JP2000221231A - 絶縁材料における耐トラッキング、エロージョン特性の促進評価試験方法 - Google Patents

絶縁材料における耐トラッキング、エロージョン特性の促進評価試験方法

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JP2000221231A
JP2000221231A JP11023811A JP2381199A JP2000221231A JP 2000221231 A JP2000221231 A JP 2000221231A JP 11023811 A JP11023811 A JP 11023811A JP 2381199 A JP2381199 A JP 2381199A JP 2000221231 A JP2000221231 A JP 2000221231A
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tracking
erosion
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side electrode
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Naofumi Chiwata
直文 千綿
Masahiro Hirasawa
正弘 平沢
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Hitachi Cable Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】絶縁材料における耐トラッキング、エロージョ
ン特性の促進評価試験方法を提供すること。 【解決手段】高圧側電極3と電気絶縁材料との間若しく
は接地側電極9と電気絶縁材料との間にその電気絶縁材
料より耐トラッキング、エロージョン特性が劣るトラッ
キング、エロージョン起点材料を介在させる。高圧側電
極3と電気絶縁材料との間及び接地側電極9と電気絶縁
材料との間にその電気絶縁材料より耐トラッキング、エ
ロージョン特性が劣るトラッキング、エロージョン起点
材料をそれぞれ介在させてもよい。トラッキング、エロ
ージョン起点材料としては、例えばポリエチレンテープ
30のようなプラスチック防水テープ、合成ゴム粘着テ
ープ、などが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、絶縁材料における
耐トラッキング、エロージョン特性の促進評価試験方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】絶縁電線、ケーブル、電気機器等では長
年月使用していると、その使用環境下に存在している塵
埃、水分、化学物質等が少しずつ付着、堆積する。これ
らの付着した塵埃、水分、化学物質等は絶縁電線、ケー
ブル、電気機器等の絶縁材料を少しずつ汚染し、その結
果絶縁材料の表面には電位差が生じたり、漏洩電流が流
れたり、放電が生じたり、炭化箇所が生じたり、そして
酷いときには電気絶縁破壊を起こしたりすることにな
る。このような絶縁材料の環境汚染劣化はトラッキン
グ、エロージョン等と呼ばれている。
【0003】このような訳で、絶縁電線、ケーブル、電
気機器等の電気絶縁材料の選択においては予め耐トラッ
キング、エロージョン特性を評価試験するようになって
いる。
【0004】従来の耐トラッキング試験方法としては、
JIS−C3005に規定されている塩水噴霧方法やD
IN−53480に規定されている滴下方法等が代表的
なものである。
【0005】絶縁電線の耐トラッキング試験方法として
は、JIS−C3005に規定されている塩水噴霧方法
が主として実施されている。そこで、このJIS−C3
005に規定されている塩水噴霧方法について説明す
る。
【0006】図2は、JIS−C3005に規定されて
いる塩水噴霧方法を示した正面説明図である。
【0007】図2において、1は課電用電極、2は課電
電極・導体接続線、3は高圧側電極、4課電電極・接地
接続線、5は接地、6は課電電極・記録計接続線、7は
記録計、8は記録計・接地電極接続線、9は接地側電
極、10は試験液噴射ノズル、20は試験絶縁電線、2
1は導体、22は絶縁被覆層である。
【0008】図2から分かるようにJIS−C3005
に規定されている塩水噴霧方法では、次のように試験す
る。
【0009】まず、試験に供する長さが150mm以上有
する絶縁電線20を用意する。
【0010】次に、その用意した絶縁電線20の片端側
の絶縁被覆層22を長さ方向に対して直角方向に切り取
り、導体21を露出させる。
【0011】次に、その片端側の絶縁被覆層22を切り
取って導体21を露出させた絶縁電線20を取り、その
切口から100mm離れた絶縁被覆層22上に外径φ1.
