JP2000221566A - ファインダー装置、ファインダーの光路制御方法及び撮像装置並びに記憶媒体 - Google Patents
ファインダー装置、ファインダーの光路制御方法及び撮像装置並びに記憶媒体Info
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- JP2000221566A JP2000221566A JP11022829A JP2282999A JP2000221566A JP 2000221566 A JP2000221566 A JP 2000221566A JP 11022829 A JP11022829 A JP 11022829A JP 2282999 A JP2282999 A JP 2282999A JP 2000221566 A JP2000221566 A JP 2000221566A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 使用状態においては正確なファインダー画像
を認識することを可能とし、非使用状態においては外光
による画像表示部の損傷の発生を抑止したファインダー
装置を提供する。 【解決手段】 画像表示パネル1と、画像表示パネル1
において表示された画像を拡大する拡大レンズ群3とを
備えたファインダー装置23であって、拡大レンズ群3
に入射する外部光線が検出された場合には外光遮蔽板4
を閉じて遮断することにより、外光光線が画像表示パネ
ル1に照射されることを抑止する。これにより、画像表
示パネル1が熱によって損傷を受けることを抑止するこ
とができる。
を認識することを可能とし、非使用状態においては外光
による画像表示部の損傷の発生を抑止したファインダー
装置を提供する。 【解決手段】 画像表示パネル1と、画像表示パネル1
において表示された画像を拡大する拡大レンズ群3とを
備えたファインダー装置23であって、拡大レンズ群3
に入射する外部光線が検出された場合には外光遮蔽板4
を閉じて遮断することにより、外光光線が画像表示パネ
ル1に照射されることを抑止する。これにより、画像表
示パネル1が熱によって損傷を受けることを抑止するこ
とができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、小型ビデオカメラ
などに使用される、ファインダー装置に関するものであ
る。
などに使用される、ファインダー装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】先ず、図20及び図21を参照しながら
従来のファインダー装置の構成について説明する。図2
0及び図21は従来のファインダー装置を示す模式図で
ある。これらの図において1は画像表示部、2は拡大レ
ンズ群、12はファインダー装置を使用する使用者、1
3は外光光源を示している。画像表示部1に表示された
画像は拡大レンズ群2により拡大された後、使用者12
の目によって視認される。
従来のファインダー装置の構成について説明する。図2
0及び図21は従来のファインダー装置を示す模式図で
ある。これらの図において1は画像表示部、2は拡大レ
ンズ群、12はファインダー装置を使用する使用者、1
3は外光光源を示している。画像表示部1に表示された
画像は拡大レンズ群2により拡大された後、使用者12
の目によって視認される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来のファインダー装置においては、ファイン
ダー装置の外部からの逆入射光が拡大レンズ群2に照射
された場合には、図21に示すように、逆入射光が拡大
レンズ群2により画像表示部1近傍の微少範囲で結像さ
れることになる。この際、逆入射光の光源が太陽光など
の光量が大きい光源の場合、結像点近傍は局所的に非常
に高温になるため、画像表示部1が液晶パネルなどの高
温環境に弱いデバイスで構成されている場合には、熱破
壊により損傷が生じることがある。
たような従来のファインダー装置においては、ファイン
ダー装置の外部からの逆入射光が拡大レンズ群2に照射
された場合には、図21に示すように、逆入射光が拡大
レンズ群2により画像表示部1近傍の微少範囲で結像さ
れることになる。この際、逆入射光の光源が太陽光など
の光量が大きい光源の場合、結像点近傍は局所的に非常
に高温になるため、画像表示部1が液晶パネルなどの高
温環境に弱いデバイスで構成されている場合には、熱破
壊により損傷が生じることがある。
【0004】特に、ファインダー画像の視認性を向上す
るために拡大レンズ群2の視野角や開口径を大きした場
合には、外光がファインダー装置の内部に逆入射し易く
なると同時に集光量も多くなるため、逆入射光により画
像表示部1の熱損傷が多発することになる。
るために拡大レンズ群2の視野角や開口径を大きした場
合には、外光がファインダー装置の内部に逆入射し易く
なると同時に集光量も多くなるため、逆入射光により画
像表示部1の熱損傷が多発することになる。
【0005】こうした不具合を解消するため、特開平9
−127429号公報に開示されているように、画像表
示部1が液晶パネルによって構成されている場合には、
逆入射光が結像しない部分に、画像表示部1から出た光
の振動方向と平行な透過振動方向に偏光板をあらかじめ
設置するといった構造が提案されている。
−127429号公報に開示されているように、画像表
示部1が液晶パネルによって構成されている場合には、
逆入射光が結像しない部分に、画像表示部1から出た光
の振動方向と平行な透過振動方向に偏光板をあらかじめ
設置するといった構造が提案されている。
【0006】しかし、偏光板は透過振動方向だけでなく
それと垂直方向の光も吸収してしまうという欠点があ
る。また、偏光板自身にグレーなどの色が着色されてい
るため、偏光板を通した画像は輝度、色ともに本来のフ
ァインダー画像とはかけ離れたものとなってしまう。こ
うした不具合は、撮影した画像をより正確に表示すると
いう機能が求められるファインダー装置の場合、特に重
大な問題になり得る。
それと垂直方向の光も吸収してしまうという欠点があ
る。また、偏光板自身にグレーなどの色が着色されてい
るため、偏光板を通した画像は輝度、色ともに本来のフ
ァインダー画像とはかけ離れたものとなってしまう。こ
うした不具合は、撮影した画像をより正確に表示すると
いう機能が求められるファインダー装置の場合、特に重
大な問題になり得る。
【0007】本発明は、このような問題を解決するため
に成されたものであり、使用状態においては正確なファ
インダー画像を認識することを可能とし、非使用状態に
おいては外光による画像表示部の損傷の発生を抑止した
ファインダー装置、ファインダー装置の制御方法及び記
憶媒体を提供することを目的とする。
に成されたものであり、使用状態においては正確なファ
インダー画像を認識することを可能とし、非使用状態に
おいては外光による画像表示部の損傷の発生を抑止した
ファインダー装置、ファインダー装置の制御方法及び記
憶媒体を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のファインダー装
置は、画像表示部と、前記画像表示部において表示され
た画像を拡大する拡大光学系とを備えたファインダー装
置であって、前記拡大光学系に対して外部からの光線が
入射可能な場合には、前記拡大光学系を通過した前記光
線による前記画像表示部への照射を制限するようにして
いる。
置は、画像表示部と、前記画像表示部において表示され
た画像を拡大する拡大光学系とを備えたファインダー装
置であって、前記拡大光学系に対して外部からの光線が
入射可能な場合には、前記拡大光学系を通過した前記光
線による前記画像表示部への照射を制限するようにして
いる。
【0009】本発明のファインダー装置の一態様例にお
いては、前記拡大光学系を通して前記画像表示部が視認
されていない場合に、前記照射を制限するようにしてい
る。
いては、前記拡大光学系を通して前記画像表示部が視認
されていない場合に、前記照射を制限するようにしてい
る。
【0010】本発明のファインダー装置の一態様例にお
いては、前記拡大光学系を通して前記画像表示部が視認
されている場合に、前記照射を制限しないようにしてい
る。
いては、前記拡大光学系を通して前記画像表示部が視認
されている場合に、前記照射を制限しないようにしてい
る。
【0011】本発明のファインダー装置の一態様例にお
いては、前記画像表示部と前記拡大光学系との間に遮蔽
板を挿入することにより、前記照射を制限するようにし
ている。
いては、前記画像表示部と前記拡大光学系との間に遮蔽
板を挿入することにより、前記照射を制限するようにし
ている。
【0012】本発明のファインダー装置の一態様例にお
いては、前記画像表示部と前記拡大光学系との距離を可
変することにより、前記拡大光学系を通過した前記光線
の結像位置を移動させるようにしている。
いては、前記画像表示部と前記拡大光学系との距離を可
変することにより、前記拡大光学系を通過した前記光線
の結像位置を移動させるようにしている。
【0013】本発明のファインダー装置の一態様例にお
いては、前記画像表示部に対して前記拡大光学系の位置
を移動させる。
いては、前記画像表示部に対して前記拡大光学系の位置
を移動させる。
【0014】本発明のファインダー装置の一態様例にお
いては、前記拡大光学系に対して前記画像表示部の位置
を移動させる。
いては、前記拡大光学系に対して前記画像表示部の位置
を移動させる。
【0015】本発明のファインダー装置の一態様例にお
いては、前記画像表示部の電源をオフ状態とした場合
に、前記照射を制限するようにしている。
いては、前記画像表示部の電源をオフ状態とした場合
に、前記照射を制限するようにしている。
【0016】本発明のファインダー装置は、画像表示部
と、前記画像表示部において表示された画像を拡大する
拡大光学系と、前記拡大光学系に向かって外部から入射
する光線を検出する検出手段と、前記検出手段において
前記光線を検出した場合に、前記拡大光学系を通過した
前記光線による前記画像表示部への照射を制限する制御
手段とを有する。
と、前記画像表示部において表示された画像を拡大する
拡大光学系と、前記拡大光学系に向かって外部から入射
する光線を検出する検出手段と、前記検出手段において
前記光線を検出した場合に、前記拡大光学系を通過した
前記光線による前記画像表示部への照射を制限する制御
手段とを有する。
【0017】本発明のファインダー装置の一態様例にお
いては、前記画像表示部と前記画像光学系との間に出し
入れが可能な遮蔽板を有し、前記制御手段は前記光線を
検出した場合に前記遮蔽板を前記画像表示部と前記画像
光学系との間に挿入する。
いては、前記画像表示部と前記画像光学系との間に出し
入れが可能な遮蔽板を有し、前記制御手段は前記光線を
検出した場合に前記遮蔽板を前記画像表示部と前記画像
光学系との間に挿入する。
【0018】本発明のファインダー装置の一態様例にお
いては、前記前記画像表示部と前記画像光学系とは相対
的に移動可能とされ、前記制御手段は前記光線を検出し
た場合に前記前記画像表示部と前記画像光学系との相対
的な距離を可変して前記光線の結像位置を前記画像表示
部から離間させる。
いては、前記前記画像表示部と前記画像光学系とは相対
的に移動可能とされ、前記制御手段は前記光線を検出し
た場合に前記前記画像表示部と前記画像光学系との相対
