JP2000224096A - 移動通信システムと、この移動通信システムで使用される無線基地局および移動通信端末 - Google Patents

移動通信システムと、この移動通信システムで使用される無線基地局および移動通信端末

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JP2000224096A
JP2000224096A JP2131299A JP2131299A JP2000224096A JP 2000224096 A JP2000224096 A JP 2000224096A JP 2131299 A JP2131299 A JP 2131299A JP 2131299 A JP2131299 A JP 2131299A JP 2000224096 A JP2000224096 A JP 2000224096A
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JP2131299A
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English (en)
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Yutaka Asanuma
裕 浅沼
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Radio Transmission System (AREA)
  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 単一のアンテナのみしか有さない無線基地局
と、送信アンテナダイバーシチを行う無線基地局とを混
在使用していながら、いずれの種別の無線基地局でも干
渉を最低限に抑えて良好な特性を得ることを可能とす
る。 【解決手段】 無線基地局1としては、送信アンテナダ
イバーシチを実施せず、かつ拡散変調方式としてIQ平
面上で線状とならない第1拡散変調方式を用いる第1種
のものと、送信アンテナダイバーシチを実施し、かつ拡
散変調方式としてIQ平面上で線状となる第2拡散変調
方式を用いる第2種のものとを混在配置する。移動通信
端末2は、通信相手となる無線基地局1が第1種および
第2種のいずれであるかを判定し、第1種であるならば
第1拡散変調方式に対応した第1逆拡散復調手段によ
り、まあ第2種であるならば第2拡散変調方式に対応し
た第2逆拡散復調手段により逆拡散復調を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、符号分割多元接続
(CDMA)方式を用いた移動通信システムと、この移
動通信システムで使用される無線基地局および移動通信
端末に関する。
【0002】
【従来の技術】CDMA方式を用いた移動通信システム
では、マルチパス、干渉波等の影響を低減するために、
信号間の相関を低減することが重要である。
【0003】すなわち、拡散変調にBPSKのようなI
Q平面上で線状になる拡散変調方式を用いると、図8
(a)に示すような信号スペース状態とする場合には、
図8(b)に符号Aで示すような干渉ならば影響はない
が、図8(b)に符号Bで示すような干渉は最悪の干渉
となり、その影響は非常に大きくなってしまう。そこで
拡散変調には、IQ平面上で線状にならない、例えばQ
PSK等の拡散変調方式が主に使われる。
【0004】また、CDMA方式を用いた移動通信シス
テムでは、マルチパスを利用するRAKE受信を行って
特性を向上させているため、マルチパスの少ない環境で
は特性が劣化する。そこで、マルチパスが少ない環境に
おける特性を向上させるために、無線基地局に送信アン
テナダイバーシチを適用することが検討されている。
【0005】この送信アンテナダイバーシチの一方式
に、アンテナ毎に独立の拡散符号を使用して同時に送信
を行う符号分割方式がある。
【0006】符号分割方式の送信アンテナダイバーシチ
を使用する場合、各アンテナから送信される信号に使用
される拡散符号が直交していれば、各アンテナから送信
される信号間は互いに直交しているので干渉にならな
い。
【0007】ところで、拡散変調にQPSKを用いる場
合、I平面とQ平面はすでに空間で直交している。した
がって、I平面用の拡散符号とQ平面用の拡散符号は直
交である必要はなく、直交符号の節約のため、非直交の
符号が用いられる。
【0008】符号分割方式の送信アンテナダイバーシチ
の場合、各アンテナから送信された信号は、独立に位相
回転する。送信アンテナが2本のシステムを例とする
と、受信側では、2本のアンテナからそれぞれ送られた
信号を同時に受信することになる。
【0009】このとき、図9に示すように2つのアンテ
ナからそれぞれ送られた信号の位相回転は互いに異な
る。従って、一方のアンテナから送られた信号のI平面
成分と他方のアンテナから送られた信号のQ平面成分と
