JP2000218456A - 締め付け装置 - Google Patents
締め付け装置Info
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- JP2000218456A JP2000218456A JP2000011085A JP2000011085A JP2000218456A JP 2000218456 A JP2000218456 A JP 2000218456A JP 2000011085 A JP2000011085 A JP 2000011085A JP 2000011085 A JP2000011085 A JP 2000011085A JP 2000218456 A JP2000218456 A JP 2000218456A
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- cover
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- worktable
- piston
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- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23B—TURNING; BORING
- B23B31/00—Chucks; Expansion mandrels; Adaptations thereof for remote control
- B23B31/02—Chucks
- B23B31/24—Chucks characterised by features relating primarily to remote control of the gripping means
- B23B31/30—Chucks characterised by features relating primarily to remote control of the gripping means using fluid-pressure means in the chuck
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23B—TURNING; BORING
- B23B31/00—Chucks; Expansion mandrels; Adaptations thereof for remote control
- B23B31/02—Chucks
- B23B31/10—Chucks characterised by the retaining or gripping devices or their immediate operating means
- B23B31/107—Retention by laterally-acting detents, e.g. pins, screws, wedges; Retention by loose elements, e.g. balls
- B23B31/1071—Retention by balls
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- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23B—TURNING; BORING
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- B23B31/02—Chucks
- B23B31/10—Chucks characterised by the retaining or gripping devices or their immediate operating means
- B23B31/12—Chucks with simultaneously-acting jaws, whether or not also individually adjustable
- B23B31/22—Jaws in the form of balls
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- B23B—TURNING; BORING
- B23B31/00—Chucks; Expansion mandrels; Adaptations thereof for remote control
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- B23B31/24—Chucks characterised by features relating primarily to remote control of the gripping means
- B23B31/30—Chucks characterised by features relating primarily to remote control of the gripping means using fluid-pressure means in the chuck