的な距離を可変して前記光線の結像位置を前記画像表示
部から離間させる。
【0019】本発明のファインダー装置の一態様例にお
いては、前記制御手段は前記画像光学系に対して前記画
像表示部を移動させる。
いては、前記制御手段は前記画像光学系に対して前記画
像表示部を移動させる。
【0020】本発明のファインダー装置の一態様例にお
いては、前記制御手段は前記画像表示部に対して前記画
像光学系を移動させる。
いては、前記制御手段は前記画像表示部に対して前記画
像光学系を移動させる。
【0021】本発明のファインダー装置は、画像表示部
と、前記画像表示部において表示された画像を拡大する
拡大光学系と、前記拡大光学系を通して前記画像表示部
が視認されているか否かを検出する検出手段と、前記検
出手段において前記画像表示部が視認されていないこと
が検出された場合に、前記拡大光学系を通過した前記光
線による前記画像表示部への照射を制限する制御手段と
を有する。
と、前記画像表示部において表示された画像を拡大する
拡大光学系と、前記拡大光学系を通して前記画像表示部
が視認されているか否かを検出する検出手段と、前記検
出手段において前記画像表示部が視認されていないこと
が検出された場合に、前記拡大光学系を通過した前記光
線による前記画像表示部への照射を制限する制御手段と
を有する。
【0022】本発明のファインダー装置の一態様例にお
いては、前記画像表示部と前記画像光学系との間に出し
入れが可能な遮蔽板を有し、前記制御手段は、前記画像
表示部が視認されていないことが検出された場合に、前
記遮蔽板を前記画像表示部と前記画像光学系との間に挿
入する。
いては、前記画像表示部と前記画像光学系との間に出し
入れが可能な遮蔽板を有し、前記制御手段は、前記画像
表示部が視認されていないことが検出された場合に、前
記遮蔽板を前記画像表示部と前記画像光学系との間に挿
入する。
【0023】本発明のファインダー装置の一態様例にお
いては、前記前記画像表示部と前記画像光学系とは相対
的に移動可能とされ、前記制御手段は、前記画像表示部
が視認されていないことが検出された場合に、前記画像
表示部と前記画像光学系との相対的な距離を可変して前
記光線の結像位置を前記画像表示部から離間させる。
いては、前記前記画像表示部と前記画像光学系とは相対
的に移動可能とされ、前記制御手段は、前記画像表示部
が視認されていないことが検出された場合に、前記画像
表示部と前記画像光学系との相対的な距離を可変して前
記光線の結像位置を前記画像表示部から離間させる。
【0024】本発明のファインダー装置の一態様例にお
いては、前記制御手段は前記画像光学系に対して前記画
像表示部を移動させる。
いては、前記制御手段は前記画像光学系に対して前記画
像表示部を移動させる。
【0025】本発明のファインダー装置の一態様例にお
いては、前記制御手段は前記画像表示部に対して前記画
像光学系を移動させる。
いては、前記制御手段は前記画像表示部に対して前記画
像光学系を移動させる。
【0026】本発明のファインダー装置の一態様例にお
いては、前記画像表示部の電源をオフ状態とした場合
に、前記拡大光学系を通過した前記光線による前記画像
表示部への照射を制限するようにしている。
いては、前記画像表示部の電源をオフ状態とした場合
に、前記拡大光学系を通過した前記光線による前記画像
表示部への照射を制限するようにしている。
【0027】本発明のファインダーの光路制御方法は、
画像表示部と、前記画像表示部において表示された画像
を拡大する拡大光学系とを備えたファインダー内の光路
を制御する方法であって、前記拡大光学系に外部からの
光線が入射可能な状態とされている場合には、前記拡大
光学系を通過した前記光線による前記画像表示部への照
射を制限する。
画像表示部と、前記画像表示部において表示された画像
を拡大する拡大光学系とを備えたファインダー内の光路
を制御する方法であって、前記拡大光学系に外部からの
光線が入射可能な状態とされている場合には、前記拡大
光学系を通過した前記光線による前記画像表示部への照
射を制限する。
【0028】本発明のファインダーの光路制御方法の一
態様例においては、前記拡大光学系を通して前記画像表
示部が視認されていない場合に、前記照射を制限する。
態様例においては、前記拡大光学系を通して前記画像表
示部が視認されていない場合に、前記照射を制限する。
【0029】本発明のファインダーの光路制御方法の一
態様例においては、前記拡大光学系を通して前記画像表
示部が視認されている場合に、前記照射を制限しないよ
うにしている。
態様例においては、前記拡大光学系を通して前記画像表
示部が視認されている場合に、前記照射を制限しないよ
うにしている。
【0030】本発明のファインダーの光路制御方法の一
態様例においては、前記画像表示部と前記拡大光学系と
の間に遮蔽板を挿入することにより、前記照射を制限す
る。
態様例においては、前記画像表示部と前記拡大光学系と
の間に遮蔽板を挿入することにより、前記照射を制限す
る。
【0031】本発明のファインダーの光路制御方法の一
態様例においては、前記画像表示部と前記拡大光学系と
の距離を可変することにより、前記拡大光学系を通過し
た前記光線の結像位置を移動させる。
態様例においては、前記画像表示部と前記拡大光学系と
の距離を可変することにより、前記拡大光学系を通過し
た前記光線の結像位置を移動させる。
【0032】本発明のファインダーの光路制御方法の一
態様例においては、前記画像表示部に対して前記拡大光
学系の位置を移動させる。
態様例においては、前記画像表示部に対して前記拡大光
学系の位置を移動させる。
【0033】本発明のファインダーの光路制御方法の一
態様例においては、前記拡大光学系に対して前記画像表
示部の位置を移動させる。
態様例においては、前記拡大光学系に対して前記画像表
示部の位置を移動させる。
【0034】本発明のファインダーの光路制御方法の一
態様例においては、前記画像表示部の電源をオフ状態と
した場合に、前記照射を制限する。
態様例においては、前記画像表示部の電源をオフ状態と
した場合に、前記照射を制限する。
【0035】本発明の記憶媒体は、上記のファインダー
の光路制御方法の手順をコンピュータに実行させるため
のプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記
憶媒体である。
の光路制御方法の手順をコンピュータに実行させるため
のプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記
憶媒体である。
【0036】本発明の記憶媒体は、上記のファインダー
装置を構成する各手段としてコンピュータを機能させる
ためのプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能
な記憶媒体である。
装置を構成する各手段としてコンピュータを機能させる
ためのプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能
な記憶媒体である。
【0037】本発明の撮像装置は、撮像レンズと、前記
撮像レンズにより結像された被写体像を光電変換する撮
像素子と、上記のファインダー装置とを少なくとも有す
る。
撮像レンズにより結像された被写体像を光電変換する撮
像素子と、上記のファインダー装置とを少なくとも有す
る。
【0038】
【発明の実施の形態】以下、本発明のいくつかの実施形
態について、図面を参照しながら説明する。
態について、図面を参照しながら説明する。
【0039】(第1の実施形態)先ず、本発明の第1の
実施形態を図1〜図4を参照しながら説明する。図1は
第1の実施形態に係るビデオカメラの全体構成を示す模
式図である。また、図2は本実施形態に係るファインダ
ー装置の構成を示す模式図、図3は本実施形態に係るフ
ァインダー装置に外光が逆入射した状態を示す斜視図、
図4はファインダー装置に外光が逆入射していない状態
を示す斜視図、図5はファインダーの光路制御方法の動
作を示すフローチャートである。
実施形態を図1〜図4を参照しながら説明する。図1は
第1の実施形態に係るビデオカメラの全体構成を示す模
式図である。また、図2は本実施形態に係るファインダ
ー装置の構成を示す模式図、図3は本実施形態に係るフ
ァインダー装置に外光が逆入射した状態を示す斜視図、
図4はファインダー装置に外光が逆入射していない状態
を示す斜視図、図5はファインダーの光路制御方法の動
作を示すフローチャートである。
【0040】まず、第1の実施形態に係るビデオカメラ
20の構成について、図1を参照しながら説明する。ビ
デオカメラ20は、撮像レンズ21、撮像レンズ21の
公報に配置された不図示の撮像素子22、ファインダー
装置23を有して構成されている。
20の構成について、図1を参照しながら説明する。ビ
デオカメラ20は、撮像レンズ21、撮像レンズ21の
公報に配置された不図示の撮像素子22、ファインダー
装置23を有して構成されている。
【0041】撮影者が撮影しようとする被写体像は、撮
像レンズ21によって撮像素子上に結像され、撮像素子
によって光電変換が成される。光電変換がなされた被写
体像のデータは不図示のメモリに記憶される。
像レンズ21によって撮像素子上に結像され、撮像素子
によって光電変換が成される。光電変換がなされた被写
体像のデータは不図示のメモリに記憶される。
【0042】ファインダー装置23は、撮像素子上に結
像される被写体と略同一範囲の像を撮影者に認識させ
る。撮影者は、ファインダー装置23に写しだされる画
像を確認しながら撮影を行うことにより、適正な範囲の
被写体像を撮像素子に結像させることが可能となる。
像される被写体と略同一範囲の像を撮影者に認識させ
る。撮影者は、ファインダー装置23に写しだされる画
像を確認しながら撮影を行うことにより、適正な範囲の
被写体像を撮像素子に結像させることが可能となる。
【0043】次に、第1の実施形態に係るファインダー
装置23の構成について説明する。図2、図3及び図4
において、1は画像表示パネル、2は画像表示パネル1
の照明光源、3は拡大レンズ群、4は開閉可能な外光遮
蔽板、5は外光遮蔽板を駆動する駆動装置、6は輝度セ
ンサー、7は本体操作スイッチの状態を検出する操作ス
イッチ検出回路、8はシステムコントロール回路、9は
駆動装置5の動作を制御する駆動制御回路、10はファ
インダー筐体、11はアイカップである。また、12は
ビデオカメラ20を使用し、ファインダー装置23に映
し出される像を視認する使用者を模式的に示している。
装置23の構成について説明する。図2、図3及び図4
において、1は画像表示パネル、2は画像表示パネル1
の照明光源、3は拡大レンズ群、4は開閉可能な外光遮
蔽板、5は外光遮蔽板を駆動する駆動装置、6は輝度セ
ンサー、7は本体操作スイッチの状態を検出する操作ス
イッチ検出回路、8はシステムコントロール回路、9は
駆動装置5の動作を制御する駆動制御回路、10はファ
インダー筐体、11はアイカップである。また、12は
ビデオカメラ20を使用し、ファインダー装置23に映
し出される像を視認する使用者を模式的に示している。
【0044】図2において、画像表示パネル1の画像は
照明光源2によって照射され、拡大レンズ群3によって
一定倍率拡大された後、使用者12によって視認され
る。画像表示パネル1と拡大レンズ群3の間には外光遮
蔽板4が配設されている。外光遮蔽板4は駆動装置5の
動作により開閉を行う。
