JP2000222386A - 積和回路及び傾き検出装置 - Google Patents

積和回路及び傾き検出装置

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JP2000222386A
JP2000222386A JP11307321A JP30732199A JP2000222386A JP 2000222386 A JP2000222386 A JP 2000222386A JP 11307321 A JP11307321 A JP 11307321A JP 30732199 A JP30732199 A JP 30732199A JP 2000222386 A JP2000222386 A JP 2000222386A
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νmos
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Kazuyuki Maruo
和幸 丸尾
Sunao Shibata
直 柴田
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Advantest Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像の傾きを小さい回路で高速に算出するこ
とのできる傾き検出装置を提供すること。 【解決手段】 2つの入力電圧にそれぞれ所定の係数を
乗じて加算する積和回路50であって、ドレイン70、
ソース72、及びフローティングゲート74を有するν
MOS型トランジスタと、2つの入力電圧を、それぞれ
フローティングゲート74に容量結合する第1及び第2
のキャパシタンス(C1、C2)と抵抗素子R0及びν
MOS型トランジスタの間に生じる電圧を出力する出力
端子86とを備え、ドレイン70及びソース72間に抵
抗素子R0を介して定電圧が加えられている。抵抗素子
R0は、MOS型トランジスタを有しても良い。フロー
ティングゲート74とグランドとを接続する第3のキャ
パシタンスを更に備えてもよい。νMOS型トランジス
タがNチャネルνMOSトランジスタであり、ドレイン
70がソース72より高い電位に接続される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、積和回路及び傾き
検出装置に関する。特に本発明は、特にアナログ・多値
データを高速かつ高精度に演算することができる積和回
路及び当該積和回路を用いた傾き検出回路に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータは、アナログ量を扱う場
合、通常はまずA/Dコンバータを利用してアナログ量
をディジタル値に変換し、その後デジタル処理を行う。
ディジタル処理は正確であるが、データ量が膨大となり
処理段数が大きくなる。このため、特に2次元画像から
特定の形状を認識するような情報処理をディジタル回路
で構成した場合、実時間で応答することが困難になる。
【0003】たとえば、2値画像内に存在する直線の位
置と回転角を検出する方法として、直線ハフ(Houg
h)変換という画像処理が知られている。直線ハフ変換
は、2値画像中の活性画素(例えば、画素値‘1’の画
素)の座標値を入力として三角関数と積和演算を行い、
結果を2次元メモリにマッピングする。直線ハフ変換は
ノイズに対して頑強であり、直線が途中で切れていたり
複数の直線が複雑に交差していても直線の回転角を検出
することができるので、リアルタイム画像認識をはじめ
として様々な分野に応用されている。
【0004】図1は、上記直線ハフ変換を実時間で実現
するためにディジタル信号処理回路を利用したハフ変換
集積回路を示す。本集積回路は、MOS(Metal Oxide
Semiconductor)論理回路、あるいはTTL(Transisto
r Transistor Logic)などの論理集積回路で実現されて
おり、入力された2値画像における、活性画素アドレス
を逐次出力するアドレス出力手段12と、三角関数表1
8を格納したROM(Read Only Memory)16と、アド
レス出力手段12が出力したアドレス及び三角関数表1
8から読み出した三角関数に基づいて積和演算を行う積
和回路20とを備える。
【0005】更にハフ変換集積回路は、積和演算結果を