が空間で直交しなくなる。
【0010】この結果、I平面用の符号とQ平面用の符
号が互いに直交していないので、互いに干渉が発生し、
特性を劣化させてしまう。
【0011】なお、全ての無線基地局を送信アンテナダ
イバーシチを行うものとし、拡散変調方式としてBPS
KのようなIQ平面上で線状になるものを用いるように
すれば上記のような不具合を回避することができるが、
個々の無線基地局の構成が複雑となり、システム規模が
増大してしまう。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】以上のように従来のC
DMA方式を用いた移動通信システムでは、1本のアン
テナを用いる無線基地局で良好な特性が得られるよう
に、IQ平面上で線状にならない例えばQPSK等の拡
散変調方式が適用されているが、このような拡散変調方
式を用いていると、送信アンテナダイバーシチを行う場
合に、無線回線での位相回転の影響で一方のアンテナか
ら送られた信号のI平面成分と他方のアンテナから送ら
れた信号のQ平面成分とが空間で直交しなくなり、互い
に干渉が発生してしまうために特性が劣化するという不
具合があった。
【0013】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たものであり、その目的とするところは、単一のアンテ
ナのみしか有さない無線基地局と、送信アンテナダイバ
ーシチを行う無線基地局とを混在使用していながら、い
ずれの種別の無線基地局でも干渉を最低限に抑えて良好
な特性を得ることができる移動通信システムと、この移
動通信システムで使用される無線基地局および移動通信
端末を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めに本発明は、単一のアンテナおよび、送信データをI
Q平面上で線状とならない例えばQPSK方式などの所
定の第1拡散変調方式で拡散変調した上で、前記単一の
アンテナより送信させる、例えば情報変調部およびQP
SK方式の拡散処理部からなる第1変調手段を具備した
第1種の無線基地局と、複数のアンテナおよび、送信デ
ータをIQ平面上で線状となる例えばBPSK方式など
の所定の第2拡散変調方式で拡散変調した上で、前記複
数のアンテナより送信させる、例えば情報変調部および
BPSK方式の拡散処理部からなる第2変調手段を具備
した第2種の無線基地局とを混在配置した。また、任意
の無線基地局と無線通信を行う移動通信端末に、到来し
た無線信号を、前記第1拡散変調方式に応じた所定の第
1逆拡散復調方式で逆拡散復調する、例えばQPSK方
式の逆拡散処理部および情報復調部からなる第1逆拡散
復調手段と、到来した無線信号を、前記第2拡散変調方
式に応じた所定の第2逆拡散復調方式で逆拡散復調す
る、例えばBPSK方式の逆拡散処理部および情報復調
部からなる第2逆拡散復調手段と、通信相手である無線
基地局が前記第1種および前記第2種のいずれであるか
を判定する例えば基地局種別判定部などの基地局種別判
定手段と、この基地局種別判定手段により、通信相手で
ある無線基地局が前記第1種であると識別された場合に
は前記第1逆拡散復調手段を、また通信相手である無線
基地局が前記第2種であると識別された場合には前記第
2逆拡散復調手段をそれぞれ有効とする例えばセレクタ
などの逆拡散復調方式選択手段とを備えた。
【0015】また本発明は、前記無線基地局に、自局が
前記第1種および前記第2種のいずれであるかを、前記
第1種の無線基地局および前記第2種の無線基地局に共
通の所定の拡散変調方式を使用する共通制御チャネルで
報知する、例えば制御チャネル信号生成部、情報変調部
およびQPSK方式の拡散処理部からなる種別報知手段
を備え、かつ前記基地局種別判定手段は、前記共通制御
チャネルでの報知に基づいて通信相手である無線基地局
が前記第1種および前記第2種のいずれであるかを識別
することとした。
【0016】また本発明は、前記基地局種別判定手段
を、前記第1逆拡散復調手段および前記第2逆拡散復調
手段にそれぞれ到来した無線信号の逆拡散復調を行わ
せ、その結果、正しくデータが得られた方の逆拡散復調
手段の逆拡散復調方式に対応する拡散変調方式を使用す
る種別の無線基地局が通信相手であると識別するものと
した。
【0017】このような手段を講じたことにより、送信
アンテナダイバーシチを実施しない第1種の無線基地局
では、IQ平面上で線状とならない拡散変調方式が採用
され、干渉の影響が最小限に抑えられる。また送信アン
テナダイバーシチを実施する第2種の無線基地局では、
IQ平面上で線状となる拡散変調方式が採用され、干渉
の影響が最小限に抑えられる。
【0018】そして移動通信端末では、IQ平面上で線
状とならない拡散変調方式および線状となる拡散変調方
式のそれぞれに対応した2つの逆拡散復調手段を備え、
通信相手である無線基地局が第1種および第2種のいず
れであるかが判定され、その判定結果に応じて前記2つ
