JP2000221140A - Acfテープ貼り付け検査方法 - Google Patents

Acfテープ貼り付け検査方法

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JP2000221140A
JP2000221140A JP11025430A JP2543099A JP2000221140A JP 2000221140 A JP2000221140 A JP 2000221140A JP 11025430 A JP11025430 A JP 11025430A JP 2543099 A JP2543099 A JP 2543099A JP 2000221140 A JP2000221140 A JP 2000221140A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】生産の稼働率を低下させることなく、確実にA
CFテープの有無を判断することができるACFテープ
貼り付け検査方法を提供する。 【解決手段】 複数の配線パターンを有する1つの樹脂
プリント基板と、それぞれ少なくとも1つの配線パター
ンを持つ複数のフィルムプリント基板とを、ACF(異
方性導電膜)テープを用いて接合する場合の、樹脂プリ
ント基板にACFテープが正しく貼り付けられているか
否かを検査するための、ACFテープ貼り付け検査方法
であって、少なくともACFテープの両端近傍の2つの
点CL,CRの画像を撮像し、2つの点CL,CRそれ
ぞれに個別に設けた所定の閾値により画像の明暗データ
の2値化処理を行い、ACFテープの有無を判断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばカラーのイ
ンクジェットプリンタ装置のインクヘッド部の、基板接
合に使用するACFテープの貼付良否を判断するACF
テープ貼り付け検査方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7にカラーインクジェット方式のプリ
ンタ装置のインクヘッド部の基本構成例を示し、印刷の
基本的動作を説明する。
【0003】ノズル群1,2,3はそれぞれ赤、緑、青
の印刷用色インクに対応して数千個前後の小さなノズル
群を持ってオリフィスプレートに配置され、各色のイン
クタンクから任意量のインク供給を受けられる。図中で
は説明を分かり易くするためにノズル群1,2,3それ
ぞれのノズル数を4個としている。ノズル個々には1対
1に対応した加熱用ヒーターが配置され、ヒーター群
1,2,3を構成している。
【0004】図8に示すように、ヒーター群1,2,3
の個々の任意のヒーターに対し、マイクロコンピュータ
を持った電気制御部102が適宜信号を発生させて加熱
できる様になっている。加熱されたノズル内のインクは
膨張して外部に吐出され、任意の印刷が可能となるのが
基本的動作である。
【0005】上記構成に於いて、電気制御部102とヒ
ーター群個々との電気信号は図8の様に、電気制御部側
の1枚の樹脂プリント基板100と、第1乃至第3のオ
リフィスプレート103,104,105の載った第1
乃至第3のフィルムプリント基板109,110,11
1との間で伝達される。
【0006】樹脂プリント基板100にはヒーター群
1,2,3への制御信号を伝達する複数本数の配線パタ
ーンが表面に3組配置されている。第1乃至第3のフィ
ルムプリント基板109,110,111の裏面には樹
脂プリント基板100内のそれぞれの組に1対1に対応
したパターン106,107,108がヒーター制御配
線として3組配置されている。
【0007】上記の樹脂プリント基板100と第1乃至
第3のフィルムプリント基板109,110,111を
電気的に導通させるために、ACF(Anisotro
pic Conductive Film:異方性導電
膜)テープ101を樹脂プリント基板100の導通を要
するパターン上に貼付する。尚、ACFテープ101は
テープ内に導電性の粒子を含有し、加圧によりACFテ
ープ101の表裏に導電性を示して接着する特性を持