照明光源2によって照射され、拡大レンズ群3によって
一定倍率拡大された後、使用者12によって視認され
る。画像表示パネル1と拡大レンズ群3の間には外光遮
蔽板4が配設されている。外光遮蔽板4は駆動装置5の
動作により開閉を行う。
【0045】アイカップ11の内側には輝度センサー6
が配設されている。輝度センサー6は、ファインダー装
置23の開口部から逆入射する外光の有無を検出する役
割を果たす。
が配設されている。輝度センサー6は、ファインダー装
置23の開口部から逆入射する外光の有無を検出する役
割を果たす。
【0046】システムコントロール回路8には輝度セン
サー6及び操作スイッチ検出回路7が接続されている。
輝度センサー6からは外光の受光信号がシステムコント
ロール回路8に供給され、操作スイッチ検出回路7から
は本体電源スイッチの操作状況を検出した信号がシステ
ムコントロール回路8に供給される。システムコントロ
ール回路8は、これらの入力された2つの検出信号より
外光遮蔽板4を開閉するか否かを判断し、駆動制御回路
9に駆動装置5の動作を制御するための制御信号を供給
する。
サー6及び操作スイッチ検出回路7が接続されている。
輝度センサー6からは外光の受光信号がシステムコント
ロール回路8に供給され、操作スイッチ検出回路7から
は本体電源スイッチの操作状況を検出した信号がシステ
ムコントロール回路8に供給される。システムコントロ
ール回路8は、これらの入力された2つの検出信号より
外光遮蔽板4を開閉するか否かを判断し、駆動制御回路
9に駆動装置5の動作を制御するための制御信号を供給
する。
【0047】このような構成の本実施形態に係るファイ
ンダー装置23において、図3に示すように、外光がフ
ァインダー装置23の内部に逆入射している場合には、
以下に示すように外光を遮断する動作が成される。すな
わち、この場合においては、逆入射光が輝度センサー6
により受光されるので、逆入射光が受光された旨の信号
が輝度センサー6からシステムコントロール回路8に供
給される。システムコントロール回路8は、輝度センサ
ー6からの受光信号をもとに逆入射光があることを認識
し、外光遮蔽板4を閉じる旨の動作信号を駆動制御回路
9に出力する。駆動制御回路9はこの動作信号に従って
駆動装置5を動作させる。これにより、外光遮蔽板4が
閉じられて、外光は画像表示パネル1までの光路の途中
で遮断される。
ンダー装置23において、図3に示すように、外光がフ
ァインダー装置23の内部に逆入射している場合には、
以下に示すように外光を遮断する動作が成される。すな
わち、この場合においては、逆入射光が輝度センサー6
により受光されるので、逆入射光が受光された旨の信号
が輝度センサー6からシステムコントロール回路8に供
給される。システムコントロール回路8は、輝度センサ
ー6からの受光信号をもとに逆入射光があることを認識
し、外光遮蔽板4を閉じる旨の動作信号を駆動制御回路
9に出力する。駆動制御回路9はこの動作信号に従って
駆動装置5を動作させる。これにより、外光遮蔽板4が
閉じられて、外光は画像表示パネル1までの光路の途中
で遮断される。
【0048】従って、逆入射光を遮断することにより、
画像パネル1が熱により損傷を受けることを抑止するこ
とができる。
画像パネル1が熱により損傷を受けることを抑止するこ
とができる。
【0049】また、図4に示すように、ファインダー装
置23をビデオカメラ20の使用者が視認している場
合、アイカップ11の外側に使用者12などの外光を遮
る障害物がある場合、あるいは周囲が暗く外光の逆入射
がない場合においては、以下に示す動作が成される。す
なわち、この場合、輝度センサー6による受光信号が伝
達されないので、システムコントロール回路8は外光遮
蔽板4を開く旨の動作信号を駆動制御回路9に出力す
る。この信号に従って駆動装置5によって外光遮蔽板4
が開かれ、使用者12は画像表示パネル1に表示された
画像を認識することができる。
置23をビデオカメラ20の使用者が視認している場
合、アイカップ11の外側に使用者12などの外光を遮
る障害物がある場合、あるいは周囲が暗く外光の逆入射
がない場合においては、以下に示す動作が成される。す
なわち、この場合、輝度センサー6による受光信号が伝
達されないので、システムコントロール回路8は外光遮
蔽板4を開く旨の動作信号を駆動制御回路9に出力す
る。この信号に従って駆動装置5によって外光遮蔽板4
が開かれ、使用者12は画像表示パネル1に表示された
画像を認識することができる。
【0050】また、本体電源がオフ(OFF)状態とさ
れた場合には、操作スイッチ検出回路7が電源スイッチ
の操作を検出しているため、システムコントロール回路
8に本体電源がオフ(OFF)状態にある旨の信号が出
力される。電源オフ信号を受けたシステムコントロール
回路8は、使用者の接眼状態の如何に関わらず駆動制御
回路9に対して外光遮蔽板4を閉じる旨の制御信号を出
力し、駆動装置5は外光遮蔽板4を閉じる。
れた場合には、操作スイッチ検出回路7が電源スイッチ
の操作を検出しているため、システムコントロール回路
8に本体電源がオフ(OFF)状態にある旨の信号が出
力される。電源オフ信号を受けたシステムコントロール
回路8は、使用者の接眼状態の如何に関わらず駆動制御
回路9に対して外光遮蔽板4を閉じる旨の制御信号を出
力し、駆動装置5は外光遮蔽板4を閉じる。
【0051】次に、上述した本実施形態のファインダー
装置23の動作を、図5のフローチャートを参照しなが
ら説明する。
装置23の動作を、図5のフローチャートを参照しなが
ら説明する。
【0052】まず、本体電源スイッチの状態が検出され
る(S1)。本体電源スイッチの状態が電源オフとされ
ている場合には、システムコントロール回路8より駆動
制御回路9に外光遮蔽板4を閉じる旨の信号が出力され
る(S2)。
る(S1)。本体電源スイッチの状態が電源オフとされ
ている場合には、システムコントロール回路8より駆動
制御回路9に外光遮蔽板4を閉じる旨の信号が出力され
る(S2)。
【0053】本体電源スイッチの状態が電源オフとされ
ていない場合には、輝度センサー6による外光の逆入射
の有無が検出される(S4)。逆入射光が検出された場
合には、システムコントロール回路8から外光遮蔽板4
を閉じる旨の信号が駆動制御回路9に出力され(S
5)、逆入射光が検出されない場合には、システムコン
トロール回路8から外光遮蔽板4を閉じる旨の信号が駆
動制御回路9へ出力される(S6)。
ていない場合には、輝度センサー6による外光の逆入射
の有無が検出される(S4)。逆入射光が検出された場
合には、システムコントロール回路8から外光遮蔽板4
を閉じる旨の信号が駆動制御回路9に出力され(S
5)、逆入射光が検出されない場合には、システムコン
トロール回路8から外光遮蔽板4を閉じる旨の信号が駆
動制御回路9へ出力される(S6)。
【0054】以上説明したように、本発明の第1の実施
形態によれば、外光の入射を輝度センサー6によって検
知することによって、システムコントロール回路8から
外光遮蔽板4を閉じる旨の信号を駆動制御回路9に出力
し、外光遮蔽板4を閉じるようにしたので、画像表示パ
ネル1に外光が照射されることを抑止することができ
る。
形態によれば、外光の入射を輝度センサー6によって検
知することによって、システムコントロール回路8から
外光遮蔽板4を閉じる旨の信号を駆動制御回路9に出力
し、外光遮蔽板4を閉じるようにしたので、画像表示パ
ネル1に外光が照射されることを抑止することができ
る。
【0055】これにより、拡大レンズ群3による太陽光
などの結像光が画像表示パネル1に照射されることを防
ぐことができ、画像表示パネル1が熱により損傷を受け
ることを抑止することができる。
などの結像光が画像表示パネル1に照射されることを防
ぐことができ、画像表示パネル1が熱により損傷を受け
ることを抑止することができる。
【0056】(変形例)以上説明した第1の実施形態に
おいては、輝度センサー6を用いた外光の検出により外
光遮蔽版4の動作を制御する方法を用いたが、検出系と
して赤外光LEDとフォトダイオードによる接眼検知シ
ステムを用いてもよい。以下、その態様を第1の実施形
態の変形例として図6及び図7を参照しながら説明す
る。
おいては、輝度センサー6を用いた外光の検出により外
光遮蔽版4の動作を制御する方法を用いたが、検出系と
して赤外光LEDとフォトダイオードによる接眼検知シ
ステムを用いてもよい。以下、その態様を第1の実施形
態の変形例として図6及び図7を参照しながら説明す
る。
【0057】図6は第1の実施形態の変形例に係るファ
インダー装置23を示す断面図、図6はこの変形例に係
るファインダー装置23の光路制御方法の動作を示すフ
ローチャートである。
インダー装置23を示す断面図、図6はこの変形例に係
るファインダー装置23の光路制御方法の動作を示すフ
ローチャートである。
【0058】図5において、13は赤外線LED,14
はフォトダイオードであり、他の構成は上述の実施形態
と同様である。
はフォトダイオードであり、他の構成は上述の実施形態
と同様である。
【0059】この変形例においては、アイカップ11の
内側に赤外線LED13およびフォトダイオード14が
配設され、ビデオカメラ20の使用者がファインダー装
置23に対して接眼状態の場合には、赤外線LED13
からパルス発光された赤外光が使用者12の眼に反射し
てフォトダイオード14において受光される。
内側に赤外線LED13およびフォトダイオード14が
配設され、ビデオカメラ20の使用者がファインダー装
置23に対して接眼状態の場合には、赤外線LED13
からパルス発光された赤外光が使用者12の眼に反射し
てフォトダイオード14において受光される。
【0060】このような変形例に係るファインダー装置
23において、使用者12がアイカップ11に対して接
眼している状態では、赤外光LED13から発光された
赤外光線は、使用者12の眼に反射してフォトダイオー
ド14に受光される。この場合、システムコントロール
回路8は、フォトダイオード14からの受光信号に基づ
いて使用者12が接眼状態にあることを認識し、外光遮
蔽板4を開く旨の動作信号を駆動制御回路9に対して出
力する。
23において、使用者12がアイカップ11に対して接
眼している状態では、赤外光LED13から発光された
赤外光線は、使用者12の眼に反射してフォトダイオー
ド14に受光される。この場合、システムコントロール
回路8は、フォトダイオード14からの受光信号に基づ
いて使用者12が接眼状態にあることを認識し、外光遮
蔽板4を開く旨の動作信号を駆動制御回路9に対して出
力する。
【0061】使用者12がアイカップ11に対して接眼
していない状態、すなわち外光がファインダー装置23
の内部に逆入射している状態では、赤外光LED13か
ら発光された赤外光は、アイカップ11近傍に反射体が
ないためにフォトダイオード14において受光されるこ
とはない。従って、システムコントロール回路8は使用
者が非接眼状態であると認識し、外光遮蔽板4を閉じる
旨の動作信号を駆動制御回路9に出力する。
していない状態、すなわち外光がファインダー装置23
の内部に逆入射している状態では、赤外光LED13か
ら発光された赤外光は、アイカップ11近傍に反射体が
ないためにフォトダイオード14において受光されるこ
とはない。従って、システムコントロール回路8は使用
者が非接眼状態であると認識し、外光遮蔽板4を閉じる