格納する2次元メモリ24と、2次元メモリ24に格納
された格納値から最大値を検出する最大値検出部26
と、最大値検出部26が検出した最大値に基づいて入力
画像の傾きを出力する傾き出力部28とを備える。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】論理回路で上記ハフ演
算を行う為には、三角関数表18を格納したROM16
からデータをラッチし、アドレス出力手段12が出力し
たディジタルのアドレスデータと三角関数の積和演算を
行うという2段の処理が必要である。さらに、積和演算
処理をたとえば8bitの精度で行う為には、8段の論
理積処理と8段の並列全加算処理が必要となるので回路
遅延が大きくなる。
【0007】このハフ変換回路をたとえばCMOS(Co
mplementary MOS)論理回路で、8bitの演算精度で
構成した場合、三角関数を格納したROMに100トラ
ンジスタ程度と、積和回路に1500トランジスタ程度
が必要となり、合計1600トランジスタ程度必要とな
る。処理速度を向上させるためにこのハフ変換回路を複
数並列化する場合には、たとえば60並列の場合で約1
00、000トランジスタが必要となり、現状の高集積
技術ではLSIチップ全体を占有してしまう。従って、
ハフ変換結果を格納する2次元メモリ等は別チップへ実
装することになり、全体として複数チップを実装した大
規模な回路構成になってしまう。
【0008】そこでこの発明は、従来論理集積回路で構
成されているハフ変換演算集積回路にMOSアナログ回
路技術を導入することにより、処理速度を向上させ、か
つ回路規模を小さくして並列化を可能にした半導体集積
回路を提供することを目的とする。この目的は特許請求
の範囲における独立項に記載の特徴の組み合わせにより
達成される。また従属項は本発明の更なる有利な具体例
を規定する。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の形態によ
れば、2つの入力電圧にそれぞれ所定の係数を乗じて加
算する積和回路であって、ドレイン70、ソース72、
及びフローティングゲート74を有するνMOS型トラ
ンジスタと、所定の抵抗値を有する抵抗素子R0と、2
つの入力電圧を、それぞれフローティングゲート74に
容量結合する第1及び第2のキャパシタンスと抵抗素子
R0及びνMOS型トランジスタの間に生じる電圧を出
力する出力端子(86)とを備え、ドレイン70及びソ
ース72間に抵抗素子R0を介して定電圧が加えられて
いる。
【0010】抵抗素子R0は、MOS型トランジスタを
有しても良い。フローティングゲート74とグランドと
を接続する第3のキャパシタンスを更に備えてもよい。
νMOS型トランジスタがNチャネルνMOSトランジ
スタであり、ドレイン70がソース72より高い電位に
接続されてもよい。νMOS型トランジスタがPチャネ
ルνMOSトランジスタであり、ソース72がドレイン
70より高い電位に接続されても良い。
【0011】νMOS型トランジスタを複数備え、複数
のνMOS型トランジスタの各々に対して、抵抗素子R
0並びに第1及び第2のキャパシタンスを独立に設けて
いてもよい。各νMOS型トランジスタにおける、第1
のキャパシタンス及び第2のキャパシタンスの値を多様
な角度θにおけるsinθ及びcosθの値と等しくすること
により、積和回路は多様な角度θにおけるsinθ及びcos
θとx方向のアドレス及びy方向のアドレスとを高速に
積和することができる。このためハフ変換を高速に行う
ことができる。なおこの場合は、複数のνMOS型トラ
ンジスタにおける、第1のキャパシタンスの自乗及び第
2のキャパシタンスの自乗の和が等しくなる。
【0012】フローティングゲート74を接地電位に接
続するスイッチ84を更に備えてもよい。これにより、
フローティングゲート74の初期電荷や繰り返し使用す
ることによりフローティングゲート74に蓄積するトン
ネル電荷を初期化するこができる。このため、積和演算
を正確に行うことができる。スイッチ84は、CMOS
スイッチを利用しても、抵抗と容量の組み合わせで構成
してもよい。
【0013】本発明の第2の形態によれば、入力画像の
傾きを検出する傾き検出装置であって、入力画像に含ま
れる複数の活性画素における、x方向及びy方向のアド
レスをそれぞれ出力するアドレス出力手段12と、アド
レス出力手段12が出力したx方向及びy方向のアドレ