つ。この樹脂プリント基板100に第1乃至第3のフィ
ルムプリント基板109,110,111を図8の様に
配置し、ACFテープ101を加圧して導通接着する。
【0008】この過程で、第1乃至第3のフィルムプリ
ント基板109,110,111を図8の様に貼り付け
する前に、ACFテープ101の樹脂プリント基板10
0への貼付有無を確認する作業が必要となり、以下にそ
の工程を説明する。
【0009】ACFテープ101を樹脂プリント基板1
00に貼付した様子を図11に示し、ACFテープ画像
処理装置の構成例を図5に示す。
【0010】ACFテープ101を貼付してあるであろ
う樹脂プリント基板100を画像処理装置に設置し、斜
め上方から照明用ライト11で照らし、これをカメラ1
0で捉えて画像処理部13へ送る。画像処理部13はC
PUとメモリ等を中心とするコンピュータ部と、カメラ
インターフェイスと、外部IO等とから構成される。
【0011】予め、図1A(a)の様にACFテープ1
01の貼付チェックポイントを左右CLとCRの2点に
定め、最低でもこの両点にACFテープ101があれば
ACFテープ101が貼付されているものと判断するも
のとする。
【0012】図9の様に、ヒーター制御用の信号が伝達
される有効配線パターンの外側には、信号の伝達されな
い未使用のダミーパターン100bが基板左右端側に設
けられている。CLとCRの位置はそれぞれ有効配線パ
ターンの端100aとダミーパターン100bの中間に
設ける。
【0013】基本動作のフローチャートを図6に示す。
【0014】先ず図1A(a)の様なACFテープを貼
付すべき位置を含めた樹脂プリント基板100の画像の
濃淡データを、カメラを介して画像処理装置のメモリに
取り込む作業を説明する。このデータは例えば8bit
の濃淡レベルとしたドットデータ列であり、数値の大き
いものがより明るいものとする。
【0015】照明は図4の様に斜めから照射する。この
時ACFテープ101の表面には凹凸があるためにAC
Fテープ101の内部を通過してパターンで反射したL
4がカメラ10の方向へ反射する。導電性粒子に当たっ
た光線L2,L5も入射角によってカメラ方向へ反射し
て明るく映る。また導電性粒子が無ければ光線L2はカ
メラへ届かない。導電性粒子はACFテープ101内に
多数存在するため、粒子の無いテープではカメラ方向へ
の反射は殆ど無くなり、ACFテープの認識は困難とな
る。また、ACFテープ101の下にパターンの存在し
ない部分はパターン面での反射が無い分暗く映る。
【0016】一方、ACFテープの存在しない部分はL
6,L7の様に大部分は反対方向へ反射して暗く映る。
【0017】L1,L3は無効光である。特にL1は反
射自体ほとんど無い。
【0018】こうしてカメラ10からメモリへ取り込ん
だ明暗データ列の内、CLとCRを結んだ線上(線の幅
は1ドット)のみの画像処理部のデータ列の様子を横軸
(読点)をACFテープ101の幅方向の走査に相当す
るデータ列のメモリアドレス、縦軸をデータ列の明暗値
として図1A(b)に示す。樹脂プリント基板100の
無い部分では反射がほとんど無くて暗いため数値が小さ
く、ACFテープ101の無い基板上でやや明るくなっ
て数値が大きくなり、パターンの無いACFテープ部は
更に明るく、パターンのあるACFテープ部が一番明る
く数値も最大となる。図中の円弧状の盛り上がりは光線
の強弱によるもので、基板中央部に配置された照明用ラ
イト11は基板端に向かう程距離が遠くなるために光量
が弱くなるのである。
【0019】こうして得られたデータ列をACFテープ
の貼付有無判定に使用していた。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来方式では次の課題がある。
【0021】樹脂プリント基板100の中心と、照明用
ライト11の光軸が一致した結果が図1A(b)であ
る。しかし実際はライト設置角度や設置位置のわずかな
ずれ、点CLと点CRでの反射係数の違い、また、樹脂
プリント基板100の配線パターンのメッキ種類に伴う
反射係数の違い等が存在する。このため取込んだ明暗デ