の逆拡散復調手段が選択使用される。
【0019】この結果、上述のように用いている拡散変
調方式が異なる無線基地局が混在していながら、移動通
信端末はいずれの無線基地局により形成される無線ゾー
ンにおいても通信を行うことが可能である。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態につき説明する。
【0021】図1は本実施形態に係る移動通信システム
の全体構成を示す図である。
【0022】この図に示すように本実施形態の移動通信
システムでは、複数の無線基地局(BS)1(1-1,1-
2,…1-m)を、それぞれが形成する無線ゾーンZ(Z-
1,Z-2,…Z-m)の隣接するものどうしが若干重なり合
うように分散配置されている。
【0023】これらの各無線基地局1は、自己の無線ゾ
ーンZ内に位置している移動通信端末2(2-1,2-2,…
2-n)との間に無線コネクションを設定する。
【0024】また各無線基地局1は、有線回線を介して
交換制御局3に接続されている。
【0025】交換制御局3は、各無線基地局1を介して
移動通信端末2との間で呼制御メッセージの交換を行い
ながら呼接続処理を実行する。
【0026】なお、交換制御局3は他のネットワーク4
にも接続され、この他のネットワーク4に収容された通
信端末5と移動通信端末2との間の呼接続処理も行う。
【0027】ところで無線基地局1には、送信アンテナ
ダイバーシチを行う機能を有していない第1種のもの
と、送信アンテナダイバーシチを行う機能を有した第2
種のものとが混在配置されている。
【0028】(第1の実施形態)図2は本発明の第1実
施形態における第1種の無線基地局1の要部構成を示す
ブロック図である。
【0029】この図に示すように本実施形態における第
1種の無線基地局1は、アンテナ11、情報変調部12
および拡散処理部13を有している。
【0030】アンテナ11は、供給される電気信号を電
波として空間に放射する。
【0031】情報変調部12は、移動通信端末2に向け
て無線送信すべきデータを受け、このデータを変調(一
次変調)する。
【0032】拡散処理部13は、情報変調部12により
変調がされたのちのデータを、所定のQPSK拡散符号
を用いてスペクトラム拡散(二次変調)した上で、アン
テナ11に供給する。
【0033】図3は本発明の第1実施形態における第2
種の無線基地局1の要部構成を示すブロック図である。
【0034】この図に示すように本実施形態における第
2種の無線基地局1は、アンテナ21,22、情報変調
部23および拡散処理部24,25を有している。
【0035】アンテナ21,22は、互いに空間的に離
間して配置される。そしてアンテナ21,22はそれぞ
れ、供給される電気信号を電波として空間に放射する。
【0036】情報変調部23は、移動通信端末2に向け
て無線送信すべきデータを受け、このデータを変調(一
次変調)するとともに、2系統のデータに分割する。そ
して情報変調部23は、分割した2系統のデータの一方
を拡散処理部24に、また他方を拡散処理部25にそれ
ぞれ与える。
【0037】拡散処理部24,25はそれぞれ、情報変
調部23から与えられる変調がされたのちのデータを、
所定のBPSK拡散符号を用いてスペクトラム拡散(二
次変調)した上で、アンテナ21,22に供給する。こ
こで拡散処理部24は、1つのトラフィックチャネルに
割り当てられた2つの拡散符号のうちの一方(CODE
1)を、また拡散処理部25は他方(CODE2)をそ
れぞれ使用する。
【0038】図4は本発明の第1実施形態における移動
通信端末の要部構成を示すブロック図である。
【0039】この図に示すように本実施形態における移
動通信端末は、アンテナ31、逆拡散処理部32,3
3,34、情報復調部35,36、セレクタ37および
基地局種別判定部38を有している。
【0040】アンテナ31は、到来した無線信号を受信
し、電気信号に変換して逆拡散処理部32,33,34
にそれぞれ与える。
【0041】逆拡散処理部32は、アンテナ31から与
えられる信号を所定のQPSK拡散符号で逆拡散する。
そして逆拡散処理部32は、逆拡散して得た変調データ
を情報復調部35に与える。
【0042】逆拡散処理部33,34は、アンテナ31
から与えられる信号を所定のBPSK拡散符号で逆拡散
する。そして逆拡散処理部33,34はともに、逆拡散
して得た変調データを情報復調部36に与える。なお、
逆拡散処理部33は、1つのトラフィックチャネルに割
り当てられた2つのBPSK拡散符号のうちの一方(C
ODE1)を、また逆拡散処理部34は他方(CODE
2)をそれぞれ使用する。
【0043】情報復調部35は、逆拡散処理部32から
与えられる変調データを復調する。そして情報復調部3
5は、復調したデータをセレクタ37および基地局種別
判定部38にそれぞれ与える。
【0044】情報復調部36は、逆拡散処理部33,3
4からそれぞれ与えられる2系統の復調データから1系