- B23B31/302—Hydraulic equipment, e.g. pistons, valves, rotary joints
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23Q—DETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
- B23Q1/00—Members which are comprised in the general build-up of a form of machine, particularly relatively large fixed members
- B23Q1/0063—Connecting non-slidable parts of machine tools to each other
- B23Q1/0072—Connecting non-slidable parts of machine tools to each other using a clamping opening for receiving an insertion bolt or nipple
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Jigs For Machine Tools (AREA)
- Actuator (AREA)
- Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 工作台等への組込みに適している締め付け装
置において、密封上の問題が生じることなく工作台に簡
単に取り付けることができ、保守が簡単であるように構
成された前記締め付け装置を提供する。 【解決手段】 ピストン(6)は、一体に形成されたブ
シュ(3)内で移動可能に案内され、ブシュ(3)とと
もに圧力室(5)を形成している。カバー(9)は一方
でブシュ(3)に、他方で工作台(2)に調心して配置
され且つ固定され、または固定可能である。
置において、密封上の問題が生じることなく工作台に簡
単に取り付けることができ、保守が簡単であるように構
成された前記締め付け装置を提供する。 【解決手段】 ピストン(6)は、一体に形成されたブ
シュ(3)内で移動可能に案内され、ブシュ(3)とと
もに圧力室(5)を形成している。カバー(9)は一方
でブシュ(3)に、他方で工作台(2)に調心して配置
され且つ固定され、または固定可能である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、引き込みボルトを
工作台、基板等に固定するための締め付け装置であっ
て、工作台の凹部に軸線方向に移動可能に配置され、液
圧操作可能なピストンと、凹部を閉鎖するために工作台
に固定可能なカバーとを備え、ピストンおよび/または
カバーが受容部を形成し、この受容部に引き込みボルト
をカバーを通じて挿着することができ、且つ前記受容部
内に、ピストンの移動により操作可能な締め付け機構を
用いて引き込みボルトを固定可能である前記締め付け装
置に関するものである。
工作台、基板等に固定するための締め付け装置であっ
て、工作台の凹部に軸線方向に移動可能に配置され、液
圧操作可能なピストンと、凹部を閉鎖するために工作台
に固定可能なカバーとを備え、ピストンおよび/または
カバーが受容部を形成し、この受容部に引き込みボルト
をカバーを通じて挿着することができ、且つ前記受容部
内に、ピストンの移動により操作可能な締め付け機構を
用いて引き込みボルトを固定可能である前記締め付け装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】工作物の加工は非常に複雑なことが多々
あり、素材から完成部品を製造するには、種々の加工機
械で多くの切削工程および非切削工程を含むことがあ
る。この場合すべての製造過程で重要なことは、各工程
で工作物がそれぞれの工作機械において所定の位置を占
めることである。
あり、素材から完成部品を製造するには、種々の加工機
械で多くの切削工程および非切削工程を含むことがあ
る。この場合すべての製造過程で重要なことは、各工程
で工作物がそれぞれの工作機械において所定の位置を占
めることである。
【0003】この目的のため、実際には、加工すべき工
作物をまず支持パレット上に固定し、次に、支持パレッ
トの背面に設けられ調心要素として形成されている複数
本の引き込みボルトを介してユニット全体をそれぞれの
工作機械に締め付け固定し、締め付け固定に際して引き
込みボルトを、工作台に設けられている適当な高速締め
付けユニットに挿着するのが通常である。このように、
製造においては、高速締め付け装置の位置を工作機械の
固定パラメータと見なすことができるので、工作物をそ
の都度支持パレットに正確に位置決めするだけでよい。
その後の、工作物と支持パレットからなる前記ユニット
の工作機械への本来の締め付け固定およびリセットは、
非常に迅速に且つ支障なく行なうことができ、更なる位
置決めは必要ない。
作物をまず支持パレット上に固定し、次に、支持パレッ
トの背面に設けられ調心要素として形成されている複数
本の引き込みボルトを介してユニット全体をそれぞれの
