JP2000220105A - 高架道路下方に延在する車道上の汚染空気の浄化方法 - Google Patents

高架道路下方に延在する車道上の汚染空気の浄化方法

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JP2000220105A JP11025739A JP2573999A JP2000220105A JP 2000220105 A JP2000220105 A JP 2000220105A JP 11025739 A JP11025739 A JP 11025739A JP 2573999 A JP2573999 A JP 2573999A JP 2000220105 A JP2000220105 A JP 2000220105A
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Toshihiko Mizutani
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Hitoshi Yoshida
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高架道路の下方の車道上の汚染空気を、殺伐
感を与えることなく車道に沿わせて連続的に浄化できる
ようにすること。 【解決手段】 高架道路12の下方の中央分離帯16上
で各橋脚14の間に土壌式空気浄化装置22が設けられ
る。これら土壌式空気浄化装置22はその両端が対応す
る橋脚14の近傍に位置するように延在する。交差点2
0においては、高架道路12の下面に土壌式空気浄化装
置22が吊り下げ支持される。この土壌式空気浄化装置
22は高架道路12に沿った交差点20のほぼ全長にわ
たり延在する。したがって、中央分離帯16は多数の橋
脚14と複数の交差点20毎に分断されているものの、
中央分離帯16に設置した土壌式空気浄化装置22と高
架道路12に吊り下げた土壌式空気浄化装置22とによ
り、高架道路12の下方の車道18上の汚染空気を殺伐
感を与えることなく連続的に浄化することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は高架道路下方に延在
する車道上の汚染空気の浄化方法に関する。
【0002】
【従来の技術】高架道路は、一般に、車道の上方で車道
に沿わせて設けられる場合が多い。そして、車道の幅方
向中央には車道に沿って中央分離帯が延在するように設
けられ、この中央分離帯の延在方向に間隔をおいた多数
箇所から橋脚(脚柱)が立設され、高架道路はこの橋脚
により支持されている。一方、高架道路が延在する箇所
は、多くの場合、幹線道路のような交通量が多い箇所で
あり、高架道路の下方で高架道路に沿って延在する車道
上の交通量も多い。したがって、高架道路の下方で高架
道路に沿って延在する車道上を走行する車の排気ガスに
より汚染された汚染空気を車道上で浄化することができ
れば、近隣区域への汚染空気の拡散を防止する上で望ま
しい。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、高架道路の下
方で高架道路に沿って延在する車道上の汚染空気を車道
上で浄化しようとする場合、空気浄化装置を中央分離帯
に設置することが考えられる。しかしながら中央分離帯
は、多数の橋脚により、また、各交差点毎に分断されて
おり、車道に沿わせて断続的にしか汚染空気を吸い込む
ことができない問題が生じる。本発明は前記事情に鑑み
案出されたものであって、本発明の目的は、高架道路の
下方の車道上の汚染空気を、殺伐感を与えることなく車
道に沿わせて連続的に浄化できるようにした高架道路下
方に延在する車道上の汚染空気の浄化方法を提供するこ
とにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明は、高架道路の下方に中央分離帯が高架道路に沿
って延在し、中央分離帯の延在方向に間隔をおいた複数
箇所から前記高架道路を支持する橋脚が立設され、中央
分離帯の両側に中央分離帯に沿って車道が延在している
該車道上の汚染空気を浄化する方法であって、前記中央
分離帯上で隣り合った橋脚の間にそれぞれ中央分離帯に
