JP2000222234A - 二重系のコンピュータシステム - Google Patents

二重系のコンピュータシステム

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JP2000222234A
JP2000222234A JP11026815A JP2681599A JP2000222234A JP 2000222234 A JP2000222234 A JP 2000222234A JP 11026815 A JP11026815 A JP 11026815A JP 2681599 A JP2681599 A JP 2681599A JP 2000222234 A JP2000222234 A JP 2000222234A
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JP
Japan
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data
computer
standby
storage device
files
Prior art date
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Pending
Application number
JP11026815A
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English (en)
Inventor
Takeshi Kato
剛 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Meidensha Corp, Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Meidensha Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 待機系コンピュータが共有ディスク上のデー
タを引き継ぐ場合、系の切り替え期間で共有ディスク上
のデータの欠落や矛盾が生じる。 【解決手段】 運用系コンピュータ1及び待機系コンピ
ュータ2は、共有ディスク3のデータファイルのうちの
Q件分データを記憶・更新しておくリカバリー用インデ
ックスデータとレコードデータA〜Dを設けておき、待
機系コンピュータは、系の切り替えに際して、データ
C,DとデータE,Fとを比較してデータの最終書込み
ポインタを認識し、Q件分より少ないN件分だけ逆上っ
たデータを共有ディスクの最終書込みポインタ位置から
書込み、運用系コンピュータからのN件分のデータと、
待機系から書込んだN件分のデータを比較し、重複部分
を削除する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、共有ディスクを用
いた二重系のコンピュータシステムに係り、特に運用系
を切り替える際の共有ディスク上のデータのリカバリー
方式に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の二重系のコンピュータシステム
は、図4に監視制御システムの場合を示すように、一方
のコンピュータ1を運用系とし、他方のコンピュータ2
を待機系とし、運用系のコンピュータ1が現場側のコン
トローラを介して現場機器・設備等を監視制御し、この
監視制御で送受されるデータを共有のデータ記憶装置と
しての共有ディスク3に対して書込み・読み出しを行
う。待機系のコンピュータ2は共有ディスク3からデー
タの読み込みのみを行う。
【0003】そして、運用系のコンピュータ1に異常発
生や保守点検のために機能を停止するとき、待機系のコ
ンピュータ2はシステムの運用を引き継ぐ。この引き継
ぎに際して、待機系のコンピュータ2は、共有ディスク
3上のデータを引き継ぐ。
【0004】同様に、待機系のコンピュータ2が運用系
で、運用系のコンピュータ1が待機系になっている状態
から、コンピュータ1への切り替えに際して、コンピュ
ータ1が共有ディスク上のデータを引き継ぐ。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記の二重系のコンピ
ュータシステムにおいて、待機系のコンピュータ2は、
共有ディスク3上のデータを引き継ぐ場合、待機系のコ
ンピュータ2が運用系のコンピュータ1の異常を検知し
たときから運用系に切り替える間に、共有ディスク3上
のデータが欠落してしまう場合がある。
【0006】例えば、図5に共有ディスク3に書込まれ
るメッセージデータの時系列を示す。A系のコンピュー
タでメッセージデータDAを書込み、この後に運用系を
切り替え、B系のコンピュータでメッセージデータDB
を書込むとき、斜線部分で示すように、系の切り替え期
間でメッセージデータが欠落する。
【0007】また、共有ディスク上のデータが複数ファ
イル構成の場合、運用系のコンピュータによるデータ書