スをそれぞれアナログ値に変換するD/Aコンバータ
と、D/Aコンバータがアナログ値に変換したx方向ア
ドレス及びy方向のアドレスに、複数の角度θにおける
値cosθ及びsinθを乗じて加算し積和結果として出力す
るアナログ積和回路と、積和結果及び角度θに基づいて
アドレスが定められるメモリと、メモリにおける積和結
果及び角度θに基づいて定められたアドレスの格納値
を、活性画素毎に増加させる増加手段と、メモリに格納
された格納値に基づいて傾きを算出する傾き算出手段と
を備えた。
【0014】アナログ積和回路は、積和結果をメモリの
アドレスの少なくとも一部に変換するA/Dコンバータ
を有してもよい。傾き算出手段は、2次元メモリに格納
された最も大きい格納値を検出する最大値検出手段と、
最大値検出手段が検出した格納値のアドレスに基づい
て、角度θを傾きとして出力する傾き出力手段とを有し
てもよい。なお上記の発明の概要は、本発明の必要な特
徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群のサ
ブコンビネーションも又発明となりうる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態を通じて
本発明を説明するが、以下の実施形態はクレームにかか
る発明を限定するものではなく、又実施形態の中で説明
されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に
必須であるとは限らない。
【0016】図2は、本実施形態における傾き検出装置
の構成を示すブロック図である。本傾き検出装置は、入
力された2値画像における、活性画素アドレスを出力す
るアドレス出力手段12と、アドレス出力手段12が出
力したアドレスをアナログ値に変換するD/Aコンバー
タ14と、D/Aコンバータ14がアナログ値に変換し
たアドレスに、各種角度θにおける値cosθ及びsinθを
乗じるアナログの積和回路20と、メモリ24におけ
る、積和回路20が算出した値ρ及びそのときの角度θ
に基づいて定められるアドレスの値を増加させる増加手
段22を備える。
【0017】また傾き検出装置は、メモリ24に格納さ
れたデータに基づいて入力画像の傾きを算出する傾き算
出手段30とを備え、この傾き算出手段30には、メモ
リ24に格納されたデータ中の最大値を検出する最大値
検出部26と、最大値検出部26が検出したデータのア
ドレスに基づいて、入力画像の傾きθを算出して出力す
る傾き出力部28とが設けられている。
【0018】入力される2値画像は、活性画素(画素値
1の画素)及び非活性画素(画素値0の画素)を有す
る。活性画素としては、例えば読み取った対象物におけ
るエッジとして検出された画素が該当し、否活性画素に
は、例えばエッジ以外の画素が該当する。アドレス出力
手段12は、入力された2値画像中の活性画素の座標値
を出力する。積和回路20は、x方向及びy方向の座標
値と三角関数を積和することにより直線ハフ変換を行
う。直線ハフ変換された結果が2次元メモリ24に格納
され、最大値検出部26が、2次元メモリ24の中から
最大の値を有するデータを検出する。傾き出力部28
は、最大値検出部26が検出したアドレスに基づいて、
入力2値画像中に存在する直線の位置及び傾きを検出す
る。
【0019】A.ハフ変換手段 積和回路20が行うハフ変換の内容を説明する。ハフ変
換については、K. Hanahara, T. Maruyama and T. Uchi
yama, "A Real-Time Processor for the HoughTransfor
m" IEEE Trans. Pattern Anal. Machine Intel., Vol.
PAMI-10, No.1, pp. 121-125, Jan. 1988にも説明され
ているので、ここではハフ変換処理について、具体的な
画像サンプルを用いて簡単に説明する。
【0020】図3は、直線成分を含む2値画像である。
図中の白い部分が活性画素、黒い部分が不活性画素であ
る。L1、L2、L3に示すように活性画素が複数の直
線を構成している。この2値画素に直線ハフ変換を適用
する。直線はある一つの原点からの法線の長さρと、法
線とy軸のなす角θで、次式のように表現される。
【0021】
【数1】 (1) 1本の直線は、ρ-θ平面では一点で表現される。直線
ハフ変換においては、x―y平面上の一点をその点を通
すべての直線の集まりで表現する。これらの直線はρ―
