側位
置に切り換えられ、油圧ポンプ18aからの圧油がフィ
ーダ用油圧モータ19に導かれ駆動される。
【0038】上記のようにしてフィーダ4が駆動してい
る状態から停止させたい場合、フィーダOFFボタン1
4b2を押すと、その押している間だけフィーダ停止用
接点107が開き、リレーコイル部R5,R6への電流は
遮断され、それらは非励磁状態に戻る。リレーコイル部
R5が非励磁状態に戻ることでリレー接点部R5′が開
き、コントロールバルブ21の電磁弁21aに備えられ
るソレノイドSOL3への駆動電流が遮断される。またリレ
ーコイル部R6が非励磁状態に戻ることでリレー接点部
R6′が遮断されるので、操作者がフィーダOFFボタ
ン14b2を一旦押した後に離してもリレーコイル部R
5,R6の非励磁状態は維持される。これにより、ソレノ
イドSOL3は非励磁状態を維持してコントロールバルブ2
1は図3中左側位置に復帰し、油圧ポンプ18aからフ
ィーダ用油圧モータ19に導かれていた圧油を遮断して
駆動を停止する。
【0039】(3)フットスイッチによるフィーダの操
作 一方、上記のように操作盤14の操作でフィーダ4が駆
動している状態においては、フットスイッチ15bによ
ってフィーダ4を停止させることが可能である。すなわ
ち、操作盤14のリモートスイッチ14jをONにして
おけば、フィーダ4の駆動状態でフットスイッチ15b
を操作者が踏むと、その踏んでいる間だけ接点110が
開く。これにより、コントロールバルブ21の電磁弁2
1aのソレノイドSOL3への駆動電流が遮断され、図3に
おいてコントロールバルブ21は図示左側位置に復帰
し、油圧ポンプ18aからフィーダ用油圧モータ19に
導かれていた圧油を遮断して駆動を停止する。その後、
このようなフィーダ4の停止状態でフットスイッチ15
bを操作者が離すと、接点110が再び閉じ状態に復帰
するため、ソレノイドSOL3へ駆動電流の供給が再開さ
れ、再びコントロールバルブ21は図3中右側位置に切
り換えられ、油圧ポンプ18aからフィーダ用油圧モー
タ19へ圧油供給が再開されて油圧モータ19は再起動
する。このように、一旦操作盤14でフィーダ4を起動
しておけば、その後は、フットスイッチ15bによって
フィーダ4を随時停止及び再起動させることができる。
【0040】(4)操作盤及びフットスイッチによる非
常停止操作 破砕機1の各機器を駆動中、何らかの供給異常等の緊急
事態が発生し、操作者がすべての機器を非常停止させた
い場合、操作盤14とフットスイッチ15aの両方で操
作可能である。まず操作盤14においては、非常停止ボ
タン14kを押すことでその押している間だけ非常停止
用接点108が開き、直流24Vを供給する電源側の母
線101を遮断する。これにより、クラッシャ正転用の
電磁弁22a1に備えられるソレノイドSOL1、クラッシ
ャ逆転用の電磁弁22a2に備えられるソレノイドSOL
2、フィーダ用コントロールバルブ21の電磁弁21a
に備えられるソレノイドSOL3を含み、すべての機器を駆
動するためのコントロールバルブのソレノイドへの駆動
電流を遮断することができるので、すべての機器をすば
やく停止させることができる。なお、前述の説明から明
らかなように、操作者が非常停止ボタン14kを一旦押
した後に手を離して非常停止用接点108が導通状態と
なっても、リレー接点部R1′,R3′,R5′等は非励
磁状態となっているため、各機器はそのままでは再起動
せず、停止状態のまま維持される。
【0041】一方、フットスイッチ15aは、上記操作
盤14の非常停止ボタン14kと同等の機能を備えてい
るため、上記と同様の操作をすることができる。すなわ
ち、操作盤14のリモートスイッチ14jをONにして
おけば、操作者がフットスイッチ15aを踏むことでそ
の踏んでいる間だけ非常停止用接点109が開き、母線
101を遮断することにより、ソレノイドSOL1〜SOL3を
含みすべての機器を駆動するソレノイドへの駆動電流を
遮断し、すべての機器をすばやく停止させることができ