統のデータを復調する。そして情報復調部36は、復調
したデータをセレクタ37および基地局種別判定部38
にそれぞれ与える。
【0045】セレクタ37は、情報復調部35から与え
られるデータおよび情報復調部36から与えられるデー
タのいずれか一方を、基地局種別判定部38から与えら
れる選択信号に応じて選択し、出力する。
【0046】基地局種別判定部38は、情報復調部35
から与えられるデータおよび情報復調部36から与えら
れるデータをおのおの確認し、いずれのデータが正しい
かを判定する。そして正しいデータの選択を指定する選
択信号を生成し、セレクタ37に与える。
【0047】以上のように本実施形態の移動通信システ
ムでは、第1種の無線基地局1では、単一のアンテナ1
1を用い、データをQPSK方式により拡散変調して得
られた信号が無線送信される。
【0048】これに対して第2種の無線基地局1では、
2本のアンテナ21,22を用い、それぞれ異なる拡散
符号を用いてBPSK方式により拡散変調して得られた
信号が無線送信される。
【0049】かくして、第2種の無線基地局1について
は、送信アンテナダイバーシチが実施されることにな
る。
【0050】そして、この第2種の無線基地局1では、
拡散変調方式としてIQ平面上で線状になるBPSK方
式が使用されることから、2系統の信号が独立に位相回
転しても、各系統の信号間の干渉が小さく抑えられる。
【0051】これに対して第1種の無線基地局1につい
ては、使用するアンテナ11は1本だけであり、送信ア
ンテナダイバーシチは実施されない。
【0052】そして、この第1種の無線基地局1では、
拡散変調方式としてIQ平面上で線状にならないQPS
K方式が使用されており、他のチャネルに対する干渉が
小さく抑えられる。
【0053】さて移動通信端末2では、逆拡散処理部3
2および情報復調部35によりQPSK方式による逆拡
散復調が、また逆拡散処理部33,34および情報復調
部36によりBPSK方式による逆拡散復調がそれぞれ
行われる。
【0054】この移動通信端末2が、第1種の無線基地
局1が形成する無線ゾーンZに在圏しているとすると、
到来する信号はQPSK方式により拡散変調がなされた
ものであるから、情報復調部35で復調されたデータは
正しく復調されているが、情報復調部36で復調された
データは正しく復調がされていない。
【0055】そこで基地局種別判定部38が、このよう
なデータの状態から現在の通信相手となっている無線基
地局1が第1種であると判定し、セレクタ37を情報復
調部35から出力されるデータ、すなわち正しく復調さ
れたデータを選択出力するようにする。
【0056】これに対して、移動通信端末2が、第2種
の無線基地局1が形成する無線ゾーンZに在圏している
とすると、到来する信号はBPSK方式により拡散変調
がなされたものであるから、情報復調部35で復調され
たデータは正しく復調されていないが、情報復調部36
で復調されたデータは正しく復調がされている。
【0057】そこで基地局種別判定部38が、このよう
なデータの状態から現在の通信相手となっている無線基
地局1が第2種であると判定し、セレクタ37を情報復
調部36から出力されるデータ、すなわち正しく復調さ
れたデータを選択出力するようにする。
【0058】かくして移動通信端末2では、第1種の無
線基地局1のゾーンに在圏している場合でも、また第2
種の無線基地局1のゾーンに在圏している場合でも、常
に正しいデータを得ることができる。
【0059】このように本実施形態によれば、送信アン
テナダイバーシチを実施しない第1種の無線基地局1
と、送信アンテナダイバーシチを実施する第2種の無線
基地局1とを混在配置して移動通信システムを実現する
ことが可能であるので、諸条件から送信アンテナダイバ
ーシチを実施する必要のある無線基地局1のみを第2種
とし、他の無線基地局1は第1種とすることでシステム
規模を最小限に抑えることが可能となる。
【0060】(第2の実施形態)図5は本発明の第2実
施形態における第1種の無線基地局1の要部構成を示す
ブロック図である。なお、図2と同一部分には同一符号
を付し、その詳細な説明は省略する。
【0061】この図に示すように本実施形態における第
1種の無線基地局1は、アンテナ11、情報変調部1
2、拡散処理部13、制御チャネル信号生成部14、情
報変調部15および拡散処理部16を有している。
【0062】制御チャネル信号生成部14は、この無線
基地局1が形成する無線ゾーンZに在圏している移動通
信端末2に対して共通制御チャネルを介して報知する情
報を載せた制御チャネル信号を生成するものである。そ
してこの制御チャネル信号生成部14は生成する制御チ
ャネル信号中に、この無線基地局1の種別が第1種であ
ることを繰り返し示す。
【0063】情報変調部15は、制御チャネル信号生成
部14で生成された制御チャネル信号を受け、この制御
チャネル信号を変調(一次変調)する。
【0064】拡散処理部16は、情報変調部15により