込みが完全に終了する前に異常が発生し、系の切り替え
でファイル間のデータに矛盾が生じる場合がある。
【0008】図6は、インデックスデータAと、これに
関連するレコードデータBからなるファイル構成の場合
を示し、インデックスデータA2の書込み終了時に系の
切り替えが行われた場合、これに関連するレコードデー
タB2とインデックスデータA2の間に矛盾が発生す
る。
【0009】本発明の目的は、系の切り替えに際して、
共有ディスク上のデータの欠落及び矛盾を無くしたリカ
バリーができるコンピュータシステムを提供することに
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、運用系コンピ
ュータが共有のデータ記憶装置に書込んだQ件分のデー
タと同じデータを待機系コンピュータにリカバリー用デ
ータとして記憶更新しておき、系の切り替えに際して、
待機系コンピュータがN件(<Q件)分のデータを共有
のデータ記憶装置に書込み、データ記憶装置上で重複す
るN件分のデータを削除することにより、データの欠落
を無くすと共に矛盾を無くしたもので、以下の構成を特
徴とする。
【0011】運用系コンピュータと待機系コンピュータ
がデータ記憶装置を共有し、運用系コンピュータの異常
発生時に待機系コンピュータがデータ記憶装置のデータ
を使用して運用を開始する二重系のコンピュータシステ
ムにおいて、前記運用系コンピュータ及び待機系コンピ
ュータは、前記データ記憶装置のデータファイルのうち
のQ件分データを記憶・更新しておくリカバリー用デー
タバッファを設け、前記待機系コンピュータは、前記運
用系コンピュータに異常が発生したときに該待機系コン
ピュータのバッファに記憶するデータと前記データ記憶
装置のデータとを比較して該データ記憶装置に対するデ
ータの最終書込みポインタを認識する手段と、前記最終
書込みポインタから前記Q件分より少ないN件分だけ逆
上ったデータを前記データ記憶装置上の最終書込みポイ
ンタ位置から書込む手段と、前記運用系コンピュータか
ら前記データ記憶装置に書込んだN件分のデータと、待
機系から書込んだN件分のデータを比較し、重複部分を
削除してシステムの運用を開始する手段とを備えたこと
を特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施形態を示す
監視制御システムでの構成を示し、データをインデック
スデータとレコードデータの複数ファイル構成とする場
合のデータブロックのみを示す。
【0013】運用系のコンピュータ1及び待機系のコン
ピュータ2には、それぞれQ件分のインデックスデータ
とレコードデータをバッファに一時記憶するリカバリー
用インデックスデータA,Cとリカバリー用レコードデ
ータB,Dを設ける。
【0014】共有ディスク3には、必要件数分(≫Q
件)のインデックスデータEと、これに関連するレコー
ドデータFをファイルとしてもつ。
【0015】上記のデータファイルE,F及びバッファ
A〜Dを設けたシステム構成において、通常時には、運
用系のコンピュータ1は、リカバリー用インデックスデ
ータAとレコードデータBを共有データ3のインデック
スデータEとレコードデータFの該当するポインタ位置
に書込んでN件分の更新を行う。
【0016】また、待機系のコンピュータ2は、運用系
のコンピュータ1で更新された共有ディスク3上のQ件
分のインデックスデータとレコードデータをデータリカ
バリー用インデックスデータCとレコードデータDに書
込み、データC,Dを更新しておく。
【0017】図2は、リカバリー処理手順を示す。運用
系のコンピュータ1に異常が発生したとき(S1)、待
機系のコンピュータ2はそのインデックスデータCと共
有ディスク3のインデックスデータEとを比較し、共有
ディスク3に対するデータの最終書込みポインタをイン
デックスデータC上で決定(認識)する(S2)。
【0018】次に、待機系のコンピュータ2は、最終書
込みポインタから初期設定値としてのN(<Q)件分だ
け逆上ったインデックスデータCとレコードデータDを
共有ディスク3上の最終書込みポインタ位置からインデ
ックスデータEとレコードデータFに書込む(S3)。
【0019】次に、待機系のコンピュータ2は、運用系
のコンピュータ1から共有ディスク3に書込んだN件分
のデータと、待機系から共有ディスク3に書込んだN件
分のデータを比較し、重複部分を削除または削除のマー
キングを行う(S4)。この後は、待機系のコンピュー
タ2が運用系となってシステムを運用する(S5)。
【0020】したがって、運用系のコンピュータ1がデ
ータの書込み中に異常が発生してその中断があった場
合、その時点からN件分逆上ったデータについて待機系
のコンピュータ2のデータと比較し、重複しているデー
タを削除又は削除マーキングを行うことにより、N件分
だけ逆上ったデータについてその欠落を無くし、また誤
りの無いのデータを使って運用を開始することができ