旨の動作信号を駆動制御回路9に出力する。
【0062】また、この変形例においても、本体電源ス
イッチの状態が電源オフとされている場合には、輝度セ
ンサー6を用いた第1の実施形態と同様に接眼状態の如
何に関わらず外光遮蔽板4は閉じられる。
イッチの状態が電源オフとされている場合には、輝度セ
ンサー6を用いた第1の実施形態と同様に接眼状態の如
何に関わらず外光遮蔽板4は閉じられる。
【0063】次に、この変形例に係るファインダー装置
23の光路制御方法の動作を図7のフローチャートを参
照しながら説明する。
23の光路制御方法の動作を図7のフローチャートを参
照しながら説明する。
【0064】まず、本体電源スイッチの状態が検出され
る(S1)。本体電源スイッチの状態が電源オフとされ
ている場合には、システムコントロール回路8より駆動
制御回路9に外光遮蔽板4を閉じる旨の信号が出力され
る(S2)。
る(S1)。本体電源スイッチの状態が電源オフとされ
ている場合には、システムコントロール回路8より駆動
制御回路9に外光遮蔽板4を閉じる旨の信号が出力され
る(S2)。
【0065】本体電源オフの状態が電源オフとされてい
ない操作がされていない場合には、システムコントロー
ル回路8から赤外光を発光する旨の信号が赤外光LED
13に送られる(S3)。この信号にしたがって、赤外
光LED13がパルス状に赤外光を発光し(S4)、フ
ォトダイオード14において反射光受光の有無が検出さ
れる(S5)。
ない操作がされていない場合には、システムコントロー
ル回路8から赤外光を発光する旨の信号が赤外光LED
13に送られる(S3)。この信号にしたがって、赤外
光LED13がパルス状に赤外光を発光し(S4)、フ
ォトダイオード14において反射光受光の有無が検出さ
れる(S5)。
【0066】アイカップ11の近傍に反射物がある場合
はフォトダイオード14において反射光が受光されるの
で、システムコントロール回路8は使用者が接眼状態に
あると判断し(S6)、外光遮蔽板4を開く旨の信号を
駆動制御回路9に出力する(S7)。アイカップ11の
近傍に反射物がない場合はフォトダイオード14におい
て反射光が受光されないため、システムコントロール回
路8は使用者が非接眼状態にあると判断し(S8)、外
光遮蔽板4を閉じる旨の信号を駆動制御回路9に出力す
る(S9)。
はフォトダイオード14において反射光が受光されるの
で、システムコントロール回路8は使用者が接眼状態に
あると判断し(S6)、外光遮蔽板4を開く旨の信号を
駆動制御回路9に出力する(S7)。アイカップ11の
近傍に反射物がない場合はフォトダイオード14におい
て反射光が受光されないため、システムコントロール回
路8は使用者が非接眼状態にあると判断し(S8)、外
光遮蔽板4を閉じる旨の信号を駆動制御回路9に出力す
る(S9)。
【0067】この変形例においては、ビデオカメラの使
用者がファインダー装置23を視認している場合には、
赤外光LED13とフォトダイオード14による接眼検
知システムによって使用者が接眼状態にあることを認識
して、外光遮蔽板4を閉じるようにするため、画像表示
パネル1に外光の結像光が照射されることを抑止するこ
とができる。
用者がファインダー装置23を視認している場合には、
赤外光LED13とフォトダイオード14による接眼検
知システムによって使用者が接眼状態にあることを認識
して、外光遮蔽板4を閉じるようにするため、画像表示
パネル1に外光の結像光が照射されることを抑止するこ
とができる。
【0068】(第2の実施形態)次に、本発明の第2の
実施形態を図8〜図11を参照しながら説明する。図8
は本実施形態に係るファインダー装置の構成を示す模式
図、図9は本実施形態に係るファインダー装置に外光が
逆入射した状態を示す斜視図、図10はファインダー装
置に外光が逆入射していない状態を示す斜視図、図11
はファインダーの光路制御方法の動作を示すフローチャ
ートである。
実施形態を図8〜図11を参照しながら説明する。図8
は本実施形態に係るファインダー装置の構成を示す模式
図、図9は本実施形態に係るファインダー装置に外光が
逆入射した状態を示す斜視図、図10はファインダー装
置に外光が逆入射していない状態を示す斜視図、図11
はファインダーの光路制御方法の動作を示すフローチャ
ートである。
【0069】本実施形態に係るビデオカメラ20の構成
は、図1において説明した第1の実施形態に係るビデオ
カメラ20と同一のため説明は省略する。本実施形態に
係るファインダー装置23の構成を図8、図9及び図1
0を参照しながら説明する。なお、これらの図におい
て、第1の実施形態の構成要素に対応する構成要素につ
いては、同一の符号を記す。
は、図1において説明した第1の実施形態に係るビデオ
カメラ20と同一のため説明は省略する。本実施形態に
係るファインダー装置23の構成を図8、図9及び図1
0を参照しながら説明する。なお、これらの図におい
て、第1の実施形態の構成要素に対応する構成要素につ
いては、同一の符号を記す。
【0070】図8、図9及び図10において、1は光軸
方向に移動可能な画像表示パネル、2は画像表示パネル
1とともに光軸方向に移動する画像表示パネル1の照明
光源、3は拡大レンズ群、4は画像表示パネル1の移動
を行う駆動装置、5は駆動装置の動作を画像表示パネル
1に伝達する回転軸、6は輝度センサー、7は本体操作
スイッチの動作を検出する操作スイッチ検出回路、8は
システムコントロール回路、9は駆動装置4の動作を制
御する駆動制御回路、10はファインダー筐体、11は
アイカップである。また、12はビデオカメラ20を使
用し、ファインダー装置23に映し出される像を視認す
る使用者を模式的に示している。
方向に移動可能な画像表示パネル、2は画像表示パネル
1とともに光軸方向に移動する画像表示パネル1の照明
光源、3は拡大レンズ群、4は画像表示パネル1の移動
を行う駆動装置、5は駆動装置の動作を画像表示パネル
1に伝達する回転軸、6は輝度センサー、7は本体操作
スイッチの動作を検出する操作スイッチ検出回路、8は
システムコントロール回路、9は駆動装置4の動作を制
御する駆動制御回路、10はファインダー筐体、11は
アイカップである。また、12はビデオカメラ20を使
用し、ファインダー装置23に映し出される像を視認す
る使用者を模式的に示している。
【0071】この第2の実施形態は、画像表示パネル1
の光軸方向への移動により画像表示パネルの熱損傷を回
避するという点で先に説明した第1の実施形態と相違す
るが、他の構成は第1の実施形態と同様である。以下の
説明においては、第1の実施形態と異なる部分のみ説明
する。
の光軸方向への移動により画像表示パネルの熱損傷を回
避するという点で先に説明した第1の実施形態と相違す
るが、他の構成は第1の実施形態と同様である。以下の
説明においては、第1の実施形態と異なる部分のみ説明
する。
【0072】図8において、画像表示パネル1と照明光
源2は回転軸5を介して駆動装置4に一体で接続されて
いる。回動軸5は駆動装置4の動作により回動動作を行
い、これにより画像表示パネル1と照明光源2が一体と
なって光軸方向へ移動される。
源2は回転軸5を介して駆動装置4に一体で接続されて
いる。回動軸5は駆動装置4の動作により回動動作を行
い、これにより画像表示パネル1と照明光源2が一体と
なって光軸方向へ移動される。
【0073】システムコントロール回路8は、輝度セン
サー6および操作スイッチ検出回路7より入力される2
つの検出信号を基に画像表示パネル1の適正位置を判断
し、駆動制御回路9に駆動装置4の動作を制御する制御
信号を供給する。
サー6および操作スイッチ検出回路7より入力される2
つの検出信号を基に画像表示パネル1の適正位置を判断
し、駆動制御回路9に駆動装置4の動作を制御する制御
信号を供給する。
【0074】このような構成の第2の実施形態に係るフ
ァインダー装置23においては、図9に示すように、外
光がファインダー内部に逆入射している場合には、以下
に示す動作が成される。すなわちこの場合には、システ
ムコントロール回路8は輝度センサー6からの受光信号
を受けて、拡大光学系3によって外光が結像される位
置、すなわち画像表示パネル1が使用者の視度に適合し
ている位置から一定量離間した位置に、画像表示パネル
1を配置する旨の動作信号を駆動制御回路9に出力す
る。この信号に従って駆動装置4は必要に応じて画像表
示パネル1を光軸方向に移動させ、逆入射光の結像点か
ら離間した位置に配置する。
ァインダー装置23においては、図9に示すように、外
光がファインダー内部に逆入射している場合には、以下
に示す動作が成される。すなわちこの場合には、システ
ムコントロール回路8は輝度センサー6からの受光信号
を受けて、拡大光学系3によって外光が結像される位
置、すなわち画像表示パネル1が使用者の視度に適合し
ている位置から一定量離間した位置に、画像表示パネル
1を配置する旨の動作信号を駆動制御回路9に出力す
る。この信号に従って駆動装置4は必要に応じて画像表
示パネル1を光軸方向に移動させ、逆入射光の結像点か
ら離間した位置に配置する。
【0075】次に、図10に示すように、使用者12が
ファインダー装置23を視認している場合等アイカップ
11の外に障害物がある場合、あるいは周囲が暗く外光
の逆入射がない場合においては、以下に示す動作が成さ
れる。すなわちこの場合には、輝度センサー6による受
光信号がないので、システムコントロール回路8は、画
像表示パネル1が使用者12の視度に合った位置に配置
されるよう、所定の動作信号を駆動制御回路9に対して
出力する。駆動制御回路9は動作信号に従って駆動装置
4を動作させ、画像表示パネル1を適正位置に配置す
る。
ファインダー装置23を視認している場合等アイカップ
11の外に障害物がある場合、あるいは周囲が暗く外光
の逆入射がない場合においては、以下に示す動作が成さ
れる。すなわちこの場合には、輝度センサー6による受
光信号がないので、システムコントロール回路8は、画
像表示パネル1が使用者12の視度に合った位置に配置
されるよう、所定の動作信号を駆動制御回路9に対して
出力する。駆動制御回路9は動作信号に従って駆動装置
4を動作させ、画像表示パネル1を適正位置に配置す
る。
【0076】本体電源スイッチが電源オフ状態とされた
場合、電源オフ信号を受けたシステムコントロール回路
8は、使用者12のファインダー装置23に対する接眼
状態の如何に関わらず、駆動制御回路9に対して画像表
示パネル1を逆入射光の結像点近傍から一定量離間した
位置に配置する旨の制御信号を出力し、必要に応じて駆
動装置4は画像表示パネル1の移動を行う。
場合、電源オフ信号を受けたシステムコントロール回路
8は、使用者12のファインダー装置23に対する接眼
状態の如何に関わらず、駆動制御回路9に対して画像表
示パネル1を逆入射光の結像点近傍から一定量離間した
位置に配置する旨の制御信号を出力し、必要に応じて駆
動装置4は画像表示パネル1の移動を行う。
【0077】次に、第2の実施形態に係るファインダー
装置23の動作を図11のフローチャートを参照しなが
ら説明する。
装置23の動作を図11のフローチャートを参照しなが
ら説明する。
【0078】まず、本体電源スイッチの状態が検出され
る(S1)。本体電源スイッチの状態が電源オフとされ
ている場合には、システムコントロール回路8より駆動
制御回路9に画像表示パネル1を外光結像点から離間さ