θ空間ではサインカーブとなる。このサインカーブをハ
フ曲線とよぶ。
【0022】図4に示す3点α(x1、y1)、β(x
2、y2)、γ(x3、y3)が、直線L上に乗ってい
るとすると、対応するハフ曲線は、図5に示すように直
線Lに対応する点(θο、ρο)で交わる。つまり直線
は、ρ―θ空間における複数のハフ曲線の交点として検
出することができる。交点の輝度は、交わるハフ曲線の
数に比例して高くなる。
【0023】図6は、図3の画像に直線ハフ変換を適用
した結果を示す。ρ―β平面でθ=24°付近にいくつ
かの輝度値が高い点が見られる。輝度値に対して、例え
ばしきい値処理を適用することにより、図3のL1、L
2、L3の直線ペアーに対応する6個のピークを検出で
きる。6個のピークが生じている位置はいずれもθ=2
4度であるから、図3に示す入力画像においては配線パ
ターンの回転角が24度であることを検出することがで
きる。以上のように、直線ハフ変換を利用することによ
り、画像中の直線とその傾きを検出することができる。
【0024】B.νMOS積和回路 積和回路20は、前節にて説明した式(1)のハフ変換
積和演算を“ニューロMOS(νMOSと呼ぶ)”トラ
ンジスタを応用したアナログ回路にて実現する。νMO
Sトランジスタについては、T. Shibata and T. Ohmi "
A Functional MOS Transistor Featuring Gate-Leve Wi
ghted Sum and Threshold Operations"IEEE Trans. Ele
ctron Devices, vol. 39, No. 6, pp. 121-132, June 1
992 にも説明されているので、ここではνMOS積和回
路について簡単に説明する。
【0025】図7は、νMOSの構成概念図を示す。ν
MOSは、フローティングゲート74を追加し、入力ゲ
ート(76a、76b、・・・76n)を複数並列に配
したMOSトランジスタである。通常のMOSトランジ
スタはゲートが1つなので、ゲート電圧によって、スイ
ッチのオン/オフが決まる。図7のνMOSトランジス
タにおけるドレイン70及びソース72の構成は従来の
MOSトランジスタと同じなので、図7のフローティン
グゲート74に印加された電圧によってドレイン電流が
定まる。フローティングゲート74の電圧は、複数のゲ
ート電圧V、V、,,,、Vの総和で決まる。
【0026】図8は、実際のフローティングゲート74
の電位φを求めるモデルを示す。入力ゲート側の容量
に蓄えられる電荷の合計Qは、フローティングゲート
74の電位をφとすると、
【数2】 (2) である。一方、基板側の容量に蓄えられる電荷Qは、
【数3】 (3) である。Q=Qなので、
【数4】 (4) これより、フローティングゲート74の電位φは、
【数5】 (5) となる。
【0027】図9にνMOS積和回路の回路図を示す。
ここでは入力ゲート(76a及び76b)を2つにして
いる。フローティングゲート74の電位φは式(5)
より、
【数6】 (6) となる。
【0028】この回路は、図9に示したドレイン電流の
向きから明らかなように、Vout側がソース72であ
る。これよりVds=Vdd-Vout‘gs=φ-
utとなり、Vds-(Vgs-V)=Vdd
+Vを得る。φ<5Vなので、V>0であれ
ば、常にVds-(Vgs-V)>0、すなわちVds
>Vgs-Vが成立しているので、このnMOSトラ
ンジスタは常に飽和領域で動作する。したがって、ドレ
イン電流Idsは、
【数7】 (7) と求められる。
【0029】一方、抵抗Rを通る電流は、Iは、
【数8】 (8) である。Ids=Iなので、
【数9】 (9) として、これからVoutをもとめると、
【数10】 (10) となる。
【0030】β=7×10−5なので、Rが数10k
Ω以上であれば、平方根の中の項は、
【数11】 (11) となる。さらに、0V<Vout<5Vなので、式(1
0)は、
【数12】 (12) となる。
【0031】図9の回路は、フローティングゲート74
の電位φに対して線形に変化する電圧Voutを出力
する。ここでしきい値電圧をV=0Vとすると、入力
と全く同じ電圧を出力する回路を構成することができ
る。式(6)及び(12)より、図9のソースフォロワ
回路の入出力は次のようになる。
【0032】
【数13】 (13) V=0V、 CTOTAL=C+C+Cとする
