JP2000220620A - 眼鏡枠用の小ねじ - Google Patents

眼鏡枠用の小ねじ

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JP2000220620A
JP2000220620A JP11024435A JP2443599A JP2000220620A JP 2000220620 A JP2000220620 A JP 2000220620A JP 11024435 A JP11024435 A JP 11024435A JP 2443599 A JP2443599 A JP 2443599A JP 2000220620 A JP2000220620 A JP 2000220620A
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JP
Japan
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screw
shank
small
shaft portion
screw shaft
Prior art date
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Pending
Application number
JP11024435A
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English (en)
Inventor
Sueo Nishimura
季男 西村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SAN NISHIMURA KK
Original Assignee
SAN NISHIMURA KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 眼鏡枠の構成部品どうしを締結する小ねじが
折れて、そのねじ軸部がねじ穴内に残った場合にも、ね
じ軸部をねじ穴から簡単に取り出せるようにする。 【解決手段】 頭部11と、ねじ軸部10とを備えてい
る小ねじにおいて、ねじ軸部10のねじ込み始端側の軸
端面14に溝状の係合部15を設ける。この係合部15
にドライバーTを係合し、折れ残ったねじ軸部10をね
じ回し操作してねじ穴6から抜き取るれるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、眼鏡枠に適用さ
れて、眼鏡枠の構成部品を締結したり、連結したりする
ための小ねじに関する。
【0002】
【従来の技術】眼鏡枠では、その構成部品どうしを締結
し、あるいは連結するためにいくつもの小ねじを用い
る。例えば、眼鏡レンズの周面を抱時固定するリムの端
部間、智とテンプルとの連結部、およびパッドとパッド
箱の連結部等が小ねじで締結されている。小ねじは、一
文字状あるいは十文字のドライバー溝が形成してある頭
部と、ねじ軸部とを有し、ねじ径が小さい点を除けば、
通常のビスと何等変わりはない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】眼鏡枠用の小ねじの多
くは、直径寸法が0.8〜1.8mm前後しかない。そのた
め、眼鏡を誤って踏み付けた場合や、眼鏡枠が重い物の
下敷きになったような場合に、小ねじが首下部分や不完
全ねじ部分などで折れてしまうことがある。こうした場
合には、折れたねじ軸部をねじ穴から取り外した後、改
めて小ねじで対象個所を締結し直すことになる。
【0004】折損した小ねじの一部がねじ穴の外に露出
している場合には、折れたねじ軸部を取り外すのに左程
の手間は必要ない。例えば、ねじ穴から露出している軸
端面にやすりで切り溝を入れ、この切り溝にドライバー
を係合してねじ軸部を抜き取ることができる。しかし、
破断面とねじ込み始端側の軸端面のいずれもが、ねじ穴
等の開口面より内奥側に位置している場合には、ねじ軸
部の取り外しに多くの手間が掛かる。ねじ穴の内径より
小さな直径値のドリルで破断したねじ軸部に貫通孔をあ
け、ねじ軸部の全体を脆弱化して取り除く必要がある。
この場合に、細心の注意を払っていても、ねじ穴のねじ
山を傷付けることが多い。そのため、新たな小ねじをね
じ込むことはできても、十分な締結力が得られなかった
り、小ねじを最後までねじ込めない等の不具合を生じて
いる。
【0005】この発明の目的は、折れてしまった小ねじ
のねじ軸部を確実にしかも速やかにねじ穴から取り外せ
る、眼鏡枠用小ねじを提供することにある。この発明の
他の目的は、ねじ軸部の破断面と、ねじ込み始端側の軸
端面のそれぞれが、ねじ穴等の開口面より内側に位置し
ている最悪の状況下でも、ねじ軸部をごく簡単にねじ穴
から抜き取れるようにすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の小ねじは、ド
ライバ溝12が形成してある頭部11と、頭部11と一
体に形成されたねじ軸部10とを備えていて、ねじ軸部
10のねじ込み始端側の軸端面14に、ねじ軸部10を
ねじ回し操作するための係合部15が形成されているこ
とを特徴とする。この係合部15はドライバー用の溝で
形成する。あるいは、係合部15を、軸端面14より突
出する突起で形成することができる。
【0007】
【作用】眼鏡枠の構成部品、例えばリム1のねじボス5
bにねじ込んだ小ねじが折れ、そのねじ軸部10のみが
ねじボス5bのねじ穴6に残ったとする。その場合に
は、ねじ軸部10のねじ込み始端に設けた係合部15を
利用して、ねじ軸部10をねじ回し工具Tでねじ回し操
作し、ねじ軸部10をねじ穴6から抜き取る。係合部1
5は溝や穴などの凹みとして、あるいは突起として形成
してあるので、これらに適合するねじ回し工具Tを用意
しておくことにより、必要時にねじ軸部10を確実にね
じ回し操作できる。
【0008】係合部15をドライバーT用の溝に形成し
てあると、小ねじをねじ込む際に用いたドライバー等で
ねじ軸部10をねじ回し操作して、折れ残ったねじ軸部
10をねじ穴6から抜き取れ、特別なねじ回し工具を用
意する必要がない。ねじ軸部10とねじ穴6の有効ねじ