変調がされたのちの制御チャネル信号を、共通制御チャ
ネル用に割り当てられた所定のQPSK拡散符号を用い
てスペクトラム拡散(二次変調)した上で、アンテナ1
1に供給する。
【0065】図6は本発明の第2実施形態における第2
種の無線基地局1の要部構成を示すブロック図である。
なお、図3と同一部分には同一符号を付し、その詳細な
説明は省略する。
【0066】この図に示すように本実施形態における第
2種の無線基地局1は、アンテナ21,22、情報変調
部23、拡散処理部24,25、制御チャネル信号生成
部26、情報変調部27および拡散処理部28を有して
いる。
【0067】制御チャネル信号生成部26は、この無線
基地局1が形成する無線ゾーンZに在圏している移動通
信端末2に対して共通制御チャネルを介して報知する情
報を載せた制御チャネル信号を生成するものである。そ
してこの制御チャネル信号生成部26は生成する制御チ
ャネル信号中に、この無線基地局1の種別が第2種であ
ることを繰り返し示す。
【0068】情報変調部27は、制御チャネル信号生成
部26で生成された制御チャネル信号を受け、この制御
チャネル信号を変調(一次変調)する。
【0069】拡散処理部28は、情報変調部27により
変調がされたのちの制御チャネル信号を、共通制御チャ
ネル用に割り当てられた所定のQPSK拡散符号を用い
てスペクトラム拡散(二次変調)した上で、アンテナ2
1に供給する。
【0070】図7は本発明の第2実施形態における移動
通信端末の要部構成を示すブロック図である。なお、図
4と同一部分には同一符号を付し、その詳細な説明は省
略する。
【0071】この図に示すように本実施形態における移
動通信端末は、アンテナ31、逆拡散処理部32,3
3,34、情報復調部35,36、セレクタ37、逆拡
散処理部39、情報復調部40および基地局種別判定部
41を有している。
【0072】逆拡散処理部39は、アンテナ31から与
えられる信号を、共通制御チャネルに割り当てられた所
定のQPSK拡散符号で逆拡散する。そして逆拡散処理
部39は、逆拡散して得た変調データ、すなわち制御チ
ャネル信号を情報復調部40に与える。
【0073】情報復調部40は、逆拡散処理部39から
与えられる制御チャネル信号を復調する。そして情報復
調部40は、復調したのちの制御チャネル信号を基地局
種別判定部41に与える。
【0074】基地局種別判定部41は、情報復調部40
から与えられる制御チャネル信号中の種別の通知情報を
認識し、通信相手となっている無線基地局1の種別を判
定する。そして基地局種別判定部41は、通信相手とな
っている無線基地局1が第1種であると判定した場合に
は情報復調部35の出力データの選択を、また通信相手
となっている無線基地局1が第2種であると判定した場
合には情報復調部36の出力データの選択をそれぞれ指
示する選択信号をセレクタ37に与える。
【0075】以上のように本実施形態の移動通信システ
ムでは、第1種の無線基地局1では、単一のアンテナ1
1を用い、データをQPSK方式により拡散変調して得
られた信号が無線送信される。
【0076】これに対して第2種の無線基地局1では、
2本のアンテナ21,22を用い、それぞれ異なる拡散
符号を用いてBPSK方式により拡散変調して得られた
信号が無線送信される。
【0077】かくして、第2種の無線基地局1について
は、送信アンテナダイバーシチが実施されることにな
る。
【0078】そして、この第2種の無線基地局1では、
拡散変調方式としてIQ平面上で線状になるBPSK方
式が使用されることから、2系統の信号が独立に位相回
転しても、各系統の信号間の干渉が小さく抑えられる。
【0079】これに対して第1種の無線基地局1につい
ては、使用するアンテナ11は1本だけであり、送信ア
ンテナダイバーシチは実施されない。
【0080】そして、この第1種の無線基地局1では、
拡散変調方式としてIQ平面上で線状にならないQPS
K方式が使用されており、他のチャネルに対する干渉が
小さく抑えられる。
【0081】さて移動通信端末2では、逆拡散処理部3
2および情報復調部35によりQPSK方式によるトラ
フィックチャネルの信号の逆拡散復調が、また逆拡散処
理部33,34および情報復調部36によりBPSK方
式によるトラフィックチャネルの信号の逆拡散復調がそ
れぞれ行われる。
【0082】一方、逆拡散処理部39および情報復調部
40により共通制御チャネルを介して到来した制御チャ
ネル信号が復調される。ここで、制御チャネル信号につ
いては、第1種の無線基地局1および第2種の無線基地
局1のいずれでも、拡散変調方式としてQPSK方式を
用いている。従って、逆拡散処理部39および情報復調
部40により、いずれの種別の無線基地局1から送信さ
れた制御チャネル信号も正しく復調することができる。
【0083】基地局種別判定部41では、このように正
しく復調された制御チャネル信号中の種別の通知情報を