る。その後、操作者がフットスイッチ15aから足を離
しても、各機器はそのままでは再起動せず、停止状態の
まま維持される。
【0042】以上説明したように、上記本発明の一実施
の形態によれば、破砕機1に搭載される各機器の操作の
うち、非常停止及びフィーダ停止について、操作者室1
3の床面に配置したフットスイッチ15a及びフットス
イッチ15bで行うことができる。したがって、破砕機
1の稼働時には、操作者室13からフィーダ4やジョー
クラッシャ3方向に正対してそれらの監視を行いつつ、
フィーダ4からジョークラッシャ3への供給量が過多に
なった場合には直ちにフットスイッチ15bを踏むこと
でフィーダ4の供給動作を停止させることができ、また
その他の供給異常が発生した場合には直ちにフットスイ
ッチ15aを踏んで全ての機器を緊急停止させることが
できる。したがって、操作者室の手すりに操作盤を設け
る特開平8−151803号公報記載の構造のように首
を曲げる必要がなく、さらに手にペンダントを持ち続け
る従来構造のように手が疲労することもない。したがっ
て、操作者の疲労を低減することができる。
【0043】なお、上記においては、操作盤14の操作
機能のうち、非常停止ボタン14kと同等の機能を備え
たフットスイッチ15aと、フィーダONボタン14b
1及びフィーダOFFボタン14b2と同等の機能を備え
たフットスイッチ15bの2個を操作者室13の床面上
に配置したが、これらに加えて又はこれらに代わって、
クラッシャ正転ボタン14a1、クラッシャ逆転ボタン
14a2、及びクラッシャ停止ボタン14a3と同等の機
能をそれぞれ備えた3つのフットスイッチを設けてもよ
い。このときこれら3つのフットスイッチに対応し、操
作回路装置100には、図5に想像線(2点鎖線)で示
すように、クラッシャ正転用のフットスイッチ、クラッ
シャ逆転用のフットスイッチ、クラッシャ停止用のフッ
トスイッチにそれぞれ連動して開閉する接点111、接
点112、及び接点113と、リレーコイル部R7,R8
と、これらリレーコイル部R7,R8が励磁されると導通
位置となるリレー接点部R7′〜R8′とを図示のように
接続する。クラッシャ正転用のフットスイッチに連動す
る接点111は、フットスイッチを足で踏まない通常時
には接点部111aが開き接点部111bが閉じた状態
にあり、操作者が足で踏むと、その踏んでいる間だけ、
接点部111aが閉じ接点部111bが開いた状態とな
る。逆に、クラッシャ逆転用のフットスイッチに連動す
る接点112は、通常時には接点部112aが閉じ接点
部112bが開いた状態にあり、操作者が足で踏んでい
る間だけ、接点部112aが開き接点部112bが閉じ
た状態となる。クラッシャ停止用のフットスイッチに連
動する接点113は、2つの接点部113a,113b
がどちらも通常は閉じた状態にあり、操作者が足で踏ん
でいる間だけそれらが開くようになっている。これらの
構成において、上記3つのフットスイッチによってジョ
ークラッシャ3の操作を行う場合、以下のようになる。
【0044】ジョークラッシャ3が停止している状態か
ら正転方向に起動したい場合、あらかじめ操作盤14の
リモートスイッチ14jをONにしておいて、クラッシ
ャ正転用のフットスイッチを踏むと、図5においてその
踏んでいる間だけクラッシャ正転用接点111の接点部
111bが開く一方で接点部111aが閉じる。これに
より、リレーコイル部R7に直流24Vが供給されてそ
れらが励磁される。リレーコイル部R7の励磁によって
リレー接点部R7′が閉じて導通するので、操作盤14
のクラッシャ正転ボタン14a1における操作と関係な
く、コントロールバルブ22の電磁弁22a1に備えら
れるソレノイドSOL1に駆動電流が供給されてソレノイド
SOL1が励磁される。そして、クラッシャ正転ボタン14
a1を押したときと同様、操作者がフットスイッチから
足を離し接点部111aが開き状態となっても、リレー
接点部R2′の作用によりソレノイドSOL1は励磁状態を