工作機械に締め付け固定し、締め付け固定に際して引き
込みボルトを、工作台に設けられている適当な高速締め
付けユニットに挿着するのが通常である。このように、
製造においては、高速締め付け装置の位置を工作機械の
固定パラメータと見なすことができるので、工作物をそ
の都度支持パレットに正確に位置決めするだけでよい。
その後の、工作物と支持パレットからなる前記ユニット
の工作機械への本来の締め付け固定およびリセットは、
非常に迅速に且つ支障なく行なうことができ、更なる位
置決めは必要ない。
【0004】本発明が前提とする公知の機械的/液圧式
締め付け装置は、閉じたユニットを形成して工作台、基
板等の上に固定することができる上置き型シリンダとし
て形成されるか、或いは工作台、高速閉鎖板、ダイ等の
なかに埋設することができるいわゆる組み込み型シリン
ダとして形成されている。公知の組み込み型シリンダ
は、工作台の凹部または適当な基礎体に直接挿着され、
挿着後は組み込み型シリンダと工作台の凹部の間に圧力
室が形成される。この圧力室は、締め付け装置を解除す
るために液圧媒体で付勢可能である。
締め付け装置は、閉じたユニットを形成して工作台、基
板等の上に固定することができる上置き型シリンダとし
て形成されるか、或いは工作台、高速閉鎖板、ダイ等の
なかに埋設することができるいわゆる組み込み型シリン
ダとして形成されている。公知の組み込み型シリンダ
は、工作台の凹部または適当な基礎体に直接挿着され、
挿着後は組み込み型シリンダと工作台の凹部の間に圧力
室が形成される。この圧力室は、締め付け装置を解除す
るために液圧媒体で付勢可能である。
【0005】このような組み込み型シリンダは、工作台
が必要な鋳造品質を持っていないことが多く、したがっ
て受容部を必要な精度で製造できず、密封上の問題が生
じるので、しばしば問題になる。さらに、ブローホール
が形成されることにより、締め付け装置のピストンの寿
命または密封部の寿命が一部損なわれることがある。こ
のため、締め付け力が工作台、基礎体等に伝達されて、
これらを変形させる。
が必要な鋳造品質を持っていないことが多く、したがっ
て受容部を必要な精度で製造できず、密封上の問題が生
じるので、しばしば問題になる。さらに、ブローホール
が形成されることにより、締め付け装置のピストンの寿
命または密封部の寿命が一部損なわれることがある。こ
のため、締め付け力が工作台、基礎体等に伝達されて、
これらを変形させる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】したがって本発明の課
題は、工作台等への組込みに適している冒頭で述べた種
類の締め付け装置において、密封上の問題が生じること
なく工作台に簡単に取り付けることができ、保守が簡単
であるように構成された前記締め付け装置を提供するこ
とである。
題は、工作台等への組込みに適している冒頭で述べた種
類の締め付け装置において、密封上の問題が生じること
なく工作台に簡単に取り付けることができ、保守が簡単
であるように構成された前記締め付け装置を提供するこ
とである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この課題は、冒頭で述べ
た種類の締め付け装置において、ピストンが、一体に形
成されたブシュ内で移動可能に案内され、ブシュととも
に圧力室を形成していること、カバーが一方でブシュ
に、他方で工作台に調心して配置され且つ固定され、ま
たは固定可能であることにより解決される。
た種類の締め付け装置において、ピストンが、一体に形
成されたブシュ内で移動可能に案内され、ブシュととも
に圧力室を形成していること、カバーが一方でブシュ
に、他方で工作台に調心して配置され且つ固定され、ま
たは固定可能であることにより解決される。
【0008】本発明による締め付け装置は閉じたユニッ
トとして形成されているので、従来の技術で生じていた
ような密封上の問題が解消される。さらに本発明による
締め付け装置は規格化されたコンパクトな部品として形
成されているので、製造コストを低減させることができ
る。締め付け装置の位置決めはカバーを介して行なわれ
るので、工作台およびカバーで適当な調心を行なうだけ
でよく、その結果受容部の残りの領域での加工誤差はあ
まり問題にならない。受容部とブシュの間に環状隙間が
ある場合には、この隙間は下側から2つのOリングを用
いてオイルまたは空気に対し密封される。
トとして形成されているので、従来の技術で生じていた
ような密封上の問題が解消される。さらに本発明による
締め付け装置は規格化されたコンパクトな部品として形
成されているので、製造コストを低減させることができ
る。締め付け装置の位置決めはカバーを介して行なわれ
るので、工作台およびカバーで適当な調心を行なうだけ
でよく、その結果受容部の残りの領域での加工誤差はあ
まり問題にならない。受容部とブシュの間に環状隙間が
ある場合には、この隙間は下側から2つのOリングを用
いてオイルまたは空気に対し密封される。
【0009】さらに本発明による締め付け装置は、作動
中に工作台に変形が生じないという利点をもたらす。こ
れは、締め付け力または解除力が締め付け装置内部で完
全に吸収されるためである。他の点では、たとえば工作