沿って延在しその延在方向の両端が橋脚の近傍に位置す
る土壌式空気浄化装置を設け、前記中央分離帯の両側の
車道に、これら車道とは別の車道が交差する交差点にお
いては、交差点の上方箇所で高架道路に沿って延在する
土壌式空気浄化装置を高架道路の下面に吊り下げ支持
し、前記中央分離帯上で隣り合った橋脚の間に延在する
各土壌式空気浄化装置により、中央分離体の両側の車道
上の汚染空気を、隣り合った橋脚の間のほぼ全域から吸
い込み土壌層に通過させて浄化し、前記高架道路の下面
に吊り下げ支持された土壌式空気浄化装置により交差点
上の汚染空気を吸い込み土壌層に通過させて浄化するよ
うにしたことを特徴とする。また、本発明は、前記高架
道路の下面に吊り下げ支持された土壌式空気浄化装置
が、高架道路に沿った交差点のほぼ全長にわたり延在し
ていることを特徴とする。また、本発明は、前記土壌層
は中央分離帯よりも小さい幅を有し、前記土壌式空気浄
化装置は、前記土壌層の底部の幅方向両側で土壌層に沿
って延在する二つの空気吸引路と、前記各空気吸引路に
接続するように空気吸引路の延在方向に並べて設けられ
た複数の空気吸い込み口と、前記二つの空気吸引路の間
で土壌層の底部に沿って延在し空気吸引路で吸引した汚
染空気を土壌層に送給する空気送給路とを備えることを
特徴とする。
【0005】本発明によれば、中央分離帯に設けた土壌
式空気浄化装置と、交差点に設けた土壌式空気浄化装置
により、高架道路の下方に高架道路に沿って延在する車
道上の汚染空気が殺伐感を与えることなく車道に沿って
連続的に浄化される。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1(A)は中央分離帯および高
架道路下方に土壌式空気浄化装置が設置された状態の正
面図、(B)は同概略平面図、図2は中央分離帯に土壌
式空気浄化装置が設置された状態の斜視図、図3(A)
は高架道路下方に土壌式空気浄化装置が設置された状態
の正面図、(B)は同断面図、図4(A)は土壌式空気
浄化装置の概略平面図、(B)は同概略正面図、図5は
土壌式空気浄化装置の概略正面図、図6(A)は支持板
の平面図、(B)は同断面正面図を示す。図中、符号1
2は高架道路、14は橋脚(脚柱)、16は中央分離
帯、18は中央分離帯16の両側の車道、20は前記車
道18に別の車道19が交差する交差点を示している。
【0007】図1乃至図3に示すように、高架道路12
の下方に中央分離帯16が高架道路12に沿って延在
し、中央分離帯16は両側の車道18の幅方向の中央に
車道18に沿って延在して設けられ、中央分離帯16の
延在方向に間隔をおいた多数箇所から橋脚14が立設さ
れ、高架道路12はこれら橋脚14により支持されてい
る。車道18上の汚染空気を浄化する空気浄化装置は、
殺伐感を与えず、また周囲の美観を損なうことがない土
壌を用いた土壌式空気浄化装置22であり、土壌式空気
浄化装置22は汚染空気を土壌層に通過させて浄化する
もので、中央分離帯16上と、交差点20の上方箇所に
設けられている。
【0008】土壌式空気浄化装置22は、図4(A)、
(B)に示すように、長手方向の中央に配置された機械
室24と、その両側の空気浄化部26から構成されてい
る。空気浄化部26は、図5に断面正面図に示すよう
に、汚染空気吸引路30、汚染空気送給路32、土壌層
34などを備えており、これら汚染空気吸引路30、汚
染空気送給路32、土壌層34は、容器本体36、支持
板38、防振部材52、54などにより構成されてい
る。また、機械室24には、図4(A)、(B)に示す
ように、汚染空気吸引路30内の汚染空気を吸い込んで
汚染空気送給路32に圧送するファン40などが配設さ
れている。
【0009】前記容器本体36はプレキャストコンクリ
ート製で、中央分離帯16よりも小さい幅W(図4A参
照)と長さL(図4A参照)を有する平面視矩形の底壁
3602と、底壁3602から起立する一対の側壁36
04と一対の仕切り壁3606とを有している。前記一
対の側壁3604は、底壁3602の前記長さL方向に
平行して延在する両側の辺からそれぞれ前記長さL方向
の全長にわたって互いに等しい高さで起立して形成され
ている。前記一対の仕切り壁3606は、各側壁360
4の内側に離れた底壁3602箇所からそれぞれ側壁3