維持する。これにより、図3においてコントロールバル
ブ22は図示左側位置に切り換えられ、クラッシャ用油
圧モータ20が正転方向に駆動する。
【0045】ジョークラッシャ3が停止している状態か
ら逆転方向に起動したい場合は、クラッシャ逆転用のフ
ットスイッチを踏むと、クラッシャ逆転用接点112の
接点部112aが開く一方で接点部112bが閉じる。
これにより、リレーコイル部R8が励磁され、リレー接
点部R8′の導通によってコントロールバルブ22の電
磁弁22a2のソレノイドSOL2が励磁される。このと
き、リレーコイル部R8の励磁によってリレー接点部R
4′が閉じて導通するため、クラッシャ逆転用接点11
2の接点部112bが開き状態となっても、ソレノイド
SOL2は励磁状態を維持する。これにより、図3において
コントロールバルブ22は図示右側位置に切り換えら
れ、クラッシャ用油圧モータ20が逆転方向に駆動す
る。
【0046】上記のようにしてジョークラッシャ3が正
転方向(又は逆転方向)に駆動している状態から停止さ
せたい場合、クラッシャ停止用フットスイッチを踏む
と、その踏んでいる間だけクラッシャ停止用接点113
の接点部113a,113bがともに開く。これによ
り、リレーコイル部R1,R2(又はリレーコイル部R
3,R4)は非励磁状態に戻り、リレー接点部R1′(又
はリレー接点部R3′)が開き遮断するので、クラッシ
ャ正転用の電磁弁22a1(又はクラッシャ逆転用の電
磁弁22a2)に備えられるソレノイドSOL1(又はソレ
ノイドSOL2)への駆動電流が遮断される。これによっ
て、図3においてコントロールバルブ22はばね22c
2(又はばね22c1)の復元力で中立位置に復帰し、ク
ラッシャ用油圧モータ20の駆動が停止する。以上のよ
うに、クラッシャ正転用フットスイッチ、クラッシャ逆
転用フットスイッチ、及びクラッシャ停止用フットスイ
ッチを設けることで、ジョークラッシャ3を手動による
ことなく正転・逆転・停止操作することができる。した
がって、破砕機1の稼働時にジョークラッシャ3に詰ま
りが発生しこれを解消させるときに、ジョークラッシャ
3の正転、停止、反転を3つのフットスイッチで操作し
て繰り返させるとと同時に、空いている両手でジョーク
ラッシャ3上部から適宜の道具でその詰まった被破砕物
に小打撃を加えて詰まり解消を促進し、ジョークラッシ
ャ3をより速やかに通常の状態に復帰させることができ
る。
【0047】次に、本発明の他の実施の形態を図6によ
り説明する。本実施の形態は、前述した本発明の一実施
の形態における操作回路装置100に代わり、制御手段
として、コンピュータからなるコントローラ200を設
けたものである。
【0048】図6は、本実施の形態の破砕機に備えられ
た油圧駆動装置の要部構造を表す油圧回路図であり、前
述した本発明の一実施の形態における図3に相当する図
である。この図6において、図3と同符号のものは同一
部分を示す。
【0049】図6において、操作盤14は、各機器の起
動及び停止に係わる各ボタン・スイッチ等(クラッシャ
正転ボタン14a1、クラッシャ逆転ボタン14a2、ク
ラッシャ停止ボタン14a3、フィーダONボタン14
b1、フィーダOFFボタン14b2、非常停止ボタン1
4k等)に対応する操作信号をコントローラ200に入
力する。フットスイッチ15a及びフットスイッチ15
bもそれぞれ、操作者が足で踏んだ状態であるか足を離
した状態であるかを示す操作信号をコントローラ200
に入力する。コントローラ200はそれら操作盤14か
らの操作信号又はフットスイッチ15a,15bからの
操作信号に基づき、駆動信号としてON信号又はOFF
信号を、コントロールバルブ21及びコントロールバル
ブ22にそれぞれ備えられた電磁弁21a及び電磁弁2
2a1,22a2等へ出力する。電磁弁21a及び電磁弁
22a1,22a2は、このコントローラ200からの駆
動信号がON信号であればソレノイドが励磁され、コン
トロールバルブ21及びコントロールバルブ22のスプ