と、
【数14】 (14) となり、係数1/CTOTALが掛かった積和演算器と
なる。以上のように、図9に示した回路は、積和回路に
なる。V≠0Vの場合でも、積和演算の結果に一定の
オフセットが加わるだけで、積和演算の他の内容には影
響をあたえない。
【0033】C.直線ハフ演算回路 前節で説明した積和回路の動作、すなわち式(14)に
おいて、C(θ)∝sinθ、C(θ)∝cosθ
とし、入力電圧を2値画像中の活性画素のx、y座標値
のアナログ値(Vx、Vy)、おのおのの入力ゲート容
量をCsin(θ)、Ccos(θ)とすると、式(1
4)は、
【数15】 (15) となり、式(1)のハフ変換演算と同等になる。
【0034】CTOTALの値は一定であることが望ま
しいが、
【数16】 (16) であり、sinθ+cosθは一定でないので、C
TOTALも一定にならない。そこで、図9の回路とア
ースとの間に次式で示す容量CTOTALの入力ゲート
を追加する。
【数17】 (17)
【0035】図10は容量CTOTALの入力ゲートを
追加したνMOS回路50を示す。また図10では、図
9の回路素子RとしてPMOS78を用い、NMOS
80、PMOS78のフローティングゲート74を共通
にしたCMOSとしている。MOS型トランジスタのチ
ャネル抵抗を負荷抵抗として利用することにより、小面
積で比較的高い抵抗を得ることができる。CTOTAL
は、必要十分な値、たとえばCcos(θ)+Csin
(θ)の最大値とする。追加した入力ゲートを接地(=
0V)することにより、θが変化してもCTOTAL
一定にすることができる。接地入力ゲートを追加したこ
とによる出力電圧Voutは、
【数18】 (18) となり所望の積和演算を行うことができる。
【0036】図11は、複数のνMOSトランジスタ5
0〜60を並列に配列した回路を示す。各νMOSにお
ける2つの入力ゲートに接続された容量をそれぞれ、各
種θにおける値Csin(θ)及びCcos(θ)に比
例する大きさに設定し、各νMOSにxアドレス及びy
アドレスのアナログ値を入力する。これにより、ある活
性画素の各種θにおけるハフ変換演算を同時に行うこと
ができる。
【0037】図12は、増加手段22の一部の構成とし
ての増加手段要素22a、及び2次元メモリ24の一部
の構成としての2次元メモリ要素24aを示す。図11
に示す複数のνMOSトランジスタ50〜60の各出力
に対して、それぞれ図12に示す増加手段要素22a及
び2次元メモリ要素24aが独立に設けられている。
【0038】増加手段要素22aは複数の比較器103
を有し、各比較器103にはそれぞれ異なる参照電圧及
び積和回路20の出力Voutが入力される。比較器1
03は、入力電圧Voutが参照電圧より大きければ1
を、小さければ0を出力する。隣接する2つの比較器の
出力を排他的論理和回路104に入力することにより、
Vout電圧に最も近い参照電圧が入力された比較器1
03が接続された排他的論理和回路104の出力が1と
なり、その他の排他的論理和回路104の出力は0とな
る。排他的論理和104に代えて、対応する比較器の出
力が0で1つ上の比較器の出力が1の場合にのみ0を出
力する論理回路を設けても良い。この場合は、例えば図
13に示すように、対応する比較器の出力をNOTゲー
トに入力し、NOTゲートの出力及び1つ上の比較器の
出力をNANDゲートに入力すればよい。
【0039】2次元メモリ要素24aは、ρに対応付け
られた複数のレジスタ105を有する。増加回路22
は、出力が1となった排他的論理和回路104に接続さ
れたレジスタ105の値を1インクリメントする。複数
の活性画素の各々に対して上記処理を繰り返すことによ
り、入力画像をハフ変換することができる。
【0040】最大値検出部26は、ハフ変換処理が完了
した後に、2次元メモリ24の各2次元メモリ要素24
aに含まれる各レジスタ105の値を読み取り、最大値
のアドレスを出力する。このアドレスに基づいて、傾き
検出部26は入力2値画像中の直線の位置と回転角を検
出する。
【0041】アナログ入力である電圧Vx、Vyを積和
回路20に印加する。たとえば、Vx=5V、Vy=5
V、θ=45°とし、入力ゲート容量をCsin(θ)
=sinθ×100(フェムトファラッド)、Ccos
(θ)=cosθ×100(フェムトファラッド)、C
add=0ファラッド、C=35(フェムトファラッ