0mmの裸銅線を数回巻き付けることにより接地側電極9
を設ける。
【0012】次に、試験絶縁電線20を図2に示すよう
に垂直に保持する。
【0013】次に、この接地用電極9と記録計7の間を
記録計・接地電極接続線8で接続する。
【0014】次に、記録計7には課電電極・記録計接続
線6で課電電極・接地接続線4へ接続する。なお、この
課電電極・接地接続線4の一端は課電用電極1の接地側
端子に接続されており、他端は接地5に接続されてい
る。
【0015】次に、この課電用電極1の高圧側端子に課
電電極・導体接続線2及び高圧側電極3とを介して導体
21へ接続する。
【0016】次に、課電用電極1より50HZ又は60
HZの正弦波に近い波形をもった4kvの交流電圧を発
生させ、その交流電圧を導体21と接地側電極9との間
に印加する。
【0017】次に、試験液噴射ノズル10から試験絶縁
電線20の図示した100mmの絶縁体22上へ試験液を
噴射する。
【0018】ここにおいて、これらの試験条件は次の通
りである。
【0019】 a.試験液の組成 水……………………………………………………………………1L 塩化ナトリウム……………………………………………………2g ポリオキシエチレンノニルフェノ一ルエーテル(7.5mol)…1mL b.験液の導電度 約3000μs/cm c.試験液噴射ノズル9と試験絶縁電線10との距離 約500mm d.試験液の噴霧速度 3m/s(試料の位置において) e.試験液の噴霧量 0.5±0.1mL/min (降霧量) f.噴霧サイクル 「噴霧10秒→休止20秒」を1サイクル 試験は、規定されているサイクルを噴霧し、この間にお
ける試験絶縁電線20の絶縁被覆層22の表面漏洩電流
の変化、焼損状況、炭化状況、電気絶縁破壊等を観察す
るようになっている。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、現状の
電気絶縁材料の中にはJIS−C3005の制定当時に
は予想もされなかったような優れた耐トラッキング性を
発揮する電気絶縁材料が登場してきている。
【0021】このため、このような優れた耐トラッキン
グ性を発揮する電気絶縁材料の幾つかをJIS−C30
05に規定されている塩水噴霧試験で数万サイクル試験
しても、それら電気絶縁材料間の耐トラッキング性の有
意差を明確にできなくなってきている。
【0022】また、JIS−C3005に規定されてい
る塩水噴霧方法は、トラッキングの発生と成長とを合わ
せた複合的な評価方法であるが、その半面これらを分離
させて評価することができないという難点もある。
【0023】他方、実際に敷設された絶縁電線等のトラ
ッキングについて種々調査してみると、トラッキング劣
化の多くはその敷設線路の中で耐トラッキング、エロー
ジョン特性が最も劣る箇所、例えば絶縁電線敷設線路等
においては接続端末部の防水テープ巻付部等で発生する
ことが知られている。
【0024】しかし、JIS−C3005に規定されて
いる塩水噴霧方法は、このような耐トラッキング性が劣
る電気絶縁材料を含む絶縁電線敷設線路全体のトラッキ
ング、エロージョンの発生時間、成長度合い等を評価す
ることができないという難点がある。
【0025】本発明はかかる点に立って為されたもので
あって、その目的とするところは前記した従来技術の欠
点を解消し、供試電気絶縁材料の耐トラッキング、エロ
ージョン特性をそれらの発生時間と成長度合とを観察し
ながら短時間に評価でき、また幾つかの優れた耐トラッ
キング、エロージョン特性を発揮する電気絶縁材料を0
価試験するときにはそれらの耐トラッキング、エロージ
ョン特性の優劣を短時間に序列評価でき、更に実際の使
用状況に合致した耐トラッキング、エロージョン特性が
劣る電気絶縁材料と優れた電気絶縁材料とが混在する絶
縁電線敷設線路全体の耐トラッキング、エロージョン特
性を評価したいときにはその評価が可能な絶縁材料にお
ける耐トラッキング、エロージョン特性の促進評価試験
方法を提供することにある。
【0026】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨とするとこ
ろは、次の2点にある。
【0027】(1)高圧側電極と電気絶縁材料との間若
しくは接地側電極と電気絶縁材料との間にその電気絶縁
材料より耐トラッキング、エロージョン特性が劣るトラ
ッキング、エロージョン起点材料を介在させることを特
徴とする絶縁材料における耐トラッキング、エロージョ
ン特性の促進評価試験方法。
【0028】(2)高圧側電極と電気絶縁材料との間及
び接地側電極と電気絶縁材料との間にその電気絶縁材料
より耐トラッキング、エロージョン特性が劣るトラッキ
ング、エロージョン起点材料をそれぞれ介在させること
を特徴とする絶縁材料における耐トラッキング、エロー
ジョン特性の促進評価試験方法。
【0029】本発明において、トラッキング、エロージ
ョン起点材料としては試験する電気絶縁材料より耐トラ
ッキング、エロージョン特性が劣る絶縁材料ならよく、