せる旨の信号が出力される(S2)。本体電源スイッチ
の状態が電源オフとされておらず、外光の逆入射がある
時は、画像表示パネル1を外光結像点から離間させる旨
の信号が駆動制御回路9に出力される(S5)。外光の
逆入射がない時は、画像表示パネル1を使用者の適正視
度位置に移動する旨の信号が駆動制御回路9に出力され
る(S6)。
る(S1)。本体電源スイッチの状態が電源オフとされ
ている場合には、システムコントロール回路8より駆動
制御回路9に画像表示パネル1を外光結像点から離間さ
せる旨の信号が出力される(S2)。本体電源スイッチ
の状態が電源オフとされておらず、外光の逆入射がある
時は、画像表示パネル1を外光結像点から離間させる旨
の信号が駆動制御回路9に出力される(S5)。外光の
逆入射がない時は、画像表示パネル1を使用者の適正視
度位置に移動する旨の信号が駆動制御回路9に出力され
る(S6)。
【0079】以上説明したように、本発明の第2の実施
形態によれば、外光の入射を輝度センサー6によって検
知することによって、画像表示パネル1を光軸方向に移
動させるため、外光が拡大レンズ群3によって結像され
た状態(焦点位置)で画像表示パネル1に照射されるこ
とを抑止することができる。
形態によれば、外光の入射を輝度センサー6によって検
知することによって、画像表示パネル1を光軸方向に移
動させるため、外光が拡大レンズ群3によって結像され
た状態(焦点位置)で画像表示パネル1に照射されるこ
とを抑止することができる。
【0080】これにより、拡大レンズ群3による太陽光
などの結像光が画像表示パネル1に照射されることを防
ぐことができ、画像表示パネル1が熱により損傷をうけ
ることを抑止することができる。
などの結像光が画像表示パネル1に照射されることを防
ぐことができ、画像表示パネル1が熱により損傷をうけ
ることを抑止することができる。
【0081】(変形例)第2の実施形態においても、輝
度センサー6を用いた外光の検出により画像表示パネル
1の動作を制御するが、第1の実施形態の変形例と同様
に、検出系に赤外光LEDとフォトダイオードによる接
眼検知システムを用いてもよい。
度センサー6を用いた外光の検出により画像表示パネル
1の動作を制御するが、第1の実施形態の変形例と同様
に、検出系に赤外光LEDとフォトダイオードによる接
眼検知システムを用いてもよい。
【0082】図12は第2の実施形態の変形例における
ファインダー装置23を示す断面図、図13はこの変形
例に係るファインダー装置23の制御方法の動作を示す
フローチャートである。図12において、13は赤外光
LED,14はフォトダイオードである。
ファインダー装置23を示す断面図、図13はこの変形
例に係るファインダー装置23の制御方法の動作を示す
フローチャートである。図12において、13は赤外光
LED,14はフォトダイオードである。
【0083】この変形例においては、アイカップ11の
内側に赤外線LED13およびフォトダイオード14が
配設され、ビデオカメラ20の使用者がファインダー装
置23に対して接眼状態の場合には、赤外線LED13
からパルス発光された赤外光が使用者12の眼に反射し
てフォトダイオード14において受光される。
内側に赤外線LED13およびフォトダイオード14が
配設され、ビデオカメラ20の使用者がファインダー装
置23に対して接眼状態の場合には、赤外線LED13
からパルス発光された赤外光が使用者12の眼に反射し
てフォトダイオード14において受光される。
【0084】このような変形例に係るファインダー装置
23において、使用者12がアイカップ11に対して接
眼している状態では、赤外光LED13から発光された
赤外光線は、使用者12の眼に反射してフォトダイオー
ド14に受光される。この場合、システムコントロール
回路8は、フォトダイオード14からの受光信号に基づ
いて使用者12が接眼状態にあることを認識し、外光遮
蔽板4を開く旨の動作信号を駆動制御回路9に対して出
力する。
23において、使用者12がアイカップ11に対して接
眼している状態では、赤外光LED13から発光された
赤外光線は、使用者12の眼に反射してフォトダイオー
ド14に受光される。この場合、システムコントロール
回路8は、フォトダイオード14からの受光信号に基づ
いて使用者12が接眼状態にあることを認識し、外光遮
蔽板4を開く旨の動作信号を駆動制御回路9に対して出
力する。
【0085】使用者12がアイカップ11に対して接眼
していない状態、すなわち外光がファインダー装置23
の内部に逆入射している状態では、赤外光LED13か
ら発光された赤外光は、アイカップ11近傍に反射体が
ないためにフォトダイオード14において受光されるこ
とはない。従って、システムコントロール回路8は使用
者が非接眼状態であると認識し、画像表示パネル1を光
軸方向に移動する旨の動作信号を駆動制御回路9に出力
する。
していない状態、すなわち外光がファインダー装置23
の内部に逆入射している状態では、赤外光LED13か
ら発光された赤外光は、アイカップ11近傍に反射体が
ないためにフォトダイオード14において受光されるこ
とはない。従って、システムコントロール回路8は使用
者が非接眼状態であると認識し、画像表示パネル1を光
軸方向に移動する旨の動作信号を駆動制御回路9に出力
する。
【0086】また、この変形例においても、本体電源ス
イッチの状態が電源オフとされている場合には、輝度セ
ンサー6を用いた第1の実施形態と同様に接眼状態の如
何に関わらず画像表示パネル1を光軸方向に移動する。
イッチの状態が電源オフとされている場合には、輝度セ
ンサー6を用いた第1の実施形態と同様に接眼状態の如
何に関わらず画像表示パネル1を光軸方向に移動する。
【0087】次に、変形例に係るファインダー装置23
の動作を図13のフローチャートを参照しながら説明す
る。
の動作を図13のフローチャートを参照しながら説明す
る。
【0088】まず、本体電源スイッチの状態が検出され
る(S1)。本体電源スイッチの状態が電源オフとされ
ている場合には、システムコントロール回路8より駆動
制御回路9に画像表示パネル1を光軸方向に移動する旨
の信号が出力される(S2)。
る(S1)。本体電源スイッチの状態が電源オフとされ
ている場合には、システムコントロール回路8より駆動
制御回路9に画像表示パネル1を光軸方向に移動する旨
の信号が出力される(S2)。
【0089】本体電源オフの状態が電源オフとされてい
ない操作がされていない場合には、システムコントロー
ル回路8から赤外光を発光する旨の信号が赤外光LED
13に送られる(S3)。この信号にしたがって、赤外
光LED13がパルス状に赤外光を発光し(S4)、フ
ォトダイオード14において反射光受光の有無が検出さ
れる(S5)。
ない操作がされていない場合には、システムコントロー
ル回路8から赤外光を発光する旨の信号が赤外光LED
13に送られる(S3)。この信号にしたがって、赤外
光LED13がパルス状に赤外光を発光し(S4)、フ
ォトダイオード14において反射光受光の有無が検出さ
れる(S5)。
【0090】アイカップ11の近傍に反射物がある場合
はフォトダイオード14において反射光が受光されるの
で、システムコントロール回路8は使用者が接眼状態に
あると判断し(S6)、拡大レンズ群3によって拡大さ
れる画像表示パネル1の像が、使用者により視認できる
位置に画像表示パネル1を移動する旨の信号を駆動制御
回路9に出力する(S7)。アイカップ11の近傍に反
射物がない場合はフォトダイオード14において反射光
が受光されないため、システムコントロール回路8は使
用者が非接眼状態にあると判断し(S8)、拡大レンズ
群3によって拡大される画像表示パネル1の像が、使用
者により視認できない位置、すなわち画像表示パネル1
に焦点が合わない位置に画像表示パネル1を移動する旨
の信号を駆動制御回路9に出力する(S9)。
はフォトダイオード14において反射光が受光されるの
で、システムコントロール回路8は使用者が接眼状態に
あると判断し(S6)、拡大レンズ群3によって拡大さ
れる画像表示パネル1の像が、使用者により視認できる
位置に画像表示パネル1を移動する旨の信号を駆動制御
回路9に出力する(S7)。アイカップ11の近傍に反
射物がない場合はフォトダイオード14において反射光
が受光されないため、システムコントロール回路8は使
用者が非接眼状態にあると判断し(S8)、拡大レンズ
群3によって拡大される画像表示パネル1の像が、使用
者により視認できない位置、すなわち画像表示パネル1
に焦点が合わない位置に画像表示パネル1を移動する旨
の信号を駆動制御回路9に出力する(S9)。
【0091】この変形例においては、ビデオカメラの使
用者がファインダー装置23を視認している場合には、
赤外光LED13とフォトダイオード14による接眼検
知システムによって使用者が接眼状態にあることを認識
して、画像表示パネル1を光軸方向に移動させるため、
画像表示パネル1に外光の結像光が照射されることを抑
止することができる。
用者がファインダー装置23を視認している場合には、
赤外光LED13とフォトダイオード14による接眼検
知システムによって使用者が接眼状態にあることを認識
して、画像表示パネル1を光軸方向に移動させるため、
画像表示パネル1に外光の結像光が照射されることを抑
止することができる。
【0092】(第3の実施形態)本発明の第3の実施形
態を図14〜図17を参照しながら説明する。図14は
本実施形態に係るファインダー装置の構成を示す模式
図、図15は本実施形態に係るファインダー装置に外光
が逆入射した状態を示す斜視図、図16はファインダー
装置に外光が逆入射していない状態を示す斜視図、図1
7はファインダーの光路制御方法の動作を示すフローチ
ャートである。
態を図14〜図17を参照しながら説明する。図14は
本実施形態に係るファインダー装置の構成を示す模式
図、図15は本実施形態に係るファインダー装置に外光
が逆入射した状態を示す斜視図、図16はファインダー
装置に外光が逆入射していない状態を示す斜視図、図1
7はファインダーの光路制御方法の動作を示すフローチ
ャートである。
【0093】本実施形態に係るビデオカメラ20の構成
は、図1において説明した第1の実施形態に係るビデオ
カメラ20と同一のため説明は省略する。本実施形態に
係るファインダー装置23の構成を図14、図15及び
図16を参照しながら説明する。なお、これらの図にお
いて、第1の実施形態と実質的に同一の構成要素につい
ては、同一の符号を記す。
は、図1において説明した第1の実施形態に係るビデオ
カメラ20と同一のため説明は省略する。本実施形態に
係るファインダー装置23の構成を図14、図15及び
図16を参照しながら説明する。なお、これらの図にお
いて、第1の実施形態と実質的に同一の構成要素につい
ては、同一の符号を記す。
【0094】図14、図15及び図16において、1は
画像表示パネル、2は画像表示パネル1の照明光源、3
は光軸方向に移動可能な拡大レンズ群、4は拡大レンズ
群の移動を行う駆動装置、5は駆動装置の動作を拡大レ
ンズ群3に伝達する回転軸、6は輝度センサー、7は本
体操作スイッチの動作を検出する操作スイッチ検出回
路、8はシステムコントロール回路、9は駆動装置4の
動作を制御する駆動制御回路、10はファインダー筐
体、11はアイカップである。また、12はビデオカメ
ラ20を使用し、ファインダー装置23に映し出される