台でのブローホールの形成は締め付け装置の機能にとっ
て問題にならないので、締め付け装置の寿命が著しく向
上する。
中に工作台に変形が生じないという利点をもたらす。こ
れは、締め付け力または解除力が締め付け装置内部で完
全に吸収されるためである。他の点では、たとえば工作
台でのブローホールの形成は締め付け装置の機能にとっ
て問題にならないので、締め付け装置の寿命が著しく向
上する。
【0010】工作台およびブシュにおけるカバーの調心
は、種々の態様で行なうことができる。ブシュに係合す
る調心延設部をカバーに設けるのが有利であることが明
らかになった。この場合、カバーとブシュの間にパッキ
ンエレメントが配置されているのが合目的である。工作
台でカバーを調心するため、カバーの外縁は、工作台に
設けられる窪みとともに嵌合部を形成する調心縁として
形成されていてよい。この場合カバーは少なくとも一部
が、しかし特に完全に工作台のなかへ埋設可能であり、
その結果カバーは工作台の表面と面一になる。締め付け
装置への液圧媒体の供給、および場合によっては空気の
供給は、ブシュの底部領域で行なうのが合目的である。
なぜなら、ブシュの底部領域ではブシュと受容部との間
の密封を極めて簡単に行なえるからである。
は、種々の態様で行なうことができる。ブシュに係合す
る調心延設部をカバーに設けるのが有利であることが明
らかになった。この場合、カバーとブシュの間にパッキ
ンエレメントが配置されているのが合目的である。工作
台でカバーを調心するため、カバーの外縁は、工作台に
設けられる窪みとともに嵌合部を形成する調心縁として
形成されていてよい。この場合カバーは少なくとも一部
が、しかし特に完全に工作台のなかへ埋設可能であり、
その結果カバーは工作台の表面と面一になる。締め付け
装置への液圧媒体の供給、および場合によっては空気の
供給は、ブシュの底部領域で行なうのが合目的である。
なぜなら、ブシュの底部領域ではブシュと受容部との間
の密封を極めて簡単に行なえるからである。
【0011】本発明の他の有利な構成に関しては、従属
項および添付の図面を用いた以下の実施の形態の説明を
指摘しておく。
項および添付の図面を用いた以下の実施の形態の説明を
指摘しておく。
【0012】
【発明の実施の形態】図面において、唯一の図は、引き
込みボルトを挿着し締め付け固定した本発明による締め
付け装置の実施の形態を縦断面図で示したものである。
込みボルトを挿着し締め付け固定した本発明による締め
付け装置の実施の形態を縦断面図で示したものである。
【0013】工作台2、基板等に取り付けることができ
る締め付け装置1には、筒体として形成されたブシュ3
が設けられている。ブシュ3は上端が開口しており、工
作台2の凹部2aに挿着されている。ブシュ3の筒穴4
にはピストン6が軸線方向に移動可能に挿着され、圧力
室5を形成している。この場合、筒穴4とピストン6の
間の環状隙間はOリング7により密封されている。筒穴
4の底部には、ブシュ3に形成された液圧媒体管路8が
開口している。液圧媒体管路8により圧力室5に、工作
台2に設けた供給管を介して、たとえばオイルのような
液圧媒体を供給することができる。ブシュ3の底部と凹
部2aの底部の間には、オイルの漏れを防止するパッキ
ンエレメント25が設けられている。
る締め付け装置1には、筒体として形成されたブシュ3
が設けられている。ブシュ3は上端が開口しており、工
作台2の凹部2aに挿着されている。ブシュ3の筒穴4
にはピストン6が軸線方向に移動可能に挿着され、圧力
室5を形成している。この場合、筒穴4とピストン6の
間の環状隙間はOリング7により密封されている。筒穴
4の底部には、ブシュ3に形成された液圧媒体管路8が
開口している。液圧媒体管路8により圧力室5に、工作
台2に設けた供給管を介して、たとえばオイルのような
液圧媒体を供給することができる。ブシュ3の底部と凹
部2aの底部の間には、オイルの漏れを防止するパッキ
ンエレメント25が設けられている。
【0014】ブシュ3の開口上面はカバー9によって閉
鎖されている。カバー9はブシュ3にねじ止めされ、調
心して保持されている。このためカバー9は、ブシュ側
に、該ブシュ3の内径に適合する大きさの調心延設部9
aを有している。
鎖されている。カバー9はブシュ3にねじ止めされ、調
心して保持されている。このためカバー9は、ブシュ側
に、該ブシュ3の内径に適合する大きさの調心延設部9
aを有している。
【0015】工作台2への締め付け装置1の固定も、工
作台2にねじ止めされているカバー9を介して行なう。
この場合カバー9は、図でよくわかるように、工作台の
表面とほぼ面一になるように工作台2の窪み2bに係合
する。窪み2bでカバー9は調心して保持され、このた
めカバー9の外縁は、窪み2bとともに嵌合部を形成す
る調心縁として形成されている。深さの点でもカバー9
と窪み2bには公差がある。窪み2bと凹部2aは一定
の大きさの径を有していてもよく、これにより、筒体を
鋳込みによってより正確な穿孔寸法精度にもたらすこと
が可能である。
作台2にねじ止めされているカバー9を介して行なう。
この場合カバー9は、図でよくわかるように、工作台の
表面とほぼ面一になるように工作台2の窪み2bに係合