例えばプラスチック防水テープ、合成ゴム粘着テープ、
熱収縮性プラスチックチューブ、熱収縮性ゴムチュー
ブ、モールド樹脂の中から選ばれた1種であることが好
ましい。
【0030】ここにおいて、プラスチック防水テープと
してはポリエチレンテープ、塩化ビニル樹脂混和物粘着
テープ等がある。
【0031】
【発明の実施の形態】次に、本発明の絶縁材料における
耐トラッキング、エロージョン特性の促進評価試験方法
の一実施例及び従来のJIS−C3005に規定されて
いる塩水噴霧方法について説明する。
【0032】(実施例)図1は、本発明の絶縁材料にお
ける耐トラッキング、エロージョン特性の促進評価試験
方法の一実施例を示した正面説明図である。
【0033】図1において、1は課電用電極、2は課電
電極・導体接続線、3は高圧側電極、4課電電極・接地
接続線、5は接地、6は課電電極・記録計接続線、7は
記録計、8は記録計・接地電極接続線、9は接地側電
極、10は試験液噴射ノズル、20は試験絶縁電線、2
1は導体、22は絶縁被覆層、30はポリエチレンテー
プである。
【0034】即ち、本発明の絶縁材料における耐トラッ
キング、エロージョン特性の促進評価試験方法の一実施
例の特徴とするところは、トラッキング、エロージョン
の起点材料の一つであるポリエチレンテープ30の巻付
層を接地側電極9と試験絶縁電線20の絶縁被覆層22
との間に設けることである。
【0035】図1から分かるように、本発明の絶縁材料
における耐トラッキング、エロージョン特性の促進評価
試験方法の一実施例の基本的構成は、JIS−C300
5に規定されている塩水噴霧方法と同様である。
【0036】即ち、まず、試験に供する長さが150mm
以上有する試験絶縁電線20を用意した。
【0037】ここにおいて、試験絶縁電線20の絶縁被
覆層22は、次のような材料を用いた。
【0038】 イ.A材料……耐トラッキング、エロージョン性が劣ったエチレンプロピ レンジエン系ゴム ロ.B材料……耐トラッキング、エロージョン性が優れたエチレンプロピ レンジエン系ゴム ハ.C材料……耐トラッキング、エロージョン性が最も優れたシリコーン ゴム 次に、その用意した絶縁電線20の片端側の絶縁被覆層
22を長さ方向に対して直角方向に切り取り、導体21
を露出させた。
【0039】次に、その片端側の絶縁被覆層22を切り
取って導体21を露出させた絶縁電線20を取り、その
切口から100mm離れた絶縁体22上に厚さ0.5mm、
幅10mmのポリエチレンテープ30を巻き付け、その巻
付層の上に外径φ1.0mmの裸銅線を数回巻き付けるこ
とにより接地側電極9を設けた。
【0040】次に、試験絶縁電線20を図1に示すよう
に垂直に保持させた。
【0041】次に、この接地用電極9と記録計7の間を
記録計・接地電極接続線8で接続した。
【0042】次に、その記録計7には課電電極・記録計
接続線6で課電電極・接地接続線4へ接続した。なお、
この課電電極・接地接続線4の一端は課電用電極1の接
地側端子に接続し、他端は接地5に接続するようにし
た。
【0043】次に、この課電用電極1の高圧側端子に課
電電極・導体接続線2及び高圧電極3とを介して導体2
1へ接続した。
【0044】次に、課電用電極1より50HZ又は60
HZの正弦波に近い波形をもった4kvの交流電圧を発
生させ、その交流電圧を導体21と接地側電極9との間
に印加した。
【0045】次に、試験液噴射ノズル10から試験絶縁
電線20の図示した100mmの絶縁体22上へ試験液を
噴射した。
【0046】なお、その他の試験条件はJIS−C30
05に規定されている塩水噴霧方法と同様である。
【0047】(比較例)前述の図2に示すようにして、
従来のJIS−C3005に規定されている塩水噴霧方
法を行った。
【0048】この従来のJIS−C3005に規定され
ている塩水噴霧方法においても、試験に用いた験絶縁電
線20の絶縁被覆層22は、実施例に用いた材料と同一
のものを用いた。
【0049】(試験結果)表1は、これら実施例と比較
例の試験結果を示したものである。
【0050】
【表1】
【0051】表1から分かるように、A材料を従来の比
較例で試験したときには20,000サイクルで20〜
70mmのトラッキングが発生する。これに対して、A材
料を本発明の実施例で試験したときには20サイクルで
燃焼が発生する。即ち、本発明の絶縁材料における耐ト
ラッキング、エロージョン特性の促進評価試験方法は、
従来の比較例で試験するよりも格段に短い時間で耐トラ
ッキング、エロージョン特性を評価することができる。
【0052】次に、B材料を従来の比較例で試験したと
きには20,000サイクル試験してもトラッキング及
びエロージョンの発生が見られない。これに対して、B
材料を本発明の実施例で試験したときには100サイク
ルで50〜80mmのトラッキンが発生する。つまり、本
発明の絶縁材料における耐トラッキング、エロージョン
特性の促進評価試験方法は、従来の比較例で試験するよ