像を視認する使用者を模式的に示している。
画像表示パネル、2は画像表示パネル1の照明光源、3
は光軸方向に移動可能な拡大レンズ群、4は拡大レンズ
群の移動を行う駆動装置、5は駆動装置の動作を拡大レ
ンズ群3に伝達する回転軸、6は輝度センサー、7は本
体操作スイッチの動作を検出する操作スイッチ検出回
路、8はシステムコントロール回路、9は駆動装置4の
動作を制御する駆動制御回路、10はファインダー筐
体、11はアイカップである。また、12はビデオカメ
ラ20を使用し、ファインダー装置23に映し出される
像を視認する使用者を模式的に示している。
【0095】本実施形態は、拡大レンズ群3の光軸方向
への移動により画像表示パネルの熱損傷を回避するとい
う点で先に説明した第2の実施形態と相違するが、他の
構成は第2の実施形態と同様である。以下、第2の実施
形態と異なる部分のみ説明する。
への移動により画像表示パネルの熱損傷を回避するとい
う点で先に説明した第2の実施形態と相違するが、他の
構成は第2の実施形態と同様である。以下、第2の実施
形態と異なる部分のみ説明する。
【0096】図14において、拡大レンズ群3は回転軸
5を介して駆動装置4に一体で接続されている。回動軸
5は駆動装置4の動作により回動動作を行い、これによ
り拡大レンズ群3が光軸方向へ移動される。
5を介して駆動装置4に一体で接続されている。回動軸
5は駆動装置4の動作により回動動作を行い、これによ
り拡大レンズ群3が光軸方向へ移動される。
【0097】システムコントロール回路8は、輝度セン
サー6および操作スイッチ検出回路7より入力される2
つの検出信号を基に拡大レンズ群3の適正位置を判断
し、駆動制御回路9に駆動装置4の動作を制御する制御
信号を供給する。
サー6および操作スイッチ検出回路7より入力される2
つの検出信号を基に拡大レンズ群3の適正位置を判断
し、駆動制御回路9に駆動装置4の動作を制御する制御
信号を供給する。
【0098】このようなファインダー装置23の構成に
おいて、図15に示すような、外光がファインダー内部
に逆入射している場合を想定する。この場合、システム
コントロール回路8は、拡大光学系3によって外光が結
像される位置が画像表示パネル1近傍から離間するよ
う、拡大レンズ群3を移動させる旨の動作信号を駆動制
御回路9に出力する。この信号に従って駆動装置4は必
要に応じて拡大レンズ群3を光軸方向に移動させ、逆入
射光の結像点を画像表示パネル1から一定量離間した状
態にする。
おいて、図15に示すような、外光がファインダー内部
に逆入射している場合を想定する。この場合、システム
コントロール回路8は、拡大光学系3によって外光が結
像される位置が画像表示パネル1近傍から離間するよ
う、拡大レンズ群3を移動させる旨の動作信号を駆動制
御回路9に出力する。この信号に従って駆動装置4は必
要に応じて拡大レンズ群3を光軸方向に移動させ、逆入
射光の結像点を画像表示パネル1から一定量離間した状
態にする。
【0099】次に、図16に示すように、使用者12な
どの障害物がある場合や周囲が暗く外光の逆入射がない
状態を想定する。この場合、システムコントロール回路
8は、使用者の視度に合った位置に拡大レンズ群3が配
置されるよう、動作信号を駆動制御回路9に出力する。
駆動制御回路9は動作信号に従って必要に応じて駆動装
置4を動作させ、拡大レンズ群3を適正位置に配置す
る。
どの障害物がある場合や周囲が暗く外光の逆入射がない
状態を想定する。この場合、システムコントロール回路
8は、使用者の視度に合った位置に拡大レンズ群3が配
置されるよう、動作信号を駆動制御回路9に出力する。
駆動制御回路9は動作信号に従って必要に応じて駆動装
置4を動作させ、拡大レンズ群3を適正位置に配置す
る。
【0100】本体電源スイッチが電源オフとされた場
合、電源オフ信号を受けたシステムコントロール回路8
は、接眼状態の如何に関わらず駆動制御回路9に対し
て、逆入射光の結像点近傍が画像表示パネル1から一定
量離間する位置に、拡大レンズ群3を配置する制御信号
を出力し、信号に従って駆動装置4は拡大レンズ群3の
配置を行う。
合、電源オフ信号を受けたシステムコントロール回路8
は、接眼状態の如何に関わらず駆動制御回路9に対し
て、逆入射光の結像点近傍が画像表示パネル1から一定
量離間する位置に、拡大レンズ群3を配置する制御信号
を出力し、信号に従って駆動装置4は拡大レンズ群3の
配置を行う。
【0101】次に、本実施形態に係るファインダー装置
の制御方法の動作を図17のフローチャートを参照しな
がら説明する。
の制御方法の動作を図17のフローチャートを参照しな
がら説明する。
【0102】まず、本体電源スイツチの状態が検出され
る(S1)。本体電源スイツチの状態が電源オフとされ
ている場合、システムコントロール回路8から駆動制御
回路9へ、外光の結像点が画像表示パネル1近傍から離
間するよう拡大レンズ群3を配置する旨の信号が出力さ
れる(S2)。本体電源スイッチの状態が電源オフとさ
れておらず、外光の逆入射がある時は、画像表示パネル
1近傍から外光結像点が離間するよう、拡大レンズ群3
を配置する旨の信号が駆動制御回路9へ出力される(S
5)。外光の逆入射がない時は、拡大レンズ群3を使用
者の適正視度位置に移動する旨の信号を駆動制御回路9
に出力する(S6)。
る(S1)。本体電源スイツチの状態が電源オフとされ
ている場合、システムコントロール回路8から駆動制御
回路9へ、外光の結像点が画像表示パネル1近傍から離
間するよう拡大レンズ群3を配置する旨の信号が出力さ
れる(S2)。本体電源スイッチの状態が電源オフとさ
れておらず、外光の逆入射がある時は、画像表示パネル
1近傍から外光結像点が離間するよう、拡大レンズ群3
を配置する旨の信号が駆動制御回路9へ出力される(S
5)。外光の逆入射がない時は、拡大レンズ群3を使用
者の適正視度位置に移動する旨の信号を駆動制御回路9
に出力する(S6)。
【0103】本実施形態では、輝度センサーを用いた外
光の検出により画像表示パネルの動作を制御するが、第
1の実施形態同様に、検出系に赤外光LEDとフォトダ
イオードによる接眼検知システムを用いてもよい。以
下、図17は本実施形態の断面図、図18は動作を示す
フローチャートである。図17において、13は赤外光
LED,14はフォトダイオードである。
光の検出により画像表示パネルの動作を制御するが、第
1の実施形態同様に、検出系に赤外光LEDとフォトダ
イオードによる接眼検知システムを用いてもよい。以
下、図17は本実施形態の断面図、図18は動作を示す
フローチャートである。図17において、13は赤外光
LED,14はフォトダイオードである。
【0104】以上説明したように、本発明の第3の実施
形態によれば、外光の入射を輝度センサー6によって検
知することによって、拡大レンズ群3を光軸方向に移動
させるため、外光が拡大レンズ群3によって結像された
状態(焦点位置)で画像表示パネル1に照射されること
を抑止することができる。
形態によれば、外光の入射を輝度センサー6によって検
知することによって、拡大レンズ群3を光軸方向に移動
させるため、外光が拡大レンズ群3によって結像された
状態(焦点位置)で画像表示パネル1に照射されること
を抑止することができる。
【0105】これにより、拡大レンズ群3による太陽光
などの結像光が画像表示パネル1に照射されることを防
ぐことができ、画像表示パネル1が熱により損傷をうけ
ることを抑止することができる。
などの結像光が画像表示パネル1に照射されることを防
ぐことができ、画像表示パネル1が熱により損傷をうけ
ることを抑止することができる。
【0106】(変形例)第3の実施形態においても、輝
度センサー6を用いた外光の検出により画像表示パネル
1の動作を制御するが、第1の実施形態の変形例と同様
に、検出系に赤外光LEDとフォトダイオードによる接
眼検知システムを用いてもよい。
度センサー6を用いた外光の検出により画像表示パネル
1の動作を制御するが、第1の実施形態の変形例と同様
に、検出系に赤外光LEDとフォトダイオードによる接
眼検知システムを用いてもよい。
【0107】図18は第2の実施形態の変形例における
ファインダー装置23を示す断面図、図19はこの変形
例に係るファインダー装置23の制御方法の動作を示す
フローチャートである。図18において、13は赤外光
LED,14はフォトダイオードである。
ファインダー装置23を示す断面図、図19はこの変形
例に係るファインダー装置23の制御方法の動作を示す
フローチャートである。図18において、13は赤外光
LED,14はフォトダイオードである。
【0108】この変形例においては、アイカップ11の
内側に赤外線LED13およびフォトダイオード14が
配設され、ビデオカメラ20の使用者がファインダー装
置23に対して接眼状態の場合には、赤外線LED13
からパルス発光された赤外光が使用者12の眼に反射し
てフォトダイオード14において受光される。
内側に赤外線LED13およびフォトダイオード14が
配設され、ビデオカメラ20の使用者がファインダー装
置23に対して接眼状態の場合には、赤外線LED13
からパルス発光された赤外光が使用者12の眼に反射し
てフォトダイオード14において受光される。
【0109】このような変形例に係るファインダー装置
23において、使用者12がアイカップ11に対して接
眼している状態では、赤外光LED13から発光された
赤外光線は、使用者12の眼に反射してフォトダイオー
ド14に受光される。この場合、システムコントロール
回路8は、フォトダイオード14からの受光信号に基づ
いて使用者12が接眼状態にあることを認識し、外光遮
蔽板4を開く旨の動作信号を駆動制御回路9に対して出
力する。
23において、使用者12がアイカップ11に対して接
眼している状態では、赤外光LED13から発光された
赤外光線は、使用者12の眼に反射してフォトダイオー
ド14に受光される。この場合、システムコントロール
回路8は、フォトダイオード14からの受光信号に基づ
いて使用者12が接眼状態にあることを認識し、外光遮
蔽板4を開く旨の動作信号を駆動制御回路9に対して出
力する。
【0110】使用者12がアイカップ11に対して接眼
していない状態、すなわち外光がファインダー装置23
の内部に逆入射している状態では、赤外光LED13か
ら発光された赤外光は、アイカップ11近傍に反射体が
ないためにフォトダイオード14において受光されるこ
とはない。従って、システムコントロール回路8は使用
者が非接眼状態であると認識し、外光遮蔽板4を閉じる
旨の動作信号を駆動制御回路9に出力する。
していない状態、すなわち外光がファインダー装置23
の内部に逆入射している状態では、赤外光LED13か
ら発光された赤外光は、アイカップ11近傍に反射体が
ないためにフォトダイオード14において受光されるこ
とはない。従って、システムコントロール回路8は使用
者が非接眼状態であると認識し、外光遮蔽板4を閉じる
旨の動作信号を駆動制御回路9に出力する。
【0111】また、この変形例においても、本体電源ス
イッチの状態が電源オフとされている場合には、輝度セ
ンサー6を用いた第1の実施形態と同様に接眼状態の如
何に関わらず外光遮蔽板4は閉じられる。
イッチの状態が電源オフとされている場合には、輝度セ
ンサー6を用いた第1の実施形態と同様に接眼状態の如
何に関わらず外光遮蔽板4は閉じられる。
【0112】次に、変形例に係るファインダー装置23