ド)とすると、式(18)のVoutは約4(V)とな
る。
【0042】図14は、(Vx、Vy)={2.5V、
2.5V}、{5V、5V}、{5V、0V}、{0
V、5V}とし、θ=0°、10°、、、、、90°に
対して、回路シュミレーション(商品名:HSPIC
E)を利用して過渡解析した結果を示す。式(15)に
より算術的に求められるVoutとほぼ等しい電圧Vo
utが検出されているので、図10の回路がハフ変換回
路として正しく動作していることがわかる。
【0043】図15は、図14と同じ4通りの入力電圧
に対してθを0°≦θ≦90°の範囲で変化させたとき
に2次元メモリ24に格納される値を示す。{0V、5
V}、{2.5V、2.5V}、{5V、0V}の3点
はVx―Vy平面内で45°の直線上に乗っており、対
応する3本のハフ曲線がθ=45°で交差している。こ
れにより、本実施形態の傾き検出装置がハフ変換結果を
2次元メモリ24に格納していることがわかる。
【0044】本実施形態によると、活性画素1画素を、
直線ハフ変換演算し、更に2次元メモリへラッチする処
理を約500nsで終えることができた。従って2値画
像中の活性画素数を1024画素とすると、0.5msで
SLHT処理を完了できる。同様の処理をディジタル回
路で実現すると、クロック周波数20MHzで16.7
msかかるので本実施形態における処理速度は約33倍
高速である。
【0045】ハフ変換処理回路を1度の分解能で0°≦
θ≦90°まで並列で行う場合、CMOS論理回路では
約200Kトランジスタ必要であるが、本実施例では
0.36Kしか必要としない。即ち、必要なトランジス
タ数が550分の1になっており、集積回路の面積比は
約30分の1となる。
【0046】図15は、他の実施形態を示す。図15に
示す傾き検出装置は、図10を用いて説明した積和回路
20のアナログ出力をディジタル値に変換するA/Dコ
ンバータ88を有し、2次元メモリ24への格納、最大
値検出などの処理をDSP(Digital Signal Processo
r)で代替する。図15において、図10と同一の符号
を付した構成は、図10を用いて説明した構成と機能お
よび動作が同一なので説明を省略する。更に他の実施形
態としては、2次元メモリ24及び最大値検出部26
を、汎用のコンピュータ及びコンピュータ上で動作する
ソフトウェアによって提供してもよい。
【0047】また更に他の実施形態としては、ρ−θ空
間上における輝度の大きい複数の点に基づいて、対象画
像の傾きを算出しても良い。例えば、前記度値のヒスト
グラムを取って、上位10パーセントの点が含まれる輝
度を閾値とし、閾値以上の輝度を有する全ての点に基づ
いて対象画像の傾きを算出する方法が考えられる。この
ように複数の点に基づいて対象画像の傾きを算出する場
合には、それぞれの点によって算出される対象画像の傾
きθ1、θ2、・・・に、輝度に基づいて定められる重
みa1、a2、・・・を乗じて積和平均を得ることが好
ましい。この場合、対象画像の傾きθは、次式 θ=(a1θ1+a2θ2+・・・)/(a1+a2+
・・・) によって算出することができる。より簡単には、選択さ
れた複数の点にもとづいてそれぞれ算出される対象画像
の傾きの中央値または単純な平均値を対象画像の傾きと
しても良い。
【0048】更に、各点に基づいて算出される傾きデー
タθ1、θ2、・・・のそれぞれを、各点の輝度に対応
付けてヒストグラムとして出力しても良い。この場合、
同一の角度θにおいて複数の点が選択されている場合
は、それら複数の点の輝度の合計値を角度θに対応付け
て出力することが好ましい。このようなヒストグラムに
よれば、算出された対象画像の角度、及びその角度に含
まれる誤差の大きさを把握することができる。さらに、
対象画像の傾きが算出された所定の範囲(例えばプラス
マイナス5度)に含まれる可能性の大きさを、ヒストグ
ラムと共に出力してもよい。
【0049】以上、本発明を実施の形態を用いて説明し
たが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範
囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又
は改良を加えることができることが当業者に明らかであ
る。その様な変更又は改良を加えた形態も本発明の技術
的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から