604よりも低い高さで前記長さL方向の全長にわたっ
て互いに等しい高さで起立して形成されている。また、
前記仕切り壁3606よりも低い各側壁3604箇所に
前記長さL方向に間隔をおいて複数の汚染空気吸い込み
口3608が貫設されている。
【0010】前記仕切り壁3606の高さは、土壌層3
4の上下の厚さを確保できるように、前記側壁3604
と仕切り壁3606との高さの差よりも小さい寸法で形
成されている。また、前記幅W方向における側壁360
4と仕切り壁3606との間の寸法は、汚染空気送給路
32の幅を確保して土壌層34の底部全域から汚染空気
を供給できるように、一対の仕切り壁3606間の寸法
よりも小さい寸法で形成されている。
【0011】前記複数の容器本体36は、前記長さL方
向の両端において底壁3602、側壁3604、仕切り
壁3606の各端部を当接して機械室24の両側におい
て直線状に並べられ、これにより機械室24の両側にコ
ンクリートブロック列36Aが構成されている。なお、
本実施の形態では、複数の容器本体36の合わせ面に防
振ゴムを介在させており、高架道路12上を通過する車
の振動により合わせ面にひび割れが生じることを防止し
ている。そして、コンクリートブロック列36Aの機械
室24とは反対側の端部に位置する容器本体36には、
図4(A)、(B)に示すように、側壁3604の長さ
方向の端部と仕切り壁3606の長さ方向の端部を接続
する端面壁3620が底壁3602から立設されてい
る。なお、本実施の形態では、容器本体36の運搬や取
り扱いがより簡易になされるように、容器本体36は、
前記幅W方向の中央で2分された2つのコンクリート半
体3650から構成されており、上記のような設置の際
にこれらコンクリート半体3650は幅W方向の中央で
合わせて用いられる。この場合、合わせ面にモルタルを
充填するなど任意である。
【0012】前記支持板38はプレキャストコンクリー
ト製であり、複数設けられ、各支持板は容器本体36に
等しい長さと、容器本体36の一対の側壁3604間に
対応した幅を有する矩形板状に形成されている。図5、
図6(A)、(B)に示すように、支持板38には幅方
向に延在する長溝3802が長さ方向に間隔をおいて複
数形成されている。前記長溝3802は、支持板38が
一対の仕切り壁3606の上に配設された状態で、その
両端が一対の仕切り壁3606の内側に位置する長さで
形成されている。各支持板38は一対の側壁3604の
間で一対の仕切り壁3606の上部に配設され、各支持
板38の長さ方向の端部を合わせてコンクリートブロッ
ク列36A上に並べられる。
【0013】この時に、すなわち、コンクリートブロッ
ク列36Aが形成された後、支持板38が一対の仕切り
壁3606の上部に配設される前に、前記防振部材52
がまず各仕切り壁3606の上面に載せられ、この防振
部材52の上面に支持板38が載せられ、これにより支
持板38は、支持板38と容器本体36との間で上下方
向に介在させた防振部材52により支持されることにな
る。前記防振部材52は、振動の伝達を緩和する部材に
より形成され、車の振動による土壌の圧密化を低減する
ものである。このような防振部材52としては防振ゴム
や軟質な合成樹脂などを用いることができる。防振部材
52の形状は、仕切り壁3606の上面に沿って延在す
る細幅な平板状に形成されている。本実施の形態では、
防振部材52として防振ゴムを用い、仕切り壁3606
の上面と支持板38の下面との間の接合箇所における気
密性も確保するようにしている。
【0014】また、コンクリートブロック列36Aが形
成された後、支持板38が一対の仕切り壁3606の上
部に配設される際に、あるいは、支持板38が一対の仕
切り壁3606の上部に配設された後、各側壁3604
の内面とこの内面に臨む支持板38の短面との間に、そ
れぞれ前記防振部材54が介在される。前記防振部材5
4の材質は前記防振部材52と同様であり、側壁360
4の内面が鉛直方向に対して若干外側に傾斜して形成さ
れる関係上、防振部材54は断面が楔状に形成されてい
る。したがって、本実施の形態では、水平方向において
側壁3604の内面と支持部板38の端面との間にも介
在されていることになり、防振部材52として防振ゴム
が用いられていることから、側壁3604の内面と支持