ールが駆動されるようになっている。
【0050】すなわち、フィーダ用コントロールバルブ
21は、電磁弁21aのソレノイドへON駆動信号が入
力されると図6中右側位置に切り換えられ、油圧ポンプ
18aからの圧油をフィーダ用油圧モータ19に導きこ
れを駆動する。そして、電磁弁21aのソレノイドへの
駆動信号がOFF信号となると、ばね21cの復元力で
図3中左側位置に復帰しフィーダ用油圧モータ19を停
止させる。クラッシャ用コントロールバルブ22は、電
磁弁22a1(又は電磁弁22a2)のソレノイドへ駆動
電流が入力されると図3中左側位置(又は右側位置)に
切り換えられ、油圧ポンプ18bからの圧油をクラッシ
ャ用油圧モータ20に導き、これを正転方向(又は逆転
方向)に駆動する。そして、電磁弁22a1(又は電磁
弁22a2)のソレノイドへの駆動信号がOFF信号に
なると、ばね22c2(又はばね22c1)の復元力で中
立位置に復帰し、クラッシャ用油圧モータ20を停止さ
せる。
【0051】なお、特に図示しないが、他の機器、すな
わちコンベア5や磁選機6を駆動する油圧アクチュエー
タに関しても、コントロールバルブ21,22と同様の
コントロールバルブが設けられており、油圧ポンプ18
a又は油圧ポンプ18bからの圧油が供給されている。
またそれらコントロールバルブに備えられたソレノイド
へも、コントロールバルブ21,22同様、操作盤14
での操作に応じてコントローラ200からON駆動信号
又はOFF駆動信号が入力されている。
【0052】次に、前述した本発明の破砕機の他の実施
の形態の動作を説明する。 (1)操作盤によるジョークラッシャの操作 ジョークラッシャ3が停止している状態から正転方向に
起動したい場合、操作盤14のクラッシャ正転ボタン1
4a1を押すと、これに応じた操作信号が操作盤14か
らコントローラ200に入力され、コントローラ200
はクラッシャ正転用の電磁弁22a1に備えられるソレ
ノイドにON駆動信号を出力するとともに、クラッシャ
逆転用の電磁弁22a2に備えられるソレノイドにOF
F駆動信号を出力する。これにより、図6においてコン
トロールバルブ22は図示左側位置に切り換えられ、油
圧ポンプ18bからの圧油がクラッシャ用油圧モータ2
0に導かれてクラッシャ用油圧モータ20が正転方向に
駆動する。ジョークラッシャ3が停止している状態から
逆転方向に起動したい場合、クラッシャ逆転ボタン14
a2を押すと、これに応じてコントローラ200はクラ
ッシャ逆転用の電磁弁22a2にON駆動信号を出力す
るとともに、クラッシャ正転用の電磁弁22a1にOF
F駆動信号を出力する。これにより、図3においてコン
トロールバルブ22は図示右側位置に切り換えられ、ク
ラッシャ用油圧モータ20が逆転方向に駆動する。上記
のようにしてジョークラッシャ3が正転方向(又は逆転
方向)に駆動している状態から停止させたい場合、クラ
ッシャ停止ボタン14a3を押すと、これに応じてコン
トローラ200はクラッシャ正転用の電磁弁22a1及
びクラッシャ逆転用の電磁弁22a2の両方にOFF駆
動信号を出力する。これにより、図3においてコントロ
ールバルブ22はばね22c2(又はばね22c1)の復
元力で中立位置に復帰し、油圧ポンプ18bからクラッ
シャ用油圧モータ20に導かれていた圧油を遮断し、ク
ラッシャ用油圧モータ20の駆動が停止する。
【0053】(2)操作盤によるフィーダの操作 フィーダ4が停止している状態から起動したい場合、操
作盤14のフィーダONボタン14b1を押すと、これ
に応じた操作信号が操作盤14からコントローラ200
に入力され、コントローラ200は、フィーダ用コント
ロールバルブ21の電磁弁21aに備えられるソレノイ
ドにON駆動信号を出力する。これにより、図3におい
てコントロールバルブ21は図示右側位置に切り換えら
れ、油圧ポンプ18aからの圧油がフィーダ用油圧モー
タ19に導かれこれを駆動する。上記のようにしてフィ
ーダ4が駆動している状態から停止させたい場合、フィ