の動作を図19のフローチャートを参照しながら説明す
る。
の動作を図19のフローチャートを参照しながら説明す
る。
【0113】まず、本体電源スイッチの状態が検出され
る(S1)。本体電源スイッチの状態が電源オフとされ
ている場合には、システムコントロール回路8から駆動
制御回路9へ、外光の結像点が画像表示パネル1近傍か
ら離間するよう拡大レンズ群3を配置する旨の信号が出
力される(S2)。
る(S1)。本体電源スイッチの状態が電源オフとされ
ている場合には、システムコントロール回路8から駆動
制御回路9へ、外光の結像点が画像表示パネル1近傍か
ら離間するよう拡大レンズ群3を配置する旨の信号が出
力される(S2)。
【0114】本体電源オフの状態が電源オフとされてい
ない操作がされていない場合には、システムコントロー
ル回路8から赤外光を発光する旨の信号が赤外光LED
13に送られる(S3)。この信号にしたがって、赤外
光LED13がパルス状に赤外光を発光し(S4)、フ
ォトダイオード14において反射光受光の有無が検出さ
れる(S5)。
ない操作がされていない場合には、システムコントロー
ル回路8から赤外光を発光する旨の信号が赤外光LED
13に送られる(S3)。この信号にしたがって、赤外
光LED13がパルス状に赤外光を発光し(S4)、フ
ォトダイオード14において反射光受光の有無が検出さ
れる(S5)。
【0115】アイカップ11の近傍に反射物がある場合
はフォトダイオード14において反射光が受光されるの
で、システムコントロール回路8は使用者が接眼状態に
あると判断し(S6)、拡大レンズ群3によって拡大さ
れる画像表示パネル1の像が、使用者により視認できる
位置に拡大レンズ群3を移動する旨の信号を駆動制御回
路9に出力する(S7)。アイカップ11の近傍に反射
物がない場合はフォトダイオード14において反射光が
受光されないため、システムコントロール回路8は使用
者が非接眼状態にあると判断し(S8)、拡大レンズ群
3によって拡大される画像表示パネル1の像が、使用者
により視認できない位置、すなわち画像表示パネル1に
焦点が合わない位置に拡大レンズ群3を移動する旨の信
号を駆動制御回路9に出力する(S9)。
はフォトダイオード14において反射光が受光されるの
で、システムコントロール回路8は使用者が接眼状態に
あると判断し(S6)、拡大レンズ群3によって拡大さ
れる画像表示パネル1の像が、使用者により視認できる
位置に拡大レンズ群3を移動する旨の信号を駆動制御回
路9に出力する(S7)。アイカップ11の近傍に反射
物がない場合はフォトダイオード14において反射光が
受光されないため、システムコントロール回路8は使用
者が非接眼状態にあると判断し(S8)、拡大レンズ群
3によって拡大される画像表示パネル1の像が、使用者
により視認できない位置、すなわち画像表示パネル1に
焦点が合わない位置に拡大レンズ群3を移動する旨の信
号を駆動制御回路9に出力する(S9)。
【0116】この変形例においては、ビデオカメラの使
用者がファインダー装置23を視認している場合には、
赤外光LED13とフォトダイオード14による接眼検
知システムによって使用者が接眼状態にあることを認識
して、拡大レンズ群3を光軸方向に移動させるため、画
像表示パネル1に外光の結像光が照射されることを抑止
することができる。
用者がファインダー装置23を視認している場合には、
赤外光LED13とフォトダイオード14による接眼検
知システムによって使用者が接眼状態にあることを認識
して、拡大レンズ群3を光軸方向に移動させるため、画
像表示パネル1に外光の結像光が照射されることを抑止
することができる。
【0117】なお、上記実施の形態で示した電子通貨の
使用方法は、主としてCPUが処理するものであり、プ
ログラムROM等に格納されているプログラムにより構
成される各機能手段に基づいて処理するものである。
使用方法は、主としてCPUが処理するものであり、プ
ログラムROM等に格納されているプログラムにより構
成される各機能手段に基づいて処理するものである。
【0118】しかし、上記プログラムは必ずしもROM
に格納されていなくてもよく、例えば外部のメモリーカ
ードに格納されている形態でも実現することができる。
すなわち、上述した実施の形態の機能を実現するソフト
ウェアのプログラムコードを記憶した記憶媒体を、シス
テムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置
の情報処理装置(またはCPU)が記憶媒体に格納され
たプログラムコードを読み出し、実行することによって
も達成されることは言うまでもない。
に格納されていなくてもよく、例えば外部のメモリーカ
ードに格納されている形態でも実現することができる。
すなわち、上述した実施の形態の機能を実現するソフト
ウェアのプログラムコードを記憶した記憶媒体を、シス
テムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置
の情報処理装置(またはCPU)が記憶媒体に格納され
たプログラムコードを読み出し、実行することによって
も達成されることは言うまでもない。
【0119】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が上述した実施の形態の機能を実現す
ることになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒
体は本発明を構成することになる。
グラムコード自体が上述した実施の形態の機能を実現す
ることになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒
体は本発明を構成することになる。
【0120】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディス
ク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、C
D―ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性メモリー
カード、ROM、DVD等を用いることができる。
体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディス
ク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、C
D―ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性メモリー
カード、ROM、DVD等を用いることができる。
【0121】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、上述した実施の形態の
機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの
指示に基づき、情報処理装置上で稼動している基本ソフ
トウェア(OS)等が実際の処理の一部または全部を行
い、その処理によって上述した実施の形態の機能が実現
される場合も含まれることは言うまでもない。
ムコードを実行することにより、上述した実施の形態の
機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの
指示に基づき、情報処理装置上で稼動している基本ソフ
トウェア(OS)等が実際の処理の一部または全部を行
い、その処理によって上述した実施の形態の機能が実現
される場合も含まれることは言うまでもない。
【0122】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、情報処理装置に挿入された機能拡張ボー
ドや情報処理装置に接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリーに書き込まれた後、そのプログラムコードの
指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニット
に備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行
い、その処理によって上述した実施の形態の機能が実現
される場合も含まれることは言うまでもない。
ラムコードが、情報処理装置に挿入された機能拡張ボー
ドや情報処理装置に接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリーに書き込まれた後、そのプログラムコードの
指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニット
に備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行
い、その処理によって上述した実施の形態の機能が実現
される場合も含まれることは言うまでもない。
【0123】
【発明の効果】本発明によれば、使用時においては適正
なファインダー画像を視認することができ、非使用時に
おいては逆入射光による画像表示部の熱損傷を防ぐこと
ができる。
なファインダー画像を視認することができ、非使用時に
おいては逆入射光による画像表示部の熱損傷を防ぐこと
ができる。
【0124】また、逆入射光の有無や接眼の検出および
電源の操作に応じてファインダーの状態が切り替わるの
で、非使用時における画像表示部の熱損傷を確実に防ぐ
ことができる。
電源の操作に応じてファインダーの状態が切り替わるの
で、非使用時における画像表示部の熱損傷を確実に防ぐ
ことができる。
【図1】本発明の実施形態に係るビデオカメラの全体構
成を示す模式図である。
成を示す模式図である。
【図2】本発明の第1の実施形態に係るファインダー装
置の構成を示す断面図である。
置の構成を示す断面図である。
【図3】本発明の第1の実施形態に係るファインダー装
置の接眼状態を示す斜視図である。
置の接眼状態を示す斜視図である。
【図4】本発明の第1の実施形態に係るファインダー装
置の非接眼状態を示す斜視図である。
置の非接眼状態を示す斜視図である。
【図5】本発明の第1の実施形態に係るファインダーの
光路制御方法の動作を示すフローチャートである。
光路制御方法の動作を示すフローチャートである。
【図6】本発明の第1の実施形態の変形例に係るファイ
ンダー装置の構成を示す断面図である。
ンダー装置の構成を示す断面図である。
【図7】本発明の第1の実施形態の変形例に係るファイ
ンダーの光路制御方法の動作を示すフローチャートであ
る。
ンダーの光路制御方法の動作を示すフローチャートであ
る。
【図8】本発明の第2の実施形態に係るファインダー装
置の構成を示す断面図である。
置の構成を示す断面図である。
【図9】本発明の第2の実施形態に係るファインダー装
置の接眼状態を示す斜視図である。
置の接眼状態を示す斜視図である。
【図10】本発明の第2の実施形態に係るファインダー
装置の非接眼状態を示す斜視図である。
装置の非接眼状態を示す斜視図である。
【図11】本発明の第2の実施形態に係るファインダー
の光路制御方法の動作を示すフローチャートである。
の光路制御方法の動作を示すフローチャートである。
【図12】本発明の第2の実施形態の変形例に係るファ
インダー装置の構成を示す断面図である。
インダー装置の構成を示す断面図である。
【図13】本発明の第2の実施形態の変形例に係るファ