板38の短面との間の接合箇所における気密性も確保す
るようにしている。
【0015】このように一対の側壁3604の間で一対
の仕切り壁3606の上部に支持板38が配設されるこ
とで、側壁3604と仕切り壁3606と底壁3602
と支持板38とにより前記汚染空気吸引路30がコンク
リートブロック列36Aの内部両側で機械室24に向け
て開放状に形成され、また、コンクリートブロック列3
6Aの内部で二つの汚染空気吸引路30の間に汚染空気
送給路32が機械室24に向けて開放状に形成される。
そして、機械室24に配置されたファン40により汚染
空気吸引路30内の空気を吸い込んで汚染空気送給路3
2に送給するように構成されている。なお、機械室24
は一つのコンクリートブロック36の全部または一部を
利用してもよいし、機械室24専用のコンクリートブロ
ックを用いるようにしてもよく、あるいは、プレキャス
とコンクリート以外の例えば合成樹脂などの部材を用い
て構成するようにしてもよい。
【0016】また、前記各長溝3802の上に臨むよう
に、金網やパンチングメタルなどのような通気性を有す
る通気性部材42が載せられ、前記土壌層34が一対の
側壁3604の間で通気性部材42の上に収容されてい
る。なお、本実施の形態では、支持板38と通気性部材
42により支持部材が構成されており、支持部材として
は、他に、汚染空気送給路32上に臨む箇所に多数の孔
が形成された鋼板などを用いることができる。また、本
実施の形態では、空気の流通を可能とした状態で土壌層
34を支持する通気部が、長溝3802と通気性部材4
2により形成されている。土壌層34は、通気性部材4
2の上に載せられる砕石層3402(またはパーライト
層など)と、この砕石層3402の上に載せられた土壌
3404などから構成されている。なお、土壌層34に
植物を植え植栽を行なうなど任意である。したがって、
土壌式空気浄化装置22では、土壌層34の底部の幅方
向両側でそれぞれ汚染空気吸引路30が土壌層34に沿
って延在し、これら二つの汚染空気吸引路30の間で土
壌層34の底部に沿って汚染空気送給路32が延在する
ことになる。
【0017】そして、中央分離帯16に設けられる土壌
式空気浄化装置22は、土壌式空気浄化装置22の延在
方向の両端が、すなわち、汚染空気吸引路30、汚染空
気送給路32、土壌層34の両端が、対応する橋脚14
の近傍に位置するように、隣り合った橋脚14の間で該
中央分離帯16に沿って延在するように形成される。ま
た、交差点20の上方に設けられる土壌式空気浄化装置
22は、土壌式空気浄化装置22の延在方向の両端が、
すなわち、汚染空気吸引路30、汚染空気送給路32、
土壌層34の両端が、平面視した場合に、中央分離帯1
6の土壌式空気浄化装置22の端部の近傍に位置するよ
うに(図1B参照)、あるいは、交差点20に橋脚14
が臨んでいる場合には、土壌層34の両端が、交差点2
0に臨む橋脚14の近傍に位置するように(図3A参
照)、高架道路12に沿った交差点20のほぼ全長にわ
たり延在するように形成される。
【0018】なお、中央分離帯16に設けられる土壌式
空気浄化装置22は、図5に示すように、容器本体36
が、基礎砕石3612、均しコンクリート3614、調
整モルタル3616を介して底壁3602が埋設固定さ
れて設置される。また、交差点20の上方に設けられる
土壌式空気浄化装置22は、図3(A)、(B)に示す
ように、容器本体36が、高架道路12の下面に吊り下
げ具60を介して吊り下げ支持される。前記吊り下げ具
60は鋼製でコ字状を呈しており、両端の脚部60Aの
上端が高架道路12の下面に連結され、これら脚部60
Aの下端を連結する連結部60Bの上に容器本体36の
底壁3602が載置され、吊り下げ具60は、図3では
省略して描かれているが、土壌式空気浄化装置22を安
定して吊り下げるに足る個数が用いられる。
【0019】本実施の形態では、ファン40を駆動する
と、中央分離帯16に設置され土壌式空気浄化装置22
において、中央分離帯16の両側の各車道18上の汚染
空気が、各車道18に沿って延在する汚染空気吸引路3
0により汚染空気吸い込み口3608を介して吸い込ま
れる。また、交差点20では、高架道路12の下方に吊
り下げられた土壌式空気浄化装置22において、交差点