する。窪み2bでカバー9は調心して保持され、このた
めカバー9の外縁は、窪み2bとともに嵌合部を形成す
る調心縁として形成されている。深さの点でもカバー9
と窪み2bには公差がある。窪み2bと凹部2aは一定
の大きさの径を有していてもよく、これにより、筒体を
鋳込みによってより正確な穿孔寸法精度にもたらすこと
が可能である。
【0016】上記の実施の形態の代わりに、カバー9を
他の態様で工作台2に調心してもよい。この場合、カバ
ー9と工作台2の間の隙間に2成分プラスチック材が鋳
込まれる。
他の態様で工作台2に調心してもよい。この場合、カバ
ー9と工作台2の間の隙間に2成分プラスチック材が鋳
込まれる。
【0017】カバー9とピストン6の間には、ピストン
6を筒穴4の方向へ下方へ付勢する板ばねユニット10
が配置されている。
6を筒穴4の方向へ下方へ付勢する板ばねユニット10
が配置されている。
【0018】ピストン6の、圧力室5とは逆の側の上面
には、引き込みボルト12のための受容部11を形成す
る袋穴が設けられている。引き込みボルト12は、カバ
ー9に設けた貫通穴13を通って受容部11に挿着され
ている。この挿着過程を容易にし案内するため、貫通穴
13にはスリーブ状の案内要素14が設けられ、そして
締め付け装置1内での引き込みボルト12の位置決めを
正確にするため、この案内要素14は貫通穴13の上部
領域において引き込みボルト12のフランジ12aに適
合する大きさである。
には、引き込みボルト12のための受容部11を形成す
る袋穴が設けられている。引き込みボルト12は、カバ
ー9に設けた貫通穴13を通って受容部11に挿着され
ている。この挿着過程を容易にし案内するため、貫通穴
13にはスリーブ状の案内要素14が設けられ、そして
締め付け装置1内での引き込みボルト12の位置決めを
正確にするため、この案内要素14は貫通穴13の上部
領域において引き込みボルト12のフランジ12aに適
合する大きさである。
【0019】引き込みボルト12を受容部11に固定す
るため、締め付け機構が設けられている。この締め付け
機構は、公知の態様で、受容部11に挿着されるボール
リテーナー15を有している。ボールリテーナー15内
には複数個のボール16が半径方向に移動可能に保持さ
れており、これらのボール16は、ピストンの位置に応
じて、受容部11の壁に設けた溝17のなかに外側へ待
避することができ、その結果引き込みボルト12はボー
ルリテーナー15に挿着したり、これから取り出すこと
ができ、または図面に図示されているように、受容部1
1の壁によってこのような退避を阻止して、引き込みボ
ルト12の適当な対向面との係合により保持される。
るため、締め付け機構が設けられている。この締め付け
機構は、公知の態様で、受容部11に挿着されるボール
リテーナー15を有している。ボールリテーナー15内
には複数個のボール16が半径方向に移動可能に保持さ
れており、これらのボール16は、ピストンの位置に応
じて、受容部11の壁に設けた溝17のなかに外側へ待
避することができ、その結果引き込みボルト12はボー
ルリテーナー15に挿着したり、これから取り出すこと
ができ、または図面に図示されているように、受容部1
1の壁によってこのような退避を阻止して、引き込みボ
ルト12の適当な対向面との係合により保持される。
【0020】図面において図1は締め付け装置1をその
締め付け位置で図示したものであり、この締め付け位置
で圧力室5は無圧で、ピストン6は板ばねユニット10
により下方へ押されるので、溝17の上部傾斜面18は
ボール16を引き込みボルト12と係合させて保持す
る。いま、圧力室5が液圧媒体管路8を介して圧力媒体
で付勢されると、ピストン6は板ばねユニット10の復
帰力に抗して上方へ押され、溝17がボール16に半径
方向外側へ退避する空間を提供するような位置を占める
ので、引き込みボルト12を締め付け装置1から取り出
し、或いは再び締め付け装置1に挿着することができ
る。この場合のピストン6のストロークは、引き込みボ
ルト12を受容部11の底部により上方へ押して、引き
込みボルト12の除去を容易にするように選定されてい
る。
締め付け位置で図示したものであり、この締め付け位置
で圧力室5は無圧で、ピストン6は板ばねユニット10
により下方へ押されるので、溝17の上部傾斜面18は
ボール16を引き込みボルト12と係合させて保持す
る。いま、圧力室5が液圧媒体管路8を介して圧力媒体
で付勢されると、ピストン6は板ばねユニット10の復
帰力に抗して上方へ押され、溝17がボール16に半径
方向外側へ退避する空間を提供するような位置を占める
ので、引き込みボルト12を締め付け装置1から取り出
し、或いは再び締め付け装置1に挿着することができ
る。この場合のピストン6のストロークは、引き込みボ
ルト12を受容部11の底部により上方へ押して、引き
込みボルト12の除去を容易にするように選定されてい
る。
【0021】ピストン6は、その圧力室側の端面に延設
部19を有している。延設部19は、筒穴4の底部に形
成された凹部20に移動可能に案内され、且つ凹部20
に対して密封されている。凹部20は管路部分21を有
している。管路部分21は延設部19に設けられ、凹部
20を引き込みボルト12のための受容部11の底部と