ーダOFFボタン14b2を押すと、これに応じてコン
トローラ200はフィーダ用コントロールバルブ21の
電磁弁21aに備えられるソレノイドにOFF駆動信号
を出力する。これにより、コントロールバルブ21は図
6中左側位置に復帰し、油圧ポンプ18aからフィーダ
用油圧モータ19に導かれていた圧油を遮断して駆動を
停止する。
【0054】(3)フットスイッチによるフィーダの操
作 一方、上記のように操作盤14の操作でフィーダ4が駆
動している状態(すなわちコントロールバルブ21の電
磁弁21aへON駆動信号が出力されている状態)にお
いて、操作盤14のリモートスイッチ14jをあらかじ
めONにしておいた後にフットスイッチ15bを操作者
が踏むと、その踏んでいる間だけコントローラ200は
コントロールバルブ21の電磁弁21aのソレノイドへ
OFF駆動信号を出力する。これにより、図6において
コントロールバルブ21は図示左側位置に復帰し、フィ
ーダ用油圧モータ19に導かれていた圧油を遮断して駆
動を停止する。その後、このようなフィーダ4の停止状
態でフットスイッチ15bから足を離すと、コントロー
ラ200はコントロールバルブ21の電磁弁21aのソ
レノイドへON駆動信号を再び出力する。これにより、
再びコントロールバルブ21は図6中右側位置に切り換
えられ、フィーダ用油圧モータ19へ圧油供給が再開さ
れて油圧モータ19は再起動する。このように、一旦操
作盤14でフィーダ4を起動しておけば、その後は、フ
ットスイッチ15bによってフィーダ4を随時停止及び
再起動させることができる。
【0055】(4)操作盤及びフットスイッチによる非
常停止操作 破砕機の各機器を駆動中、何らかの緊急事態が発生し、
操作者がすべての機器を非常停止させたい場合、操作盤
14の非常停止ボタン14kを押すと、これに応じた操
作信号が操作盤14からコントローラ200に入力さ
れ、コントローラ200はコントロールバルブ21,2
2を含むすべての機器に対応するコントロールバルブに
備えられるソレノイドにOFF駆動信号を出力する。こ
れにより、クラッシャ用コントロールバルブ22やフィ
ーダ用コントロールバルブ21を含みすべてのコントロ
ールバルブが中立位置に復帰するので、すべての機器を
すばやく停止させることができる。なおこのとき、コン
トローラ200は、操作者が非常停止ボタン14kを一
旦押した後に手を離しても、各コントロールバルブへの
OFF駆動信号を維持するようになっている。これによ
り、各機器はそのままでは再起動せず、停止状態のまま
維持される。一方、フットスイッチ15aは、上記操作
盤14の非常停止ボタン14kと同等の機能を備えてい
るため、上記と同様の操作をすることができる。すなわ
ち、操作盤14のリモートスイッチ14jをONにして
おけば、操作者がフットスイッチ15aを踏むことで、
コントローラ200はコントロールバルブ21,22を
含む全コントロールバルブのソレノイドにOFF駆動信
号を出力し、すべてのコントロールバルブを中立位置に
復帰させて全機器をすばやく停止させる。このとき、上
記同様、コントローラ200は、操作者がフットスイッ
チ15aを一旦踏んだ後に足を離しても、各機器を停止
状態のまま維持する。
【0056】以上説明した本発明の他の実施の形態によ
っても、上記本発明の一実施の形態と同様、操作者の疲
労を低減できる効果を得る。なお、本実施の形態におい
ても、上記本発明の一実施の形態で追記したようにクラ
ッシャ正転ボタン14a1、クラッシャ逆転ボタン14
a2、及びクラッシャ停止ボタン14a3と同等の機能を
それぞれ備えた3つのフットスイッチを設けてもよい。
この場合、同様に、ジョークラッシャ3の正転、停止、
反転を3つのフットスイッチで操作して繰り返させると
と同時に、空いている両手で詰まった被破砕物に小打撃
を加え、ジョークラッシャ3をより速やかに通常の状態
に復帰させることができるという効果を得る。
【0057】なお、上記本発明の一実施の形態及び他の
実施の形態においては、コントロールバルブ21,22