20上の汚染空気が、高架道路12に沿って延在する汚
染空気吸引路30により汚染空気吸い込み口3608を
介して吸い込まれる。そして、このように汚染空気吸引
路30に吸い込まれた汚染空気は、ファン40により汚
染空気送給路32に圧送され、長溝3802、通気性部
材42を経て土壌層34の底部に至り、砕石層3402
により土壌層34の底部の全域に拡散され、土壌340
4中を上方へと通過する。
【0020】汚染空気が土壌層34を通過する際に、土
壌のフィルタとしての物理的な作用により粉塵の捕捉
や、メタンなどの炭化水素ガスなどの不純成分の吸着が
行われ、また、好気性微生物や嫌気性微生物の菌体内で
消費されたり、呼吸で使われるなどすることでメタンガ
スが二酸化炭素と水に分解され、また、二酸化窒素が硝
酸イオンに変化され、汚染物質が除去される。このよう
に汚染物質が除去された清浄な空気は土壌層34の表面
から大気に戻される。なお、汚染物質の除去をより効率
的に行なわせるため、機械室24に給水ポンプを設け、
土壌層34に散水パイプ44(図5参照)から定期的に
散水するようにしてもよい。
【0021】本実施の形態では、中央分離帯16に設置
され土壌式空気浄化装置22において、土壌式空気浄化
装置22(汚染空気吸引路30および汚染空気吸い込み
口3608)が隣り合う橋脚14間のほぼ全長にわたり
延在していることから、中央分離帯16の両側の各車道
18上の汚染空気が、隣り合う橋脚14の間のほぼ全域
から吸い込まれる。また、交差点20では、高架道路1
2の下方に吊り下げられた土壌式空気浄化装置22にお
いて、土壌式空気浄化装置22(汚染空気吸引路30お
よび汚染空気吸い込み口3608)が高架道路12に沿
った交差点20のほぼ全長にわたり延在していることか
ら、交差点20上の汚染空気が、高架道路12に沿った
交差点20のほぼ全長部分から込まれる。
【0022】したがって、高架道路の下方の中央分離帯
16は多数の橋脚14と複数の交差点20毎に分断され
ているものの、車道18に沿わせて断続的にではなく連
続的に汚染空気を吸い込むことができ、これにより、高
架道路12の下方の車道18上の汚染空気を殺伐感を与
えることなく効率良く浄化でき、車道18上の汚染空気
の近隣区域への拡散を防止する上で有利となる。また、
土壌式空気浄化装置22を、土壌層34の底部の幅方向
両側で土壌層34に沿って汚染空気吸引路30を延在さ
せ、その中央に汚染空気送給路32を延在させ、言い換
えると、土壌層34の底部に二つの汚染空気吸引路30
と汚染空気送給路32を平面的に並べたので、土壌式空
気浄化装置22の高さを抑える上でも有利となる。特
に、高架道路12の下方に土壌式空気浄化装置22を吊
り下げた場合に、土壌式空気浄化装置22の底面が高い
箇所に位置し、交差点20上の上下スペースを大きく確
保する上でも有利となる。
【0023】なお、本実施の形態では、容器本体36と
支持板38を用い汚染空気吸引路30と汚染空気送給路
32を形成して土壌式空気浄化装置22を構成した場合
について説明したが、汚染空気吸引路30や汚染空気送
給路32の代わりに孔明きパイプを用いるなど、土壌式
空気浄化装置22の構成は種々あり限定されない。
【0024】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように本発明は、
高架道路の下方に中央分離帯が高架道路に沿って延在
し、中央分離帯の延在方向に間隔をおいた複数箇所から
前記高架道路を支持する橋脚が立設され、中央分離帯の
両側に中央分離帯に沿って車道が延在している該車道上
の汚染空気を浄化する方法であって、前記中央分離帯上
で隣り合った橋脚の間にそれぞれ中央分離帯に沿って延
在しその延在方向の両端が橋脚の近傍に位置する土壌式
空気浄化装置を設け、前記中央分離帯の両側の車道に、
これら車道とは別の車道が交差する交差点においては、
交差点の上方箇所で高架道路に沿って延在する土壌式空
気浄化装置を高架道路の下面に吊り下げ支持し、前記中
央分離帯上で隣り合った橋脚の間に延在する各土壌式空
気浄化装置により、中央分離体の両側の車道上の汚染空
気を、隣り合った橋脚の間のほぼ全域から吸い込み土壌
層に通過させて浄化し、前記高架道路の下面に吊り下げ
支持された土壌式空気浄化装置により交差点上の汚染空