結合させ、ノズル状に形成されており、工作台2内に延
在している管路部分22とともに吸気管路23を形成し
ている。吸気管路23は、図示していない圧縮空気源に
接続されている。この吸気管路23により、引き込みボ
ルト12を締め付け装置1に挿着する際、または引き込
みボルト12を取り出す際に、圧縮空気が受容部11に
吹き込まれて、受容部11およびボールリテーナー並び
に引き込みボルト12における切屑或いはその他の不純
物を特に嵌合面および締め付け機構の領域において排除
する。これにより、汚染によるシステムの精度阻害を確
実に回避することができる。
部19を有している。延設部19は、筒穴4の底部に形
成された凹部20に移動可能に案内され、且つ凹部20
に対して密封されている。凹部20は管路部分21を有
している。管路部分21は延設部19に設けられ、凹部
20を引き込みボルト12のための受容部11の底部と
結合させ、ノズル状に形成されており、工作台2内に延
在している管路部分22とともに吸気管路23を形成し
ている。吸気管路23は、図示していない圧縮空気源に
接続されている。この吸気管路23により、引き込みボ
ルト12を締め付け装置1に挿着する際、または引き込
みボルト12を取り出す際に、圧縮空気が受容部11に
吹き込まれて、受容部11およびボールリテーナー並び
に引き込みボルト12における切屑或いはその他の不純
物を特に嵌合面および締め付け機構の領域において排除
する。これにより、汚染によるシステムの精度阻害を確
実に回避することができる。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、工作台等への組込みに
適している締め付け装置において、密封上の問題が生じ
ることなく工作台に簡単に取り付けることができ、保守
が簡単であるように構成された前記締め付け装置を提供
する。
適している締め付け装置において、密封上の問題が生じ
ることなく工作台に簡単に取り付けることができ、保守
が簡単であるように構成された前記締め付け装置を提供
する。
【図1】引き込みボルトを挿着し締め付け固定した本発
明による締め付け装置の実施の形態の縦断面図である。
明による締め付け装置の実施の形態の縦断面図である。
1 締め付け装置 2 工作台 2a 凹部 2b 窪み 3 ブシュ 4 筒穴 5 圧力室 6 ピストン 7 Oリング 8 液圧媒体管路 9 カバー 10 板ばねユニット 11 受容部 12 引き込みボルト 12a フランジ 13 貫通穴 14 案内要素 15 ボールリテーナー 16 ボール 17 溝 18 上部傾斜面 19 延設部 20 凹部 21 管路部分 22 管路部分 23 吸気管路 25 パッキンエレメント
Claims (8)
- 【請求項1】 引き込みボルト(12)を工作台
(2)、基板等に固定するための締め付け装置であっ
て、工作台(2)の凹部(2a)に軸線方向に移動可能
に配置され、液圧操作可能なピストン(6)と、凹部
(2a)を閉鎖するために工作台(2)に固定可能なカ
バー(9)とを備え、ピストン(6)および/またはカ
バー(9)が受容部(11)を形成し、この受容部(1
1)に引き込みボルト(12)をカバー(9)を通じて
挿着することができ、且つ前記受容部(11)内に、ピ
ストン(6)の移動により操作可能な締め付け機構を用
いて引き込みボルト(12)を固定可能である前記締め
付け装置において、ピストン(6)が、一体に形成され
たブシュ(3)内で移動可能に案内され、ブシュ(3)
とともに圧力室(5)を形成していること、カバー
(9)が一方でブシュ(3)に、他方で工作台(2)に
調心して配置され且つ固定され、または固定可能である
ことを特徴とする締め付け装置。 - 【請求項2】 カバー(9)が、ブシュ(3)に係合し
ている調心延設部(9a)を有していることを特徴とす
る、請求項1に記載の締め付け装置。 - 【請求項3】 カバー(9)とブシュ(3)の間にパッ
キンエレメント(25)が配置されていることを特徴と
する、請求項1または2に記載の締め付け装置。 - 【請求項4】 カバー(9)の外縁が、工作台(2)に
設けられている窪み(2b)とともに嵌合部を形成する
調心縁を形成していることを特徴とする、請求項1〜3
のいずれか1つに記載の締め付け装置。 - 【請求項5】 カバー(9)が工作台(2)に螺着可能
であることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1つ
に記載の締め付け装置。 - 【請求項6】 カバー(9)がブシュ(3)に螺着可能
であることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1つ
に記載の締め付け装置。 - 【請求項7】 カバー(9)が少なくとも部分的に工作
台(2)内へ埋設可能であることを特徴とする、請求項
1〜6のいずれか1つに記載の締め付け装置。 - 【請求項8】 カバー(9)が完全に工作台(2)内へ
埋設可能であり、その結果カバー(9)が工作台表面と
面一になることを特徴とする、請求項7に記載の締め付
け装置。
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