認識し、通信相手となっている無線基地局1の種別を判
定する。
【0084】ここで、この移動通信端末2が、第1種の
無線基地局1が形成する無線ゾーンZに在圏していると
すると、当該在圏ゾーンZを形成する無線基地局1では
前述のように第1種である旨が制御チャネル信号中に示
されているから、基地局種別判定部41が、現在の通信
相手となっている無線基地局1が第1種であると判定
し、セレクタ37を情報復調部35から出力されるデー
タ、すなわち正しく復調されたデータを選択出力するよ
うにする。
【0085】これに対して、移動通信端末2が、第2種
の無線基地局1が形成する無線ゾーンZに在圏している
とすると、当該在圏ゾーンZを形成する無線基地局1で
は前述のように第2種である旨が制御チャネル信号中に
示されているから、基地局種別判定部41が、現在の通
信相手となっている無線基地局1が第2種であると判定
し、セレクタ37を情報復調部36から出力されるデー
タ、すなわち正しく復調されたデータを選択出力するよ
うにする。
【0086】かくして移動通信端末2では、第1種の無
線基地局1のゾーンに在圏している場合でも、また第2
種の無線基地局1のゾーンに在圏している場合でも、常
に正しいデータを得ることができる。
【0087】このように本実施形態によれば、送信アン
テナダイバーシチを実施しない第1種の無線基地局1
と、送信アンテナダイバーシチを実施する第2種の無線
基地局1とを混在配置して移動通信システムを実現する
ことが可能であるので、諸条件から送信アンテナダイバ
ーシチを実施する必要のある無線基地局1のみを第2種
とし、他の無線基地局1は第1種とすることでシステム
規模を最小限に抑えることが可能となる。
【0088】なお、本発明は前記各実施形態に限定され
るものではない。例えば前記各実施形態では、第1種の
無線基地局1は拡散変調方式としてQPSK方式を、ま
た第2種の無線基地局1は拡散符号としてBPSK方式
をそれぞれ使用することとしているが、第1種の無線基
地局1が使用する拡散変調方式は、IQ平面上で線状と
ならない拡散変調方式であれば良く、例えばQAM方式
などのような他の方式を使用可能である。また第2種の
無線基地局1が使用する拡散変調方式は、IQ平面上で
線状となる拡散変調方式であれば良く、他の方式を使用
可能である。
【0089】また前記第2実施形態では、制御チャネル
信号の逆拡散、QPSK方式で拡散変調されたトラフィ
ック信号の逆拡散、あるいはBPSK方式で拡散変調さ
れたトラフィック信号の逆拡散を、逆拡散処理部32
と、逆拡散処理部33および逆逆拡散処理部34と、逆
拡散処理部39とでそれぞれ個別に行うようにしている
が、少なくとも2つの逆拡散処理を、1つの逆拡散処理
部により選択的に行うようにしても良い。
【0090】また前記第2実施形態では、制御チャネル
のQPSK復調と、トラフィック信号のQPSK復調と
を、情報復調部35,40にて個別に行うようにしてい
るが、1つの情報復調部により選択的に行うようにして
も良い。
【0091】また前記第2実施形態では、第1種の無線
基地局1が形成する無線ゾーンZに在圏しているときに
は逆拡散処理部33,34および情報復調部36などの
BPSK方式の処理系の動作を停止し、また第2種の無
線基地局1が形成する無線ゾーンZに在圏しているとき
には逆拡散処理部32および情報復調部35などのQP
SK方式の処理系の動作を停止させるようにして、消費
電力の低減を図るようにしても良い。
【0092】このほか、本発明の要旨を逸脱しない範囲
で種々の変形実施が可能である。
【0093】
【発明の効果】本発明は、単一のアンテナおよび、送信
データをIQ平面上で線状とならない所定の第1拡散変
調方式で拡散変調した上で、前記単一のアンテナより送
信させる第1変調手段を具備した第1種の無線基地局
と、複数のアンテナおよび、送信データをIQ平面上で
線状となる所定の第2拡散変調方式で拡散変調した上
で、前記複数のアンテナより送信させる第2変調手段を
具備した第2種の無線基地局とを混在配置するととも
に、任意の無線基地局と無線通信を行う移動通信端末
に、到来した無線信号を、前記第1拡散変調方式に応じ
た所定の第1逆拡散復調方式で逆拡散復調する第1逆拡
散復調手段と、到来した無線信号を、前記第2拡散変調
方式に応じた所定の第2逆拡散復調方式で逆拡散復調す
る第2逆拡散復調手段と、通信相手である無線基地局が
前記第1種および前記第2種のいずれであるかを判定す
る基地局種別判定手段と、この基地局種別判定手段によ
り、通信相手である無線基地局が前記第1種であると識
別された場合には前記第1逆拡散復調手段を、また通信
相手である無線基地局が前記第2種であると識別された
場合には前記第2逆拡散復調手段をそれぞれ有効とする
逆拡散復調方式選択手段とを備えた。
【0094】また本発明は、前記無線基地局に、自局が
前記第1種および前記第2種のいずれであるかを、前記
第1種の無線基地局および前記第2種の無線基地局に共