ータ列は左右が常にアンバランスになるといっても過言
ではない。従ってその都度ライトの照射量や照射角度の
調整、あるいは、点CLと点CRの両者の2値化を満足
させられる2値化レベルの再設定が必要となり、生産の
稼働率低下の誘因になっていた。
【0022】ここで、ライト設置位置が樹脂プリント基
板100の中心に対して右側にずれ、CL側よりもCR
側が明るくなった例を図1B(e)に示す。この状態で
従来と同じ2値化レベルを設定し、前述の様に2値化の
手順を取ると、CL−CRライン上のデータ列は図1B
(f)のようになり点CLにACFテープが存在するに
もかかわらず、データ上はACFテープが無いと判断さ
れてしまう。
【0023】従って、本発明は上述した課題に鑑みてな
されたものであり、生産の稼働率を低下させることな
く、確実にACFテープの有無を判断することができる
ACFテープ貼り付け検査方法を提供することである。
【0024】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するために、本発明に係わるACFテープ貼
り付け検査方法は、複数の配線パターンを有する1つの
樹脂プリント基板と、それぞれ少なくとも1つの配線パ
ターンを持つ複数のフィルムプリント基板とを、ACF
(異方性導電膜)テープを用いて接合する場合の、前記
樹脂プリント基板に前記ACFテープが正しく貼り付け
られているか否かを検査するための、ACFテープ貼り
付け検査方法であって、少なくとも前記ACFテープの
両端近傍の2つの点の画像を撮像し、前記2つの点それ
ぞれに個別に設けた所定の閾値により前記画像の明暗デ
ータの2値化処理を行い、前記ACFテープの有無を判
断することを特徴としている。
【0025】また、この発明に係わるACFテープ貼り
付け検査方法において、前記樹脂プリント基板は、イン
クジェットヘッドの各ノズルからのインク吐出量を制御
する電気制御部と、前記各ノズルのインク加熱用ヒータ
に電力を供給する前記複数のフィルムプリント基板とを
中継するための基板であることを特徴としている。
【0026】また、この発明に係わるACFテープ貼り
付け検査方法において、前記樹脂プリント基板の配線パ
ターンと、前記複数のフィルムプリント基板の配線パタ
ーンとは電気的に1対1に対応していることを特徴とし
ている。
【0027】また、この発明に係わるACFテープ貼り
付け検査方法において、前記所定の閾値は、前記撮像し
た画像の明暗データ列の微分値が変化する点での前記明
暗データから求めることを特徴としている。
【0028】また、この発明に係わるACFテープ貼り
付け検査方法において、前記2値化処理は、2値化デー
タ列を横方向に複数回拡張し、該拡張した回数と同じ回
数だけ、メモリのドットデータ列を横方向に収縮させ、
他の2値化データ列へと変換することを特徴としてい
る。
【0029】また、この発明に係わるACFテープ貼り
付け検査方法において、前記収縮させた2値化データ列
から、前記2つの点に対応するドットデータを抽出し、
前記2つの点に前記ACFテープがあると判断された場
合は、前記2つの点を結ぶ直線上にテープが全て貼り付
けられているものと判断することを特徴としている。
【0030】また、この発明に係わるACFテープ貼り
付け検査方法において、前記2つの点に対する前記個別
の閾値レベルをそれぞれバックアップデータとしてメモ
リに記憶し、前記2値化を行う装置の電源再投入時に、
前記記憶したデータを読み出して2値化の閾値として再
使用することを特徴としている。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な一実施形態
について、添付図面を参照して詳細に説明する。
【0032】なお、本実施形態においては、装置の構成
は既に説明した従来のものと同様であり、画像を2値化
するときの閾値の設定方法が異なるのみであるので、異
なる部分のみについて説明する。
【0033】まず2値化データの拡張と収縮の作業が必
要となるがこれを説明する。
【0034】前述のCLとCRを結んだ線上の明暗デー