りも格段に短い時間で耐トラッキング、エロージョン特
性を評価することができる。
【0053】次に、C材料を従来の比較例で試験したと
きには20,000サイクル試験してもトラッキング及
びエロージョンの発生が見られない。これに対して、C
材料を本発明の実施例で試験したときには100サイク
ルでトラッキングの発生はないが、深さ0.1〜0.5
mmのエロージョンが発生した。つまり、本発明の絶縁材
料における耐トラッキング、エロージョン特性の促進評
価試験方法は、従来の比較例で試験するよりも格段に短
い時間で耐トラッキング、エロージョン特性を評価する
ことができる。
【0054】更に、優れた耐トラッキング、エロージョ
ン特性を有するB材料とC材料とを従来の比較例で試験
したときには、それらの耐トラッキング、エロージョン
特性の優劣序列が判定できないが、本発明の絶縁材料に
おける耐トラッキング、エロージョン特性の促進評価試
験方法によればそれらの耐トラッキング、エロージョン
特性の優劣序列を明確に判定することができた。
【0055】なお、本発明の絶縁材料における耐トラッ
キング、エロージョン特性の促進評価試験方法は従来の
JIS−C3005に規定されている塩水噴霧方法の改
良方法として適用されたものであるが、他の耐トラッキ
ング、エロージョン特性評価方法、例えばIEEE、I
EC等の傾斜平板法、塩水滴下法等にも転用することが
できる。
【0056】
【発明の効果】本発明の絶縁材料における耐トラッキン
グ、エロージョン特性の促進評価試験方法は、供試電気
絶縁材料の耐トラッキング、エロージョン特性をそれら
の発生時間と成長度合とを観察しながら短時間に評価で
き、また幾つかの優れた耐トラッキング性を発揮する電
気絶縁材料を評価試験するときにはそれらの耐トラッキ
ング性の優劣を短時間に序列評価でき、更に実際の使用
状況に合致した耐トラッキング性が劣る電気絶縁材料と
優れた電気絶縁材料とが混在するような絶縁電線敷設線
路全体の耐トラッキング性を全体評価したいときにもそ
の評価が可能なものであり、工業上有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の絶縁材料における耐トラッキング、エ
ロージョン特性の促進評価試験方法の一実施例を示した
正面説明図である。
【図2】JIS−C3005に規定されている従来の塩
水噴霧方法を示した正面説明図である。
【符号の説明】
1 課電用電極 2 課電電極・導体接続線 3 高圧側電極 4 課電電極・接地接続線 5 接地 6 課電電極・記録計接続線 7 記録計 8 記録計・接地電極接続線 9 接地側電極 10 試験液噴射ノズル 20 試験絶縁電線 21 導体 22 絶縁被覆層 30 ポリエチレンテープ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電気絶縁材料の表面に試験液体を間欠的に
    降りかけながら高圧側電極と接地側電極とを介して前記
    電気絶縁材料へ交流電圧を課電し、然る後該電気絶縁材
    料の耐トラッキング、エロージョン特性を評価する絶縁
    材料における耐トラッキング、エロージョン特性の促進
    評価試験方法において、前記高圧側電極と前記電気絶縁
    材料との間若しくは前記接地側電極と前記電気絶縁材料
    との間に該電気絶縁材料より耐トラッキング、エロージ
    ョン特性が劣るトラッキング、エロージョン起点材料を
    介在させることを特徴とする絶縁材料における耐トラッ
    キング、エロージョン特性の促進評価試験方法。
  2. 【請求項2】電気絶縁材料の表面に試験液体を間欠的に
    降りかけながら高圧側電極と接地側電極とを介して前記
    電気絶縁材料へ交流電圧を課電し、然る後該電気絶縁材
    料の耐トラッキング、エロージョン特性を評価する絶縁
    材料における耐トラッキング、エロージョン特性の促進
    評価試験方法において、前記高圧側電極と前記電気絶縁
    材料との間及び前記接地側電極と前記電気絶縁材料との
    間に該電気絶縁材料より耐トラッキング、エロージョン
    特性が劣るトラッキング、エロージョン起点材料をそれ
    ぞれ介在させることを特徴とする絶縁材料における耐ト
    ラッキング、エロージョン特性の促進評価試験方法。
  3. 【請求項3】トラッキング、エロージョン起点材料が、
    プラスチック防水テープ、合成ゴム粘着テープ、熱収縮
    性プラスチックチューブ、熱収縮性ゴムチューブ、モー
    ルド樹脂の中から選ばれた1種であることを特徴とする
    請求項1及び請求項2記載の絶縁材料における耐トラッ
    キング、エロージョン特性の促進評価試験方法。
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Cited By (4)

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