る。
【0021】図3は、リカバリー機能における共有ディ
スク3上のメッセージデータ時系列を示し、運用系のコ
ンピュータ1から共有ディスク3に書込んだデータDA
と、待機系のコンピュータ2から共有ディスク3に書込
んだデータDBにはN件分だけ重複する部分があり、こ
のN件データには中断された部分のデータが含まれ、こ
のN件データについて運用系のコンピュータで書込んだ
重複データを削除することで、データに矛盾を無くすこ
とができる。
【0022】
【発明の効果】以上のとおり、本発明によれば、運用系
コンピュータが共有のデータ記憶装置に書込んだQ件分
のデータと同じデータを待機系コンピュータにリカバリ
ー用データとして記憶更新しておき、系の切り替えに際
して、待機系コンピュータがN件(<Q件)分のデータ
を共有のデータ記憶装置に書込み、データ記憶装置上で
重複するN件分のデータを削除するようにしたため、デ
ータの欠落を無くすと共に矛盾を無くした系の切り替え
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示すシステム構成図。
【図2】実施形態におけるリカバリー処理のフローチャ
ート。
【図3】実施形態におけるデータ書込み時系列の例。
【図4】二重系のコンピュータシステムの例。
【図5】データ書込みに欠落が生じる時系列の例。
【図6】複数ファイル構成のデータ例。
【符号の説明】
1…運用系コンピュータ 2…待機系コンピュータ 3…共有ディスク A,C…リカバリー用インデックスデータ B,D…リカバリー用レコードデータ E…インデックスデータ F…レコードデータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運用系コンピュータと待機系コンピュー
    タがデータ記憶装置を共有し、運用系コンピュータの異
    常発生時に待機系コンピュータがデータ記憶装置のデー
    タを使用して運用を開始する二重系のコンピュータシス
    テムにおいて、 前記運用系コンピュータ及び待機系コンピュータは、前
    記データ記憶装置のデータファイルのうちのQ件分デー
    タを記憶・更新しておくリカバリー用データバッファを
    設け、 前記待機系コンピュータは、 前記運用系コンピュータに異常が発生したときに該待機
    系コンピュータのバッファに記憶するデータと前記デー
    タ記憶装置のデータとを比較して該データ記憶装置に対
    するデータの最終書込みポインタを認識する手段と、 前記最終書込みポインタから前記Q件分より少ないN件
    分だけ逆上ったデータを前記データ記憶装置上の最終書
    込みポインタ位置から書込む手段と、 前記運用系コンピュータから前記データ記憶装置に書込
    んだN件分のデータと、待機系から書込んだN件分のデ
    ータを比較し、重複部分を削除してシステムの運用を開
    始する手段と、を備えたことを特徴とする二重系のコン
    ピュータシステム。
JP11026815A 1999-02-04 1999-02-04 二重系のコンピュータシステム Pending JP2000222234A (ja)

Priority Applications (1)

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Publications (1)

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JP2000222234A true JP2000222234A (ja) 2000-08-11

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ID=12203790

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JP11026815A Pending JP2000222234A (ja) 1999-02-04 1999-02-04 二重系のコンピュータシステム

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JP (1) JP2000222234A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003022259A (ja) * 2001-07-06 2003-01-24 Mitsubishi Electric Corp クライアントサーバ制御システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003022259A (ja) * 2001-07-06 2003-01-24 Mitsubishi Electric Corp クライアントサーバ制御システム

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