タ列から最も明るいデータを抽出し、例えばその数値の
60%を2値化レベル(閾値)T0とし、カメラから取
り込んだ全データ列と比較しデジタル変換する。図2の
正方形で囲まれた部分がデジタルデータ”1”、そうで
ないものがデジタルデータ”0”である。
【0035】この概念図が図2A(a)でありCLとC
Rを結んだ線上のデータが第B行目のデータとする。
【0036】図9のダミーパターン100bが図2A
(a)のアドレス4の列、図9の有効パターンの最左端
100aが図2A(a)のアドレス8の列である。説明
を分かり易くするため、図2A(a)ではパターンの幅
が1アドレスとしたが、実際は複数の幅を持つ。
【0037】図2A(b)は横方向の拡張を行った結果
である。即ち、自身のデータが”1”でかつ横方向に隣
接するアドレスのデータが”0”のものは、前記隣接す
るアドレスのデータを”1”に変更する。更にもう1度
同様の手法で拡張すると図2A(c)の様にアドレス4
とアドレス8の列が繋がる。
【0038】次に図2B(d)の様にデータの収縮を行
う。
【0039】即ち、自身のデータが”1”で横方向に”
0”が隣接する部分は前記”1”のデータを”0”に変
更する。更にもう一度収縮すると図2B(e)の様にな
り、図2A(a)のアドレス4とアドレス8の列の樹脂
プリント基板100内の隣接するパターンに相当する部
分で、ダミーパターンと有効パターンとの幅W1(図2
B(e))が変化せずに融合して一体となる。
【0040】拡張と収縮の回数は同じとする。またその
回数は画像処理装置の画像分解能により、隣接するパタ
ーン間の距離に相当する分解能と同等とする。あるい
は、拡張と収縮の1回当たりのドット数を増やし、1回
で完了させる等する。
【0041】以上の作業により図1A(d)の様にAC
Fテープが存在する部分のパターンの隙間を埋めて2値
化メモリ列をすべて”1”とする。
【0042】次にACFテープ貼付の良否判定を行うた
めに、前述したダミーパターンについて説明する。
【0043】前述の有効パターンのみで拡張収縮までの
作業を行うと、2値化メモリのデータは全有効パターン
の存在幅W2(図1A(a))と等しくなる。しかし、
前述の様にカメラ10と基板100の相対位置精度にば
らつきがあるため、左右両端の有効パターンの存在点、
即ち測定点を特定できない。
【0044】ここでばらつき量(誤差)を図10の通り
PDとし、その最大値をPDMとする。この時図9の様
に点CLから左端の有効パターン100aの右端と、ダ
ミーパターンの左端の各々までの距離をPDMより大き
くすれば、CLは必ず有効パターンとダミーパターンの
間に存在することとなる。ここで前述の拡張と収縮作業
で有効パターンとダミーパターンを繋げる様にした上で
点CLのパターン有無を測定すれば、ACFテープ貼付
検査が有効となる。
【0045】ここで本実施形態の特徴はCLとCRにお
いて2値化レベル(閾値)を個別に設定し、それぞれの
反射係数の違いによる画像取込誤差を解消するものであ
り、以下にこれを説明する。
【0046】例えば図1B(e)の様にライト照明方向
が樹脂プリント基板100の中心に対して右側にずれ、
CL側よりもCR側が明るくなった場合を説明する。
【0047】2値化レベルはCLとCRの中央付近CC
を分岐点として、左端側の2値化レベルTLと、右端側
の2値化レベルTRとを設定する。そのTLとTRとの設
定方法は次の通りである。
【0048】まずACFテープ101が正常に貼付され
た樹脂プリント基板を予め配置する。続けてACFテー
プ101が貼付された位置を全て含めた樹脂プリント基
板100の画像を、従来技術の欄で説明した様にカメラ
10を介して画像処理装置のメモリに濃淡レベルを持っ
たデータ列として取り込む。個々のデータは数値が大き
いものが、より明るいものとする。
【0049】但し以下の過程に於いて、市販の画像処理
装置では付属ソフトウェア関数の実行により図1A
(b)や図1B(e)に酷似した画像、あるいは任意の
直線をディスプレイ上に表示する技術が確立されている
ため、この技術を用いる事を前提とする。