明らかである。
【0050】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明のニ
ューロMOSアナログ積和回路によれば、従来のディジ
タル回線技術による実装ではかなり大規模な回路構成に
なってしまうハフ変換を小さな回路で実現することがで
きる。また高速にハフ変換処理を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の傾き検出装置の構成を示すブロック図で
ある。
【図2】実施形態における傾き検出装置の構成を示すブ
ロック図である。
【図3】本実施形態における入力2値画像の例を示すサ
ンプル画像である。
【図4】3画素の活性画素が直線Lに乗っている2値画
像である。
【図5】図4の2値画像をハフ変換処理した結果を示す
画像である。
【図6】図3のサンプル2値画像にハフ変換処理を適用
した結果を示す画像である。
【図7】ニューロMOS(νMOS)トランジスタの回
路構成図である。
【図8】νMOSトランジスタの容量をモデル化して示
した等価回路である。
【図9】νMOS積和回路の構成図である。
【図10】本実施形態で用いたνMOSトランジスタの
回路構成図である。
【図11】νMOSによる直線ハフ変換演算回路をθを
変えながら複数並列に配置した回路図である。
【図12】増加手段要素22a及び2次元メモリ要素2
4aの詳細な構成を示すブロック図である。
【図13】増加手段要素22a及び2次元メモリ要素2
4aの他の構成を示すブロック図である。
【図14】図10ハフ変換処理回路のHSPICEシュ
ミレーション結果である。
【図15】図12の、ハフ変換処理後の2次元メモリの
内容を画像イメージで表示した、HSPICEシュミレ
ーション結果を示す。
【図16】傾き検出装置の他の実施形態を示す。
【符号の説明】
12 アドレス出力手段 14 D/Aコンバータ 16 ROM 18 三角関数表 2
0 積和回路 22 増加手段 24 メモリ 2
6 最大値検出部 28 傾き出力部 30 傾き算出手段 5
0 νMOSトランジスタ 103 比較器 104 排他的論理和回路 1
05 レジスタ

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の入力電圧に所定の角度θにおける
    余弦値cosθを乗じた値と、第2の入力電圧に前記所定
    の角度θにおける正弦値sinθを乗じた値とを加算した
    積和値を出力する積和回路であって、 ドレイン、ソース、及びフローティングゲートを有する
    νMOS型トランジスタと、 前記第1の入力電圧を前記フローティングゲートに容量
    結合する、キャパシタンスが前記余弦値cosθである第
    1のコンデンサと、 前記第2の入力電圧を前記フローティングゲートに容量
    結合する、キャパシタンスが前記正弦値sinθである第
    2のコンデンサと、 前記νMOS型トランジスタに接続された抵抗素子と、 前記抵抗素子及び前記νMOS型トランジスタの間の電
    位を出力する出力端子とを備え、 前記ドレイン及び前記ソース間に前記抵抗素子を介して
    定電圧が加えられることにより、前記積和値を前記出力
    端子から出力することを特徴とする積和回路。
  2. 【請求項2】 前記抵抗素子が、MOS型トランジスタ
    を有することを特徴とする請求項1に記載の積和回路。
  3. 【請求項3】 前記フローティングゲートとグランドと
    を接続する第3のコンデンサを更に備えたことを特徴と
    する請求項1に記載の積和回路。
  4. 【請求項4】 前記νMOS型トランジスタがNチャネ
    ルνMOSトランジスタであり、前記ドレインが前記ソ
    ースより高い電位に接続されることを特徴とする請求項
    1に記載の積和回路。
  5. 【請求項5】 前記νMOS型トランジスタがPチャネ
    ルνMOSトランジスタであり、前記ソースが前記ドレ
    インより高い電位に接続されることを特徴とする請求項
    1に記載の積和回路。
  6. 【請求項6】 前記νMOS型トランジスタを複数備
    え、 前記複数のνMOS型トランジスタの各々に対して、前
    記抵抗素子及び前記第1のコンデンサ及び第2のコンデ
    ンサが独立に設けられていることを特徴とする請求項1
    に記載の積和回路。
  7. 【請求項7】 前記複数のνMOS型トランジスタの各