通の所定の拡散変調方式を使用する共通制御チャネルで
報知する種別報知手段を備え、かつ前記基地局種別判定
手段は、前記共通制御チャネルでの報知に基づいて通信
相手である無線基地局が前記第1種および前記第2種の
いずれであるかを識別することとした。
【0095】また本発明は、前記基地局種別判定手段
を、前記第1逆拡散復調手段および前記第2逆拡散復調
手段にそれぞれ到来した無線信号の逆拡散復調を行わ
せ、その結果、正しくデータが得られた方の逆拡散復調
手段の逆拡散復調方式に対応する拡散変調方式を使用す
る種別の無線基地局が通信相手であると識別するものと
した。
【0096】これらにより、単一のアンテナのみしか有
さない無線基地局と、送信アンテナダイバーシチを行う
無線基地局とを混在使用していながら、いずれの種別の
無線基地局でも干渉を最低限に抑えて良好な特性を得る
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る移動通信システムの全
体構成を示す図。
【図2】本発明の第1実施形態における第1種の無線基
地局1の要部構成を示すブロック図。
【図3】本発明の第1実施形態における第2種の無線基
地局1の要部構成を示すブロック図。
【図4】本発明の第1実施形態における移動通信端末の
要部構成を示すブロック図。
【図5】本発明の第2実施形態における第1種の無線基
地局1の要部構成を示すブロック図。
【図6】本発明の第2実施形態における第2種の無線基
地局1の要部構成を示すブロック図。
【図7】本発明の第2実施形態における移動通信端末の
要部構成を示すブロック図。
【図8】IQ平面上で線状になる拡散変調方式における
干渉を説明する図。
【図9】拡散変調方式にQPSK方式を用いて送信アン
テナダイバーシチを実施した際の信号の様子を示す図。
【符号の説明】
1(1-1〜1-m)…無線基地局 2(2-1〜2-n)…移動通信端末 3…交換制御局 4…他のネットワーク 5…通信端末 11…アンテナ 12…情報変調部 13…拡散処理部 14…制御チャネル信号生成部 15…情報変調部 16…拡散処理部 21,22…アンテナ 23…情報変調部 24…拡散処理部 25…拡散処理部 26…制御チャネル信号生成部 27…情報変調部 28…拡散処理部 31…アンテナ 32…逆拡散処理部 33…逆拡散処理部 34…逆拡散処理部 35…情報復調部 36…情報復調部 37…セレクタ 38…基地局種別判定部 39…逆拡散処理部 40…情報復調部 41…基地局種別判定部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単一のアンテナおよび、 送信データをIQ平面上で線状とならない所定の第1拡
    散変調方式で拡散変調した上で、前記単一のアンテナよ
    り送信させる第1変調手段を具備した第1種の無線基地
    局と、 複数のアンテナおよび、 送信データをIQ平面上で線状となる所定の第2拡散変
    調方式で拡散変調した上で、前記複数のアンテナより送
    信させる第2変調手段を具備した第2種の無線基地局と
    を混在配置するとともに、 任意の無線基地局と無線通信を行う移動通信端末に、 到来した無線信号を、前記第1拡散変調方式に応じた所
    定の第1逆拡散復調方式で逆拡散復調する第1逆拡散復
    調手段と、 到来した無線信号を、前記第2拡散変調方式に応じた所
    定の第2逆拡散復調方式で逆拡散復調する第2逆拡散復
    調手段と、 通信相手である無線基地局が前記第1種および前記第2
    種のいずれであるかを判定する基地局種別判定手段と、 この基地局種別判定手段により、通信相手である無線基
    地局が前記第1種であると識別された場合には前記第1
    逆拡散復調手段を、また通信相手である無線基地局が前
    記第2種であると識別された場合には前記第2逆拡散復
    調手段をそれぞれ有効とする逆拡散復調方式選択手段と
    を具備したことを特徴とする移動通信システム。
  2. 【請求項2】 前記無線基地局は、自局が前記第1種お
    よび前記第2種のいずれであるかを、前記第1種の無線
    基地局および前記第2種の無線基地局に共通の所定の拡
    散変調方式を使用する共通制御チャネルで報知する種別
    報知手段を備え、 かつ前記基地局種別判定手段は、前記共通制御チャネル
    での報知に基づいて通信相手である無線基地局が前記第
    1種および前記第2種のいずれであるかを識別すること
    を特徴とする請求項1に記載の移動通信システム。
  3. 【請求項3】 複数のアンテナおよび、送信データをI
    Q平面上で線状となる所定の第2拡散変調方式で拡散変
    調した上で、前記複数のアンテナより送信させる第2変
    調手段を具備した第2種の無線基地局とともに混在配置
    されて、かつ、 到来した無線信号を、送信データをIQ平面上で線状と
    ならない所定の第1拡散変調方式に応じた所定の第1逆