インダーの光路制御方法の動作を示すフローチャートで
ある。
インダーの光路制御方法の動作を示すフローチャートで
ある。
【図14】本発明の第3の実施形態に係るファインダー
装置の構成を示す断面図である。
装置の構成を示す断面図である。
【図15】本発明の第3の実施形態に係るファインダー
装置の接眼状態を示す斜視図である。
装置の接眼状態を示す斜視図である。
【図16】本発明の第3の実施形態に係るファインダー
装置の非接眼状態を示す斜視図である。
装置の非接眼状態を示す斜視図である。
【図17】本発明の第3の実施形態に係るファインダー
の光路制御方法の動作を示すフローチャートである。
の光路制御方法の動作を示すフローチャートである。
【図18】本発明の第3の実施形態の変形例に係るファ
インダー装置の構成を示す断面図である。
インダー装置の構成を示す断面図である。
【図19】本発明の第3の実施形態の変形例に係るファ
インダーの光路制御方法の動作を示すフローチャートで
ある。
インダーの光路制御方法の動作を示すフローチャートで
ある。
【図20】従来のファインダー装置を示す断面図であ
る。
る。
【図21】従来のファインダー装置を示す斜視図であ
る。
る。
1 画像表示パネル 2 照明光源 3 拡大レンズ群 4 駆動装置 5 回転軸 6 輝度センサー 7 操作スイッチ検出回路 8 システムコントロール回路 9 駆動制御回路 10 ファインダー筐体 11 アイカップ 12 使用者 13 赤外光LED 14 フォトダイオード 15 外光遮蔽板 20 ビデオカメラ 21 撮像レンズ 23 ファインダー装置
Claims (30)
- 【請求項1】 画像表示部と、前記画像表示部において
表示された画像を拡大する拡大光学系とを備えたファイ
ンダー装置であって、 前記拡大光学系に対して外部からの光線が入射可能な場
合には、前記拡大光学系を通過した前記光線による前記
画像表示部への照射を制限するようにしたことを特徴と
するファインダー装置。 - 【請求項2】 前記拡大光学系を通して前記画像表示部
が視認されていない場合に、前記照射を制限するように
したことを特徴とする請求項1に記載のファインダー装
置。 - 【請求項3】 前記拡大光学系を通して前記画像表示部
が視認されている場合に、前記照射を制限しないように
したことを特徴とする請求項2に記載のファインダー装
置。 - 【請求項4】 前記画像表示部と前記拡大光学系との間
に遮蔽板を挿入することにより、前記照射を制限するよ
うにしたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項
に記載のファインダー装置。 - 【請求項5】 前記画像表示部と前記拡大光学系との距
離を可変することにより、前記拡大光学系を通過した前
記光線の結像位置を移動させるようにしたことを特徴と
する請求項1〜3のいずれか1項に記載のファインダー
装置。 - 【請求項6】 前記画像表示部に対して前記拡大光学系
の位置を移動させることを特徴とする請求項5に記載の
ファインダー装置。 - 【請求項7】 前記拡大光学系に対して前記画像表示部
の位置を移動させることを特徴とする請求項5に記載の
ファインダー装置。 - 【請求項8】 前記画像表示部の電源をオフ状態とした
場合に、前記照射を制限するようにしたことを特徴とす
る請求項1〜7のいずれか1項に記載のファインダー装
置。 - 【請求項9】 画像表示部と、 前記画像表示部において表示された画像を拡大する拡大
光学系と、 前記拡大光学系に向かって外部から入射する光線を検出
する検出手段と、 前記検出手段において前記光線を検出した場合に、前記
拡大光学系を通過した前記光線による前記画像表示部へ
の照射を制限する制御手段とを有することを特徴とする
ファインダー装置。 - 【請求項10】 前記画像表示部と前記画像光学系との
間に出し入れが可能な遮蔽板を有し、 前記制御手段は前記光線を検出した場合に前記遮蔽板を
前記画像表示部と前記画像光学系との間に挿入すること
を特徴とする請求項9に記載のファインダー装置。 - 【請求項11】 前記前記画像表示部と前記画像光学系
とは相対的に移動可能とされ、 前記制御手段は、前記光線を検出した場合に前記前記画
像表示部と前記画像光学系との相対的な距離を可変して
前記光線の結像位置を前記画像表示部から離間させるこ
とを特徴とする請求項9に記載のファインダー装置。 - 【請求項12】 前記制御手段は前記画像光学系に対し
て前記画像表示部を移動させることを特徴とする請求項
11に記載のファインダー装置。 - 【請求項13】 前記制御手段は前記画像表示部に対し
て前記画像光学系を移動させることを特徴とする請求項
11に記載のファインダー装置。 - 【請求項14】 画像表示部と、 前記画像表示部において表示された画像を拡大する拡大
光学系と、 前記拡大光学系を通して前記画像表示部が視認されてい
るか否かを検出する検出手段と、 前記検出手段において前記画像表示部が視認されていな
いことが検出された場合に、前記拡大光学系を通過した
前記光線による前記画像表示部への照射を制限する制御
手段とを有することを特徴とするファインダー装置。 - 【請求項15】 前記画像表示部と前記画像光学系との
間に出し入れが可能な遮蔽板を有し、 前記制御手段は、前記画像表示部が視認されていないこ
とが検出された場合に、前記遮蔽板を前記画像表示部と
前記画像光学系との間に挿入することを特徴とする請求
項14に記載のファインダー装置。 - 【請求項16】 前記前記画像表示部と前記画像光学系
とは相対的に移動可能とされ、 前記制御手段は、前記画像表示部が視認されていないこ
とが検出された場合に、前記前記画像表示部と前記画像
光学系との相対的な距離を可変して前記光線の結像位置
を前記画像表示部から離間させることを特徴とする請求
項14に記載のファインダー装置。 - 【請求項17】 前記制御手段は前記画像光学系に対し
て前記画像表示部を移動させることを特徴とする請求項
16に記載のファインダー装置。 - 【請求項18】 前記制御手段は前記画像表示部に対し
て前記画像光学系を移動させることを特徴とする請求項
16に記載のファインダー装置。 - 【請求項19】 前記画像表示部の電源をオフ状態とし
た場合に、前記拡大光学系を通過した前記光線による前
記画像表示部への照射を制限するようにしたことを特徴
とする請求項9〜18のいずれか1項に記載のファイン
ダー装置。 - 【請求項20】 画像表示部と、前記画像表示部におい
て表示された画像を拡大する拡大光学系とを備えたファ
インダー内の光路を制御する方法であって、 前記拡大光学系に対して外部からの光線が入射可能な場
合には、前記拡大光学系を通過した前記光線による前記
画像表示部への照射を制限することを特徴とするファイ
ンダーの光路制御方法。 - 【請求項21】 前記拡大光学系を通して前記画像表示
部が視認されていない場合に、前記照射を制限すること
を特徴とする請求項20に記載のファインダーの光路制
御方法。 - 【請求項22】 前記拡大光学系を通して前記画像表示
部が視認されている場合に、前記照射を制限しないよう
にしたことを特徴とする請求項21に記載のファインダ
ーの光路制御方法。 - 【請求項23】 前記画像表示部と前記拡大光学系との
間に遮蔽板を挿入することにより、前記照射を制限する
ことを特徴とする請求項20〜22のいずれか1項に記
載のファインダーの光路制御方法。 - 【請求項24】 前記画像表示部と前記拡大光学系との
距離を可変することにより、前記拡大光学系を通過した
前記光線の結像位置を移動させることを特徴とする請求
項20〜22のいずれか1項に記載のファインダーの光
路制御方法。 - 【請求項25】 前記画像表示部に対して前記拡大光学
系の位置を移動させることを特徴とする請求項24に記
載のファインダーの光路制御方法。 - 【請求項26】 前記拡大光学系に対して前記画像表示
部の位置を移動させることを特徴とする請求項24に記
載のファインダーの光路制御方法。 - 【請求項27】 前記画像表示部の電源をオフ状態とし
た場合に、前記照射を制限することを特徴とする請求項
20〜26のいずれか1項に記載のファインダーの光路
制御方法。 - 【請求項28】 請求項20〜27のいずれか1項に記
載のファインダーの光路制御方法の手順をコンピュータ
に実行させるためのプログラムを記憶したコンピュータ
読み取り可能な記憶媒体。 - 【請求項29】 請求項9〜19のいずれか1項に記載
のファインダー装置を構成する各手段としてコンピュー
タを機能させるためのプログラムを記憶したコンピュー
タ読み取り可能な記憶媒体。 - 【請求項30】 撮像レンズと、 前記撮像レンズにより結像された被写体像を光電変換す
る撮像素子と、 請求項1〜19のいずれか1項に記載のファインダー装
置とを少なくとも備えたことを特徴とする撮像装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11022829A JP2000221566A (ja) | 1999-01-29 | 1999-01-29 | ファインダー装置、ファインダーの光路制御方法及び撮像装置並びに記憶媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11022829A JP2000221566A (ja) | 1999-01-29 | 1999-01-29 | ファインダー装置、ファインダーの光路制御方法及び撮像装置並びに記憶媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000221566A true JP2000221566A (ja) | 2000-08-11 |
Family
ID=12093595
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11022829A Withdrawn JP2000221566A (ja) | 1999-01-29 | 1999-01-29 | ファインダー装置、ファインダーの光路制御方法及び撮像装置並びに記憶媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000221566A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013148790A (ja) * | 2012-01-20 | 2013-08-01 | Nikon Corp | 撮像装置 |
JP2017151460A (ja) * | 2017-04-17 | 2017-08-31 | 株式会社ニコン | 撮像装置 |
-
1999
- 1999-01-29 JP JP11022829A patent/JP2000221566A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013148790A (ja) * | 2012-01-20 | 2013-08-01 | Nikon Corp | 撮像装置 |
JP2017151460A (ja) * | 2017-04-17 | 2017-08-31 | 株式会社ニコン | 撮像装置 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060125 |
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