の電磁弁21a,22a1,22a2として電磁切換弁を
用いたが、これに代わって比例電磁弁を用い、かつフッ
トスイッチ15b等の代わりにボリュームペダルを使用
すれば、フィーダ4やジョークラッシャ3に対する速度
指示も可能となる。このとき、比例電磁弁21a及び比
例電磁弁22a1,22a2は、駆動電流(操作回路装置
100で直流24Vをボリュームペダルの踏み込み量に
応じた値に降圧したものか、コントローラ200からボ
リュームペダルの踏み込み量に応じた電圧を出力したも
の)が入力されると、その駆動電流値に応じ、コントロ
ールバルブ21及びコントロールバルブ22のスプール
が駆動される。すなわち、フィーダ用コントロールバル
ブ21は、駆動電流値に応じて図3中又は図6中左側方
向へ切り換えられ、その切換量に応じた開度で圧油供給
管路24を連通させる。これにより、フィーダ用油圧モ
ータ19をボリュームペダルの踏み込み量に応じた速度
で駆動することができる。また、クラッシャ用コントロ
ールバルブ22は、駆動電流値に応じて図3中又は図6
中右側方向(又は左側方向)に切り換えられ、その切換
量に応じた開度で圧油供給管路25を連通させ、クラッ
シャ用油圧モータ20をボリュームペダルの踏み込み量
に応じた速度で正転方向(又は逆転方向)に駆動するこ
とができる。これらの場合、フットペダルによって速度
制御というさらに細かな操作が可能となる。
【0058】また、上記本発明の一実施の形態及び他の
実施の形態においては、フットスイッチ15bによるフ
ィーダ4の操作において、操作盤14による操作で既に
フィーダ4が起動されていることを前提に、フットスイ
ッチ15bを踏んでいる間だけフィーダ4の動作が停止
するようにしたが、これに限られない。すなわち逆に、
フィーダ4が停止していることを前提にフットスイッチ
15bを踏んでいる間だけフィーダ4が駆動するように
してもよい。さらに、上記本発明の一実施の形態におい
て追記したジョークラッシャ3に対し3つのフットスイ
ッチを設ける場合と同様、フィーダ4についても2つの
フットスイッチ(起動用、停止用)を設け、操作盤14
における操作と関係なく、これら2つのフットスイッチ
でフィーダ4の起動、停止を操作可能としてもよい。ま
た、ジョークラッシャ3に対するフットスイッチの操作
について、操作盤14によって既に起動(又は停止)さ
れていることを前提に、フットスイッチを踏んでいる間
だけ停止(又は正転・逆転)するようにしてもよい。さ
らに、フィーダ4やジョークラッシャ3に対してのみに
限られず、他の機器、例えばコンベア5や磁選機6に対
応してフットスイッチを設け、以上述べたいずれかの操
作態様を行うようにしてもよいことは言うまでもない。
【0059】また、上記の本発明の一実施の形態及び他
の実施の形態においては、自走式の破砕機を例にとって
説明したが、これに限られず、自走式でない破砕機に本
発明を適用してもよい。さらに、上記では破砕装置とし
てジョークラッシャ3を備えた破砕機を例にとって説明
したが、これに限られない。すなわち、他の破砕装置、
例えば、平行に配置された軸にカッタを備え互いに逆回
転することにより被破砕物をせん断する破砕装置(いわ
ゆるシュレッダ)や、回転式の破砕装置(ロールクラッ
シャ)を備えた破砕機にも適用可能である。これらの場
合も、同様の効果を得る。
【0060】
【発明の効果】本発明によれば、フットスイッチを足で
操作することで各機器を手動によることなく操作するこ
とができる。したがって、例えばフットスイッチを操作
者室の床上に設けることで、破砕装置の詰まりを解消さ
せるときに、正転動作、停止、反転動作をフットスイッ
チで操作して繰り返させるとと同時に、空いている両手
で破砕装置上部から適宜の道具でその詰まった被破砕物
に小打撃を加えて詰まり解消を促進し、破砕装置をより
速やかに通常の状態に復帰させることができる。またこ
のとき、操作者は操作者室において破砕装置方向に正対
して通常通り監視を行いつつフットスイッチによる操作