    拡散復調方式で逆拡散復調する第1逆拡散復調手段と、 到来した無線信号を、前記第2拡散変調方式に応じた所
    定の第2逆拡散復調方式で逆拡散復調する第2逆拡散復
    調手段と、 通信相手である無線基地局が前記第1拡散変調方式を使
    用する第1種および前記第2種のいずれであるかを判定
    する基地局種別判定手段と、この基地局種別判定手段に
    より、通信相手である無線基地局が前記第1種であると
    識別された場合には前記第1逆拡散復調手段を、また通
    信相手である無線基地局が前記第2種であると識別され
    た場合には前記第2逆拡散復調手段をそれぞれ有効とす
    る逆拡散復調方式選択手段とを具備した移動通信端末と
    の無線通信を行うことで移動無線通信システムを構成す
    るもので、 単一のアンテナと、 前記第1拡散変調方式で拡散変調した上で、前記単一の
    アンテナより送信させる第1変調手段とを具備したこと
    を特徴とする無線基地局。
  4. 【請求項4】 単一のアンテナおよび、送信データをI
    Q平面上で線状とならない所定の第1拡散変調方式で拡
    散変調した上で、前記単一のアンテナより送信させる第
    1変調手段を具備した第1種の無線基地局とともに混在
    配置されて、かつ、 到来した無線信号を、前記第1拡散変調方式に応じた所
    定の第1逆拡散復調方式で逆拡散復調する第1逆拡散復
    調手段と、 到来した無線信号を、送信データをIQ平面上で線状と
    なる所定の第2拡散変調方式に応じた所定の第2逆拡散
    復調方式で逆拡散復調する第2逆拡散復調手段と、 通信相手である無線基地局が前記第1種および前記第2
    拡散変調方式を使用する第2種のいずれであるかを判定
    する基地局種別判定手段と、 この基地局種別判定手段により、通信相手である無線基
    地局が前記第1種であると識別された場合には前記第1
    逆拡散復調手段を、また通信相手である無線基地局が前
    記第2種であると識別された場合には前記第2逆拡散復
    調手段をそれぞれ有効とする逆拡散復調方式選択手段と
    を具備した移動通信端末との無線通信を行うことで移動
    無線通信システムを構成するもので、 複数のアンテナと、 前記第2拡散変調方式で拡散変調した上で、前記複数の
    アンテナより送信させる第2変調手段とを具備したこと
    を特徴とする無線基地局。
  5. 【請求項5】 単一のアンテナおよび、 送信データをIQ平面上で線状とならない所定の第1拡
    散変調方式で拡散変調した上で、前記単一のアンテナよ
    り送信させる第1変調手段を具備した第1種の無線基地
    局と、 複数のアンテナおよび、 送信データをIQ平面上で線状となる所定の第2拡散変
    調方式で拡散変調した上で、前記複数のアンテナより送
    信させる第2変調手段を具備した第2種の無線基地局と
    を混在配置された移動通信システムで使用される移動通
    信端末において、 到来した無線信号を、前記第1拡散変調方式に応じた所
    定の第1逆拡散復調方式で逆拡散復調する第1逆拡散復
    調手段と、 到来した無線信号を、前記第2拡散変調方式に応じた所
    定の第2逆拡散復調方式で逆拡散復調する第2逆拡散復
    調手段と、 通信相手である無線基地局が前記第1種および前記第2
    種のいずれであるかを判定する基地局種別判定手段と、 この基地局種別判定手段により、通信相手である無線基
    地局が前記第1種であると識別された場合には前記第1
    逆拡散復調手段を、また通信相手である無線基地局が前
    記第2種であると識別された場合には前記第2逆拡散復
    調手段をそれぞれ有効とする逆拡散復調方式選択手段と
    を具備したことを特徴とする移動通信端末。
  6. 【請求項6】 前記基地局種別判定手段は、前記第1逆
    拡散復調手段および前記第2逆拡散復調手段にそれぞれ
    到来した無線信号の逆拡散復調を行わせ、その結果、正
    しくデータが得られた方の逆拡散復調手段の逆拡散復調
    方式に対応する拡散変調方式を使用する種別の無線基地
    局が通信相手であると識別することを特徴とする請求項
    5に記載の移動通信端末。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007221462A (ja) * 2006-02-16 2007-08-30 Mitsubishi Electric Corp 受信装置および通信システム
JP2010532589A (ja) * 2007-02-27 2010-10-07 モトローラ・インコーポレイテッド マルチキャリア通信システム内の伝送を行うための方法および装置

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