【0050】画像処理装置のx方向分解能XB(例えば
512列)がディスプレイの横幅に相当し、y方向分解
能YB(例えば256行)がディスプレイの高さに相当
する。従ってこの場合の画面上任意の点y行,x列目の
濃淡データ列の絶対メモリアドレスADRは ADR=XB(y−1)+(x−1) となる。
【0051】ここで、CLとCR位置に相当するメモリ
アドレスはディスプレイの横幅寸法と、ACFテープ表
示寸法との比例関係からおよそ推測する。
【0052】次に、CLとCR位置に相当すると推測さ
れたメモリアドレスに相当するディスプレイ上に十文字
等の目印を描線する。
【0053】次に、前記目印とCL、CRの実像との差
異を目視で求め個々のアドレスを適宜補正し、前記目印
の描線をやり直す。
【0054】上記の2つの作業を2〜3度繰り返し、明
暗の微分量変化からダミーパターンへの変化点を見極
め、CL,CRの適当なアドレスを求める。但しこの
時、CLとCR微小領域での明暗差は図2の拡張と収縮
の技術により無視できるので、アドレス決定はおよその
点でも機能差は発生しない。
【0055】決定されたアドレスに対応するメモリ内容
から濃淡レベルをチェックし、個々の濃淡レベルに対し
適当な係数、例えば60%を掛けて2値化レベルTLと
TRとして決定する。
【0056】次にCLとCRのアドレスと、2値化レベル
TLとTRとを自動決めする方法を説明する。
【0057】これは図1C(e)の明暗変化の微分を取
って図1C(g)の様なデータを得る。これらを基板左
端から右端方向に向かって微分レベルが正方向に大きく
変換する点aのアドレスを求め、次に微分レベルが負方
向に大きく変化する直前である点bのアドレスを求め
る。それぞれのアドレスはダミーパターン上の端に相当
するため、ダミーパターン端に相当するアドレス値と有
効パターン端に相当するアドレス値との差の半分を点a
のアドレスに加え、また点bのアドレスから引くことで
CLとCRの位置アドレスが求められる。このアドレス
の明暗データに前記係数を掛ければTLとTRが求められ
る。
【0058】カメラ10の位置と樹脂プリント基板10
0は機械的に固定されているので、いったん決定された
TLとTRに相当するアドレスは変更する必要はない。
【0059】決定されたTLとTRに相当するアドレス、
及び2値化レベルTLとTRは画像制御部のバックアップ
されたメモリ部に記憶させ、装置の電源再投入時に再使
用可能なデータとし、上記の作業を省略する。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ACFテープ貼付チェックポイント毎に2値化レベルの
設定ができるので、照明の調整などがラフでよくなり、
生産の稼働率が向上する。
【0061】また、取込み画像の明暗がアンバランスで
も個別に2値化できるので、照明用ライトの位置と照射
角度設定がラフになり、生産稼働率が向上する。
【0062】
【図面の簡単な説明】
【図1A】カメラへの取込画像と、その明暗メモリ内容
と、2値化後の様子を示す図である。
【図1B】カメラへの取込画像と、その明暗メモリ内容
と、2値化後の様子を示す図である。
【図1C】カメラへの取込画像と、その明暗メモリ内容
と、2値化後の様子を示す図である。
【図2A】明暗メモリの拡張の概念図である。
【図2B】明暗メモリの収縮の概念図である。
【図3】照明用ライトの光線とカメラとの関係図であ
る。
【図4】ACFテープ近辺で反射する光線の様子を示す
図である。
【図5】一実施形態の検査装置のハード構成を示す図で
ある。
【図6】制御のフローチャートである。
【図7】インクをヒーターで暖めてインクを吐出させる
概念図である。
【図8】インクカートリッジハード部の概略図である。
【図9】樹脂プリント基板の有効パターンとダミーパタ
ーンの位置関係図である。
【図10】カメラ中心と樹脂プリント基板中心との位置
ずれ量PDの説明図である。
【図11】ACFテープを貼った樹脂プリント基板の平
面図である。
【符号の説明】