を行うことができるので、操作者室の手すりに操作盤を
設ける従来構造のように首を曲げる必要がない。さらに
手にペンダントを持ち続ける従来構造のように手が疲労
することもない。したがって、操作者の疲労を低減でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による自走式破砕機の全
体構造を表す上面図である。
【図2】本発明の一実施の形態による自走式破砕機の全
体構造を表す側面図である。
【図3】本発明の破砕機の一実施の形態に備えられたそ
の油圧駆動装置の要部構造を表す油圧回路図である。
【図4】本発明の破砕機の一実施の形態に備えられる操
作盤の構造の一例を示す図である。
【図5】本発明の破砕機の一実施の形態に備えられるそ
の操作回路装置のうち、ジョークラッシャ及びフィーダ
に係わる構造の一例を示す電気回路図である。
【図6】本発明の破砕機の他の実施の形態に備えられた
油圧駆動装置の要部構造を表す油圧回路図である。
【符号の説明】
1 破砕機 2 ホッパ 3 ジョークラッシャ(破砕装置、機器) 4 フィーダ(補助機械、機器) 5 コンベア(補助機械、機器) 6 磁選機(補助機械、機器) 13 操作者室 14 操作盤(操作手段) 15a,b フットスイッチ(操作手段) 19 フィーダ用油圧モータ(油圧アクチュ
エータ) 20 クラッシャ用油圧モータ(油圧アクチ
ュエータ) 100 操作回路装置(制御手段) 200 コントローラ(制御手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 塩畑 忠 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 (72)発明者 篠岡 正規 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 Fターム(参考) 4D063 AA06 GA07 GB01 GC02 GC08 GC16 GD04 GD15 4D067 EE25 FF04 FF14 GA02 GB05

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ホッパから投入された被破砕物を破砕する
    破砕装置及びこの破砕装置による破砕作業に関連する作
    業を行う補助機械を含む複数の機器と、これら複数の機
    器をそれぞれ駆動する複数の油圧アクチュエータと、前
    記複数の機器を操作するための操作手段と、この操作手
    段の操作信号に基づき、前記複数の油圧アクチュエータ
    を制御する制御手段とを備えた破砕機において、 前記操作手段は、操作者が足で操作可能なフットスイッ
    チを備えていることを特徴とする破砕機。
  2. 【請求項2】請求項1記載の破砕機において、前記操作
    手段の前記フットスイッチは、操作者が破砕状況を監視
    する操作者室の床上に設けられていることを特徴とする
    破砕機。
  3. 【請求項3】請求項1記載の破砕機において、前記複数
    の機器は、前記ホッパに投入された前記被破砕物を前記
    破砕装置へ供給するフィーダを含むことを特徴とする破
    砕機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107952553A (zh) * 2017-11-27 2018-04-24 丁文海 一种具有除杂质功能的块状中药粉碎研磨机
CN113814025A (zh) * 2021-08-09 2021-12-21 韦春梅 一种眼科用报废玻璃制品粉碎装置

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CN107952553A (zh) * 2017-11-27 2018-04-24 丁文海 一种具有除杂质功能的块状中药粉碎研磨机
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