    々における、前記第1のコンデンサのキャパシタンスの
    自乗及び前記第2のコンデンサのキャパシタンスの自乗
    の和が等しいことを特徴とする請求項6に記載の積和回
    路。
  8. 【請求項8】 前記フローティングゲートを接地電位に
    接続するスイッチを更に備えたことを特徴とする請求項
    1に記載の積和回路。
  9. 【請求項9】 入力画像の傾きを検出する傾き検出装置
    であって、 前記入力画像に含まれる複数の活性画素における、x方
    向及びy方向のアドレスをそれぞれ出力するアドレス出
    力手段と、 前記アドレス出力手段が出力した前記x方向及びy方向
    のアドレスをそれぞれアナログ値に変換するD/Aコン
    バータと、 前記D/Aコンバータがアナログ値に変換した前記x方
    向のアドレスに複数の角度θにおける余弦値cosθを乗
    じた値と、前記D/Aコンバータがアナログ値に変換し
    たy方向のアドレスに前記複数の角度θにおける正弦値
    sinθを乗じた値とを加算し積和結果として出力するア
    ナログ積和回路と、 前記積和結果及び前記角度θに基づいてアドレスが定め
    られる2次元メモリと、 前記2次元メモリにおける、前記積和結果及び前記角度
    θに基づいて定められた前記アドレスの格納値を、前記
    活性画素毎に増加させる増加手段と、 前記2次元メモリに格納された前記格納値に基づいて前
    記傾きを算出する傾き算出手段とを備えたことを特徴と
    する傾き検出装置。
  10. 【請求項10】 前記アナログ積和回路は、前記積和結
    果を前記2次元メモリのアドレスの少なくとも一部に変
    換するA/Dコンバータを有することを特徴とする請求
    項9に記載の傾き検出装置。
  11. 【請求項11】 前記傾き算出手段は、 前記2次元メモリに格納された最も大きい格納値を検出
    する最大値検出手段と、 前記最大値検出手段が検出した前記最も大きい格納値の
    アドレスに基づいて、前記角度θを前記傾きとして出力
    する傾き出力手段とを有することを特徴とする請求項9
    に記載の傾き検出装置。
  12. 【請求項12】 前記アナログ積和回路は、 ドレイン、ソース、及びフローティングゲートを有する
    νMOS型トランジスタと、 前記D/Aコンバータがアナログ値に変換した前記x方
    向のアドレスを前記フローティングゲートに容量結合す
    る、キャパシタンスが前記余弦値cosθである第1のコ
    ンデンサと、 前記D/Aコンバータがアナログ値に変換した前記y方
    向のアドレスを前記フローティングゲートに容量結合す
    る、キャパシタンスが前記正弦値sinθである第2のコ
    ンデンサと、 νMOS型トランジスタに接続された抵抗素子と、 前記抵抗素子及び前記νMOS型トランジスタの間の電
    位を出力する出力端子とを有し、 前記ドレイン及び前記ソース間に前記抵抗素子を介して
    定電圧が加えられることにより、前記積和結果を出力す
    ることを特徴とする請求項9に記載の傾き検出装置。
  13. 【請求項13】 前記抵抗素子が、MOS型トランジス
    タを有することを特徴とする請求項12に記載の傾き検
    出装置。
  14. 【請求項14】 前記フローティングゲートとグランド
    とを接続する第3のコンデンサを更に備えたことを特徴
    とする請求項12に記載の傾き検出装置。
  15. 【請求項15】 前記νMOS型トランジスタを複数備
    え、 前記複数のνMOS型トランジスタの各々に対して、前
    記抵抗素子及び前記第1のコンデンサ及び第2のコンデ
    ンサが独立に設けられていることを特徴とする請求項1
    2に記載の傾き検出装置。
  16. 【請求項16】 各νMOS型トランジスタにおける、
    前記第1のコンデンサのキャパシタンスの自乗及び前記
    第2のコンデンサのキャパシタンスの自乗の和が等しい
    ことを特徴とする請求項15に記載の傾き検出装置。
  17. 【請求項17】 前記フローティングゲートを接地電位
    に接続するスイッチを更に備えたことを特徴とする請求
    項12に記載の傾き検出装置。
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