10 カメラ 11 照明用ライト 12 光量調整器 13 画像処理部 14 ディスプレイ 100 樹脂プリント基板 101 ACFテープ 109,110,111 フィルムプリント基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2G051 AA65 AA90 AB20 CA04 EA08 EA11 EA16 ED13 ED15 5B057 AA03 BA02 BA29 CA02 CA06 CA12 CA18 CB02 CB06 CB12 CB18 CC03 CF04 DA02 DA07 DA08 DB02 DB05 DC07 DC36 5E319 AC03 BB16 CD51 5E344 AA01 AA22 BB01 BB04 CD04 DD10 EE21

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の配線パターンを有する1つの樹脂
    プリント基板と、それぞれ少なくとも1つの配線パター
    ンを持つ複数のフィルムプリント基板とを、ACF(異
    方性導電膜)テープを用いて接合する場合の、前記樹脂
    プリント基板に前記ACFテープが正しく貼り付けられ
    ているか否かを検査するための、ACFテープ貼り付け
    検査方法であって、 少なくとも前記ACFテープの両端近傍の2つの点の画
    像を撮像し、前記2つの点それぞれに個別に設けた所定
    の閾値により前記画像の明暗データの2値化処理を行
    い、前記ACFテープの有無を判断することを特徴とす
    るACFテープ貼り付け検査方法。
  2. 【請求項2】 前記樹脂プリント基板は、インクジェッ
    トヘッドの各ノズルからのインク吐出量を制御する電気
    制御部と、前記各ノズルのインク加熱用ヒータに電力を
    供給する前記複数のフィルムプリント基板とを中継する
    ための基板であることを特徴とする請求項1に記載のA
    CFテープ貼り付け検査方法。
  3. 【請求項3】 前記樹脂プリント基板の配線パターン
    と、前記複数のフィルムプリント基板の配線パターンと
    は電気的に1対1に対応していることを特徴とする請求
    項2に記載のACFテープ貼り付け検査方法。
  4. 【請求項4】 前記所定の閾値は、前記撮像した画像の
    明暗データ列の微分値が変化する点での前記明暗データ
    から求めることを特徴とする請求項1に記載のACFテ
    ープ貼り付け検査方法。
  5. 【請求項5】 前記2値化処理は、2値化データ列を横
    方向に複数回拡張し、該拡張した回数と同じ回数だけ、
    メモリのドットデータ列を横方向に収縮させ、他の2値
    化データ列へと変換することを特徴とする請求項1に記
    載のACFテープ貼り付け検査方法。
  6. 【請求項6】 前記収縮させた2値化データ列から、前
    記2つの点に対応するドットデータを抽出し、前記2つ
    の点に前記ACFテープがあると判断された場合は、前
    記2つの点を結ぶ直線上にテープが全て貼り付けられて
    いるものと判断することを特徴とする請求項1に記載の
    ACFテープ貼り付け検査方法。
  7. 【請求項7】 前記2つの点に対する前記個別の閾値レ
    ベルをそれぞれバックアップデータとしてメモリに記憶
    し、前記2値化を行う装置の電源再投入時に、前記記憶
    したデータを読み出して2値化の閾値として再使用する
    ことを特徴とする請求項1に記載のACFテープ貼り付
    け検査方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100907137B1 (ko) * 2007-03-22 2009-07-09 우 옵트로닉스 코포레이션 도전성 박막의 부착을 위한 검사 방법
JP2019172327A (ja) * 2018-03-29 2019-10-10 芝浦メカトロニクス株式会社 粘着テープの貼着装置

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