長さが同じである場合には、小ねじをねじ込んだ状態に
おいて、係合部15がねじ穴6の開口面から外へ突出す
るのを避けられるので、体裁が良い。
【0009】
【実施例】図1ないし図4は、この発明に係る小ねじの
実施例を示す。この実施例では、小ねじが眼鏡レンズの
周面を抱時固定するリムの締結に適用される場合につい
て説明する。図2において、符号1はリム、2は智、3
はテンプル、4は眼鏡レンズである。リム1は智2の固
定端において上下に分断されており、分断端どうしをリ
ムロック5で連結することにより、眼鏡レンズ4をリム
1で抱時固定する。
【0010】図1において、リムロック5は下側のリム
端に固定した小ねじ挿通用の下ボス5aと、上側のリム
端に固定されるねじボス5bとからなり、眼鏡レンズ4
をリム1の内周溝に嵌め込んだ後、両ボス5a・5bを
小ねじで引き寄せ締結することにより、眼鏡レンズ4を
リム1で強固に固定できる。下ボス5aには、小ねじ挿
通穴を上下貫通状に設ける。ねじボス5bには小ねじ用
のねじ穴6が上下貫通状に形成される。
【0011】図3に示すように小ねじは、ねじ軸部10
と、ねじ軸部10の一端に形成された頭部11とを有
し、銅合金やステンレス鋼材で形成する。頭部11には
十文字状のドライバー溝12が形成してある。このドラ
イバー溝12はプラスドライバーとマイナスドライバー
のいずれでもねじ回し操作できる。ねじ軸部10の首下
寸法は、下ボス5aとねじボス5bとの合計上下寸法と
同じか、これより僅かに小さく設定してあり、その全体
にねじ穴6とかみ合うねじ山が形成されている。
【0012】小ねじが折損した場合に、ねじ穴6内に残
ったねじ軸部10をねじ回し操作し、これによりねじ軸
部10をねじ穴6から抜き取るために、ねじ軸部10の
ねじ込み始端側の軸端面14には係合部15が設けられ
ている。この実施例では、軸端面14にその軸中心を通
る一文字状の溝を形成して、これを係合部15とした。
【0013】上記のように係合部15を設けた小ねじに
よれば、図4に示すように、係合部15にマイナスドラ
イバー(ねじ回し工具)Tを差し込み係合した状態で、
折れ残ったねじ軸部10を回転操作するだけで、ねじ穴
6から簡単に取り外すことができる。なお、ねじ山がね
じ軸部10の中途で終わる小ねじにおいて、小ねじのね
じ軸10が首下部分で破断した場合には、ねじ軸部10
を下ボス5a側へねじ込んで取り外す。また、不完全ね
じ部やその近傍のねじ部が破断した場合には、折れ残っ
たねじ軸部10をねじボス5bの上面側へねじ回しなが
ら取り外す。このように、折れ残ったねじ軸部10は、
ねじ穴6のねじ山を傷付けることなく確実に抜き取れる
ので、新たな小ねじをねじ穴6にねじ込んだ場合にも、
本来の締結力を発揮できるうえ、締め込んだ小ねじが緩
むのをよく防止できる。
【0014】上記以外に、係合部15は十文字状のドラ
イバー溝や、先のドライバー溝12と同様のプラス・マ
イナス兼用型の溝に形成してもよく、あるいは四角形状
や六角形状の多角形の穴に代表される非円形の穴で形成
することができる。このような凹みとする以外に、係合
部15を軸端面14から突出する突起で形成することが
できる。穴や突起で係合部15を形成する場合には、そ
れぞれ専用のねじ回し工具Tを用意しておく必要があ
る。
【0015】
【発明の効果】この発明では、ねじ軸部10の軸端面1
4に例えばドライバー溝状の係合部15を形成しておく
ことにより、小ねじが折損し、そのねじ軸部10がねじ
穴6内に折れ残った場合にも、係合部15にドライバー
等のねじ回し工具Tを係合して、ねじ軸部10をねじ回
し操作できるようにした。従って、折損したねじ軸部1
0がねじ穴6に残ったとしても、ねじ軸部10をねじ回
し操作して、確実にしかも速やかにねじ穴6から取り出
すことができる。また、ねじ軸部10を取り外す際にね
じ穴6が傷付くこともないので、新たな小ねじをねじ穴
6にねじ込んだ場合に、締結対象を所定の締結力で確り
と締結できるうえ、小ねじが頻繁に緩むのを阻止でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2におけるA−A線断面図である。
【図2】眼鏡枠の要部の平面図である。
【図3】小ねじの正面図および側面図である。
【図4】折損したねじ軸部の抜き取り要領を説明する断
面図である。
【符号の説明】
6 ねじ穴 10 ねじ軸部 11 頭部 12 ドライバー溝 14 軸端面 15 係合部 T ねじ回し工具

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドライバー溝12が形成してある頭部1
    1と、頭部11と一体に形成されたねじ軸部10とを備
    えており、 ねじ軸部10のねじ込み始端側の軸端面14に、ねじ軸
    部10をねじ回し操作するための係合部15が形成して
    あることを特徴とする眼鏡枠用の小ねじ。
  2. 【請求項2】 係合部15がドライバー用の溝に形成さ
    れている請求項1記載の眼鏡枠用の小ねじ。
  3. 【請求項3】 係合部15が、軸端面14より突出する
    突起で形成されている請求項1記載の眼鏡枠用の小ね
    じ。
JP11024435A 1999-02-01 1999-02-01 眼鏡枠用の小ねじ Pending JP2000220620A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005253875A (ja) * 2004-03-15 2005-09-22 Sanyo Product Co Ltd 遊技機

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005253875A (ja) * 2004-03-15 2005-09-22 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP4590889B2 (ja) * 2004-03-15 2010-12-01 株式会社三洋物産 遊技機

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