気を吸い込み土壌層に通過させて浄化するようにした。
そのため、高架道路の下方に高架道路に沿って延在する
車道上の汚染空気を、殺伐感を与えることなく車道に沿
わせて連続的に浄化でき、車道上の汚染空気の近隣区域
への拡散を防止する上で有利となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は中央分離帯および高架道路下方に土壌
式空気浄化装置が設置された状態の正面図、(B)は同
概略平面図である。
【図2】中央分離帯に土壌式空気浄化装置が設置された
状態の斜視図である。
【図3】(A)は高架道路下方に土壌式空気浄化装置が
設置された状態の正面図、(B)は同断面図である。
【図4】(A)は土壌式空気浄化装置の概略平面図、
(B)は土壌式空気浄化装置の概略正面図である。
【図5】土壌式空気浄化装置の概略正面図である。
【図6】(A)は支持板の平面図、(B)は支持板の断
面正面図である。
【符号の説明】
12 高架道路 14 橋脚 16 中央分離帯 18 車道 20 交差点 22 土壌式空気浄化装置 30 汚染空気吸引路 32 汚染空気送給路 3608 汚染空気吸い込み口 40 ファン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金子 和己 東京都渋谷区千駄ヶ谷四丁目6番15号 株 式会社フジタ内 (72)発明者 水谷 敏彦 東京都渋谷区千駄ヶ谷四丁目6番15号 株 式会社フジタ内 (72)発明者 吉田 等 東京都渋谷区千駄ヶ谷四丁目6番15号 株 式会社フジタ内 (72)発明者 斉藤 誠 東京都渋谷区千駄ヶ谷四丁目6番15号 株 式会社フジタ内 Fターム(参考) 2D051 AA05 AC05 AF01 AF03 AG03 AG12 BB01 BB04 4D058 JA60 JB02 KA18 KC01 LA10 QA01 QA11 SA20

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高架道路の下方に中央分離帯が高架道路
    に沿って延在し、中央分離帯の延在方向に間隔をおいた
    複数箇所から前記高架道路を支持する橋脚が立設され、
    中央分離帯の両側に中央分離帯に沿って車道が延在して
    いる該車道上の汚染空気を浄化する方法であって、 前記中央分離帯上で隣り合った橋脚の間にそれぞれ中央
    分離帯に沿って延在しその延在方向の両端が橋脚の近傍
    に位置する土壌式空気浄化装置を設け、 前記中央分離帯の両側の車道に、これら車道とは別の車
    道が交差する交差点においては、交差点の上方箇所で高
    架道路に沿って延在する土壌式空気浄化装置を高架道路
    の下面に吊り下げ支持し、 前記中央分離帯上で隣り合った橋脚の間に延在する各土
    壌式空気浄化装置により、中央分離体の両側の車道上の
    汚染空気を、隣り合った橋脚の間のほぼ全域から吸い込
    み土壌層に通過させて浄化し、 前記高架道路の下面に吊り下げ支持された土壌式空気浄
    化装置により交差点上の汚染空気を吸い込み土壌層に通
    過させて浄化するようにした、 ことを特徴とする高架道路下方に延在する車道上の汚染
    空気の浄化方法。
  2. 【請求項2】 前記高架道路の下面に吊り下げ支持され
    た土壌式空気浄化装置は、高架道路に沿った交差点のほ
    ぼ全長にわたり延在していることを特徴とする請求項1
    記載の高架道路下方に延在する車道上の汚染空気の浄化
    方法。
  3. 【請求項3】 前記土壌層は中央分離帯よりも小さい幅
    を有し、前記土壌式空気浄化装置は、前記土壌層の底部
    の幅方向両側で土壌層に沿って延在する二つの空気吸引
    路と、前記各空気吸引路に接続するように空気吸引路の
    延在方向に並べて設けられた複数の空気吸い込み口と、
    前記二つの空気吸引路の間で土壌層の底部に沿って延在
    し空気吸引路で吸引した汚染空気を土壌層に送給する空
    気送給路とを備えることを特徴とする請求項1または2
    記載の高架道路下方に延在する車道上の汚染空気の浄化
    方法。
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